JP7290453B2 - 端子の締結補助具 - Google Patents
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Description
(1) 電線の先端に取り付けられた端子を固定対象部材にボルト締め固定する際に用いられる端子の締結補助具であって、
前記端子の挿入方向において前側に設けられた締結補助部と、後側に設けられた端子挿入部と、を備え、
前記締結補助部は、上壁、下壁、前壁および側壁により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁により区画して形成された複数の締結用空間を有し、
各前記締結用空間の上壁には、前記締結用空間でのボルト締め作業を可能にする作業窓が形成され、
各前記締結用空間の下壁には、ボルト締め固定された際に前記固定対象部材に向け開口する装着孔が形成され、
前記端子挿入部は、上壁、下壁および側壁により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁により、前記複数の締結用空間と対応するよう区画して形成された複数の端子挿入空間を有し、
各前記端子挿入空間は、後端が端子挿入口として外部に向け開口し、
前記締結用空間と前記端子挿入空間との境界には、該両空間を連通するように設けられ、前記端子挿入空間から前記締結用空間に前記端子の電気接続部が挿入される際に前記電気接続部の挿入姿勢と挿入位置を規制する規制孔が設けられ、
前記端子挿入空間の周壁が、前記端子挿入空間から前記規制孔へ向けて通路を先窄まり形状とし、前記端子挿入空間から前記締結用空間に挿入される前記端子の電気接続部を前記規制孔に向けて誘導するガイド壁を有し、
前記端子挿入空間を画成する前記仕切側壁又は前記側壁の前記規制孔に隣接する前記挿入方向の前側端部は、前記ガイド壁を構成し、
前記複数の締結用空間を画成する前記上壁である前部上壁と、前記複数の端子挿入空間を画成する前記上壁のうち前記ガイド壁より後側に位置する後部上壁とは、前記複数の端子挿入空間を画成する前記上壁のうち前方に下り傾斜して前記ガイド壁を構成する中間部上壁によって、連結されている、
ことを特徴とする端子の締結補助具。
ことを特徴とする上記(1)に記載の端子の締結補助具。
図6および図7に示すように、ボルト締め端子(単に「端子」ともいう)50は、前部に、固定対象部材40にボルト締め固定するための板状の電気接続部51を有すると共に、後部に、電線接続部52を有している。この端子50は、電線接続部52を加締めることで、電線Wの先端に取り付けられている。電気接続部51と電線接続部52とは連続しており、一枚の金属板をプレス成形することで形成されている。電気接続部51は、矩形板の前端縁を円弧状に形成したものであり、この電気接続部51の中央には、板厚方向に貫通され前後方向に長い長円状のボルト通し孔53が形成されている。
この締結補助具10は、絶縁材料であるプラスチックにより形成され、ブロック状の単品成形品として構成されている。締結補助具10の後部(端子が挿入される方向において後側)には端子挿入部10Aが設けられ、その前部(端子が挿入される方向において前側)には締結補助部10Bが設けられている。
[1] 電線(W)の先端に取り付けられた端子(ボルト締め端子50)を固定対象部材(40)にボルト締め固定する際に用いられる端子の締結補助具(10)であって、
前記端子の挿入方向において前側に設けられた締結補助部(10B)と、後側に設けられた端子挿入部(10A)と、を備え、
前記締結補助部(10B)は、上壁(前部上壁11c)、下壁(前部下壁12c)、前壁(22)および側壁(左右外側壁13a)により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁(13b)により区画して形成された複数の締結用空間(18)を有し、
各前記締結用空間(18)の上壁(前部上壁11c)には、前記締結用空間(18)でのボルト締め作業を可能にする作業窓(24)が形成され、
各前記締結用空間(18)の下壁(前部下壁12c)には、ボルト締め固定された際に前記固定対象部材(40)に向け開口する装着孔(25)が形成され、
前記端子挿入部(10A)は、上壁(後部上壁11a、中間部上壁11b)、下壁(後部下壁12a、中間部下壁12b)および側壁(左右外側壁13a)により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁(13b)により、前記複数の締結用空間(18)と対応するよう区画して形成された複数の端子挿入空間(15)を有し、
各前記端子挿入空間(15)は、後端が端子挿入口(15a)として外部に向け開口し、
前記締結用空間(18)と前記端子挿入空間(15)との境界には、該両空間(18、15)を連通するように設けられ、前記端子挿入空間(15)から前記締結用空間(18)に前記端子の電気接続部が挿入される際に前記電気接続部の挿入姿勢と挿入位置を規制する規制孔(17)が設けられた、
ことを特徴とする端子の締結補助具(10)。
ことを特徴とする上記[1]に記載の端子の締結補助具(10)。
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の端子の締結補助具(10)。
11 上壁
11a 後部上壁
11b 中間部上壁
11c 前部上壁
12 下壁
12a 後部下壁
12b 中間部下壁
12c 前部下壁
13 側壁
13a 左右外側壁
13b 仕切側壁
15 端子挿入空間
15a 端子挿入口
16a~16d ガイド壁
17 規制孔
18 締結用空間
22 前壁
23 挿入用スリット
24 作業窓
25 装着孔
40 固定対象部材
45 別端子の板状の電気接続部
46 ボルト通し孔
50 ボルト締め端子
51 電気接続部
52 電線接続部
53 ボルト通し孔
61 ボルト
62 ナット
W 電線
Claims (2)
- 電線の先端に取り付けられた端子を固定対象部材にボルト締め固定する際に用いられる端子の締結補助具であって、
前記端子の挿入方向において前側に設けられた締結補助部と、後側に設けられた端子挿入部と、を備え、
前記締結補助部は、上壁、下壁、前壁および側壁により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁により区画して形成された複数の締結用空間を有し、
各前記締結用空間の上壁には、前記締結用空間でのボルト締め作業を可能にする作業窓が形成され、
各前記締結用空間の下壁には、ボルト締め固定された際に前記固定対象部材に向け開口する装着孔が形成され、
前記端子挿入部は、上壁、下壁および側壁により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁により、前記複数の締結用空間と対応するよう区画して形成された複数の端子挿入空間を有し、
各前記端子挿入空間は、後端が端子挿入口として外部に向け開口し、
前記締結用空間と前記端子挿入空間との境界には、該両空間を連通するように設けられ、前記端子挿入空間から前記締結用空間に前記端子の電気接続部が挿入される際に前記電気接続部の挿入姿勢と挿入位置を規制する規制孔が設けられ、
前記端子挿入空間の周壁が、前記端子挿入空間から前記規制孔へ向けて通路を先窄まり形状とし、前記端子挿入空間から前記締結用空間に挿入される前記端子の電気接続部を前記規制孔に向けて誘導するガイド壁を有し、
前記端子挿入空間を画成する前記仕切側壁又は前記側壁の前記規制孔に隣接する前記挿入方向の前側端部は、前記ガイド壁を構成し、
前記複数の締結用空間を画成する前記上壁である前部上壁と、前記複数の端子挿入空間を画成する前記上壁のうち前記ガイド壁より後側に位置する後部上壁とは、前記複数の端子挿入空間を画成する前記上壁のうち前方に下り傾斜して前記ガイド壁を構成する中間部上壁によって、連結されている、
ことを特徴とする端子の締結補助具。 - 前記締結用空間を画成する前壁に、前記端子の電気接続部と重ねて締結される別端子の電気接続部を挿入するスリットが設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の端子の締結補助具。
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