JP2020177759A - 端子の締結補助具 - Google Patents

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【課題】複数の端子を個別に絶縁を確保しながら容易に固定対象部材にボルト締め固定する。【解決手段】締結補助部10Bに設けられた複数の締結用空間18と、端子挿入部10Aに設けられた複数の端子挿入空間15と、締結用空間18の前部上壁11cに設けられた作業窓24と、締結用空間18の前部下壁12cに設けられた固定対象部材40への装着孔25と、締結用空間と端子挿入空間との境界に設けられ、端子挿入空間から締結用空間にボルト締め端子50の板状の電気接続部51が挿入される際に電気接続部の挿入姿勢と挿入位置を規制する規制孔17と、規制孔の手前のガイド壁16a〜16dと、を具備する。【選択図】図8

Description

本発明は、柔軟性の小さい太物電線の先端に取り付けられたボルト締め端子を固定対象部材にボルト締め固定する際に好適に用いられる端子の締結補助具に関する。
電線の先端に取り付けられるボルト締め端子は、電線の端末に装着される電線接続部と、電線接続部の前方に一体に形成される板状の電気接続部を有し、電気接続部の中央にボルト締めのためのボルト通し孔を有している。この種の端子を固定対象部材にボルト締めする際には、固定対象部材の締結面に対して板状の電気接続部を載置し、その状態でボルトを電気接続部のボルト通し孔に通して、端子の電気接続部を固定対象部材にボルト締め固定している。
ところで、端子のボルト通し孔の位置がボルトに対してずれていたり、端子の板状の電気接続部が固定対象部材の締結面に対して傾いていたりすると、端子の位置や姿勢を直しながら締結作業を行わなければならない。特に柔軟性の小さい太物電線の先端に取り付けられた端子の場合、位置や姿勢を直すためにある程度の力が必要となるため、ボルト締め作業がやりにくく時間がかかるという問題が生じる。
一方、特許文献1には、複数の端子を重ねて1本のボルトで固定対象部材に締結するための積層連結具が開示されている。この積層連結具は、複数の端子を積層状態でボルト締めする場合に用いられるもので、各端子を適正に位置決めすることができる。
特開2017−27807号公報
しかし、特許文献1に記載の積層連結具は、複数の端子を個別に絶縁を確保しながらボルト締めする場合には使えない。また、複数の部品を使用するため、構造が複雑になり取り扱い性が悪いという問題もある。また、複数の端子の組み付け方向が互いに異なっているため、例えば三相電力用の3本の太物電線の端子に使用することは難しい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、1つの部品でありながら、複数の端子を個別に絶縁を確保しながら容易に固定対象部材にボルト締め固定することのできる端子の締結補助具を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る端子の締結補助具は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 電線の先端に取り付けられた端子を固定対象部材にボルト締め固定する際に用いられる端子の締結補助具であって、
前記端子の挿入方向において前側に設けられた締結補助部と、後側に設けられた端子挿入部と、を備え、
前記締結補助部は、上壁、下壁、前壁および側壁により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁により区画して形成された複数の締結用空間を有し、
各前記締結用空間の上壁には、前記締結用空間でのボルト締め作業を可能にする作業窓が形成され、
各前記締結用空間の下壁には、ボルト締め固定された際に前記固定対象部材に向け開口する装着孔が形成され、
前記端子挿入部は、上壁、下壁および側壁により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁により、前記複数の締結用空間と対応するよう区画して形成された複数の端子挿入空間を有し、
各前記端子挿入空間は、後端が端子挿入口として外部に向け開口し、
前記締結用空間と前記端子挿入空間との境界には、該両空間を連通するように設けられ、前記端子挿入空間から前記締結用空間に前記端子の電気接続部が挿入される際に前記電気接続部の挿入姿勢と挿入位置を規制する規制孔が設けられた、
ことを特徴とする端子の締結補助具。
(2) 前記端子挿入空間の周壁が、前記端子挿入空間から前記規制孔へ向けて通路を先窄まり形状とし、前記端子挿入空間から前記締結用空間に挿入される前記端子の電気接続部を前記規制孔に向けて誘導するガイド壁を有する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の端子の締結補助具。
(3) 前記締結用空間を画成する前壁に、前記端子の電気接続部と重ねて締結される別端子の電気接続部を挿入するスリットが設けられている、
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の端子の締結補助具。
上記(1)の構成のボルト締め端子の締結補助具によれば、内部を壁で仕切って互いに独立させた、複数の締結用空間および端子挿入空間を並べて配置している。したがって、複数の端子を互いに絶縁を確保しながら固定対象部材にボルト締め固定することができる。つまり、単品の締結補助具により、端子間ショート防止のための空間距離および沿面距離を確保することができる。また、端子挿入空間から締結用空間に端子の電気接続部を挿入するときに、端子挿入空間と締結用空間の境界の規制孔を通過させることで、板状の電気接続部の姿勢や位置を適正に規制することができる。したがって、太物電線の先端に取り付けた端子であっても、各端子を本締結補助具に挿入するだけで、各端子を適正な姿勢や位置を保ちながら容易に固定対象部材にボルト締め固定することができる。また、1つの部品で、複数本の太物電線の端子をまとめて同じ向きに保持することができるので、並列方向にコンパクトに端子を収容することができると共に取り扱いが容易である。また、端子の締結時に、1つの端子を固定対象部材に仮締めするだけで、その他の端子の締結位置を合わせることができるので、一層の作業の容易化が図れる。なお、本締結補助具は、予め車体等の固定対象部材に装着孔を用いて固定し、その固定した締結補助具に電線の先端に取り付けた端子を1つずつ挿入して各端子をボルト締めしてもよいし、予め端子を挿入した状態の締結補助具を車体などの固定対象部材に装着孔を用いて装着し各端子をボルト締めしてもよい。
上記(2)の構成の端子の締結補助具によれば、規制孔の手前にガイド壁があることにより、各端子の電気接続部をスムーズに規制孔に挿入することができ、作業の容易化が図れる。
上記(3)の構成の端子の締結補助具によれば、固定対象部材に端子をボルト締めする際に、別端子も、同時にかつ容易に締結することができる。
本発明によれば、1つの部品でありながら、例えば柔軟性の小さい太物電線の先端に取り付けた端子であっても、複数の端子を個別に絶縁を確保しながら容易に固定対象部材にボルト締め固定することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態の締結補助具を後方から見た斜視図である。 図2は、締結補助具の平面図であり、図1のA矢視図である。 図3は、締結補助具の後面図であり、図2のB矢視図である。 図4は、締結補助具の断面図であり、図1のC−C矢視断面図である。 図5は、締結補助具の断面図であり、図4のD−D矢視断面図である。 図6は、予め固定対象部材に装着した締結補助具に対して、後方から端子を挿入しようとしている状態を示す断面図である。 図7は、予め固定対象部材に装着した締結補助具に対して、後方から端子を挿入しようとしている状態を一部断面で示す平面図である。 図8は、締結補助具を利用して固定対象部材に端子をボルト締め固定した状態を示す断面図である。 図9は、締結補助具を利用して固定対象部材に端子をボルト締め固定した状態を示す平面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本発明の実施形態の締結補助具を後方から見た斜視図、図2は、図1のA矢視図、図3は、図2のB矢視図、図4は、図1のC−C矢視断面図、図5は、図4のD−D矢視断面図である。また、図6は、予め固定対象部材に装着した締結補助具に対して後方から端子を挿入しようとしている状態を示す断面図、図7は、同状態を一部断面で示す平面図である。
本実施形態のボルト締め端子の締結補助具10は、図6に示すように、電線(例えば太物電線)Wの先端に取り付けられたボルト締め端子50を固定対象部材40にボルト締め固定する際に用いられる補助具(治具)である。
まず、本実施形態で使用されるボルト締め端子50について説明する。
図6および図7に示すように、ボルト締め端子(単に「端子」ともいう)50は、前部に、固定対象部材40にボルト締め固定するための板状の電気接続部51を有すると共に、後部に、電線接続部52を有している。この端子50は、電線接続部52を加締めることで、電線Wの先端に取り付けられている。電気接続部51と電線接続部52とは連続しており、一枚の金属板をプレス成形することで形成されている。電気接続部51は、矩形板の前端縁を円弧状に形成したものであり、この電気接続部51の中央には、板厚方向に貫通され前後方向に長い長円状のボルト通し孔53が形成されている。
次に、本実施形態の締結補助具10について、図1〜図7を参照して説明する。
この締結補助具10は、絶縁材料であるプラスチックにより形成され、ブロック状の単品成形品として構成されている。締結補助具10の後部(端子が挿入される方向において後側)には端子挿入部10Aが設けられ、その前部(端子が挿入される方向において前側)には締結補助部10Bが設けられている。
締結補助部10Bには、周囲を壁で囲まれ、互いに独立し、左右方向に並んだ複数の締結用空間18が設けられている。また、端子挿入部10Aには、周囲を壁で囲まれ、後端が端子挿入口15aとして外部に向け開口し、互いに独立し、それぞれ締結用空間18に対応して左右方向に並んだ複数の端子挿入空間15が設けられている。
これらの締結用空間18や端子挿入空間15は、締結補助具10を構成する上壁11、下壁12、側壁13、前壁22によって画成されている。ここで、上壁11は、後部上壁11aと、前方に下り傾斜した中間部上壁11bと、前部上壁11cと、からなる。また、下壁12は、後部上壁11aに対向する後部下壁12aと、中間部上壁11bに対向する中間部下壁12bと、前部上壁11cに対向する前部下壁12cと、からなる。上壁11には、傾斜した中間部上壁11bがあるが、下壁12(後部下壁12a、中間部下壁12b、前部下壁12c)は、全面が同一平面状に形成されている。
したがって、端子挿入部10Aの各端子挿入空間15は、後部上壁11aおよび中間部上壁11bと、後部下壁12aおよび中間部下壁12bと、左右外側壁13aおよび仕切側壁13bと、でそれぞれ画成されている。なお、各端子挿入空間15は、後端の端子挿入口15aから見ると、それぞれが四角い部屋として構成されている。
また、締結補助部10Bの締結用空間18は、前部上壁11cと、前部下壁12cと、左右外側壁13aおよび仕切側壁13bと、前壁22と、でそれぞれ画成されている。各締結用空間18は、上から見ると、四角い部屋として構成されている。
締結補助部10Bの締結用空間18を画成する前部上壁11cには、それぞれ締結用空間18でのボルト締め作業を可能にする四角い作業窓24が設けられている。また、締結補助部10Bの締結用空間18を画成する前部下壁12cには、固定対象部材40に装着される装着孔25が設けられている。また、締結用空間18を画成する前壁22には、ボルト締め端子50の板状の電気接続部51と重ねて締結される別端子の板状の電気接続部45の挿入用スリット23が設けられている。
締結用空間18と端子挿入空間15との境界には、該両空間18、15を連通するように規制孔17が設けられている。規制孔17は、端子挿入空間15から締結用空間18にボルト締め端子50の板状の電気接続部51が挿入される際に電気接続部51の挿入姿勢と挿入位置を規制する役目を果たす部分である。規制孔17は、前後方向から見て、電気接続部51の断面サイズに応じた大きさの矩形孔として形成されることにより、電気接続部51の挿入姿勢と挿入位置を規制するようになっている。
また、規制孔17の手前の端子挿入空間15の周壁(中間部上壁11b、中間部下壁12b、左右外側壁13aおよび仕切側壁13b)には、端子挿入空間15から規制孔17へ向けての通路を先窄まり形状とするガイド壁16a、16b、16c、16dが設けられている。ガイド壁16a〜16dは、端子挿入空間15から締結用空間18に挿入されるボルト締め端子50の板状の電気接続部51を規制孔17に向けてスムーズに誘導するようになっている。
規制孔17は、前壁22に設けた挿入用スリット23よりも高い位置、すなわち前部下壁12cよりも前部上壁11cに近い位置にあり、規制孔17から挿入されたボルト締め端子50の電気接続部51が、挿入用スリット23から挿入された別端子の電気接続部45の上面に重なるようになっている。
次に、この締結補助具10を使用して電線Wの先端に取り付けたボルト締め端子50を固定対象部材40に締結する際の作用を説明する。
まず、図6および図7に示すように、固定対象部材(車体など)40に締結補助具10の装着孔25を装着する。その状態(または、その状態とする前でも可)で、別端子の電気接続部45を締結補助具10の前壁22の挿入用スリット23から挿入して、電気接続部45のボルト通し孔46を固定対象部材40の締結位置に位置決めする。
次に、後方の端子挿入口15aから、電線Wの先端に取り付けたボルト締め端子50の電気接続部51を端子挿入空間15に挿入し、規制孔17に向けて押し込む。すると、ガイド壁16a〜16dの作用により、電気接続部51の前端が規制孔17にスムーズに誘導され、規制孔17を通過することによって、電気接続部51の挿入位置や挿入姿勢が適正に規制される。そして、電気接続部51が締結用空間18の中に挿入された際に、固定対象部材40の締結位置に電気接続部51のボルト通し孔53が位置合わせされる。本実施形態では、締結用空間18に挿入されたボルト締め端子50の電気接続部51は、先に挿入されている別端子の電気接続部45の上に重なる。
この状態で、図8および図9に示すように、ボルト61を両電気接続部45、51に通し、ボルト61にナット62を螺合することで、ボルト締め端子50の電気接続部51を別端子の電気接続部45と共に固定対象部材40に締結することができる。
以上説明したように、本実施形態のボルト締め端子の締結補助具10によれば、1つのブロック状の本体に、壁(上壁11、下壁12、側壁13)で仕切って互いに独立させた、複数の締結用空間18および端子挿入空間15を左右方向に並べて配置している。したがって、複数の端子50を互いに絶縁を確保しながら固定対象部材40にボルト締め固定することができる。つまり、単品の締結補助具10により、端子間ショート防止のための空間距離および沿面距離を確保することができる。
また、端子挿入空間15から締結用空間18に端子50の電気接続部51を挿入するときに、端子挿入空間15と締結用空間18の境界の規制孔17を通過させることで、板状の電気接続部51の姿勢や位置を適正に規制することができる。そのため、柔軟性の小さい太物電線Wの先端に取り付けた端子50であっても、各端子50を本締結補助具10に挿入するだけで、各端子50を適正な姿勢や位置を保ちながら容易に固定対象部材40にボルト締め固定することができる。
また、規制孔17の手前にガイド壁16a〜16dがあることにより、各端子50の電気接続部51をスムーズに規制孔17に挿入することができ、作業の容易化が図れる。
また、1つの部品で、複数本の太物電線Wの端子50をまとめて同じ向きに保持することができるので、並列方向にコンパクトに端子50を収容することができると共に取り扱いが容易になる。
また、端子50の締結時には、1つの端子50を固定対象部材40に仮締めするだけで、その他の端子50の締結位置を合わせることができるので、一層の作業の容易化が図れる。
また、挿入用スリット23から別端子の電気接続部45を挿入することにより、固定対象部材40に端子50をボルト締めする際に、別端子も同時に、かつ容易に締結することができる。
なお、本締結補助具10は、上述したように、予め車体等の固定対象部材40に固定し、その固定した締結補助具10に電線Wの先端に取り付けた端子50を1つずつ挿入して各端子50をボルト締めしてもよいが、予め端子50を挿入した状態の締結補助具10を車体などの固定対象部材40に装着し、その上で各端子50を固定対象部材40にボルト締めしてもよい。
また、上記実施形態においては、別端子の電気接続部45を重ねて共締めするために挿入用スリット23が備わった締結補助具10について説明したが、別端子の電気接続部45を重ねて共締めする必要のない場合には、挿入用スリット23を省略することができる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るボルト締め端子の締結補助具の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 電線(W)の先端に取り付けられた端子(ボルト締め端子50)を固定対象部材(40)にボルト締め固定する際に用いられる端子の締結補助具(10)であって、
前記端子の挿入方向において前側に設けられた締結補助部(10B)と、後側に設けられた端子挿入部(10A)と、を備え、
前記締結補助部(10B)は、上壁(前部上壁11c)、下壁(前部下壁12c)、前壁(22)および側壁(左右外側壁13a)により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁(13b)により区画して形成された複数の締結用空間(18)を有し、
各前記締結用空間(18)の上壁(前部上壁11c)には、前記締結用空間(18)でのボルト締め作業を可能にする作業窓(24)が形成され、
各前記締結用空間(18)の下壁(前部下壁12c)には、ボルト締め固定された際に前記固定対象部材(40)に向け開口する装着孔(25)が形成され、
前記端子挿入部(10A)は、上壁(後部上壁11a、中間部上壁11b)、下壁(後部下壁12a、中間部下壁12b)および側壁(左右外側壁13a)により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁(13b)により、前記複数の締結用空間(18)と対応するよう区画して形成された複数の端子挿入空間(15)を有し、
各前記端子挿入空間(15)は、後端が端子挿入口(15a)として外部に向け開口し、
前記締結用空間(18)と前記端子挿入空間(15)との境界には、該両空間(18、15)を連通するように設けられ、前記端子挿入空間(15)から前記締結用空間(18)に前記端子の電気接続部が挿入される際に前記電気接続部の挿入姿勢と挿入位置を規制する規制孔(17)が設けられた、
ことを特徴とする端子の締結補助具(10)。
[2] 前記端子挿入空間(15)の周壁が、前記端子挿入空間(15)から前記規制孔(17)へ向けて通路を先窄まり形状とし、前記端子挿入空間(15)から前記締結用空間(18)に挿入される前記端子(ボルト締め端子50)の電気接続部(51)を前記規制孔(17)に向けて誘導するガイド壁(16a、16b、16c、16d)を有する、
ことを特徴とする上記[1]に記載の端子の締結補助具(10)。
[3] 前記締結用空間(18)を画成する前壁(22)に、前記端子(ボルト締め端子50)の電気接続部(51)と重ねて締結される別端子の電気接続部(45)を挿入するスリット(挿入用スリット23)が設けられている、
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の端子の締結補助具(10)。
10 締結補助具
11 上壁
11a 後部上壁
11b 中間部上壁
11c 前部上壁
12 下壁
12a 後部下壁
12b 中間部下壁
12c 前部下壁
13 側壁
13a 左右外側壁
13b 仕切側壁
15 端子挿入空間
15a 端子挿入口
16a〜16d ガイド壁
17 規制孔
18 締結用空間
22 前壁
23 挿入用スリット
24 作業窓
25 装着孔
40 固定対象部材
45 別端子の板状の電気接続部
46 ボルト通し孔
50 ボルト締め端子
51 電気接続部
52 電線接続部
53 ボルト通し孔
61 ボルト
62 ナット
W 電線

Claims (3)

  1. 電線の先端に取り付けられた端子を固定対象部材にボルト締め固定する際に用いられる端子の締結補助具であって、
    前記端子の挿入方向において前側に設けられた締結補助部と、後側に設けられた端子挿入部と、を備え、
    前記締結補助部は、上壁、下壁、前壁および側壁により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁により区画して形成された複数の締結用空間を有し、
    各前記締結用空間の上壁には、前記締結用空間でのボルト締め作業を可能にする作業窓が形成され、
    各前記締結用空間の下壁には、ボルト締め固定された際に前記固定対象部材に向け開口する装着孔が形成され、
    前記端子挿入部は、上壁、下壁および側壁により画成された空間を、前記挿入方向に並列に仕切る仕切側壁により、前記複数の締結用空間と対応するよう区画して形成された複数の端子挿入空間を有し、
    各前記端子挿入空間は、後端が端子挿入口として外部に向け開口し、
    前記締結用空間と前記端子挿入空間との境界には、該両空間を連通するように設けられ、前記端子挿入空間から前記締結用空間に前記端子の電気接続部が挿入される際に前記電気接続部の挿入姿勢と挿入位置を規制する規制孔が設けられた、
    ことを特徴とする端子の締結補助具。
  2. 前記端子挿入空間の周壁が、前記端子挿入空間から前記規制孔へ向けて通路を先窄まり形状とし、前記端子挿入空間から前記締結用空間に挿入される前記端子の電気接続部を前記規制孔に向けて誘導するガイド壁を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子の締結補助具。
  3. 前記締結用空間を画成する前壁に、前記端子の電気接続部と重ねて締結される別端子の電気接続部を挿入するスリットが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端子の締結補助具。
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