JP7290057B2 - 結束バンド - Google Patents

結束バンド Download PDF

Info

Publication number
JP7290057B2
JP7290057B2 JP2019079296A JP2019079296A JP7290057B2 JP 7290057 B2 JP7290057 B2 JP 7290057B2 JP 2019079296 A JP2019079296 A JP 2019079296A JP 2019079296 A JP2019079296 A JP 2019079296A JP 7290057 B2 JP7290057 B2 JP 7290057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
wire bundle
index
binding band
binding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019079296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020175922A (ja
Inventor
芳輝 萩原
博 新田
智生 浅見
哲哉 矢野
俊晴 川瀬
昂平 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2019079296A priority Critical patent/JP7290057B2/ja
Priority to US16/843,177 priority patent/US11383905B2/en
Publication of JP2020175922A publication Critical patent/JP2020175922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7290057B2 publication Critical patent/JP7290057B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D63/00Flexible elongated elements, e.g. straps, for bundling or supporting articles
    • B65D63/10Non-metallic straps, tapes, or bands; Filamentary elements, e.g. strings, threads or wires; Joints between ends thereof
    • B65D63/1018Joints produced by application of integral securing members, e.g. buckles, wedges, tongue and slot, locking head and teeth or the like
    • B65D63/1027Joints produced by application of integral securing members, e.g. buckles, wedges, tongue and slot, locking head and teeth or the like the integral securing member being formed as a female and male locking member, e.g. locking head and locking teeth, or the like
    • B65D63/1063Joints produced by application of integral securing members, e.g. buckles, wedges, tongue and slot, locking head and teeth or the like the integral securing member being formed as a female and male locking member, e.g. locking head and locking teeth, or the like the female locking member being provided with at least one plastic barb
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • F16B2/02Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
    • F16B2/06Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action
    • F16B2/08Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action using bands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2563/00Flexible elongated elements, e.g. straps for bundling or supporting atricles
    • B65D2563/10Non-metallic straps, tapes or bands; Filamentary elements, e.g. strings, threads, wires; Joints between ends thereof
    • B65D2563/101Details of non-metallic straps, tapes or bands
    • B65D2563/107Details of non-metallic straps, tapes or bands having a release mechanism, e.g. reusable bundling straps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

本発明は、結束バンドに関する。
電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いはインクジェット方式のプリンタ等の画像形成装置では、制御基板や印刷機構等の電子部品を筐体内に収納しており、電子部品同士の間を被覆電線(以下、電線)によって電気的に接続している。画像形成装置では多数の電線を使用しているため、電線束を環状のハーネスクランプ(以下、クランプ)に挿通して筐体内における電線束の引き回し位置を限定することにより、各電線が筐体内の部品に干渉してしまう不都合を抑制している。複数本の電線を束ねて電線束にする時には、締結用のバンド部を備える結束バンドが好適に用いられている。
電線束における適所をクランプへ挿通することによって電線束の過度な張りや弛みを抑制できるが、電線束には適所を示す目印がないために適所をクランプへ挿通することは難しい。そこで、電線束におけるクランプへの挿通部位(適所)を結束バンドによって示すことが考えられる。例えば、電線束の長手方向に沿って多少の間隔を空けて一対の結束バンドを取り付け、結束バンド対の間をクランプへの挿通部位として示すことが考えられる。しかしながら、この方法では、1個のクランプに対して2本の結束バンドを取り付ける必要があり、結束バンドの取り付けに手間を要してしまう。
電線束のクランプへの挿通部位を示し得る結束バンドとして、例えば特許文献1(図13)には、係止孔が設けられた帯状のバンド部と、バンド部の長手方向一端に設けられ、光ファイバーケーブルが挿通されるリング形状のケーブル挿通部と、ケーブル挿通部の外周面からバンド部とは反対方向に突設され、バンド部の係止孔に挿入可能な係止突起と、ケーブル挿通部の外周面から結束バンドと交差する側方に突設された連結部と、連結部の先端に設けた保護キャップと、を備えた結束バンド一体型の保護キャップが開示されている。
保護キャップは、光ファイバーケーブルが備えたコネクタプラグを保護するためのものであり、コネクタプラグの先端に被せられる。保護キャップによってコネクタプラグを保護する時において、ケーブル挿通部には光ファイバーケーブルが挿通される。
特許文献1の保護キャップはコネクタプラグを保護するためのものであるから、これを電線束の結束に用いてしまうと保護キャップが備える本来の機能が発揮されない。従って、特許文献1の保護キャップを電線束の結束に用いることはできない。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、電線束におけるクランプへの挿通部位を示すことができ、且つ装着が容易な結束バンドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、一面に複数の係止歯が形成された帯状のバンド部と、前記バンド部の長手方向一端に設けられ、前記バンド部が挿通される挿通空所、及び前記挿通空所内に前記バンド部が挿通された時に何れか一つの前記係止歯が係止するロック片を有するロック部と、前記ロック部から前記バンド部と交差する方向へ突設された連結部と、前記連結部の適所に設けられた指標部と、を備え、環状のクランプに挿通された電線束のクランプ近傍部位に結束されることにより位置決めされる結束バンドであって、前記指標部の形状を前記クランプの内径寸法の違いに応じて異ならせたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、一面に複数の係止歯が形成された帯状のバンド部と、前記バンド部の長手方向一端に設けられ、前記バンド部が挿通される挿通空所、及び前記挿通空所内に前記バンド部が挿通された時に何れか一つの前記係止歯が係止するロック片を有するロック部と、前記ロック部から前記バンド部と交差する方向へ突設された連結部と、前記連結部の適所に設けられた指標部と、を備え、前記連結部は、前記ロック部と前記指標部の間隔を表示する間隔表示面を備えることを特徴とする結束バンドである。
請求項3記載の発明は、一面に複数の係止歯が形成された帯状のバンド部と、前記バンド部の長手方向一端に設けられ、前記バンド部が挿通される挿通空所、及び前記挿通空所内に前記バンド部が挿通された時に何れか一つの前記係止歯が係止するロック片を有するロック部と、前記ロック部から前記バンド部と交差する方向へ突設された連結部と、
前記連結部の適所に設けられた指標部と、を備え、前記指標部は、前記バンド部の長手方向に延びた細棒形状の補助指標部を備えることを特徴とする結束バンドである。
請求項4記載の発明は、一面に複数の係止歯が形成された帯状のバンド部と、前記バンド部の長手方向一端に設けられ、前記バンド部が挿通される挿通空所、及び前記挿通空所内に前記バンド部が挿通された時に何れか一つの前記係止歯が係止するロック片を有するロック部と、前記ロック部から前記バンド部と交差する方向へ突設された連結部と、前記連結部の適所に設けられた指標部と、を備え、前記バンド部の前記指標部側の側部形状を、前記指標部とは反対側の側部形状と異ならせたことを特徴とする結束バンドである。


本発明によれば、電線束におけるクランプへの挿通部位を示すことができ、且つ装着が容易な結束バンドを提供することができる。
(a)は本発明の第一実施形態に係る結束バンドの斜視図、(b)は結束バンドの背面図、(c)は(b)のA-A断面図、(d)はロック部によるバンド部のロック状態を説明する部分拡大断面図である。 第一実施形態に係る結束バンドによって電線束を結束し、且つクランプに電線束を挿通させた時の斜視図である。 画像形成装置の概略構成図である。 画像形成装置の筐体側面を切り欠いて示した斜視図である。 (a)は本発明の第二実施形態に係る結束バンドの先端部分の斜視図、(b)は第二実施形態の変形例に係る結束バンドの先端部分の斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る結束バンドの先端部分の斜視図である。 (a)は本発明の第四実施形態に係る結束バンドの先端部分の斜視図、(b)は第四実施形態の変形例に係る結束バンドの先端部分の斜視図である。 (a)は本発明の第五実施形態に係る結束バンドの先端部分の斜視図、(b)は第五実施形態に係る結束バンドによって電線束を結束し、且つクランプに電線束を挿通させた時の斜視図である。 本発明の第六実施形態に係る結束バンドの斜視図である。 (a)は本発明の第七実施形態に係る結束バンドの斜視図、(b)は第七実施形態に係る結束バンドによって電線束を結束し、且つハーネスクランプに電線束を挿通させた時の斜視図である。
<結束バンドの概略>
本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。最初に、結束バンドの概略について説明をする。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1(a)は本発明の第一実施形態に係る結束バンド10の斜視図、図1(b)は結束バンド10の背面図、図1(c)は図1(b)のA-A断面図、図1(d)はロック部12によるバンド部11のロック状態を説明する部分拡大断面図である。図2は、第一実施形態に係る結束バンド10によって電線束145を結束し、且つハーネスクランプ146に電線束145を挿通させた時の斜視図である。
図1(a)乃至(c)に示すように、第一実施形態に係る結束バンド10は、裏面(一面)に複数の係止歯11bが形成された帯状のバンド部11と、バンド部11の長手方向一端に設けられ、バンド部11が挿通される挿通空所12b、及び挿通空所12b内にバンド部11が挿通された時に係止歯11bが係止するロック片12cを有するロック部12と、ロック部12からバンド部11と交差する方向へ突設された連結部13と、連結部13の先端(適所)に設けられた指標部14と、を備えたことを特徴とする。
図2に示すように、電線束145を結束バンド10によって結束する時には、電線束145の外周に沿って周回させたバンド部11をロック部12の挿通空所12b内に挿通する。これにより、バンド部11の係止歯11bがロック片12cに係止されてバンド部11が形成するループ内に電線束145が配置される。バンド部11の他端を引っ張ることにより、バンド部11のループが縮径されて電線束145の外周面に密着し電線束145が結束される。なお、図2において、バンド部11の余剰部分は切除されている。
電線束145を結束すると、ロック部12と指標部14とが電線束145の長手方向に間隔を空けて配置される。結束バンド10を電線束145の適所(クランプ146への挿通に適した部位)にて結束し、ロック部12と指標部14との間をクランプ146に挿通することにより、電線束145の適切な部位がクランプ146に挿通される。これにより、電線束145の引き回し時における過度な張りや弛みが抑制される。
このように、本実施形態の結束バンド10によれば、ロック部12と指標部14とによって電線束145におけるクランプ146への挿通部位を示すことができる。また、1本のバンド部11によって電線束145を締結できるため、電線束145への装着が容易である。
<画像形成装置100の構成について>
結束バンド10の詳細を説明する前に、結束バンド10が使用される画像形成装置100の構成を説明する。図3は、画像形成装置100の概略構成図である。図4は、画像形成装置100が備えた筐体150の側面を切り欠いて示した斜視図である。なお、図が煩雑になることを避けるため、図3において電線束145は記載を省略している。
図3に示す画像形成装置100は、複写機としても使用可能な電子写真方式のカラープリンタであり、原稿台111に載置された原稿の画像を読み取って画像データを生成するスキャナ部110と、画像が形成される用紙Pを積層して収容するとともに、収容した用紙Pを一枚ずつ分離して供給する給紙部120と、給紙部120が供給した用紙Pに対して画像データに基づく画像を形成する画像形成部130と、スキャナ部110、給紙部120、及び画像形成部130の制御を行う電装部140と、を備えている。この画像形成装置100において、スキャナ部110、給紙部120、画像形成部130、及び電装部140は、筐体150内に収納されている。
給紙部120は、例えば、筐体150の下部に配置され、積層した用紙Pを収容すると共に収容した用紙Pを一枚ずつ分離して繰り出すことができる給紙カセット121と、給紙カセット121から一枚ずつ繰り出された用紙Pを給紙カセット121よりも上方に位置する画像形成部130へ案内する用紙供給機構122と、を備えている。
画像形成部130は、例えば、静電潜像を担持する感光体ベルト131と、感光体ベルト131の表面を一様に帯電させる帯電器132と、画像データに基づいて感光体ベルト131の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成部133と、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローからなる4色のトナーを感光体ベルト131の表面に形成された静電潜像に吸着させてトナー像を形成する現像ユニット134と、感光体ベルト131と接触することにより、感光体ベルト131の表面に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルト135と、中間転写ベルト135に転写されたトナー像を用紙供給機構122が搬送する用紙Pに転写して定着させる定着部136と、を備えている。
この画像形成部130において、現像ユニット134は感光体ベルト131に対して色毎にトナー像を形成しており、中間転写ベルト135は感光体ベルト131に形成された色毎のトナー像を順に重ねている。中間転写ベルト135は全ての色のトナー像が転写された後に、当該トナー像を用紙Pに転写する。その結果、用紙Pには多色のトナー像(カラー画像)が形成される。
電装部140は、画像形成装置100の側方に配置されている。図4に示すように、電装部140は、例えば、給紙部120や画像形成部130等を駆動するための駆動ユニット141と、駆動ユニット141等に電源を供給する電源供給ユニット142と、信号の入出力を行うためのI/O(Input/Output)ボード143と、スキャナ部110や駆動ユニット141等を制御する主制御部144a、及び画像データの書き込みや読み取りを制御する副制御部144bを含む制御ユニット144と、を備えている。
電装部140において、例えば、制御ユニット144とI/Oボード143との間、I/Oボード143と駆動ユニット141との間、制御ユニット144とスキャナ部110(図3)との間、制御ユニット144と画像形成部130(図3)との間、及び制御ユニット144の主制御部144aと副制御部144bとの間は、複数本の電線を束ねた電線束145によって電気的に接続されており、各種信号の送受信が行われている。また、電源供給ユニット142と、スキャナ部110、給紙部120、画像形成部130、及び電装部140との間は、電力供給用の電線群147によって接続されている。
各電線束145は、筐体150内の適所に設けられた環状のハーネスクランプ146(以下、クランプ146)に挿通されて引き回し位置が限定されることにより、電線束145が筐体150内の部品に干渉しないようにしている。例えば、制御ユニット144とスキャナ部110との間を接続する電線束145Aや制御ユニット144の主制御部144aと副制御部144bとの間を接続する電線束145Bは、各電線束145A、145Bにおける長手方向の途中にてクランプ146A、146Bに挿通されている。
図2に示すように、クランプ146の内径寸法は、電線束145の太さ(直径)に整合されている。各電線束145を各クランプ146に挿通する時には、電線束145の過度な張りや弛みを抑制するために、電線束145の適所をクランプ146に挿通することが望ましい。そこで、電線束145を結束する結束バンド10に、クランプ146への挿通部位を示す指標部14を設けている。以下、指標部14を設けた結束バンド10について詳細に説明する。
<第一実施形態の結束バンド10について>
図1(a)乃至(c)に示すように、第一実施形態の結束バンド10は、帯状のバンド部11と、バンド部11の長手方向一端に設けられたロック部12と、ロック部12からバンド部11の長手方向と交差する側方へ突設された連結部13と、連結部13の先端に設けられた指標部14と、を備えている。この結束バンド10は、例えば合成樹脂を成型することによって一体に作製されている。
バンド部11は、帯状の基体11aと、基体11aの裏面に、基体11aの長手方向に沿って形成された係止歯11bと、を備えている。基体11aは、ループ形状に湾曲可能な程度の柔軟性を備えており、その幅、及び長さは、結束対象の電線束145に応じて適宜定められる。例えば、第一実施形態において、基体11aの幅は5mm、長さは200mmに定められている。係止歯11bは、断面が鋸刃形状の凹所であり、基体11aの幅方向中央部に、基体11aの長手方向に沿って形成されている。
ロック部12は、バンド部11を挿通するための挿通空所12bを内側に備えた四角筒形状のロック部本体12aと、ロック部本体12aの内壁面から挿通空所12bに突設されたロック片12cと、を備えている。ロック片12cは、ロック部本体12aにおけるバンド部11側の内壁面からロック部本体12aの表側開口に向けて斜め方向に突設された舌片によって構成されている。
図1(d)に示すように、バンド部11の他端をロック部本体12aの裏側開口12dから挿通して表側に引き出すと係止歯11bがロック片12cに係止され、バンド部11はループを形成した状態でロックされる。図2に示すように、電線束145は、バンド部11が形成したループによって結束される。なお、ロック部本体12aよりも表側に引き出されたバンド部11の余剰部分は、表側開口12eの位置において切除される。
図1(a)乃至(c)に示すように、連結部13は、ロック部12の側面からバンド部11の長手方向とは交差する側方へ突設された短冊形状の板片である。連結部13は、ロック部12と指標部14との間隔を規定するものであり、その幅、及び長さは、結束対象の電線束145の太さに応じて適宜定められる。例えば、第一実施形態において、連結部13の幅は4mm、長さは20mmに定められている。この場合、ロック部12と指標部14とは、連結部13によって20mmの間隔を空けて配置される。
指標部14は、ロック部12と対になって、電線束145におけるクランプ146への挿通部位を示す部分である。第一実施形態において、指標部14は直方体ブロック形状であり、その大きさは電線束145をクランプ146に挿通した時に、クランプ146に当接して抜けない程度とされる。例えば、第一実施形態の指標部14において、長さL14は6mm、幅W14は2mm、高さH14は3mmである。
図2に示すように、バンド部11を電線束145の外周に沿って周回させ、ロック部12によってバンド部11をロックすることにより、結束バンド10によって電線束145が結束される。電線束145の結束時において、ロック部12と指標部14とは電線束145の長手方向に間隔を空けて配置される。
結束バンド10によって電線束145を結束する時には、ロック部12と指標部14との間がクランプ146への挿通部位となるように、結束バンド10による結束位置を調整する。言い換えれば、クランプ146に挿通された電線束145のクランプ近傍部位にて結束バンド10を電線束145に結束する。ロック部12と指標部14とを目安にして電線束145をクランプ146へ挿通することにより、電線束145の適所をクランプ146に挿通できる。従って、電線束145を引き回した時に電線束145に対する過度な張りや弛みが生じ難くなる。
また、電線束145が長手方向に移動した時には、ロック部12又は指標部14がクランプ146に当接するため、電線束145が長手方向へ移動し過ぎてしまう不都合を抑制できる。この点でも、電線束145の過度な張りや弛みを抑制できる。
以上の説明から明らかなように、第一実施形態の結束バンド10によれば、ロック部12と指標部14とによって電線束145におけるクランプ146への挿通部位を示すことができる。また、1本のバンド部11によって電線束145を締結できるため、電線束145への装着が容易である。
<第二実施形態の結束バンド20について>
図5(a)は本発明の第二実施形態に係る結束バンド20の先端部分の斜視図、図5(b)は第二実施形態の変形例に係る結束バンド20’の先端部分の斜視図である。
画像形成装置100において、電線束145を形成する電線の太さや本数は様々であるため、電線束145の太さも様々になる。クランプ146もまた、挿通対象の電線束145の太さに応じて内径寸法が異なる複数種類が用いられる。従って、結束バンド20、20’が備える指標部24A、24Bについても、クランプ146の内径寸法の違いに応じて形状を異ならせることが望ましい。
図5(a)に示す第二実施形態に係る結束バンド20は、指標部24Aの寸法をクランプ146の内径寸法の違いに応じて異ならせた点が第一実施形態に係る結束バンド10と相違する。なお、第二実施形態に係る結束バンド20において、指標部24A以外の構成、すなわち、バンド部21、ロック部22(ロック部本体22a、挿通空所22b、ロック片22c)、及び連結部23は、第一実施形態と同じ構成であることから、説明を省略する。
第二実施形態において指標部24Aは直方体ブロック形状であり、その大きさ(長さL24、幅W24、高さH24)を電線束145が挿通されるクランプ146の内径寸法の違いに応じて異ならせている。言い換えれば、指標部24Aの大きさを異ならせた複数種類の結束バンド20を予め作製しておき、電線束145を挿通させるクランプ146の内径寸法に応じて、複数種類の結束バンド20の中から一種類の結束バンド20を選択して電線束145を結束する。
以上の構成を備えた第二実施形態の結束バンド20では、クランプ146の内径寸法が違っていても指標部24Aをクランプ146に当接させることができ、電線束145の長手方向への過度な移動を抑制できる。
なお、図5(a)に示す結束バンド20では指標部24Aが直方体形状であったが、指標部の形状は直方体以外の形状であってもよい。例えば、図5(b)に示す変形例に係る結束バンド20’のように、指標部24Bを半円板形状とし、クランプ146の内径寸法の違いに応じて指標部24Bの大きさ(例えば半径)を異ならせてもよい。このように構成しても、第二実施形態の結束バンド20と同様な作用効果を奏する。
<第三実施形態の結束バンド30について>
図4で説明した画像形成装置100では、筐体150内の2箇所にクランプ146(146A、146B)が設けてあり、それぞれに電線束145(145A、145B)が挿通されていた。複数のクランプ146を備えた画像形成装置100では、挿通させるべき所定のクランプ146とは別のクランプ146に電線束145を挿通させてしまうと、電線束145に過度な張りや弛みが生じてしまう恐れがある。このような不都合を抑制するためには、クランプ146と電線束145の挿通部位とが対応付けられていることが望ましい。
図6は、本発明の第三実施形態に係る結束バンド30の先端部分の斜視図である。第三実施形態に係る結束バンド30は、指標部34が識別面34aを備えていることを特徴としている。なお、第三実施形態に係る結束バンド30において、指標部34以外の構成、すなわち、バンド部31、ロック部32(ロック部本体32a、挿通空所32b、ロック片32c)、及び連結部33は、第一実施形態と同じ構成であることから、説明を省略する。
第三実施形態に係る結束バンド30において、指標部34は直方体ブロック形状をしており、指標部34の表面が識別面34aである。識別面34aは識別用の記号又は色を付すことが可能な平坦面によって構成されており、図6に示す例ではペンや塗料等の色材によって着色されている。また、識別面34aに対しては、識別用の色に着色されたシールを貼ったり、ペンによって記号(文字、図形)を記載することもできる。
このように、第三実施形態に係る結束バンド30では、指標部34が識別面34aを備えていることから、電線束145の複数箇所を複数の結束バンド30よって結束した時に、個々の結束箇所を識別面34aに付された色や記号によって識別できる。従って、電線束145の所定部位を所定のクランプ146以外のクランプ146に挿通させる不都合を効果的に抑制できる。
なお、第三実施形態では、結束バンド30の識別面34aとクランプ146のそれぞれに対して同じ記号又は同じ色を付すことにより、結束バンド30とクランプ146とが記号や色によって対応付けられるため、上述の不都合をより効果的に抑制できる。
<第四実施形態の結束バンド40について>
図1で説明した第一実施形態の結束バンド10において、ロック部12と指標部14の間隔は明記されていなかった。この場合において、例えば、ロック部12と指標部14の間隔が異なる複数種類の結束バンド10が存在し、且つ結束バンド10におけるロック部12と指標部14の間隔が指定されている時には、指定とは異なる種類の結束バンド10を用いてしまう恐れがある。このような不都合を抑制するためには、ロック部12と指標部14との間隔が記されていることが望ましい。
図7(a)は本発明の第四実施形態に係る結束バンド40の先端部分の斜視図、図7(b)は第四実施形態の変形例に係る結束バンド40’の先端部分の斜視図である。なお、第四実施形態、及び変形例に係る結束バンド40、40’において、連結部43A、43B以外の構成、すなわち、バンド部41、ロック部42(ロック部本体42a、挿通空所42b、ロック片42c)、及び指標部44は、第一実施形態と同じ構成であることから、説明を省略する。
図7(a)に示す第四実施形態に係る結束バンド40において、連結部43Aの表面は、ロック部42と指標部44の間隔を表示する間隔表示面43aである。具体的には、間隔表示面43aから連結部43Aの厚さ方向を貫通する貫通孔43bを、連結部43Aの長手方向に沿って5mm間隔で3個空けている。これらの貫通孔43bは目盛りとして用いられるものであり、3個の貫通孔43bが設けられていることからロック部42と指標部44の間隔が20mmであることが判る。
なお、図7(a)に示す結束バンド40では、連結部43Aに対して貫通孔43bを設けていたが、図7(b)に示す結束バンド40’では、連結部43Bの表面(間隔表示面)43cに、ロック部42と指標部44の間隔を示す数値(20mm)43dを記している。この数値43dは、印刷によって記してもよいし、シールを貼り付けてもよいし、連結部43Bと一体成型してもよい。
このように、第四実施形態に係る結束バンド40、及び変形例に係る結束バンド40’では、連結部43A、43Bの表面(間隔表示面)43a、43cに、ロック部42と指標部44との間隔が表示されているため、当該間隔を確実に認識させることができる。その結果、例えば、指定とは異なる種類の結束バンド40、40’を用いてしまう不都合を効果的に抑制できる。
<第五実施形態の結束バンド50について>
図1で説明した第一実施形態の結束バンド10において、指標部14はロック部12と同程度の大きさの直方体ブロック形状であったため、指標部14が電線束145の裏側に配置されてしまうと、電線束145が正規の位置でクランプ146に挿通されているか否かを確認することが困難になる恐れがあった。このような不都合を抑制するためには、指標部14が電線束145の裏側に配置されていても指標部14の位置が認識できることが望ましい。
図8(a)は本発明の第五実施形態に係る結束バンド50の先端部分の斜視図、図8(b)は第五実施形態に係る結束バンド50によって電線束145を結束し、且つクランプ146に電線束145を挿通させた時の斜視図である。なお、第五実施形態に係る結束バンド50において、指標部54以外の構成、すなわち、バンド部51、ロック部52(ロック部本体52a、挿通空所52b、ロック片52c)、及び連結部53は、第一実施形態と同じ構成であることから、説明を省略する。
図8(a)に示す第五実施形態に係る結束バンド50において、指標部54は、直方体ブロック形状の指標部本体54aと、指標部本体54aからバンド部51の長手方向に延びた細棒形状の補助指標部54bと、を備えていることを特徴とする。補助指標部54bは、例えば屈曲自在な1本の針金によって作製されており、指標部本体54aを貫通している。
補助指標部54bの長さは、電線束145の直径よりも長い。これにより、図8(b)に示すように、指標部54が電線束145の裏側に配置されていても、補助指標部54bの先端が電線束145を超えて視認されるため、補助指標部54bの位置に基づいて指標部54の位置を認識できる。
このように、第五実施形態に係る結束バンド50では、指標部54が電線束145の裏側に配置されていても指標部54の位置が認識できる。
<第六実施形態の結束バンド60について>
第五実施形態の結束バンド50で説明したように、指標部54が電線束145の裏側に配置されていても指標部54の位置が認識できることが望ましい。
図9は、本発明の第六実施形態に係る結束バンド60の斜視図である。なお、第六実施形態に係る結束バンド60において、バンド部61以外の構成、すなわち、ロック部62(ロック部本体62a、挿通空所62b、ロック片62c)、連結部63、及び指標部64は、第一実施形態と同じ構成であることから、説明を省略する。
図9に示す第六実施形態に係る結束バンド60では、バンド部61(基体61a)における指標部64側の側部形状を、指標部64とは反対側の側部形状と異ならせたことを特徴とする。具体的には、基体61aにおける指標部64側の側部に対し、鋸刃形状の凹凸部61cが基体61aの長手方向に間隔を空けて設けられており、指標部64とは反対側の側部は凹凸部61cが設けられていない平坦面によって構成されている。なお、基体61aの裏面には係止歯が設けられている。
従って、第六実施形態に係る結束バンド60では、基体61aに設けた凹凸部61cに基づいて、指標部64が配置された位置を推定できる。そして、基体61aの凹凸部61b近傍にクランプ146が配置されていることにより、電線束145が正規の位置でクランプ146に挿通されていると判断できる。その結果、指標部64が電線束145の裏側に配置されていても凹凸部61cの有無に基づいて指標部64の位置が認識できる。
なお、第六実施形態に係る結束バンド60において、基体61aにおける指標部64側の側部には凹凸部61bを設けず、指標部64とは反対側の側部に凹凸部61bを設けてもよい。また、凹凸部61bを基体61aにおける一方の側部の全体に亘って設けてもよい。
<第七実施形態の結束バンド70について>
第五実施形態の結束バンド50で説明したように、指標部54が電線束145の裏側に配置されていても指標部54の位置が認識できることが望ましい。
図10(a)は本発明の第七実施形態に係る結束バンド70の斜視図、図10(b)は第七実施形態に係る結束バンド70によって電線束145を結束し、且つクランプ146に電線束145を挿通させた時の斜視図である。
第七実施形態に係る結束バンド70は、バンド部71(基体71a)から突設された他の連結部75と、他の連結部75の先端(適所)に設けられた他の指標部76と、を備えることを特徴とする。なお、第七実施形態に係る結束バンド70において、他の連結部75、及び他の指標部76以外の構成、すなわち、バンド部71、ロック部72(ロック部本体72a、挿通空所72b、ロック片72c)、連結部73、及び指標部74は、第一実施形態と同じ構成であることから、説明を省略する。
図10(a)に示す第七実施形態に係る結束バンド70において、他の連結部75は、連結部73と同じくバンド部71の長手方向とは交差する側方へ突設された短冊形状の板片によって構成されており、他の指標部76は、指標部74と同じく直方体ブロック形状のブロック体によって構成されている。
この結束バンド70において、連結部73と他の連結部75の間隔(バンド部71の長手方向の間隔)L70は、結束対象の電線束145における周長の1/2の長さに定めることが好ましい。このように構成することにより、図10(b)に示すように、連結部73と指標部74の組と他の連結部75と他の指標部76の組の一方が電線束145の裏側に配置された時に他方が表側に配置されるため、何れかの組を視認することができる。
なお、連結部73と他の連結部75の間隔L70は、電線束145における周長の1/2の長さに限定されない。例えば、電線束145における周長の1/3の長さであってもよいし、1/4の長さであってもよい。このように構成しても、連結部73と指標部74の組と他の連結部75と他の指標部76の組の何れかを視認することができる。
<変形例について>
前述の各実施形態において、指標部14乃至74は連結部13乃至73の先端に設けていたが、この構成に限定されない。例えば、指標部14等を連結部13等の長手方向の途中に設けてもよい。要するに、指標部14等は、連結部13等の適所に設けられていればよい。
各実施形態において、或る実施形態の構成と別の実施形態の構成とを組み合わせることも可能である。例えば、図10(a)に示す第七実施形態に係る結束バンド70において、他の連結部75の表面を、第四実施形態の結束バンド40で説明した間隔表示面43a、43cとしてもよい。
前述の各実施形態では、画像形成装置100が備える電線束145を結束する結束バンド10等を対象にしたが、本発明に係る結束バンドは画像形成装置100が備える電線束145以外の電線束の結束にも使用できる。
[本発明の実施態様例と作用、効果のまとめ]
<第一の実施態様>
本態様に係る結束バンド10は、裏面(一面)に複数の係止歯11bが形成された帯状のバンド部11と、バンド部11の長手方向一端に設けられ、バンド部11が挿通される挿通空所12b、及び挿通空所12b内にバンド部11が挿通された時に何れか一つの係止歯11bが係止するロック片12cを有するロック部12と、を有することを特徴とする。
本態様に係る結束バンド10によれば、ロック部12と指標部14とによって電線束145におけるクランプ146への挿通部位を示すことができる。また、1本のバンド部11によって電線束145を締結できるため、電線束145への装着が容易である。
<第二の実施態様>
本態様に係る結束バンド20は、環状のクランプ146に挿通された電線束145の前記クランプ近傍部位に結束されることにより位置決めされるものであって、指標部24A、24Bの形状をクランプ146の内径寸法の違いに応じて異ならせたことを特徴とする。
本態様に係る結束バンド20によれば、クランプ146の内径寸法が違っていても指標部24A、24Bをクランプ146に当接させることができ、電線束145の長手方向への過度な移動を抑制できる。
<第三の実施態様>
本態様に係る結束バンド30において、指標部34は、識別用の記号又は色を付すことが可能な識別面34aを備えることを特徴とする。
本態様に係る結束バンド30によれば、電線束145の複数箇所を複数の結束バンド30よって結束した時に、個々の結束箇所を識別面34aの色や記号によって識別することができ、電線束145の所定部位を所定のクランプ146以外のクランプ146に挿通させる不都合を効果的に抑制できる。
<第四の実施態様>
本態様に係る結束バンド40において、連結部43A、43Bは、ロック部42と指標部44の間隔を表示する間隔表示面43a、43bを備えることを特徴とする。
本態様に係る結束バンド40によれば、ロック部42と指標部44との間隔が間隔表示面43a、43bに表示されるため、当該間隔を確実に認識させることができる。
<第五の実施態様>
本態様に係る結束バンド50において、指標部54は、バンド部51の長手方向に延びた細棒形状の補助指標部54bを備えることを特徴とする。
本態様に係る結束バンド50によれば、指標部54が電線束145の裏側に配置されていても補助指標部54bによって指標部54の位置を認識させることができる。
<第六の実施態様>
本態様に係る結束バンド60において、バンド部61の指標部64側の側部形状を、指標部64とは反対側の側部形状と異ならせたことを特徴とする。
本態様に係る結束バンド60によれば、指標部64が電線束145の裏側に配置されていても、バンド部61の側部形状の違いに基づいて指標部64の位置を認識させることができる。
<第七の実施態様>
本態様に係る結束バンド70は、バンド部71からバンド部71と交差する方向へ突設された他の連結部75と、他の連結部75の適所に設けられた他の指標部76と、を備えたことを特徴とする。
本態様に係る結束バンド70によれば、連結部73と指標部74の組と他の連結部75と他の指標部76の組の一方が電線束145の裏側に配置された時に他方が表側に配置されるため、何れかの組を視認させることができる。
10…第一実施形態に係る結束バンド、11…バンド部、11a…基体、11b…係止歯、12…ロック部、12a…ロック部本体、12b…挿通空所、12c…ロック片、13…連結部、14…指標部、20…第二実施形態に係る結束バンド、24A…指標部、20’…第二実施形態の変形例に係る結束バンド、24B…指標部、30…第三実施形態に係る結束バンド、34…指標部、34a…識別面、40…第四実施形態に係る結束バンド、43A…連結部、43a…間隔表示面、40’…第四実施形態の変形例に係る結束バンド、43B…連結部、43b…間隔表示面、50…第五実施形態に係る結束バンド、54…指標部、54a…指標部本体、54b…補助指標部、60…第六実施形態に係る結束バンド、61…バンド部、61c…凹凸部、70…結束バンド、73…連結部、74…指標部、75…他の連結部、76…他の指標部、100…画像形成装置、145…電線束、146…ハーネスクランプ
特開2007-041325公報

Claims (6)

  1. 一面に複数の係止歯が形成された帯状のバンド部と、
    前記バンド部の長手方向一端に設けられ、前記バンド部が挿通される挿通空所、及び前記挿通空所内に前記バンド部が挿通された時に何れか一つの前記係止歯が係止するロック片を有するロック部と、
    前記ロック部から前記バンド部と交差する方向へ突設された連結部と、
    前記連結部の適所に設けられた指標部と、
    を備え、環状のクランプに挿通された電線束のクランプ近傍部位に結束されることにより位置決めされる結束バンドであって、
    前記指標部の形状を前記クランプの内径寸法の違いに応じて異ならせたことを特徴とする結束バンド。
  2. 一面に複数の係止歯が形成された帯状のバンド部と、
    前記バンド部の長手方向一端に設けられ、前記バンド部が挿通される挿通空所、及び前記挿通空所内に前記バンド部が挿通された時に何れか一つの前記係止歯が係止するロック片を有するロック部と、
    前記ロック部から前記バンド部と交差する方向へ突設された連結部と、
    前記連結部の適所に設けられた指標部と、
    を備え、
    前記連結部は、前記ロック部と前記指標部の間隔を表示する間隔表示面を備えることを特徴とする結束バンド。
  3. 一面に複数の係止歯が形成された帯状のバンド部と、
    前記バンド部の長手方向一端に設けられ、前記バンド部が挿通される挿通空所、及び前記挿通空所内に前記バンド部が挿通された時に何れか一つの前記係止歯が係止するロック片を有するロック部と、
    前記ロック部から前記バンド部と交差する方向へ突設された連結部と、
    前記連結部の適所に設けられた指標部と、
    を備え、
    前記指標部は、前記バンド部の長手方向に延びた細棒形状の補助指標部を備えることを特徴とする結束バンド。
  4. 一面に複数の係止歯が形成された帯状のバンド部と、
    前記バンド部の長手方向一端に設けられ、前記バンド部が挿通される挿通空所、及び前記挿通空所内に前記バンド部が挿通された時に何れか一つの前記係止歯が係止するロック片を有するロック部と、
    前記ロック部から前記バンド部と交差する方向へ突設された連結部と、
    前記連結部の適所に設けられた指標部と、
    を備え、
    前記バンド部の前記指標部側の側部形状を、前記指標部とは反対側の側部形状と異ならせたことを特徴とする結束バンド。
  5. 前記指標部は、識別用の記号又は色を付すことが可能な識別面を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の結束バンド。
  6. 前記バンド部から前記バンド部と交差する方向へ突設された他の連結部と、
    前記他の連結部の適所に設けられた他の指標部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の結束バンド。
JP2019079296A 2019-04-18 2019-04-18 結束バンド Active JP7290057B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019079296A JP7290057B2 (ja) 2019-04-18 2019-04-18 結束バンド
US16/843,177 US11383905B2 (en) 2019-04-18 2020-04-08 Binding band

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019079296A JP7290057B2 (ja) 2019-04-18 2019-04-18 結束バンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020175922A JP2020175922A (ja) 2020-10-29
JP7290057B2 true JP7290057B2 (ja) 2023-06-13

Family

ID=72829491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019079296A Active JP7290057B2 (ja) 2019-04-18 2019-04-18 結束バンド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11383905B2 (ja)
JP (1) JP7290057B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD976094S1 (en) * 2016-08-18 2023-01-24 Clinical Biotechnology Research Institute At Rsfh Attachment strap
US20220023532A1 (en) * 2020-07-27 2022-01-27 Tracy A. Lannan Device for preventing accidental separation of a drip tube from an iv medication bag or bottle
USD982429S1 (en) * 2021-06-04 2023-04-04 Hellermanntyton Corporation Cable tie

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187245A (ja) 1999-12-28 2001-07-10 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2003062278A (ja) 2001-08-24 2003-03-04 Newgin Corp 結束具及び遊技機
JP2005229752A (ja) 2004-02-13 2005-08-25 Yazaki Corp 結束バンドクリップ
JP2008013221A (ja) 2006-07-06 2008-01-24 S K Koki:Kk 表示部付き結束具

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5088158A (en) * 1990-03-15 1992-02-18 Burkholder Gary D Restraining apparatus and method
US5402971A (en) * 1994-05-18 1995-04-04 Hewlett-Packard Company Cable tie having loop attachment
EP0759523B1 (en) * 1995-08-22 2000-03-15 Thomas & Betts Corporation A self-locking cable tie strap with a symmetrical structure
JP3114599B2 (ja) 1995-12-07 2000-12-04 住友電装株式会社 結束バンド
JP3085169B2 (ja) 1995-12-08 2000-09-04 住友電装株式会社 線状体束の分岐部固定用結束バンド
US6102347A (en) * 1997-09-03 2000-08-15 Avery Dennison Corporation Cable tie
WO1999058890A1 (en) * 1998-05-12 1999-11-18 Samuel Giufre A cable tie
US6119314A (en) * 1999-03-09 2000-09-19 Freed; Anna B. Multi-function tie
IT1307379B1 (it) * 1999-08-06 2001-11-06 Emilio Costa Dispositivo antifurto per oggetti dotati di porzioni circondabili dafascette o simili.
US6718597B2 (en) * 2001-02-02 2004-04-13 Hellermanntyton Corporation Rotatable dual spacing clamp tie
JP3926235B2 (ja) 2002-08-06 2007-06-06 株式会社リコー 電子機器装置およびハーネス配線方法
US7062820B1 (en) * 2004-02-06 2006-06-20 Americas Merchandise Enterprise, Inc. Hand removable tote box lid retainer
JP2007041325A (ja) 2005-08-03 2007-02-15 Sony Corp 保護キャップ
US7360744B2 (en) * 2005-09-14 2008-04-22 Illinois Tool Works Inc Tie strap assembly
US20110095089A1 (en) * 2009-10-28 2011-04-28 B&G Plastics, Inc. Electronic tag housing having cable tie support
USD723903S1 (en) * 2012-04-04 2015-03-10 Bison Designs, Llc Carabiner with zip tie
US9210969B2 (en) * 2012-04-16 2015-12-15 Troy Wheelwright Fastener and fastener system
USD765853S1 (en) * 2013-03-14 2016-09-06 Spinal Elements, Inc. Flexible elongate member with a portion configured to receive a bone anchor
USD714632S1 (en) * 2013-09-05 2014-10-07 Jose Pando Wire tie device
DE202015007411U1 (de) * 2015-10-23 2016-10-26 Hellermanntyton Gmbh Thermotransferdrucker und Kabelbinder hierfür
US9643764B1 (en) * 2016-06-20 2017-05-09 Ming-Te Huang Cable tie
US9682807B1 (en) * 2016-09-27 2017-06-20 Sean M. Lidey Multi-surface cable tying apparatus

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187245A (ja) 1999-12-28 2001-07-10 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2003062278A (ja) 2001-08-24 2003-03-04 Newgin Corp 結束具及び遊技機
JP2005229752A (ja) 2004-02-13 2005-08-25 Yazaki Corp 結束バンドクリップ
JP2008013221A (ja) 2006-07-06 2008-01-24 S K Koki:Kk 表示部付き結束具

Also Published As

Publication number Publication date
US20200331676A1 (en) 2020-10-22
JP2020175922A (ja) 2020-10-29
US11383905B2 (en) 2022-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7290057B2 (ja) 結束バンド
CN107807502B9 (zh) 图像形成装置
CN105045057B (zh) 图像形成装置
JP4500742B2 (ja) 電線保護装置及び電子機器
JP2017211613A (ja) 画像形成装置
US20240106951A1 (en) Image forming system
CN106662837B (zh) 图像形成装置
US6775515B2 (en) Sheet transporting device and image forming apparatus
JP2013174723A (ja) 連結機構、現像装置、及び画像形成装置
CN111725769A (zh) 线束连接结构及电子设备
JP5156600B2 (ja) 電線保護構造及びこれを備えた画像形成装置
US9459586B2 (en) Image forming apparatus and detachable unit for use therewith
US11647135B2 (en) Image forming apparatus preventing damage to cable
US11825052B2 (en) Image forming apparatus
EP3009892B1 (en) Cable fastener, image forming apparatus
JP5620789B2 (ja) 電線処理部材及びこの電線処理部材を備えた駆動ユニット並びにこの電線処理部材又は駆動ユニットを備えた画像形成装置
CN105824223B (zh) 触点弹簧及图像形成装置
JP2010217381A (ja) 電気機器の配線構造、およびその配線構造を備えた画像形成装置
US10871740B2 (en) Image forming apparatus with an electrical wire bundle having a branching and winding electrical wire
JP5892919B2 (ja) ばね接点構造及び画像形成装置
JP5279598B2 (ja) 電気機器の配索構造、およびその配索構造を備えた画像形成装置
US20240045365A1 (en) Image forming system
JP6070058B2 (ja) 配線装置、電子機器及び画像形成装置
JP5331744B2 (ja) 定着装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2018125351A (ja) 電子機器の配線構造及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230515

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7290057

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151