JP7287806B2 - 波長クロスコネクト装置及びクロスコネクト接続方法 - Google Patents

波長クロスコネクト装置及びクロスコネクト接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ネットワークにおいて波長分割多重等の各種変調方式で伝送される光信号の方路スイッチの役割を担うROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)に用いられる波長クロスコネクト装置及びクロスコネクト接続方法に関する。
従来、波長クロスコネクト装置は、光ネットワークの複数の光ファイバを一纏めにした方路(光伝送路)の光ファイバに、光信号の中継ノードとして接続される。この波長クロスコネクト装置においては、入力側の方路からの光信号が、複数のWSS(Wavelength Selective Switch:波長選択スイッチ)を経由して所定の出力側の方路へ出力される。
図7は、従来の波長クロスコネクト装置10の構成を示すブロック図である。波長クロスコネクト装置10は、入力側において、複数の方路1h~Mh毎に通る複数の光ファイバ1f~Kf毎に接続された各WSS11a~11k,12a~12k(11a~12k)を備える。更に、出力側において、出力側の方路1h~Mh毎に通る複数の光ファイバ1f~Kfに接続され、入力側と同数のWSS13a~13k,14a~14k(13a~14k)を備えて構成されている。
入力側の方路1h~Mh毎の複数の光ファイバ1f~KfはK本(K=光ファイバ数)である。各々のWSS11a~12kは、同構成であり、光ファイバ1f~Kf毎の光信号が入力される1入力で、M×K出力(1×MK)のWSSとなっている。但し、M=方路数である。方路数M=2、光ファイバ数K=2とすると、方路1h側のWSS11a~11kは2個であり、方路Mh側のWSS12a~12kも2個である。
各WSS11a~12kの出力ポート数は、M×K=2×2=4個である。この入力側のWSS11a~12kの出力ポートに接続される出力側のWSS13a~14kも、入力側と同数の入力ポート数を備える。但し、入出力側のWSS11a~12kと出力側のWSS13a~14kとは、同じ入出力側の方路に接続されたWSS同士では接続されない。
このため、入出力側のWSS11a~12kと出力側のWSS13a~14kとは、各々、3個ずつの入出力ポートで接続されている。例えば、WSS11aの3つの出力ポートは、3つのWSS13k,14a,14kの入力ポートに接続されている。
本例では、方路数M=2、光ファイバ数K=2、入力側のWSS数はK=2、出力側のWSS数はK=2とする。
このような波長クロスコネクト装置10においては、光ファイバの増設により1方路当たりのファイバ数Kが増加した場合、方路数M×ファイバ数K分の波長クロスコネクト装置10の入出力ポートが増加する。この増加に応じてWSS数も増加し、光ファイバによる配線数も増加するので、波長クロスコネクト装置10のコスト(装置コストともいう)が高くなってしまう。
そこで、特許文献1に記載の技術により、WSS数及び光ファイバ配線数を少なくする波長クロスコネクト装置の構成がある。この構成の図8に示す波長クロスコネクト装置10Aは、入力側において、1方路1hのK本の光ファイバ1f~Kfに1つのWSS15を接続してある。この他の方路も同様に、1方路MhのK本の光ファイバ1f~Kfに1つのWSS16を接続してある。出力側においても、1方路1hに1つのWSS17、他の1方路Mhに1つのWSS18を接続してある。この構成によりWSS数を削減している。
特開2016-213559号公報
しかし、特許文献1の波長クロスコネクト装置10Aでは、入力側のWSS15,16がK入力、MK出力となり、出力側のWSS17,18がMK入力、K出力となるため、入出力側が多ポートタイプのWSSとなる。このような多ポートのWSSは高価であるため、結果的に、波長クロスコネクト装置10Aがコスト高となってしまう問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、装置コストを低減できる波長クロスコネクト装置及びクロスコネクト接続方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、K本の光ファイバが方路毎に一纏めにされた入力側のM本の方路から伝送されてきた光信号を、WSS(Wavelength Selective Switch)で方路変更して出力側のM本の方路の各光ファイバへ出力する中継を行う波長クロスコネクト装置であって、前記入力側の各方路の光ファイバ毎に接続された1入力ポートとM×L(但し、正の整数L≦K)個の出力ポートを有するM×K個の第1WSSと、前記出力側の各方路の光ファイバ毎に接続された1出力ポートとM×L個の入力ポートを有するM×K個の第2WSSと、前記第1WSS毎の出力ポートと、前記第2WSS毎の入力ポートとの間に接続されるK個の入力ポートとK個の出力ポートを有する2×M×L個の光カプラとを備え、前記光カプラ毎の入力ポートを、前記第1WSS毎の出力ポートに接続し、前記入力側の各方路の光ファイバから入力された光信号が、前記出力側の各方路の光ファイバの各々に出力可能となるように、前記光カプラ毎の入力ポートを前記第1WSSの出力ポートに接続し、当該光カプラ毎の出力ポートを前記第2WSSの入力ポートに接続したことを特徴とする波長クロスコネクト装置である。
請求項6に係る発明は、K本の光ファイバが方路毎に一纏めにされた入力側のM本の方路から伝送されてきた光信号を、WSSで方路変更して出力側のM本の方路の各光ファイバへ出力する中継を行う波長クロスコネクト装置のクロスコネクト接続方法であって、前記波長クロスコネクト装置は、前記入力側の方路数M及び当該方路毎の光ファイバ数Kを検出するステップと、前記出力側の方路数M及び当該方路毎の光ファイバ数Kを検出するステップと、前記検出された入力側の光ファイバ数Kに基づき、当該光ファイバ数Kの光ファイバに接続される1入力ポートとM×L(但し、正の整数L≦K)個の出力ポートを有する第1WSSの第1WSS数を検出するステップと、前記検出された出力側の光ファイバ数Kに基づき、当該光ファイバ数Kの光ファイバに接続される1出力ポートとM×L個の入力ポートを有する第2WSSの第2WSS数を検出するステップと、前記検出された第1WSS数の第1WSSの入力ポートを、前記入力側の各方路の光ファイバ毎に接続するステップと、前記検出された第2WSS数の第2WSSの出力ポートを、前記出力側の各方路の光ファイバ毎に接続するステップと、前記入力側の第1WSSの出力ポートと、前記出力側の第2WSSの入力ポートとの間に接続されるK個の入力ポートとK個の出力ポートを有する光カプラの数を検出するステップと、前記光カプラ毎のK個の入力ポートを、前記第1WSS毎の出力ポートに接続するステップと、前記入力側の各方路のK本の光ファイバから入力された光信号が、前記出力側の各方路のK本の光ファイバの各々に出力可能となるように、前記光カプラ毎の入力ポートを、前記入力側のM×K個の第1WSSの出力ポートに接続し、当該光カプラ毎の出力ポートを、前記出力側のM×K個の第2WSSの入力ポートに接続するステップとを実行することを特徴とするクロスコネクト接続方法である。
請求項1の構成及び請求項6の方法によれば、入力側に、各方路の光ファイバ毎に接続された1入力ポートとM×L(但し、正の整数L≦K)個の出力ポート(1×ML)を有するM×K個の第1WSSと、出力側に1出力ポートとM×L個の入力ポート(ML×1)を有するM×K個の第2WSSとを備える。更に、第1WSS毎の出力ポートと、第2WSS毎の入力ポートとの間に接続されるK個の入力ポートとK個の出力ポート(K×K)を有する2×M×L個の光カプラを備える。
1×MLの第1WSSと、ML×1の第2WSSとは、単価が安価なので、従来のような入出力ポートの双方が多ポートの高価なWSSを用いるよりも、全体として安価となる。また、K×Kの光カプラも単価がWSSよりも大幅に安価なので多数用いても安価となる。従って、1×MLの第1WSS及びML×1の第2WSSと、K×Kの光カプラを各々複数用いても、従来よりも装置コストを低減できる。
請求項2に係る発明は、前記第1WSSは、前記方路の光ファイバから入力される光信号が波長多重数Tで波長分割多重された光信号である場合、当該光信号を分波して出力する分波器と、その分波された各波長の光信号を選択的に出力し、1入力ポート及びML個の出力ポートを有するT個のスイッチと、各スイッチからの光信号を合波して出力し、ML個の入力ポート及び1出力ポートを有するT個の合波器とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の波長クロスコネクト装置である。
この構成によれば、次のような作用効果を得ることが出来る。入力側の方路の光ファイバからの光信号が波長分割多重された光信号であるとする。この場合に、光ファイバから入力される光信号をDEMUXで分波し、この分波後の各波長の光信号を、各スイッチで出力先の経路(出力ポート)へ選択的に出力することで、特定波長の光信号を所定の出力ポートから光カプラへ出力できる。
請求項3に係る発明は、前記第2WSSは、前記光カプラ毎に出力される光信号を分波して出力する2×M×L個の分波器と、分波器毎に分波された光信号が入力されるML個の入力ポート及び1出力ポートを有するスイッチと、各スイッチから出力される光信号を合波して1出力ポートから前記出力側の光ファイバへ出力する合波器とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の波長クロスコネクト装置である。
この構成によれば、次のような作用効果を得ることが出来る。光カプラから入力される光信号を分波し、スイッチでは、分波された各光信号を選択的に合波器へ出力することで、1出力ポートから出力側の光ファイバへ出力できる。
請求項4に係る発明は、前記第1WSSは、前記方路の光ファイバから入力される光信号が波長分割多重された光信号である場合、当該光ファイバからの光信号が入力される入力用コリメータと、入力用コリメータから入射される光信号を波長に応じて異なる角度に回折して反射することで分波を行うグレーティングと、前記分波された光信号が入射され、前記光カプラ毎の入力ポートに繋がる当該第1WSSの出力ポートに向かうように波長毎に反射角度を変更して光信号の反射を行う光スイッチング素子と、前記反射された光信号が前記グレーティングを介して入射され、前記光カプラの入力ポートに繋がる出力用コリメータとを備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の波長クロスコネクト装置である。
この構成によれば、第1WSSを、少なくとも、複数のコリメータ、グレーティング及び光スイッチング素子を用いて組み合わせた光学系部品で構成でき、この光学系部品の組み合わせで複数の第1WSSを構成できる。このため、複数のWSSを集積化できるので、波長クロスコネクト装置の小型化を図ることができる。
請求項5に係る発明は、前記第2WSSは、前記光カプラ毎に出力される光信号が入力される入力用コリメータと、入力用コリメータから入射される光信号を波長に応じて異なる角度に回折して反射することで分波を行うグレーティングと、前記分波された光信号が入射され、前記方路の光ファイバに繋がる当該第2WSSの出力ポートに向かうように波長毎に反射角度を変更して光信号の反射を行う光スイッチング素子と、前記反射された光信号が前記グレーティングを介して入射され、前記方路の光ファイバに繋がる出力用コリメータとを備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の波長クロスコネクト装置である。
この構成によれば、光カプラの出力ポートに接続された複数の第2WSSを、複数のコリメータ、グレーティング及び光スイッチング素子を用いて組み合わせた光学系部品で構成でき、この光学系部品の組み合わせで複数の第2WSSを構成できる。このため、複数の第2WSSを集積化できるので、波長クロスコネクト装置の小型化を図ることができる。
本発明によれば、装置コストを低減する波長クロスコネクト装置及びクロスコネクト接続方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る波長クロスコネクト装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態の波長クロスコネクト装置のクロスコネクト接続の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の構成例1による波長クロスコネクト装置の入力側のWSSの構成を示すブロック図である。 本実施形態の構成例2による波長クロスコネクト装置の出力側のWSSの構成を示すブロック図である。 本実施形態の構成例3による波長クロスコネクト装置の入力側のWSSの構成を示すブロック図である。 本実施形態の構成例4による波長クロスコネクト装置の出力側のWSSの構成を示すブロック図である。 従来の波長クロスコネクト装置の構成を示すブロック図である。 特許文献1に係る波長クロスコネクト装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書の全図において機能が対応する構成部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る波長クロスコネクト装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す波長クロスコネクト装置10Bは、入力側において、複数の方路1h~Mhに通された複数の光ファイバ1f~Kf毎に接続される各WSS21a~21k,22a~22k(21a~22k)を備える。また、出力側において、出力側の方路1h~Mh毎の複数の光ファイバ1f~Kfに接続され、入力側と同数のWSS23a~23k,24a~24k(23a~24k)を備える。更に、入出力側のWSS21a~22kと出力側のWSS23a~24kとの間に接続された複数の光カプラ25a,25b,25c,25d及び26a,26b,26c,26d(25a~26d)を備える。更には、接続制御部30を備える。なお、WSS21a~21k,22a~22kは、請求項記載の第1WSSを構成する。WSS23a~23k,24a~24kは、請求項記載の第2WSSを構成する。
入力側の方路1h~Mh毎の複数の光ファイバ1f~KfはK本(K=光ファイバ数)である。各々のWSS21a~21k,22a~22kは同構成であり、各光ファイバ1f~Kfからの光信号が入力される1入力でM×L出力(1×ML)のWSSとなっている。但し、M=方路数、ML=WSSの出力ポート数であり、M≧L(Lは、任意の正の整数)の関係となっている。
光カプラ25a~26dは、K入力でK出力(K×K)となっており、2×ML個備えられる。
このような構成の波長クロスコネクト装置10Bにおいて、例えば、方路数M=2、光ファイバ数K=2、L=2とすると、方路1h側のWSS21a~21kは2個である。このWSS21a~21k毎の出力ポート数MLは、M×L=2×2=4個である。この入力側のWSS21a~21k毎の出力ポートに光カプラ25a~26dを介して繋がる出力側のWSS23a~23k毎の入力ポート数は、入力側と同数の4個である。
他方の方路Mh側においても、同様に、方路Mh側のWSS22a~22kは2個である。WSS22a~22k毎の出力ポート数MLは、M×L=4個である。この入力側のWSS22a~22k毎の出力ポートに接続される出力側のWSS24a~24k毎の入力ポート数は、入力側と同数の4個である。
K×Kの光カプラ25a~26dは、全部で2×ML=2×2×2=8個である。K=2なので、各光カプラ25a~26dは、2入力で2出力のポートを備える。各光カプラ25a~26dの2入力ポートは、例えば光カプラ25aであれば、2入力ポートが、入力側のWSS21aの1出力ポートと、WSS21kの1出力ポートとに接続されている。この他の光カプラ25b~26dも同様である。
一方、各光カプラ25a~26dの2出力ポートは、出力側の各WSS23a~24kに襷掛けに接続(クロスコネクト接続)されている。このクロスコネクト接続は、入力側の各方路1h~Mhの光ファイバから入力された光信号を、出力側の各方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfに満遍なく(の各々に)出力可能とするための接続である。
クロスコネクト接続は、例えば、出力側の方路1h側において、光カプラ25aの2出力ポートが、出力側のWSS23a,23kの入力ポートに接続され、光カプラ25bの2出力ポートが、出力側のWSS23a,23kの入力ポートに接続されている。更に、光カプラ25cの2出力ポートが、出力側のWSS24a,24kの入力ポートに接続され、光カプラ25dの2出力ポートが、出力側のWSS24a,24kの入力ポートに接続されている。他方の出力側の方路Mh側も同様に接続されている。
この接続によって、入力側の方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfから入力された光信号を、出力側の全ての方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfへ方路スイッチングできる。
接続制御部30は、入力側の方路1h~Mh数M及び光ファイバ1f~Kfの光ファイバ数Kと、出力側の方路1h~Mh数M及び光ファイバ1f~Kfの光ファイバ数K(例えばK=2)を検出する。また、1×MLのWSS21a~21k,22a~22kのWSS数と、ML×1のWSS23a~23k,24a~24kのWSS数を検出する。更に、K×Kの光カプラ25a~26dの数2×MLを検出する。
また、接続制御部30は、図示せぬ接続用のロボットによって、上記検出された入力側のWSS数の1×MLのWSS21a~21k,22a~22kを、入力側の方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfに接続する。更に、出力側のWSS数のML×1のWSS23a~23k,24a~24kを、出力側の方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfに接続する。
更に、接続制御部30は、光カプラ25a~26d毎の2入力ポートを所定の入力側のWSS21a~21k,22a~22kの出力ポートに接続する。また、光カプラ25a~26d毎の2出力ポートを、出力側の各光カプラ23a~24kに、次のようにクロスコネクト接続する。
<クロスコネクト接続の動作>
図1に示す波長クロスコネクト装置10Bのクロスコネクト接続を、接続制御部30が次のように行う。このクロスコネクト接続の動作を、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
図2に示すステップS1において、接続制御部30は、入力側の方路1h~Mh数M(例えばM=2)及び、この方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfの光ファイバ数K(例えばK=2)を検出する。更に、出力側の方路1h~Mh数M(例えばM=2)及び、この方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfの光ファイバ数K(例えばK=2)を検出する。
ステップS2において、接続制御部30は、上記検出された光ファイバ数K=2に基づき、入力側の方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfに接続される1×MLのWSS21a~21k,22a~22kのWSS数を検出する。このWSS数は、1方路では光ファイバ数K=2と同じなので2個となり、方路1h~Mh全体では、M×K=2×2=4個となる。更に、出力側の方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfに接続されるML×1のWSS23a~23k,24a~24kのWSS数を検出する。このWSS数も、1方路では2個、方路1h~Mh全体では4個となる。
ステップS3において、接続制御部30は、図示せぬ接続用のロボットによって、上記ステップS2で検出された入力側のWSS数の1×MLのWSS21a~21k,22a~22kを、入力側の方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfに接続する。更に、出力側のWSS数のML×1のWSS23a~23k,24a~24kを、出力側の方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfに接続する。この接続は、接続制御部30で検出されたWSS数の結果を、モニタを介して人が認識して手作業で行ってもよい。
ステップS4において、接続制御部30は、入力側のWSS21a~22k毎の出力ポートと、出力側のWSS23a~24k毎の入力ポートとの間に接続されるK×K(例えばK=2)の光カプラ25a~26dの数2×ML=2×2×2=8個を検出する。
ステップS5において、接続制御部30は、光カプラ25a~26d毎の2入力ポートを所定の入力側のWSS21a~21k,22a~22kの出力ポートに接続する。例えば光カプラ25aであれば、2入力ポートが、入力側のWSS21aの1出力ポートと、WSS21kの1出力ポートとに接続される。この他の光カプラ25b~26dも同様に接続される。
ステップS6において、接続制御部30は、光カプラ25a~26d毎の2出力ポートを、出力側の各WSS23a~24kに、次のようにクロスコネクト接続する。即ち、出力側の方路1hにおいて、光カプラ25aの2出力ポートをWSS23a,23kの入力ポートに接続し、光カプラ25bの2出力ポートをWSS23a,23kの入力ポートに接続する。
更に、光カプラ25cの2出力ポートをWSS24a,24kの入力ポートに接続し、光カプラ25dの2出力ポートをWSS24a,24kの入力ポートに接続する。他方の入力側の方路Mh側も同様に接続する。この接続は、接続制御部30で検出された光カプラ数の結果を、モニタを介して人が認識して手作業で行ってもよい。
このクロスコネクト接続によって、入力側の各方路1h~Mhの光ファイバから入力された光信号を、出力側の各方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfに満遍なく出力可能となる。これによって、入力光信号を、全ての方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfへ、方路スイッチングできる。
<実施形態の効果>
本実施形態に係る波長クロスコネクト装置10Bは、入力側のM本の方路1h~Mh毎のK本の光ファイバ1f~Kfから伝送されてきた光信号を、WSSで方路変更して出力側のM本の方路1h~Mhの各光ファイバ1f~Kfへ出力する中継を行う。この波長クロスコネクト装置10Bを次の特徴構成とした。
入力側の各方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kf毎に接続された1入力ポートとM×L(但し、正の整数L≦K)個の出力ポートを有するM×K個の第1WSS21a~22kを備える。また、出力側の各方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kf毎に接続された1出力ポートとM×L個の入力ポートを有するM×K個の第2WSS23a~24kを備える。更に、第1WSS21a~22k毎の出力ポートと、第2WSS23a~24k毎の入力ポートとの間に接続されるK個の入力ポートとK個の出力ポートを有する2×M×L個の光カプラ25a~26dを備える。
そして、光カプラ25a~26d毎の入力ポートを、第1WSS21a~22k毎の出力ポートに接続する。また、入力側の各方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfから入力された光信号が、出力側の各方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kfに満遍なく出力可能となるように、光カプラ25a~26d毎の入力ポートを第1WSS21a~22kの出力ポートに接続し、当該光カプラ25a~26d毎の出力ポートを第2WSS23a~24kの入力ポートに接続する構成とした。
この構成によれば、入力側に、各方路1h~Mhの光ファイバ1f~Kf毎に接続された1×MLポートを有するM×K個の第1WSS21a~22kと、出力側にML×1ポートを有するM×K個の第2WSS23a~24kとを備える。更に、第1WSS21a~22k毎の出力ポートと、第2WSS23a~24k毎の入力ポートとの間に接続されるK×Kポートを有する2×M×L個の光カプラ25a~26dを備える。
1×MLの第1WSS21a~22kと、ML×1の第2WSS23a~24kとは、単価が安価なので、従来のような入出力ポートの双方が多ポートの高価なWSSを用いるよりも、全体として安価となる。また、K×Kの光カプラ25a~26dも単価がWSS21a~22kよりも大幅に安価なので複数用いても安価となる。従って、1×MLの第1WSS21a~22k及びML×1の第2WSS23a~24kと、K×Kの光カプラ25a~26dを各々複数用いても、従来よりも装置コストを低減できる。
<WSSの構成例1>
次に、上述した入力側のWSS21a~22kの構成例1を、図3を参照して説明する。但し、WSS21aを代表して説明する。
図3に示すように、WSS21aは、波長多重数Tで波長分割多重された光信号を分波して出力するDEMUX(Demultiplexer:分波器)41と、その分波された各波長の光信号が入力される1×MLのT個のSW(スイッチ)42a,…,42c,42d,42eと、ML個の出力ポートに対応して設けられたML×1のT個のMUX(Multiplexer:合波器)43a,…,43c,43d,43eとを備えて構成されている。
DEMUX41は、入力側の各方路1h~Mhの光ファイバ1f(図1)から1入力ポートを介して入力される光信号を、個々の波長の光信号に分波する。次に、SW42a~42eの各々が、分波後の光信号を選択しながら、各MUX43a~43eへ出力する。そして、MUX43a~43eが、各SW42a~42eから入力された光信号を合波し、ML個の出力ポート(ML出力ポート)を介して、所定の光カプラ25a~26d(図1)へ出力する。
このように、入力側の各方路1h~Mhの光ファイバ1f(図1)から入力される光信号を、DEMUX41で分波後の各波長の光信号を、各SW42a~42eで出力先の経路(ML出力ポート)へ選択的に出力することで、特定波長の光信号を所定の出力ポートから光カプラ25a~26dへ出力できる。
<WSSの構成例2>
次に、上述した出力側のWSS23a~24kの構成例2を、図4を参照して説明する。但し、WSS23aを代表して説明する。
図4に示すように、WSS23aは、2×M×L個の光カプラ25a~26d(例えば図1に示す光カプラ25a,25b,26a,26b)から出力された光信号を分波して出力するDEMUX52a,…,52c,52d,52eを備える。更に、その分波された光信号が入力されるML×1のSW53a,…,53c,53d,53eと、各SW53a~53eから出力される光信号を合波して1出力ポートから出力側の1本の光ファイバ1fへ出力するMUX54を備えて構成されている。
DEMUX52a~52eは、各光カプラ25a,25b,26a,26b(図1)から入力される光信号を分波し、この分波された光信号を各SW53a~53eへ出力する。各SW53a~53eは、入力された各光信号を選択的にMUX54へ出力する。MUX54は、選択的に入力される各光信号を合波し、1出力ポートから出力側の光ファイバ1f(図1)へ出力する。
このように、光カプラ25a,25b,26a,26b(図1)から入力される光信号を分波し、SW53a~53eでは、分波された各光信号を選択的にMUX54へ出力することで、1出力ポートから出力側の光ファイバ1f(図1)へ出力できる。
<WSSの構成例3>
次に、上述した入力側のWSS21a~22kの構成例3を、図5を参照して説明する。但し、WSS21a,21kを代表して説明する。
図5に示すWSS21aは、入力用のファイバコリメータ(コリメータともいう)61と、入力用のコリメータ61のN倍(例えば4倍)の個数である出力用のコリメータ62a,62b,62c,62dと、波長分割多重された光信号の分波を行うグレーティング(回折格子)65と、レンズ67と、例えばLCOS(Liquid Crystal on Silicon)で構成される光スイッチング素子68とを備えて構成されている。入力用のコリメータ61は、入力側の光ファイバ1fに接続されている。
WSS21kは、入力用のコリメータ63と、入力用のコリメータ63のN倍(例えば4倍)の個数である出力用のコリメータ64a,64b,64c,64dと、グレーティング65と、レンズ66と、光スイッチング素子68とを備えて構成されている。グレーティング65及び光スイッチング素子68は、WSS21a,21kの双方で共通部品となっている。入力用のコリメータ63は、入力側の光ファイバKfに接続されている。なお、入力用のコリメータ61,63は、請求項記載の入力用コリメータを構成する。出力用のコリメータ62a~62d,64a~64dは、請求項記載の出力用コリメータを構成する。
光スイッチング素子68は、1×MLのWSS21a,21kが、N個集積された1×MLのWSSの光スイッチング素子を有し、本例では、2個のWSS21a,21kが集積された各光スイッチング素子68a,68bを有する。
このような構成のWSS21a,21kの動作について説明する。まず、WSS21aにおいて、光ファイバ1fから光信号がコリメータ61を介してグレーティング65に入射される。グレーティング65は、光信号に対して、波長に応じて異なる角度に回折して反射することで分波(例えば4分波)を行う。4分波された光信号は、レンズ67を介して光スイッチング素子68aに入射される。光スイッチング素子68aは、光カプラ25a~25d(図1)の入力ポートに繋がるWSS21aの出力ポートに向かうように波長毎に反射角度を変更して光信号の反射を行う。光スイッチング素子68aにおいて反射された光信号は、レンズ67及びグレーティング65を介して出力用のコリメータ62a~62dに入射され、WSS21aの4個の出力ポートから各光カプラ25a~25d(図1)の入力ポートへ出力される。
他方のWSS21kにおいても同様な動作が行われる。即ち、光ファイバKfから光信号がコリメータ63を介してグレーティング65に入射されて4分波され、この4分波された光信号が、レンズ67を介して光スイッチング素子68aに入射される。更に、光スイッチング素子68aで光信号の波長毎に反射角度が変更されて反射され、この反射された光信号が、レンズ67及びグレーティング65を介して出力用のコリメータ64a~64dに入射され、各光カプラ25a~25dの入力ポートへ出力される。
このような構成では、各方路1h~Mh(図1)の光ファイバ1f~Kf毎に接続された複数のWSS21a~21k,22a~22kを、複数のコリメータ61~64、グレーティング65、複数のレンズ66,67及び光スイッチング素子68を用いて組み合わせた光学系部品で構成でき、この光学系部品の組み合わせで複数のWSS21a~22kを構成できる。このため、複数のWSS21a~22kを集積化できるので、波長クロスコネクト装置10Bの小型化を図ることができる。
<WSSの構成例4>
次に、上述した出力側のWSS23a~24kの構成例4を、図6を参照して説明する。但し、WSS23a,23kを代表して説明する。
図6に示すWSS23aは、入力用のコリメータ71a,71b,71c,71dと、出力用のコリメータ72と、グレーティング75と、レンズ77と、光スイッチング素子78とを備えて構成されている。入力用のコリメータ71a~71dは、光カプラ25a,25b,26a,26b(図1)の出力ポートに繋がる光ファイバに接続されている。
WSS23kは、入力用のコリメータ73a,73b,73c,73dと、出力用のコリメータ74と、グレーティング75と、レンズ76と、光スイッチング素子78とを備えて構成されている。入力用のコリメータ73a~73dは、光カプラ25a,25b,26a,26b(図1)の出力ポートに繋がる光ファイバに接続されている。なお、入力用のコリメータ71a~71d,73a~73dは、請求項記載の入力用コリメータを構成する。出力用のコリメータ72,74は、請求項記載の出力用コリメータを構成する。
光スイッチング素子78は、1×MLのWSS23a,23kが、N個集積された1×MLのWSSの光スイッチング素子を有し、本例では、1×MLの2個のWSS23a,23kが集積された光スイッチング素子78a,78bが示されている。
このような構成のWSS23a,23kの動作について説明する。まず、WSS23aにおいて、各光カプラ25a,25b,26a,26b(図1)の出力ポートから光信号がコリメータ71a~71dを介してグレーティング75に入射される。グレーティング75は、光信号に対して、波長に応じて異なる角度に回折して反射することで分波(例えば4分波)を行う。4分波された光信号は、レンズ77を介して光スイッチング素子78aに入射される。光スイッチング素子78aは、方路1hの光ファイバ1f~Kf(図1)に繋がるWSS23aの出力ポートに向かうように波長毎に反射角度を変更して光信号の反射を行う。光スイッチング素子78aにおいて反射された光信号は、レンズ77及びグレーティング75を介して出力用のコリメータ72に入射され、方路1hの光ファイバ1f~Kfへ出力される。
他方のWSS23kにおいても同様な動作が行われる。即ち、各光カプラ25a,25b,26a,26bの出力ポートから光信号がコリメータ71a~71dを介してグレーティング75に入射されて4分波され、この4分波された光信号が、レンズ76を介して光スイッチング素子78bに入射される。更に、光スイッチング素子78bで光信号の波長毎に反射角度が変更され、この反射された光信号が、レンズ76及びグレーティング75を介して出力用のコリメータ74に入射され、方路1hの光ファイバ1f~Kfへ出力される。
このような構成では、光カプラ25a~26d(図1)の出力ポートに接続された複数のWSS23a~23k,24a~24kを、複数のコリメータ71a~71d,72,73a~73d,74、グレーティング75、複数のレンズ76,77及び光スイッチング素子78を用いて組み合わせた光学系部品で構成でき、この光学系部品の組み合わせで複数のWSS23a~24kを構成できる。このため、複数のWSS23a~24kを集積化できるので、波長クロスコネクト装置10Bの小型化を図ることができる。
その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1h~Mh 方路
1f~Kf 光ファイバ
10B 波長クロスコネクト装置
21a~22k,23a~24k WSS
25a~26d 光カプラ
30 接続制御部
41,52a~52e DEMUX(分波器)
42a~42e,53a~53e SW
43a~43e,54 MUX(合波器)
61,63,71a~71d,73a~73d 入力用のファイバコリメータ
62a~62d,64a~64d,72,74 出力用のファイバコリメータ
65,75 グレーティング
66,67,76,77 レンズ
68,68a,68b,78,78a,78b 光スイッチング素子

Claims (6)

  1. K本の光ファイバが方路毎に一纏めにされた入力側のM本の方路から伝送されてきた光信号を、WSS(Wavelength Selective Switch)で方路変更して出力側のM本の方路の各光ファイバへ出力する中継を行う波長クロスコネクト装置であって、
    前記入力側の各方路の光ファイバ毎に接続された1入力ポートとM×L(但し、2以上の正の整数LK)個の出力ポートを有するM×K個の第1WSSと、
    前記出力側の各方路の光ファイバ毎に接続された1出力ポートとM×L個の入力ポートを有するM×K個の第2WSSと、
    前記第1WSS毎の出力ポートと、前記第2WSS毎の入力ポートとの間に接続されるK個の入力ポートとK個の出力ポートを有する2×M×L個の光カプラと
    を備え、
    前記光カプラ毎の入力ポートを、前記第1WSS毎の出力ポートに接続し、
    前記入力側の各方路の光ファイバから入力された光信号が、前記出力側の各方路の光ファイバの各々に出力可能となるように、前記光カプラ毎の入力ポートを前記第1WSSの出力ポートに接続し、当該光カプラ毎の出力ポートを前記第2WSSの入力ポートに接続した
    ことを特徴とする波長クロスコネクト装置。
  2. 前記第1WSSは、前記方路の光ファイバから入力される光信号が波長多重数Tで波長分割多重された光信号である場合、当該光信号を分波して出力する分波器と、その分波された各波長の光信号を選択的に出力し、1入力ポート及びML個の出力ポートを有するT個のスイッチと、各スイッチからの光信号を合波して出力し、ML個の入力ポート及び1出力ポートを有するT個の合波器とを備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の波長クロスコネクト装置。
  3. 前記第2WSSは、前記光カプラ毎に出力される光信号を分波して出力する2×M×L個の分波器と、分波器毎に分波された光信号が入力されるML個の入力ポート及び1出力ポートを有するスイッチと、各スイッチから出力される光信号を合波して1出力ポートから前記出力側の光ファイバへ出力する合波器とを備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の波長クロスコネクト装置。
  4. 前記第1WSSは、前記方路の光ファイバから入力される光信号が波長分割多重された光信号である場合、当該光ファイバからの光信号が入力される入力用コリメータと、入力用コリメータから入射される光信号を波長に応じて異なる角度に回折して反射することで分波を行うグレーティングと、前記分波された光信号が入射され、前記光カプラ毎の入力ポートに繋がる当該第1WSSの出力ポートに向かうように波長毎に反射角度を変更して光信号の反射を行う光スイッチング素子と、前記反射された光信号が前記グレーティングを介して入射され、前記光カプラの入力ポートに繋がる出力用コリメータとを備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の波長クロスコネクト装置。
  5. 前記第2WSSは、前記光カプラ毎に出力される光信号が入力される入力用コリメータと、入力用コリメータから入射される光信号を波長に応じて異なる角度に回折して反射することで分波を行うグレーティングと、前記分波された光信号が入射され、前記方路の光ファイバに繋がる当該第2WSSの出力ポートに向かうように波長毎に反射角度を変更して光信号の反射を行う光スイッチング素子と、前記反射された光信号が前記グレーティングを介して入射され、前記方路の光ファイバに繋がる出力用コリメータとを備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の波長クロスコネクト装置。
  6. K本の光ファイバが方路毎に一纏めにされた入力側のM本の方路から伝送されてきた光信号を、WSSで方路変更して出力側のM本の方路の各光ファイバへ出力する中継を行う波長クロスコネクト装置のクロスコネクト接続方法であって、
    前記波長クロスコネクト装置は、
    前記入力側の方路数M及び当該方路毎の光ファイバ数Kを検出するステップと、
    前記出力側の方路数M及び当該方路毎の光ファイバ数Kを検出するステップと、
    前記検出された入力側の光ファイバ数Kに基づき、当該光ファイバ数Kの光ファイバに接続される1入力ポートとM×L(但し、2以上の正の整数LK)個の出力ポートを有する第1WSSの第1WSS数を検出するステップと、
    前記検出された出力側の光ファイバ数Kに基づき、当該光ファイバ数Kの光ファイバに接続される1出力ポートとM×L個の入力ポートを有する第2WSSの第2WSS数を検するステップと、
    前記検出された第1WSS数の第1WSSの入力ポートを、前記入力側の各方路の光ファイバ毎に接続するステップと、
    前記検出された第2WSS数の第2WSSの出力ポートを、前記出力側の各方路の光ファイバ毎に接続するステップと、
    前記入力側の第1WSSの出力ポートと、前記出力側の第2WSSの入力ポートとの間に接続されるK個の入力ポートとK個の出力ポートを有する光カプラの数を検出するステップと、
    前記光カプラ毎のK個の入力ポートを、前記第1WSS毎の出力ポートに接続するステップと、
    前記入力側の各方路のK本の光ファイバから入力された光信号が、前記出力側の各方路のK本の光ファイバの各々に出力可能となるように、前記光カプラ毎の入力ポートを、前記入力側のM×K個の第1WSSの出力ポートに接続し、当該光カプラ毎の出力ポートを、前記出力側のM×K個の第2WSSの入力ポートに接続するステップと
    を実行することを特徴とするクロスコネクト接続方法。
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