JP7286183B2 - ユーグレナの培養方法 - Google Patents
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グルコース濃度が0%から2%までの間の所定の濃度である低濃度培養液と、グルコース濃度が2%よりも高く且つ8%以下の所定の濃度である高濃度培養液とから成る、グルコース濃度が異なる複数種類の馴化用培養液を用意し、グルコース濃度が低い馴化用培養液から順に該馴化用培養液を使ってユーグレナを培養する馴化工程と、
前記馴化工程で得られたユーグレナを、グルコース濃度が前記高濃度培養液と同じか、前記高濃度培養液よりも高く且つ8%以下である増殖用培養液を使って培養する増殖工程とを有することを特徴とする。
グルコース濃度が0%から2%までの間の所定の濃度である低濃度培養液と、グルコース濃度が2%よりも高く且つ8%以下の所定の濃度である高濃度培養液と、グルコース濃度が前記低濃度培養液よりも高く、前記高濃度培養液よりも低い濃度である中間濃度培養液とから成る、グルコース濃度が異なる複数種類の馴化用培養液を用意し、グルコース濃度が低い馴化用培養液から順に該馴化用培養液を使ってユーグレナを培養する馴化工程と、
前記馴化工程で得られたユーグレナを、グルコース濃度が前記高濃度培養液と同じか、前記高濃度培養液よりも高く且つ8%以下である増殖用培養液を使って培養する増殖工程と
を有することを特徴とする。
[実施例1]
1.馴化工程
図1は本実施例の馴化工程の手順を示す模式図である。本実施例では以下の表1に示す、ユーグレナ グラシリス(以下、ユーグレナという)の6種類の株を使用した。
(1) 馴化工程終了後の培養液(つまり耐性株を含む培養液)、及び比較工程収量後の培養液(つまり非馴化株を含む培養液)をそれぞれ1mLずつ、1.5mL容量のチューブ(エッペンドルフ ジャパン製)に移し、生理食塩水で10万倍に希釈した。
(2) 希釈液100μLを、培養皿に入った寒天培地(A培地、グルコース濃度5.0%)に接種し、コンラージ棒で均等に塗り広げた。
(3) 1週間後、寒天培地に出現したコロニーを観察し、増殖速度が最も速かったコロニーを採取し、これらをそれぞれ6種類のユーグレナの耐性株及び非馴化株の選抜株とした。
6種類のユーグレナの耐性株の選抜株をグルコース濃度を5.0%に調整した培養液で、及び6種類のユーグレナの非馴化株の選抜株をグルコース濃度を2.0%に調整した培養液で、それぞれ、上述した馴化工程と同じ条件で72時間培養を継続し、そこから採取した1.0mLの培養液を、グルコース濃度が同じ新たな培養液に植え継ぐ作業を繰り返した。植え継ぐ際にバッフル付きフラスコから所定量の培養液をサンプルとして採取し、後述するバイオマス収量(1Lあたりの乾燥藻体重量)、残糖量、細胞内成分含量の測定に供した。
(1) 恒量になった1.5mL容量のエッペンドルフチューブに、増殖工程で採取した1.0mLの培養液を入れ、遠心分離(5000rpm、5分間)を行った。
(2) 遠心分離の後、上清を除去し、そこに、0.8%生理食塩水を1.0mL加え、ボルテックスミキサーを用いて撹拌した。
(3) 再び、遠心分離(5000rpm、5分間)を行い、上清を除去した。
(4) (2)及び(3)の工程を再度繰り返した。
(5) エッペンドルフチューブを加熱し、該チューブ内の細胞(ユーグレナの細胞)を乾燥した(105℃、12時間)。
(6) エッペンドルフチューブをデシケーターに入れて放冷した後、エッペンドルフチューブの重量を測定し、そこから該エッペンドルフチューブの初期重量を差し引いて細胞の乾燥細胞重量を算出した。
植え継ぎ時に採取した1.5mLの培養液に含まれるグルコースの濃度を、グルコースC-IIテストワコーキット(ムタローゼ・GOD法、和光純薬株式会社製)を用いて測定した。測定波長は550nmに設定した。
図2は、6種類のユーグレナの耐性株及び6種類のユーグレナの非馴化株のバイオマス収量の時間的変化を示すグラフである。これらのグラフの横軸は培養時間を、縦軸は細胞の乾燥重量を表している。
表5から分かるように、耐性株及び非馴化株のいずれにおいても、株間で顕著な差は確認できなかったが、耐性株と非馴化株の間で大きな差が見られた。すなわち、未馴化株では、すべての株においても対糖収率が50%以上の値を示したのに対し、耐性株では、いずれの株も対糖収率は32%~42%の範囲内にあり、未馴化株よりも対糖収率が低下していた。
増殖が定常期初期もしくは対数増殖期後期に達した時点で、50mL容量の遠沈管に培養液を回収した。回収した培養液を遠心分離し(3000rpm,5min)、上清を除去して細胞を得、これを凍結乾燥して以下の細胞内成分の分析に供した。未馴化株については、培養72時間の培養液を回収し、耐性株については、株により増殖速度が異なるため培養液の回収時間を次のように設定した。すなわち、NIES49の耐性株は培養144時間、NIES47、NIES48、NIES49、PO、SM-ZK及びIGの耐性株は培養96時間で、それぞれ培養液を回収した。
植え継ぎ時に採取した2.0mLの培養液に含まれるパラミロンの含量を以下の手順で測定した。
A.パラミロンの精製
(1) 2mL容量のエッペンチューブに培養液2mLを入れ、遠心分離(5000rpm, 5min)を行い、上清を除去した。
(2) イオン交換水300μLを加え、ボルテックスミキサーで撹拌して細胞を完全に分散させて、軽くスピンダウンした。
(3) エッペンチューブにフロートを取り付け、超音波洗浄機に浮かべて細胞を破砕した(5min)。
(4) アセトン1200μLを加え、ボルテックスミキサーで十分攪拌し、遠心分離(5000rpm, 5min)した。
(5) ピペットマン(登録商標)で上清を丁寧に除去し、アセトン1500μLを加え、ボルテックスミキサーで十分攪拌し、遠心分離(5000rpm, 5min)した。
(6) アセトン処理及び遠心分離を再度繰り返した。
(7) ピペットマンで上清を除去し、10% SDS水溶液1500μLを加え、ボルテックスミキサーで十分攪拌して細胞を十分分散させ、軽くスピンダウンさせた。
(8) エッペンチューブのキャップを開けた状態で、100℃のアルミブロックヒーター上で30分間加熱した。
(9) 放冷後、遠心分離(5000rpm, 5min)して、ピペットマンで上清を除去し、0.1%SDS水溶液1500μLを加え、ボルテックスミキサーで十分攪拌して細胞を十分分散させた。
(10) 遠心分離(5000rpm, 5min)して、ピペットマンで上清を丁寧に除去し、イオン交換水1500μLを加え、ボルテックスミキサーで十分撹拌して細胞を十分分散させた。以上により、パラミロンを精製した。
(11) 精製したパラミロンに1Nの水酸化ナトリウム溶液1mLを加えて完全に溶解させたものを、次のパラミロンの定量用サンプルとした。
(1) 上述した定量用サンプルに100μLに、イオン交換水900μLを加えて希釈した。
(2) 200μg/mLのグルコース溶液 250μLにイオン交換水750μLを加え、グルコース濃度が50μg/mLの標準試料を調製した。
(3) 希釈した定量用サンプル、標準試料に80%フェノール溶液を25μL加え、ボルテックスミキサーで十分撹拌した。
(4) ドラフト内で濃硫酸2.5mLを加え、ボルテックスミキサーで十分撹拌した。
(5) 放冷後、吸光波長490nmで吸光度を測定した。
以下の式(1)から、パラミロン含量(μg)を算出した。式(1)中、Eは試料の吸光度を、E0は標準試料の吸光度をそれぞれ表している。なお、式(1)中、「180.16」は標準試料に含まれるグルコースの分子量であり、「162.14」はグルコースが脱水縮合しβ-1,3結合した多糖類であるパラミロンの分子量である。
パラミロン含量(μg)=E/E0×50(μg/mL)×1(mL)/(180.16/162.14)×希釈倍率
…(1)
タンパク質の定量は、Kjeldahl法を用いた(特許文献2)。また、脂質は、改訂されたFolch法(非特許文献5)を用いた。
8-1.パラミロン含量の対糖収率
表6は、6種類のユーグレナの耐性株及び非馴化株のパラミロン含量の対糖収率を示している。パラミロン含量の対糖収率は、培養開始時の培養液中のグルコース量に対する培養後のパラミロン含量の割合を意味する。培養開始時の培養液中のグルコース量が1gであり培養後のパラミロン含量が1gであるとき、対糖収率は100%となる。
表6から分かるように、パラミロン含量における対糖収率は、PO及びSM-ZKの2株は未馴化株よりも耐性株の方が高い値を示したが、NIES47、NIES48、NIES49の3株は耐性株と未馴化株とで同等の値を示した。また、耐性株においてバイオマス収量の対糖収率が最も低かったIGのパラミロン含量の対糖収率については、耐性株の方が未馴化株よりも低い値を示した。
図3及び図4は、6種類のユーグレナの耐性株及び非馴化株の最大バイオマス収量と細胞内組成を示している。図3及び図4の横軸はユーグレナの種類の名称を、縦軸は細胞内組成物及び最大バイオマス収量の値(g/L)を示している。つまり、各棒グラフの高さが各種類の最大バイオマス収量を表している。
以上の結果から、本実施例の培養方法は、パラミロンを得る目的でユーグレナを培養する方法として有用であるといえる。
本発明の増殖工程における培養条件を検討するため、培養液の液量、培地のpH、培地に含まれる炭素源(C)と窒素源(N)との比率(C/N)を異ならせた複数種類の培養液を用いて、耐性株の培養を行った。耐性株としては、実施例1の馴化工程で得られたNIES48の耐性株(選抜株)を用いた。
1.液量の影響
実施例1の増殖工程において、耐性株に用いた培養液と同じ組成の培養液を、それぞれ5mL、10mL、15mL、20mL、25mL、30mLずつ、それぞれ別のバッフル付きフラスコに入れ、実施例1の増殖工程と同じ条件でNIES48の耐性株を培養した。24時間培養を継続した後、そこから採取した1.0mLの培養液を、同じ液量の新たな培養液に植え継ぐ(継代)という作業を繰り返した。植え継ぐ際に各培養液をサンプルとして採取し、バイオマス収量(1Lあたりの乾燥藻体重量)、濁度(OD660)の測定に供した。濁度は、増殖率を表す指標であり、濁度が大きいほど耐性株が増殖したこと(増殖率が大きいこと)を示す。
実施例1の増殖工程において、耐性株に用いた培養液と同じ組成の培養液のpHを、それぞれ2.5、3.5、4.5、5.5、6.5、7.5に調整し、各培養液をバッフル付きフラスコに入れ、実施例1の増殖工程と同じ条件でNIES48の耐性株を培養した。24時間培養を継続した後、そこから採取した1.0mLの培養液を、同じ液量の新たな培養液に植え継ぐ作業を繰り返し、植え継ぐ際に5mLの培養液をサンプルとして採取し、バイオマス収量、濁度(OD660)の測定に供した。また、72時間、96時間、120時間培養した後の培養液5mLを回収し、それぞれ遠心分離(6000rpm、5min)した後、上清を回収し、pHを測定した。
また、初発培養液のpHと培養後の培養液のpHを表7に示す。この表から分かるように、初発培養液のpHが2.5~6.5の試験区ではいずれも培養後のpHが3.0以下に低下していた。また、初発培養液のpHが7.5の試験区では培養後のpHが3.59に低下し、pHが2.5の試験区では培養後のpHが1.77に低下していた。以上より、全ての試験区において培養後のpHは酸性に偏る傾向が示された。
実施例1の増殖工程において、耐性株に用いた培養液と同じ組成の培養液に、グルコース量は変えずに窒素源としてポリペプトンを添加し、C/Nをそれぞれ10、20、30、40、50に調整して培養試験を行った。なお、実施例1の増殖工程において、耐性株に用いた培養液のC/Nは22.9である。
培養液に含まれるグルコース濃度を6%、7%、8%、9%、10%に調整した以外は、実施例1と同じ条件で増殖工程における耐性株の培養を行った。耐性株としては、実施例1の馴化工程で得られたNIES48の耐性株(選抜株)を用いた。
実施例1の馴化工程で得られたNIES48の耐性株(選抜株)を、グルコース濃度を8%に調整した培養液を使って培養する増殖工程を行った。グルコース濃度を8%に調整した培養液の組成を以下の表10に示す。
Claims (2)
- グルコース濃度が0%から2%までの間の所定の濃度である低濃度培養液と、グルコース濃度が2%よりも高く且つ8%以下の所定の濃度である高濃度培養液とから成る、グルコース濃度が異なる複数種類の馴化用培養液を用意し、グルコース濃度が低い馴化用培養液から順に該馴化用培養液を使ってユーグレナを培養する馴化工程と、
前記馴化工程で得られたユーグレナを、グルコース濃度が前記高濃度培養液と同じか、前記高濃度培養液よりも高く且つ8%以下である増殖用培養液を使って培養する増殖工程と
を有し、
前記ユーグレナが、ユーグレナ・グラシリス(Euglena gracilis)Z株 NIES47、ユーグレナ・グラシリス(Euglena gracilis)Z株 NIES48、ユーグレナ・グラシリス・バシラリス(Euglena gracilis bacillaris)株 NIES49から選ばれる1種又は複数種であり、
前記馴化工程では、最初はグルコース濃度が2%の馴化用培養液を用いてユーグレナを培養し、その後、植え継ぎを行う毎に馴化用培養液のグルコース濃度を0.2%ずつ高くし、馴化用培養液のグルコース濃度が5%に達した時点で培養を終了する、ユーグレナの培養方法。 - グルコース濃度が0%から2%までの間の所定の濃度である低濃度培養液と、グルコース濃度が2%よりも高く且つ8%以下の所定の濃度である高濃度培養液とから成る、グルコース濃度が異なる複数種類の馴化用培養液を用意し、グルコース濃度が低い馴化用培養液から順に該馴化用培養液を使ってユーグレナを培養する工程を有し、
前記ユーグレナが、ユーグレナ・グラシリス(Euglena gracilis)Z株 NIES47、ユーグレナ・グラシリス(Euglena gracilis)Z株 NIES48、ユーグレナ・グラシリス・バシラリス(Euglena gracilis bacillaris)株 NIES49から選ばれる1種又は複数種であり、
前記ユーグレナを培養する工程では、最初はグルコース濃度が2%の馴化用培養液を用いてユーグレナを培養し、その後、植え継ぎを行う毎に馴化用培養液のグルコース濃度を0.2%ずつ高くし、馴化用培養液のグルコース濃度が5%に達した時点で培養を終了する、糖耐性ユーグレナの製造方法。
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