JP7283913B2 - ディスポーザ - Google Patents

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Description

本発明は、厨芥を粉砕処理して排出するディスポーザに関する。
台所で発生した野菜や魚類等の厨芥は、異臭を発生させる上に不衛生の原因となることから、厨芥を手軽に処理するためのディスポーザが実用化されている。この種のディスポーザは、流し台のシンクの下側に設置されて、入口をシンクの排水口に連結されており、調理に伴って発生した厨芥がシンクの排水口からディスポーザに投入されて、排水口が蓋体で閉鎖されると、内部に設置された粉砕機構が作動して厨芥を粉砕処理するようになっている。
上記のようなディスポーザは、例えば、可動歯やハンマーをモータにより回転駆動して、内壁において環状に列設した固定歯との間で厨芥を粉砕し、粉砕後の厨芥を水道水と共に排出部から排出することにより、配管及びトラップを介して下水道に流すよう構成されている。ただし、繊維質の厨芥が十分に粉砕されないまま粉砕機構を通過した場合には、排出部付近における水の停滞に起因して厨芥の絡まりが生じやすく、排出部又はその下流部分における詰まりの原因となる。そこで、特許文献1に記載の従来技術では、ハンマーを回転させる回転板に厨芥除去部材を設けることにより、排出部付近に滞留する厨芥を掻取って排除している。
特開2006-55786号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、回転板より下流の排出室で形成された厨芥の塊を掻取る構成であるため、排出室の塊を解消する手段がない限り、当該塊が再び排出部又はその下流において詰まりを発生させる虞が生じる。また、繊維質が絡まって形成された厨芥の塊を解消する機構を排出室に別途設けた場合には、ディスポーザのコスト上昇を招来する虞が生じる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コスト上昇を抑制しつつ、排出部の詰まりを抑制することができるディスポーザを提供することにある。
<本発明の第1の態様>
本発明の第1の態様は、厨芥を投入するための投入部を上部に備えると共に、水と共に前記厨芥を排出する排出部を下部側面に備える筐体と、前記筐体の内部空間を前記投入部側に位置する粉砕室、及び前記排出部側に位置する排出室に分けつつ回転可能に設けられる回転板と、前記回転板に設けられたハンマーと、前記回転板の周囲を離間して囲むように前記筐体の内側面に設けられ、前記ハンマーと協働して前記厨芥を粉砕する環状の固定歯と、を備え、前記回転板と前記固定歯との間隙に対する鉛直方向の連通を規制する連通規制部が前記排出部の上部において形成されている、ディスポーザである。
本発明の第1の態様に係るディスポーザは、ハンマーが設けられた回転板と固定歯とが協働して厨芥を粉砕する粉砕機構を備えることにより、粉砕された厨芥を水と共に回転板と固定歯との間隙を通して粉砕室から排出室へ送り出すよう構成されている。そして、ディスポーザは、当該間隙の鉛直方向の連通を規制する連通規制部が排出部の上部において形成されているため、排出室のうち排出部付近に対しては粉砕後の厨芥が直接送り出されないように構成されている。
このため、ディスポーザは、排出室において水が滞留しやすい排出部付近に厨芥が送り出されないことにより、厨芥の絡まりが生じる虞を低減することができる。また、ディスポーザは、粉砕機構よりも下流側の排出室において厨芥の絡まりが生じにくいことから、排出室における厨芥の塊を解消する機構を別途設ける必要もない。従って、本発明の第1の態様に係るディスポーザによれば、コスト上昇を抑制しつつ、排出部の詰まりを抑制することができる。
<本発明の第2の態様>
本発明の第2の態様は、上記した本発明の第1の態様において、前記連通規制部は、前記排出部の上部における前記筐体の一部が延在してなる、ディスポーザである。
本発明の第2の態様に係るディスポーザによれば、連通規制部が筐体の一部の形状として形成されていることから、新たな部材を別途設けることなく連通規制部を形成することができるため、コスト低減と組み付け性の向上を図ることができる。
<本発明の第3の態様>
本発明の第3の態様は、上記した本発明の第2の態様において、前記連通規制部は、前記排出部と前記固定歯との間に設けられる、ディスポーザである。
本発明の第3の態様に係るディスポーザによれば、環状の固定歯の全周を用いて厨芥を粉砕することができるため、連通規制部により粉砕効率が損なわれることなく粉砕処理を行うことができる。
本発明によれば、コスト上昇を抑制しつつ、排出部の詰まりを抑制することができるディスポーザを提供することができる。
本発明に係るディスポーザが適用された排水システムを示す全体構成図である。 本発明に係るディスポーザの内部構造を模式的に示す断面図である。 本発明に係るディスポーザの制御手順を示すタイミングチャートである。 第1実施形態に係るディスポーザの下側ケーシングにおける水平断面及び垂直断面を表す部分断面図である。 排出室の水流を模式的に示す水平断面図である。 第2実施形態に係るディスポーザに設けられる固定歯の水平断面を表す断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施の形態の説明に用いる図面は、いずれも構成部材を模式的に示すものであって、理解を深めるべく部分的な強調、拡大、縮小、または省略などを行っており、構成部材の縮尺や形状等を正確に表すものとはなっていない場合がある。
<第1実施形態>
図1は、本発明に係るディスポーザ5が適用された排水システム1を示す全体構成図である。本発明に係る排水システム1は、厨芥を粉砕処理して水道水と共に排出処理可能な台所の流し台であり、例えばマンション等の集合住宅の各住居で用いられる。本実施形態においては、排水システム1は、水道管2、水道蛇口3、シンク4、ディスポーザ5、排水管6、及び給水制御部7を備える。
より具体的には、排水システム1は、ユーザがシンク4において調理や食器洗いを行うための水道水を、水道管2を介して水道蛇口3から供給する。また、排水システム1は、シンク4の下側に連結されたディスポーザ5へ厨芥が投入されることにより、詳細を後述するようにディスポーザ5が厨芥を粉砕処理し、排水管6を介して水道水と共に厨芥を排出する。
ここで、ディスポーザ5は、上部に設けられた投入部PINにおいてシンク4と連結されると共に、下部に設けられた排出部POUTにおいて排水管6に接続されている。そして、ディスポーザ5は、水道管2から分岐した流路上に設けられる給水制御部7を介して、厨芥の排出に必要となる水が、シンク4を経由することなく直接給水される。
続いて、上記のディスポーザ5の構成をより詳細に説明する。図2は、本発明に係るディスポーザ5の内部構造を模式的に示す断面図である。ディスポーザ5は、筐体10、蓋スイッチ20、粉砕機構30、制御部40、及び給水部50を備える。
筐体10は、厨芥が投入される投入部PINを上部に備え、当該投入部PINにおいてシンク4の排水口に接続される。また、筐体10は、厨芥を排出する排出部POUTを下部に備え、当該排出部POUTにおいて排水管6に接続される。そして、本実施形態に係る筐体10は、投入部PINから排出部POUTにかけて、連結筐体11、ゴムブーツ12、上側ケーシング13、及び下側ケーシング14を含み、厨芥を粉砕処理するための内部空間が形成されている。
連結筐体11は、略円筒形状の金属部材で形成され、シンク4の排水口に連結されることにより投入部PINを構成する。
ゴムブーツ12は、水平断面が略円形に形成されたゴム材料からなり、連結筐体11と上側ケーシング13との間に介在して互いを接続する。ここで、ゴムブーツ12は、筐体外への漏水を防止できるよう連結筐体11と上側ケーシング13との連結部を密閉すると共に、弾性材料から形成されていることによりディスポーザ5の稼働に伴う振動をシンク4に伝搬させないよう構成されている。
上側ケーシング13は、本実施形態においては、円形の水平断面を段階的に有する筒状の金属部材で形成され、後述する粉砕機構30により粉砕される前の厨芥が蓄えられる空間を形成する。
下側ケーシング14は、本実施形態においては、有底円筒状の金属部材で形成され、下部側面に形成された排出部POUTにおいて排水管6に連結されている。
蓋スイッチ20は、筐体10の投入部PINを開閉することができるよう筐体10から取り外し可能に構成されている。また、蓋スイッチ20は、ディスポーザ5を稼働させるためのスイッチを兼ねており、ユーザが厨芥を投入部PINから投入した後、投入部PINを閉じるように嵌め込みつつ水平面内で所定の向きに合わせる操作を行うことにより、筐体10の内部において粉砕処理が開始される。これにより、蓋スイッチ20は、筐体10の内部における厨芥が投入部PINから飛び出さないように閉鎖できると共に、例えば筐体10にユーザの手が挿入された状態でディスポーザ5が稼働しないようにすることができる。
粉砕機構30は、厨芥が排出部POUTよりも下流の流路において詰まりを生じさせないよう、筐体10に投入された厨芥を十分小さく粉砕する機構であり、モータ31、回転板32、ハンマー33、固定歯34、及びインペラ35を含む。
モータ31は、厨芥を粉砕処理するための回転動力を発生させる動力源であり、本実施形態においては筐体10の下方に配置されている。そして、モータ31は、筐体10の底面において筐体10を貫通するように設けられた回転軸を介して、筐体10の内部に当該回転動力を伝達する。
回転板32は、水平面に平行となるように筐体10の内部に設けられた円盤状の部材であり、平面視した場合の直径が筐体10の内側面の直径よりも小さく形成されている。また、回転板32は、筐体10の底面を貫通する回転軸を介してモータ31に連結されることにより、モータ31の回転と連動して回転駆動される。そして、筐体10の内部空間は、回転可能に設けられる回転板32を境界として、上流の投入部側に位置する粉砕室Rと下流の排出部側に位置する排出室Rとに分けられている。
ハンマー33は、回転板32の上流側の面における縁部分に複数設けられ、回転板32と共に回転することにより、投入された厨芥を放射方向に向けて押し付ける。
固定歯34は、筐体10の内側面に環状に設けられる金属部材であり、中心方向を向く複数の歯が回転板32の周囲を離間して囲むように列設されている。これにより、粉砕室Rに投入される厨芥は、ハンマー33と固定歯34との間で粉砕されながら、両者の隙間を通して水道水と共に排出室Rへと送り出される。
インペラ35は、回転板32の下流側の面に設けられ、回転板32と共に回転することにより、排出室Rへ送り出される粉砕後の厨芥及び水道水を排出部POUTから排出する羽根車である。
制御部40は、例えば公知のマイコン制御回路からなり、ディスポーザ5の動作を制御する。より具体的には、制御部40は、蓋スイッチ20が投入部PINに嵌め込まれてディスポーザ5を稼動させる操作が行われた場合に、給水制御部7を制御することにより給水部50から筐体10へ給水させると共に、モータ31を駆動することにより粉砕室Rにおいて厨芥の粉砕処理を実行させる制御を行う。
給水部50は、筐体10の側面から接続され、水道管2及び給水制御部7を介して供給される水道水を筐体10の内部に導入するための流路を構成する。
図3は、本発明に係るディスポーザ5の制御手順を示すタイミングチャートである。より詳しくは、図3は、ディスポーザ5の稼動期間において、制御部40がモータ31及び給水制御部7を制御するタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
タイミングT0において蓋スイッチ20による稼動操作が行われた場合、制御部40は、給水制御部7に対する制御により給水部50を介した筐体10への給水を開始する。このとき、モータ31の回転は直ちには開始されず、約5秒間かけて厨芥の粉砕処理に必要な所定量の水道水を筐体10の内部に貯留させる。
また、筐体10の内部に所定量の水道水が貯留されたタイミングT1において、制御部40は、モータ31の回転駆動を断続的に繰り返すことにより段階的に厨芥を粉砕処理する制御を行う。
そして、制御部40は、モータ31の断続制御により厨芥をある程度粉砕した後、タイミングT2においてモータ31を連続駆動させる制御に切り替えることにより、モータ31の回転を停止させるタイミングT3までの期間において、全ての厨芥を排出室Rに送り出すことができる程度にまで粉砕する制御を行う。
さらに、制御部40は、モータ31の回転を停止してからタイミングT4までの約10秒間の期間に亘り給水部50からの給水を継続することで、筐体10の内部における厨芥の残渣を洗浄する。これらの一連の制御により、制御部40は、ディスポーザ5における厨芥の粉砕処理とディスポーザ5の洗浄処理とを約1分間で行う。
次に、粉砕室Rから排出室Rへ通過する厨芥の経路について、より詳細に説明する。図4は、第1実施形態に係るディスポーザ5の下側ケーシング14における水平断面及び垂直断面を表す部分断面図である。より具体的には、図4は、回転板32及び固定歯34を通る水平断面を鉛直上方から見た場合の水平断面図(図4上図)と、当該図4上図のB-Bで示される垂直断面を水平方向から見た場合の鉛直断面図(図4下図)とについて、図2の領域Aで示す排出部POUT付近を部分的に示す図である。
固定歯34は、図4上図に示すように、下側ケーシング14の内周に沿って環状に設けられていると共に、中心方向を向く複数の歯部34aが互いに離間しつつ回転板32を囲むように列設され、これにより隣接する2つの歯部34aの間に間隙部34bが形成される。また、固定歯34は、回転板32と共に回転するハンマー33と協働して厨芥を粉砕する。そして、粉砕された厨芥は、給水部50から給水された水と共に間隙部34bを通って粉砕室Rから排出室Rへ送り出される。
但し、本実施形態に係る下側ケーシング14は、図4下図に示すように、内周面の全周のうち排出部POUTの上部において、回転板32と固定歯34との間隙に対する鉛直方向の連通を規制する「連通規制部」としての庇部14Lが形成されている。このため、粉砕された厨芥は、排出部POUTの上部においては、粉砕室Rから排出室Rへの通過が制限又は禁止されることになる。
ここで、本実施形態に係る庇部14Lは、図4下図に示すように、排出部POUTと固定歯34との間において、下側ケーシング14の内側面から内側に向かって、間隙部34bの少なくとも一部を遮るように延在して形成されている。また、庇部14Lは、回転板32やインペラ35等の回転機構に接触しない範囲で更に内側に延在することができる。
続いて、庇部14Lを設けることの効果について説明する。図5は、排出室Rの水流を模式的に示す水平断面図である。より具体的には、図5は、排出室Rを通る下側ケーシング14の水平断面を鉛直方向から見た場合において、粉砕された厨芥を含む水がインペラ35の回転に伴いモータ31の回転軸の周りに水流を形成して排出部POUTから排出される様子を表している。
上記したように固定歯34の間隙部34bを通過して排出室Rへ送り出された厨芥は、下側ケーシング14の内側面付近に落下し、図5に示される水流に乗って排水管6へ送り出される。このとき、排出部POUTの周辺では、水流の大部分が排出部POUTから排出されることにより、図5に示される領域Cにおいては流量が減少する。そのため、例えば万が一、粉砕が不十分な繊維質の厨芥が排出部POUTの上部から排出室Rへ送り出された場合には、排出部POUT付近における水の停滞に起因して厨芥の絡まりが生じやすく、排出部POUT又はその下流部分における詰まりの原因となる。
そこで、本実施形態の下側ケーシング14は、「連通規制部」としての庇部14Lを設けることにより、排出部POUT付近の間隙部34bによる厨芥の通過を規制して、水が停滞しやすい領域Cに厨芥が送り出されないようにしている。このため、排出室Rに送り出された厨芥は、例え粉砕が不十分な繊維質であったとしても、排出部POUT付近において絡まりが生じる虞が低減され、排出部POUT及びその下流での詰まりを抑制することができる。
以上のように、本発明に係るディスポーザ5は、ハンマー33が設けられた回転板32と固定歯34とが協働して厨芥を粉砕する粉砕機構30を備え、粉砕された厨芥を水と共に固定歯34の間隙部34bを通して粉砕室Rから排出室Rへ送り出すよう構成されている。そして、本発明に係るディスポーザ5は、間隙部34bの鉛直方向の連通を規制する連通規制部が排出部POUTの上部において形成され、排出室Rの排出部POUT付近に対しては厨芥が直接送り出されないように構成されている。
このため、本発明に係るディスポーザ5は、排出室Rにおいて水が滞留しやすい排出部POUT付近に厨芥が送り出されないことにより、厨芥の絡まりが生じる虞を低減することができる。そして、粉砕機構30よりも下流側の排出室Rにおいて厨芥の絡まりが生じにくいことから、排出室Rにおける厨芥の塊を解消する機構を別途設ける必要もない。従って、本発明に係るディスポーザ5によれば、コスト上昇を抑制しつつ、排出部POUTの詰まりを抑制することができる。
また、本発明に係るディスポーザ5は、排出部POUTの詰まりを抑制するための連通規制部が、下側ケーシング14の一部を延在させることにより形成されている。すなわち、本実施形態に係るディスポーザ5は、庇部14Lが下側ケーシング14の一部の形状として形成されていることから、新たな部材を別途設けることなく連通規制部を形成することができるため、コスト低減と組み付け性の向上を図ることができる。
さらに、本実施形態におけるディスポーザ5は、庇部14Lが排出部POUTと固定歯34との間に設けられていることにより、環状の固定歯34の全周を用いて厨芥を粉砕することができるため、連通規制部により粉砕効率が損なわれることなく粉砕処理を行うことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態のディスポーザ5´は、上記した第1実施形態のディスポーザ5における下側ケーシング14及び固定歯34の一部の形状が第1実施形態の構成と異なる。以下、第1実施形態と異なる部分について説明することとし、第1実施形態と共通する構成要素については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係るディスポーザ5´に設けられる固定歯34´の水平断面を表す断面図である。より具体的には、図6は、第2実施形態に係るディスポーザ5´の下側ケーシング14´及び固定歯34´の水平断面を鉛直方向から見た場合の断面図である。
第2実施形態の固定歯34´は、下側ケーシング14´と排水管6との連結部である
排出部POUT(図6では図示せず)の上部において、「連通規制部」としての遮断部34cが形成されている。そして、第2実施形態の下側ケーシング14´は、上記した第1実施形態における庇部14Lが設けられていない。
すなわち、第2実施形態のディスポーザ5´では、固定歯34´に設けられた遮断部34cが、第1実施形態の庇部14Lに替わって排出部POUT付近に厨芥が直接送り出されないよう機能している。従って、第2実施形態のディスポーザ5´によれば、固定歯34´に遮断部34cが形成されていることで、上記した第1実施形態と同様の理由により、コスト上昇を抑制しつつ排出部POUTの詰まりを抑制することができる。
以上で、本発明に係るディスポーザの実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではない。例えば上記の各実施形態では、連結筐体11、上側ケーシング13、及び下側ケーシング14が全て金属部材からなる構成を例示したが、これらはいずれも金属部材である必要はなく、例えば樹脂部材を用いても構わない。
また、上記の各実施形態では、粉砕された厨芥が水と共に回転板32と固定歯34との間隙を通って粉砕室Rから排出室Rへ通過する構成を例示したが、これに加えて回転板32を鉛直方向に貫通する複数の排水穴(図示せず)を設けてもよい。この場合、給水部50から粉砕室Rへ供給された水の一部は、当該排水穴を介して排出室Rへ円滑に送り出されるため、排出室Rの流下性を向上させることができる。
さらに、上記の各実施形態では、厨芥の排出に必要となる水が、シンク4を経由することなく筐体10の内部へ直接給水されている構成を例示したが、蓋スイッチ20に間隙を設けることでシンク4からディスポーザ5への水の流入を可能としてもよい。この場合、ディスポーザ5の稼働中においてもシンク4から排水することができる。
1 排水システム
2 水道管
3 水道蛇口
4 シンク
5、5´ ディスポーザ
6 排水管
7 給水制御部
10 筐体
11 連結筐体
12 ゴムブーツ
13 上側ケーシング
14、14´ 下側ケーシング
14L 庇部
20 蓋スイッチ
30 粉砕機構
31 モータ
32 回転板
33 ハンマー
34、34´ 固定歯
34a 歯部
34b 間隙部
34c 遮断部
35 インペラ
40 制御部
50 給水部
IN 投入部
OUT 排出部
粉砕室
排出室

Claims (2)

  1. 厨芥を投入するための投入部を上部に備えると共に、水と共に前記厨芥を排出する排出部を下部側面に備える筐体と、
    前記筐体の内部空間を前記投入部側に位置する粉砕室、及び前記排出部側に位置する排出室に分けつつ回転可能に設けられる回転板と、
    前記回転板に設けられたハンマーと、
    前記回転板の周囲を離間して囲むように前記筐体の内側面に設けられ、前記ハンマーと協働して前記厨芥を粉砕する環状の固定歯と、を備え、
    前記回転板と前記固定歯との間隙に対する鉛直方向の連通を規制する連通規制部が前記排出部の上部において形成され
    前記連通規制部は、前記排出部の上部における前記筐体の一部が延在してなる、ディスポーザ。
  2. 前記連通規制部は、前記排出部と前記固定歯との間に設けられる、請求項に記載のディスポーザ。
JP2019024674A 2019-02-14 2019-02-14 ディスポーザ Active JP7283913B2 (ja)

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