JP7283128B2 - 部分表皮付き内装部品の製造方法 - Google Patents

部分表皮付き内装部品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、部分表皮付き内装部品及びその製造方法に関し、詳しくは、基材の一部に発泡層付き表皮材が貼着された部分表皮付き内装部品及びその製造方法に関する。
例えば、自動車のインストルメントパネル等においては、硬質の合成樹脂によって所定の形状に基材を形成し、その基材表面の一部に、柔らかい発泡層を有する表皮材を貼着して形成された部分表皮付き内装部品が採用されている(特許文献1を参照)。このような部分表皮付き内装部品では、基材と表皮材との境界部で表皮材の端末部における発泡層の切断面(端末面)を見えにくくして、当該境界部における外観見栄え等を向上させる必要があった。そのため、例えば、図11に示すように、表皮材101の端末部101aを基材102に係合させたカバー部材103によって隠す構造や、図12に示すように、基材201に木目込み溝201aを形成して表皮材202の端末部202aを当該木目込み溝201aに挿入する構造等が、従来から検討されている。
特開平10-129303号公報
しかしながら、図11に示すように、表皮材101の端末部101aを基材102に係合させたカバー部材103によって隠す構造では、カバー部材103という別部品を新たに製作し、これを基材102の係合孔に装着させる追加作業が必要であって、コスト増加の問題があった。また、図12に示すように、基材201に木目込み溝201aを形成して表皮材202の端末部202aを当該木目込み溝201aに挿入する構造では、表皮材202の端末部202aを木目込み溝201aに挿入する際、表皮材202自身が柔らかいので、表皮材202にシワ等の外観不良が発生しやすいという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、新たな部品を製作する必要がなく、簡単な構造・方法で基材と表皮材との境界部における外観見栄えを向上できる部分表皮付き内装部品及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る部分表皮付き内装部品及びその製造方法は、次のような構成を有している。
(1)所定の形状に形成された基材と、前記基材に対応する形状に形成され前記基材の表面の一部に貼着された発泡層を有する表皮材とを備えた部分表皮付き内装部品であって、
前記表皮材の端末部に対する前記基材の境界部には、前記表皮材の厚さ以下の深さに形成された段差部を備え、
前記表皮材の端末部における端末面が、前記段差部の縦壁面に隣接して配置され、前記表皮材の端末部では、前記発泡層の表面を被覆する表皮が前記発泡層の端末面まで連続状に被覆していることを特徴とする。
本発明においては、表皮材の端末部に対する基材の境界部には、表皮材の厚さ以下の深さに形成された段差部を備え、表皮材の端末部における端末面が、段差部の縦壁面に隣接して配置され、また、表皮材の端末部では、発泡層の表面を被覆する表皮が発泡層の端末面まで連続状に被覆しているので、基材の段差部で表皮材の端末部における端末面を略隠すことができると共に、表皮材の端末部では、表皮によって発泡層の表面から端末面までを連続状に隠すことができる。また、基材の段差部の深さは、表皮材の厚さ以下の深さに形成されているので、基材の段差部の縦壁面は、表皮材の端末部における端末面によって隠すことができる。そのため、表皮材の端末部に対する基材の境界部では、表皮材の発泡層の端末面と基材の段差部の縦壁面とがそれぞれ隠されて、外観見栄えを向上させることができる。この場合、基材の段差部における段差上端部が表皮材の端末部における表面(上面)より上方へ突出することが無いので、意匠設計上も好ましい。また、基材に段差部を形成し、表皮材の端末部における発泡層の端末面を表皮で被覆する簡単な構造で、新たな部品の製作を必要としないので、コスト低減にも大きく寄与できる。
よって、本発明によれば、新たな部品を製作する必要がなく、簡単な構造で基材と表皮材との境界部における外観見栄えを向上できる部分表皮付き内装部品を提供することができる。
(2)(1)に記載された部分表皮付き内装部品において、
前記段差部の縦壁面には、前記発泡層の端末面まで被覆する前記表皮の端縁を収容可能に形成された凹溝を備えたことを特徴とする。
本発明においては、段差部の縦壁面には、発泡層の端末面まで被覆する表皮の端縁を収容可能に形成された凹溝を備えたので、発泡層の端末面まで被覆する表皮の端縁が、発泡層の端末面より外方へ突出していても、表皮材の端末部における端末面を段差部の縦壁面により隙間なく隣接して配置させることができる。この場合、発泡層の端末面より外方へ突出した表皮の端縁が、段差部の縦壁面に形成された凹溝内に挿入されるが、表皮は薄くて撓みやすいので簡単に凹溝内に挿入でき、表皮材にシワ等が発生する恐れは少ない。そのため、段差部の縦壁面に凹溝を備える簡単な構造で、基材と表皮材との境界部における外観見栄えをより一層向上できる。
(3)(1)又は(2)に記載された部分表皮付き内装部品において、
前記発泡層の表面を被覆する前記表皮と前記発泡層の端末面を被覆する前記表皮とに、それぞれシボ模様が形成されていることを特徴とする。
本発明においては、発泡層の表面を被覆する表皮と発泡層の端末面を被覆する表皮とに、それぞれシボ模様が形成されているので、発泡層の表面を被覆する表皮と発泡層の端末面を被覆する表皮との視覚的な連続性をシボ模様によって高めることができる。そのため、基材と表皮材との境界部における外観見栄えを更に向上させることができる。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載された部分表皮付き内装部品において、
前記基材には、デザイン的に形成される一般部と前記段差部における段差下端部とを緩やかに連結する傾斜部を備えたことを特徴とする。
本発明においては、基材には、デザイン的に形成される一般部と段差部における段差下端部とを緩やかに連結する傾斜部を備えたので、基材の一般部に貼着された表皮材の一般部から端末部まで、表皮材の表面を緩やかな傾斜面で滑らかに繋ぐことができ、表皮材の折れ線を外観上目立たなくすることができる。そのため、基材と表皮材との境界部周辺における外観見栄えを、より一層向上させることができる。また、基材と表皮材との境界部周辺における外観見栄えを確保しつつ、基材と表皮材との境界部を設定する位置の自由度を、より一層高めることができる。
(5)(1)乃至(4)のいずれか1つに記載された部分表皮付き内装部品において、
前記部分表皮付き内装部品は、自動車のインストルメントパネルであって、車両前端側で前下方に向けて傾斜する前記表皮材の端末部と隣接する位置に前記段差部が形成されていることを特徴とする。
本発明においては、部分表皮付き内装部品は、自動車のインストルメントパネルであって、車両前端側で前下方に向けて傾斜する表皮材の端末部と隣接する位置に段差部が形成されているので、車室内に搭乗する乗員側からの視線では、基材の段差部が表皮材の端末部の陰になって、段差部の存在に気付きにくくなる。そのため、基材と表皮材との境界部における外観見栄えをより一層向上させることができる。
(6)(1)乃至(5)のいずれか1つに記載された部分表皮付き内装部品の製造方法であって、
前記基材を所定の形状に射出成形する基材成形工程と、前記表皮材を前記基材に対応する形状に真空成形する表皮材成形工程と、前記表皮材成形工程で成形された前記表皮材の裏面に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、前記接着剤が塗布された前記表皮材を前記基材の表面に押圧して貼着させる貼着工程とを備え、
前記表皮材成形工程では、前記表皮材の端末部において、前記発泡層の表面を被覆する前記表皮を前記発泡層の端末面まで連続状に被覆させることを特徴とする。
本発明においては、基材を所定の形状に射出成形する基材成形工程と、表皮材を基材に対応する形状に真空成形する表皮材成形工程と、表皮材成形工程で成形された表皮材の裏面に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、接着剤が塗布された表皮材を基材の表面に押圧して貼着させる貼着工程とを備え、表皮材成形工程では、表皮材の端末部において、発泡層の表面を被覆する表皮を発泡層の端末面まで連続状に被覆させるので、カバー部材等の別部品を製作する必要がなく、表皮材成形工程において、表皮材を所定の形状に賦形しつつ、表皮材の端末部における表皮を発泡層の端末面まで連続状に被覆させることができ、工程の簡素化を図ることができる。また、貼着工程では、接着剤が塗布された表皮材を基材の表面に押圧して貼着させるので、表皮材と基材の境界部で、表皮材の端末部に木目込み等によるシワ等が生じる恐れを回避できる。
よって、本発明によれば、新たな部品を製作する必要がなく、簡単な方法で基材と表皮材との境界部における外観見栄えを向上できる部分表皮付き内装部品の製造方法を提供することができる。
(7)(6)に記載された部分表皮付き内装部品の製造方法において、
前記表皮材成形工程では、前記表皮材の端末部を潰し成形するスライドコアを有する真空成形型を備え、前記真空成形型のキャビ型及び前記スライドコアによって前記表皮を吸引しつつ、前記スライドコアの前端面によって前記発泡層を押し潰すことによって、その表面を被覆する前記表皮を前記発泡層の端末面まで連続状に被覆させることを特徴とする。
本発明においては、表皮材成形工程では、表皮材の端末部を潰し成形するスライドコアを有する真空成形型を備え、真空成形型のキャビ型及びスライドコアによって表皮を吸引しつつ、スライドコアの前端面によって発泡層を押し潰すことによって、その表面を被覆する表皮を発泡層の端末面まで連続状に被覆させるので、表皮材を所定の形状に賦形すると同時に、発泡層の端末面に表皮を被覆させることができる。また、真空成形型のキャビ型及びスライドコアによって表皮を吸引しつつ、スライドコアの前端面によって発泡層を押し潰すので、発泡層の端末面を鉛直面状に形成しつつ、その端末面に表皮を被覆させることができ、また、表皮が成形途中で切断される恐れを低減できる。したがって、基材と表皮材との境界部における外観見栄えをより一層向上させることができる。
本発明によれば、新たな部品を製作する必要がなく、簡単な構造・方法で基材と表皮材との境界部における外観見栄えを向上できる部分表皮付き内装部品及びその製造方法を提供することができる。
本実施形態に係る部分表皮付き内装部品の一実施例である自動車のインストルメントパネルの概略斜視図である。 図1に示すA-A断面図である。 図2に示すB部における第1実施例の断面図である。 図2に示すB部における第2実施例の断面図である。 図2に示すB部における第3実施例の断面図である。 図2に示すB部における表皮材の断面図である。 図1に示す部分表皮付き内装部品の製造方法を表すフローチャート図である。 図7に示す表皮材成形工程で使用する真空成形型の断面図である。 図8に示すC部断面図である。 図8に示すC部断面図の変形例である。 従来の部分表皮付き内装部品の部分断面図である。 従来の部分表皮付き内装部品の部分断面図である。
次に、本発明に係る実施形態である部分表皮付き内装部品及びその製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。具体的には、本部分表皮付き内装部品の特徴的な構造を説明した上で、その製造方法について詳細に説明する。
<本部分表皮付き内装部品の特徴的な構造>
まず、本部分表皮付き内装部品の特徴的な構造を、図1~図6を用いて説明する。図1に、本実施形態に係る部分表皮付き内装部品の一実施例である自動車のインストルメントパネルの概略斜視図を示す。図2に、図1に示すA-A断面図を示す。図3に、図2に示すB部における第1実施例の断面図を示す。図4に、図2に示すB部における第2実施例の断面図を示す。図5に、図2に示すB部における第3実施例の断面図を示す。図6に、図2に示すB部における表皮材の断面図を示す。なお、図1(図2)に記載された上下、前後、左右の矢印は、車両の上下、前後、左右を示す。
図1~図6に示すように、本実施形態に係る部分表皮付き内装部品10は、所定の形状に形成された基材1と、基材1に対応する形状に形成され基材1の表面の一部に貼着された発泡層21を有する表皮材2とを備えた部分表皮付き内装部品である。また、表皮材2の端末部2Tに対する基材1の境界部11には、表皮材2の厚さd1以下の深さd2に形成された段差部1Dを備えている。また、表皮材2の端末部2Tにおける端末面2TMが、段差部1Dの縦壁面TMに隣接して配置され、表皮材2の端末部2Tでは、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22が発泡層21の端末面21Tまで連続状に被覆している。なお、段差部1Dの深さd2は、表皮材2の厚さd1の1/2以上が好ましく、表皮材2の厚さd1の7~8割程度が更に好ましい。
また、図1、図2に示すように、本部分表皮付き内装部品10は、例えば、自動車のインストルメントパネルであって、車両前端側で前下方に向けて傾斜する表皮材2の端末部2Tと隣接する位置に基材1の段差部1Dが形成されている。この場合、基材1の段差部1Dより車両前側では、表皮材2が貼着されていないが、車室内に搭乗する乗員側からの視線Pでは、基材1の段差部1Dが表皮材2の端末部2Tの陰になって、段差部1Dの存在に気付きにくくなる。したがって、基材1の車両前側で表皮材2が貼着されていないことに対して、乗員に違和感を感じにくくさせる効果を奏する。その結果、基材1と表皮材2との境界部11における外観見栄えを向上させることができる。
また、図2に示すように、基材1には、デザイン的に形成される一般部1Pと段差部1Dにおける段差下端部1D1とを緩やかに連結する傾斜部1Kを備えている。この場合、基材1の一般部1Pに貼着された表皮材2の一般部2Pから端末部2Tまで、表皮材2の表面2Hを緩やかな傾斜面2Kで滑らかに繋ぐことができ、表皮材2の折れ線2Jを外観上目立たなくすることができる。これによって、基材1と表皮材2との境界部11周辺における外観見栄えを、より一層向上させることができる。
なお、基材1は、例えば、ポリプロピレン(PP)等のような合成樹脂製で、所定の形状に賦形されている。基材1には、表皮材2を真空吸引する微細な真空吸引孔(図示しない)を複数個分散して形成しても良い。また、表皮材2は、表面側の延性に優れた表皮22と基材側の発泡層21とで構成され、所定の形状に賦形されている。表皮22は、例えば、0.5~0.8mm程度の厚さを有するオレフィン系エラストマ(TPO)樹脂製である。発泡層21は、例えば、3~4mm程度の厚さを有するポリプロピレンフォーム(PPF)樹脂製である。表皮材2は、接着剤3を介して基材1に貼着されている。接着剤3は、例えば、1液型クロロフィル系接着剤などが好ましい。なお、表皮材2には、所定の形状に賦形後、糸によるステッチ模様(図示しない)が縫製されていても良い。
また、図3~図5に示すように、基材1の段差部1Dは、例えば、第1実施例から第3実施例のように形成することができる。図3に示す第1実施例の段差部1Dでは、段差下端部1D1と段差上端部1D2とを連結する縦壁面TMが略垂直な平坦面に形成されている。また、段差部1Dの深さd2は、表皮材2の厚さd1の7~8割程度に形成されている。この場合、段差部1Dを成形するために、複雑な型構造をとる必要がなく、基材1を成形する射出成形型(図示しない)の簡素化を図る上で有利であるが、発泡層21の端末面21Tまで被覆している表皮22の端縁22Tが、発泡層21の端末面21Tより外方へ突出しているときには、表皮材2の端末部2Tにおける端末面2TMを段差部1Dの縦壁面TMに隙間なく隣接して配置させることが困難となる。
これに対して、図4に示す第2の実施例の段差部1Dでは、その縦壁面TMには、発泡層21の端末面21Tまで被覆する表皮22の端縁22Tを収容可能に形成された凹溝TM1を備えている。また、段差部1Dの深さd2は、表皮材2の厚さd1の7~8割程度に形成されている。この場合、発泡層21の端末面21Tまで被覆する表皮22の端縁22Tが、発泡層21の端末面21Tより外方へ突出していても、表皮材2の端末部2Tにおける端末面2TMを段差部1Dの縦壁面TMに略隙間なく隣接して配置させることができる。そして、表皮材2の端末部2Tにおける端末面2TMを段差部1Dの縦壁面TMに略隙間なく隣接して配置させても、表皮22は薄くて撓みやすいので、その端縁22Tを簡単に凹溝TM1内に挿入でき、表皮材2にシワ等が発生する恐れは少ない。しかし、段差部1Dの縦壁面TMに凹溝TM1があると、基材1を成形する射出成形型にスライドコア等を設ける必要が生じることがある。
その点、図5に示す第3の実施例の段差部1Dでは、その縦壁面TMには、段差上端部1D2を表皮材2の端末面2TM側へ薄肉突起片状に突出させることによって、発泡層21の端末面21Tまで被覆する表皮22の端縁22Tを収容可能に形成された凹溝TM1を備えている。また、段差部1Dの深さd2は、表皮材2の厚さd1と略同一に形成されている。この場合、基材1を射出成形型から取り出す際に、薄肉突起片状に突出した段差上端部1D2が撓むことができるので、スライドコア等を不要とすることもできる。また、表皮材2の端末部2Tにおける端末面2TMを段差部1Dの縦壁面TMに略隙間なく隣接して配置させても、表皮22は薄くて撓みやすいので、その端縁22Tを簡単に凹溝TM1内に挿入でき、表皮材2にシワ等が発生する恐れは少ない。
また、図6に示すように、表皮材2の表面2Hには、皮調のシボ模様SMが形成されていることが好ましい。ここでは、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22と発泡層21の端末面21Tを被覆する表皮22とに、それぞれシボ模様SMが形成されている。この場合、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22と発泡層21の端末面21Tを被覆する表皮22との視覚的な連続性をシボ模様SMによって高める効果を奏することができる。
<本部分表皮付き内装部品の製造方法>
次に、本部分表皮付き内装部品の製造方法について、図7~図9を用いて詳細に説明する。図7に、図1に示す部分表皮付き内装部品の製造方法を表すフローチャート図を示す。図8に、図7に示す表皮材成形工程で使用する真空成形型の断面図を示す。図9に、図8に示すC部断面図を示す。
図7~図9に示すように、本部分表皮付き内装部品10の製造方法は、基材1を所定の形状に射出成形する基材成形工程S1と、表皮材2を基材1に対応する形状に真空成形する表皮材成形工程S2と、表皮材成形工程S2で成形された表皮材2の裏面に接着剤3を塗布する接着剤塗布工程S3と、接着剤3が塗布された表皮材2を基材1の表面に押圧して貼着させる貼着工程S4とを備えている。また、表皮材成形工程S2では、表皮材2の端末部2Tにおいて、発泡層21の表面を被覆する表皮22を発泡層21の端末面21Tまで連続状に被覆させる。なお、基材成形工程S1、接着剤塗布工程S3、及び貼着工程S4は、それぞれ一般的に行われる製造方法であるので、その詳細な説明は割愛し、ここでは、特徴的な製造方法である表皮材成形工程S2について、詳細に説明する。
すなわち、表皮材成形工程S2では、表皮材2の端末部2Tを潰し成形するスライドコア43を有する真空成形型40を備えている。また、図8、図9に示すように、真空成形型40には、発泡層21の賦形面421を有するコア型42と、表皮22の賦形面411を有しコア型42に対向して開閉方向(矢印Kの方向)に可動するキャビ型41と、キャビ型41に装着され開閉方向(矢印Kの方向)と異なる方向(矢印Qの方向)に進退し表皮材2の端末部2Tを賦形するスライドコア43と、スライドコア43の後端カム面に当接してスライドコア43を進退させる作動カム44と、作動カム44にシリンダロッドが連結された駆動シリンダ45とを備えている。また、キャビ型41とスライドコア43は、図示しない真空吸引装置に連結されている。また、キャビ型41の賦形面411と、スライドコア43の賦形面431には、真空吸引用の微細孔とシボ模様SMが形成されている。
本真空成形型40では、以下のような動作手順に基づいて表皮材2を所定の形状に賦形する。まず、キャビ型41を型開き位置に上昇させた後、所定の温度(例えば、120~170℃程度)に加熱した表皮材2を把持装置5によって把持し、コア型42の賦形面421に沿わせて載置する。このとき、スライドコア43は、前端面43T2がキャビ型41の賦形面411と略同一面となるように、後退している。次に、キャビ型41を型閉じ位置に下降させて、コア型42の賦形面421とキャビ型41の賦形面411とによって表皮材2を挟圧する。このとき、キャビ型41とスライドコア43に対して、真空吸引装置による吸引を開始させる。次に、駆動シリンダ45のシリンダロッドを伸長させ、作動カム44を下降させることによって、スライドコア43を前進させて、その前端面43T2をコア型42の賦形面421に押圧させる。
ここで、スライドコア43の前端部には、略矩形状のブロック刃43Tが形成されている。ブロック刃43Tの前端面43T2は、コア型42の賦形面421と当接して発泡層21と表皮22とを押し潰して切断する。また、ブロック刃43Tの側端面43T1は、表皮材2の賦形面431を構成し、真空吸引しながら前進して、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22を発泡層21の端末面21Tまで連続状に被覆させる。
したがって、本真空成形型40によれば、コア型42の賦形面421とキャビ型41の賦形面411とによって表皮材2を挟圧することによって、表皮材2を所定の形状に賦形すると同時に、キャビ型41及びスライドコア43によって表皮22を吸引しつつ、スライドコア43の前端面43T2によって発泡層21を押し潰すことによって、発泡層21の端末面21Tを鉛直面状に形成しつつ、その端末面21Tに表皮22を被覆させることができ、また、表皮22が成形途中で切断される恐れを低減できる。
なお、表皮材2を賦形した後、駆動シリンダ45のシリンダロッドを短縮させ、作動カム44を上昇させることによって、スライドコア43を後退させる。その後、キャビ型41を型開き位置に上昇させて、表皮材2をコア型42から取り出し、不要な部分を切断する。以上の手順に従って、表皮材2を所定の形状に賦形する。
<作用効果>
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係る本部分表皮付き内装部品10によれば、表皮材2の端末部2Tに対する基材1の境界部11には、表皮材2の厚さd1以下の深さd2に形成された段差部1Dを備え、表皮材2の端末部2Tにおける端末面2TMが、段差部1Dの縦壁面TMに隣接して配置され、また、表皮材2の端末部2Tでは、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22が発泡層21の端末面21Tまで連続状に被覆しているので、基材1の段差部1Dで表皮材2の端末部2Tにおける端末面2TMを略隠すことができると共に、表皮材2の端末部2Tでは、表皮22によって発泡層21の表面21Hから端末面21Tまでを連続状に隠すことができる。また、基材1の段差部1Dの深さd2は、表皮材2の厚さd1以下の深さに形成されているので、基材1の段差部1Dの縦壁面TMは、表皮材2の端末部2Tにおける端末面2TMによって隠すことができる。そのため、表皮材2の端末部2Tに対する基材1の境界部11では、表皮材2の発泡層21の端末面21Tと基材1の段差部1Dの縦壁面TMとがそれぞれ隠されて、外観見栄えを向上させることができる。この場合、基材1の段差部1Dにおける段差上端部1D2が表皮材2の端末部2Tにおける表面(上面)より上方へ突出することが無いので、意匠設計上も好ましい。また、基材1に段差部1Dを形成し、表皮材2の端末部2Tにおける発泡層21の端末面21Tを表皮22で被覆する簡単な構造で、新たな部品の製作を必要としないので、コスト低減にも大きく寄与できる。
よって、本実施形態によれば、新たな部品を製作する必要がなく、簡単な構造で基材1と表皮材2との境界部11における外観見栄えを向上できる部分表皮付き内装部品10を提供することができる。
また、本実施形態によれば、段差部1Dの縦壁面TMには、発泡層21の端末面21Tまで被覆する表皮22の端縁22Tを収容可能に形成された凹溝TM1を備えたので、発泡層21の端末面21Tまで被覆する表皮22の端縁22Tが、発泡層21の端末面21Tより外方へ突出していても、表皮材2の端末部2Tにおける端末面2TMを段差部1Dの縦壁面TMにより隙間なく隣接して配置させることができる。この場合、発泡層21の端末面21Tより外方へ突出した表皮22の端縁22Tが、段差部1Dの縦壁面TMに形成された凹溝TM1内に挿入されるが、表皮22は薄くて撓みやすいので簡単に凹溝TM1内に挿入でき、表皮材2にシワ等が発生する恐れは少ない。そのため、段差部1Dの縦壁面TMに凹溝TM1を備える簡単な構造で、基材1と表皮材2との境界部11における外観見栄えをより一層向上できる。
また、本実施形態によれば、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22と発泡層21の端末面21Tを被覆する表皮22とに、それぞれシボ模様SMが形成されているので、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22と発泡層21の端末面21Tを被覆する表皮22との視覚的な連続性をシボ模様SMによって高めることができる。そのため、基材1と表皮材2との境界部11における外観見栄えを更に向上させることができる。
また、本実施形態によれば、基材1には、デザイン的に形成される一般部1Pと段差部1Dにおける段差下端部1D1とを緩やかに連結する傾斜部1Kを備えたので、基材1の一般部1Pに貼着された表皮材2の一般部2Pから端末部2Tまで、表皮材2の表面を緩やかな傾斜面2Kで滑らかに繋ぐことができ、表皮材2の折れ線2Jを外観上目立たなくすることができる。そのため、基材1と表皮材2との境界部11周辺における外観見栄えを、より一層向上させることができる。また、基材1と表皮材2との境界部11周辺における外観見栄えを確保しつつ、基材1と表皮材2との境界部11を設定する位置の自由度を、より一層高めることができる。
また、本実施形態によれば、部分表皮付き内装部品10は、自動車のインストルメントパネルであって、車両前端側で前下方に向けて傾斜する表皮材2の端末部2Tと隣接する位置に段差部1Dが形成されているので、車室内に搭乗する乗員側からの視線Pでは、基材1の段差部1Dが表皮材2の端末部2Tの陰になって、段差部1Dの存在に気付きにくくなる。そのため、基材1と表皮材2との境界部11における外観見栄えをより一層向上させることができる。
また、他の実施形態に係る部分表皮付き内装部品の製造方法によれば、基材1を所定の形状に射出成形する基材成形工程S1と、表皮材2を基材1に対応する形状に真空成形する表皮材成形工程S2と、表皮材成形工程S2で成形された表皮材2の裏面に接着剤3を塗布する接着剤塗布工程S3と、接着剤3が塗布された表皮材2を基材1の表面に押圧して貼着させる貼着工程S4とを備え、表皮材成形工程S2では、表皮材2の端末部2Tにおいて、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22を発泡層21の端末面21Tまで連続状に被覆させるので、カバー部材等の別部品を製作する必要がなく、表皮材成形工程S2において、表皮材2を所定の形状に賦形しつつ、表皮材2の端末部2Tにおける表皮22を発泡層21の端末面21Tまで連続状に被覆させることができ、当該工程の簡素化を図ることができる。また、貼着工程S4では、接着剤3が塗布された表皮材2を基材1の表面に押圧して貼着させるので、表皮材2と基材1の境界部11で、表皮材2の端末部2Tに木目込み等によるシワ等が生じる恐れを回避できる。
よって、本他の実施形態によれば、新たな部品を製作する必要がなく、簡単な方法で基材1と表皮材2との境界部11における外観見栄えを向上できる部分表皮付き内装部品10の製造方法を提供することができる。
また、本他の実施形態によれば、表皮材成形工程S2では、表皮材2の端末部2Tを潰し成形するスライドコア43を有する真空成形型40を備え、真空成形型40のキャビ型41及びスライドコア43によって表皮22を吸引しつつ、スライドコア43の前端面43T2によって発泡層21を押し潰すことによって、その表面21Hを被覆する表皮22を発泡層21の端末面21Tまで連続状に被覆させるので、表皮材2を所定の形状に賦形すると同時に、発泡層21の端末面21Tに表皮22を被覆させることができる。また、真空成形型40のキャビ型41及びスライドコア43によって表皮22を吸引しつつ、スライドコア43の前端面43T2によって発泡層21を押し潰すので、発泡層21の端末面21Tを鉛直面状に形成しつつ、その端末面21Tに表皮22を被覆させることができ、また、表皮22が成形途中で切断される恐れを低減できる。したがって、基材1と表皮材2との境界部11における外観見栄えをより一層向上させることができる。
<変形例>
上述した実施形態は、本発明の要旨を変更しない範囲で変更することができる。例えば、本実施形態によれば、本真空成形型40では、スライドコア43の前端面43T2は、コア型42の賦形面421と当接して発泡層21と表皮22とを押し潰して切断する構造であるが、例えば、以下の構造とすることもできる。すなわち、図10に示すように、スライドコア43Bの前端面43BT2を、側端面43BT1に対して70~80度程度で交差するように形成し、その側端面43BT1の先端部に切断刃43BT3を形成しても良い。この場合、コア型42には、スライドコア43Bの切断刃43BT3と噛み合うダイ刃42Dを形成することになる。この構造によって、表皮22の端縁22Tが、発泡層21の端末面21Tより外方へ突出して形成される恐れを低減できる。なお、図10に示すように、キャビ型41及びスライドコア43Bによって表皮22を吸引しつつ、スライドコア43Bの前端面43BT2によって発泡層21を押圧することによって、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22を発泡層21の端末面21Tまで連続状に被覆させることは可能である。また、発泡層21の表面21Hを被覆する表皮22と発泡層21の端末面21Tを被覆する表皮22とに、それぞれシボ模様SMを形成することも可能である。
本発明は、基材の一部に発泡層付き表皮材が貼着された部分表皮付き内装部品及びその製造方法として利用できる。
1 基材
1D 段差部
1D1 段差下端部
1K 傾斜部
1P、2P 一般部
TM 縦壁面
TM1 凹溝
2 表皮材
2T 端末部
2TM 端末面
10 部分表皮付き内装部品
11 境界部
21 発泡層
21H 表面
21T 端末面
22 表皮
22T 端縁
40 真空成形型
41 キャビ型
43 スライドコア
43T2 前端面
d1 厚さ
d2 深さ
SM シボ模様
S1 基材成形工程
S2 表皮材成形工程
S3 接着剤塗布工程
S4 貼着工程

Claims (2)

  1. 所定の形状に形成された基材と、前記基材に対応する形状に形成され前記基材の表面の一部に貼着された発泡層を有する表皮材とを備え、自動車のインストルメントパネルを形成する部分表皮付き内装部品であり、
    前記インストルメントパネルにおける車両前端側で、一般部に対して前下方に向けて傾斜する前記表皮材の端末部と隣接する位置に前記基材の段差部が形成され、前記表皮材の一般部から端末部まで、前記表皮材の表面を緩やかな傾斜面で滑らかに繋ぐこと、
    前記段差部において前記基材は、前記インストルメントパネルにおける車両左端側から車両右端側まで延設され、前記表皮材の厚さ方向の段差を有する階段状断面に形成され、前記段差部の段差は、前記表皮材の一般部における厚さ以下の深さに形成されていること、
    前記段差部より車両前側の前記基材には、前記表皮材が貼着されていないこと、前記段差部より車両後側の前記基材には、前記表皮材が端末部から一般部まで同一の厚さで貼着されていること、
    前記表皮材の端末部における端末面が、前記段差部の段差を構成する縦壁面に隣接して配置され、前記表皮材の端末部では、前記発泡層の表面を被覆する表皮が前記発泡層の端末面まで連続状に被覆している部分表皮付き内装部品の製造方法であって、
    前記基材を所定の形状に射出成形する基材成形工程と、前記表皮材を前記基材に対応する形状に真空成形する表皮材成形工程と、前記表皮材成形工程で成形された前記表皮材の裏面に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、前記接着剤が塗布された前記表皮材を前記基材の表面に押圧して貼着させる貼着工程とを備え、
    前記表皮材成形工程では、前記表皮材の端末部において、前記発泡層の表面を被覆する前記表皮を前記発泡層の端末面まで連続状に被覆させることを特徴とする部分表皮付き内装部品の製造方法。
  2. 請求項に記載された部分表皮付き内装部品の製造方法において、
    前記表皮材成形工程では、前記表皮材の端末部を潰し成形するスライドコアを有する真空成形型を備え、前記真空成形型のキャビ型及び前記スライドコアによって前記表皮を吸引しつつ、前記スライドコアの前端面によって前記発泡層を押し潰すことによって、その表面を被覆する前記表皮を前記発泡層の端末面まで連続状に被覆させることを特徴とする部分表皮付き内装部品の製造方法。
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