JP7282488B2 - 航空機用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は灯具外筐の内部に光源が配置された航空機用灯具についての技術分野に関する。
航空機用灯具には、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に光源が配置されたものがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
このような航空機用灯具には、使用用途に応じて様々な種類が存在し、前照灯として機能するものや標識灯として機能するものや点検・整備において用いられるもの等がある。
点検・整備において用いられる航空機用灯具として、例えば、所定の動作部の動作状態に応じて光源の点消灯状態が変化されるように構成され、航空機用灯具の窓部から光源の点消灯状態を確認して所定の動作部が正常に動作されているかを点検することが可能にされたものがある。
また、航空機用灯具には、光を点検・整備が必要な構造に照射し、これらの各部の点検作業や整備作業における照明として用いられるものもある。
ところで、航空機は動力を得る燃料として燃油が用いられるが、点検・整備において用いられる航空機用灯具が燃油の流路の周囲等に存在する場合もあり、航空機用灯具の内部に燃油が侵入するおそれがある。このように点検・整備において用いられる航空機用灯具の内部に、万が一、燃油が侵入し光源の駆動時に発生する熱によって航空機用灯具の内部空間が燃油の発火点に達してしまうと、航空機用灯具の内部において爆発が生じる可能性がある。
このとき爆発により生じた火種が航空機用灯具の外部に放出されてしまうと、爆発が生じた航空機用灯具以外の航空機用灯具に火種が飛び火して爆発の連鎖が生じるおそれもある。従って、点検・整備において用いられ、万が一、爆発が生じるおそれのある航空機用灯具については、火種が航空機用灯具の外部に放出されないような対策が必要とされている。
そこで、爆発が生じるおそれのある従来の航空機用灯具には、ランプハウジングに取付孔が形成され、取付孔にクエンチチューブと称される排気用のチューブが取り付けられている。クエンチチューブが取り付けられた航空機用灯具の内部において、万が一、爆発が生じた場合には、クエンチチューブを介して爆風が航空機用灯具の外部に放出されるが、火種はクエンチチューブの内部において消失し外部には放出されない。
特開2010-33840号公報 特開2010-33841号公報
ところが、クエンチチューブが取り付けられた航空機用灯具は、クエンチチューブが、例えば、ランプハウジングの背面から突出した状態でランプハウジングに取り付けられるため、航空機用灯具の薄型化に支障を来すおそれがある。
また、ランプハウジングにクエンチチューブを取り付ける取付工程が必要になる他、クエンチチューブを必要とする分、航空機用灯具の部品点数が多くなり、航空機用灯具の製造コストが高くなってしまう。
そこで、本発明航空機用灯具は、上記した問題点を克服し、適正な爆発対策を施した上で航空機用灯具の薄型化及び製造コストの低減を図ることを目的とする。
第1に、本発明に係る航空機用灯具は、開口を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに前記開口を閉塞した状態で取り付けられたカバーとによって構成され内部空間が配置空間として形成された灯具外筐と、前記配置空間に配置され光源が搭載された基板とを備え、前記ランプハウジングの一部が前記光源の駆動時に発生する熱を前記ランプハウジングの外部に放出するヒートシンクとして設けられ、前記ランプハウジングには前記ヒートシンクに連続された底板部が設けられ、前記ヒートシンクには孔形成部が設けられ、前記ヒートシンクには前記孔形成部以外の部分として前記孔形成部に連続されたベース部が設けられ、前記ベース部には前記底板部より前記カバー側に位置され前記基板と接する接面部が設けられ、前記孔形成部における前記カバー側の端面が前記接面部の前記カバー側の面と同一平面上に位置され、前記ランプハウジングに前記カバーと反対側に突出され前記孔形成部の一部として突部が設けられ、前記突部が前記底板部より前記カバーと反対側に位置され、前記孔形成部に前記配置空間と前記ランプハウジングの外部とに連通された風抜き孔が形成され、前記風抜き孔によって前記孔形成部における前記カバー側の端面と前記突部の突出方向における端面とが貫通され、前記基板に開口された切欠部が形成され、前記基板が前記配置空間に配置された状態において前記切欠部が前記孔形成部に対応して位置され、前記風抜き孔が前記基板によって覆われない状態にされたものである。
これにより、万が一の爆発時に、ランプハウジングの一部として設けられたヒートシンクに形成された風抜き孔から爆風が航空機用灯具の外部に放出される。また、突部に風抜き孔の一部が形成される分、風抜き孔の長さが長くなる。
第2に、上記した本発明に係る航空機用灯具においては、前記ランプハウジングの前記ヒートシンク以外の部分と前記ヒートシンクが一体に形成されることが望ましい。
これにより、ランプハウジングの全体が一体成形される。
に、上記した本発明に係る航空機用灯具においては、前記ヒートシンクは前記孔形成部以外の部分として前記孔形成部に連続されたベース部が設けられ、前記孔形成部の厚みが前記ベース部の厚みより厚くされ、前記風抜き孔の軸方向が前記孔形成部の厚み方向に一致されることが望ましい。


これにより、ヒートシンクのうちベース部の厚みが孔形成部の厚みより薄くなり、ヒートシンクにおいて一定以上の長さが必要な風抜き孔が形成される孔形成部のみが厚くなり他の部分が薄くなる。
本発明によれば、万が一の爆発時に、ランプハウジングの一部として設けられたヒートシンクに形成された風抜き孔から爆風が航空機用灯具の外部に放出されるため、適正な爆発対策を施した上で航空機用灯具の薄型化及び製造コストの低減を図ることができる。
図2乃至図4と共に本発明航空機用灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、航空機用灯具を示す斜視図である。 航空機用灯具の分解斜視図である。 ランプハウジングの斜視図である。 図2のIV-IV線に沿う断面図である。
以下に、本発明航空機用灯具を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
航空機用灯具は灯具外筐の内部に光源が配置され、灯具外筐がランプハウジングとカバーによって構成されているが、以下の説明にあっては、ランプハウジングとカバーの結合方向を前後方向とし、カバーを前方とし、ランプハウジングを後方とし、前後上下左右の方向を示すものとする。これらの方向を図1及び図2に矢印で示し、Fは前方、Bは後方、Uは上方、Dは下方、Lは左方、Rは右方である。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本技術の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
航空機用灯具1は、例えば、前輪が取り付けられた前輪取付板の一部に、点検・整備において用いられる灯具として取り付けられている。前輪取付板は機体に対して移動可能にされており、前輪取付板が機体に対して移動されることにより前輪が飛行中に機体の内部に格納される。前輪取付板には航空機用灯具1を取り付けるための取付孔が形成されている。
航空機用灯具1は前端に開口を有するランプハウジング2とランプハウジング2の開口を閉塞した状態でランプハウジング2に取り付けられたカバー3とを備えている(図1及び図2参照)。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が配置空間5として形成されている。
ランプハウジング2は後端に開口を有する凹状に形成され、例えば、アルミニウム等の金属材料によって各部が一体に形成されて成る(図2乃至図4参照)。ランプハウジング2は前後方向の厚みが左右方向及び上下方向の幅より小さい扁平な形状に形成されている。
ランプハウジング2は前後方向を向き左右に離隔して位置された底板部6、7と底板部6、7の間に位置されたヒートシンク8と環状の周面部9とを有している。
ランプハウジング2には底板部6から前方に突出された取付ボス10が設けられている。取付ボス10には前方に開口された挿入凹部10aが形成され、内周面に螺溝が形成されている。ランプハウジング2には底板部7から後方に突出された接続ボス11が設けられている。接続ボス11と底板部7に亘る位置には前後に貫通された接続孔11aが形成されている。
ヒートシンク8はベース部12と孔形成部13を有している。
ベース部12は前後方向を向く矩形の平板状に形成された接面部14と接面部14の左右両端部から後方に突出された側面部15、15とを有している。
接面部14は底板部6、7より前方に位置され、側面部15、15は後端部がそれぞれ底板部6、7の左右方向における一方の端部に連続されている。従って、配置空間5はヒートシンク8の左右両側の部分が前後方向において大きな空間とされ、ヒートシンク8の左右両側の部分がそれぞれ第1の空間5aと第2の空間5bとして形成されている。
ヒートシンク8には、接面部14の上下両端寄りの位置から後方に突出された取付ボス16、16が設けられている。取付ボス16には前方に開口された挿入凹部16aが形成され、内周面に螺溝が形成されている。
孔形成部13は一方の側面部15における上端部の外面に連続され、前面13aが接面部14の前面14aと同一平面上に位置され、後面13bが底板部6の後面より後方に位置されている。孔形成部13のうち底板部6の後面より後方に位置された部分は突部17として設けられている。孔形成部13には前後に貫通された風抜き孔18が形成されている。従って、風抜き孔18の軸方向は孔形成部13の厚み方向に一致され、風抜き孔18は配置空間5と航空機用灯具1の外部とに連通されている。
ベース部12の前後方向における厚みは孔形成部13の接面部14と側面部15、15の各厚みより厚くされている。
ランプハウジング2には接面部14から後方に突出された接地用ボス19が設けられている。接地用ボス19には後方に開口された挿入凹部19aが形成されている。
周面部9は底板部6、7の外周部又はヒートシンク8の上下両端部に連続され、例えば、横長の環状に形成されている。周面部9によって底板部6、7とヒートシンク8が周囲から囲まれ、周面部9の前面9aは接面部14の前面14aより前方に位置されている。周面部9の一部は他の部分より厚みが厚くされた肉厚部20として設けられている。肉厚部20には前方に開口された挿入凹部20aが形成され、内周面に螺溝が形成されている。
周面部9にはパッキン21が取り付けられる。パッキン21には肉厚部20に対応する位置に露出用孔21aが形成され、露出用孔21aによって挿入凹部20aが露出される。
ランプハウジング2の配置空間5には基板22が配置される(図2及び図4参照)。基板22は前後方向を向く平板状に形成された回路形成部23と回路形成部23からそれぞれ前方に突出されたボス部24、24、24とを有している。回路形成部23はランプハウジング2の周面部9より一回り小さくされ、外周側に開口された第1の切欠部23aと第2の切欠部23bを有している。回路形成部23には図示しない回路パターンが形成されている。基板22にはボス部24、24、24から回路形成部23に亘る位置にそれぞれ挿通孔24a、24a、24aが形成されている。
基板22には回路形成部23の前面における中央部に、例えば、二つの光源25、25が搭載されている。光源25としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)が用いられている。光源25、25は左右に並んで位置されている。回路形成部23の両面にはそれぞれトランジスタや抵抗やコンデンサ等の図示しない複数の電子部品が搭載されている。回路形成部23の後面には電源供給用のコネクター26が取り付けられている(図2及び図4参照)。コネクター26は回路パターンに接続されている。
基板22は熱伝達シート27を介して一部がヒートシンク8の接面部14に接した状態で配置空間5に配置される(図4参照)。基板22が配置空間5に配置された状態においては、回路形成部23の両面にそれぞれ搭載された電子部品が主に第1の空間5aと第2の空間5bに位置され、コネクター26が第2の空間5bに位置される。熱伝達シート27の前側には光源25、25が位置される。基板22が配置空間5に配置された状態においては、第1の切欠部23aと第2の切欠部23bがそれぞれヒートシンク8の孔形成部13と周面部9の肉厚部20とに対応して位置され、孔形成部13に形成された風抜き孔18が基板22によって覆われない状態にされ、ボス部24、24、24がそれぞれ取付ボス10、16、16の前側に位置される。
カバー3は外形状がランプハウジング2の外形状より大きくされ、パッキン21を介してランプハウジング2に取り付けられる。カバー3は平板状のカバー部28とカバー部28の中央部に取り付けられた窓部29とから成る。
カバー部28は、例えば、アルミニウム等の金属材料によって形成されている。カバー部28の四隅にはそれぞれネジ挿通孔28a、28a、・・・が形成されている。カバー部28の中央部には図示しない窓穴が形成されている。窓部29は樹脂やガラス等の透明材料によって形成され、窓穴を覆う状態でカバー部28に接着剤によって隙間なく固定されている。
カバー部28は取付ネジ100、100、100がそれぞれ基板22のボス部24、24、24に形成された挿通孔24a、24a、24aを挿通されランプハウジング2の取付ボス10、16、16に螺合されることによりランプハウジング2に取り付けられる。このとき基板22はボス部24、24、24がカバー3のカバー部28に前方から押さえれることにより回路形成部23が熱伝達シート27を介してヒートシンク8の接面部14に押し付けられる。また、カバー部28は取付ネジ100がランプハウジング2の肉厚部20に螺合されることによってもランプハウジング2に取り付けられる。カバー3はパッキン21を介してランプハウジング2に取り付けられるため、カバー3とランプハウジング2の間には隙間が生じない。
ランプハウジング2の接続ボス11に形成された接続孔11aには電源に接続された接続コード30が挿通される(図参照)。接続孔11aに挿通される接続コード30はコネクター26に接続される。接続コード30の一部は熱収縮性を有するゴムチューブ31によって覆われている。ゴムチューブ31の内部には接続コード30の一部が挿入された状態において、図示しない熱溶融性の接着剤が充填され、加熱により接着剤が溶融されると共にゴムチューブ31が収縮され、その後の自然冷却に伴ってゴムチューブ31の内部の空間が密閉される。また、ゴムチューブ31は一部が接続ボス11を被覆する状態で加熱されるため、接続コード30と同様に、ゴムチューブ31の内面が接続ボス11に接着される。
電源から接続コード30によって供給される電流はコネクター26を介して回路パターンから光源25、25及び回路形成部23の両面に搭載された電子部品に供給されて光源25、25から光が出射される。光源25、25から出射された光は窓部29を透過される。光源25、25の駆動時には光源25、25や基板22から熱が発生し、発生した熱は熱伝達シート27からヒートシンク8に伝達され、ヒートシンク8から外部へ放出される。また、光源25、25の駆動時に発生した熱はランプハウジング2のヒートシンク8以外の部分からも外部へ放出される。
ランプハウジング2の接地用ボス19に形成された挿入凹部19aには接地(アース)用の図示しないコードが接続される。
上記のように構成された航空機用灯具1は、前輪取付板の取付孔にランプハウジング2が挿入され、カバー3のカバー部28に形成されたネジ挿通孔28a、28a、・・・にそれぞれ図示しないネジ部材が挿通され、ネジ部材が前輪取付板に締結されることにより、前輪取付板に固定される。
航空機用灯具1においては、例えば、所定の動作部の動作状態によって光源25、25の点消灯状態が変化され、窓部29から光源25、25の点消灯状態を確認して所定の動作部が正常に動作されているかを点検することが可能にされている。
上記のような航空機用灯具1の内部において、万が一、爆発が生じた場合には、ランプハウジング2にカバー3が取り付けられて配置空間5が密閉されると共に接続ボス11の接続孔11aが密閉されているため、爆風が航空機用灯具1の外部との唯一の連通路である風抜き孔18から航空機用灯具1の外部に放出される。しかしながら、風抜き孔18が一定以下の細さかつ一定以上の長さに形成されているため、火種は風抜き孔18の内部において消失し航空機用灯具1の外部には放出されない。
以上に記載した通り、航空機用灯具1にあっては、ランプハウジング2の一部が光源25、25の駆動時に発生する熱をランプハウジング2の外部に放出するヒートシンク8として設けられ、ヒートシンク8には孔形成部13が設けられ、孔形成部13に配置空間5とランプハウジング2の外部とに連通された風抜き孔18が形成されている。
従って、万が一の爆発時に、ランプハウジング2の一部として設けられたヒートシンク8に形成された風抜き孔18から爆風が航空機用灯具1の外部に放出されるため、爆発が生じたときに爆風を外部へ放出するためのクエンチチューブを必要とせず、適正な爆発対策を施した上で航空機用灯具1の薄型化及び製造コストの低減を図ることができる。
また、ランプハウジング2のヒートシンク8以外の部分とヒートシンク8が一体に形成されているため、ランプハウジング2の全体が一体成形され、ランプハウジング2の強度の向上を図ることができる。特に、気圧や温度の変化が著しい航空機に搭載される灯具として強度の向上が図られることにより、耐用年数の長期化を図ることができる。
さらに、ランプハウジング2にカバー3と反対側に突出され孔形成部13の一部として突部17が設けられている。
従って、突部17に風抜き孔18の一部が形成される分、風抜き孔18の長さが長くなるため、万が一、配置空間5において爆発が生じたときに、爆発の火種を確実に消失させて火種をランプハウジング2の外部に確実に放出しないようにすることができる。
さらにまた、ヒートシンク8は孔形成部13の厚みがベース部12の厚みより厚くされ、風抜き孔18の軸方向が孔形成部13の厚み方向に一致されている。
従って、ヒートシンク8のうちベース部12の厚みが孔形成部13の厚みより薄くなり、ヒートシンク8において一定以上の長さが必要な風抜き孔18が形成される孔形成部13のみを厚くして他の部分が薄くなるため、風抜き孔18の十分な長さを確保した上で航空機用灯具1の軽量化を図ることができる。
特に、航空機用灯具1においては、例えば、雷等によって高電圧が付与されるおそれがあり、万が一、高電圧が付与されたときに回路形成部23に搭載された電子部品の破損等を防止するために、第1の空間5aと第2の空間5bの前後方向における大きさが大きくされ底板部6、7と回路形成部23の距離が大きくされている。一方、光源25、25の駆動時に発生する熱をランプハウジング2の外部に放出するためにはヒートシンク8が設けられることが有用である。従って、ヒートシンク8と底板部6、7の距離である第1の空間5aと第2の空間5bの前後方向における大きさを利用して風抜き孔18の長さを十分な長さにすることが可能になり、航空機用灯具1の前後方向における厚みを不必要に厚くすることなく薄型化を図った上で爆発の火種を確実に消失させるための風抜き孔18の十分な長さを確保することができる。
また、第2の空間5bの前後方向における大きさを利用して配置空間5にコネクター26を配置することが可能になり、配置空間5のスペースをコネクター26の配置スペースとして有効に活用し、コネクター26の十分な配置スペースを確保した上で航空機用灯具1の小型化を図ることができる。
1…航空機用灯具、2…ランプハウジング、3…カバー、4…灯具外筐、5…配置空間、8…ヒートシンク、12…ベース部、13…孔形成部、17…突部、18…風抜き孔、25…光源

Claims (3)

  1. 開口を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに前記開口を閉塞した状態で取り付けられたカバーとによって構成され内部空間が配置空間として形成された灯具外筐と、
    前記配置空間に配置され光源が搭載された基板とを備え、
    前記ランプハウジングの一部が前記光源の駆動時に発生する熱を前記ランプハウジングの外部に放出するヒートシンクとして設けられ、
    前記ランプハウジングには前記ヒートシンクに連続された底板部が設けられ、
    前記ヒートシンクには孔形成部が設けられ、
    前記ヒートシンクには前記孔形成部以外の部分として前記孔形成部に連続されたベース部が設けられ、
    前記ベース部には前記底板部より前記カバー側に位置され前記基板と接する接面部が設けられ、
    前記孔形成部における前記カバー側の端面が前記接面部の前記カバー側の面と同一平面上に位置され、
    前記ランプハウジングに前記カバーと反対側に突出され前記孔形成部の一部として突部が設けられ、
    前記突部が前記底板部より前記カバーと反対側に位置され、
    前記孔形成部に前記配置空間と前記ランプハウジングの外部とに連通された風抜き孔が形成され、
    前記風抜き孔によって前記孔形成部における前記カバー側の端面と前記突部の突出方向における端面とが貫通され、
    前記基板に開口された切欠部が形成され、
    前記基板が前記配置空間に配置された状態において前記切欠部が前記孔形成部に対応して位置され、
    前記風抜き孔が前記基板によって覆われない状態にされる
    航空機用灯具。
  2. 前記ランプハウジングの前記ヒートシンク以外の部分と前記ヒートシンクが一体に形成された
    請求項1に記載の航空機用灯具。
  3. 前記ヒートシンクは前記孔形成部以外の部分として前記孔形成部に連続されたベース部が設けられ、
    前記孔形成部の厚みが前記ベース部の厚みより厚くされ、
    前記風抜き孔の軸方向が前記孔形成部の厚み方向に一致された
    請求項1又は請求項2に記載の航空機用灯具。
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