JP7281137B2 - 引き戸の制動装置 - Google Patents
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Description
まず、図1及び図2を用いて、引き戸としての移動間仕切り1の全体構成を説明する。移動間仕切り1は、スライド移動可能な3枚の収納パネル10、10、10と、戸板としてのスライド移動可能な1枚の引き戸パネル11と、によって開口部90を塞ぐように構成されている。すなわち、本実施例の移動間仕切り1は、間仕切りとして使用しない場合には、収納スペース(戸だまり)91に、引き戸パネル11及び収納パネル10、10、10が収容される。
引き戸の制動装置2は、図3~図4、図5~図7に示すように、戸板としての引き戸パネル11の移動を減衰する引き戸の制動装置2であって、引き戸パネル11に向かって突出するトリガ3であって、建物側の所定位置に設けられた坪受部材31と、引き戸パネル11に保持されて坪受部材31に挿入可能な出没自在の軸部材33と、を有しており、建物に相対的に固定/移動を選択できるようになっている、トリガ3と、引き戸パネル11側に移動可能に設置されて、トリガ3と係脱可能に構成され、トリガ3と係合した状態で引き戸パネル11に相対的に移動可能となり、トリガ3と係合しない状態で引き戸パネル11に相対的に移動不可能となるスライド部材4と、第1の端部がスライド部材4に取り付けられるとともに第2の端部が引き戸パネル11に取り付けられて、スライド部材4がトリガ3と係合した状態で引き戸パネル11を開方向又は閉方向に付勢して移動させる付勢手段5と、付勢手段5の付勢する方向の引き戸パネル11の移動を減衰するダンパー6と、を備えるとともに、さらに、スライド部材4とともに引き戸パネル11に相対的に移動する第1のラックギヤ71と、第1のラックギヤ71に対向して引き戸パネル11に固定される第2のラックギヤ72と、ダンパー6の端部に回転自在に支承されて、第1のラックギヤ71と第2のラックギヤ72の間で噛み合って回転するピニオンギヤ65と、を備えている。
次に、図5~図7を用いて、本実施例の引き戸の制動装置2の全体作用について説明する。
次に、本実施例のトリガ3の構成について説明する。本実施例のトリガ3は、建物側の所定位置に設置される坪受部材31と、引き戸パネル11に保持されて坪受部材31に挿入可能な出没自在の軸部材33と、を有している。したがって、軸部材33を坪受部材31に挿入した状態では建物に相対的に固定され、軸部材33を坪受部材31から抜いた状態では建物に相対的に移動可能となる。
ここで、図11を用いて、ガイドローラ20の構成について簡単に説明する。本実施例のガイドローラ20は、図11に示すように、引き戸パネル11の上部に設置される吊車すなわちガイドローラ20であり、合計で6つの車輪21、・・・、22、・・・を備えている。このうち2軸4輪の4つの車輪21、・・・は、開閉方向に延びる第1上部レール101を走行し、1軸2輪の2つの車輪22、・・・は、第1上部レール101に直交する第2上部レール102を走行する。
次に、本実施例の引き戸の制動装置2の奏する効果を列挙して説明する。
10 収納パネル
11 引き戸パネル
2 引き戸の制動装置
3 トリガ
20 ガイドローラ
21、22 車輪
31 坪受部材
32 トリガ部材
33 軸部材
34 レバー部材
35、36 回転軸
4 スライド部材
41 回転軸
42 係合切欠
43 摺動軸
5 付勢手段
51 第1部材
52 第2部材
53 第3部材
54 第1バネ
55 第2バネ
6 ダンパー
65 ピニオンギヤ
71 第1のラックギヤ
72 第2のラックギヤ
80 ケース
80a 摺動溝
80b 固定溝
81 レール
90 開口部
91 収納スペース(戸だまり)
101 第1上部レール
102 第2上部レール
103 継目レール
Claims (5)
- 戸板の移動を減衰する引き戸の制動装置であって、
前記戸板に向かって突出するトリガであって、建物側の所定位置に設けられた坪受部材と、前記戸板に保持されて前記坪受部材に挿入可能な出没自在の軸部材と、を有しており、建物に相対的に固定/移動を選択できるようになっている、トリガと、
前記戸板側に移動可能に設置されて、前記トリガと係脱可能に構成され、前記トリガと係合した状態で前記戸板に相対的に移動可能となり、前記トリガと係合しない状態で前記戸板に相対的に移動不可能となるスライド部材と、
第1の端部が前記スライド部材に取り付けられるとともに第2の端部が前記戸板に取り付けられて、前記スライド部材が前記トリガと係合した状態で前記戸板を開方向又は閉方向に付勢して移動させる付勢手段と、
前記付勢手段の付勢する方向の前記戸板の移動を減衰するダンパーと、
を備える、引き戸の制動装置。 - 前記トリガは、前記軸部材に連結されるレバー部材であって、前記戸板の木口面から突出しており、手で上下に移動させることによって、前記軸部材が前記坪受部材に向かって出没されるようになっている、レバー部材をさらに有する、請求項1に記載された、引き戸の制動装置。
- 前記スライド部材とともに前記戸板に相対的に移動する第1のラックギヤと、
前記第1のラックギヤに対向して前記戸板に固定される第2のラックギヤと、
前記ダンパーの端部に回転自在に支承されて、前記第1のラックギヤと前記第2のラックギヤの間で噛み合って回転するピニオンギヤと、を備える;請求項1又は請求項2に記載された、引き戸の制動装置。 - 前記戸板は、上部レールに沿って移動可能な間仕切りパネルである、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された、引き戸の制動装置。
- 請求項4に記載された、引き戸の制動装置と;
前記戸板の開閉方向に延びる第1上部レールと;
前記第1上部レールに直交する方向に延びる第2上部レールと;
前記第1上部レールと前記第2上部レールが交差する箇所に配置される継目レールであって、前記第1上部レールに繋がる第1溝と、前記第2上部レールに繋がる第2溝と、を有する継目レールと;
前記戸板の上部に取り付けられる吊車であって、前記第1上部レール及び前記第1溝を走行する2軸4輪の車輪と、前記第2上部レール及び前記第2溝を走行する1軸2輪の車輪と、を有する、吊車と;を備える、引き戸の制動システム。
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JPH0628161U (ja) * | 1992-09-10 | 1994-04-15 | エスイー工業株式会社 | 吊りパネル用ハンガーレールの接続構造 |
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