JP7279663B2 - 台車連結システム - Google Patents

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Description

本発明は、運搬物を移動する台車と設備とを連結する台車連結システムに関する。
特許文献1に記載される移動型の部品供給ステージ台車は、2台同時の移動が可能なように、他の部品供給ステージ台車との連結とその連結解除が容易にできる連結部を有している。この他、比較的大きく重い重量物を運搬する台車には種々のものがある。
例えば、設備において検査機器等の重量物を台車に搭載させつつ、設備を稼働する場合がある。こうした設備ラインでは、生産する製品の品番段取りの度に、検査機器を交換する必要がある。交換作業時には、交換用の検査機器を搭載して設備まで運搬移動することが可能で、かつ、設備側に連結可能な台車が必要とされる。
特開2006-32443号公報
ところが、例えば、特許文献1に記載の連結部と同様な構成で、台車と設備側とを連結する場合、連結時の左右上下の位置出し及び微調整が困難であった。特に、設備のフロアが粗く平面度が低い場合には微調整がさらに煩わしく、交換作業に時間がかかり、作業効率が悪いという問題が生じていた。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、運搬物を移動する台車を設備に対して容易に連結することが可能な台車連結システムを提供することにある。
本発明の台車連結システムは、架台(14)に運搬物(3)を搭載し運搬物を移動する台車(11)を、設備(1)の任意の連結位置に連結するシステムである。台車連結システムは、水平方向ガイド機構部(7)と、上下方向ガイド機構部(8)と、固定機構部(6)と、を備える。
第一の態様では、水平方向ガイド機構部は、台車が設備側へ押し込まれた際に、連結位置に対する水平方向のずれを吸収しつつ台車を連結位置へ案内する。上下方向ガイド機構部は、台車が設備側へ押し込まれた際に、連結位置に対する上下方向のずれを吸収しつつ台車を連結位置へ案内する。固定機構部は、台車が設備側へ押し込まれて、水平方向ガイド機構部及び上下方向ガイド機構部に案内されて台車が連結位置まできたとき、台車を設備に対して自動的に固定する。水平方向ガイド機構部は、台車に設けられ、水平方向の一方に設けられる一方側摺動部材(21)、水平方向の他方に設けられる他方側摺動部材(22)、を有する水平方向摺動部材と、設備に設けられ、台車の押込方向と反対側の端部の水平方向幅が平面視において押込方向と反対側に向かうほど細くなる基材(52)の上下方向に延びる傾斜側面として形成され、基材の水平方向の一方側に位置し一方側摺動部材を連結位置へ案内する一方側傾斜面(54)、基材の水平方向の他方側に位置し他方側摺動部材を連結位置へ案内する他方側傾斜面(55)、を有する水平方向傾斜面との組み合わせで形成されている。上下方向ガイド機構部は、台車に設けられ、上側摺動部材(23,25)、下側摺動部材(24,26)、を有する上下方向摺動部材と、設備に設けられ、押込方向と反対側の端部の上下幅が側面視において押込方向と反対側に向かうほど細くなる基材の傾斜上下面として形成され、上側摺動部材を連結位置へ案内する上側傾斜面(56,58)、下側摺動部材を連結位置へ案内する下側傾斜面(57,59)、を有する上下方向傾斜面との組み合わせで形成されている。
第二の態様では、固定機構部は、台車または設備のうち一方に形成され、回動軸(29)を中心に回動可能な係合部材(17,18)と、台車または設備のうち他方に形成され、係合部材が係合可能な被係合部材(53)と、台車と設備との連結時に、係合部材を、係合部材の回動方向のうち係合部材が被係合部材と係合する方向へ付勢する付勢部材(33)とを有する。台車は、フレーム(13)と、フレームの上部に連結され運搬物を積載する架台と、台車が設備と連結していないとき、フレームに対して架台の水平方向の移動を規制し、台車が設備と連結しているとき、フレームに対して架台の水平方向の移動を許容するスライドストッパ機構部(9)とを有する。スライドストッパ機構部は、水平方向に延びて形成されるガイド穴(49)、ガイド穴の縁に形成される係合凹部(51)を有しかつ架台に接続しフレームに対して水平方向に移動可能に設けられるスライド部材(46)と、台車が設備と連結していないとき係合凹部に係合するとともに台車が設備と連結しているとき係合凹部から外れる係合凸部(48)を有するストッパ部材(45)とを有する。
本発明の構成によれば、水平方向ガイド機構部により、台車の水平方向の運転が多少ぶれても、設備側の連結位置まで台車がガイドされる。さらに、上下方向ガイド機構部により、フロアの高さにばらつきがあっても、不自由なく段取りできる高さへ自動で調整される。さらに、固定機構部により、台車が連結位置まできたとき、台車は自動的に設備に固定される。すなわち、これらの各機構部を有することで、上下左右の位置ずれが吸収され、運搬物を移動する台車を設備に対して容易に連結することができる。
第1実施形態による台車連結システムの全体を示す模式図である。 台車を示す斜視図である。 図2において一点鎖線で囲んだ部分の拡大図であり、台車側連結部を示す斜視図である。 台車側連結部を、図2とは別の角度から見た斜視図である。 スライドストッパ機構部を後方から見た斜視図である。 設備側連結部を示す斜視図である。 フックと連結バーの連結前の状態を示す側面図である。 フックと連結バーの連結時の状態を示す側面図である。 (a)~(d)は、台車を設備に連結させる際に、水平方向ガイド機構部による位置ずれ補正の作用を説明する図である。 (a)~(d)は、台車を設備に連結させる際に、上下方向ガイド機構部による位置ずれ補正の作用を説明する図である。 スライドストッパ機構部の一部を拡大して示す斜視図であって、連結前の状態を示す図である。 スライドストッパ機構部の一部を拡大して示す斜視図であって、連結時の状態を示す図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
〈第1実施形態〉
[構成]
本発明の第1実施形態の構成について、図1~図8を参照しつつ説明する。本実施形態の台車連結システム10は、図1に示すように、製造ライン設備1(以下、単に「設備」ともいう)に適用される。製造ライン設備1は、検査ステーション2が複数台連なって構成されている。製造ライン設備1は、数十キロ程度の重量物である検査ユニット3を台車11に搭載させた状態で稼働される。製造ライン設備1では、検査ステーション2内に搬送された検査対象である製品と、台車11上の検査ユニット3とを接続し、製品の性能試験等の検査を実施する。
このライン設備1では、生産する製品の品番段取りの度に、検査ユニット3を交換する必要がある。交換作業時には、台車11に、交換用の検査ユニット3を搭載して設備1まで運搬移動し連結する。台車連結システム10は、台車11を設備1に連結するためのシステムである。主に、金属や樹脂等の材料で形成される各部材により構成されている。図1では、検査ユニット3を搭載した台車11を、例示として数台図示しているが、台車11は検査タイムによって適宜所望の検査ステーション2に対して設置される。
台車連結システム10は、台車11に設けられる台車側連結部4(図2参照)と、設備1に設けられる設備側連結部5とで構成されている。台車連結システム10は、固定機構部6(図7参照)と、水平方向ガイド機構部7(図9参照)と、上下方向ガイド機構部8(図10参照)と、スライドストッパ機構部9(図7参照)と、を主に有している。これらの各機構部6,7,8,9は、台車側連結部4における部材と、対応する設備側連結部5の部材との組み合わせにより構成される。以下、各機構部6,7,8,9の構成を詳述する。
まず、台車11の詳細構成について説明する。図2に示すように、台車11は、下部に設けられる4つの車輪12、フレーム13、架台プレート14、及び台車側連結部4、を主に有している。フレーム13は、車輪12の上部に鉛直に立設され、台車11の外枠を形成する。フレーム13は、設備1と対向する側に位置する背面プレート15を有している。フレーム13の上部には、架台プレート14が設けられている。架台プレート14上には、検査ユニット3を2つ搭載可能である。架台プレート14の高さ位置は、設備側の検査ユニット3の搭載位置と略同じに設定されている。
以下の説明において、台車11を設備1に連結する際に、設備1と対向する側を「前」とし、その反対側を「後ろ」として説明する。そして、台車11から設備1側への進行方向に向いたときの右側を「右側」とし、左側を「左側」とする。右側が「一方側」に相当し、左側が「他方側」に相当する。また、左右方向は「水平方向」に一致する。台車11から設備1側への進行方向が「押込方向」に一致する。
台車側連結部4は、フレーム13内の上方であって、架台プレート14の下方に設けられている。図3、図4に示すように、台車側連結部4は、上部基板16、フック17,18、左右方向ローラ21,22、上下方向ローラ23,24,25,26、スライドストッパ機構部9(図4参照)、及び解除レバー27(図4参照)を主に有している。フック17,18は、「係合部」に相当する。
フック17,18は、右側フック17と左側フック18とで構成されている。右側フック17は、左側フック18の右側に位置している。図3に示すように、各フック17,18は、前後方向に長尺の四角柱状をなし、前端が背面プレート15より前方に突出するように設けられている。右側フック17と左側フック18は、左右対称に配され、その構成は同様であるため、右側フック17を例に説明し、同様の構成部材については左右において同様の符号を付す。
各フック17,18は、それぞれ上部基板16に固定された固定用ブロック28を介して、回動軸29まわりに回動可能にフレーム13に支持されている。固定用ブロック28は、正面視U字形状をなし、上方からフック17,18の幅方向両端を挟み込みように配置されている。回動軸29は、固定用ブロック28の下端とフック17,18の後端寄り部位とを、幅(左右)方向に挿通している。各フック17,18は、後端下部に配される下部プレート30(図4参照)により一体に連結されている。
各フック17,18の前端には、後方に向けて下方へ傾斜した傾斜部31が形成されており、フック17,18の前端の上下幅は後端に比べて狭くなっている。傾斜部31の後側であってフック17,18の下面には、設備1の連結バー53(図1、図6参照)が係合する係合凹部32が形成されている。係合凹部32は、断面形状が略半円形状をなしている。
図4に示すように、各フック17,18の後端には、それぞれ、ばね33が設けられている。ばね33は、上締結用プレート34と、下締結用プレート35とに取り付けられている。上締結用プレート34は、上下方向ローラ23,24,25,26が配されるガイドローラブラケット41に固定されている。下締結用プレート35は、フック17,18の後端に固定されている。ばね33は、「付勢部材」に相当する。ばね33は、台車11と設備1との連結時に、フック17,18を、回動軸29まわりの回動方向のうち後述する連結バー53と係合する方向へ付勢する。本実施形態では、連結時には、図8において、フック17,18は、回動軸29を中心に反時計回りに付勢され、前端が後端より上方に位置した姿勢となる。通常時、図7に示すように、各フック17,18は略水平の姿勢である。
再び、図3を参照する。左右方向ローラ21,22は、右側ローラ21と左側ローラ22とで構成されている。右側ローラ21と左側ローラ22は、左右対称に配され、その構成は同様であるため、右側ローラ21を例に説明し、同様の構成部材については左右において同様の符号を付す。右側ローラ21及び左側ローラ22は、背面プレート15にそれぞれガイドローラブラケット36を介して固定されている。ガイドローラブラケット36は、背面プレート15にボルト締めして固定されている。右側ローラ21及び左側ローラ22は、鉛直方向に延びて配される回転軸37を中心に回転可能である。
右側ローラ21と左側ローラ22は、フック17,18の前端よりも前方に位置している。よって、設備1との連結時には、フック17,18より先に左右方向ローラ21,22が設備1に当接する。右側ローラ21及び左側ローラ22は、「水平方向摺動部材」に相当する。右側ローラ21は、「一方側摺動部材」に相当し、左側ローラ22は、「他方側摺動部材」に相当する。
図3に示すように、上下方向ローラ23,24,25,26は、右上側ローラ23、右下側ローラ24、左上側ローラ25、および左下側ローラ26で構成されている。右上側ローラ23と右下側ローラ24、および、左上側ローラ25と左下側ローラ26、はそれぞれ対になっている。右上側ローラ23と右下側ローラ24は、右側フック17の右方に設けられている。左上側ローラ25と左下側ローラ26は、左側フック18の左方に設けられている。上下一対の構成は左右で同様であり、右側と左側とで対称に配されている。以下、右側のローラ23,24を例に説明し、同様の構成部材については左右において同様の符号を付す。
右上側ローラ23は、右側フック17の上方かつ右方位置に、ガイドローラブラケット41を介して上部基板16に固定して設けられている。ガイドローラブラケット41は、上部基板16にボルト締めして固定されている。右下側ローラ24は、右側フック17の下方かつ右方位置に、右上側ローラ23に対向するようにしてガイドローラブラケット42を介して背面プレート15に固定されている。ガイドローラブラケット42は、背面プレート15にボルト締めして固定されている。
各上側ローラ23,25及び各下側ローラ24,26は、左右方向に延びて配される回転軸43,44を中心に回転可能である。各上側ローラ23,25及び各下側ローラ24,26は、フック17,18の前端よりも前方に位置している。上下方向ローラ23,24,25,26は、「上下方向摺動部材」に相当する。各上側ローラ23,25は、「上側摺動部材」に相当し、各下側ローラ24,26は、「下側摺動部材」に相当する。
次に、架台プレート14の水平方向のスライドを制限するための、スライドストッパ機構部9の構成について説明する。スライドストッパ機構部9は、台車11が設備1と連結しているときにのみ、架台プレート14が水平方向にスライド可能とする機構である。このスライドストッパ機構部9により、運搬時には架台プレート14の水平方向のスライドが制限される。
図4、5に示すように、スライドストッパ機構部9は、各フック17,18の後端の間にあって下部プレート30の上部に配置されている。図5に示すように、スライドストッパ機構部9は、ストッパ部材45と、スライド部材46と、を主に有している。なお、図4では、ストッパ部材45の形状を分かり易くするため、スライド部材46の図示を省略している。ストッパ部材45は、下部プレート30の上部に、幅方向の略中間位置に固定されている。ストッパ部材45は、基部47(図4参照)と、係合凸部48とを有している。基部47と、係合凸部48とは、共に略直方体形状をなしている。係合凸部48は、基部47に連結して後方へ突出して形成されている。
スライド部材46は、平板状部材であり、左右方向に長く、前後方向に貫通したガイド穴49が形成されている。ガイド穴49の左右方向中央には、上方へ切り欠いた係合凹部51が形成されている。係合凹部51には、ストッパ部材45の係合凸部48が係合可能である。ストッパ部材45の係合凸部48は、台車11が設備1に連結される前の通常時には、この係合凹部51に係合している(図7、図11参照)。
このため、スライド部材46に連結する架台プレート14の横揺れが規制される。なお、台車連結時には、図5に示すように、フック17,18の回動に連動してストッパ部材45が下方へ回動し、係合凹部51から外れて、ガイド穴49の水平方向に延びている部位へ収容される。なお、連結時の詳細な作用については、設備1側の構成を説明した後に併せて後述する。
解除レバー27は、細い棒状部材である。解除レバー27は、フック17,18に連結しており、下部プレート30の下方略中央部に、フレーム13の後方より後側へ延びて形成されている。例えば、作業者が、解除レバー27の後側へ延びた握り手部分を持って解除レバー27を一旦下げることで、フック17,18と連結バー53の係合が解除される。この状態で、台車11を設備1から後退させることが可能となる。
次に、設備側連結部5の構成について説明する。図6に示すように、設備側連結部5は、連結プレート52と、連結バー53とを有している。連結プレート52は、板状部材であり、設備1の背面から後ろ側へ突出して設けられている。連結プレート52は、「基材」に相当し、連結バー53は、「被係合部材」に相当する。なお、連結プレート52の幅W1(図9参照)は、台車11の左側ローラ22と右側ローラ21との左右方向の間隔より少し短いが略同じである。連結プレート52は、左側ローラ22と右側ローラ21と間に挿入可能である(図9(d)参照)。また、連結バー53の高さ位置は、概ね台車11のフック17,18の上面の高さ位置と同じである。
連結プレート52は、平面視において台車11の押込方向A(図9参照)と反対側に向かうほど水平方向幅が細くなる形状に形成されている。また、連結プレート52は、押込方向Aと反対側の端部が、側面視において押込方向Aと反対側に向かうほど上下幅が細くなる形状に形成されている。連結プレート52には、右側傾斜面54、左側傾斜面55、右上側傾斜面56、右下側傾斜面57、左上側傾斜面58、左下側傾斜面59が形成されている。
右側傾斜面54は、連結プレート52の右側面に形成された鉛直方向に延びる平面である。左側傾斜面55は、右側傾斜面54と対称に、連結プレート52の左側面に形成された鉛直方向に延びる平面である。右側傾斜面54および左側傾斜面55は、突出先端に向けて連結プレート52の左右方向幅が狭くなる方向に傾斜している。右側傾斜面54及び左側傾斜面55は、上下方向に延びる傾斜側面であり「水平方向傾斜面」に相当する。右側傾斜面54は、連結プレート52の傾斜側面であり「一方側傾斜面」に相当する。左側傾斜面55は、連結プレート52の傾斜側面であり「他方側傾斜面」に相当する。
連結プレート52の右側傾斜面54と左側傾斜面55との間には、凹部61が、後方に矩形状に凹んで形成されている。この凹部61に、連結バー53が左右方向に延びて設けられている。連結バー53は円柱状であり、台車11のフック17,18の係合凹部32に対応した形状をなしている。
右上側傾斜面56は、右側傾斜面54と凹部61との間に後方への凸部62として形成される部位の上面に形成されている。右下側傾斜面57は、凸部62の下面に形成されている。左上側傾斜面58は、左側傾斜面55と凹部61との間に後方への凸部63として形成される部位の上面に形成されている。左下側傾斜面59は、凸部63の下面に形成されている。各上側傾斜面56,58および各下側傾斜面57,59は、突出先端に向けて連結プレート52の上下方向幅が狭くなる方向に傾斜している。各上側傾斜面56,58及び各下側傾斜面57,59は、連結プレート52の傾斜上下面であり「上下方向傾斜面」に相当する。
なお、連結プレート52の上下幅は、台車11の各上側ローラ23,25と対向する各下側ローラ24,26の上下方向の間隔より僅かに大きいが略同じである。連結プレート52は、上下ローラ間に挿入可能である(図10(c)、(d)参照)。
固定機構部6は、台車11のフック17,18と、設備1の連結バー53とで構成されている。上下方向ガイド機構部8は、台車11の上下方向ローラ23,24,25,26と、設備1の上下の傾斜面56,57,58,59とで構成されている。水平方向ガイド機構部7は、台車11の左右方向ローラ21,22と、設備1の左右の傾斜面54,55とで構成されている。
[作用]
次に、本実施形態の台車連結システム10による、台車11の設備1への連結時の作用について説明する。まず、作業者は、台車11を設備1側へ搬送する。台車11の架台プレート14上には、交換用の新しい検査ユニット3が1つ搭載され、もう1つの機器置き場は、設備1から回収する検査ユニットを収容するため空になっている。台車11を設備1側へ搬送する際、台車11のフック17,18の位置が、概ね設備1の連結バー53の位置と対応するようにして台車11を設備1に接近させる。
図9は、台車11を設備1に連結させる際に、水平方向の位置ずれを補正する作用を説明する図であり、連結位置Pに対して、右方にずれ量L1で位置ずれした状態で設備1に接近したときの状態を示している。図9(a)は、台車11と設備1が接近した状態で、まだ接触していない状態を示している。図9(b)は、例示として左側ローラ22が左側傾斜面55に接触した状態を示し、図9(c)は、接触した左側ローラ22が左側傾斜面55を滑る途中の状態を示している。図9(d)は、任意の連結位置Pまで挿入された状態を示している。
図9(a)~(d)に示すように、台車11を設備1に接近させて行く際に、左右方向の位置が右方に多少ずれていても、背面プレート15から前方に突出した左側ローラ22が左側傾斜面55を滑って、連結位置Pまで案内される。はじめのずれ量L1が、左側傾斜面55を進むにつれて徐々に小さくなっていき(ずれ量L1>ずれ量L2)、最終的にずれがなくなり連結位置Pに連結される。このように、左右方向の軽微な位置ずれが補正される。
図10は、台車11を設備1に連結させる際に、上下方向の位置ずれを補正する作用を説明する図であり、連結位置Pに対して、上方にずれ量L3で位置ずれした状態で設備1に接近したときの状態を示している。図10(a)は、台車11と設備1が接近した状態で、まだ接触していない状態を示している。図10(b)は、例示として左上側ローラ25が左上側傾斜面58に接触した状態を示し、図10(c)は、接触した左上側ローラ25が上側傾斜面58を滑る途中の状態を示している。図10(d)は、任意の連結位置Pまで挿入された状態を示している。
図10(a)~(d)に示すように、台車11を設備1に接近させて行く際に、上下方向の位置が上方に多少ずれていても、背面プレート15から前方に突出した上側ローラ25が傾斜面58を滑って、連結位置Pまで案内されることで、ずれ量L3がなくなり上下方向の軽微な位置ずれが補正される。なお、上下方向の補正は、左右方向における補正と同時に行われる。また、図10では、左側の上下方向ローラ25,26を図示して説明しているが、右側についても同様に、右上側ローラ23が右上側傾斜面56にガイドされる。
なお、連結位置Pに対して台車11が左方にずれた場合には、上記と同様の作用により、右側ローラ21が右側傾斜面54にガイドされる。また、連結位置Pに対して台車11が下方にずれた場合には、上記と同様の作用により、下側ローラ24,26が下側傾斜面57,59にガイドされる。
図7に示すように、連結前は、フック17,18は略水平状態である。図8に示すように、連結時には、フック17,18は、回動軸29を中心に上方に回動して前端が後端より上方に位置している。なお、図7、図8では、フック17,18と連結バー53との係合を分かり易くするため、フック17,18の手前側にある、ガイドローラブラケット41やばね33等の一部の部材を省略している。
左右方向および上下方向の位置ずれが補正されつつ、正しい連結位置Pに台車11が導かれる過程で、台車11のフック17,18の前端は、設備1の連結バー53に接触する。次いで、フック17,18の傾斜部31に連結バー53が当たる。さらなる台車11の前方移動に伴い、傾斜部31が連結バー53の表面を滑り、このとき、ばね33に抗してフック17,18は回動軸29を支点にして上側へ回動する。そして連結バー53の位置がフック17,18の係合凹部32にくると、ばね33の弾性力の作用によりフック17,18は下側へ回動し、係合凹部32に連結バー53が嵌まる。
このように、フック17,18が設備1の連結バー53を乗り上げるように動いて、上からフック17,18が連結バー53に嵌まり、設備1と台車11とが連結固定される。作業者の前方への推力のみで、ワンタッチで簡単に連結される。
スライドストッパ機構部9では、図11に示すように、台車11と設備1とが連結されていない状態では、係合凸部48は、係合凹部51に係合している。設備1と台車11とが連結されると同時に、図12に示すように、フック17,18に接続されたストッパ部材45の係合凸部48は、スライド部材46の係合凹部51から外れる。つまり、係合凸部48は、フック17,18の上方への回動動作に連動して下方へ回動し、ガイド穴49の水平方向に延びている部位へ収容される。この状態になると、スライド部材46は、水平方向のロックが外れた状態となるため、スライド部材46と、スライド部材46に接続する架台プレート14のスライドが可能となる。
次いで、作業者は、回収する検査ユニットと、架台プレート14上の空になっている検査ユニット置き場とが一直線上になるように架台プレート14をスライドさせて、検査ユニット3を台車11上に取り出す。そして、再び架台プレート14をスライドさせて、新しいユニットの投入位置と台車11上の新しい検査ユニット3とが一直線上になるようにしてから、検査ユニット3を設備1へ投入する。
検査ユニット3の交換が完了し、台車11を設備1から外す際には、解除レバー27の握り手部分を持って解除レバー27を下げる。解除レバー27を下げると、一時的にばね33が伸張し、フック17,18は、回動軸29を支点として前端が上方へ向かうように回動する。これにより、フック17,18と連結バー53の係合が解除され、台車11を設備1から後退させることが可能となる。解除レバー27を元に戻すと、ばね33の弾性力により、図7に示す通常の状態に復帰する。
[効果]
(1)上記実施形態の台車連結システム10は、固定機構部6と、上下方向ガイド機構部8と、水平方向ガイド機構部7とを備えている。固定機構部6は、ばね33に付勢されたフック17,18と、連結バー53との係合により固定する機構であるため、作業者が台車11を押す力のみで台車11と設備1とを簡単に固定することができる。
さらに、水平方向ガイド機構部7を備えているため、作業者による台車11の運転が多少ぶれても、設備1の傾斜面54,55に台車11のローラ21,22がガイドされて連結を可能にできる。さらに、上下方向ガイド機構部8を備えているため、各検査ステーション2が設置されるフロアの高さにばらつきがあっても、設備1の傾斜面56,57,58,59に台車11のローラ23,24,25,26がガイドされて不自由なく段取りできる高さへ自動で調整することができる。すなわち、これら、各機構部6,7,8を有することで、上下左右の位置ずれが吸収され、運搬物を移動する台車11を設備1に対して容易に連結することができる。
(2)上記実施形態において、上下方向ガイド機構部8と、水平方向ガイド機構部7とは、それぞれローラ21,22,23,24,25,26と傾斜面54,55,56,57,58,59との組み合わせで構成されている。ローラ21,22,23,24,25,26は、摺動抵抗が小さいため、ローラと傾斜面という簡単な構成で、円滑なガイド作用を実施することができる。
(3)上記実施形態において、台車11は、スライドストッパ機構部9を備えている。つまり、設備1と台車11とが連結してはじめて、架台プレート14が左右にスライド可能となる。台車11の運搬時には架台プレート14のスライドが制限されるため、台車11の重心が傾くことがなく、転倒などを回避することができる。特に、検査ユニット3は数十キログラム程度と重量があるため、台車11の重心が傾くと転倒しやすいが、本構成によればこうした問題を回避することができる。
(4)また、スライドストッパ機構部9は、台車11に固定されたスライド部材46とストッパ部材45とで構成され、フック17,18が設備1の連結バー53に係合する動作に連動して、ストッパ部材45がガイド穴49から外れて架台プレート14がスライド可能となる。このような簡単な構成で、重量物を積載している状態の台車11の操作性を高めることができる。
〈他の実施形態〉
上記実施形態において、固定機構部6は、台車11のフック17,18と設備1の連結バー53により構成したが、その他の固定機構を用いても良い。例えば、設備1にフック17,18を設け、台車11にバー部材を設けても良い。この場合、台車11のバー部材とストッパ部材45とを連動させるように構成できる。また、固定機構として、マグネット吸着を用いてワンタッチで固定されるようにしても良い。
また、連結バー53は円柱状であるとしたが、円筒状でも良い。連結バーとフックの形状は、互いに係合可能に対応していれば、その他種々の形状が可能である。
上記実施形態において、上下方向ガイド機構部8と、水平方向ガイド機構部7とは、各ローラ21,22,23,24,25,26と、金属部材でなる傾斜面54,55,56,57,58,59との組み合わせで構成した。その他、ばねとスライド部材(機械の直線運動を「ころがり」を用いてガイドするもの等)の組み合わせにより求芯できるように構成しても良い。
また、各ガイド機構部7,8は、各方向での位置のばらつきを吸収しつつ台車11を連結位置Pまで適度な摺動抵抗で案内できれば良く、例えば金属部品とローラの組み合わせの他、ローラ同士、金属部品同士の組み合わせであっても良い。
上記実施形態の上下方向ガイド機構部8と水平方向ガイド機構部7において、各傾斜面54,55,56,57,58,59に摩擦抵抗の小さい材料を取り付けても良い。ローラ等の摺動部材との摺動抵抗をより小さくすることができる。
上記実施形態では、作業者が台車11を操作して搬送するものとしたが、搬送機械や台車自体の自動運転等により検査ユニット3を搬送するようにしても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・製造ライン設備
3 ・・・検査機器(運搬物)
6 ・・・固定機構部
7 ・・・水平方向ガイド機構部
8 ・・・上下方向ガイド機構部
10 ・・・台車連結システム
11 ・・・台車
14 ・・・架台プレート(架台)

Claims (7)

  1. 架台(14)に運搬物(3)を搭載し前記運搬物を移動する台車(11)を、設備(1)の任意の連結位置に連結する台車連結システムであって、
    前記台車が前記設備側へ押し込まれた際に、前記連結位置に対する水平方向のずれを吸収しつつ前記台車を前記連結位置へ案内する水平方向ガイド機構部(7)と、
    前記台車が前記設備側へ押し込まれた際に、前記連結位置に対する上下方向のずれを吸収しつつ前記台車を前記連結位置へ案内する上下方向ガイド機構部(8)と、
    前記台車が前記設備側へ押し込まれて、前記水平方向ガイド機構部及び前記上下方向ガイド機構部に案内されて前記台車が前記連結位置まできたとき、前記台車を前記設備に対して自動的に固定する固定機構部(6)と、
    を備え
    前記水平方向ガイド機構部は、
    前記台車に設けられ、前記水平方向の一方に設けられる一方側摺動部材(21)、前記水平方向の他方に設けられる他方側摺動部材(22)、を有する水平方向摺動部材と、
    前記設備に設けられ、前記台車の押込方向と反対側の端部の水平方向幅が平面視において前記押込方向と反対側に向かうほど細くなる基材(52)の前記上下方向に延びる傾斜側面として形成され、前記基材の前記水平方向の一方側に位置し前記一方側摺動部材を前記連結位置へ案内する一方側傾斜面(54)、前記基材の前記水平方向の他方側に位置し前記他方側摺動部材を前記連結位置へ案内する他方側傾斜面(55)、を有する水平方向傾斜面と、
    の組み合わせで形成され、
    前記上下方向ガイド機構部は、
    前記台車に設けられ、上側摺動部材(23,25)、下側摺動部材(24,26)、を有する上下方向摺動部材と、
    前記設備に設けられ、前記押込方向と反対側の端部の上下幅が側面視において前記押込方向と反対側に向かうほど細くなる前記基材の傾斜上下面として形成され、前記上側摺動部材を前記連結位置へ案内する上側傾斜面(56,58)、前記下側摺動部材を前記連結位置へ案内する下側傾斜面(57,59)、を有する上下方向傾斜面と、
    の組み合わせで形成されている台車連結システム。
  2. 前記水平方向摺動部材または前記上下方向摺動部材のうち少なくともいずれかは、ローラである請求項に記載の台車連結システム。
  3. 前記固定機構部は、
    前記台車または前記設備のうち一方に形成され、回動軸(29)を中心に回動可能な係合部材(17,18)と、
    前記台車または前記設備のうち他方に形成され、前記係合部材が係合可能な被係合部材(53)と、
    前記台車と前記設備との連結時に、前記係合部材を、前記係合部材の回動方向のうち前記係合部材が前記被係合部材と係合する方向へ付勢する付勢部材(33)と、
    を有する請求項1または2に記載の台車連結システム。
  4. 前記台車は、
    フレーム(13)と、
    前記フレームの上部に連結され前記運搬物を積載する前記架台と、
    前記台車が前記設備と連結していないとき、前記フレームに対して前記架台の前記水平方向の移動を規制し、前記台車が前記設備と連結しているとき、前記フレームに対して前記架台の前記水平方向の移動を許容するスライドストッパ機構部(9)と、
    を有する請求項1~請求項のうちいずれか一項に記載の台車連結システム。
  5. 前記スライドストッパ機構部は、
    前記水平方向に延びて形成されるガイド穴(49)、前記ガイド穴の縁に形成される係合凹部(51)、を有し、前記架台に接続し前記フレームに対して前記水平方向に移動可能に設けられるスライド部材(46)と、
    前記台車が前記設備と連結していないとき前記係合凹部に係合するとともに、前記台車が前記設備と連結しているとき前記係合凹部から外れる係合凸部(48)、を有するストッパ部材(45)と、
    を有する請求項に記載の台車連結システム。
  6. 架台(14)に運搬物(3)を搭載し前記運搬物を移動する台車(11)を、設備(1)の任意の連結位置に連結する台車連結システムであって、
    前記台車が前記設備側へ押し込まれた際に、前記連結位置に対する水平方向のずれを吸収しつつ前記台車を前記連結位置へ案内する水平方向ガイド機構部(7)と、
    前記台車が前記設備側へ押し込まれた際に、前記連結位置に対する上下方向のずれを吸収しつつ前記台車を前記連結位置へ案内する上下方向ガイド機構部(8)と、
    前記台車が前記設備側へ押し込まれて、前記水平方向ガイド機構部及び前記上下方向ガイド機構部に案内されて前記台車が前記連結位置まできたとき、前記台車を前記設備に対して自動的に固定する固定機構部(6)と、
    を備え
    前記固定機構部は、
    前記台車または前記設備のうち一方に形成され、回動軸(29)を中心に回動可能な係合部材(17,18)と、
    前記台車または前記設備のうち他方に形成され、前記係合部材が係合可能な被係合部材(53)と、
    前記台車と前記設備との連結時に、前記係合部材を、前記係合部材の回動方向のうち前記係合部材が前記被係合部材と係合する方向へ付勢する付勢部材(33)と、
    を有し、
    前記台車は、
    フレーム(13)と、
    前記フレームの上部に連結され前記運搬物を積載する前記架台と、
    前記台車が前記設備と連結していないとき、前記フレームに対して前記架台の前記水平方向の移動を規制し、前記台車が前記設備と連結しているとき、前記フレームに対して前記架台の前記水平方向の移動を許容するスライドストッパ機構部(9)と、
    を有し、
    前記スライドストッパ機構部は、
    前記水平方向に延びて形成されるガイド穴(49)、前記ガイド穴の縁に形成される係合凹部(51)、を有し、前記架台に接続し前記フレームに対して前記水平方向に移動可能に設けられるスライド部材(46)と、
    前記台車が前記設備と連結していないとき前記係合凹部に係合するとともに、前記台車が前記設備と連結しているとき前記係合凹部から外れる係合凸部(48)、を有するストッパ部材(45)と、
    を有する台車連結システム。
  7. 前記固定機構部は、
    前記台車に形成され、回動軸(29)を中心に回動可能なフック(17,18)と、
    前記設備に形成され、前記フックと係合可能であり前記設備に形成される円柱状または円筒状をなす連結バー(53)と、
    前記台車と前記設備との連結時に、前記フックを、前記連結バーと係合する回動方向へ弾性力により付勢するばね(33)と、
    を有し、前記ストッパ部材は、前記フックと連動するように前記フックに接続されている請求項5または6に記載の台車連結システム。
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