JP7279663B2 - 台車連結システム - Google Patents
台車連結システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7279663B2 JP7279663B2 JP2020027314A JP2020027314A JP7279663B2 JP 7279663 B2 JP7279663 B2 JP 7279663B2 JP 2020027314 A JP2020027314 A JP 2020027314A JP 2020027314 A JP2020027314 A JP 2020027314A JP 7279663 B2 JP7279663 B2 JP 7279663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truck
- equipment
- horizontal
- carriage
- facility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Handcart (AREA)
Description
第二の態様では、固定機構部は、台車または設備のうち一方に形成され、回動軸(29)を中心に回動可能な係合部材(17,18)と、台車または設備のうち他方に形成され、係合部材が係合可能な被係合部材(53)と、台車と設備との連結時に、係合部材を、係合部材の回動方向のうち係合部材が被係合部材と係合する方向へ付勢する付勢部材(33)とを有する。台車は、フレーム(13)と、フレームの上部に連結され運搬物を積載する架台と、台車が設備と連結していないとき、フレームに対して架台の水平方向の移動を規制し、台車が設備と連結しているとき、フレームに対して架台の水平方向の移動を許容するスライドストッパ機構部(9)とを有する。スライドストッパ機構部は、水平方向に延びて形成されるガイド穴(49)、ガイド穴の縁に形成される係合凹部(51)を有しかつ架台に接続しフレームに対して水平方向に移動可能に設けられるスライド部材(46)と、台車が設備と連結していないとき係合凹部に係合するとともに台車が設備と連結しているとき係合凹部から外れる係合凸部(48)を有するストッパ部材(45)とを有する。
〈第1実施形態〉
[構成]
本発明の第1実施形態の構成について、図1~図8を参照しつつ説明する。本実施形態の台車連結システム10は、図1に示すように、製造ライン設備1(以下、単に「設備」ともいう)に適用される。製造ライン設備1は、検査ステーション2が複数台連なって構成されている。製造ライン設備1は、数十キロ程度の重量物である検査ユニット3を台車11に搭載させた状態で稼働される。製造ライン設備1では、検査ステーション2内に搬送された検査対象である製品と、台車11上の検査ユニット3とを接続し、製品の性能試験等の検査を実施する。
次に、本実施形態の台車連結システム10による、台車11の設備1への連結時の作用について説明する。まず、作業者は、台車11を設備1側へ搬送する。台車11の架台プレート14上には、交換用の新しい検査ユニット3が1つ搭載され、もう1つの機器置き場は、設備1から回収する検査ユニットを収容するため空になっている。台車11を設備1側へ搬送する際、台車11のフック17,18の位置が、概ね設備1の連結バー53の位置と対応するようにして台車11を設備1に接近させる。
(1)上記実施形態の台車連結システム10は、固定機構部6と、上下方向ガイド機構部8と、水平方向ガイド機構部7とを備えている。固定機構部6は、ばね33に付勢されたフック17,18と、連結バー53との係合により固定する機構であるため、作業者が台車11を押す力のみで台車11と設備1とを簡単に固定することができる。
上記実施形態において、固定機構部6は、台車11のフック17,18と設備1の連結バー53により構成したが、その他の固定機構を用いても良い。例えば、設備1にフック17,18を設け、台車11にバー部材を設けても良い。この場合、台車11のバー部材とストッパ部材45とを連動させるように構成できる。また、固定機構として、マグネット吸着を用いてワンタッチで固定されるようにしても良い。
3 ・・・検査機器(運搬物)
6 ・・・固定機構部
7 ・・・水平方向ガイド機構部
8 ・・・上下方向ガイド機構部
10 ・・・台車連結システム
11 ・・・台車
14 ・・・架台プレート(架台)
Claims (7)
- 架台(14)に運搬物(3)を搭載し前記運搬物を移動する台車(11)を、設備(1)の任意の連結位置に連結する台車連結システムであって、
前記台車が前記設備側へ押し込まれた際に、前記連結位置に対する水平方向のずれを吸収しつつ前記台車を前記連結位置へ案内する水平方向ガイド機構部(7)と、
前記台車が前記設備側へ押し込まれた際に、前記連結位置に対する上下方向のずれを吸収しつつ前記台車を前記連結位置へ案内する上下方向ガイド機構部(8)と、
前記台車が前記設備側へ押し込まれて、前記水平方向ガイド機構部及び前記上下方向ガイド機構部に案内されて前記台車が前記連結位置まできたとき、前記台車を前記設備に対して自動的に固定する固定機構部(6)と、
を備え、
前記水平方向ガイド機構部は、
前記台車に設けられ、前記水平方向の一方に設けられる一方側摺動部材(21)、前記水平方向の他方に設けられる他方側摺動部材(22)、を有する水平方向摺動部材と、
前記設備に設けられ、前記台車の押込方向と反対側の端部の水平方向幅が平面視において前記押込方向と反対側に向かうほど細くなる基材(52)の前記上下方向に延びる傾斜側面として形成され、前記基材の前記水平方向の一方側に位置し前記一方側摺動部材を前記連結位置へ案内する一方側傾斜面(54)、前記基材の前記水平方向の他方側に位置し前記他方側摺動部材を前記連結位置へ案内する他方側傾斜面(55)、を有する水平方向傾斜面と、
の組み合わせで形成され、
前記上下方向ガイド機構部は、
前記台車に設けられ、上側摺動部材(23,25)、下側摺動部材(24,26)、を有する上下方向摺動部材と、
前記設備に設けられ、前記押込方向と反対側の端部の上下幅が側面視において前記押込方向と反対側に向かうほど細くなる前記基材の傾斜上下面として形成され、前記上側摺動部材を前記連結位置へ案内する上側傾斜面(56,58)、前記下側摺動部材を前記連結位置へ案内する下側傾斜面(57,59)、を有する上下方向傾斜面と、
の組み合わせで形成されている台車連結システム。 - 前記水平方向摺動部材または前記上下方向摺動部材のうち少なくともいずれかは、ローラである請求項1に記載の台車連結システム。
- 前記固定機構部は、
前記台車または前記設備のうち一方に形成され、回動軸(29)を中心に回動可能な係合部材(17,18)と、
前記台車または前記設備のうち他方に形成され、前記係合部材が係合可能な被係合部材(53)と、
前記台車と前記設備との連結時に、前記係合部材を、前記係合部材の回動方向のうち前記係合部材が前記被係合部材と係合する方向へ付勢する付勢部材(33)と、
を有する請求項1または2に記載の台車連結システム。 - 前記台車は、
フレーム(13)と、
前記フレームの上部に連結され前記運搬物を積載する前記架台と、
前記台車が前記設備と連結していないとき、前記フレームに対して前記架台の前記水平方向の移動を規制し、前記台車が前記設備と連結しているとき、前記フレームに対して前記架台の前記水平方向の移動を許容するスライドストッパ機構部(9)と、
を有する請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の台車連結システム。 - 前記スライドストッパ機構部は、
前記水平方向に延びて形成されるガイド穴(49)、前記ガイド穴の縁に形成される係合凹部(51)、を有し、前記架台に接続し前記フレームに対して前記水平方向に移動可能に設けられるスライド部材(46)と、
前記台車が前記設備と連結していないとき前記係合凹部に係合するとともに、前記台車が前記設備と連結しているとき前記係合凹部から外れる係合凸部(48)、を有するストッパ部材(45)と、
を有する請求項4に記載の台車連結システム。 - 架台(14)に運搬物(3)を搭載し前記運搬物を移動する台車(11)を、設備(1)の任意の連結位置に連結する台車連結システムであって、
前記台車が前記設備側へ押し込まれた際に、前記連結位置に対する水平方向のずれを吸収しつつ前記台車を前記連結位置へ案内する水平方向ガイド機構部(7)と、
前記台車が前記設備側へ押し込まれた際に、前記連結位置に対する上下方向のずれを吸収しつつ前記台車を前記連結位置へ案内する上下方向ガイド機構部(8)と、
前記台車が前記設備側へ押し込まれて、前記水平方向ガイド機構部及び前記上下方向ガイド機構部に案内されて前記台車が前記連結位置まできたとき、前記台車を前記設備に対して自動的に固定する固定機構部(6)と、
を備え、
前記固定機構部は、
前記台車または前記設備のうち一方に形成され、回動軸(29)を中心に回動可能な係合部材(17,18)と、
前記台車または前記設備のうち他方に形成され、前記係合部材が係合可能な被係合部材(53)と、
前記台車と前記設備との連結時に、前記係合部材を、前記係合部材の回動方向のうち前記係合部材が前記被係合部材と係合する方向へ付勢する付勢部材(33)と、
を有し、
前記台車は、
フレーム(13)と、
前記フレームの上部に連結され前記運搬物を積載する前記架台と、
前記台車が前記設備と連結していないとき、前記フレームに対して前記架台の前記水平方向の移動を規制し、前記台車が前記設備と連結しているとき、前記フレームに対して前記架台の前記水平方向の移動を許容するスライドストッパ機構部(9)と、
を有し、
前記スライドストッパ機構部は、
前記水平方向に延びて形成されるガイド穴(49)、前記ガイド穴の縁に形成される係合凹部(51)、を有し、前記架台に接続し前記フレームに対して前記水平方向に移動可能に設けられるスライド部材(46)と、
前記台車が前記設備と連結していないとき前記係合凹部に係合するとともに、前記台車が前記設備と連結しているとき前記係合凹部から外れる係合凸部(48)、を有するストッパ部材(45)と、
を有する台車連結システム。 - 前記固定機構部は、
前記台車に形成され、回動軸(29)を中心に回動可能なフック(17,18)と、
前記設備に形成され、前記フックと係合可能であり前記設備に形成される円柱状または円筒状をなす連結バー(53)と、
前記台車と前記設備との連結時に、前記フックを、前記連結バーと係合する回動方向へ弾性力により付勢するばね(33)と、
を有し、前記ストッパ部材は、前記フックと連動するように前記フックに接続されている請求項5または6に記載の台車連結システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020027314A JP7279663B2 (ja) | 2020-02-20 | 2020-02-20 | 台車連結システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020027314A JP7279663B2 (ja) | 2020-02-20 | 2020-02-20 | 台車連結システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021130409A JP2021130409A (ja) | 2021-09-09 |
JP7279663B2 true JP7279663B2 (ja) | 2023-05-23 |
Family
ID=77552014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020027314A Active JP7279663B2 (ja) | 2020-02-20 | 2020-02-20 | 台車連結システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7279663B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003243473A (ja) | 2002-02-15 | 2003-08-29 | Nec Electronics Corp | 半導体基板用キャリアの搬送台車 |
JP2014172094A (ja) | 2013-03-05 | 2014-09-22 | Hirata Corp | 装着構造、台車、作業装置及び着脱方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0958479A (ja) * | 1995-08-22 | 1997-03-04 | Tokyu Constr Co Ltd | 親子台車及び親台車の構造 |
JPH1177456A (ja) * | 1997-09-10 | 1999-03-23 | Misawa Ceramics Corp | 作業用台車 |
JP2001035901A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-09 | Nec Eng Ltd | 作業台車 |
JP2001172094A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-06-26 | Naoaki Sakabe | 生ゴミ処理方法及び生ゴミ処理装置 |
JP2014035901A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Jsr Corp | ゲル電解質および蓄電デバイス |
JP6534591B2 (ja) * | 2015-09-17 | 2019-06-26 | トヨタ紡織株式会社 | 設備機器 |
-
2020
- 2020-02-20 JP JP2020027314A patent/JP7279663B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003243473A (ja) | 2002-02-15 | 2003-08-29 | Nec Electronics Corp | 半導体基板用キャリアの搬送台車 |
JP2014172094A (ja) | 2013-03-05 | 2014-09-22 | Hirata Corp | 装着構造、台車、作業装置及び着脱方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021130409A (ja) | 2021-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4849227B2 (ja) | 荷位置ずれ自動矯正装置 | |
US20080138186A1 (en) | Article transport facility | |
JP2009051290A (ja) | 台車利用の搬送装置 | |
US5779428A (en) | Carrier cart | |
IE20070813A1 (en) | Article transport facility | |
JP2022158391A (ja) | 搬送システム及び搬送方法 | |
JP7279663B2 (ja) | 台車連結システム | |
JP7097059B6 (ja) | ハーネスボード用台車、ハーネスボード収納ラックおよびハーネスボード運用支援システム | |
JP6900045B2 (ja) | 無人搬送車の台車連結装置 | |
JP2007302242A (ja) | 台車式搬送装置 | |
JP2002321626A (ja) | 台 車 | |
KR200488511Y1 (ko) | 단차 이동이 가능한 화물 운반용 대차 | |
JP6504007B2 (ja) | 箱交換装置 | |
CN217922290U (zh) | 转架移动系统 | |
JP6627542B2 (ja) | 搬送台車 | |
WO2023037498A1 (ja) | 台車および搬送装置 | |
CN108068852B (zh) | 可固定卡匣的台车装置 | |
JP6070074B2 (ja) | ストッパ装置及び自動倉庫 | |
JP2024123433A (ja) | シューターおよびこれを備える移送システム | |
JP2019156581A (ja) | 搬送装置 | |
JP2868414B2 (ja) | 物品保管設備 | |
JP6064537B2 (ja) | 部品供給台車 | |
JPH06239423A (ja) | 棚のストッパー装置 | |
JP2007076919A (ja) | 移載システムおよびそれを備える保管設備 | |
JP2008068957A (ja) | 部品供給装置および部品供給方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230411 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230424 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7279663 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |