JP7276615B2 - ジオキサジン顔料組成物、ジオキサジン顔料組成物の製造方法 - Google Patents

ジオキサジン顔料組成物、ジオキサジン顔料組成物の製造方法 Download PDF

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Description

本発明はジオキサジン顔料組成物、及びジオキサジン顔料組成物の製造方法に関する。
紫色顔料のなかでも、C.I.ピグメントバイオレット23に代表されるジオキサジン顔料は、鮮明な紫色で着色力が強く、耐熱性を持つため、印刷インキ、塗料、着色成形品、捺染など様々な場面で使用される顔料である。C.I.ピグメントバイオレット23は、一般的に、3-アミノ-9-エチルカルバゾールとクロラニルを縮合させた後、ベンゼンスルホニルクロリド(BSC)などの閉環剤を使用して閉環させることによって合成される。このようにC.I.ピグメントバイオレット23を合成することについては、例えば下記特許文献1に記載がある。
特開2006-126440号公報
上記のようなC.I.ピグメントバイオレット23などのジオキサジン顔料を合成するときに使用するBSCは、合成後の顔料において直接残存することはないが、最終製品である顔料中において硫黄元素を含む不純物の原因となる場合がある。硫黄元素を含む不純物は、ジオキサジン顔料と可視光の吸収波長が異なるため、彩度が低下するなど色相に影響を与えることがある。この硫黄元素を含む不純物は、顔料を洗浄することなどでは容易に除去することができない。また、BSCが分解することで塩酸が生じ、製造設備の腐食を早める原因となる上、BSC自体が強い毒性を持つなど、製造工程でBSCを使用しないことが好ましい。
さらに、C.I.ピグメントバイオレット23などのジオキサジン顔料は、一般的に難分散であり、印刷インキなどに使用する際は分散性を高める必要がある。
前述のような実情を鑑み、本発明が解決しようとする課題は、硫黄元素を含む不純物が最終製品である顔料に含まれにくい、新たなジオキサジン顔料組成物の製造方法を提供することである。また、優れた分散性と分散安定性を有する新たなジオキサジン顔料組成物を提供することである。
本発明者らは、BSCを使用しない新たなジオキサジン顔料の合成経路を鋭意検討した結果、特定の2つの触媒を組合せて使用することで、上記課題を解決できること、及びこれにより得られたジオキサジン顔料組成物は、水酸基を有する特定の顔料誘導体を含むため、分散性と分散安定性に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、以下に関する。
項1. 下記式(I)で表されるジオキサジン顔料
Figure 0007276615000001
[式(I)中のR及びRはそれぞれ独立して水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
と、下記式(II)で表される顔料誘導体
Figure 0007276615000002
[式(II)中のRは水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
と、を含むジオキサジン顔料組成物。
項2. 式(I)で表されるジオキサジン顔料100質量部に対して、式(II)で表される顔料誘導体を0.3~10.0質量部含む項1に記載のジオキサジン顔料組成物。
項3. 項1または2に記載のジオキサジン顔料組成物を含有する印刷インキ。
項4. 下記式(III)で表される化合物
Figure 0007276615000003
[式(III)中のR及びRはそれぞれ独立して水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
を、下記式(IV)で表される化合物
Figure 0007276615000004
[式(IV)中のRは水素原子、水酸基、炭素数1~4のアルコキシ基、又はシロキシ基を表す]
と、2~4価の金属塩の存在下、溶剤中で環化反応をすることにより、
下記式(I)で表されるジオキサジン顔料
Figure 0007276615000005
[式(I)中のR及びRはそれぞれ独立して水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
と、下記式(II)で表される顔料誘導体
Figure 0007276615000006
[式(II)中のRは水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
と、を含むジオキサジン顔料組成物を得る、ジオキサジン顔料組成物の製造方法。
項5. 式(III)で表される化合物1モルに対して、式(IV)で表される化合物を0.01~0.3モル、且つ2~4価の金属塩を0.05~1.0モル使用する項4に記載のジオキサジン顔料組成物の製造方法。
項6. 前記溶剤がメチル安息香酸、1,2-ジクロロベンゼン、N-メチルピロリドン、3-メトキシブタノール、又はジメチルスルホキシドである項4又は5に記載のジオキサジン顔料組成物の製造方法。
項7. 式(I)で表されるジオキサジン顔料100質量部に対して、式(II)で表される顔料誘導体を0.3~10.0質量部含む項4~6のいずれか1項に記載のジオキサジン顔料組成物の製造方法。
本発明のジオキサジン顔料組成物の製造方法によれば、BSCを使用せずにジオキサジン顔料を合成することができるため、硫黄元素を含む不純物が最終製品である顔料に含まれにくい。また、本発明のジオキサジン顔料組成物は、優れた分散性と分散安定性を有する。
[ジオキサジン顔料組成物]
本発明のジオキサジン顔料組成物は、式(I)で表されるジオキサジン顔料と式(II)で表される顔料誘導体とを含む。
Figure 0007276615000007
[式(I)中のR及びRはそれぞれ独立して水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
Figure 0007276615000008
[式(II)中のRは水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
上記ジオキサジン顔料としては、顔料としての有用性の点から、式(I)においてR及びRが塩素原子であり、R及びRがエチル基(C)である、C.I.ピグメントバイオレット23が好ましい。式(I)で表されるジオキサジン顔料として、2種以上の化合物を含んでいてもよい。また、ジオキサジン顔料は、トランス型、シス型いずれの立体異性体であってもよい。
上記顔料誘導体は、ジオキサジンの構造の少なくとも一部の水素原子が水酸基(-OH)と置換した化合物である。上記顔料誘導体は、ジオキサジン顔料における分散性と分散安定性の向上に寄与する。式(II)中のRは水素原子、塩素原子、又は臭素原子が好ましく、水素原子、又は塩素原子がより好ましい。また、式(II)中のR及びRとしては、ジオキサジン顔料と同様にエチル基(C)が好ましい。式(II)で表される顔料誘導体として、2種以上の化合物を含んでいてもよい。また、上記顔料誘導体は、ジオキサジン顔料と同様にトランス型、シス型いずれの立体異性体であってもよい。ジオキサジン顔料組成物における上記顔料誘導体の存在は、質量分析(マススペクトル)などで確認することができる。
本発明のジオキサジン顔料組成物は、分散性の向上の観点から、式(I)で表されるジオキサジン顔料100質量部に対して、式(II)で表される顔料誘導体を0.3~10.0質量部含むことが好ましく、0.5~5.0質量部含むことがより好ましい。顔料誘導体の割合は、電界脱離質量分析(FD-MS)などで測定することができる。
本発明のジオキサジン顔料組成物は、上記式(I)で表されるジオキサジン顔料と式(II)で表される顔料誘導体以外にジオキサジン顔料とともに一般的に使用される公知の分散剤などを使用してもよい。また、本発明のジオキサジン顔料組成物は、上記ジオキサジン顔料以外の紫、赤、青、黄色などの顔料を含んでいてもよい。
[ジオキサジン顔料組成物の製造方法]
本発明のジオキサジン顔料組成物の製造方法は、下記式(III)で表される化合物を、下記式(IV)で表される化合物と、2~4価の金属塩の存在下、溶剤中で環化反応をすることにより、上記式(I)で表されるジオキサジン顔料と上記式(II)で表される顔料誘導体、つまりは上記の本発明のジオキサジン顔料組成物を得る方法である。
Figure 0007276615000009
[式(III)中のR及びRはそれぞれ独立して水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
Figure 0007276615000010
[式(IV)中のRは水素原子、水酸基、炭素数1~4のアルコキシ基、又はシロキシ基を表す]
式(III)中のR~Rは、上記式(I)で表されるジオキサジン顔料と同じである。つまり、式(III)中のR及びRは、環化後のジオキサン顔料においてR及びRとなり、式(III)中のR及びRは、環化後のジオキサン顔料においてR及びRとなる。式(III)で表される化合物は、例えば中国公開公報CN104031400 Aの段落番号[0016]に記載の方法で合成することができる。
2~4価の金属塩は、式(IV)で表される化合物とともに環化反応において触媒として働く。2~4価の金属塩は、2~4価の金属カチオンと、無機もしくは有機アニオンよりなる。2~4価の金属塩は、無水和物であっても、水和物であっても良い。2~4価の金属カチオンの元素としては、Mg、Al、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、Sr、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Sn、Sbなどがあげられ、中でも、Zn、Cu、Fe、Ti、Al、Zrが収率の点から好ましい。無機もしくは有機アニオンとしては、塩化物アニオン、硝酸アニオン、硫酸アニオン、リン酸アニオン、ホウ酸アニオン、フッ化物アニオン、ギ酸アニオン、酢酸アニオン、クエン酸アニオン、シュウ酸アニオンがあげられ、中でも、塩化物アニオンと酢酸アニオンが収率の点から好ましい。上記2~4価の金属塩としては、例えば、塩化亜鉛(ZnCl)、塩化銅(CuCl)、塩化鉄(FeCl)、塩化チタン(TiCl)、塩化アルミニウム(AlCl)、塩化ジルコニウム(ZrCl)、酢酸銅(Cu(OAc))を用いることができる。2~4価の金属塩としては、市販の試薬を使用することができ、例えば塩化亜鉛(ZnCl)は、関東化学株式会社製試薬を使用することができる。
式(IV)で表される化合物は、2~4価の金属塩とともに環化反応において触媒として働く。このような式(IV)で表される化合物としては、Rが水素原子である、2,2,6,6-テトラメチルピペリジン1-オキシル(TEMPO)や、Rが水酸基である、4-ヒドロキシ-2,2,6,6,-テトラメチルピペリジノオキシ、Rがメトキシ基である、4-メトキシ-2,2,6,6,-テトラメチルピペリジノオキシが入手可能である。式(IV)で表される化合物としては、市販の試薬を使用することができ、例えばTEMPOとしては、関東化学株式会社製試薬を使用することができる。
本発明のジオキサジン顔料組成物の製造方法では、式(IV)で表される化合物と2~4価の金属塩の2つの触媒を組合せて用いる環化反応により、効率良くジオキサジン顔料組成物を得ることができる。この環化反応のメカニズムとしては必ずしも明らかではないが、金属原子が式(III)で表される化合物の窒素および酸素原子に配位することで式(III)の分子が活性化され、TEMPOに代表される式(IV)の化合物が式(III)を酸化しながら閉環させ、ジオキサジン顔料組成物が得られると推定する。
本発明のジオキサジン顔料組成物の製造方法では、式(III)で表される化合物1モルに対して、式(IV)で表される化合物を0.01~0.3モル、且つ2~4価の金属塩を0.05~1.0モル使用することが好ましく、式(IV)で表される化合物を0.1~0.2モル、且つ2~4価の金属塩を0.1~0.8モル使用することが好ましい。このような割合で触媒を使用することにより効率的にジオキサジン顔料組成物を得ることができる。
環化反応で使用する溶剤は、式(III)で表される化合物や式(IV)で表される化合物を溶解することができればよいが、メチル安息香酸、1,2-ジクロロベンゼン、N-メチルピロリドン、3-メトキシブタノール、ブチルベンゼンエーテル、ソルベントナフサ又はジメチルスルホキシドなどを使用することが好ましい。
環化反応は、これらの化合物と触媒を溶媒に加えて攪拌し、加熱することにより行う。反応温度は、例えば100~250℃、好ましくは130~200℃である。反応時間は、例えば2~48時間、好ましくは4~24時間である。環化反応後、得られた粗生成物を水や溶剤を用いて洗浄、濾過および加熱乾燥を行うことでジオキサジン顔料組成物を得ることができる。
[印刷インキ]
本発明のジオキサジン顔料組成物は、分散性および分散安定性に優れるため印刷インキとして特に有用である。本発明の印刷インキは、上記本発明のジオキサジン顔料組成物を含む限り特に制限はないが、一般的に印刷インキに用いることができる公知慣用のバインダー樹脂、溶媒、添加剤等を含むことが好ましい。本発明の印刷インキにおける上記ジオキサジン顔料組成物の量は2~60質量%であることが好ましく、4~25質量%がより好ましい。
上記バインダー樹脂としては、例えば、ニトロセルロース樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂が挙げられる。本発明の印刷インキにおけるバインダー樹脂の量は1~30質量%であることが好ましく、3~20質量%がより好ましい。
上記溶媒としては、例えば、トルエン、キシレンなどの芳香族有機溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、2-ヘプタノン、3-ヘプタノンなどのケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸n-プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸イソブチルなどのエステル系溶剤、メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、n-ブタノール、イソブタノール、t-ブタノールなどのアルコール系溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、エチレングリコールモノ-i-プロピルエーテル、エチレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、エチレングリコールモノ-i-ブチルエーテル、エチレングリコールモノ-t-ブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ-i-プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ-i-ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ-t-ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジ-n-プロピルエーテル、エチレングリコールジ-i-プロピルエーテル、エチレングリコールジ-n-ブチルエーテル、エチレングリコールジ-i-ブチルエーテル、エチレングリコールジ-t-ブチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジ-n-プロピルエーテル、プロピレングリコールジ-i-プロピルエーテル、プロピレングリコールジ-n-ブチルエーテル、プロピレングリコールジ-i-ブチルエーテル、プロピレングリコールジ-t-ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ-i-プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ-i-ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ-t-ブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジ-n-プロピルエーテル、ジエチレングリコールジ-i-プロピルエーテル、ジエチレングリコールジ-n-ブチルエーテル、ジエチレングリコールジ-i-ブチルエーテル、ジエチレングリコールジ-t-ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-i-プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-i-ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-t-ブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジ-n-プロピルエーテル、ジプロピレングリコールジ-i-プロピルエーテル、ジプロピレングリコールジ-n-ブチルエーテル、ジプロピレングリコールジ-i-ブチルエーテル、ジプロピレングリコールジ-t-ブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートなどのグリコールエーテル系溶剤が挙げられる。
上記添加剤としては、界面活性剤、ガムロジン、重合ロジン、不均化ロジン、水添ロジン、マレイン化ロジン、硬化ロジン、フタル酸アルキッド樹脂などロジン類、顔料誘導体、分散剤、湿潤剤、接着補助剤、レベリング剤、消泡剤、帯電防止剤、トラッピング剤、ブロッキング防止剤、ワックス成分などを使用することができる。
上記界面活性剤は、表面張力等のインク特性を調整するために添加する。このために添加することのできる界面活性剤は特に限定されるものではなく、各種のアニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤などが挙げられ、これらの中では、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤が好ましい。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルフェニルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、高級脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩、高級アルコールエーテルの硫酸エステル塩及びスルホン酸塩、高級アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩等が挙げられ、これらの具体例として、ドデシルベンゼンスルホン酸塩、イソプロピルナフタレンスルホン酸塩、モノブチルフェニルフェノールモノスルホン酸塩、モノブチルビフェニルスルホン酸塩、ジブチルフェニルフェノールジスルホン酸塩などを挙げることができる。
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、脂肪酸アルキロールアミド、アルキルアルカノールアミド、アセチレングリコール、アセチレングリコールのオキシエチレン付加物、ポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコールブロックコポリマー、等を挙げることができ、これらの中では、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸アルキロールアミド、アセチレングリコール、アセチレングリコールのオキシエチレン付加物、ポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコールブロックコポリマーが好ましい。
その他の界面活性剤として、ポリシロキサンオキシエチレン付加物のようなシリコーン系界面活性剤;パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、オキシエチレンパーフルオロアルキルエーテルのようなフッ素系界面活性剤;スピクリスポール酸、ラムノリピド、リゾレシチンのようなバイオサーファクタント等も使用することができる。
これらの界面活性剤は、単独で用いることもでき、また2種類以上を混合して用いることもできる。界面活性剤を添加する場合は、その添加量はインクの全質量に対し、0.001~2質量%の範囲が好ましく、0.001~1.5質量%であることがより好ましく、0.01~1質量%の範囲であることがさらに好ましい。
また、必要に応じて、添加剤としてさらに防腐剤、粘度調整剤、pH調整剤、キレート化剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を添加することができる。
本発明の印刷インキは、ジオキサジン顔料組成物と、バインダー樹脂および添加剤とを溶媒に分散することで製造することができる。分散に用いる分散機としては、ディスパー、ホモミキサー、ペイントコンディショナー、スキャンデックス、ビーズミル、アトライター、ボールミル、二本ロール、三本ロール、加圧ニーダー等が挙げられる。印刷インキにおけるジオキサジン顔料組成物の分散は、これらの分散機にて分散が可能な粘度になるよう、樹脂、溶媒が添加され分散される。分散後の印刷インキは固形分が例えば5~50%であり、これにさらに溶媒を加えて混合することで印刷インキとして使用に供される。
本発明のジオキサジン顔料組成物は、印刷インキとして特に有用であるが、それ以外にも塗料、プラスチック着色、インクジェットインキ、デジタルトナー、化粧品、カラーフィルタ、筆記用具などの幅広い用途に使用することができる。
以下、実施例及び比較例を用いて本発明を更に詳細に説明する。以下の実施例及び比較例において特に断りの無い限り、「%」は「質量%」を表すものとする。
以下の方法で、中間体1を製造した後、中間体1を用いて、式(I)で表されるジオキサジン顔料と式(II)で表される顔料誘導体とを含むジオキサジン顔料組成物を製造した。なお、本実施例のFD-MS測定(質量分析)は、実施例1,2で得られた顔料組成物又は比較例1で得られた顔料の粉末5mgを1.0mLのテトラヒドロフランに分散させ、これをFD-MS測定装置JMS-T100GC(日本電子株式会社製)で質量分析をすることにより行った。
(製造例1:中間体1の合成)
1000mLの4ツ口フラスコに、42gの3-アミノ-N-エチルカルバゾールと、300mLの1,2-ジクロロベンゼンを入れ、撹拌して溶解させる。次いで、温度を36℃に上げ、200mLの1,2-ジクロロベンゼンに混合溶解させた28gのクロラニルと21gのトリエチルアミンを加え、36℃で4時間撹拌する。反応終了後、反応液を濾過し、濾物を200mLの1,2-ジクロロベンゼンと5Lの60℃温水で洗浄した。得られた濾物を100℃の送風乾燥機で17時間乾燥させ、中間体1を70.6g得た。
Figure 0007276615000011
(実施例1:ジオキサジン顔料組成物1の合成)
まず、上記製造例1で得た中間体1 5.9gをメチル安息香酸150mlに投入し、80℃で20分間攪拌した。次に、TEMPO(関東化学株式会社製試薬)0.15gと塩化亜鉛(関東化学株式会社製試薬)0.5gを加え、160℃で16時間攪拌した。100℃まで冷却後、生じた固体を濾過し、メチル安息香酸30g、N-メチル-2-ピロリドン30gと水30gで洗浄した。得られたケーキを加熱乾燥してジオキサジン顔料組成物1(3.1g、収率53%)を得た。ジオキサジン顔料組成物1について、FD-MS測定(質量分析)を行ったところ、m/z536と570のピークが検出された。よって、ジオキサジン顔料組成物1は、C.I.ピグメントバイオレット23とともに、以下の顔料誘導体1(ノミナル質量:570)と顔料誘導体2(ノミナル質量:536)を含むことが分かった。
Figure 0007276615000012
Figure 0007276615000013
(実施例2:ジオキサジン顔料組成物2の合成)
まず、上記製造例1で得た中間体1 5.9gを1,2-ジクロロベンゼン150mlに投入し、80℃で20分間攪拌した。次に、TEMPO(関東化学株式会社製試薬)0.15gと塩化亜鉛(関東化学株式会社製試薬)0.5gを加え、160℃で16時間攪拌した。100℃まで冷却後、生じた固体を濾過し、メチル安息香酸30g、N-メチル-2-ピロリドン30gと水30gで洗浄した。得られたケーキを加熱乾燥してジオキサジン顔料組成物2(2.7g、収率46%)を得た。ジオキサジン顔料組成物1について、FD-MS測定(質量分析)を行ったところ、m/z536と570のピークが検出された。よって、ジオキサジン顔料組成物2は、実施例1と同様にC.I.ピグメントバイオレット23とともに、顔料誘導体1(ノミナル質量:570)と顔料誘導体2(ノミナル質量:536)を含むことが分かった。
(比較例1:ジオキサジン顔料の合成)
特開2004-189668号公報の段落番号[0067]を参考にしてC.I.ピグメントバイオレット23を合成した。このジオキサジン顔料について、FD-MS測定(質量分析)を行ったところ、m/z536と570のピークは検出されなかった。よって、比較例1の合成方法では、顔料誘導体は含まれていないことが分かった。また、m/z628、634、662のピークが検出された。これらの分子量のピークは下記の硫黄元素を含む不純物であると推測される。このように比較例1の合成方法では、硫黄元素を含む不純物を含有することが分かった。
Figure 0007276615000014
[分散性と分散安定性の評価]
実施例1及び2で得られたジオキサジン顔料組成物、比較例1で得られたジオキサジン顔料について分散性と分散安定性の評価を行った。顔料組成物又は顔料の粉末約10mgを分散媒として水5ml加えた10mLガラス瓶に入れ、分散させるために超音波をかけた。
分散性は超音波をかけた直後(0h)、分散安定性は18h後と72h後で評価を行った。評価基準は以下のとおりである。
<評価基準>
1:無色透明の液体と紫色固体の沈殿物に分離した。
2:薄い紫色の液体中に紫色固体の沈殿物が生じた。
3:紫色の液体中に紫色固体の沈殿物が生じた。
4:濃い紫色の液体中に紫色固体の沈殿物が生じた。
5:ジオキサジン顔料は完全に分散した状態で、紫色固体の沈殿物は見られない。
Figure 0007276615000015
表1から分かるとおり、C.I.ピグメントバイオレット23とともに、顔料誘導体を含む実施例1及び2のジオキサジン顔料組成物は、顔料誘導体を含まない比較例1に比べて分散性と分散安定性が良いことが分かる。また、実施例1及び2のジオキサジン顔料組成物は、比較例1で観測されたような硫黄元素を含む不純物は観測されなかった。

Claims (7)

  1. 下記式(I)で表されるジオキサジン顔料
    Figure 0007276615000016
    [式(I)中のR及びRはそれぞれ独立して水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
    と、下記式(II)で表される顔料誘導体
    Figure 0007276615000017
    [式(II)中のRは水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
    と、を含むジオキサジン顔料組成物。
  2. 式(I)で表されるジオキサジン顔料100質量部に対して、式(II)で表される顔料誘導体を0.3~10.0質量部含む請求項1に記載のジオキサジン顔料組成物。
  3. 請求項1または2に記載のジオキサジン顔料組成物を含有する印刷インキ。
  4. 下記式(III)で表される化合物
    Figure 0007276615000018
    [式(III)中のR及びRはそれぞれ独立して水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
    を、下記式(IV)で表される化合物
    Figure 0007276615000019
    [式(IV)中のRは水素原子、水酸基、炭素数1~4のアルコキシ基、又はシロキシ基を表す]
    と、2~4価の金属塩の存在下、溶剤中で環化反応をすることにより、
    下記式(I)で表されるジオキサジン顔料
    Figure 0007276615000020
    [式(I)中のR及びRはそれぞれ独立して水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
    と、下記式(II)で表される顔料誘導体
    Figure 0007276615000021
    [式(II)中のRは水素原子又はハロゲン原子を示し、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1~8のアルキル基、又はフェニル基を表す]
    と、を含むジオキサジン顔料組成物を得る、ジオキサジン顔料組成物の製造方法。
  5. 式(III)で表される化合物1モルに対して、式(IV)で表される化合物を0.01~0.3モル、且つ2~4価の金属塩を0.05~1.0モル使用する請求項4に記載のジオキサジン顔料組成物の製造方法。
  6. 前記溶剤がメチル安息香酸、1,2-ジクロロベンゼン、N-メチルピロリドン、3-メトキシブタノール、又はジメチルスルホキシドである請求項4又は5に記載のジオキサジン顔料組成物の製造方法。
  7. 式(I)で表されるジオキサジン顔料100質量部に対して、式(II)で表される顔料誘導体を0.3~10.0質量部含む請求項4~6のいずれか1項に記載のジオキサジン顔料組成物の製造方法。
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