JP7275485B2 - 情報処理装置、業務支援方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、業務支援方法及びプログラムに関する。
従来、商品の売上、仕入及び在庫などに関する各種データを記憶して処理することで商品の販売管理業務を支援する販売管理システムがある(例えば、特許文献1)。この販売管理システムでは、各種伝票処理に係るデータ入力を受け付けて伝票を印刷したり、入力されたデータを同一商品に関する一連の業務(例えば、見積、受注、売上、発送など)に転用することで、各業務での帳票作成におけるデータ入力の手間を省いたりすることができる。
特開2010-97466号公報
しかしながら、上記の一連の業務に関する処理は、それぞれユーザからの入力操作に応じて実行されるため、業務の進行はユーザ自身で管理する必要があり、ユーザが次の業務の期限を誤認していたり当該業務を忘れたりした場合には商品の管理業務が滞ってしまうという課題がある。
この発明の目的は、より容易かつ確実に業務の進行を管理することができる情報処理装置、業務支援方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る第1の態様の情報処理装置は、複数種類の業務からなる一連業務を対象にして、当該一連業務を構成する第1の業務に係る第1の処理と当該一連業務を構成し前記第1の業務とは異なる第2の業務に係る第2の処理とのそれぞれを、ユーザからの入力操作に応じて実行する処理手段と、前記処理手段により前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントするカウント手段と、前記カウント手段によりカウントされた未処理件数が前記業務ごとに所定の通知標識に示されるように、前記通知標識を表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記複数種類の業務が選択対象メニューとして表示される第1表示領域に隣接させた第2表示領域に、前記通知標識を表示させ、前記処理手段は、ユーザからの前記通知標識を選択する入力操作がなされた場合に、当該通知標識に対応する前記第2の処理の実行を開始する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の情報処理装置は、複数種類の業務からなる一連業務を対象にして、当該一連業務を構成する第1の業務に係る第1の処理と当該一連業務を構成し前記第1の業務とは異なる第2の業務に係る第2の処理とのそれぞれを、ユーザからの入力操作に応じて実行する処理手段と、前記処理手段により前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントするカウント手段と、前記カウント手段によりカウントされた未処理件数が前記業務ごとに所定の通知標識に示されるように、前記通知標識を表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記複数種類の業務が選択対象メニューとして表示される第1表示領域に隣接させた第2表示領域に、前記通知標識を表示させ、前記カウント手段は、前記処理手段により前記第1の処理が実行された後に、前記第2の業務の開始タイミングに係る第1の条件が満たされており、かつ前記処理手段により前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントする、ことを特徴とする。
また、本発明に係る業務支援方法は、情報処理装置が実行する業務支援方法であって、複数種類の業務からなる一連業務を対象にして、当該一連業務を構成する第1の業務に係る第1の処理と当該一連業務を構成し前記第1の業務とは異なる第2の業務に係る第2の処理とのそれぞれを、ユーザからの入力操作に応じて実行する第1ステップと、前記第1ステップで前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントする第2ステップと、前記第2ステップでカウントされた未処理件数が前記業務ごとに所定の通知標識に示されるように、前記通知標識を表示させる第3ステップと、を有し、前記第3ステップは、前記複数種類の業務が選択対象メニューとして表示される第1表示領域に隣接させた第2表示領域に、前記通知標識を表示させ、前記第1ステップは、ユーザからの前記通知標識を選択する入力操作がなされた場合に、当該通知標識に対応する前記第2の処理の実行を開始する、ことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、情報処理装置のコンピュータを、複数種類の業務からなる一連業務を対象にして、当該一連業務を構成する第1の業務に係る第1の処理と当該一連業務を構成し前記第1の業務とは異なる第2の業務に係る第2の処理とのそれぞれを、ユーザからの入力操作に応じて実行する処理手段前記処理手段により前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントするカウント手段前記カウント手段によりカウントされた未処理件数が前記業務ごとに所定の通知標識に示されるように、前記通知標識を表示させる表示制御手段、として機能させ、前記表示制御手段は、前記複数種類の業務が選択対象メニューとして表示される第1表示領域に隣接させた第2表示領域に、前記通知標識を表示させ、前記処理手段は、ユーザからの前記通知標識を選択する入力操作がなされた場合に、当該通知標識に対応する前記第2の処理の実行を開始する、ことを特徴とする。
本発明によれば、より容易かつ確実に業務の進行を管理することができる。
販売管理装置の機能的構成を示すブロック図である。 販売管理プログラムが実行された場合に表示部に表示される初期画面を示す図である。 売上業務に係るメニューボタンが選択された場合の表示部の表示画面を示す図である。 未処理業務通知パネルが表示された状態の表示部の表示画面を示す図である。 未処理業務通知パネルの表示態様の例を示す図である。 「送り状印刷」の未処理業務通知パネルが選択された場合の表示部の表示画面を示す図である。 仕入業務画面とともに未処理業務通知パネルが表示されている例を示す図である。 複数の業務に係る未処理業務通知パネルによる通知がなされている場合の表示部の表示画面を示す図である。 2段階業務処理のCPUによる制御手順を示すフローチャートである。 設定画面を示す図である。
以下、本発明の情報処理装置及びプログラムに係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態の販売管理装置1の機能的構成を示すブロック図である。
販売管理装置1(情報処理装置)は、商品に関する各種データを記憶し、商品の売上、仕入及び在庫などに関する複数の業務について、ユーザからの入力操作に応じてデータの集計や帳票の印刷といった所定の処理を実行することで、商品の販売管理業務を支援する。
販売管理装置1は、商品の販売管理業務を行う者が使用する端末装置である。この販売管理装置1は、例えば、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC、スマートフォン、タブレット型端末などである。
販売管理装置1は、CPU11(Central Processing Unit)と、RAM12(Random Access Memory)と、記憶部13と、操作部14と、表示部15と、通信部16と、バス17などを備えている。販売管理装置1の各部は、バス17を介して接続されている。
CPU11は、販売管理装置1の各部を制御する。CPU11は、記憶部13に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。当該処理を実行することで、CPU11は、処理手段111、表示制御手段112及び設定手段113として機能する。
RAM12は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU11により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)といった、データの書き込み及び読み出しが可能な記憶装置を備え、各種のプログラムやデータを含むファイル等を記憶する。具体的には、記憶部13には、上述の複数の業務に係る業務データ131、販売管理装置1の動作設定に係る設定データ132、及び販売管理装置1により後述の販売管理動作を実行させるための販売管理プログラム133などが記憶されている。
操作部14は、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有し、ユーザ(オペレータ)からのキー操作入力及び位置操作入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、CPU11から指示された表示情報に従い各種表示を行う。
通信部16は、ネットワークカード等により構成され、通信ネットワーク(図示略)上のデータベース等の機器に接続される。通信ネットワークは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等である。CPU11は、通信部16を介して、通信ネットワーク上の機器と通信が可能である。また、本実施形態の販売管理装置1は、通信部16を介して外部の印刷装置(不図示)に接続されており、販売管理装置1で作成された伝票や送り状などを当該印刷装置で印刷できるようになっている。
なお、本実施形態では、販売管理動作に必要な業務データ131、設定データ132及び販売管理プログラム133が記憶部13に記憶されているが、これに限られず、上記のデータやプログラムの一部又は全部を外部のサーバ装置に記憶させ、販売管理装置1が当該サーバ装置から通信部16を介して必要な情報を取得して動作するようにしても良い。
次に、販売管理装置1の販売管理動作について説明する。
販売管理装置1では、販売管理プログラム133が実行されることで、商品の販売管理に係る各種動作を含む販売管理動作が行われる。
図2は、販売管理プログラム133が実行された場合に表示部15に表示される初期画面を示す図である。
この初期画面では、画面の左側にメニュー画面21が表示され、画面の右側にサポートパネル画面31が表示されている。以下では、表示部15の表示画面のうち、図2においてメニュー画面21が表示されている領域を「左側画面」とも記し、サポートパネル画面31が表示されている領域を「右側画面」とも記す。
メニュー画面21では、販売管理装置1でサポートされている複数の業務に係る処理を開始させるためのメニューボタン211a~211hが表示されている。メニューボタン211a~211hは、操作部14に対する所定の入力操作(例えば、画面上でマウスポインタを重ねた状態でマウスのボタンをクリックする操作)により選択することが可能なソフトウェアボタンである。
メニューボタン211aは、商品の見積に関する見積業務の処理を開始させるためのボタンである。見積業務では、商品の見積書の作成のためのデータ入力や、見積書の印刷などが行われる。
メニューボタン211bは、商品の受注に関する受注業務の処理を開始させるためのボタンである。受注業務では、顧客からの発注内容に係る受注伝票の作成のためのデータ入力や、受注伝票の印刷などが行われる。
メニューボタン211cは、商品の売上に関する売上業務の処理を開始させるためのボタンである。売上業務では、受注した商品のうち納品することが確定したものについて、売上伝票(納品書)の作成のためのデータ入力や、売上伝票の印刷などが行われる。よって、この売上業務は、「売上伝票の作成業務」を含む。
メニューボタン211dは、商品の発送に関する発送業務の処理を開始させるためのボタンである。発送業務では、売上伝票に記載した商品を発送するための送り状の作成のためのデータ入力や、送り状の印刷などが行われる。よって、この発送業務は、「送り状の作成業務」を含む。
メニューボタン211eは、商品の発注に関する発注業務の処理を開始させるためのボタンである。発注業務では、商品の仕入れ先に送付する見積書及び発注書の作成のためのデータ入力や、見積書及び発注書の印刷などが行われる。
メニューボタン211fは、商品の仕入れに関する仕入業務の処理を開始させるためのボタンである。仕入業務では、仕入を行った商品に関する仕入伝票の作成のためのデータ入力や、仕入伝票の印刷などが行われる。
メニューボタン211gは、商品の在庫管理に関する在庫管理業務の処理を開始させるためのボタンである。在庫管理業務では、在庫商品に関するデータベースの管理や、入庫伝票、出庫伝票の作成のためのデータ入力、及び入庫伝票、出庫伝票の印刷などが行われる。
メニューボタン211hは、販売管理装置1の動作設定を行うためのボタンである。この動作設定では、後述する未処理業務通知パネル311c(図4)の表示時期や表示態様の設定などを行うことができる。
メニューボタン211a~211hに対応する上記の複数の業務のうち、見積業務、受注業務、売上業務及び発送業務は、同一商品についてこの順に直列的に行われる一連の業務を構成する。すなわち、これらの各業務は、前段の業務の結果(例えば、帳票作成のために入力されたデータ)を用いて後段の業務が行われる関係となっている。具体的には、見積業務の結果を用いて受注業務が行われ、受注業務の結果を用いて売上業務が行われ、売上業務の結果を用いて発送業務が行われる。また、発注業務及び仕入業務も、上記と同様の一連の業務を構成する。
このような関係を有する前段の業務及び後段の業務のうち、前段の業務が第1の業務に対応し、当該前段の業務の結果を用いる後段の業務が第2の業務に対応する。また、第1の業務に係る処理が第1の処理に対応し、第2の業務に係る処理が第2の処理に対応する。例えば、第1の業務としての売上業務に対応する第2の業務は、発送業務である。
サポートパネル画面31には、上記の各種業務の状況に応じて、ユーザに対して参考となる情報の存在を示唆したり、必要な通知や警告を行ったりするためのサポートパネル311が表示される。サポートパネル311は、メニューボタン211a~211hと同様に、操作部14に対する所定の入力操作により選択することが可能なソフトウェアボタンである。
サポートパネル311としては、例えば、データの整理やバックアップといった必要なメンテナンス動作が所定期間行われていないことなどの警告を行う警告パネル311a、ユーザに参考情報を提示するための情報提示パネル311b(図3参照)、及び上述の第1の業務に対応する第2の業務が開始されていないことを通知するための未処理業務通知パネル311c(図4参照)(通知標識)などがある。
図2のサポートパネル画面31では、データ整理が行われていない旨の警告を行う警告パネル311aのみが表示されている。
図2に示されるように、メニュー画面21を左側画面に、またサポートパネル画面31を右側画面にそれぞれ同時に表示させることで、ユーザは、メニュー画面21の操作を行いながら、サポートパネル311により種々の気付きを得ることができる。
図2のメニュー画面21においてメニューボタン211a~211hのうちいずれかを選択する入力操作がなされると、左側画面には、メニュー画面21に代えて、選択されたメニューボタンに対応する業務の内容を表示する業務画面が表示される。
図3は、売上業務に係るメニューボタン211cが選択された場合の表示部15の表示画面を示す図である。
図3における左側画面は、売上業務の内容に係る表示を行う売上業務画面22となっている。
売上業務画面22には、売上伝票としての納品書のデータ入力を行うデータ入力画面221と、登録ボタン222と、印刷ボタン223と、キャンセルボタン224などが表示されている。
データ入力画面221では、印刷される納品書と同様の配置でデータの入力欄が設けられており、各入力欄を選択して直接データを入力することができるようになっている。また、これらの入力欄には、売上業務に先立って行われた見積業務や受注業務で入力されたデータのうち、納品書の入力欄に転用できるデータが予め自動的に入力されている。よって、ユーザは、必要最低限の入力作業で納品書を完成させることができる。
売上業務画面22において、登録ボタン222を選択する入力操作がなされると、データ入力画面221に入力されているデータが業務データ131として記憶部13に記憶される。
また、印刷ボタン223を選択する入力操作がなされると、データ入力画面221における各入力欄への入力内容が反映された納品書が、外部の印刷装置により印刷される。
また、キャンセルボタン224を選択する入力操作がなされると、売上業務の処理が中断され、左側画面が、売上業務画面22からメニュー画面21に遷移する。
また、売上業務画面22が表示されている場合においても、表示部15の右側画面にはサポートパネル画面31が引き続き表示されている。
ここで、売上業務画面22とともに表示されるサポートパネル画面31では、売上業務に関連するサポートパネル311が表示される。すなわち、メニュー画面21の表示時から継続して表示されている警告パネル311aに加えて、売上業務に係る参考情報を提示するための情報提示パネル311bが表示される。ここでは、情報提示パネル311bとして、納品書の入力欄に入力されている得意先の情報を提示するための「得意先情報」の情報提示パネル311bや、納品書に対応する作成済の見積書や受注伝票の情報を提示するための「見積書」の情報提示パネル311b、及び「受注伝票」の情報提示パネル311bが表示されている。これらの情報提示パネル311bを選択する入力操作がなされると、それぞれ対応する情報(得意先情報や、見積書及び受注伝票の内容)がサポートパネル画面31に重ねて表示される。
また、サポートパネル画面31では、左側画面で現在行われている業務との関連性の高いサポートパネル311が、目につきやすいように上方に配置される。ここでは、納品書の作成業務と関連性の高い情報提示パネル311bが、警告パネル311aの上方に配置される。
販売管理装置1では、前段の第1の業務に係る処理が完了すると、当該第1の業務に続いて行われる後段の第2の業務の実施状況が管理される。例えば、第1の業務としての売上業務において、納品書の登録処理(第1の処理)が完了すると、対応する後段の第2の業務としての発送業務における送り状印刷の処理(第2の処理)の実施状況が管理される。そして、第2の業務の進捗が滞っている場合には、ユーザに対して通知が行われる。
具体的には、納品書の登録処理が実行された後に、発送業務の開始タイミングに係る第1の条件が満たされており、かつ発送業務に係る送り状印刷の処理が実行されていない場合に、サポートパネル画面31に、発送業務が開始されていないことを通知する未処理業務通知パネル311cが表示される。本実施形態では、第1の条件は、納品書が作成された商品の発送期限日までの残り日数が所定日数以下(例えば、3日以下)となっていること、とされる。この所定日数は、記憶部13の設定データ132において予め定められている。
図4は、未処理業務通知パネル311cが表示された状態の初期画面を示す図である。この図4は、納品書を作成した日の翌日に販売管理プログラム133を実行した場合の初期画面である。
ここでは、左側画面のメニュー画面21とともに右側画面に表示されているサポートパネル画面31において、警告パネル311aに加えて、発送業務が開始されていないことを通知する「送り状印刷」の未処理業務通知パネル311cが表示されている。未処理業務通知パネル311cは、ユーザの目に止まりやすいように、警告パネル311aの左側(警告パネル311a及び未処理業務通知パネル311cが複数段に分かれて表示されている場合には、警告パネル311aより上側)に表示される。
このようにサポートパネル画面31において未処理業務通知パネル311cが表示されることで、メニュー画面21を開いたユーザは、必要な業務が未処理となっていることに容易に気付くことができる。
また、未処理業務通知パネル311cは、第2の業務の内容及び期限の少なくとも一方に基づく重要度に応じた表示態様で表示される。例えば、上述の第1の条件が満たされるタイミングより遅いタイミングで満たされる、発送業務の開始タイミングに係る第2の条件が満たされている場合(すなわち、期限が迫っていて重要度が高い場合)には、未処理業務通知パネル311cは、通常の表示態様よりユーザの目を引く所定の強調表示がなされる。本実施形態では、上記の第2の条件は、商品の発送期限日までの残り日数が、第1の条件に係る日数より少ない所定日数以下(例えば、1日以下)となっていること、とされる。
また、第2の業務の内容に応じて重要度が判定されても良い。例えば、所定の重要な商品についての第2の業務である場合に、未処理業務通知パネル311cの強調表示がなされても良い。
図5は、未処理業務通知パネル311cの表示態様の例を示す図である。
このうち図5(a)は、未処理業務通知パネル311cの通常の表示態様を示す図であり、図5(b)及び図5(c)は、未処理業務通知パネル311cの強調表示の例を示す図である。
図5(b)の例では、通常の表示態様から、未処理業務通知パネル311cの外枠を太くすることで強調表示がなされている。
図5(c)の例では、通常の表示態様から、未処理業務通知パネル311cの一部(ここでは、上部)を、より目立つ色(例えば、黒などの濃色や、赤などの目を引きやすい色)に変更することで強調表示がなされている。
また、これらに代えて、未処理業務通知パネル311c自体を点滅表示させたり、未処理業務通知パネル311cを拡大表示させたりすることで強調表示がなされても良い。
このように、第2の条件が満たされており発送業務の期限が迫っている場合に未処理業務通知パネル311cを強調表示することで、発送業務が未実施の状態で期限を徒過してしまう過失の発生を抑制することができる。
未処理業務通知パネル311cが表示されている場合に、未処理業務通知パネル311cを選択する入力操作を行うことで、未処理となっている第2の業務の処理(図4の例では、発送業務の送り状印刷の処理)を開始することができる。すなわち、左側画面に、未処理となっている業務の内容を示す業務画面(ここでは、発送業務に係る発送業務画面23)を表示させることができる。
図6は、「送り状印刷」の未処理業務通知パネル311cが選択された場合の表示部15の表示画面を示す図である。
図6では、左側画面が、発送業務の内容に係る表示を行う発送業務画面23となっている。
発送業務画面23では、送り状における各項目の記載事項のデータ入力を行うためのデータ入力画面231と、送り状印刷実行ボタン232と、キャンセルボタン233などが表示されている。
また、右側画面には、サポートパネル画面31が引き続き表示されている。この段階では、未処理となっていた発送業務が開始されているため、対応する「送り状印刷」の未処理業務通知パネル311cが消去されている。
データ入力画面231では、送り状の各項目に対応するデータの入力欄が設けられており、各入力欄を選択してデータを入力することができるようになっている。また、これらの入力欄には、先に行われた売上業務での売上伝票(納品書)の入力データのうち、送り状の入力欄に転用できるデータ(例えば、得意先名や、その住所及び電話番号等)が予め自動的に入力されている。よって、ユーザは、必要最低限の入力作業で送り状の各項目へのデータ入力を行うことができる。
送り状印刷実行ボタン232を選択する入力操作がなされると、データ入力画面231における各入力欄への入力内容が反映された送り状が、外部の印刷装置により印刷される。
なお、通常の複写式の送り状に代えて、送り状と同様のデータが、所定の読取装置により読み取り可能な態様で配置されたタグシールを印刷しても良い。この場合は、データ入力画面231の入力データを宅配業者の所定のサーバにアップロードし、宅配業者が提供するウェブサイト上でタグシール発行プログラムを実行することで、アップロードしたデータが反映されたタグシールを印刷する態様としても良い。
発送業務画面23においてキャンセルボタン233を選択する入力操作がなされると、発送業務の処理が中断され、左側画面が、発送業務画面23からメニュー画面21に遷移する。
図4では、未処理業務通知パネル311cがメニュー画面21とともに表示されている例を挙げて説明したが、未処理業務通知パネル311cは、左側画面においてメニュー画面21以外の表示(例えば、第1の業務及び第2の業務とは異なる第3の業務の内容に係る表示)がなされている場合であっても右側のサポートパネル画面31に表示される。
図7は、仕入業務画面24とともに未処理業務通知パネル311cが表示されている例を示す図である。
図7は、図4の状態から、上記の第3の業務としての仕入業務に係るメニューボタン211fを選択する入力操作がなされた場合の表示部15の表示画面を示している。
図7の左側画面は、仕入業務の内容に係る表示を行う仕入業務画面24となっている。仕入業務画面24には、仕入伝票のデータ入力を行うデータ入力画面241と、登録ボタン242と、印刷ボタン243と、キャンセルボタン244などが表示されている。仕入業務画面24におけるデータの入力方法や、登録ボタン242、印刷ボタン243及びキャンセルボタン244の機能は、図3の売上業務画面22におけるデータ入力画面221、登録ボタン222、印刷ボタン223及びキャンセルボタン224と同様であるので説明は省略する。
図7の右側画面には、サポートパネル画面31が引き続き表示されている。
ここで、仕入業務画面24とともに表示されるサポートパネル画面31では、仕入業務に関連する参考情報を提示するための情報提示パネル311bが表示され、当該情報提示パネル311bの下段に、必要な発送業務が開始されていないことを通知する「送り状印刷」の未処理業務通知パネル311c、及び図3と同様の警告パネル311aが表示されている。
このように、左側画面に売上業務や発送業務とは異なる業務に係る表示が行われている場合においても、右側画面のサポートパネルには、発送業務に係る「送り状印刷」の未処理業務通知パネル311cが表示される。これにより、ユーザは、左側画面で売上業務や発送業務以外の業務を行っている場合であっても、未処理業務通知パネル311cによって、進捗が滞っている発送業務があることに容易に気付くことができ、また未処理業務通知パネル311cを選択する簡易な入力操作で発送業務の処理を開始することができる。
また、上記では、第1の業務としての売上業務の実行後に、後段の第2の業務としての発送業務の実施を未処理業務通知パネル311cによって促す場合の例を用いて説明したが、未処理業務通知パネル311cによる通知は、一連の業務のうち、前段の第1の業務の結果を用いて行われる任意の後段の第2の業務に対して行うことができる。
具体的には、見積業務の実行後に行われる受注業務、受注業務の実行後に行われる売上業務、及び発注業務の実行後に行われる仕入業務などがいずれも第2の業務になり得るため、これらの業務を対象として、それぞれ未処理業務通知パネル311cによる通知を行うことができる。したがって、複数の第2の業務が滞っている場合には、サポートパネル画面31において未処理業務通知パネル311cが複数表示される。
図8は、複数の業務に係る未処理業務通知パネル311cによる通知がなされている場合の表示部15の表示画面を示す図である。
図8のサポートパネル画面31では、発送業務に係る「送り状印刷」の未処理業務通知パネル311cに加えて、仕入業務に係る「仕入伝票処理」の未処理業務通知パネル311cが併せて表示されている。このように、複数の業務についてそれぞれ未処理業務通知パネル311cによる通知を行うことで、ユーザは、進捗が滞っている業務を一度に容易に認識することができる。
次に、未処理業務通知パネル311cを用いて、第1の業務及び第2の業務からなる2段階の業務の実施状況を管理しつつ、当該2段階の業務の処理を行う2段階業務処理のCPU11による制御手順について説明する。
図9は、2段階業務処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
この2段階業務処理では、CPU11(処理手段111)は、まずユーザからの入力操作に応じて、第1の業務に係る第1の処理を実行する(ステップS101)。
CPU11は、ユーザから、第1の処理に続いて行われるべき第2の業務の実行指示がなされたか否かを判別する(ステップS102)。第2の業務の実行指示がなされていないと判別された場合には(ステップS102で“NO”)、CPU11は、第2の業務の開始タイミングに係る第1の条件が満たされているか否か(ここでは、期限までの日数が3日以内であるか否か)を判別する(ステップS103)。第1の条件が満たされていないと判別された場合には(ステップS103で“NO”)、CPU11は、処理をステップS102に戻す。
第1の条件が満たされていると判別された場合には(ステップS103で“YES”)、CPU11は、さらに第2の条件が満たされているか否か(ここでは、期限までの日数が1日以内であるか否か)を判別する(ステップS104)。第2の条件が満たされていないと判別された場合、すなわち期限までの日数が1日より多く3日以内であると判別された場合には(ステップS104で“NO”)、CPU11(表示制御手段112)は、未処理業務通知パネル311cを通常の表示態様で表示させる(ステップS105)。一方、第2の条件が満たされていると判別された場合、すなわち期限までの日数が1日以内であると判別された場合には(ステップS104で“YES”)、CPU11(表示制御手段112)は、未処理業務通知パネル311cを、強調表示した状態で表示させる(ステップS106)。
CPU11は、所定の入力受付期間内に未処理業務通知パネル311cを選択する入力操作がなされたか否かを判別し(ステップS107)、当該入力操作がなされていないと判別された場合には(ステップS107で“NO”)、処理をステップS102に戻す。
所定の入力受付期間内に未処理業務通知パネル311cを選択する入力操作がなされた場合(ステップS107で“YES”)、又はステップS102の処理でユーザから第2の業務の実行指示がなされたと判別された場合(ステップS102で“YES”)には、CPU11(処理手段111)は、第2の業務に係る第2の処理(例えば、第2の業務としての発送業務に係る、送り状印刷の処理)を実行する(ステップS108)。
ステップS108の処理が完了すると、CPU11は、2段階業務処理を終了させる。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、未処理業務通知パネル311cによる通知を行う第1の条件及び第2の条件が、予め記憶部13の設定データ132において定められていたが、本変形例では、これらの条件をユーザの入力操作に基づいて変更可能である点で上記実施形態と異なる。
本変形例では、図2のメニュー画面21のメニューボタン211hを選択する入力操作がなされると、第1の条件及び第2の条件を設定するための設定画面41が表示部15に表示される。
図10は、設定画面41を示す図である。
設定画面41では、第2の業務としての受注業務、売上業務、発送業務及び仕入業務の各々について、通常表示の未処理業務通知パネル311cによる通知を行う第1の条件と、強調表示の未処理業務通知パネル311cによる通知を行う第2の条件とを、それぞれ個別に設定することができる。具体的には、各業務について、未処理業務通知パネル311cの表示を行う期間を、期限日までの日数(仕入業務では、発注業務完了後の日数)で指定することができる。すなわち、各業務について、期限日までの日数をドロップダウンリスト421から選択することで、第1の条件及び第2の条件を設定することができるようになっている。これらのドロップダウンリスト421により第1の条件及び第2の条件を設定した状態で実行ボタン422を選択する入力操作がなされると、CPU11(設定手段113)は、設定データ132における第1の条件及び第2の条件の設定を更新する。
以降に行われる2段階業務処理(図9)では、更新後の第1の条件及び第2の条件に基づいて未処理業務通知パネル311cが表示される。
以上のように、上記実施形態の情報処理装置としての販売管理装置1は、CPU11を備え、CPU11は、第1の業務に係る第1の処理、及び第1の業務の結果を用いる第2の業務に係る第2の処理を、それぞれユーザからの入力操作に応じて実行し(処理手段111)、処理手段111により第1の処理が実行された後に、第2の業務の開始タイミングに係る第1の条件が満たされており、かつ第2の処理が実行されていない場合に、第2の業務が開始されていないことを通知する未処理業務通知パネル311cを表示部15に表示させる(表示制御手段112)。
これにより、所定のタイミングで第2の業務が開始されていないことを、ユーザに確実に認識させることができる。よって、ユーザが第2の業務の期限を誤認していたり当該業務を忘れたりすることにより商品の管理業務が滞る不具合の発生を抑制することができ、容易かつ確実に業務の進行を管理することができる。
また、CPU11は、ユーザからの、未処理業務通知パネル311cを選択する入力操作がなされた場合に第2の処理を実行する(処理手段111)。これによれば、ユーザは、通常の方法の他に、未処理業務通知パネル311cを選択する入力操作によっても第2の業務を開始させることができる。これにより、ユーザ利便性を高めることができる。また、第2の業務を開始させ易くすることで、商品の管理業務をより停滞しにくくすることができる。
また、CPU11は、ユーザからの入力操作に応じて、第1の業務及び第2の業務とは異なる第3の業務に係る第3の処理を実行し(処理手段111)、第3の業務の内容に係る表示とともに未処理業務通知パネル311cを表示部15に表示させる(表示制御手段112)。これにより、販売管理装置1において、ユーザが任意の第3の業務を行っている場合であっても、未処理業務通知パネル311cによって、進捗が滞っている業務があることをユーザに気付かせることができる。よって、商品の管理業務が滞る不具合の発生をより確実に抑制することができる。
また、CPU11は、第2の業務の内容及び期限の少なくとも一方に基づく重要度に応じた表示態様で未処理業務通知パネル311cを表示させる(表示制御手段112)。これによれば、ユーザに対し、業務が未実施となっていることを、その重要度とともに通知することができる。よって、ユーザは、重要度に応じて未実施の業務を行うことができる。例えば、重要度の高いものから順に未実施の業務を行うことで、効率的に業務を進めることができる。
また、CPU11は、第1の条件が満たされており、かつ第2の処理が実行されていない場合に第1の表示態様で未処理業務通知パネル311cを表示部15に表示させ、第1の条件が満たされるタイミングより遅いタイミングで満たされる、第2の業務の開始タイミングに係る第2の条件が満たされており、かつ第2の処理が開始されていない場合に、第1の表示態様とは異なる第2の表示態様で未処理業務通知パネル311cを表示部15に表示させる(表示制御手段112)。これにより、業務が未実施の状態のまま期限を徒過してしまう過失の発生をより確実に抑制することができる。
また、CPU11は、ユーザからの入力操作に応じて第1の条件及び第2の条件を設定する(設定手段113)。これにより、販売管理装置1において第1の条件及び第2の条件を変更することができるため、ユーザの業務内容に合った業務の進行管理を行うことができる。
また、第1の業務は、売上伝票の作成業務であり、第2の業務は、売上伝票に対応する送り状の作成業務である。これにより、売上伝票に対応して行われるべき送り状の作成業務について、未処理業務通知パネル311cによる通知を行うことができ、送り状を作成しないまま期限を徒過してしまう過失の発生を抑制することができる。
また、上記実施形態の販売管理プログラム133は、販売管理装置1に設けられたコンピュータとしてのCPU11を、第1の業務に係る第1の処理、及び第1の業務の結果を用いる第2の業務に係る第2の処理を、それぞれユーザからの入力操作に応じて実行する処理手段111、処理手段111により第1の処理が実行された後に、第2の業務の開始タイミングに係る第1の条件が満たされており、かつ第2の処理が実行されていない場合に、第2の業務が開始されていないことを通知する未処理業務通知パネル311cを表示部15に表示させる表示制御手段112、として機能させる。このような販売管理プログラム133に基づいて販売管理装置1を動作させることで、所定のタイミングで第2の業務が開始されていないことを、ユーザに確実に認識させることができる。よって、容易かつ確実に業務の進行を管理することができる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部13のHDD、SSDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリや、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施形態における記述は、本発明に係る情報処理装置、プログラム及び情報処理システムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、未処理業務通知パネル311cによる通知を行う第1の条件、第2の条件として、期限までの日数が所定日数以内であること、を例に挙げて説明したが、これに限られず、例えば各業務の内容や、処理が必要な残り件数などによって第1の条件及び第2の条件を定めても良い。
また、上記実施形態では、未処理業務通知パネル311cを選択する入力操作に応じて対応する業務の処理が開始される例を用いて説明したが、これに限定する趣旨ではない。未処理業務通知パネル311cは通知のみ行い、対応する業務の処理は、通常の方法で(例えば、メニュー画面21のメニューボタン211を選択することで)開始されるようにしても良い。
また、未処理業務通知パネル311cの形状や表示内容は、上記実施形態に示したものに限られず、対応する第2の業務が開始されていないことをユーザに認識させることができる任意の形状及び表示内容とすることができる。例えば、未処理業務通知パネル311cは、第2の業務に対応付けられて予め定められた図形や記号などを表示するものとしても良い。
また、上記実施形態では、情報処理装置としての販売管理装置1が、ユーザにより使用される端末装置である場合を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、サーバ装置により本発明の情報処理装置を構成し、当該サーバ装置での処理結果を、通信ネットネットワークを介してサーバ装置に接続された端末装置により受信させて表示させるようにしても良い。
また、上記実施形態における情報処理装置としての販売管理装置1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
第1の業務に係る第1の処理、及び前記第1の業務の結果を用いる第2の業務に係る第2の処理を、それぞれユーザからの入力操作に応じて実行する処理手段と、
前記処理手段により前記第1の処理が実行された後に、前記第2の業務の開始タイミングに係る第1の条件が満たされており、かつ前記第2の処理が実行されていない場合に、前記第2の業務が開始されていないことを通知する通知標識を表示部に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
前記処理手段は、ユーザからの、前記通知標識を選択する入力操作がなされた場合に前記第2の処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記処理手段は、ユーザからの入力操作に応じて、前記第1の業務及び前記第2の業務とは異なる第3の業務に係る第3の処理を実行し、
前記表示制御手段は、前記第3の業務の内容に係る表示とともに前記通知標識を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記表示制御手段は、前記第2の業務の内容及び期限の少なくとも一方に基づく重要度に応じた表示態様で前記通知標識を表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記表示制御手段は、
前記第1の条件が満たされており、かつ前記第2の処理が実行されていない場合に第1の表示態様で前記通知標識を前記表示部に表示させ、
前記第1の条件が満たされるタイミングより遅いタイミングで満たされる、前記第2の業務の開始タイミングに係る第2の条件が満たされており、かつ前記第2の処理が開始されていない場合に、前記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様で前記通知標識を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項6>
ユーザからの入力操作に応じて前記第1の条件を設定する設定手段を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項7>
ユーザからの入力操作に応じて前記第1の条件及び前記第2の条件を設定する設定手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
<請求項8>
前記第1の業務は、売上伝票の作成業務であり、前記第2の業務は、前記売上伝票に対応する送り状の作成業務であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項9>
情報処理装置に設けられたコンピュータを、
第1の業務に係る第1の処理、及び前記第1の業務の結果を用いる第2の業務に係る第2の処理を、それぞれユーザからの入力操作に応じて実行する処理手段、
前記処理手段により前記第1の処理が実行された後に、前記第2の業務の開始タイミングに係る第1の条件が満たされており、かつ前記第2の処理が実行されていない場合に、前記第2の業務が開始されていないことを通知する通知標識を表示部に表示させる表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 販売管理装置(情報処理装置)
11 CPU
111 処理手段
112 表示制御手段
113 設定手段
12 RAM
13 記憶部
131 業務データ
132 設定データ
133 販売管理プログラム
14 操作部
15 表示部
16 通信部
17 バス
21 メニュー画面
211a~211h メニューボタン
22 売上業務画面
23 発送業務画面
24 仕入業務画面
31 サポートパネル画面
311 サポートパネル
311a 警告パネル
311b 情報提示パネル
311c 未処理業務通知パネル(通知標識)
41 設定画面

Claims (7)

  1. 複数種類の業務からなる一連業務を対象にして、当該一連業務を構成する第1の業務に係る第1の処理と当該一連業務を構成し前記第1の業務とは異なる第2の業務に係る第2の処理とのそれぞれを、ユーザからの入力操作に応じて実行する処理手段と、
    前記処理手段により前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によりカウントされた未処理件数が前記業務ごとに所定の通知標識に示されるように、前記通知標識を表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記複数種類の業務が選択対象メニューとして表示される第1表示領域に隣接させた第2表示領域に、前記通知標識を表示させ、
    前記処理手段は、ユーザからの前記通知標識を選択する入力操作がなされた場合に、当該通知標識に対応する前記第2の処理の実行を開始する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 複数種類の業務からなる一連業務を対象にして、当該一連業務を構成する第1の業務に係る第1の処理と当該一連業務を構成し前記第1の業務とは異なる第2の業務に係る第2の処理とのそれぞれを、ユーザからの入力操作に応じて実行する処理手段と、
    前記処理手段により前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によりカウントされた未処理件数が前記業務ごとに所定の通知標識に示されるように、前記通知標識を表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記複数種類の業務が選択対象メニューとして表示される第1表示領域に隣接させた第2表示領域に、前記通知標識を表示させ、
    前記カウント手段は、前記処理手段により前記第1の処理が実行された後に、前記第2の業務の開始タイミングに係る第1の条件が満たされており、かつ前記処理手段により前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントする、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. ユーザからの入力操作に応じて前記第1の条件を設定する設定手段を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の業務は、当該第2の業務に対応する前記一連業務において前記第1の業務の結果を用いる業務である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数種類の業務として、売上・発送または発注・仕入れを含む、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置が実行する業務支援方法であって、
    複数種類の業務からなる一連業務を対象にして、当該一連業務を構成する第1の業務に係る第1の処理と当該一連業務を構成し前記第1の業務とは異なる第2の業務に係る第2の処理とのそれぞれを、ユーザからの入力操作に応じて実行する第1ステップと、
    前記第1ステップで前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントする第2ステップと、
    前記第2ステップでカウントされた未処理件数が前記業務ごとに所定の通知標識に示されるように、前記通知標識を表示させる第3ステップと、
    を有し、
    前記第3ステップは、前記複数種類の業務が選択対象メニューとして表示される第1表示領域に隣接させた第2表示領域に、前記通知標識を表示させ、
    前記第1ステップは、ユーザからの前記通知標識を選択する入力操作がなされた場合に、当該通知標識に対応する前記第2の処理の実行を開始する、
    ことを特徴とする業務支援方法。
  7. 情報処理装置のコンピュータを、
    複数種類の業務からなる一連業務を対象にして、当該一連業務を構成する第1の業務に係る第1の処理と当該一連業務を構成し前記第1の業務とは異なる第2の業務に係る第2の処理とのそれぞれを、ユーザからの入力操作に応じて実行する処理手段、
    前記処理手段により前記第2の処理が実行されていない未処理件数を、前記業務ごとにカウントするカウント手段、
    前記カウント手段によりカウントされた未処理件数が前記業務ごとに所定の通知標識に示されるように、前記通知標識を表示させる表示制御手段、
    として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記複数種類の業務が選択対象メニューとして表示される第1表示領域に隣接させた第2表示領域に、前記通知標識を表示させ、
    前記処理手段は、ユーザからの前記通知標識を選択する入力操作がなされた場合に、当該通知標識に対応する前記第2の処理の実行を開始する、
    ことを特徴とするプログラム。
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