JP7274685B2 - セントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具及び整列用治具とともに用いる整列用補助治具 - Google Patents

セントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具及び整列用治具とともに用いる整列用補助治具 Download PDF

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Description

本発明は、トンネル覆工コンクリート打設用の型枠としてのセントルを構成する構成部材を整列状態で積層できるようにした技術に関するものであって、セントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具及び整列用治具とともに用いる整列用補助治具に関するものである。
特許文献1には前述したセントルが開示されている。このセントルは、その外周面の面板によってトンネル覆工コンクリートを成形する。前記面板は、通常ウォールと称される多数の骨格によって成形面の反対側の内側面から支持される。通常、このウォールは、ウェブとフランジとよりなるH型鋼によって構成される。
特開2019-199725号公報
前記ウォールは、通常H型鋼によって構成されているため、このウォールをトラック運搬する際には、フランジの端面どうしを突き合わせて、整列状態で積層することが好ましい。ところが、フランジは厚さが薄く、その端面は幅狭い形状であるため、ウォールを整列状態で積層することは困難である。従って、従来は、ウォールがトラックの荷台に乱雑に積載されるため、1回の搬送における搬送数量が少なく、搬送効率に乏しい。その結果、搬送回数が増える状況となる。また、積載状態のウォールは乱雑であることに加えて、崩れやすいため、ウォール以外の資材などをウォールと同時に搬送することは困難である。
本発明の目的は、ウォールなどのセントル構成部材を整列状態で積層できるセントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具及び整列用治具とともに用いる整列用補助治具を提供することにある。
以上の目的を達成するために、本発明のセントルを構成するための複数のセントル構成部材を積層状態に整列させるセントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具は、セントル構成部材と隣接する他のセントル構成部材との間に介在され、直角三角形の介装板と、同介装板の両側面において前記介装板の直角に隣接する一方の辺の両側面に位置する第一保持板と、前記介装板の両側面において前記介装板の直角に隣接する他方の辺の両側面に位置する第二保持板と、を備え、前記介装板の両側面から、前記両側面に直角かつ前記第一保持板及び前記第二保持板と平行に保持部材を突出させた。
本発明においては、セントル構成部材間の整列用治具によりセントル構成部材を積層状態に整列させることができる。従って、トラックの荷台に対してその荷台スペースを有効に利用して、効率な運搬が可能になる。また、積層されたセントル構成部材が整列状態に維持されるため、そのセントル構成部材群の上部や隣接部分に対して他のセントル構成部品や、資材あるいは機材などを載置してセントル構成部材と同時に搬送できる。このことから、トラックの運行回数を減らして、搬送費用と手間を省くことができる。
本発明によれば、ウォールなどのセントル構成部材を整列状態で積層できるという効果を発揮する。
(a)は第1実施形態の整列用治具を示す斜視図、(b)は同じく断面図。 第1実施形態の整列用治具の使用状態を示す断面図。 第1実施形態の整列用治具の使用状態を示す斜視図。 第1実施形態の整列用治具の使用状態を示すものであって、図3とは異なる方向から見た斜視図。 (a)は第2実施形態の整列用治具を示す斜視図、(b)は同じく異なる方向から見た斜視図。 (a)は第2実施形態の整列用第1補助治具を示す斜視図、(b)は同じく異なる方向から見た斜視図。 第2実施形態の整列用治具の使用状態を示す斜視図。 第2実施形態の整列用治具の使用状態を示す一部省略断面図。 (a)は第2実施形態の整列用治具の使用状態を示す断面図、(b)は第2実施形態の第1整列用補助治具の使用状態を示す断面図。 (a)は第2実施形態の整列用第2補助治具を示す斜視図、(b)は第2実施形態の第2整列用補助治具の使用状態を示す断面図、(c)は第2実施形態の第2整列用補助治具の使用状態を示す異なる部分の断面図。 (a)は第3実施形態の整列用治具の使用状態を示す断面図、(b)は整列用治具の斜視図。 第4実施形態の整列用治具の斜視図。 第4実施形態の整列用治具の使用状態を示す断面図。 第4実施形態の整列用治具の連結金具を示す斜視図。 第4実施形態の整列用治具の使用状態を示す一部斜視図。 第4実施形態の整列用治具の使用状態を示す全体斜視図。 積層状態のセントル構成部品をトラックの荷台に積載した状態を示す斜視図。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1~図4及び図17に基づいて第1実施形態を説明する。
はじめに、図1(a)及び同図(b)において、第1実施形態の整列用治具11の構成を説明する。
整列用治具11は、全体としてピン形状に形成されて、円筒よりなる本体12を備えており、その本体12の上端部外周には第1フランジ13が固着されるとともに、下端部外周には第2フランジ14が固着されている。本体12の第2フランジ14側の端部には、連結部材15がその基端部において挿入されて固着されている。連結部材15の先端部は先鋭テーパ状に形成されている。この連結部材15の先端部は他の整列用治具11の本体12の上端部に対して挿入可能である。
このような整列用治具11は、以下のようにして使用される。
すなわち、図2~図4は、全体として湾曲したセントルに用いられるセントル構成部材としての全体として湾曲したウォール21を示し、そのウォール21を積層した状態を示している。ウォール21は、ウェブ23及びフランジ24により断面H形に形成されており、セントルの面板を内側から支えるものである。そして、ウェブ23の2箇所には、ウォール21とセントルの他の部材(図示しない)とを連結するためのボルトやピン(ともに図示しない)が挿通される透孔25が形成されている。
前記整列用治具11の本体12はその外径が透孔25の内径とほぼ等しく形成されて、本体12は透孔25内に挿入された状態において径方向にはほとんど動かないようにされている。例えば、本体12の外径は、透孔25の内径に対して0.1~0.3mm(ミリメートル)小さい。また、連結部材15を他の整列用治具11の本体12の上端部に挿入して、両整列用治具11の本体12どうしが接合した状態で、上下に対向する第1フランジ13と第2フランジ14との間の間隔が、前記ウォール21のウェブ23の厚さとほぼ等しくなっている。
図2~図4に示すように、複数の整列用治具11によりウォール21を整列状態に積層する場合には、ウォール21を積層にしてそれらのフランジ24の端面を突き合わせる。このとき、ウォール21を積層するごとに、各ウォール21の透孔25に整列用治具11における本体12の連結部材15側の端部を挿入する。このようにすれば、第2フランジ14がウェブ23の上面に当接されるとともに、第1フランジ13がウェブ23の下面に当接または近接されて、第1,第2フランジ13,14によってウェブ23が挟まれる。
このようにすれば、各ウォール21の2箇所の透孔25に挿入された整列用治具11が上下方向において相互に連結されるため、各ウォール21はそれらのフランジ24が連続された整列状態に維持される。従って、各ウォール21は、それらのフランジ24の端面が接合した状態で、フランジ24が上下に連続し、ウォール21が整列状態で積層される。
また、各ウォール21を整列状態から分離する場合は、各ウォール21の透孔25から整列用治具11を順次抜き出しながら、各ウォール21を他のウォール21から離脱させればよい。
なお、図2の状態においては、上端の整列用治具11が上端のウォール21のフランジ24の上端から上方に位置している。それに対し、上端に用いられる整列用治具11の本体12の長さを短くして、本体12の上端がフランジ24の上端の下方に位置するようにしてもよい。
従って、本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)整列用治具11をウォール21の透孔25に挿入することにより、その整列用治具11によりウォール21を積層状態に整列させることができる。従って、図17から明らかなように、トラックの荷台100上に対してそのスペースを有効に利用して、効率的な運搬が可能になる。また、積層されたウォール21が整列状態に維持されるため、そのウォール21群の上部や隣接部分に対して他のセントル構成部品や、資材あるいは機材などを載置してウォール21と同時に搬送できる。このことから、トラックの運行回数を減らして、搬送費用と手間を省くことができる。
(2)整列用治具11の本体12の外径を透孔25の内径とほとんど等しくしたことから、整列状態のウォール21間の位置ずれを抑えることができる。従って、積層されたウォール21の整列状態を維持できる。この場合、整列用治具11の外径と透孔25の内径との間の寸法差は、フランジ24の端面の幅を積層されるウォール21の数で割った数値より狭いことが好ましい。このようにすれば、仮に、整列用治具11の外径と透孔25の内径との間の寸法差が累積されても、積層状態のウォール21が崩れることはない。
(3)ウォール21のウェブ23が整列用治具11の第1,第2フランジ13,14間に挟持されるため、隣接するウォール21の傾斜方向及び横(水平)方向への相対移動が抑えられる。従って、積層状態のウォール21の崩壊を防ぐことができる。
(4)ウォール21を整列状態に維持するための整列用治具11は全体としてピン状をなすものであって、嵩張らず、取り扱いに容易である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図5~図10の図面に基づいて説明する。
本実施形態においては、図5(a)及び同図(b)に示す整列用治具31と、図6(a)及び同図(b)に示す第1整列用補助治具32と、図10(a)及び同図(b)に示す第2整列用補助治具41とを有するものである。図7及び図8に示すように、整列用治具31は、ウォール21のコーナ部において用いられるものである。第2整列用補助治具41は、ウォール21の長さ方向の中間部において用いられるものである。第2整列用補助治具41はウォール21の内部において用いられるものである。
図5(a)及び同図(b)に示すように、整列用治具31は、ほぼ直角三角形の介装板33と、その介装板33の両側面において、その介装板33の直角に隣接する2辺の両側面に位置する保持板34,35とを有している。従って、保持板34,35はほぼ直角をなしている。両保持板34,35間において、介装板33には棒状の保持部材36が介装板33の両側面と直角に突出するように、かつ両保持板34,35と平行をなすように固定されている。
第1整列用補助治具32は、介装板37と、その介装板37に対して直角をなす保持板38とを有している。介装板37には棒状の保持部材39が介装板37の両側面と直角に突出するように、かつ保持板38と平行をなすように固定されている。
整列用治具31及び第1整列用補助治具32は以下のように使用される。
すなわち、図7,図8及び図9(a)に示すように、整列用治具31はウォール21のコーナにおいて使用される。ウォール21は、その両端に端板27を有する。そして、整列用治具31の介装板37が上下に隣接するウォール21のフランジ24間及び端板27間に介装される。また、一方の保持板35が端板27の外側面に当接されるとともに、他方の保持板34がフランジ24の外側面に当接される。さらに、保持部材36がウォール21のコーナの内側に近接状態で対向するか、あるいは端板27やフランジ24の内側面に当接する。
図7,図8及び図9(b)に示すように、第1整列用補助治具32は、ウォール21の長さ方向の中間部において使用され、介装板37が上下のウォール21のフランジ24間に介在されるとともに、保持板38がウォール21のフランジ24の外側面に当接される。さらに、保持部材39がウォールのフランジ24の内側面に近接状態で対向するか、あるいはフランジ24の内側面に当接される。
従って、上下に隣接するウォール21は、4コーナにおいて整列用治具31の保持板34,35及び保持部材36によって横方向(水平方向)への位置ずれが防止されて、積層状態に整列される。また、第1整列用補助治具32の保持板38及び保持部材39によってウォール21の整列状態が補助される。また、整列用治具31及び第1整列用補助治具32の保持部材36,39によって整列用治具31及び第1整列用補助治具32の積層状態のウォール21からの離脱が阻止される。
本実施形態においては、図10(a)に示す第2整列用補助治具41が用いられてもよい。この第2整列用補助治具41は、設置板42と、その設置板42の一側面に固着された保持板43とにより構成されている。設置板42と保持板43とは直角をなしている。
第2整列用補助治具41は以下のように使用される。
すなわち、図10(b)及び同図(c)に示すように、設置板42をウォール21のウェブ23上に設置して、保持板43の上端に対して隣接するウォール21のウェブ23を当接させる。また、保持板43に相互に隣接する一対のウォール21の両フランジ24の内側面を当接させる。
このようにすれば、上下に隣接するウォール21の相対移動を回避できる。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(5)ウォール21はそのフランジ24において保持板34,35,38及び保持部材36,39によって挟持されて、積層状態に整列される。このため、ウォール21に第1実施形態において示された透孔25の有無に関わらず、ウォール21を積層状態に整列させることができる。
なお、本実施形態においては、第2整列用補助治具41は必ずしも使用されなくてもよい。
また、第1整列用補助治具32も必ずしも使用されなくてもよい。
さらに、ウォール21のコーナにおける整列用治具31を使用することなく、図7に実線及び2点鎖線で示すように、ウォール21のコーナを除くフランジ24部分及び同じくコーナを除く端板27部分に第1整列用補助治具32を使用してもよい。このようにすれば、この第1整列用補助治具32によって隣接するウォール21間の位置ずれを防止して、ウォール21が積層状態に整列される。従って、この場合、第1整列用補助治具32は、補助的に用いられるものではなく、整列機能を有する整列用治具となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図11(a)及び同図(b)に基づいて説明する。
本実施形態の整列用治具51は、パイプまたは棒材よりなる本体54の先端に先鋭部52を有する棒形状のものである。また、本体54の先端部にはフランジ53が形成されている。整列用治具51の本体54の外径は、透孔25の内径とほぼ等しく形成されて、本体54が透孔25内の挿入状態においてほとんど動かないようにされている。例えば、本体54の外径は、透孔25の内径に対して0.1~0.3mm(ミリメートル)小さい。
本実施形態の整列用治具51は、長さの異なるものが複数種類用意されている。そして、ウォール21の積層高さに対応した長さの整列用治具51が用いられる。すなわち、ウォール21の積層においては、1本の整列用治具51が上下に対向する複数の透孔25に対して貫通される。整列用治具51のフランジ53は最下端のウェブ23の上面に当接される。従って、透孔25がウォール21の2箇所に存在すれば、整列用治具51は2本用いられる。
ウォール21の積層に際しては、最下端のウォール21のウェブ23の透孔25に対して整列用治具51の先鋭部52及び本体54の下端部を上方から挿入して、フランジ24をウェブ23に上面に当接させる。この状態で、他のウォール21の透孔25を整列用治具51の本体54に嵌合する。このようにすれば、整列用治具51が順次整列状態で積層される。なお、本体54に透孔25を嵌合しやすいように、本体54の上端部を先細のテーパ状に形成してもよい。
本実施形態では以下の効果がある。
(7)整列用治具51はパイプ材または棒材により構成され、本体54に先鋭部52及びフランジ53を設けた単純な棒形状であるため、構造が簡単で、取り扱いが容易である。
なお、本実施形態において、整列用治具51は、フランジ53及び先鋭部52のうちの少なくとも一方を有しないものであってもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を図12~図15に基づいて説明する。本実施形態は、覆工コンクリートを成形するための面板61を有するフォーム62を積層状態で整列させるものである。従って、フォーム62がセントル構成部材になる。
本実施形態の整列用治具63は、全体として角パイプ材によってほぼ井桁形状に形成された図12に示す治具本体64と、図14に示す連結金具65と、図13に示す連結ピン66と、ボルト67と、座金73とを備えている。
図12及び図13に示すように、治具本体64の縦枠68の長さ方向に中間部には透孔69が透設されている。透孔69の位置において、縦枠68の内部には、雌ねじ管70が固定されており、この雌ねじ管70の一端が透孔69から外部に突出する。
縦枠68の両端外側面には、それぞれ長四角環状の保持部材71が固定されている。保持部材71の両短辺部及び縦枠68には、互いに対向する各一対のピン孔72が透設されている。この各ピン孔72に前記連結ピン66が外側から挿通される。
図14に示すように、連結金具65は、1枚の基板651と、その基板651の両側面から上下に突出するX状の保持板652とを備えており、保持板652の上下位置にはそれぞれ保持孔654が透設されている。
以上のように構成された整列用治具63の使用方法を説明する。
図13,図15及び図16に示すように、フォーム62の両サイドプレート621の外面に治具本体64を当てるとともに、その治具本体64の一対の雌ねじ管70をサイドプレート621の透孔69内に嵌合して、治具本体64をサイドプレート621に位置決めする。この状態で、サイドプレート621の内面に座金73を当てて、ボルト67をサイドプレート621の内面側から座金73の中心孔を通して雌ねじ管70の内側の雌ねじに螺入させ、ボルト67の頭部を座金73に圧接させる。このようにすれば、座金73と治具本体64との間にサイドプレート621が挟持されて、フォーム62の両サイドプレート621の外面に整列用治具63が固定状態でセットされる。
整列用治具63を上下に重ねた状態において、上下に隣接する治具63の上下に対向する保持部材71内に対して、1基の連結金具65の保持板652の上部側または下部側をそれぞれ収容する。そして、両保持部材71の外側から、連結ピン66を同保持部材71のピン孔72,保持板652の保持孔654及び縦枠68のピン孔72に挿通させる。このようにすれば、上下に隣接する保持部材71間に連結金具65の基板651が介在された状態で、連結金具65を介して上下の保持部材71が連結固定されて、上下に隣接する整列用治具63がはしご状をなすように連結される。
その結果、整列用治具63が第1連結金具65,連結ピン66によって上下に連結されて、フォーム62が上下に相互間隔をおいた状態で、安定した積層状態になる。また、保持孔654の内径は、連結ピン66の太さよりかなり大きいが、連結ピン66は左右に保持孔654内を保持孔654の軸線に対して斜めに挿通するため、連結ピン66が保持孔654の内周面に係合して、連結ピン66と連結金具65との間のガタ付きを防ぐことができる。なお、下端の整列用治具63の下部側の保持部材71内に収容される連結金具65は、基板651側の保持板652は存在しない。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(8)フォーム62のサイドプレート621に取付けられた整列用治具63を連結金具65や連結ピン66を介して上下方向に連結することにより、フォーム62を相互間隔をおいて整列状態で積層できる。
(変更例)
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することができる。
・ウォール21として、ウェブ23がフランジ24の一方の端縁間に位置するチャンネル状断面のものとすること。この場合には、ウォール21の積層において両フランジ24の端縁とウェブ23とが上下に接合される。
・ウォール21,フォーム62以外のセントル構成部品,例えば足場枠を積層する場合に本発明を適用すること。
11…整列用治具
12…本体
13…第1フランジ
14…第2フランジ
41…ジャッキ部材
21…ウォール
23…ウェブ
24…フランジ
25…透孔
31…整列用治具
51…整列用治具
53…フランジ
63…整列用治具
69…透孔

Claims (5)

  1. セントルを構成するための複数のセントル構成部材を積層状態に整列させるセントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具であって、
    前記整列用治具は、セントル構成部材と隣接する他のセントル構成部材との間に介在されるものであり、
    前記整列用治具は、直角三角形の介装板と、同介装板の両側面において前記介装板の直角に隣接する一方の辺の両側面に位置する第一保持板と、前記介装板の両側面において前記介装板の直角に隣接する他方の辺の両側面に位置する第二保持板と、を備え、
    前記介装板の両側面から、前記両側面に直角かつ前記第一保持板及び前記第二保持板と平行に保持部材を突出させたセントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具。
  2. セントルを構成するための複数のセントル構成部材を積層状態に整列させるセントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具であって、
    前記整列用治具は、セントル構成部材と隣接する他のセントル構成部材との間に介在されるものであり、
    前記整列用治具は、介装板と、同介装板に対して直角をなす保持板とを備え、
    前記介装板の両側面から、前記両側面に直角かつ前記保持板と平行に保持部材を突出させたセントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具。
  3. 前記セントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具とともに用いる整列用補助治具であって、
    前記整列用補助治具は、セントル構成部材と隣接する他のセントル構成部材との間に介在されるものであり、
    前記整列用補助治具は、介装板と、同介装板に対して直角をなす保持板とを備え、
    前記介装板の両側面から、前記両側面に直角かつ前記保持板と平行に保持部材を突出させた請求項1に記載のセントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具とともに用いる整列用補助治具。
  4. 前記セントル構成部材がウェブとフランジと端板を有し、前記フランジと前記端板によってコーナ部を有する形状であって、前記セントル構成部材の前記フランジの端面どうし及び前記セントル構成部材の前記端板の端面どうしを接合させて前記セントル構成部材を積層状態に整列させるものであり、前記整列用治具は前記コーナ部に用いるものである請求項1に記載のセントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具。
  5. 前記セントル構成部材がウェブとフランジと端板を有し、前記フランジと前記端板によってコーナ部を有する形状であって、前記セントル構成部材の前記フランジの端面どうし及び前記セントル構成部材の前記端板の端面どうしを接合させて前記セントル構成部材を積層状態に整列させるものであり、前記整列用治具は前記コーナ部ではない中間部に用いるものである請求項2に記載のセントル構成部材の整列方法に用いる整列用治具。
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