JP7272324B2 - 口腔用治具 - Google Patents

口腔用治具 Download PDF

Info

Publication number
JP7272324B2
JP7272324B2 JP2020100628A JP2020100628A JP7272324B2 JP 7272324 B2 JP7272324 B2 JP 7272324B2 JP 2020100628 A JP2020100628 A JP 2020100628A JP 2020100628 A JP2020100628 A JP 2020100628A JP 7272324 B2 JP7272324 B2 JP 7272324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
oral cavity
main body
measuring
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020100628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021194113A (ja
Inventor
智紀 高橋
純 ▲高▼木
浩明 富樫
寛基 阿知波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2020100628A priority Critical patent/JP7272324B2/ja
Priority to US17/328,325 priority patent/US20210386369A1/en
Priority to CN202110607978.4A priority patent/CN113768548A/zh
Publication of JP2021194113A publication Critical patent/JP2021194113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7272324B2 publication Critical patent/JP7272324B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0045Devices for taking samples of body liquids
    • A61B10/0051Devices for taking samples of body liquids for taking saliva or sputum samples
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6801Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
    • A61B5/6813Specially adapted to be attached to a specific body part
    • A61B5/6814Head
    • A61B5/682Mouth, e.g., oral cavity; tongue; Lips; Teeth
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
    • A61B5/4875Hydration status, fluid retention of the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2560/00Constructional details of operational features of apparatus; Accessories for medical measuring apparatus
    • A61B2560/04Constructional details of apparatus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2562/00Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
    • A61B2562/02Details of sensors specially adapted for in-vivo measurements
    • A61B2562/029Humidity sensors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2562/00Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
    • A61B2562/24Hygienic packaging for medical sensors; Maintaining apparatus for sensor hygiene
    • A61B2562/247Hygienic covers, i.e. for covering the sensor or apparatus during use
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/42Detecting, measuring or recording for evaluating the gastrointestinal, the endocrine or the exocrine systems
    • A61B5/4261Evaluating exocrine secretion production
    • A61B5/4277Evaluating exocrine secretion production saliva secretion

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

本発明は、口腔内にセンサ部を挿入し、あるいは、舌にセンサ部を当接させて各種測定を行うための口腔用治具に関する。
従来、口腔内の水分量を検出するため、先端を口腔内に挿入して使用する水分測定器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
WO2004/28359号公報
しかし、上記水分測定器では、口腔内に挿入されている部分に被測定者の唾液がつき、口腔内から取り出した際にその唾液が測定者の握る本体部側に流れてきて、測定者の手に付着することがあり、衛生的に好ましくないという問題があった。
そこで、本発明は、口腔内から取り出した際にも被測定者の唾液が測定者の握る本体部側に流れにくく衛生的な口腔用治具を提供することを目的とする。
本発明に係る口腔用治具は、本体部と、
前記本体部に接続され、口腔内に挿入可能なセンサ部を前記本体部と反対側の端部に有する測定部と、
前記測定部と前記本体部との間に設けられ、前記測定部の面と異なる曲率の面を有する流れ抑制部と、
を備える。
本発明に係る口腔用治具によれば、測定部と前記本体部との間に、測定部の面と異なる曲率の面を有する流れ抑制部を設けているので、口腔内から取り出した際にも被測定者の唾液が測定者の握る本体部側に流れにくく衛生的である。
実施の形態1に係る口腔用治具の外観を示す概略図である。 測定部と本体部との境界に設けられた流れ抑制部を示す拡大概略図である。 測定部と本体部との境界に設けられた流れ抑制部を含む断面構造を示す断面図である。 センサ部を舌に当接させている状態を示す概略図である。 非測定モードにおける口腔用治具における流れ抑制部の上下の状態を示す概略図である。 図5Aの非測定モードの口腔用治具の断面構造を示す概略断面図である。 測定モードにおける口腔用治具における流れ抑制部の上下の状態を示す概略図である。 図6Aの測定モードの口腔用治具の断面構造を示す概略断面図である。 変形例1に係る口腔用治具のジョイント部における返しを有する流れ抑制部を示す概略図である。 変形例2に係る口腔用治具のジョイント部における断面構造の縦リブを示す断面図である。
第1の態様に係る口腔用治具は、本体部と、
前記本体部に接続され、口腔内に挿入可能なセンサ部を前記本体部と反対側の端部に有する測定部と、
前記測定部と前記本体部との間に設けられ、前記測定部の面と異なる曲率の面を有する流れ抑制部と、
を備える。
上記構成によれば、測定部からの唾液の流れを抑制できる。
第2の態様に係る口腔用治具は、上記第1の態様において、前記流れ抑制部は、撥水性部材からなってもよい。
第3の態様に係る口腔用治具は、上記第1又は第2の態様において、前記流れ抑制部は、変形可能な軟性部材からなってもよい。
第4の態様に係る口腔用治具は、上記第3の態様において、前記流れ抑制部は、前記測定部の動きに応じて変形してもよい。
第5の態様に係る口腔用治具は、上記第1から第4のいずれかの態様において、前記流れ抑制部は、前記測定部に向けて返し形状を有してもよい。
第6の態様に係る口腔用治具は、上記第1から第5のいずれかの態様において、前記流れ抑制部は、前記測定部又は前記本体部との間に間隙を有してもよい。
第7の態様に係る口腔用治具は、上記第1から第6のいずれかの態様において、前記流れ抑制部は、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、熱可塑性ポリウレタンの群から選択される材料からなってもよい。
上記構成により、流れ抑制部を構成する材料は、加水分解が発生しづらく、物性としても安定しており長期使用に耐えられる。
第8の態様に係る口腔用治具は、上記第1から第7のいずれかの態様において、前記流れ抑制部は、前記測定部と前記本体部との間の周方向に沿って凸部形状又は凹部形状を有してもよい。
第9の態様に係る口腔用治具は、上記第1から第8のいずれかの態様において、前記流れ抑制部は、前記本体部と前記測定部との間の緩衝部材であって、前記本体部又は前記測定部には、前記流れ抑制部と接する凸型形状の縦リブを有してもよい。
以下、実施の形態に係る口腔用治具について、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る口腔用治具10の外観を示す概略図である。図2は、測定部12と本体部11との境界に設けられた流れ抑制部14を示す拡大概略図である。図3は、測定部12と本体部11との境界に設けられた流れ抑制部14を含む断面構造を示す断面図である。なお、便宜上、本体部11から測定部12の延在する方向を-x方向とし、上下方向をz方向とし、紙面の奥行き方向をy方向として示した。
この口腔用治具10は、本体部11と、測定部12と、流れ抑制部14と、を備える。測定部12は、本体部11から揺動可能に配置され、口腔内に挿入可能なセンサ部13を本体部11と反対側の端部に有する。また、測定部12のセンサ部13を有する端部とは反対側の端部は本体部11の内部に配置されている。さらに、流れ抑制部14は、測定部12の面と異なる曲率の面を有し、測定部12と本体部11との間に設けられている。
測定部12の面と異なる曲率の面を有する流れ抑制部14が測定部12と本体部11との間に設けられているので、口腔内から取り出した際にも被測定者の唾液が測定者の握る本体部側に流れにくく衛生的である。
以下に、この口腔用治具10を構成する各部材について説明する。
<本体部>
本体部11は、主に手で把持できるようにする部材である。例えば、図1に示すように把持する際に指を当てる指押さえ15を有してもよい。本体部11は、この口腔用治具10の測定を制御するためのメイン回路基板21と、非測定モードと測定モードとを切り替えるメカニカルスイッチ17とを有する。メイン回路基板21とメカニカルスイッチ17とは接続されている。図3に示すように、本体部11と測定部12とは、流れ抑制部14を介してジョイント部20で接続されている。本体部11は、x方向に5mm~20mmの長さを有してもよい。
<測定部>
図4は、センサ部13を舌に当接させている状態を示す概略図である。
測定部12は、本体部11から揺動可能に配置されている。例えば、図3に示すように、測定部12は、本体部11から-x方向に延在しており、揺動回転軸23を中心として延在方向であるx方向に垂直な鉛直方向(z方向)、つまり上下方向に揺動可能であってもよい。この場合、測定部12は、zx面内で揺動する。なお、測定部12の揺動方向は上下方向(z方向)に限られず、横方向(y方向)であってもよい。横方向に揺動する場合、測定部12は、xy平面内で揺動する。
また、測定部12は、延在方向(x方向)に5mm~10mmの長さを有していてもよい。
測定部12は、口腔内に挿入可能なセンサ部13を本体部11と反対側の端部に有する。測定部12は、センサ部13と接続された発振回路基板22を有してもよい。センサ部13は、例えば、舌の水分量を計測するためのセンサ基板であってもよい。また、例えば、センサ部13を舌に当接させて、測定部12を上方向(z方向)に揺動させてもよい。
測定部12は、図3の断面図に示すように、センサ部13と揺動回転軸23とを含み、本体部11側のメカニカルスイッチ17と当接している下部部材と、発振回路基板22等を保護するための上部部材との複数の部材から構成されていてもよい。
測定部12は、センサ部13を設けている端部から本体部11にかけて延在方向に沿って太くなる形状を有する。また、流れ抑制部14を設けている測定部12の太さと流れ抑制部14の太さとの比率が1:1から1:2の範囲である。上記形状とすることで、先端は細く、口腔内へ挿入しやすい。また、本体部11を太くすることによって手で把持しやすく、荷重を均一にかけやすく、その一方、応力が過剰に加わらない。
なお、測定部12のセンサ部13を含む先端は、口腔内へ挿入させるためのものであるので、例えば、先端の太さは上下方向で15mm以下である。
また、センサ部13による測定開始を、例えば、図4に示すように、センサ部13を舌に当接させる等の一定の荷重で測定開始となるメカニカルスイッチ17を使用してもよい。メカニカルスイッチ17は、スタンバイ状態である非測定モードでスイッチが機械的に押し込まれている状態であって、測定状態である測定モードでスイッチが開放されるものであってもよい。メカニカルスイッチ17は、非測定モードではバネ等の弾性部材で押し込まれて付勢されており、測定モードではバネ等の弾性部材が押し上げられて開放されるものであってもよい。これによってセンサ部13への舌の押し当てが一定の荷重を超える場合に、測定部12が水平になり、メカニカルスイッチ17が開放されて、測定を開始できる。この場合、弾性部材によって測定部12の先端のセンサ部13を下向きに付勢する荷重をコントロールしている。
図5Aに示す非測定モード(スタンバイ状態)の場合、本体部11の上面を水平面とすると、測定部12の先端が水平面からおよそ3度の傾斜角θで下向き(-z方向)に傾斜して延在している。一方、図6Aに示す測定モード(測定状態)では、測定部12の先端が水平面に沿って延在している。
つまり、非測定モードでは測定部12は水平面から下向きに傾斜しており、センサ部13を舌に当接させて、測定部12を上方向(z方向)に揺動させることによって、測定部12が水平になる。これによって、メカニカルスイッチ17が開放されて測定モードになって測定が開始される。
なお、メカニカルスイッチ17は、上記の場合に限られず、逆に、スタンバイ状態である非測定モードでスイッチが開放されている状態であって、測定状態である測定モードでスイッチを機械的に押し込むものであってもよい。
<流れ抑制部>
図1及び図2に示すように、この流れ抑制部14は、本体部11と測定部12との境界にわたって配置されている。例えば、本体部11と測定部12との境界の全周囲にわたって流れ抑制部14が設けられていてもよい。この場合、流れ抑制部14は、x方向の周囲にわたる環状であってもよい。本体部11と測定部12との境界にわたる流れ抑制部14の幅d1は、例えば、2mm~20mmである。これによって、本体部11と測定部12との境界の外郭同士の衝突による摩耗を緩和できる。さらに、測定部12からの唾液の流れを外周全体で抑制できる。
また、図2に示すように、測定部12と流れ抑制部14との間に間隙16を有してもよい。間隙16の間隔d2は、例えば、0.05mm~5mmである。これにより、測定部12からの唾液が本体部11の側に流れにくくなる。
さらに、流れ抑制部14は、測定部12の面と異なる曲率の面を有する。これにより、口腔内から取り出した際にも被測定者の唾液が測定者の握る本体部側に流れにくくなり、衛生的である。
また、流れ抑制部14は、変形可能な軟性部材からなってもよい。さらに、流れ抑制部は、測定部12の動きに応じて変形してもよい。変形していない状態では、全体又は部分を覆うカバーを装着できる。一方、使用時には適宜変形して、測定部12の面と異なる曲率の面となり、唾液が本体部側に流れにくくなる。
流れ抑制部材14は、例えば、軟性部材であり、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、シリコーンゴム、熱可塑性ポリウレタン(TPU)(別名:ウレタンゴム(U))等を用いることができる。特に、シリコーンゴム、熱可塑性ポリウレタン(TPU)が好ましい。これらの材料は、加水分解が発生しづらく、物性としても安定しており長期使用に耐えられる。
図5Aは、非測定モードにおける口腔用治具10における流れ抑制部14の上下の状態を示す概略図である。図5Bは、図5Aの非測定モードの口腔用治具10の断面構造を示す概略断面図である。図6Aは、測定モードにおける口腔用治具10における流れ抑制部14の上下の状態を示す概略図である。図6Bは、図6Aの測定モードの口腔用治具10の断面構造を示す概略断面図である。
非測定モードでは、測定部12が下向きに傾斜して保持されている。非測定モードにおいて、本体部11と測定部12との境界に設けられた流れ抑制部14は、図5A及び図5Bに示すように境界の下側では測定部12に押されて外側への凸部形状である突出24となっている。一方で、境界の上側では流れ抑制部14は測定部12に引っ張られて凹部形状である凹み25となっている。
また、測定モードでは、測定部12が水平に保持されている。測定モードにおいて、本体部11と測定部12との境界に設けられた流れ抑制部14は、図6A及び図6Bに示すように境界の上側で測定部12に押されて外側への凸部形状である突出24となっている。一方で、境界の下側では流れ抑制部14は測定部12に引っ張られて凹部形状である凹み25となっている。
上記のように、非測定モード及び測定モードのいずれの場合にも、本体部11と測定部12との境界に設けられた流れ抑制部14が凸型形状の突出24又は凹型形状の凹み25として変形することによって、応力を緩和することができる。また、突出24又は凹み25によって、測定部12からの唾液の流れを抑制できる。
<ストッパ>
上述のように、測定部12は、回転軸23について上下方向に揺動する。一方、本体部11と測定部12との境界のジョイント部20と、メカニカルスイッチ17の周囲とが、測定部12の揺動を抑制するストッパ機構として機能する。
(変形例1)
<返しを有する流れ抑制部>
図7は、変形例1に係る口腔用治具のジョイント部20における返しを有する流れ抑制部を示す概略図である。
この変形例1に係る口腔用治具は、本体部11と測定部12との境界であるジョイント部20において、流れ抑制部14が返しを有してもよい。返しは、例えば、猫等の治療に用いられるエリザベスカラーのような形状であってもよい。これによって、被測定者の唾液を返しで止めることができ、唾液が測定者の握る本体部側に流れにくくなる。
(変形例2)
<ジョイント部における縦リブ>
図8は、変形例2に係る口腔用治具のジョイント部20における断面構造の縦リブ27を示す断面図である。
この変形例2に係る口腔用治具は、本体部11と測定部12との境界であるジョイント部20において、流れ抑制部14と隣接して測定部12の揺動方向(z方向)への凸部形状である縦リブ27を有してもよい。流れ抑制部14と隣接する本体部11又は測定部12において、揺動方向への縦リブ27を有することで横方向(x方向)に縮む応力に対する抵抗となる。また、縦リブ27によって、流れ抑制部14において、環状形状の過度な歪みを抑えて適切な変形に抑制できる。なお、縦リブ27は、ジョイント部20において、本体部11又は測定部12のいずれに設けられていてもよい。
これによって、被測定者の唾液が測定者の握る本体部側に流れにくくなる。
なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態及び/又は実施例のうちの任意の実施の形態及び/又は実施例を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態及び/又は実施例が有する効果を奏することができる。
本発明に係る口腔用治具によれば、測定部と本体部との間に測定部の面と異なる曲率の面を有する流れ抑制部を設けている。そこで、口腔内から取り出した際にも被測定者の唾液が測定者の握る本体部側に流れにくく、しかも衛生的である。よってこの口腔用治具は、医療用器具として有用である。
10 口腔用治具
11 本体部
12 測定部
13 センサ部
14 流れ抑制部
15 指押さえ
16 間隙
17 スイッチ
20 ジョイント部
21 メイン回路基板
22 発振回路基板
23 揺動回転軸
24 突出
25 凹み
27 縦リブ

Claims (11)

  1. 本体部と、
    前記本体部に接続され、口腔内に挿入可能なセンサ部を前記本体部と反対側の端部に有する測定部と、
    前記測定部と前記本体部との間に設けられ、前記測定部の面と異なる曲率の面を有する流れ抑制部と、
    を備え、
    前記流れ抑制部は、前記測定部又は前記本体部との間に間隙を有すると共に、前記流れ抑制部の少なくとも一部は前記本体と接する、口腔用治具。
  2. 前記流れ抑制部は、撥水性部材からなる、請求項1に記載の口腔用治具。
  3. 前記流れ抑制部は、変形可能な軟性部材からなる、請求項1又は2に記載の口腔用治具。
  4. 前記流れ抑制部は、前記測定部の動きに応じて変形する、請求項3に記載の口腔用治具。
  5. 前記流れ抑制部は、前記測定部に向けて返し形状を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の口腔用治具。
  6. 前記流れ抑制部は、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、熱可塑性ポリウレタンの群から選択される材料からなる、請求項1から5のいずれか一項に記載の口腔用治具。
  7. 前記流れ抑制部は、前記測定部と前記本体部との間の周方向に沿って凸部形状又は凹部形状を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の口腔用治具。
  8. 前記流れ抑制部は、前記本体部と前記測定部との間の緩衝部材であって、前記本体部又は前記測定部には、前記流れ抑制部と接する凸型形状の縦リブを有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の口腔用治具。
  9. 前記流れ抑制部は、前記測定部が揺動する際に変形して前記センサ部の向く方向に突出する、請求項1から8のいずれか一項に記載の口腔用治具。
  10. 前記流れ抑制部は、前記測定部が揺動する際に変形して前記センサ部と逆の方向に窪む、請求項1から9のいずれか一項に記載の口腔用治具。
  11. 測定面側の前記流れ抑制部の曲率は、測定面と反対側の前記流れ抑制部の曲率よりも大きい、請求項1から10のいずれか一項に記載の口腔用治具。
JP2020100628A 2020-06-10 2020-06-10 口腔用治具 Active JP7272324B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020100628A JP7272324B2 (ja) 2020-06-10 2020-06-10 口腔用治具
US17/328,325 US20210386369A1 (en) 2020-06-10 2021-05-24 Oral tool
CN202110607978.4A CN113768548A (zh) 2020-06-10 2021-06-01 口腔用器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020100628A JP7272324B2 (ja) 2020-06-10 2020-06-10 口腔用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021194113A JP2021194113A (ja) 2021-12-27
JP7272324B2 true JP7272324B2 (ja) 2023-05-12

Family

ID=78824041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020100628A Active JP7272324B2 (ja) 2020-06-10 2020-06-10 口腔用治具

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20210386369A1 (ja)
JP (1) JP7272324B2 (ja)
CN (1) CN113768548A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP1681101S (ja) * 2020-08-31 2021-03-15

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040060134A1 (en) 2002-09-27 2004-04-01 Eyal Eliav Toothbrush having a movable upstanding cleaning element
JP2012075733A (ja) 2010-10-04 2012-04-19 Jms Co Ltd 口腔関連圧力測定装置及び圧力測定プローブ
WO2015125222A1 (ja) 2014-02-19 2015-08-27 株式会社らいふ 口腔内水分測定器
JP2016059466A (ja) 2014-09-16 2016-04-25 株式会社ジェイ・エム・エス 口腔関連機能判定器具
WO2018066887A2 (ko) 2016-10-07 2018-04-12 (의료)길의료재단 치아 손상 방지를 위한 후두경

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638859B2 (ja) * 1991-11-05 1994-05-25 博 福場 電子パワー歯ブラシ
JPH07327937A (ja) * 1994-06-07 1995-12-19 Kitazato Supply:Kk 口腔内の表面弾性測定器具および表面弾性測定装置
JP2007151560A (ja) * 2004-01-30 2007-06-21 A Trade Ltd ペット用歯ブラシ
CN201067411Y (zh) * 2007-05-11 2008-06-04 艾博生物医药(杭州)有限公司 唾液收集装置
JP2011189105A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Hideo Hattori 唾液の流れを阻止する長円形の突起付き歯ブラシ
JP5674011B2 (ja) * 2010-10-04 2015-02-18 株式会社ジェイ・エム・エス 口腔関連圧力測定装置及び圧力測定プローブ
US9504417B2 (en) * 2011-12-09 2016-11-29 The University Of Tokyo Oral cavity sensor
JP2013192820A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Terumo Corp 挿入補助具
SG11201708160QA (en) * 2015-04-16 2017-11-29 Somnics Inc Saliva treatment system of oral interface appliance and method therefor
CN204654038U (zh) * 2015-06-02 2015-09-23 福建雨丝梦洋伞实业有限公司 一种防漏雨套环
CN105914694B (zh) * 2016-05-30 2017-09-15 上海电力设计院有限公司 防水装置
CN209678744U (zh) * 2019-02-13 2019-11-26 灵台县皇甫谧中医院 一种口腔矫正修复用定位装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040060134A1 (en) 2002-09-27 2004-04-01 Eyal Eliav Toothbrush having a movable upstanding cleaning element
JP2012075733A (ja) 2010-10-04 2012-04-19 Jms Co Ltd 口腔関連圧力測定装置及び圧力測定プローブ
WO2015125222A1 (ja) 2014-02-19 2015-08-27 株式会社らいふ 口腔内水分測定器
JP2016059466A (ja) 2014-09-16 2016-04-25 株式会社ジェイ・エム・エス 口腔関連機能判定器具
WO2018066887A2 (ko) 2016-10-07 2018-04-12 (의료)길의료재단 치아 손상 방지를 위한 후두경

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021194113A (ja) 2021-12-27
US20210386369A1 (en) 2021-12-16
CN113768548A (zh) 2021-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7272324B2 (ja) 口腔用治具
US20120023762A1 (en) Handle for bladed hand tool and razor
JP6093551B2 (ja) 剃刀
US7549688B2 (en) Robot hand
US6908245B1 (en) Gripping aid
JP2007160448A (ja) ハンド装置
US10551927B2 (en) Force reflecting system
JP7102829B2 (ja) 反力発生装置及び鍵盤装置
KR20160077032A (ko) 구강기능 트레이닝용 기구
JP7354932B2 (ja) 口腔用治具
US20160047074A1 (en) Crochet hook and grip body for crochet hook
US6624807B2 (en) Manual control device with a joystick
KR100882017B1 (ko) 골프클럽용 쿠션 그립
CN108534748B (zh) 激光测量机
EP3903631A1 (en) Toothbrush
US20190314974A1 (en) Ergonomic hand tool
JP3141687U (ja) 巻尺
KR20090011960U (ko) 골프클럽용 논슬립 그립밴드
JP4889336B2 (ja) くしめごて
KR200468615Y1 (ko) 골프 그립 링
JP7080136B2 (ja) 浴槽
EP3175959A1 (en) Razor having attached shaving aid
JP2010131284A (ja)
JP3147430U (ja) シンブル
KR20190000829U (ko) 자세교정기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7272324

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150