JP7271308B2 - ストッパ、ストッパユニット及びストッパの製造方法 - Google Patents
ストッパ、ストッパユニット及びストッパの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7271308B2 JP7271308B2 JP2019095026A JP2019095026A JP7271308B2 JP 7271308 B2 JP7271308 B2 JP 7271308B2 JP 2019095026 A JP2019095026 A JP 2019095026A JP 2019095026 A JP2019095026 A JP 2019095026A JP 7271308 B2 JP7271308 B2 JP 7271308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting portion
- stopper
- bracket
- air hole
- contact surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Springs (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
ここで、空気孔が取付部の先端まで設けられて、取付部の先端が周方向に分割されていると、取付部をブラケットに嵌めるときに接触面に当たった取付部の一部が曲がる等して、ブラケットへ取付部を嵌めるときの作業性が悪くなる。しかし、空気孔は、取付部のうち先端から離れた位置を貫通するので、ブラケットへ取付部を嵌めるときの作業性を確保できる。
空気孔および第1溝が周方向に互いに間隔をあけて複数設けられるので、空気孔および第1溝による空気路を通した吸排気量を多くでき、ストッパの伸縮時の異音をより発生し難くできる。緩衝部の端面には、取付部から径方向へ向かって延びている複数の第2溝が第1溝の間に設けられる。これにより、緩衝部の端面がブラケットに押し付けられたときに、空気路を形成するための第1溝がある部分とない部分とでの端面が受ける応力の差を小さくできる。その結果、ストッパの耐久性を向上できる。
ここで、空気孔が取付部の先端まで設けられて、取付部の先端が周方向に分割されていると、取付部をブラケットに嵌めるときに接触面に当たった取付部の一部が曲がる等して、ブラケットへ取付部を嵌めるときの作業性が悪くなる。しかし、空気孔は、取付部のうち先端から離れた位置を貫通するので、ブラケットへ取付部を嵌めるときの作業性を確保できる。
取付部は、空気孔と第1溝とを軸方向に隔てる離隔部を備える。ストッパの伸縮時には、ブラケットに嵌められる取付部が殆ど伸縮せず、緩衝部が主に軸方向に伸縮するので、緩衝部の端面と取付部との隅に応力が集中し易い。この隅まで空気孔が設けられることを離隔部により防止できるので、空気孔を起点にストッパに亀裂などが生じることを抑制できる。その結果、ストッパの耐久性をより向上できる。
第1溝が接触面のみに設けられる。これにより、第1溝が緩衝部の端面に設けられる場合と比べて、第1溝に起因して端面の変形の仕方が周方向に変化することを抑制できる。その結果、ストッパの耐久性を向上できる。
11,51 ブラケット
17 接触面
20,52 ストッパ
21 取付部
23 先端
26 空気孔
27 離隔部
30 緩衝部
31 外周面
32 内周面
33 端面
37,54 第1溝
38,55 第2溝
40 成形体
41 突出部
42 凹部
42a 底
C 中心軸
Claims (7)
- ブラケットに取り付けられ、前記ブラケットの接触面に押し付けられて軸方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する筒状の弾性体により形成されたストッパであって、
前記接触面に接触可能な軸方向の端面を有する筒状の緩衝部と、
前記端面から軸方向に突出して前記ブラケットに嵌めることが可能な筒状の取付部と、を備え、
前記緩衝部および前記取付部の全体が弾性体により一体成形され、
前記取付部には、径方向に貫通する空気孔が設けられ、
前記空気孔は、前記取付部のうち前記緩衝部と反対側の軸方向の先端から離れ、
前記端面には、第1溝が設けられ、
前記第1溝は、軸方向から見て前記空気孔の位置から径方向へ向かって延びていることを特徴とするストッパ。 - ブラケットに取り付けられ、前記ブラケットの接触面に押し付けられて軸方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する筒状の弾性体により形成されたストッパであって、
前記接触面に接触可能な軸方向の端面を有する筒状の緩衝部と、
前記端面から軸方向に突出して前記ブラケットに嵌めることが可能な筒状の取付部と、を備え、
前記取付部には、径方向に貫通する空気孔が周方向に互いに間隔をあけて複数設けられ、
前記空気孔は、前記取付部のうち前記緩衝部と反対側の軸方向の先端から離れ、
前記端面には、周方向に互いに間隔をあけて複数の第1溝が設けられると共に、複数の第2溝が前記第1溝の間に設けられ、
前記第1溝は、軸方向から見て前記空気孔の位置から径方向へ向かって延び、
前記第2溝は、前記取付部から径方向へ向かって延びていることを特徴とするストッパ。 - ブラケットに取り付けられ、前記ブラケットの接触面に押し付けられて軸方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する筒状の弾性体により形成されたストッパであって、
前記接触面に接触可能な軸方向の端面を有する筒状の緩衝部と、
前記端面から軸方向に突出して前記ブラケットに嵌めることが可能な筒状の取付部と、を備え、
前記取付部には、径方向に貫通する空気孔が設けられ、
前記空気孔は、前記取付部のうち前記緩衝部と反対側の軸方向の先端から離れ、
前記端面には、第1溝が設けられ、
前記第1溝は、軸方向から見て前記空気孔の位置から径方向へ向かって延び、
前記取付部は、前記空気孔と前記第1溝とを軸方向に隔てる離隔部を備えることを特徴とするストッパ。 - 接触面を有するブラケットと、
前記ブラケットに取り付けられ、前記接触面に押し付けられて軸方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する筒状の弾性体により形成されたストッパと、を備え、
前記ストッパは、前記接触面に接触可能な軸方向の端面を有する筒状の緩衝部と、
前記端面から軸方向に突出して前記ブラケットに嵌まる筒状の取付部と、を備え、
前記緩衝部および前記取付部の全体が弾性体により一体成形され、
前記取付部には、径方向に貫通する空気孔が設けられ、
前記空気孔は、前記取付部のうち前記緩衝部と反対側の軸方向の先端から離れ、
前記端面および前記接触面の少なくとも一方には、第1溝が設けられ、
前記第1溝は、軸方向から見て前記空気孔の位置から径方向へ向かって延びていることを特徴とするストッパユニット。 - 接触面を有するブラケットと、
前記ブラケットに取り付けられ、前記接触面に押し付けられて軸方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する筒状の弾性体により形成されたストッパと、を備え、
前記ストッパは、前記接触面に接触可能な軸方向の端面を有する筒状の緩衝部と、
前記端面から軸方向に突出して前記ブラケットに嵌まる筒状の取付部と、を備え、
前記取付部には、径方向に貫通する空気孔が設けられ、
前記空気孔は、前記取付部のうち前記緩衝部と反対側の軸方向の先端から離れ、
前記接触面のみに、第1溝が設けられ、
前記第1溝は、軸方向から見て前記空気孔の位置から径方向へ向かって延びていること
を特徴とするストッパユニット。 - 前記第1溝は、前記接触面と前記端面とが軸方向に対向している部位の径方向両端縁まで少なくとも設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載のストッパユニット。
- ブラケットに取り付けられ、前記ブラケットの接触面に押し付けられて軸方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する筒状のストッパの製造方法であって、
前記ブラケットに嵌めることが可能な筒状の取付部と、蛇腹状の外周面および内周面を有して前記取付部に連なる筒状の緩衝部と、前記取付部の外周面から径方向外側へ突出する突出部とを有して、前記突出部内に底が位置するように前記取付部の内周面から径方向外側へ向かって凹部を設けた熱可塑性エラストマ製の成形体をブロー成形する成形工程と、
前記ブロー成形により成形された前記成形体の前記突出部を前記取付部の外周面に沿ってカットして、前記取付部を径方向に貫通する空気孔を前記凹部により形成するカット工程と、を備えることを特徴とするストッパの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019095026A JP7271308B2 (ja) | 2019-05-21 | 2019-05-21 | ストッパ、ストッパユニット及びストッパの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019095026A JP7271308B2 (ja) | 2019-05-21 | 2019-05-21 | ストッパ、ストッパユニット及びストッパの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020190272A JP2020190272A (ja) | 2020-11-26 |
JP7271308B2 true JP7271308B2 (ja) | 2023-05-11 |
Family
ID=73453568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019095026A Active JP7271308B2 (ja) | 2019-05-21 | 2019-05-21 | ストッパ、ストッパユニット及びストッパの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7271308B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003021188A (ja) | 2002-05-01 | 2003-01-24 | Tokai Rubber Ind Ltd | バンパスプリング |
JP2015203480A (ja) | 2014-04-16 | 2015-11-16 | 大和化成工業株式会社 | クリップ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0288223A (ja) * | 1988-09-26 | 1990-03-28 | Osaka Bobin Kk | 糸処理ボビンの孔あけ方法 |
JPH02107849U (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-28 | ||
JPH04132870A (ja) * | 1990-09-25 | 1992-05-07 | Mazda Motor Corp | エンジンの吸気管の製造方法 |
ITTO20120473A1 (it) * | 2012-05-31 | 2013-12-01 | Insit Ind S P A | Tampone smorzatore per sospensioni di autoveicoli |
-
2019
- 2019-05-21 JP JP2019095026A patent/JP7271308B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003021188A (ja) | 2002-05-01 | 2003-01-24 | Tokai Rubber Ind Ltd | バンパスプリング |
JP2015203480A (ja) | 2014-04-16 | 2015-11-16 | 大和化成工業株式会社 | クリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020190272A (ja) | 2020-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6638164B2 (ja) | 半空気入りタイヤ及び半空気入りタイヤの製作方法 | |
US5957441A (en) | Hourglass-shaped elastomeric compression spring | |
WO2010041749A1 (ja) | 防振装置 | |
JP4203063B2 (ja) | 防振装置 | |
US20110247908A1 (en) | Dynamic damper for hollow rotating shaft | |
US10001190B2 (en) | Cylinder device | |
JP6169449B2 (ja) | 液体封入式円筒型マウント | |
JP6294728B2 (ja) | ダストブーツ、ダストブーツの製造方法および緩衝器 | |
JP7271308B2 (ja) | ストッパ、ストッパユニット及びストッパの製造方法 | |
JP3962133B2 (ja) | 油圧緩衝弾性軸受 | |
KR102507233B1 (ko) | 타이어의 소음 저감장치 | |
JP2015108414A (ja) | 緩衝体 | |
JP6872316B2 (ja) | プロペラシャフト用ダイナミックダンパ | |
JP2012241822A (ja) | 中空軸用ダイナミックダンパ | |
WO2016072426A1 (ja) | シリンダ装置及びカバー部材 | |
ITTO20120473A1 (it) | Tampone smorzatore per sospensioni di autoveicoli | |
WO2019116878A1 (ja) | 緩衝ストッパ | |
JP6974989B2 (ja) | 防振装置の製造方法 | |
JP7328844B2 (ja) | 伸縮部材 | |
JP6701004B2 (ja) | ギアダンパ | |
JP2020111256A (ja) | 車両用タイヤホイール組立体 | |
JP4511438B2 (ja) | 防振装置及びその製造方法 | |
JP7199292B2 (ja) | 緩衝装置 | |
CN114635921B (zh) | 轴承、外轴套以及轴承制造方法 | |
JP2024075528A (ja) | 蛇腹筒体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220314 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7271308 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |