JP7271261B2 - 高純度フェライト系ステンレス鋼及び高純度フェライト系ステンレス鋼鋳片 - Google Patents
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Description
[1]化学成分が質量%で、C:0.01%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.3%以下、P:0.04%以下、S:0.006%以下、Cr:10~24%、Al:0.01~0.2%、Ti:0.15~0.35%、Mo:0~2.0%以下、O:0.0005~0.01%、N:0.005~0.02%、Ca:0.0030%以下、Mg:0.0006~0.0030%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、下記式(1)~(3)を満足するとともに、CaOを含有する最大径2μm以上の酸化物系介在物のうち、内部にMgOおよび/またはMgO・Al2O3の相が存在する前記酸化物系介在物の割合が個数比で70%以上であることを特徴とする高純度フェライト系ステンレス鋼。
2.44×[%Ti]×[%N]×{[%Si]+0.05×([%Al]-[%Mo])-0.01×[%Cr]+0.35}≧0.0012 ・・・ 式(1)
[%Ti]/([%O]+1.5[%C])≧15 ・・・ 式(2)
[%N]/[%O]≧2.08 ・・・ 式(3)
ここで、[%元素名]は当該元素の含有量(質量%)を意味する。
[2]更に、質量%で、B:0.0001~0.002%、Nb:0.01~0.6%、Ni:0.05~2.0%、Cu:0.05~2.0%、Sn:0.002~0.5%、V:0.001~2.0%、Co:0.05~2.5%、Ta:0.01~0.2%、W:0.01~2.5%、Ga:0.0004~0.05%の1種もしくは2種以上を含有することを特徴とする[1]に記載の高純度フェライト系ステンレス鋼。
[3][1]又は[2]に記載の化学成分を有し、[1]に記載の式(1)~(3)を満足するとともに、CaOを含有する最大径5μm以上の酸化物系介在物の内、前記酸化物系介在物の表面にTiNが存在する割合が85%以上であることを特徴とする高純度フェライト系ステンレス鋼鋳片。
無作為に選んだ最大径が5μm以上の介在物20個についてEPMAを用いた元素濃淡マッピングを行い、CaSの生成状況を確認した。その結果、加熱条件が高温で長時間であるほどCaSの生成が顕著であり、また5分程度の短時間ではCaSは生成しないことが分かった。このことから、CaSの生成が起こり得る加熱を含む工程として、焼鈍等の短時間加熱は除外されることが分かった。
2.44×[%Ti]×[%N]×{[%Si]+0.05×([%Al]-[%Mo])-0.01×[%Cr]+0.35}≧0.0012 ・・・ 式(1)
[%Ti]/([%O]+1.5[%C])≧15 ・・・ 式(2)
[%N]/[%O]≧2.08 ・・・ 式(3)
[%元素名]は当該元素の含有量(質量%)を意味する。
ここまでは、鋳片及び熱間圧延前の加熱を行った鋳片における評価結果について説明を行った。ここからは、さらに圧延を行った鋼板(ステンレス鋼)を対象として説明を行う。
鋼中の介在物は、圧延によって破砕される。前述の鋳片では破砕される前の状態であるため、評価する介在物を5μm以上とした。一方、圧延後の鋼板においては介在物が破砕されており、最大径2μm未満の酸化物系介在物では発銹の起点になりにくいため、最大径2μm以上の酸化物系介在物に限定する。また、CaOを含有していない酸化物系介在物の場合、鋳片加熱時にCaSになり得ず、考慮する必要がないため、CaOを含有する酸化物系介在物に限定する。
酸化物系介在物の内、内部にMgOおよび/またはMgO・Al2O3の相が存在する酸化物系介在物の割合を個数比で70%以上に限定している理由を述べる。本発明では、鋳片加熱段階で酸化物系介在物の周囲のTiN存在率を高めるため、酸化物系介在物の内部にMgOおよび/またはMgO・Al2O3の相を存在させることが重要である。しかしながら、板であれば、介在物が破砕して酸化物系介在物とTiNが分断されている場合があること、および図3には、酸化物系介在物の形状を模式的に示している。酸化物系介在物1は3次元的な形状であり、同一の酸化物系介在物中にMgOおよび/またはMgO・Al2O3の相3が局所的に存在している場合であっても、観察面A(2A)では観察される一方、別の観察面B(2B)では観察断面にMgOおよび/またはMgO・Al2O3の相3が観察されない。即ち、酸化物系介在物中にMgOおよび/またはMgO・Al2O3の相3が内在する比率に比較し、酸化物系介在物中にMgOおよび/またはMgO・Al2O3の相3が観察される比率は低いことが想定される。そして、MgOまたはMgO・Al2O3の相が観察される酸化物系介在物の割合が個数比で70%以上であれば、耐発銹性に優れることが確認できた。このことから内部にMgOまたはMgO・Al2O3の相が存在する酸化物系介在物の割合を個数比で70%以上とした。
上述したように本発明は介在物組成制御とTiを主体とする溶鋼中成分制御に関するもので、一般的に製造されているTi安定化系のフェライト系ステンレス鋼に適用可能なものである。以下に好適に用いることができる成分範囲を示すが、これに限定されるものではない。
CはCrの炭化物を生成することで耐食性を低下させ、また顕著に加工性を低下させる。またTiと反応して炭化物を形成するため酸化物系介在物を被覆するTiN生成量を減少させる場合があるため、0.01%以下とする。ただし、過剰な低下は精錬時の脱炭負荷を高めるため0.001%以上とする。好ましくは、下限は0.002%、上限は0.008%とするとよい。
SiはTiおよびNの溶解度を下げ、TiNの晶出を促進させる元素である。その他に、脱酸促進による脱硫にも有効な元素であり、TiNによる被覆前のCaS生成を間接的に抑制可能であるため、CaS生成抑制に有効な元素である。ただし、必須元素ではなく、過剰な添加は加工性の低下を招く等、耐食性以外の品質を悪化させるため、上限を1.0%とする。
Mnは脱酸に寄与する元素であるが、加工性を低下させる。Mnよりも強力な元素であるAlで十分に脱酸が可能なため、添加する必要はないが、Al添加前に予備脱酸として用いる分には添加しても構わない。添加する場合、その効果を発現させるためには0.01%以上にするとよく、好ましくは0.05%以上にするとよい。一方、加工性の低下を防ぐため、0.3%以下とし、好ましくは0.25%以下にするとよい。
Pは靱性や熱間加工性、耐食性を低下させる等、ステンレス鋼にとって有害であるため、少ないほど良く、0.04%以下とするとよい。但し、過剰な低下は精錬時の負荷が高いか、または高価格の原料を用いる必要があるため、実操業としては0.005%以上含有してもよい。
前述の要件によって鋳片加熱時のCaS生成は抑制できるが、Sが0.006%を超えて含まれていると、TiNが酸化物系介在物を被覆する前にCaSが生成してしまい、発銹を抑制できないため、上限を0.006%以下とする。
Crはステンレス鋼に耐食性をもたらす重要な元素で、10%以上の添加が必要であり、好ましくは15%以上にするとよい。その一方で多量の添加は加工性の低下を招くため、上限を24%とし、好ましくは19%以下にするとよい。
Alは鋼を脱酸するために必要な元素であり、Sを0.01%以下にするためにも必要な元素である。そのため下限を0.01%とする。過剰な添加は加工性を低下させるため、その上限を0.2%とする。
Tiを添加することでCaOとメタル母地を隔離するTiNを生成させることができる。十分な量のTiNを生成させるためには0.15%以上の添加が必要である。但し過剰に添加するとCaOを含む酸化物系介在物とは無関係にTiNが生成して鋳造時のノズル閉塞や製品の表面欠陥を招くため、その上限を0.35%とする。
Moは添加することでステンレス鋼の高い耐食性を更に高める作用がある。しかし、非常に高価であるため2.0%を超えて添加しても合金コストの増大に見合う効果が得られないばかりか、高Crで脆いシグマ相を形成して脆化と耐食性の低下を招く。また、TiNを形成しにくくする。そのため、上限を2.0%とする。Moは含有しなくても良い。好ましい範囲は0.5~1.5%である。
Oが0.010%を超えて存在すると、酸化物系介在物が多量に生成し、TiN被覆に必要なTi量も多量になり合金コストの増加を招くため、上限を0.010%以下とする。但し、過剰な脱酸もまた精錬負荷が増加してコストアップを招くため、下限も0.0005%とする。OはT.Oを意味する。
NはTiNを形成する元素であり、TiNを十分に生成させるためには0.005%以上必要である。但し、過剰に存在しているとTiと反応せず余ったNで加工性が低下し、またCr窒化物を形成することで鋭敏化といったCaSによる発銹以外の耐食性低下も問題になる。そのため上限を0.02%以下とする。
Caは本発明においては不要な元素である。0.0030%を超えて存在すると、精錬中または鋳造中に直接Sと反応してCaSを生成してしまうため、その上限を0.0030%以下とする。
Mgは脱酸・脱硫に有効な元素であるとともに、MgOやMgO・Al2O3系を酸化物系介在物中に晶出させることで、TiN生成を促進させることができる。その効果は0.0003%以上で得られる。ただし、過剰な添加によりMgとSが溶鋼中で直接反応してMgSを生成する。MgSも水溶性介在物であり、耐食性を劣化させるため、その上限を0.0030%とする。
Bは粒界の強度を高める元素であり、加工性の向上に寄与する。含有する場合、この効果を発現させるためには0.0001%以上含有するとよく、好ましくは0.0005%以上にするとよい。一方、過剰な添加は却って延びの低下による加工性低下を招くため、上限を0.002%とし、好ましくは0.0010%以下にするとよい。
Nbは成形性や耐食性を高める作用がある。含有する場合、この効果を得るためには0.01%以上含有すると良く、好ましくは0.1%以上含有するとよく、更に好ましくは0.25%以上にするとしてもよい。一方、0.6%を超えて添加すると再結晶しにくくなって組織が粗くなるため、上限を0.6%とするよく、好ましくは0.5%以下にするとよい。
Niは添加することでステンレス鋼の高い耐食性を更に高める作用がある。含有する場合、この効果を得るためには0.01%以上含有すると良く、好ましくは0.05%以上あるいは0.1%以上含有するとよく、更に好ましくは0.2%以上にするとよい。一方、高価な元素であるため2.0%を超えて添加しても合金コストの増大に見ある効果が得られないため、その上限を2.0%とし、好ましくは1.5%以下にするとよい。
Cuは添加することでステンレス鋼の高い耐食性を更に高める作用がある。含有する場合、この効果を得るためには0.01%以上含有すると良く、好ましくは0.05%以上あるいは0.1%以上含有するとよく、更に好ましくは0.5%以上にするとよい。一方、過剰な添加は製造上のコストに見合う性能向上がなされないため、上限を2.0%とよく、好ましくは1.5%以下にするとよい。
Snは添加することでステンレス鋼の高い耐食性をさらに高める効果がある。含有する場合、この効果を得るためには0.002%以上含有すると良く、好ましくは0.01%以上含有するとよく、更に好ましくは0.02%以上にするとよい。一方で過剰な添加は加工性の低下につながるため、上限を0.5%とし、好ましくは0.3%以下にするとよい。
Vは、耐食性を向上させる効果を有するため、必要に応じて含有させてもよい。しかしながら、Vを過剰に含有させると、靭性が低下する。また、粗大炭窒化物によって靭性が低下する。このため、V含有量は2.0%以下とする。V含有量は1.0%以下とするのが好ましく、0.5%以下とするのがより好ましく、0.1%以下とするのがさらに好ましい。一方、上記効果を得るためには、V含有量は0.001%以上とする。好ましくは0.01%以上とする。
Coは、鋼材の強度を向上させる効果を有するため、必要に応じて含有させてもよい。しかしながら、Coを過剰に含有させると、靭性が低下する。このため、Co含有量は2.5%以下とする。Co含有量は1.0%以下とするのが好ましく、0.8%以下とするのがより好ましい。一方、上記効果を得るためには、Co含有量は0.05%以上とするのが好ましく、0.10%以上とするのがより好ましい。
Taは、耐食性を向上させる効果を有するため、必要に応じて0.01%以上含有させてもよい。好ましく、0.04%以上とするのが好ましく、0.08%以上とするのがさらに好ましい。しかしながら、Taを過剰に含有させると、靭性が低下する。このため、Ta含有量は0.2%以下とする。
Wは、耐食性を向上させる効果を有するため、必要に応じて含有させてもよい。しかしながら、Wを過剰に含有させると、靭性が低下する。また、粗大炭窒化物によって靭性が低下する。このため、W含有量は2.5%以下とする。W含有量は2.0%以下とするのが好ましく、1.5%以下とするのがより好ましい。一方、上記効果を得るためには、W含有量は0.01%以上とする。0.05%以上とするのが好ましく、0.10%以上とするのがより好ましい。
Gaは、耐食性を向上させる効果を有するため、必要に応じて含有させてもよい。しかしながら、Gaを過剰に含有させると、熱間加工性が低下する。このため、Ga含有量は0.05%以下とする。一方、上記効果を得るためには、Ga含有量は0.0004%以上とするのが好ましい。
再度、本発明の効果を発揮することのできる、鋳片での条件について説明する。
二次精錬において、Al等による脱酸やスラグ調整、金属MgやMg合金、Ti合金等の添加を行って成分および介在物量・組成を制御して溶製した、表1に示す成分を有する溶鋼を連続鋳造機により鋳造し、得られた鋳片を熱間圧延し、更に熱延板焼鈍・酸洗を行い、冷間圧延、焼鈍・酸洗を行うことで、1.0mm厚の冷延板を製造し、介在物測定とSST試験に供した。
符号b2はTi濃度が低いこと、およびその他成分の影響でTiやNの活量がTiN生成を十分に生じさせるほど高くなく、式(1)を満たさないことから、TiNによる酸化物系介在物の被覆が十分でなかったため、CaSが生成して多数の発銹が生じた。
符号b6はAl濃度が高く、加工性が悪かった。またCa濃度やMg濃度が高すぎたため、凝固前にCaやMgがSと直接反応してCaSやMgSを生成したため、耐食性が低かった。
二次精錬において、Al等による脱酸やスラグ調整、金属MgやMg合金、Ti合金等の添加を行って成分および介在物量・組成を制御して溶製した、表3に示す成分を有する溶鋼を連続鋳造機により鋳造し、鋳片の介在物評価を行った。また鋳造して得られた鋳片を熱間圧延し、更に熱延板焼鈍・酸洗を行い、冷間圧延、焼鈍・酸洗を行うことで、1.0mm厚の冷延板を製造し、鋼板の介在物測定とSST試験に供した。
2A 観察面A
2B 観察面B
3 MgOまたはMgO・Al2O3の相
Claims (3)
- 化学成分が質量%で、C:0.01%以下、
Si:1.0%以下、
Mn:0.3%以下、
P:0.04%以下、
S:0.006%以下、
Cr:10~24%、
Al:0.01~0.2%、
Ti:0.15~0.35%、
Mo:0~2.0%、
O:0.0005~0.01%、
N:0.005~0.02%、
Ca:0.0030%以下、
Mg:0.0006~0.0030%
を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、下記式(1)~(3)を満足するとともに、CaOを含有する最大径2μm以上の酸化物系介在物のうち、内部にMgOまたはMgO・Al2O3の相が存在する前記酸化物系介在物の割合が個数比で70%以上であることを特徴とする高純度フェライト系ステンレス鋼。
2.44×[%Ti]×[%N]×{[%Si]+0.05×([%Al]-[%Mo])-0.01
×[%Cr]+0.35}≧0.0012 ・・・ 式(1)
[%Ti]/([%O]+1.5[%C])≧15 ・・・ 式(2)
[%N]/[%O]≧2.08 ・・・ 式(3)
ここで、[%元素名]は当該元素の含有量(質量%)を意味する。 - 更に、質量%で、
B:0.0001~0.002%、
Nb:0.01~0.6%、
Ni:0.05~2.0%、
Cu:0.05~2.0%、
Sn:0.002~0.5%、
V:0.001~2.0%、
Co:0.05~2.5%、
Ta:0.01~0.2%
W:0.01~2.5%、
Ga:0.0004~0.05%、
の1種もしくは2種以上を含有することを特徴とする請求項1記載の高純度フェライト系ステンレス鋼。 - 請求項1又は請求項2に記載の化学成分を有し、請求項1に記載の式(1)~(3)を満足するとともに、CaOを含有する最大径5μm以上の酸化物系介在物の内、前記酸化物系介在物の表面にTiNが存在する割合が85%以上であることを特徴とする高純度フェライト系ステンレス鋼鋳片。
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