JP7269808B2 - 媒体発行装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体を搬送し、印字ヘッドにより媒体に印刷を行う媒体発行装置に関する。
特許文献1には、切符などのカード型の媒体を発行する媒体発行装置(カード発行機)が開示される。特許文献1のカード発行機は、長尺の媒体を取り込んでカットし、カード待機部にセットする。カード発行指令を受信すると、搬送モータが駆動され、媒体を所定長にカットしたカードが搬送路に送り込まれる。カードは、磁気データを記録する記録ヘッドおよび印字ヘッドの位置に搬送され、磁気データの記録および印字が行われてカード発行口から排出される。
媒体発行装置においては、媒体を搬送する搬送路の幅は、搬送路の幅方向の両側に配置されるフレームによって規定される。特許文献1では、本体シャーシと図示しないフレームプレートとの間に搬送路が設けられ、カードは本体シャーシを基準として搬送される。搬送路の一部には幅決め支柱が配置され、幅決め支柱にスペーサ板を度当たりさせることによって搬送路の幅を規定している。
特開2006-240763号公報
媒体発行装置において、搬送路における媒体のスキューを抑制するためには、搬送路の幅を媒体の幅に応じて調節する必要がある。従って、様々な幅の媒体を用いるためには、搬送路の幅の変更への対応が容易であることが好ましい。また、搬送路には、媒体を挟んで搬送するローラが配置される。従って、媒体発行装置のメンテナンスを行うにあたって、ローラの交換が容易であることが好ましい。
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、媒体が通過する搬送路の幅の変更や搬送路に配置されるローラの交換を容易にすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の媒体発行装置は、媒体が搬送される搬送路の幅を規定する一対の側板と、前記一対の側板の間隔を規定する複数の幅規定軸と、前記一対の側板の間に配置される第1ローラを支持する第1ローラ軸と、前記第1ローラと対向する第2ローラを支持する第2ローラ軸と、前記第1ローラと前記第2ローラの少なくとも一方を回転させる駆動機構と、を備え、前記複数の幅規定軸、前記第1ローラ軸、および第2ローラ軸は、いずれも、前記一対の側板の間隔を変えることなく、前記一対の側板の間に着脱可能であることを特徴とする。
本発明によれば、搬送路の幅を規定する一対の側板の間隔が幅規定軸によって規定される。また、幅規定軸と、第1ローラを支持する第1ローラ軸と、第1ローラと対向する第2ローラを支持する第2ローラ軸は、いずれも、一対の側板の間隔を変えることなく、一対の側板の間に着脱可能である。従って、幅規定軸の交換のみで搬送路の幅を変更できる。また、一対の側板を動かさずに幅規定軸を交換できる。従って、媒体の幅の変更への対応が容易である。媒体の幅に合わせた搬送路の幅にすることで、搬送時のスキューを抑制
できる。従って、印字品質を向上させることができる。また、媒体を挟んで搬送するローラ対の交換を行う際、一対の側板を分解せずに行うことができる。従って、ローラ対の交換が容易である。
本発明において、前記一対の側板は、それぞれ、前記幅規定軸の端面に前記幅規定軸とは反対側からねじ止めされている。このようにすると、幅規定軸の長さによって搬送路の幅を規定できる。また、ねじを取り外す作業は、一対の側板の外側から行うことができる。従って、側板の内側に作業スペースを確保できなくても幅規定軸を取り外すことができるので、幅規定軸の交換が容易であり、搬送路の幅の変更が容易である。
本発明において、前記第1ローラ軸の一方端が前記一対の側板の一方を貫通する孔から突出し、前記一方端には着脱可能な抜け止め部材が取り付けられ、前記第1ローラ軸の他方端が前記一対の側板の他方を貫通する孔から突出し、前記他方端には、前記駆動機構の駆動力を前記第1ローラ軸に伝達する回転部材が取り付けられていることが好ましい。このようにすると、抜け止め部材を取り外して第1ローラ軸を一対の側板から抜き取ることができる。従って、第1ローラの交換が容易である。
この場合に、前記抜け止め部材は、Eリングであることが好ましい。Eリングを用いれば、第1ローラ軸の一方端への着脱が容易である。従って、第1ローラ軸を一対の側板から容易に抜き取ることができる。
本発明において、前記第2ローラ軸は、一方端が前記一対の側板の一方を貫通する孔から突出し、他方端が前記一対の側板の他方にねじ止めされていることが好ましい。このようにすると、第2ローラ軸の他方端からねじを取り外して、第2ローラ軸を一対の側板から抜き取ることができる。従って、第2ローラの交換が容易である。
本発明において、前記第2ローラの回転中心に配置される中心軸と、前記第2ローラ軸に固定される取付部、および、前記取付部から前記第2ローラ軸と交差する方向へ延びたアームを備え、前記アームに前記中心軸が固定されているアーム部材と、前記アームを介して前記第2ローラを前記第1ローラ側へ付勢するねじりコイルばねと、を備え、前記ねじりコイルばねは、前記第2ローラ軸に装着されていることが好ましい。このようにすると、第2ローラ軸を一対の側板から取り外すことによって、第2ローラだけでなく、第2ローラを第1ローラに押し付ける押圧機構(ねじりコイルばね、アーム部材、中心軸)をまとめて取り外すことができる。従って、第2ローラの交換が容易である。
本発明において、前記一対の側板の一方に配置される第1ガイド部と、前記一対の側板の他方に配置される第2ガイド部と、を備え、前記第1ガイド部および前記第2ガイド部のそれぞれは、前記媒体が通過する隙間を空けて対向する一対のガイド板を備え、前記搬送路は、前記一対のガイド板によって規定され、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部は、隙間を空けて配置されることが好ましい。このようにすると、第1ガイド部と第2ガイド部の隙間から媒体を確認でき、搬送路に詰まった媒体を容易に見つけることができる。
本発明によれば、搬送路の幅を規定する一対の側板の間隔が幅規定軸によって規定される。また、幅規定軸と、第1ローラを支持する第1ローラ軸と、第1ローラと対向する第2ローラを支持する第2ローラ軸は、いずれも、一対の側板の間隔を変えることなく、一対の側板の間に着脱可能である。従って、幅規定軸の交換のみで搬送路の幅を変更できる。また、一対の側板を動かさずに幅規定軸を交換できる。従って、媒体の幅の変更への対応が容易である。媒体の幅に合わせた搬送路の幅にすることで、搬送時のスキューを抑制できる。従って、印字品質を向上させることができる。また、媒体を挟んで搬送するロー
ラ対の交換を行う際、一対の側板を分解せずに行うことができる。従って、ローラ対の交換が容易である。
本発明の実施形態に係る媒体発行装置の外観斜視図である。 図1の媒体発行装置の内部構成を示す説明図である。 印字ヘッド支持フレームを上方に旋回させた状態を示す媒体発行装置の斜視図である。 上部フレームおよび搬送機構を斜め下側から見た斜視図である。 幅規定軸の取付構造を示す断面図である。 上部フレームおよび搬送機構の一部を斜め上側から見た斜視図である。 上部フレームおよびローラ対を搬送方向から見た図である。 第1ローラ軸の取付構造を示す断面図である。 第2ローラ軸の取付構造を示す断面図である。 図1の媒体発行装置の平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を適用した媒体発行装置の実施形態を説明する。
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係る媒体発行装置1の外観斜視図である。図2は、図1の媒体発行装置の内部構成を示す説明図であり、図1のA-A位置で切断した断面図である。媒体発行装置1は、長尺の連続媒体2を所定長に切断した媒体3(図2参照)を搬送路4に沿って搬送し、搬送路4の途中に設けられた印字ヘッド5によって印字を行い、媒体発行口6から排出する装置である。印字ヘッド5と媒体発行口6の間には、媒体3への印字結果(例えば、2次元バーコード)を読み取る読取部7が設けられている。媒体発行装置1は、例えば、有料道路の通行券を発行する装置、あるいは、駐車場の入口で駐車券を発行する装置等として用いられる。
本明細書において、XYZの3方向は互いに直交する。X方向は搬送路4の幅方向であり、X方向の一方側を+X方向、他方側を-X方向とする。Y方向は媒体発行装置1の装置前後方向であり、+Y方向は前方、-Y方向は後方である。媒体発行口6は、媒体発行装置1の装置前端(+Y方向の端部)に設けられている。Z方向は媒体発行装置1の高さ方向(上下方向)である。+Z方向は上側、-Z方向は下側である。
図1、図2に示すように、媒体発行装置1は、装置後端(-Y方向の端部)に配置される媒体取り込み部9と、媒体取り込み部9の上側(+Z方向)に配置されるカッター機構8と、カッター機構8から媒体発行口6へ向かう搬送路4と、搬送路4に配置される印字ヘッド5および読取部7と、印字ヘッド5と読取部7の間の分岐位置B(図2参照)に設けられた切替機構10と、切替機構10によって搬送路4から分岐路11へ送り込まれた媒体3を回収する回収部15と、媒体3を搬送する搬送機構20と、媒体3を検知するセンサ30を備える。
連続媒体2は、媒体取り込み部9の下側(-Z側)にセットされ、媒体取り込み部9へ取り込まれる。連続媒体2は、ロール状に巻いた形態、あるいは、所定長毎に折り返されて重ねられたつづら折り状の形態でセットされる。媒体取り込み部9は、カッター機構8へ媒体3を送り出す。媒体3は、カッター機構8を通過する際に所定長に切断されて、搬送路4へ供給される。
図2に示すように、搬送路4は、カッター機構8から+Z方向へ延びて+Y方向へ湾曲
して印字ヘッド5を通過する位置まで延びる第1搬送路部分4Aと、印字ヘッド5から+Y方向へ直線状に延びて媒体発行口6に至る第2搬送路部分4Bを備える。読取部7は、第2搬送路部分4Bに配置される。
搬送機構20は、搬送路4の媒体3を、媒体発行口6に向かう方向、および、媒体発行口6に向かう方向とは逆方向へ搬送する。搬送機構20は、カッター機構8から印字ヘッド5までの第1搬送路部分4Aで媒体3を搬送する印字搬送部20Aと、印字ヘッド5から媒体発行口6までの第2搬送路部分4Bで媒体3を搬送する発行搬送部20Bを備える。図2に示すように、印字搬送部20Aは、3組のローラ対22、23、24およびプラテンローラ25を備える。ローラ対22、23、24、および、プラテンローラ25は、駆動機構21Aによって同期して駆動される。駆動機構21Aは、駆動源であるモータ18Aと、モータ18Aによって駆動されるベルト機構19A(図1参照)を備える。
発行搬送部20Bは、搬送路4の第2搬送路部分4Bに沿って配置される3組のローラ対26、27、28と、搬送路4の分岐位置Bから回収部15へ向かう分岐路11に配置されるローラ対29を備える。ローラ対26、27、28、29は、駆動機構21Bによって同期して駆動される。駆動機構21Bは、駆動源であるモータ18Bと、モータ18Bによって駆動されるベルト機構19B(図1参照)を備える。発行搬送部20Bは、印字搬送部20Aとは独立した駆動源であるモータ18Bを備えている。なお、駆動機構21A、21Bは、輪列によりモータの回転を伝達する機構であってもよい。
センサ30は、搬送路4を通過する媒体3を検出する。本形態では、センサ30は光学式センサであるが、他の検出方式のセンサを用いてもよい。媒体発行装置1には、カッター機構8側から媒体発行口6側へ向かって複数のセンサ30が配置される。複数のセンサ30は、搬送方向で隣り合うセンサ30の間隔が、媒体3の搬送方向の長さより小さくなるように配置される。
印字ヘッド5は、プラテンローラ25と対向する。本形態の印字ヘッド5は、サーマルヘッドである。媒体発行装置1は、印字ヘッド5とプラテンローラ25との間に媒体3を挟み込んだ状態で、印字ヘッド5による印字動作を行うことにより、媒体3に印字する。
読取部7は、搬送路4を通過する媒体3から印字ヘッド5で印刷された内容を読み取る。本形態では、印字ヘッド5により、媒体3に2次元バーコードを印刷する。2次元バーコードには、例えば、媒体3の発行日時等の情報が含まれる。読取部7は、2次元バーコードを読み取るバーコードリーダである。媒体発行装置1は、読取部7で読み取った情報から印字された2次元バーコードの正否判断を行う制御部(図示せず)を備える。制御部は、2次元バーコードが正しく印刷されていないと判断した場合には、当該媒体3を媒体発行口6に向かう方向とは逆方向へ搬送して、切替機構10によって分岐路11へ送り込み、回収部15へ回収する。
切替機構10は、搬送路4の分岐位置Bに配置されるフラッパ12と、フラッパ12を駆動するソレノイド(図示せず)を備える。フラッパ12はZ方向に揺動可能に支持されている。切替機構10は、ソレノイドの通電をオンオフすることにより、フラッパ12の+Y方向の端部を搬送路4へ飛び出させた状態と、フラッパ12を搬送路4から退避させた状態に変化する。媒体3を回収部15へ回収する際には、フラッパ12の+Y方向の端部を搬送路4へ飛び出させた状態に切り替える。この状態では、読取部7から-Y方向へ逆送される媒体3が分岐位置Bで分岐路11へ進入させられる。分岐路11へ進入した媒体3は、ローラ対29を通過した後に回収部15へ落下する。媒体3を媒体発行口6側へ搬送する際には、フラッパ12を搬送路4から退避させた状態に切り替える。
(フレームの全体構造)
図1に示すように、媒体発行装置1は、媒体3を処理する上記の各機構を支持するフレーム40を備える。フレーム40は、搬送路4を規定する上部フレーム40Aと、上部フレーム40Aの下側(-Z側)に配置される下部フレーム40Bを備える。下部フレーム40Bは、X方向に対向する一対の平行な下部側板41、42と、下部側板41、42の-Y方向側に配置される媒体取り込み部支持フレーム43を備える。
上部フレーム40Aは、Y方向に平行に延びる一対の側板44、45と、一対の側板44、45のX方向の間隔を規定する複数の幅規定軸46を備える。側板44、45はX方向に対向しており、搬送路4の幅は側板44、45によって規定される。側板44、45は、下部側板41、42の上端部分にねじ止めされている。幅規定軸46は、搬送路4と直交する方向(X方向)に延びており、側板44、45の間に配置される。後述するように、側板44、45は、幅規定軸46の両端にねじ止めされている。
図1に示すように、側板44、45の上端部分には、印字ヘッド5を搭載した印字ヘッド支持フレーム50、および、直方体状の筐体70が取り付けられている。印字ヘッド支持フレーム50は、搬送路4の第1搬送路部分4Aの上方に配置される。印字ヘッド支持フレーム50は、側板44、45の-Y方向の端部に配置された第1軸51を中心として上下方向(Z方向)に旋回可能である。筐体70は、第2搬送路部分4Bの上方に配置され、側板44、45の上端部分にねじ止めされている。図2に示すように、筐体70は、読取部7を内部に収容している。
(印字ヘッド支持フレーム)
図3は、印字ヘッド支持フレーム50を上方に旋回させた状態を示す媒体発行装置1の斜視図である。印字ヘッド支持フレーム50は、側板44、45の上端部分に沿ってY方向に延びる閉位置50A(図1参照)と、第1軸51から上方(+Z方向)へ立ち上がる開位置50B(図3参照)との間を旋回可能である。媒体3への印字を行う際には、印字ヘッド支持フレーム50を閉位置50Aに移動させ、印字ヘッド支持フレーム50の+Y方向の先端に配置されるフック53(図3参照)を上部フレーム40Aに設けられた係止部(図示せず)に係止する。これにより、印字ヘッド支持フレーム50によって第1搬送路部分4Aの上側が規定され、印字ヘッド支持フレーム50に搭載された印字ヘッド5がプラテンローラ25と対向する(図2参照)。
印字ヘッド支持フレーム50は、+Y方向の先端から突出する指掛け部55を備える。指掛け部55を持ち上げることにより、フック53が係止部から外れるため、印字ヘッド支持フレーム50の開閉動作を行うことができる。図3に示すように、印字ヘッド支持フレーム50を開位置50Bへ移動させると、印字ヘッド5がプラテンローラ25から離間し、搬送路4が開放される。
図1に示すように、印字ヘッド支持フレーム50は、側板44、45に支持される第1軸51を中心として上下方向(Z方向)に旋回可能な第1フレーム510と、第1フレーム510に支持される第2軸52を中心として、第1フレーム510に対して旋回可能な第2フレーム520を備える。第2軸52は第1軸51と平行である。図1に示すように、第2フレーム520は、第1フレーム510の内側において第2軸52から+Y方向へ延びている。印字ヘッド5は、第2フレーム520の+Y方向の端部に配置される。
図3に示すように、第1フレーム510は、第1軸51を中心として旋回する一対の平行な第1アーム511、512と、第1アーム511、512の間に配置されるガイド板513を備える。図2に示すように、印字ヘッド支持フレーム50を閉位置50Aに移動させると、ガイド板513によって第1搬送路部分4Aの上部が規定される。第1フレー
ム510と第2フレーム520との間には、弾性部材であるコイルばね54が架け渡されている。コイルばね54は、印字ヘッド5をガイド板513に押し付ける方向へ第2フレーム520を付勢する。印字ヘッド5は、コイルばね54の付勢力により、ガイド板513に設けられた開口部514からプラテンローラ25側へ突出するように位置決めされる。
図1に示すように、第2フレーム520は、第2軸52を中心として旋回可能な一対の第2アーム521、522を備えており、第2アーム521、522の間にX方向に延びる軸部材523が配置される。軸部材523の両端は、第2アーム521、522に固定される。また、図2に示すように、第1フレーム510は、軸部材523の下側に配置される軸部材515を備えており、軸部材515の両端は一対の第1アーム511、512に固定される。コイルばね54は、軸部材523、515の間に自由長よりも伸びた状態で掛け渡されている。従って、コイルばね54の付勢力は、第2フレーム520を介して、印字ヘッド5をプラテンローラ25側へ付勢する方向に作用する。
ここで、コイルばね54の付勢力は、コイルばね54の一端が係止された軸部材523を第2アーム521、522の間から取り外すか、あるいは、コイルばね54の他端が係止された軸部材515を第1アーム511、512の間から取り外すことにより、解除することが可能である。例えば、本形態では、図1に示すように、第2アーム521、522の幅方向の外側に配置される第1アーム511、512には、作業孔516が設けられている。従って、作業孔516から工具を挿入して、第2アーム521、522に軸部材523を固定するねじを取り外し、コイルばね54の付勢力を解除することができる。これにより、印字ヘッド5が搭載された第2フレーム520を第2軸52を中心として回転させ、印字ヘッド5の交換やメンテナンス、印字ヘッド5の取付角度の調整等を行うことができる。
(幅規定軸の取付構造)
図4は、上部フレーム40Aおよび搬送機構20を斜め下側から見た斜視図である。図1、図4に示すように、上部フレーム40Aにおいて、一対の側板44、45の間には、6箇所に幅規定軸46が配置されている。6本の幅規定軸46のうちの3本は、側板44、45の上端に配置されている。また、6本の幅規定軸46のうちの3本は、側板44、45の下端に配置されている。
図5は、幅規定軸46の取付構造を示す断面図であり、図2のD位置で切断した断面図である。幅規定軸46は、切削加工により形成されている。幅規定軸46の一方端側(+X側)の端面461、および他方端側(-X側)の端面462には、それぞれ、ねじ穴463が形成されている。一対の側板44、45のうち、+X側の側板44は、幅規定軸46の+X側の端面461にねじ止めされている。また、-X側の側板45は、幅規定軸46の-X側の端面462にねじ止めされている。側板44、45を端面461、462にねじ止めするねじ464は、側板44、45に設けられた幅規定軸固定孔441、451に幅規定軸46とは反対側から通されて、ねじ穴463にねじ止めされる。
幅規定軸46は、一方端および他方端が側板44に設けられた幅規定軸固定孔441、および側板45に設けられた幅規定軸固定孔451に嵌まっておらず、幅規定軸46の端面461、462は、側板44、45の表面に当接する平坦面である。従って、ねじ464を取り外すことにより、側板44、45の間の間隔を拡げることなく、側板44、45の間から幅規定軸46を取り外すことが可能である。
(ローラ対)
上部フレーム40Aを構成する一対の側板44、45の間には、搬送機構20のローラ
対22、23、24およびローラ対26、27、28、29が配置される。図2に示すように、各ローラ対は、それぞれ、駆動源からの駆動力が伝達される第1ローラ61と、第1ローラ61と対向する第2ローラ62を備える。第2ローラ62は、押圧機構63によって第2ローラ62へ押し付けられている。
図6は、上部フレームおよび搬送機構20の一部を斜め上方から見た斜視図である。図7は、上部フレーム40Aおよびローラ対26を搬送方向から見た図であり、図2のE位置から見た図である。図8は、第1ローラ軸610の取付構造を示す断面図であり、図2のF位置で切断した断面図である。図9は、第2ローラ軸620の取付構造を示す断面図であり、図2のG位置で切断した断面図である。以下、代表してローラ対26の構成およびその支持構造を説明する。本形態では、搬送機構20の各ローラ対は、いずれも、ローラ対26と同様に構成される。
(第1ローラ軸)
図7、図8に示すように、第1ローラ61は、第1ローラ61の回転中心に配置される第1ローラ軸610によって支持される。第1ローラ61は、第1ローラ軸610と一体に回転する。第1ローラ軸610の一方端611は、側板45に設けられた第1ローラ軸支持孔452に配置される軸受部材64によって回転可能に支持される。軸受部材64から側板45の-X側へ突出した一方端611の先端部には、抜け止め部材65が取り付けられている。本形態では、抜け止め部材65として、Eリング(E形止め輪、イーリング)を用いている。
第1ローラ軸610の他方端612は、側板44に設けられた第1ローラ軸支持孔442に配置される軸受部材64によって回転可能に支持されて、側板44の+X方向側へ突出している。他方端612には、駆動機構21Bのプーリ196が固定される。第1ローラ軸610には、プーリ196を介して駆動機構21Bの駆動力が伝達される。
ここで、搬送機構20の各ローラ対は、いずれも、側板44から+X側へ突出する第1ローラ軸610を備える。図1、図4、図5に示すように、側板44の+X側には、駆動機構21Aを構成するベルト機構19A、および、駆動機構21Bを構成するベルト機構19Bが配置される。ベルト機構19Aの駆動源であるモータ18A、および、ベルト機構19Bの駆動源であるモータ18Bは、いずれも、側板44、45の間に配置される。モータ18A、18Bの出力軸は、側板44の+X側へ突出する。
ベルト機構19Aは、印字搬送部20Aのローラ対22、23、24に設けられた第1ローラ軸610の他方端612に固定された3個のプーリ191と、モータ18Aの出力軸に固定されるプーリ192と、プラテンローラ25と一体に回転するプーリ193を備える。プーリ191、192、193には、駆動ベルト195が架けられている。
同様に、ベルト機構19Bは、発行搬送部20Bのローラ対26、27、28、29に設けられた第1ローラ軸610の他方端612に固定された4個のプーリ196と、モータ18Bの出力軸に固定されるプーリ197と、複数のガイドプーリ194と、プーリ196、197およびガイドプーリ194に架けられた駆動ベルト198を備える。
図8に示すように、第1ローラ軸610は、一方端611に取り付けた抜け止め部材65と、他方端612に取り付けられたプーリ196によってX方向の位置が規定されており、側板44、45から抜けないように保持されている。第1ローラ61を交換する際は、一方端611に取り付けた抜け止め部材65を取り外すことにより、側板45から-X方向へ第1ローラ軸610を抜き取る。これにより、第1ローラ軸610から第1ローラ61を取り外すことができる。従って、側板44、45の間隔を変えることなく、第1ロ
ーラ軸610を側板44、45の間から取り外して、第1ローラ61を交換することができる
(第2ローラ軸)
図2に示すように、第1ローラ軸610の斜め上側には、第1ローラ軸610と平行に延びる第2ローラ軸620が配置される。本形態では、第2ローラ62は、第2ローラ軸620を中心として揺動する揺動フレームに取り付けられている。従って、第2ローラ62は、第2ローラ軸620を中心として、第1ローラ61に対して接近および離間する方向へ移動可能に支持されている。図6、図7に示すように、押圧機構63は、第2ローラ軸620を中心として揺動する揺動フレームを構成するアーム部材66および中心軸630と、揺動フレームを第1ローラ61側へ付勢するねじりコイルばね67によって構成されている。
第2ローラ軸620には、アーム部材66およびねじりコイルばね67が取り付けられている。アーム部材66は、第2ローラ軸620の中央に配置される取付部661と、取付部661から第2ローラ軸620と交差する方向(図6では、+Y方向)へ突出するアーム662を備えている。取付部661は、Eリング(E形止め輪、イーリング)によって第2ローラ軸620の中央に固定される。図8に示すように、アーム662の先端には、第2ローラ62の回転中心に配置される中心軸630が固定される。
図6に示すように、ねじりコイルばね67から延びる2本のばね端部671の一方は、アーム662に係止される。また、2本のばね端部671の他方は、上部フレーム40Aに設けられた係止部68に係止される。本形態では、係止部68は、側板45に取り付けられたねじである。このように、側板45とアーム662との間にねじりコイルばね67を配置することにより、アーム662の先端に取り付けられた中心軸630が第1ローラ61の側へ付勢される。従って、中心軸630に装着された第2ローラ62が第1ローラ61に押し付けられる。
図9に示すように、第2ローラ軸620は、一方端621が側板45に形成された第2ローラ軸支持孔453に通され、側板45から-X方向へ突出する。第2ローラ軸620の他方端622は、側板44にねじ止めされている。第2ローラ軸620の他方端622の端面中央には、ねじ穴623と、ねじ穴623囲む環状凸部624が形成されている。環状凸部624は、側板44に形成された第2ローラ軸固定孔443に嵌まっている。他方端622を側板44に固定するねじ625は、第2ローラ軸620とは反対側(+X方向)からねじ止めされている。
第2ローラ軸620は、他方端622を側板44に固定するねじ625を取り外すことにより、第2ローラ軸支持孔453から-X方向へ抜き取ることができる。第2ローラ軸620に取り付けられたアーム部材66は、Eリングを取り外すことにより、第2ローラ軸620から抜き取ることができる。従って、側板44、45の間の間隔を拡げることなく、側板44、45の間から第2ローラ軸620を取りして、第2ローラ62を交換することができる。また、第2ローラ軸620を取り外す際、第2ローラ62を第1ローラ61に押し付ける押圧機構63を一緒に取り外すことができる。
(ガイド部)
図10は、図1の媒体発行装置1の平面図である。搬送路4の幅を規定する一対の側板44、45の間には、一方の側板44に沿ってY方向に延びる第1ガイド部47A、および、他方の側板45に沿ってY方向に延びる第2ガイド部47Bが配置される。図7~図9に示すように、第1ガイド部47Aおよび第2ガイド部47Bのそれぞれは、搬送路4の上下を規定する一対のガイド板481、482を備える。一対のガイド板481、48
2は、媒体3が通過する隙間を空けてZ方向に対向する。
第1ガイド部47Aと第2ガイド部47Bは、搬送路4の幅方向(X方向)において離間している。媒体3を搬送路4に沿って搬送する際、媒体3の幅方向の両側が一対のガイド板481、482の間を通過し、媒体3の幅方向の中央部分は、第1ガイド部47Aと第2ガイド部47Bの間に設けられた隙間49を通過する。読取部7は隙間49の上方に配置されており、隙間49から媒体3に印字された2次元コードを読み取る。図10に示すように、媒体発行装置1は、上方(+Z側)から見たときに隙間49が見える構造である。従って、隙間49から媒体3の搬送状況を確認することができる。また、媒体3が詰まった箇所を容易に発見することができる。
(本発明の主な作用効果)
以上のように、本形態の媒体発行装置1は、媒体3が搬送される搬送路4の幅を規定する一対の側板44、45と、一対の側板44、45の間隔を規定する複数の幅規定軸46と、一対の側板44、45の間に配置される第1ローラ61を支持する第1ローラ軸610と、第1ローラ61と対向する第2ローラ62を支持する第2ローラ軸620と、第1ローラ61を回転させる駆動機構21A、21Bを備える。複数の幅規定軸46、第1ローラ軸610、および第2ローラ軸620は、いずれも、一対の側板44、45の間隔を変えることなく、一対の側板44、45の間に着脱可能である。
本形態では、このように、搬送路4の幅を規定する一対の側板44、45の間隔が幅規定軸46によって規定される。従って、幅規定軸46の交換のみで搬送路4の幅を変更できるので、媒体3の幅の変更への対応が容易である。よって、媒体3の幅に合わせた搬送路4の幅にすることで、搬送時のスキューを抑制できる。従って、印字品質を向上させることができる。
また、本形態では、幅規定軸46と、第1ローラ61を支持する第1ローラ軸610と、第1ローラ61と対向する第2ローラ62を支持する第2ローラ軸620は、いずれも、一対の側板44、45の間隔を変えることなく、一対の側板44、45の間に着脱可能である。従って、側板44、45を動かさずに幅規定軸46を交換できるので、搬送路4の幅の変更への対応が容易である。また、側板44、45を動かさずにローラ対の交換を行うことができるので、ローラ対の交換が容易である。よって、媒体発行装置1のメンテナンスが容易である。
さらに、本形態では、印字ヘッド5は、第1軸51を中心として上下に旋回する印字ヘッド支持フレーム50に搭載されている。従って、搬送路4の幅の変更が印字ヘッド周辺の部品に及ぼす影響が少ないので、搬送路4の幅の変更への対応が容易である。
本形態では、一対の側板44、45は、それぞれ、幅規定軸46の端面461、462に幅規定軸46とは反対側からねじ止めされている。従って、幅規定軸46の長さによって搬送路の幅を規定できる。また、ねじ464を取り外す作業は、側板44、45の外側から行うことができる。従って、側板44、45の内側に作業スペースが確保できなくても幅規定軸46を取り外すことができるので、幅規定軸46の交換が容易である。さらに、本形態では、幅規定軸46が切削加工品であり、寸法精度が高い。従って、搬送路4の幅を精度良く規定できる。
本形態では、第1ローラ軸610の一方端611が一方の側板44を貫通する第1ローラ軸支持孔442から突出し、一方端611には着脱可能な抜け止め部材65が取り付けられている。また、第1ローラ軸610の他方端612が他方の側板45を貫通する第1ローラ軸支持孔452から突出し、他方端612には、駆動機構21Bの駆動力を第1ロ
ーラ軸610に伝達する回転部材であるプーリ196が取り付けられている。従って、一方端611から抜け止め部材65を取り外すだけで第1ローラ軸610を側板44、45から抜き取ることができるので、第1ローラ61の交換が容易である。また、抜け止め部材65はEリングであるため、着脱が容易である。従って、第1ローラ軸610を側板44、45から容易に抜き取ることができる。なお、抜け止め部材65は、Eリングとは異なる部材でもよい。
本形態では、第2ローラ軸620は、一方端621が側板45を貫通する第2ローラ軸支持孔453から突出し、他方端622が側板44にねじ止めされている。従って、第2ローラ軸620の他方端622からねじ625を取り外すだけで、第2ローラ軸620を側板44、45から抜き取ることができる。また、ねじ625を取り外す作業は、側板44、45の外側から行うことができる。従って、第2ローラ62の交換が容易である。
本形態では、第2ローラ62の回転中心に配置される中心軸630と、第2ローラ軸620に固定されるアーム部材66と、ねじりコイルばね67を備える。アーム部材66は、第2ローラ軸620に固定される取付部661、および、取付部661から第2ローラ軸620と交差する方向へ延びたアーム662を備え、アーム662に中心軸630が固定されている。これにより、第2ローラ62は、第2ローラ軸620を中心として揺動可能に支持される。また、ねじりコイルばね67は、アーム662を介して第2ローラ62を第1ローラ61側に付勢している。このような構成では、第2ローラ軸620を側板44、45から取り外すことによって、第2ローラ62だけでなく、第2ローラ62を第1ローラ61に押し付ける押圧機構63(ねじりコイルばね67、アーム部材66、中心軸630)をまとめて取り外すことができる。従って、第2ローラ62の交換が容易である。
本形態では、一対の側板44、45の一方に配置される第1ガイド部47Aと、一対の側板44、45の他方に配置される第2ガイド部47Bを備える。第1ガイド部47Aおよび第2ガイド部47Bのそれぞれは、媒体3が通過する隙間を空けて対向する一対のガイド板481、482を備えており、搬送路4の上下は、ガイド板481、482によって規定される。また、第1ガイド部47Aと第2ガイド部の間には隙間49が設けられている。従って、隙間49から媒体3を確認でき、搬送路4に詰まった媒体3を容易に見つけることができる。また、隙間49は、媒体3に印字される2次元コードが通過する範囲を含む幅に設定されている。従って、隙間49から2次元コードを読み取ることができる。
なお、第2ローラ62を第1ローラ61に押し付ける機構は本形態の押圧機構63に限定されるものではない。また、本形態は、駆動機構21A、21Bの駆動力が第1ローラ61に伝達されるものであったが、駆動機構21A、21Bの駆動力は、第2ローラ62に伝達される構成であってもよいし、第1ローラ61と第2ローラ62の両方に伝達される構成であってもよい。
1…媒体発行装置、2…連続媒体、3…媒体、4…搬送路、4A…第1搬送路部分、4B…第2搬送路部分、5…印字ヘッド、6…媒体発行口、7…読取部、8…カッター機構、9…媒体取り込み部、10…切替機構、11…分岐路、12…フラッパ、15…回収部、18A、18B…モータ、19A、19B…ベルト機構、20…搬送機構、20A…印字搬送部、20B…発行搬送部、21A、21B…駆動機構、22、23、24…ローラ対25…プラテンローラ、26、27、28、29…ローラ対、30…センサ、40…フレーム、40A…上部フレーム、40B…下部フレーム、41、42…下部側板、43…媒体取り込み部支持フレーム、44、45…側板、46…幅規定軸、47A…第1ガイド部
、47B…第2ガイド部、49…隙間、50…印字ヘッド支持フレーム、50A…閉位置、50B…開位置、51…第1軸、52…第2軸、53…フック、54…コイルばね、61…第1ローラ、62…第2ローラ、63…押圧機構、64…軸受部材、65…抜け止め部材、66…アーム部材、67…ねじりコイルばね、68…係止部、70…筐体、191、192、193…プーリ、194…ガイドプーリ、195…駆動ベルト、196、197…プーリ、198…駆動ベルト、441…幅規定軸固定孔、442…第1ローラ軸支持孔、443…第2ローラ軸固定孔、451…幅規定軸固定孔、452…第1ローラ軸支持孔、453…第2ローラ軸支持孔、461、462…幅規定軸の端面、463…ねじ穴、464…ねじ、481、482…ガイド板、510…第1フレーム、511、512…第1アーム、513…ガイド板、514…開口部、515…軸部材、516…作業孔、520…第2フレーム、521、522…第2アーム、523…軸部材、610…第1ローラ軸、611…一方端、612…他方端、620…第2ローラ軸、621…一方端、622…他方端、623…ねじ穴、624…環状凸部、630…中心軸、661…取付部、662…アーム、671…ばね端部、B…分岐位置

Claims (7)

  1. 媒体が搬送される搬送路の幅を規定する一対の側板と、
    前記一対の側板の間隔を規定する複数の幅規定軸と、
    前記一対の側板の間に配置される第1ローラを支持する第1ローラ軸と、
    前記第1ローラと対向する第2ローラを支持する第2ローラ軸と、
    前記第1ローラと前記第2ローラの少なくとも一方を回転させる駆動機構と、を備え、
    前記複数の幅規定軸、前記第1ローラ軸、および第2ローラ軸は、いずれも、前記一対の側板の間隔を変えることなく、前記一対の側板の間に着脱可能であることを特徴とする媒体発行装置。
  2. 前記一対の側板は、それぞれ、前記幅規定軸の端面に前記幅規定軸とは反対側からねじ止めされていることを特徴とする請求項1に記載の媒体発行装置。
  3. 前記第1ローラ軸の一方端が前記一対の側板の一方を貫通する孔から突出し、前記一方端には着脱可能な抜け止め部材が取り付けられ、
    前記第1ローラ軸の他方端が前記一対の側板の他方を貫通する孔から突出し、前記他方端には、前記駆動機構の駆動力を前記第1ローラ軸に伝達する回転部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の媒体発行装置。
  4. 前記抜け止め部材は、Eリングであることを特徴とする請求項3に記載の媒体発行装置。
  5. 前記第2ローラ軸は、一方端が前記一対の側板の一方を貫通する孔から突出し、他方端が前記一対の側板の他方にねじ止めされていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の媒体発行装置。
  6. 前記第2ローラの回転中心に配置される中心軸と、
    前記第2ローラ軸に固定される取付部、および、前記取付部から前記第2ローラ軸と交差する方向へ延びたアームを備え、前記アームに前記中心軸が固定されているアーム部材と、
    前記アームを介して前記第2ローラを前記第1ローラ側へ付勢するねじりコイルばねと、を備え、
    前記ねじりコイルばねは、前記第2ローラ軸に装着されていることを特徴とする請求項5に記載の媒体発行装置。
  7. 前記一対の側板の一方に配置される第1ガイド部と、
    前記一対の側板の他方に配置される第2ガイド部と、を備え、
    前記第1ガイド部および前記第2ガイド部のそれぞれは、前記媒体が通過する隙間を空けて対向する一対のガイド板を備え、
    前記搬送路は、前記一対のガイド板によって規定され、
    前記第1ガイド部と前記第2ガイド部は、隙間を空けて配置されることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の媒体発行装置。
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