JP7267140B2 - 商品供給装置、商品供給システム、商品供給方法及び商品供給プログラム - Google Patents

商品供給装置、商品供給システム、商品供給方法及び商品供給プログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品供給装置、商品供給システム、商品供給方法及び商品供給プログラムに関する。
従来から、自動販売機への商品の補充は、特許文献1に記載のように、次のように行われていた。まず、自動販売機は、商品の販売種類及び数量のデータを管理装置に送信する。次に、管理装置は、配送センタに対して商品の発注を行う。トラックは、配送センタにおいてその発注に応じた商品を積載した後、商品を自動販売機まで運ぶ。配送員は、トラックに積載された商品を自動販売機に補充する。
特開平7-220145号公報
上述したように、自動販売機への商品の補充は、配送センタに保管される商品をトラックに積載して自動販売機まで運び、配送員によって商品を自動販売機に補充するようになっている。
自動販売機で販売される商品の販売状況に応じて頻繁に自動販売機に商品を補充する場合には、例えば、トラックの燃料費及び配送員の人件費などのコストがかかる可能性がある。
また、自動販売機で販売される商品に賞味期限がある場合には、自動販売機内に相対的に多くの商品を保管することはできない場合がある。また、自動販売機で販売される商品に賞味期限が無い場合でも、自動販売機の大きさによって、自動販売機に相対的に多くの商品を保管することができない場合がある。一方、自動販売機の商品が売り切れてしまうと、商品の販売機会を逸すことになり、補充しないというわけにはいかない。
本発明は、自動販売機の商品の販売状況に応じて商品を補充する場合でも、商品の輸送コストの増加を抑制可能な商品供給装置、商品供給システム、商品供給方法及び商品供給プログラムを提供することを目的とする。
一態様の商品供給装置は、自動販売機によって送信された、自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を受信する第1通信部と、複数の中間倉庫それぞれから送信された、中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を受信する第2通信部と、第1通信部で受信した第1商品情報に基づいて、自動販売機の商品の販売推移を取得し、自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、自動販売機から最も近い中間倉庫としての第1中間倉庫の第2商品情報に基づいて、第1中間倉庫に保管される商品の数を取得し、第1中間倉庫に商品の在庫があると、第1中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第1中間倉庫に配される第1端末に指示する第1指示部と、第1指示部による第1端末への指示に対して第1端末から応答がない場合、自動販売機から第1中間倉庫の次に近い中間倉庫としての第2中間倉庫の第2商品情報に基づいて、第2中間倉庫に保管される商品の数を取得し、第2中間倉庫に商品の在庫があると、第2中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第2中間倉庫に配される第2端末に指示する第2指示部と、を備える。
一態様の商品供給装置は、複数の中間倉庫のうち少なくとも1の中間倉庫の商品としての第1商品の在庫が閾値以下になった場合、本部倉庫に配される本部倉庫端末に対して、本部倉庫からその中間倉庫への第1商品の配送を指示する第3指示部を備えることとしてもよい。
一態様の商品供給装置では、中間倉庫は、自動販売機から所定距離内にある一般家庭に配される冷凍冷蔵庫であり、本部倉庫は、自動販売機と中間倉庫との距離よりも遠くの位置にあり、冷凍冷蔵庫よりも庫内容量の大きい、業務用冷凍庫又は業務用冷蔵庫であることとしてもよい。
一態様の商品供給装置では、第1通信部で受信する第1商品情報、及び、第2通信部で受信する第2商品情報には、商品の温度を管理するための温度管理情報が含まれることとしてもよい。
一態様の商品供給装置では、商品の外部包装には、温度に応じて不可逆的に変化する温度インジケータが配されることとしてもよい。
一態様の商品供給装置では、自動販売機は、商品に配される温度インジケータを撮像する撮像部と、撮像部によって撮像された温度インジケータの画像に基づいて、商品の温度が基準範囲を超えたことがあるかを判定する判定部と、判定部によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、警告を出力する出力部と、を備えることとしてもよい。
一態様の商品供給装置では、自動販売機は、判定部によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、自動販売機へ商品が補充されるのを拒絶する第1拒絶部と、判定部によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、自動販売機内で商品を加熱する加熱部への商品が供給されるのを拒絶する第2拒絶部と、のうち少なくとも一方を備えることとしてもよい。
一態様の商品供給装置は、自動販売機によって送信された、自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を受信する第1通信部と、複数の中間倉庫それぞれから送信された、中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を受信する第2通信部と、第1通信部で受信した第1商品情報に基づいて、自動販売機の商品の販売推移を取得し、自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、第2通信部で受信した第2商品情報に基づいて商品の在庫がある中間倉庫を複数抽出し、商品の在庫のある複数の中間倉庫のうち自動販売機から最も近い第3中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第3中間倉庫に配される第3端末に指示する第4指示部と、第4指示部による第3端末への指示に対して第3端末から応答がない場合、自動販売機から次に近い第4中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第4中間倉庫に配される第4端末に指示する第5指示部と、を備える。
一態様の商品供給システムは、自動販売機と、自動販売機に補充する商品を所定数保管する複数の中間倉庫と、中間倉庫に保管される商品の数よりも多くの商品を保管する本部倉庫と、自動販売機、中間倉庫及び本部倉庫を管理する管理本部と、を備え、自動販売機に配され、自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を管理本部に配される本部端末に提供する第1提供部と、中間倉庫に配され、中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を本部端末に提供する第2提供部と、本部端末に配され、第1提供部によって提供された第1商品情報に基づいて、自動販売機の商品の販売推移を取得し、自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、自動販売機から最も近い中間倉庫としての第1中間倉庫の第2提供部によって提供される第2商品情報に基づいて第1中間倉庫に保管される商品の数を取得し、第1中間倉庫に商品の在庫があると、第1中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第1中間倉庫に配される第1端末に指示する第1指示部と、本部端末に配され、第1指示部による第1端末への指示に対して第1端末から応答がない場合、自動販売機から次に近い中間倉庫としての第2中間倉庫の第2提供部によって提供される第2商品情報に基づいて第2中間倉庫に保管される商品の数を取得し、第2中間倉庫に商品の在庫があると、第2中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第2中間倉庫に配される第2端末に指示する第2指示部と、を備える。
一態様の商品供給方法では、コンピュータが、自動販売機によって送信された、自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を第1通信部で受信する第1通信ステップと、複数の中間倉庫それぞれから送信された、中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を第2通信部で受信する第2通信ステップと、第1通信ステップで受信した第1商品情報に基づいて、自動販売機の商品の販売推移を取得し、自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、自動販売機から最も近い中間倉庫としての第1中間倉庫の第2商品情報に基づいて、第1中間倉庫に保管される商品の数を取得し、第1中間倉庫に商品の在庫があると、第1中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第1中間倉庫に配される第1端末に指示する第1指示ステップと、第1指示ステップによる第1端末への指示に対して第1端末から応答がない場合、自動販売機から第1中間倉庫の次に近い中間倉庫としての第2中間倉庫の第2商品情報に基づいて、第2中間倉庫に保管される商品の数を取得し、第2中間倉庫に商品の在庫があると、第2中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第2中間倉庫に配される第2端末に指示する第2指示ステップと、を実行する。
一態様の商品供給プログラムは、コンピュータに、自動販売機によって送信された、自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を受信する第1通信機能と、複数の中間倉庫それぞれから送信された、中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を第2通信部で受信する第2通信機能と、第1通信機能で受信した第1商品情報に基づいて、自動販売機の商品の販売推移を取得し、自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、自動販売機から最も近い中間倉庫としての第1中間倉庫の第2商品情報に基づいて、第1中間倉庫に保管される商品の数を取得し、第1中間倉庫に商品の在庫があると、第1中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第1中間倉庫に配される第1端末に指示する第1指示機能と、第1指示機能による第1端末への指示に対して第1端末から応答がない場合、自動販売機から第1中間倉庫の次に近い中間倉庫としての第2中間倉庫の第2商品情報に基づいて、第2中間倉庫に保管される商品の数を取得し、第2中間倉庫に商品の在庫があると、第2中間倉庫から自動販売機への商品の補充を第2中間倉庫に配される第2端末に指示する第2指示機能と、を実現させる。
一態様の商品供給装置は、自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、第1中間倉庫に商品の在庫があると、その商品の補充を第1中間倉庫の第1端末に指示し、第1端末から応答がない場合、第2中間倉庫に商品の在庫があると、その商品の補充を第2中間倉庫の第2端末に指示するので、自動販売機の商品の販売状況に応じて商品を補充する場合でも、商品の輸送コストの増加を抑制することができる。
一態様の商品供給システム、商品供給方法及び商品供給プログラムは、上述した一態様の商品供給装置と同様の効果を奏することができる。
一実施形態に係る商品供給システムについて説明するための図である。 一実施形態に係る商品供給システムについて説明するためのブロック図である。 第1商品情報の一例について説明するための図である。 第2商品情報の一例について説明するための図である。 商品の販売推移の一例について説明するための図である 一実施形態に係る自動販売機について説明するためのブロック図である。 温度インジケータの一例について説明するための図である。 一実施形態に係る商品供給方法について説明する第1のフローチャートである。 一実施形態に係る商品供給方法について説明する第2のフローチャートである。 一実施形態に係る商品供給方法について説明する第3のフローチャートである。 変形例に係る商品供給装置について説明するためのブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係る商品供給システムについて説明するための図である。
商品供給システム1は、自動販売機50、中間倉庫40、本部倉庫30及び管理本部2を備える。
自動販売機50は、1又は複数の商品を保管する。自動販売機50は、一例として、冷凍された商品(食料品)を保管し、ユーザに提供する際にその商品を加熱し、加熱後の商品をユーザに提供することとしてもよい。なお、自動販売機50は、上述した商品の他にも、種々の商品をユーザに提供することとしてもよい。商品の具体的な一例は、牛丼若しくはおにぎり等の食料品、又は、清涼飲料、コーヒー飲料若しくはアルコール飲料等の飲料品であってよい。
中間倉庫40は、1又は複数有る。図1では、中間倉庫40は2個あるが、本発明はこの例に限定されることはなく、1つ又は3つ以上であってもよい。
中間倉庫40は、例えば、商品を提供する自動販売機50が予め特定されていてもよい。
すなわち、例えば、1つの自動販売機50と、1又は複数の中間倉庫40とが予め対応付けられている。この対応付けに基づいて、1又は複数の中間倉庫40から、1つの自動販売機50に対して商品の補充が可能になっている。
又は、1又は複数の自動販売機50と、1又は複数の中間倉庫とが対応付けられていてもよい。この対応付けに基づいて、1又は複数の中間倉庫40から、1又は複数の自動販売機50に対して商品の補充が可能になっている。
中間倉庫40は、自動販売機50から所定距離内に存在し、自動販売機50に補充する商品を所定数保管する。自動販売機50には、補充員によって中間倉庫40に保管されている商品が適宜補充される。中間倉庫40は、一例として、自動販売機50で販売される数日分の商品を保管することとしてもよい。
中間倉庫40は、例えば、自動販売機50から所定距離内にある一般家庭に配される冷凍冷蔵庫41である。上記の所定距離とは、例えば、複数の商品を持った補充員が中間倉庫40から自動販売機50まで歩いて行ける距離、又は、補充員が中間倉庫40から自動販売機50まで容易に行ける距離等である。上記の所定距離の具体的な一例は、25m、50m、100m、200m、300m、500m又は1km等の任意の距離である。なお、補充員は、中間倉庫40から自動販売機50まで歩いていくばかりでなく、自転車、バイク及び自動車等の種々の移動手段を利用して移動することとしてもよい。補充員は、管理本部2又は本部倉庫30の従業員に限らず、管理本部2又は本部倉庫30と契約した一般家庭に居住する人(協力者)であってもよい。補充員は、例えば、自動販売機50の少なくとも1つの商品が売り切れた場合、又は、自動販売機50に保管される少なくとも1つの商品の在庫切れが予想される場合、中間倉庫40に保管される商品を自動販売機50に補充する。中間倉庫40は、商品を保管する際に冷凍(冷蔵)しなければならない場合には、冷凍庫(冷蔵庫)に商品を保管する。
本部倉庫30は、中間倉庫40に保管される商品の数よりも多くの商品を保管する。すなわち、本部倉庫30は、複数の中間倉庫40に対して供給する商品を保管する。本部倉庫30は、自動販売機50と中間倉庫40との距離よりも遠くの位置にあり、例えば、冷凍冷蔵庫41よりも庫内容量の大きい、業務用冷凍庫又は業務用冷蔵庫である。本部倉庫30と自動販売機50との距離は、中間倉庫40と自動販売機50との距離よりも遠くてもよい。本部倉庫30と自動販売機50との距離は、例えば、5km、10km、20km、30km、40km又は50km等の任意の距離である。本部倉庫30から中間倉庫40に商品を提供する配送員は、トラック等を利用して、本部倉庫30から1又は複数の中間倉庫40に対して複数の商品を提供する。また、配送員は、自動販売機50の他に、本部倉庫30から系列の店舗(商品を提供する店舗)にも商品を配送している場合には、通常時は、本部倉庫30から1又は複数の店舗に対して商品を提供し(通常の配送ルート)、例えば、中間倉庫40の商品の在庫が少なくなると、通常時の配送ルートにその中間倉庫40を加えるようにしてもよい。
管理本部2は、自動販売機50、中間倉庫40及び本部倉庫30を管理する。管理本部2は、種々の情報を処理する端末(本部端末)を備える。本部端末は、商品供給装置10としての機能を有する。商品供給装置10(本部端末)は、自動販売機50、中間倉庫40に配される端末42、及び、本部倉庫30に配される本部倉庫端末31それぞれと、情報を送受信することが可能である。
商品供給装置10は、自動販売機50内の商品の在庫切れが予想される場合、1つの中間倉庫40(第1中間倉庫401の第1端末421)に対して、自動販売機50に商品を補充するように指示する。商品供給装置10は、第1端末421からの応答がない場合、他の中間倉庫40(第2中間倉庫402の第2端末422)に対して、自動販売機50に商品を補充するように指示する。商品供給装置10は、第2端末422からの応答がない場合、上記と同様に、さらに他の中間倉庫40に配される端末42に対して、自動販売機50に商品を補充するように指示する。
以下、商品供給システム1について、具体的に説明する。
図2は、一実施形態に係る商品供給システムについて説明するためのブロック図である。
図3は、第1商品情報の一例について説明するための図である。
図4は、第2商品情報の一例について説明するための図である。
図5は、商品の販売推移の一例について説明するための図である。
図2に示すように、商品供給システム1は、上述したように、自動販売機50、中間倉庫40、本部倉庫30及び管理本部2を備える。
自動販売機50は、第1提供部51を備える。第1提供部51は、自動販売機50内の商品の数に関する第1商品情報を管理本部2に配される商品供給装置10に提供する。第1商品情報は、例えば、自動販売機50内の商品の在庫数である。図3に一例を示すように、第1商品情報は、商品(A商品、B商品及びC商品)と、その商品の在庫数とが対応付けられた情報である。なお、第1商品情報には、自動販売機50内の商品の在庫数と共に、又は、商品の在庫数に代えて、例えば、自動販売機50によって販売された商品の数若しくは販売日、又は、自動販売機50に補充された商品の数若しくは補充日等が記録されていてもよい。また、第1商品情報には、自動販売機50を特定するための識別情報(ID情報)が記録されていてもよい。
第1商品情報には、商品の温度を管理するための温度管理情報が含まれてもよい。商品の外部包装には、温度に応じて不可逆的に変化する温度インジケータ101(図7参照)が配される。温度管理情報は、温度インジケータ101に基づいて自動販売機50によって生成される。第1商品情報に含まれる温度管理情報については、後述する。
第1提供部51は、自動販売機50に商品が補充された時、自動販売機50によって商品が販売された時、又は、所定の時間毎等、所定のタイミングで第1商品情報を商品供給装置10に提供する。
なお、自動販売機50の他の構成については、後で説明する。
中間倉庫40は、第2提供部43を備える。第2提供部43は、中間倉庫40に保管される商品の数に関する第2商品情報を商品供給装置10に提供する。第2商品情報は、中間倉庫40に保管される商品の在庫数である。図4に一例を示すように、第2商品情報は、中間倉庫40(複数の中間倉庫40のうちのX中間倉庫)に保管される商品(A商品、B商品及びC商品)と、その商品の在庫数とが対応付けられた情報である。なお、第2商品情報には、中間倉庫40に保管される商品の在庫数と共に、又は、商品の在庫数に代えて、例えば、本部倉庫30から中間倉庫40に供給された商品の数、又は、中間倉庫40から自動販売機50に供給された商品の数等が記録されていてもよい。また、第2商品情報には、中間倉庫40を特定するための識別情報(ID情報)が記録されていてもよい。
第2商品情報には、商品の温度を管理するための温度管理情報が含まれてもよい。商品の包装には、温度に応じて不可逆的に変化する温度インジケータ101(図7参照)が配される。温度管理情報は、例えば、中間倉庫40に商品が供給された場合、又は、中間倉庫40から自動販売機50に商品を運搬する場合等において、補充員又は配送員等が、温度インジケータ101に基づいて商品の温度を端末(例えば、中間倉庫40に配される端末42)に登録することにより、生成される。商品の温度の登録は、補充員又は配送員等が温度インジケータ101をカメラ(図示せず)で読み込むことに基づいて登録され、又は、補充員又は配送員等が入力部(例えば、キーボード及びマウス等)を用いて温度等を入力することにより登録される。
なお、温度管理情報は、商品の温度管理が必要な場合に、第1商品情報及び第2商品情報に記録される。温度管理が必要な商品の一例は、冷凍保管をしなければならない商品である。
第2提供部43は、本部倉庫30から中間倉庫40に商品が補充された時、中間倉庫40から自動販売機50に商品が供給された時、又は、所定の時間毎等、所定のタイミングで第2商品情報を商品供給装置10に提供する。
商品供給装置10は、例えば、管理本部2に配される本部端末によって構成される。商品供給装置10は、第1通信部11、第2通信部12、第1指示部13、第2指示部14及び第3指示部15を備える。
第1通信部11は、自動販売機50によって送信された、自動販売機50内の商品の数に関する第1商品情報を受信する。第1通信部11で受信する第1商品情報には、温度管理情報及び識別情報が含まれてもよい。
第2通信部12は、複数の中間倉庫40それぞれから送信された、中間倉庫40に保管される商品の数に関する第2商品情報を受信する。第2通信部12で受信する第2商品情報には、温度管理情報及び識別情報が含まれてもよい。
第1指示部13は、第1通信部11で受信した第1商品情報に基づいて、自動販売機50の商品の販売推移を取得する。第1指示部13は、所定のタイミングそれぞれで取得された複数の第1商品情報に基づいて、図5に一例を示すような、自動販売機50の商品の販売推移を取得する。図5は、時間が経過するに従って、自動販売機50の在庫数が減っていくことを示している。
第1指示部13は、自動販売機50の商品の在庫切れが予想される場合に、自動販売機50から最も近い中間倉庫40としての第1中間倉庫401の第2商品情報に基づいて、第1中間倉庫401に保管される商品の数を取得する。
第1指示部13は、図5に例示する販売推移を利用して、少なくとも1つの商品の在庫切れが予想される日にちを推定することができる。又は、第1指示部13は、例えば、販売推移に基づいて、少なくとも1つの商品が閾値以下になることを予想することとしてもよい。又は、第1指示部13は、例えば、第1商品情報に基づいて、自動販売機50の商品の在庫数を取得し、その在庫数が予め設定された閾値以下になった場合に、商品が在庫切れになると予想することとしてもよい。
第1指示部13は、例えば、自動販売機50の設置位置に関する位置情報と、複数の中間倉庫40それぞれの位置に関する位置情報を予め取得している。第1指示部13は、2つの位置情報に基づいて、自動販売機50から最も近い中間倉庫40(第1中間倉庫401)を特定する。
又は、第1指示部13は、例えば、自動販売機50と、複数の中間倉庫40それぞれとの距離(距離情報)を予め取得しておくこととしてもよい。第1指示部13は、その距離情報に基づいて、自動販売機50から最も近い中間倉庫40(第1中間倉庫401)を特定することとしてもよい。
又は、第1指示部13は、例えば、自動販売機50から最も近い第1中間倉庫401を予め特定しておいてもよい。
第1指示部13は、第1中間倉庫401を特定すると、第1中間倉庫401の第2商品情報に基づいて、第1中間倉庫401に保管される商品の在庫数を取得する。
第1指示部13は、第1中間倉庫401に商品の在庫があると、第1中間倉庫401から自動販売機50への商品の補充を第1中間倉庫401に配される第1端末421に指示する。商品の補充指示は、例えば、在庫切れが予想される商品(一例として、A商品、B商品又はC商品等)、及び、補充が必要な数等を記載した指示である。
第2指示部14は、第1指示部13による第1端末421への指示に対して第1端末421から応答がない場合、自動販売機50から第1中間倉庫401の次に近い中間倉庫40としての第2中間倉庫402の第2商品情報に基づいて、第2中間倉庫402に保管される商品の数を取得する。例えば、補充員によって第1端末421に表示された補充指示が確認された場合の確認ボタンの操作、又は、補充員によって自動販売機50への商品の補充が完了した場合の補充完了ボタンの操作等に基づいて、第1端末421から商品供給装置10へ応答が送信される。第1端末421からの応答がない場合、自動販売機50に商品が補充されない可能性がある。このため、第2指示部14は、第2中間倉庫402を特定する。すなわち、第2指示部14は、例えば、第1指示部13によって第1端末421に補充が指示された後、所定時間を経過しても第1端末421からの応答がない場合、自動販売機50から第1中間倉庫401の次に近い中間倉庫40(第2中間倉庫402)を特定する。
第2指示部14は、例えば、自動販売機50と中間倉庫40との位置情報、又は、自動販売機50と中間倉庫40との距離情報等に基づいて、第2中間倉庫402を特定する。又は、第2指示部14は、例えば、自動販売機50から第1中間倉庫401の次に近い第2中間倉庫402を予め特定しておいてもよい。
第2指示部14は、第2中間倉庫402を特定すると、第2中間倉庫402の第2商品情報に基づいて、第1中間倉庫401に保管される商品の在庫数を取得する。
なお、第2指示部14は、第1中間倉庫401に商品の在庫がない場合にも、第2中間倉庫402の第2商品情報に基づいて、第2中間倉庫402に保管される商品の数を取得することとしてもよい。
第2指示部14は、第2中間倉庫402に商品の在庫があると、第2中間倉庫402から自動販売機50への商品の補充を第2中間倉庫402に配される第2端末422に指示する。第2指示部14は、第2中間倉庫402に商品の在庫があると、第2中間倉庫402から自動販売機50への商品の補充を第2中間倉庫402に配される第2端末422に指示する。商品の補充指示は、例えば、在庫切れが予想される商品(一例として、A商品、B商品又はC商品等)、及び、補充が必要な数等を記載した指示である。
なお、第2指示部14は、第2端末422への指示に対して第2端末422から応答がない場合、又は、第2中間倉庫402に商品の在庫がない場合等では、自動販売機50から第2中間倉庫402の次に近い中間倉庫40の商品情報に基づいて、その中間倉庫40に保管される商品の数を取得する。第2指示部14は、その中間倉庫40に商品の在庫があると、その中間倉庫40から自動販売機50への商品の補充をその中間倉庫40に配される端末42に指示する。
第2指示部14は、端末42への指示に対してその端末42から応答がない場合、又は、中間倉庫40に商品の在庫がない場合等では、上記の処理を繰り返す。
第3指示部15は、複数の中間倉庫40のうち少なくとも1つの中間倉庫40の商品としての第1商品の在庫が閾値以下になった場合、本部倉庫30に配される本部倉庫端末31に対して、本部倉庫30からその中間倉庫40への第1商品の配送を指示する。商品供給装置10は、中間倉庫40から第2商品情報を取得するので、中間倉庫40の商品の在庫数を把握することが可能である。第3指示部15は、1つの中間倉庫40においていずれかの商品の在庫数が閾値以下になると、その商品(1又は複数の第1商品)が在庫切れになると予想する。このため、第3指示部15は、本部倉庫30に配される本部倉庫端末31に対して、第1商品をその中間倉庫40に配送するように指示(配送指示)する。配送員は、配送指示に基づいて、トラック等を利用して、本部倉庫30から中間倉庫40に対して第1商品を配送する。
図6は、一実施形態に係る自動販売機について説明するためのブロック図である。
図7は、温度インジケータの一例について説明するための図である。
図6に示すように、自動販売機50は、撮像部52、判定部53及び出力部54を備える。自動販売機50は、第1拒絶部55及び第2拒絶部56のうち少なくとも一方を備えることとしてもよい。
撮像部52は、例えば、商品が自動販売機50に補充される際に、又は、商品をユーザに供給する際に、その商品を加熱部(図示せず)に供給する際に、商品に配される温度インジケータ101を撮像する。撮像部52は、例えば、自動販売機50の内部等に配され、補充員によって商品が自動販売機50に補充される場合に、温度インジケータ101を撮像する。又は、撮像部52は、例えば、自動販売機50が商品(食料品)を加熱してユーザに提供する場合には、自動販売機50内の商品の保管庫(図示せず)から商品を加熱する加熱部(図示せず)までの間等に配される。この場合、撮像部52は、商品が加熱部に供給される場合に、温度インジケータ101を撮像する。
温度インジケータ101は、商品が配された環境の温度に応じて不可逆的に変化する。不可逆的に変化するものは、例えば、温度インジケータ101の色である。
図7に例示する場合には、3段階の温度インジケータ101(101a,101b,101c)が商品100の包装に配される。商品が配された環境の温度が第1閾値未満の場合には、例えば、最下段の温度インジケータ101aの色が所定の色になる。また、商品100の配された環境の温度が1回でも第1閾値以上、第2閾値未満になったことがある場合には、中段の温度インジケータ101bの色が所定の色に変化する。具体的な一例としては、中段の温度インジケータ101bの色が、青色から赤色に変化する。温度インジケータ101の色が赤色に変化した場合には、青色に戻ることはない。また、商品100の配された環境の温度が1回でも第2閾値以上になったことがある場合には、最上段の温度インジケータ101cの色が所定の色に変化する。具体的な一例としては、最上段の温度インジケータ101cの色が、青色から赤色に変化する。自動販売機50は、温度インジケータ101の色を撮像することにより、商品の置かれた環境の過去の温度を把握することができる。
なお、温度インジケータ101の変化は、上記の一例に限定されることはなく、商品がどの程度の温度にさらされたか理解できるものであればどのようなものであってもよく、例えば、インジケータは3段階で表現されてなくてもよいし、温度の数字が表示されるものであってもよい。
このような温度インジケータ101により、自動販売機50は、商品が冷凍食品の場合には、商品が過去に解凍されてしまうなどの基準範囲外になってしまったことを把握することが可能になる。すなわち、判定部53は、撮像部52によって撮像された温度インジケータ101の画像に基づいて、商品の温度が基準範囲を超えたことがあるかを判定する。第1提供部51は、判定部53による判定の結果を温度管理情報として第1商品情報に含ませてもよい。
ここで、商品供給装置10は、第1商品情報に含まれる温度管理情報、及び、第2商品情報に含まれる温度管理情報の少なくとも一方を取得することにより、流通する商品の温度を管理することができる。例えば、中間倉庫40で記録された温度管理情報に基づいて、中間倉庫40において商品の温度が基準範囲外になるものが有れば、補充員又は配送員を指導することができる。また、例えば、自動販売機50で記録された温度管理情報に基づいて、自動販売機50において商品の温度が基準外になるものが有れば、補充員を指導することができ、又は、自動販売機50の不具合を把握することができる。
自動販売機50の出力部54は、判定部53によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、警告を出力する。
出力部54は、例えば、スピーカであってよい。この場合、補充員によって商品が自動販売機50に補充される際に、撮像部52によって温度インジケータ101を撮像している場合には、出力部54(スピーカ)は、商品の温度が基準範囲を超えたことを示す警告音又は警告音声を出力する。
又は、出力部54は、例えば、表示装置であってよい。この場合、補充員によって商品が自動販売機50に補充される際に、撮像部52によって温度インジケータ101を撮像している場合には、出力部54(表示装置)は、商品の温度が基準範囲を超えたことを示す画像又は文字を表示する。
補充員は、出力部54の出力結果に基づいて、商品を自動販売機50に補充するか否か判断することができる。すなわち、自動販売機50は、基準範囲外の商品が補充されるのを防ぐことができる。
第1拒絶部55は、判定部53によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、自動販売機50へ商品が補充されるのを拒絶することとしてもよい。第1拒絶部55は、例えば、自動販売機50内に商品を供給するための供給路の入口等に配される蓋等の開閉装置であってよい。第1拒絶部55は、例えば、判定部53によって商品が基準範囲外ではないと判定される場合、判定部53の判定結果に基づいて開き、商品を自動販売機50に補充できるようにする。一方、第1拒絶部55は、例えば、判定部53によって商品が基準範囲外と判定される場合、判定部53の判定結果に基づいて閉まり、商品を自動販売機50に補充できないようにする。第1拒絶部55は、例えば、機構的なものであってよく、種々の部品によって構成することができる。
第1拒絶部55によって商品が拒絶される場合、上述した出力部54は、商品の温度が基準範囲を超えているために拒絶された旨の警告を出力することとしてもよい。
第2拒絶部56は、判定部53によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、自動販売機50内で商品を加熱する加熱部への商品が供給されるのを拒絶することとしてもよい。第2拒絶部56は、例えば、自動販売機50内の商品の保管庫から加熱部までの商品の供給路に配される通路の切り替え装置であってよい。第1拒絶部55は、例えば、判定部53によって商品が基準範囲外ではないと判定される場合、判定結果に基づいて商品の供給路を保管庫から加熱部までつなげ(切り替え)、商品を加熱部に供給できるようにする。一方、第2拒絶部56は、例えば、判定部53によって商品が基準範囲外と判定される場合、判定部53の判定結果に基づいて商品の供給路を保管庫からごみ箱等までつなげ(切り替え)、商品を加熱部に供給できないようにする。第2拒絶部56は、例えば、機構的なものであってよく、種々の部品によって構成することができる。
次に、商品供給方法について説明する。
図8は、一実施形態に係る商品供給方法について説明する第1のフローチャートである。
図9は、一実施形態に係る商品供給方法について説明する第2のフローチャートである。
図10は、一実施形態に係る商品供給方法について説明する第3のフローチャートである。
図8に示すステップST101において、第1通信部11は、自動販売機50(第1提供部51)によって送信された第1商品情報を受信する。第1商品情報には、温度管理情報が含まれてもよい。第1通信部11は、所定のタイミングで第1商品情報を複数回受信する。
ステップST102において、第2通信部12は、複数の中間倉庫40それぞれから送信された第2商品情報を受信する。第2商品情報には、温度管理情報が含まれてもよい。第2通信部12は、所定のタイミングで第2商品情報を複数回受信する。
ステップST103において、第1指示部13は、ステップST101で取得された第1商品情報に基づいて、商品の販売推移を取得する。
ステップST104において、第1指示部13は、ステップST103で取得された商品の販売推移に基づいて、自動販売機50の商品の在庫切れを予想する。
第1指示部13は、例えば、ステップST103で取得された販売推移に基づいて、少なくとも1つの商品の在庫切れが予想される日にちを推定することができる。又は、第1指示部13は、例えば、販売推移に基づいて、少なくとも1つの商品が閾値以下になることを予想することとしてもよい。又は、第1指示部13は、ステップST101で取得された第1商品情報に基づいて、自動販売機50の商品の在庫数を取得し、その在庫数が予め設定された閾値以下になった場合に、商品が在庫切れになると予想することとしてもよい。閾値は、例えば、所定日数分又は所定時間分の在庫数であってよく、さらに、ステップST103で取得された販売推移に基づいて、所定日数分又は所定時間分の在庫数が予想されてもよい。
在庫切れが予想される場合(Yes)、処理は、ステップST105に進む。在庫切れが予想されない場合(No)、再度、ステップST104の処理が行われる。
ステップST105において、第1指示部13は、自動販売機50から最も近い第1中間倉庫401を特定し、第1中間倉庫401に配される第1端末421に対して、自動販売機50に商品を補充するよう指示する。具体的には、第1指示部13は、商品を補充することを指示するための補充指示情報を第1端末421に送信する。より具体的には、第1指示部13は、自動販売機50から最も近い第1中間倉庫401の第2商品情報に基づいて、第1中間倉庫401に保管される商品の数を取得する。第1指示部13は、第1中間倉庫401に商品の在庫があると、その商品を補充するための補充指示情報を第1端末421に送信する。
ステップST106において、第2指示部14は、ステップST105の指示に応じて第1端末421から応答が有ったかを判断する。第1端末421から応答が無かった場合(No)、処理は、ステップST107に進む。第1端末421から応答が有った場合(Yes)、処理は、図9のステップST201に進む。
ステップST107において、第2指示部14は、自動販売機50から第1中間倉庫401の次に近い第2中間倉庫402を特定し、第2中間倉庫402に配される第2端末422に対して、自動販売機50に商品を補充するよう指示する。具体的には、第2指示部14は、商品を補充することを指示するための補充指示情報を第2端末422に送信する。
より具体的には、第2指示部14は、自動販売機50から第1中間倉庫401の次に近い第2中間倉庫402の第2商品情報に基づいて、第2中間倉庫402に保管される商品の数を取得する。第2指示部14は、第2中間倉庫402に商品の在庫があると、その商品を補充するための補充指示情報を第2端末422に送信する。
ステップST108において、第2指示部14は、ステップST107の指示に応じて第2端末422から応答が有ったかを判断する。第2端末422から応答が有った場合(Yes)、処理は、図9のステップST201に進む。第2端末422から応答が無かった場合(No)、処理は、ステップST107に戻る。
処理が戻った後の2回目のステップST107では、第2指示部14は、自動販売機50から第2中間倉庫402の次に近い中間倉庫40(図示せず)を特定し、その中間倉庫40に配される端末(図示せず)に対して、自動販売機50に商品を補充するよう指示する。その後の処理は、上記と同様である。
図9に示すステップST201の処理は、ステップST106でYesと判断された場合、又は、ステップST108でYesと判断された場合に行われる。
ステップST201において、第3指示部15は、複数の中間倉庫40のうち少なくとも1つの中間倉庫40に保管される少なくとも1つの商品(第1商品)の在庫が閾値以下になったかを判断する。商品の在庫が閾値以下になった場合(Yes)、処理は、ステップST202に進む。商品の在庫が閾値以下になっていない場合(No)、処理は、ステップST203に進む。
ステップST202において、第3指示部15は、本部倉庫30に配される本部倉庫端末31に対して、本部倉庫30からその中間倉庫40への第1商品の配送を指示する。具体的には、第3指示部15は、閾値以下になった商品の配送を指示するための配送指示情報を本部倉庫端末31に送信する。
次に、自動販売機50において商品の温度が基準範囲を超えた場合の処理について説明する。
図10に示すステップST301において、自動販売機50の判定部53は、撮像部52によって撮像された温度インジケータ101の画像に基づいて、自動販売機50において商品の温度が基準範囲を超えたか(基準範囲外になったか)を判定する。商品の温度が基準範囲外になったことがある場合(Yes)、処理は、ステップST302に進む。商品の温度が基準範囲外になっていない場合(No)、処理は、終了する。
なお、第1提供部51は、例えば、ステップST301の判断の結果を温度管理情報として第1商品情報に含ませてもよい。
ステップST302において、出力部54は、商品の温度が基準範囲外になっていることを示す警告を出力する。
ステップST303において、第1拒絶部55又は第2拒絶部56は、温度が基準範囲外になっている商品をユーザに提供しないように、その商品を拒絶する。
次に、本実施形態の効果を説明する。
商品供給装置10は、第1商品情報に基づいて自動販売機50の商品の在庫切れが予想される場合に、第1中間倉庫401の第2商品情報に基づいて第1中間倉庫401に保管される商品の数を取得し、第1中間倉庫401に商品の在庫があると、その商品の補充を第1端末421に指示する第1指示部13と、第1指示部13による第1端末421への指示に対して第1端末421から応答がない場合、第2中間倉庫402の第2商品情報に基づいて第2中間倉庫402に保管される商品の数を取得し、第2中間倉庫402に商品の在庫があると、その商品の補充を第2端末422に指示する第2指示部14と、を備える。
商品供給装置10では、自動販売機50から相対的に近い距離に1つ又は複数の中間倉庫40を配置している。これにより、商品供給装置10は、本部倉庫30から自動販売機50へ直接商品を補充する場合に比べて、トラックの燃料費及び配送員の人件費などのコストを抑えることが可能になる。また、商品供給装置10は、商品に賞味期限が有る場合でも、中間倉庫40から自動販売機50に頻繁に商品を補充することができ、商品の配送コストも本部倉庫30から自動販売機50へ直接商品を補充する場合に比べて抑えることができる。また、商品供給装置10は、自動販売機50及び中間倉庫40に相対的に少量の商品を保管するので、賞味期限切れ等の食品ロスが発生するのを抑えることができる。
また、商品供給装置10は、中間倉庫40から自動販売機50に頻繁に商品を補充することが可能になり、商品が売り切れる可能性を抑制することができ、商品の販売を継続することができる。
商品供給装置10は、複数の中間倉庫40のうち少なくとも1つの中間倉庫40の第1商品の在庫が閾値以下になった場合、本部倉庫端末31に対して、本部倉庫30からその中間倉庫40への第1商品の配送を指示する第3指示部15を備えることとしてもよい。
これにより、商品供給装置10は、本部倉庫30から中間倉庫40に商品を効率的に配送することができる。
商品供給装置10では、中間倉庫40は、自動販売機50から所定距離内にある一般家庭に配される冷凍冷蔵庫41であってよい。商品供給装置10では、本部倉庫30は、自動販売機50と中間倉庫40との距離よりも遠くの位置にあり、冷凍冷蔵庫41よりも庫内容量の大きい、業務用冷凍庫又は業務用冷蔵庫であってよい。
商品供給装置10は、例えば、中間倉庫40として自動販売機50から近い一般家庭を利用するので、自動販売機50に頻繁に商品を補充することもできる。
商品供給装置10では、第1商品情報及び第2商品情報に温度管理情報が含まれてもよい。
商品供給装置10は、温度管理が必要な商品を自動販売機50でユーザに提供する場合でも、その商品の温度管理を適切に行うことができる。
商品供給装置10では、商品の外部包装に温度インジケータ101が配されてもよい。
商品供給装置10は、温度インジケータ101に基づいて、上述した温度管理情報を取得することができる。
商品供給装置10では、自動販売機50は、温度インジケータ101を撮像する撮像部52と、温度インジケータ101の画像に基づいて、商品の温度が基準範囲を超えたことがあるかを判定する判定部53と、判定部53によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、警告を出力する出力部54と、を備えることとしてもよい。
商品供給装置10は、温度インジケータ101に基づいて温度管理を行うので、温度管理が必要な商品をユーザに提供する場合でも、その商品の温度管理を適切に行うことができる。
商品供給装置10では、自動販売機50は、判定部53によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、自動販売機50へ商品が補充されるのを拒絶する第1拒絶部55と、判定部53によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、自動販売機50内で商品を加熱する加熱部への商品が供給されるのを拒絶する第2拒絶部56と、のうち少なくとも一方を備えることとしてもよい。
商品供給装置10は、温度が基準範囲を超えた商品がユーザに提供されるのを防ぐことができ、商品の温度管理を適切に行うことができる。
商品供給システム1は、自動販売機50と、自動販売機50に補充する商品を所定数保管する複数の中間倉庫40と、中間倉庫40に保管される商品の数よりも多くの商品を保管する本部倉庫30と、自動販売機50、中間倉庫40及び本部倉庫30を管理する管理本部2と、を備える。管理本部2には、本部端末(商品供給装置10)が配される。
商品供給システム1では、自動販売機50から相対的に近い距離に1つ又は複数の中間倉庫40を配置している。これにより、商品供給システム1は、本部倉庫30から自動販売機50へ直接商品を補充する場合に比べて、トラックの燃料費及び配送員の人件費などのコストを抑えることが可能になる。また、商品供給システム1は、商品に賞味期限が有る場合でも、中間倉庫40から自動販売機50に頻繁に商品を補充することができ、商品の配送コストも本部倉庫30から自動販売機50へ直接商品を補充する場合に比べて抑えることができる。また、商品供給システム1は、自動販売機50及び中間倉庫40に相対的に少量の商品を保管するので、賞味期限切れ等の食品ロスが発生するのを抑えることができる。
商品供給方法では、コンピュータが、第1商品情報に基づいて自動販売機50の商品の在庫切れが予想される場合に、第1中間倉庫401の第2商品情報に基づいて第1中間倉庫401に保管される商品の数を取得し、第1中間倉庫401に商品の在庫があると、その商品の補充を第1端末421に指示する第1指示ステップと、第1指示ステップによる第1端末421への指示に対して第1端末421から応答がない場合、第2中間倉庫402の第2商品情報に基づいて第2中間倉庫402に保管される商品の数を取得し、第2中間倉庫402に商品の在庫があると、その商品の補充を第2端末422に指示する第2指示ステップと、を実行する。
自動販売機50から相対的に近い距離に1つ又は複数の中間倉庫40を配置している。これにより、商品供給方法は、本部倉庫30から自動販売機50へ直接商品を補充する場合に比べて、トラックの燃料費及び配送員の人件費などのコストを抑えることが可能になる。また、商品供給方法は、商品に賞味期限が有る場合でも、中間倉庫40から自動販売機50に頻繁に商品を補充することができ、商品の配送コストも本部倉庫30から自動販売機50へ直接商品を補充する場合に比べて抑えることができる。また、商品供給方法は、自動販売機50及び中間倉庫40に相対的に少量の商品を保管するので、賞味期限切れ等の食品ロスが発生するのを抑えることができる。
また、商品供給方法は、中間倉庫40から自動販売機50に頻繁に商品を補充することが可能になり、商品が売り切れる可能性を抑制することができ、商品の販売を継続することができる。
商品供給プログラムは、コンピュータに、第1商品情報に基づいて自動販売機50の商品の在庫切れが予想される場合に、第1中間倉庫401の第2商品情報に基づいて第1中間倉庫401に保管される商品の数を取得し、第1中間倉庫401に商品の在庫があると、その商品の補充を第1端末421に指示する第1指示機能と、第1指示機能による第1端末421への指示に対して第1端末421から応答がない場合、第2中間倉庫402の第2商品情報に基づいて第2中間倉庫402に保管される商品の数を取得し、第2中間倉庫402に商品の在庫があると、その商品の補充を第2端末422に指示する第2指示機能と、を実現させる。
自動販売機50から相対的に近い距離に1つ又は複数の中間倉庫40を配置している。これにより、商品供給プログラムは、本部倉庫30から自動販売機50へ直接商品を補充する場合に比べて、トラックの燃料費及び配送員の人件費などのコストを抑えることが可能になる。また、商品供給プログラムは、商品に賞味期限が有る場合でも、中間倉庫40から自動販売機50に頻繁に商品を補充することができ、商品の配送コストも本部倉庫30から自動販売機50へ直接商品を補充する場合に比べて抑えることができる。また、商品供給プログラムは、自動販売機50及び中間倉庫40に相対的に少量の商品を保管するので、賞味期限切れ等の食品ロスが発生するのを抑えることができる。
また、商品供給プログラムは、中間倉庫40から自動販売機50に頻繁に商品を補充することが可能になり、商品が売り切れる可能性を抑制することができ、商品の販売を継続することができる。
また、商品供給装置10は、上述した実施形態に限定されることはなく、以下の変形例の構成であってもよい。
図11は、変形例に係る商品供給装置について説明するためのブロック図である。
変形例に係る商品供給装置10aは、第1通信部11、第2通信部12、第4指示部16及び第5指示部17を備えることとしてもよい。
第1通信部11は、自動販売機50によって送信された、自動販売機50内の商品の数に関する第1商品情報を受信する。
第2通信部12は、複数の中間倉庫40それぞれから送信された、中間倉庫40に保管される商品の数に関する第2商品情報を受信する。
第4指示部16は、第1通信部11で受信した第1商品情報に基づいて、自動販売機50の商品の販売推移を取得する。
第4指示部16は、自動販売機50の商品の在庫切れが予想される場合に、第2通信部12で受信した第2商品情報に基づいて商品の在庫がある中間倉庫40を複数抽出する。第4指示部16は、例えば、販売推移に基づいて利用して、少なくとも1つの商品の在庫切れが予想される日にちを推定する。又は、第4指示部16は、例えば、販売推移に基づいて、少なくとも1つの商品が閾値以下になることを予想することとしてもよい。又は、第4指示部16は、第1商品情報に基づいて、自動販売機50の商品の在庫数を取得し、その在庫数が予め設定された閾値以下になった場合に、商品が在庫切れになると予想することとしてもよい。
第4指示部16は、商品の在庫のある複数の中間倉庫40のうち自動販売機50から最も近い中間倉庫40(第3中間倉庫)から自動販売機50への商品の補充を第3中間倉庫に配される端末42(第3端末)に指示する。第4指示部16は、自動販売機50の位置に関する位置情報と、複数の中間倉庫40それぞれの位置に関する位置情報を予め取得している。第4指示部16は、2つの位置情報に基づいて、自動販売機50から最も近い中間倉庫40(第3中間倉庫)を特定する。又は、第4指示部16は、自動販売機50と、複数の中間倉庫40それぞれとの距離(距離情報)を予め取得しておくこととしてもよい。第4指示部16は、その距離情報に基づいて、自動販売機50から最も近い中間倉庫40(第3中間倉庫)を特定することとしてもよい。
第5指示部17は、第4指示部16による第3端末への指示に対して端末42(第3端末)から応答がない場合、自動販売機50から第3中間倉庫の次に近い中間倉庫40(第4中間倉庫)から自動販売機50への商品の補充を第4中間倉庫に配される端末42(第4端末)に指示する。例えば、補充員によって第3端末に表示された補充指示が確認された場合の確認ボタンの操作、補充員によって自動販売機50への商品の補充が完了した場合の補充完了ボタンの操作等に基づいて、第3端末から商品供給装置10へ応答が送信される。第3端末からの応答がない場合、自動販売機50に商品が補充されない可能性がある。このため、第5指示部17は、第4中間倉庫を特定する。第5指示部17は、第4中間倉庫から自動販売機50への商品の補充を第4端末に指示する。
上述した商品供給装置10の各部は、コンピュータの演算処理装置等の機能として実現されてもよい。すなわち、商品供給装置10の第1指示部13、第2指示部14、第3指示部15、第4指示部16及び第5指示部17は、コンピュータの演算処理装置等による、第1指示機能、第2指示機能、第3指示機能、第4指示機能及び第5指示機能としてそれぞれ実現されてもよい。
商品供給プログラムは、上述した各機能をコンピュータに実現させることができる。商品供給プログラムは、外部メモリ又は光ディスク等の、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されていてもよい。
また、上述したように、商品供給装置10の各部は、コンピュータの演算処理装置等で実現されもよい。その演算処理装置等は、例えば、集積回路等によって構成される。このため、商品供給装置10の各部は、演算処理装置等を構成する回路として実現されてもよい。すなわち、商品供給装置10の第1指示部13、第2指示部14、第3指示部15、第4指示部16及び第5指示部17は、コンピュータの演算処理装置等を構成する、第1指示回路、第2指示回路、第3指示回路、第4指示回路及び第5指示回路として実現されてもよい。
また、商品供給装置10の第1通信部11及び第2通信部12は、例えば、集積回路等によって構成されることにより、第1通信回路及び第2通信回路として実現されてもよい。また、商品供給装置10の第1通信部11及び第2通信部12は、例えば、複数のデバイスによって構成されることにより、第1通信装置及び第2通信装置として構成されてもよい。
また、上記と同様に、第1提供部51及び第2提供部43は、第1提供機能及び第2提供機能、第1提供回路及び第2提供回路、第1提供装置及び第2提供装置等として実現されてもよい。
また、上記と同様に、判定部53及び出力部54は、判定機能及び出力機能、判定回路及び出力回路等として実現されてもよい。また、撮像部52は、上記と同様に、撮像機能、撮像回路又は撮像装置として実現されてもよい。また、第1拒絶部55及び第2拒絶部56は、複数の部品から構成される機構(第1拒絶機構及び第2拒絶機構)又は装置(第1拒絶装置及び第2拒絶装置)として実現されてもよい。
1 商品供給システム
2 管理本部
10 商品供給装置
11 第1通信部
12 第2通信部
13 第1指示部
14 第2指示部
15 第3指示部
16 第4指示部
17 第5指示部
30 本部倉庫
31 本部倉庫端末
40 中間倉庫
401 第1中間倉庫
402 第2中間倉庫
421 第1端末
422 第2端末
43 第2提供部
50自動販売機
51 第1提供部
52 撮像部
53 判定部
54 出力部
55 第1拒絶部
56 第2拒絶部
101 温度インジケータ

Claims (11)

  1. 自動販売機によって送信された、前記自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を受信する第1通信部と、
    複数の中間倉庫それぞれから送信された、前記中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を受信する第2通信部と、
    前記第1通信部で受信した第1商品情報に基づいて、前記自動販売機の商品の販売推移を取得し、前記自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、前記自動販売機から最も近い中間倉庫としての第1中間倉庫の第2商品情報に基づいて、前記第1中間倉庫に保管される商品の数を取得し、前記第1中間倉庫に商品の在庫があると、前記第1中間倉庫から前記自動販売機への商品の補充を前記第1中間倉庫に配される第1端末に指示する第1指示部と、
    前記第1指示部による前記第1端末への指示に対して前記第1端末から応答がない場合、前記自動販売機から前記第1中間倉庫の次に近い中間倉庫としての第2中間倉庫の第2商品情報に基づいて、前記第2中間倉庫に保管される商品の数を取得し、前記第2中間倉庫に商品の在庫があると、前記第2中間倉庫から自動販売機への商品の補充を前記第2中間倉庫に配される第2端末に指示する第2指示部と、
    を備える商品供給装置。
  2. 複数の前記中間倉庫のうち少なくとも1の中間倉庫の商品としての第1商品の在庫が閾値以下になった場合、本部倉庫に配される本部倉庫端末に対して、前記本部倉庫からその中間倉庫への第1商品の配送を指示する第3指示部を備える
    請求項1に記載の商品供給装置。
  3. 前記中間倉庫は、前記自動販売機から所定距離内にある一般家庭に配される冷凍冷蔵庫であり、
    前記本部倉庫は、前記自動販売機と前記中間倉庫との距離よりも遠くの位置にあり、前記冷凍冷蔵庫よりも庫内容量の大きい、業務用冷凍庫又は業務用冷蔵庫である
    請求項2に記載の商品供給装置。
  4. 前記第1通信部で受信する第1商品情報、及び、前記第2通信部で受信する第2商品情報には、商品の温度を管理するための温度管理情報が含まれる
    請求項1~3のいずれか1項に記載の商品供給装置。
  5. 商品の外部包装には、温度に応じて不可逆的に変化する温度インジケータが配される
    請求項1~4のいずれか1項に記載の商品供給装置。
  6. 前記自動販売機は、
    商品に配される前記温度インジケータを撮像する撮像部と、
    前記撮像部によって撮像された前記温度インジケータの画像に基づいて、商品の温度が基準範囲を超えたことがあるかを判定する判定部と、
    前記判定部によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、警告を出力する出力部と、
    を備える請求項5に記載の商品供給装置。
  7. 前記自動販売機は、
    前記判定部によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、自動販売機へ商品が補充されるのを拒絶する第1拒絶部と、
    前記判定部によって商品の温度が基準範囲を超えたことがあると判定される場合、自動販売機内で商品を加熱する加熱部への商品が供給されるのを拒絶する第2拒絶部と、
    のうち少なくとも一方を備える請求項6に記載の商品供給装置。
  8. 自動販売機によって送信された、前記自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を受信する第1通信部と、
    複数の中間倉庫それぞれから送信された、前記中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を受信する第2通信部と、
    前記第1通信部で受信した第1商品情報に基づいて、前記自動販売機の商品の販売推移を取得し、前記自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、前記第2通信部で受信した第2商品情報に基づいて商品の在庫がある中間倉庫を複数抽出し、商品の在庫のある複数の中間倉庫のうち前記自動販売機から最も近い第3中間倉庫から前記自動販売機への商品の補充を前記第3中間倉庫に配される第3端末に指示する第4指示部と、
    前記第4指示部による前記第3端末への指示に対して前記第3端末から応答がない場合、前記自動販売機から次に近い第4中間倉庫から前記自動販売機への商品の補充を前記第4中間倉庫に配される第4端末に指示する第5指示部と、
    を備える商品供給装置。
  9. 自動販売機と、
    前記自動販売機に補充する商品を所定数保管する複数の中間倉庫と、
    前記中間倉庫に保管される商品の数よりも多くの商品を保管する本部倉庫と、
    前記自動販売機、前記中間倉庫及び前記本部倉庫を管理する管理本部と、を備え、
    前記自動販売機に配され、前記自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を前記管理本部に配される本部端末に提供する第1提供部と、
    前記中間倉庫に配され、前記中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を前記本部端末に提供する第2提供部と、
    前記本部端末に配され、前記第1提供部によって提供された第1商品情報に基づいて、前記自動販売機の商品の販売推移を取得し、前記自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、前記自動販売機から最も近い中間倉庫としての第1中間倉庫の第2提供部によって提供される第2商品情報に基づいて前記第1中間倉庫に保管される商品の数を取得し、前記第1中間倉庫に商品の在庫があると、前記第1中間倉庫から前記自動販売機への商品の補充を前記第1中間倉庫に配される第1端末に指示する第1指示部と、
    前記本部端末に配され、前記第1指示部による前記第1端末への指示に対して前記第1端末から応答がない場合、前記自動販売機から次に近い中間倉庫としての第2中間倉庫の第2提供部によって提供される第2商品情報に基づいて前記第2中間倉庫に保管される商品の数を取得し、前記第2中間倉庫に商品の在庫があると、前記第2中間倉庫から前記自動販売機への商品の補充を前記第2中間倉庫に配される第2端末に指示する第2指示部と、
    を備える商品供給システム。
  10. コンピュータが、
    自動販売機によって送信された、前記自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を第1通信部で受信する第1通信ステップと、
    複数の中間倉庫それぞれから送信された、前記中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を第2通信部で受信する第2通信ステップと、
    前記第1通信ステップで受信した第1商品情報に基づいて、前記自動販売機の商品の販売推移を取得し、前記自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、前記自動販売機から最も近い中間倉庫としての第1中間倉庫の第2商品情報に基づいて、前記第1中間倉庫に保管される商品の数を取得し、前記第1中間倉庫に商品の在庫があると、前記第1中間倉庫から前記自動販売機への商品の補充を前記第1中間倉庫に配される第1端末に指示する第1指示ステップと、
    前記第1指示ステップによる前記第1端末への指示に対して前記第1端末から応答がない場合、前記自動販売機から前記第1中間倉庫の次に近い中間倉庫としての第2中間倉庫の第2商品情報に基づいて、前記第2中間倉庫に保管される商品の数を取得し、前記第2中間倉庫に商品の在庫があると、前記第2中間倉庫から自動販売機への商品の補充を前記第2中間倉庫に配される第2端末に指示する第2指示ステップと、
    を実行する商品供給方法。
  11. コンピュータに、
    自動販売機によって送信された、前記自動販売機内の商品の数に関する第1商品情報を受信する第1通信機能と、
    複数の中間倉庫それぞれから送信された、前記中間倉庫に保管される商品の数に関する第2商品情報を第2通信部で受信する第2通信機能と、
    前記第1通信機能で受信した第1商品情報に基づいて、前記自動販売機の商品の販売推移を取得し、前記自動販売機の商品の在庫切れが予想される場合に、前記自動販売機から最も近い中間倉庫としての第1中間倉庫の第2商品情報に基づいて、前記第1中間倉庫に保管される商品の数を取得し、前記第1中間倉庫に商品の在庫があると、前記第1中間倉庫から前記自動販売機への商品の補充を前記第1中間倉庫に配される第1端末に指示する第1指示機能と、
    前記第1指示機能による前記第1端末への指示に対して前記第1端末から応答がない場合、前記自動販売機から前記第1中間倉庫の次に近い中間倉庫としての第2中間倉庫の第2商品情報に基づいて、前記第2中間倉庫に保管される商品の数を取得し、前記第2中間倉庫に商品の在庫があると、前記第2中間倉庫から自動販売機への商品の補充を前記第2中間倉庫に配される第2端末に指示する第2指示機能と、
    を実現させる商品供給プログラム。
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