JPH09245234A - 自動販売機の商品補充支援装置 - Google Patents

自動販売機の商品補充支援装置

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JPH09245234A
JPH09245234A JP4756096A JP4756096A JPH09245234A JP H09245234 A JPH09245234 A JP H09245234A JP 4756096 A JP4756096 A JP 4756096A JP 4756096 A JP4756096 A JP 4756096A JP H09245234 A JPH09245234 A JP H09245234A
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JP
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vending machine
data
sales
replenishment
product
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Application number
JP4756096A
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English (en)
Inventor
Takeshi Terasaki
健 寺崎
Hirohisa Nakano
弘久 中野
Yukio Makita
幸雄 槇田
Hisataka Takeda
久孝 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の補充を行う自動販売機の選定や自動販
売機の商品補充量の決定を安い費用で適確に行う。 【解決手段】 入力手段1に入力された販売実績データ
に基づいて、所定の時刻における自動販売機の商品の在
庫量を計算して、自動販売機の商品が売り切れてしまう
時刻を予測手段2により算出し、自動販売機の商品の在
庫量や自動販売機の商品が売り切れてしまう時刻などに
基づいて、決定手段3は、商品を補充する自動販売機を
選定したり、自動販売機の商品の補充量を決定したり、
特定の自動販売機に対する商品の補充時刻を決定したり
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の商品
補充支援装置に関し、特に、自動販売機に商品を効率的
に補充する場合などに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機と営業所の管理コンピ
ュータとがオンラインで接続されていない場合、自動販
売機の商品の補充を行う作業者(以下、ルートマンと称
する。)は、自動販売機を訪問する時期やその際の自動
販売機の商品補充量を、前回自動販売機に商品の補充を
行った時の状況を推察しながら、ルートマン自身の経験
や勘を頼りに決定していた。
【0003】また、特開平6−119537号公報に記
載されているように、自動販売機と営業所の管理コンピ
ュータとを常時接続し、オンラインリアルタイムで自動
販売機の売り上げデータを収集し利用することにより、
自動販売機の商品の補充をリアルタイムで行う方法も行
われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ルート
マン自身の経験や勘を頼りに自動販売機の商品補充量を
決定する方法の場合、経験が浅い不慣れなルートマンで
は、商品の補充を行う自動販売機の選定や自動販売機の
商品補充量の決定を効率的に行うことができないという
問題があった。
【0005】また、自動販売機と営業所の管理コンピュ
ータとを常時接続し、自動販売機の商品の補充をリアル
タイムで行う方法は、自動販売機と営業所の管理コンピ
ュータとを常時接続するための公衆回線の利用などによ
るランニングコストが膨大になってしまうという問題が
あった。
【0006】さらに、自動販売機の売り上げデータを収
集するためのランニングコストを抑制するため、自動販
売機に無線機を設置した場合、その初期投資が膨大とな
り、オンラインリアルタイムで自動販売機の売り上げデ
ータを収集して管理する方法は、必ずしも実用的でない
という問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、商品の補充を行
う自動販売機の選定や自動販売機の商品補充量の決定を
安い費用で適確に行うことができる自動販売機の商品補
充支援装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明によれば、自動販売機の商品の
販売実績データに基づいて、所定の時刻における自動販
売機の商品の販売予測データを算出する予測手段と、販
売予測データに基づいて、所定の時刻における自動販売
機の商品の補充量を決定する決定手段とを備える。そし
て、予測手段は、以前のある一定の時刻に得られた販売
実績データを用いて、将来の自動販売機の商品の販売量
を予測する。このことにより、自動販売機の売り上げデ
ータを収集するためのランニングコストを抑制しなが
ら、自動販売機の商品の補充を行う時点における商品の
補充量を予め知ることができ、自動販売機の商品補充量
の決定を安い費用で適確に行うことができる。
【0009】また、請求項2の発明によれば、自動販売
機の商品の販売実績データに基づいて、所定の時刻にお
ける自動販売機の商品の販売予測データを算出する予測
手段と、販売予測データに基づいて、商品の補充を行う
自動販売機を選定する選定手段とを備える。そして、予
測手段は、以前のある一定の時刻に得られた販売実績デ
ータを用いて、将来の自動販売機の商品の販売量を予測
する。このことにより、自動販売機の売り上げデータを
収集するためのランニングコストを抑制しながら、商品
の補充が必要な自動販売機の選定を予め行うことがで
き、商品の補充が必要な自動販売機の選定を安い費用で
適確に行うことができる。
【0010】また、請求項3の発明によれば、販売実績
データ、販売予測データ、制約条件データ及び条件項目
データに基づいて、商品の補充を行う自動販売機の優先
順位と各自動販売機の商品補充量とを決定する決定手段
とを備える。そして、決定手段は、販売実績データ、販
売予測データ、制約条件データに対し、条件項目データ
に基づいて重み付けを行い、自動販売機の状態を考慮し
ながら商品の補充を行う自動販売機に優先順位を付すと
ともに各自動販売機の商品補充量を決定する。このこと
により、自動販売機の商品の補充作業を効率よく行うこ
とができる。
【0011】また、請求項4の発明によれば、表示手段
に表示された自動販売機の優先順位を変更する変更手段
を備える。このことにより、商品の補充を行う作業者の
経験や能力を考慮して自動販売機の優先順位を決めるこ
とができる。
【0012】また、請求項5の発明によれば、決定手段
は、移動コスト情報を考慮しながら、商品の補充を行う
自動販売機を選択し、自動販売機の訪問順序及び各自動
販売機への到着予定時刻を算出する。このことにより、
商品の補充が必要な自動販売機を最も効率のよい方法で
巡回することができ、自動販売機の商品の補充に必要な
費用を削減することができる。
【0013】また、請求項6の発明によれば、決定手段
は、販売実績データ、販売予測データ、制約条件デー
タ、条件項目データ及び移動コスト情報に基づいて、到
着予定時刻における各自動販売機の商品補充量を算出す
る。このことにより、商品の補充が必要な自動販売機を
巡回する前に、持ち運ぶべき最適な商品量を知ることが
でき、自動販売機の設置場所に到着した時点で、補充す
べき商品量が不足したり、多すぎたりすることを防止で
きる。
【0014】また、請求項7の発明によれば、決定手段
は、販売実績データ、販売予測データ、制約条件デー
タ、条件項目データ、移動コスト情報、希望順序及び到
着希望時刻に基づいて、商品の補充を行う自動販売機を
選択し、自動販売機の訪問順序及び各自動販売機への到
着予定時刻を算出する。このことにより、自動販売機の
訪問順序及び各自動販売機への到着予定時刻を、希望順
序及び到着希望時刻に基づいて変更することができ、経
験の浅い不慣れな作業者に対しては、自動販売機への到
着予定時刻を遅らせて作業時間を長くしたり、経験豊富
な作業者に対しては、自動販売機への到着予定時刻を早
くして作業時間を短くしたりするなど、作業者の能力や
経験に応じて自動販売機の補充ルートを柔軟に設定する
ことができるため、自動販売機の商品の補充作業を正確
に且つ効率よく行うことができる。
【0015】また、請求項8の発明によれば、自動販売
機への到着実績時刻に基づいて、移動コスト情報を補正
する補正手段を備える。このことにより、移動コスト情
報をより正確なものに修正することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例による自
動販売機の商品補充支援装置の機能的な構成について図
面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例
による自動販売機の商品補充支援装置の機能的な構成を
示すブロック図である。
【0017】図1において、入力手段1には、自動販売
機の商品の売り上げ量を示す販売実績データが入力され
る。この販売実績データの収集は、所定の時刻に、公衆
電話回線や無線などを利用してオンラインで行ったり、
ハンディターミナルなどの携帯型情報端末を利用してオ
フラインで行ったりする。
【0018】予測手段2は、入力手段1に入力された販
売実績データに基づいて、単位時間当たりに自動販売機
の商品が幾つ売れたかを計算する。そして、単位時間当
たりの自動販売機の商品の売り上げ量に基づいて、所定
の時刻における自動販売機の商品の在庫量を計算し、自
動販売機の商品が売り切れてしまう時刻を算出する。
【0019】決定手段3は、予測手段2により算出した
自動販売機の商品の在庫量や自動販売機の商品が売り切
れてしまう時刻などに基づいて、商品を補充する自動販
売機を選定したり、自動販売機の商品の補充量を決定し
たり、特定の自動販売機に対する商品の補充時刻を決定
したりする。
【0020】このことにより、所定の時刻に収集された
販売実績データに基づいて、自動販売機の訪問時におけ
る商品の補充量を正確に決定することができ、自動販売
機の商品が売り切れた状態のまま長時間放置したり、商
品の不足が発生していない自動販売機を不必要に訪問し
たりすることを回避できる。
【0021】次に、本発明の第1実施例による商品補充
支援装置について説明する。この第1実施例による商品
補充支援装置は、自動販売機の販売実績データを収集し
た時点における商品の販売量を算出するとともに、自動
販売機の商品を補充する計画対象日における商品の販売
量を予測することにより、商品の補充を行う自動販売機
の優先順位を決定するようにしたものである。
【0022】図2において、11はパーソナルコンピュ
ータなどの処理装置であり、補充先自動販売機の決定処
理プログラムを備えている。12は自動販売機テーブル
であり、自動販売機毎のコラム総数、コラム毎の商品種
別、自動販売機の設置場所、自動販売機の商品の配送可
能時間帯、自動販売機の設置場所の定休日などの各自動
販売機に固有の制約条件が格納管理されている。
【0023】図3は、自動販売機テーブル12に格納さ
れている各自動販売機に固有の制約条件の内容を示す図
である。図3において、例えば、自動販売機名称、設置
場所を示す市町村名や番地名、定休日を示す曜日名、商
品名及び補充可能時間を示す時分などの制約条件データ
が自動販売機毎に格納されている。
【0024】13は条件項目テーブルであり、補充先の
自動販売機の優先順位を決定する際に優先して考慮を行
う条件項目及び補充先の自動販売機の優先順位を決定す
る際に使用する重みデータが格納管理されている。
【0025】図4は、条件項目テーブル13に格納され
ている条件項目及び重みの内容を示す図である。図4に
おいて、条件項目は、例えば、既に発生している売り切
れコラムの絶対数、全コラム数に対する売り切れコラム
率、全商品の総在庫量、総本数に対する全商品の在庫
率、翌日の売り切れ発生予想コラム数、訪問指定日など
であり、それぞれの条件項目に対して重みα1 〜α6
与えられている。
【0026】図2において、14は入力装置、15は出
力装置である。処理装置11は、自動販売機のコラム毎
の販売実績データが入力されると、自動販売機テーブル
12及び条件項目テーブル13に格納された制約条件デ
ータ及び条件項目データに基づいて、自動販売機の優先
順位の演算を行い、補充先の自動販売機を示すデータを
その優先順位により並べ変えて出力装置15に出力す
る。
【0027】次に、本発明の第1実施例による商品補充
支援装置の動作について説明する。図5は、処理装置1
1の補充先の自動販売機の決定処理を示すフローチャー
トである。
【0028】図5において、まず、ステップS1に示す
ように、全ての自動販売機のコラム毎に条件項目につい
ての演算を行い、補充先の自動販売機の決定に必要な属
性値を全て計算することにより、補充先の自動販売機の
優先順位を算出する。
【0029】次に、ステップS2に示すように、補充先
の自動販売機の優先順位に基づいて、自動販売機のデー
タを優先順位が高い順序に並べ替えて出力装置15に表
示する。
【0030】図6は、自動販売機のデータを優先順位が
高い順序に並べ替えた結果を示す表示例である。図6に
おいて、優先順位1としてDDD自動販売機が表示さ
れ、優先順位2としてAAA自動販売機が表示され、優
先順位3としてYYY自動販売機が表示され,優先順位
4としてXXX自動販売機が表示され,優先順位nとし
てVVV自動販売機が表示されている。
【0031】次に、ステップS3に示すように、ルート
マンは出力装置15の表示結果を変更するかどうかを判
定し、表示結果を変更しない場合、処理を終了する。一
方、ステップS3で表示結果を変更すると判定された場
合、ステップS4に進み、変更結果を獲得して処理を終
了する。
【0032】例えば、図6において、出力装置15に表
示された優先順位1〜nの自動販売機のうち、実際に補
充を行う自動販売機については、「確定」の欄に、例え
ば、○印を記入し、補充を行わない自動販売機について
は、「確定」の欄に、例えば、×印を記入し、処理装置
11の決定結果に従う場合は、「確定」の欄を空欄にし
ておく。
【0033】そして、○印を記入した自動販売機につい
ての補充ルートや補充順序を計画し、時間的な余裕があ
る場合、「確定」の欄が空欄となっている自動販売機を
補充ルートに組み込んで、勤務時間が余らない(勤務時
間を実働時間が下まわらない)ように補充ルートを計画
する。
【0034】次に、自動販売機の条件項目についての演
算方法について説明する。なお、以下の説明では、自動
販売機毎の販売実績データを毎日決まった時刻、例え
ば、午後9時に公衆電話回線を利用して収集し、その販
売実績データに基づいて補充先の自動販売機の決定処理
を行うものとする。
【0035】まず、計画対象日(販売実績データを収集
した日の翌日)の自動販売機のコラム毎の商品在庫量を
以下の式により計算する。本日(販売実績データを収集
した日)に、データの収集を行った自動販売機に商品を
補充しなかった場合、在庫量Q(t)は、図7を参照し
て、 Q(t)=(Q2 −Q1 )t/C0 +Q2 ・・・(1) と求めることができる。
【0036】ここで、 Q1 :前日の実績在庫量 Q2 :本日の実績在庫量 C0 :販売実績データの収集間隔(ただし、商品の非販
売時間帯は除く) である。
【0037】なお、実績在庫量は、商品の満杯量から販
売実績データを減算することにより求めることができ
る。また、本日(販売実績データを収集した日)に、デ
ータの収集を行った自動販売機に商品を補充した場合、
在庫量Q(t)は、図8を参照して、 Q(t)=(Q2 −Q0 )t/(T2 −T0 )+Q2 ・・・(2) と求めることができる。
【0038】ここで、 Q0 :商品の満杯量 T0 :自動販売機の商品を満杯にした時の補充時刻 T2 :本日、販売実績データを収集した時刻(ただし、
商品の非販売時間帯は除く) である。
【0039】この(1)式又は(2)式の在庫量Q
(t)を用いることにより、例えば、翌日の売り切れ発
生予想コラム数を、売り切れコラム数の予測基準時刻
(例えば、17:00)において、在庫量Q(t)の値
が0、或いは任意の売り切れ判定下限値以下となったコ
ラムの数として算出することができる。
【0040】また、売り切れコラムの絶対数は、既に発
生している売り切れコラム数と計画対象日に売り切れが
予想されているコラム数とを加算することにより求める
ことができる。
【0041】また、全コラム数に対する売り切れコラム
率は、自動販売機のコラム数に対する売り切れコラムの
絶対数の割合を算出することにより求めることができ
る。また、自動販売機iの全商品の総在庫量S(i)
は、
【0042】
【数1】
【0043】により求めることができる。ここで、 yik:自動販売機iのコラムkの在庫量(本) である。
【0044】また、自動販売機iの総本数に対する全商
品の在庫率R(i)は、 R(i)=S(i)/T(i) ・・・(4) により求めることができる。
【0045】ここで、 T(i):自動販売機iの補充可能な総本数(本) である。
【0046】なお、販売実績データを利用することによ
り、その他の条件項目の値も計算することができる。こ
れらの条件項目の値を用いて、自動販売機iの優先順位
O(i)を以下のように求めることができる。
【0047】すなわち、
【0048】
【数2】
【0049】ここで、 αj :条件項目テーブル13における条件項目jの重み xij:自動販売機iの条件項目jの値 である。
【0050】条件項目の値を用いて自動販売機iの優先
順位O(i)を算出した後、処理装置11は、自動販売
機iの優先順位O(i)に基づいて、自動販売機のデー
タを表示する順序を並べ替えて図6に示すような形式で
出力装置15に表示する。また、条件1〜mの欄には、
既に発生している売り切れコラム数、計画対象日に売り
切れが予想されているコラム数、中身商品の在庫量、売
り切れコラムの絶対数、全コラム数に対する売り切れコ
ラム率、全商品の総在庫量、総本数に対する全商品の在
庫率などの条件項目の値が各自動販売機毎に表示され
る。
【0051】さらに、ルートマンは、出力装置15に表
示された内容を確認しながら修正したり変更したりする
こともできる。このように、販売実績データを用いて条
件項目の値を処理装置11により算出し、その条件項目
の値に基づいて、補充先の自動販売機の優先順位を決定
するとともに、ルートマンにより決定された優先順位の
修正を可能として補充先の自動販売機を確定する。
【0052】以上説明したように、本発明の第1実施例
による商品補充支援装置によれば、自動販売機の商品補
充作業を行う場合、補充先の自動販売機の選定や補充す
べき商品量を決定する作業を支援するため、ルートマン
がルートカー(自動販売機の商品を補充する際に利用す
る配送車)で営業所を出発する前に、入力装置14によ
り公衆電話回線や無線などを経由してオンラインで収集
した自動販売機のコラム毎の販売実績データを利用して
計画対象日の全ての自動販売機の中身商品の売り上げ量
を予測し、自動販売機テーブル12に格納されている制
約条件と項目条件テーブル13に格納されている条件項
目とを考慮して、商品の補充を行わなければならない自
動販売機の優先順位付け及び自動販売機毎の商品補充量
を決定する処理装置11、自動販売機の優先順位付けし
た結果及び自動販売機毎の商品補充量を優先順位の高い
順序に並べ替えて表示する出力装置15を備えている。
【0053】そして、公衆電話回線や無線などを経由し
てオンラインで収集した自動販売機毎の販売実績データ
が入力装置14により入力されると、販売実績データの
収集時点における全自動販売機の売り上げ量をコラム別
に算出するとともに、計画対象日における売り切れ発生
コラム数の予測を行い、その予測結果や自動販売機が設
置されている場所の制約条件や優先順位付けを行う際の
条件項目などに基づいて、商品を補充すべき自動販売機
の優先順位及び自動販売機の商品補充量を決定し、優先
順位の高い順番で商品を補充すべき自動販売機を示すデ
ータを出力装置15に表示する。
【0054】また、出力装置15に表示された内容をル
ートマンが適宜確認でき、最終的にどの自動販売機に商
品を補充しに行くかどうかを入力装置14を介して設定
変更する。
【0055】このことにより、以前の自動販売機の商品
売り上げ量に基づいて、自動販売機を次回に訪問する際
の商品売り上げ量を予測することができ、次回に訪問す
る際の商品補充量を決定するため、自動販売機と営業所
の管理コンピュータとをオンラインで常時接続しておく
場合に必要なランニングコストを削減することができ、
経験の浅い不慣れなルートマンが作業を行う場合におい
ても、商品の補充を行うべき自動販売機を正確に選定す
ることができる。
【0056】また、商品を補充すべき自動販売機の優先
順位を決定する際に、どのような条件を優先して採用す
るかを示す条件項目を重み付けという方法で反映させる
ことにより、自動販売機の設置環境などに対応させて柔
軟に自動販売機の優先順位を決定することができる。
【0057】さらに、商品売り上げ量の予測結果や自動
販売機が設置されている場所の制約条件や優先順位付け
を行う際の条件項目などに基づいて自動的に計画された
自動販売機の優先順位の内容を確認し、実際にその優先
順位で自動販売機の商品の補充を行うかどうかを自由に
変更することができる。
【0058】次に、本発明の第2実施例による商品補充
支援装置について説明する。この第2実施例による商品
補充支援装置は、自動販売機の設置先の固有条件、例え
ば、自動販売機の商品の配送可能時間帯や経度緯度など
の自動販売機の位置情報などと、自動販売機間の移動コ
スト情報、例えば、移動時間や移動距離などとに基づい
て、勤務時間内に補充可能な自動販売機の補充ルート及
び各自動販売機への到着予定時刻を計画立案し、出力装
置に表示するようにしたものである。
【0059】図9において、21はパーソナルコンピュ
ータなどの処理装置であり、補充ルート計画立案プログ
ラムを備えている。22は自動販売機テーブルであり、
自動販売機毎のコラム総数、コラム毎の商品種別、自動
販売機の設置場所、自動販売機の商品の配送可能時間
帯、自動販売機の設置場所の定休日などの各自動販売機
に固有の制約条件が格納管理されている。
【0060】23は知識テーブルであり、営業所から出
発して最初に訪問する自動販売機を決定したり、補充ル
ートを計画立案する際に未訪問の自動販売機の中から次
に訪問する自動販売機を決定したりするためのルール
(規則)が格納されている。
【0061】以下、このルールの一例について簡単に説
明する。 (1)最初に訪問する自動販売機を選択する条件(一
部) ルール1 もし、午前中に商品の補充すべき時刻が指定されている
自動販売機の数が多い配達ゾーンは、1つだけである。
【0062】ならば、午前中に商品の補充すべき時刻が
指定されている自動販売機の数が多い配達ゾーンの中か
ら、最初に訪問する自動販売機を選択する。 ルール2 もし、午前中に商品の補充すべき時刻が指定されている
自動販売機の数が多い配達ゾーンは、複数ある。
【0063】且つ営業所に最も近い自動販売機を含んで
いる配達ゾーンは、1つだけである。ならば、営業所に
最も近い自動販売機を含んでいる配達ゾーンの中から、
最初に訪問する自動販売機を選択する。 ルール3 もし、午前中に商品の補充すべき時刻が指定されている
自動販売機の数が多い配達ゾーンは、複数ある。
【0064】且つ営業所に最も近い自動販売機を含んで
いる配達ゾーンは、複数ある。且つ配達ゾーン内の自動
販売機の数が最も多い配達ゾーンは、1つだけである。
【0065】ならば、配達ゾーン内の自動販売機の数が
最も多い配達ゾーンの中から、最初に訪問する自動販売
機を選択する。 ルール4 もし、午前中に商品の補充すべき時刻が指定されている
自動販売機の数が多い配達ゾーンは、複数ある。
【0066】且つ営業所に最も近い自動販売機を含んで
いる配達ゾーンは、複数ある。且つ配達ゾーン内の自動
販売機の数が最も多い配達ゾーンは、複数ある。
【0067】且つゴミ回収の必要な自動販売機の数が最
も少ない配達ゾーンは、1つだけである。
【0068】ならば、ゴミ回収の必要な自動販売機の数
が最も少ない配達ゾーンの中から、最初に訪問する自動
販売機を選択する。 ルール5 もし、午前中に商品の補充すべき時刻が指定されている
自動販売機の数が多い配達ゾーンは、複数ある。
【0069】且つ営業所に最も近い自動販売機を含んで
いる配達ゾーンは、複数ある。且つ配達ゾーン内の自動
販売機の数が最も多い配達ゾーンは、複数ある。
【0070】且つゴミ回収の必要な自動販売機の数が最
も少ない配達ゾーンは、複数ある。ならば、営業所に最
も近い自動販売機を選択する。 (2)未訪問の自動販売機の中から、次に訪問する自動
販売機を選択する条件(一部) ルール1 もし、利用者が指定した訪問順番の自動販売機がある。
【0071】ならば、当該自動販売機を次の訪問先とし
て組み込んだ補充ルートを編成する。 ルール2 もし、利用者が指定した補充希望時刻の自動販売機があ
る。
【0072】ならば、当該自動販売機を次の訪問先とし
て組み込んだ補充ルートを編成する。 ルール3 もし、同一配送ゾーン内に未訪問の自動販売機がある。
【0073】ならば、同一配送ゾーン内で移動コストが
最も小さい自動販売機を次の訪問先として組み込んだ補
充ルートを編成する。 ルール4 もし、同一配送ゾーン内に未訪問の自動販売機がない。
【0074】ならば、移動コストが最も小さい自動販売
機を次の訪問先として組み込んだ補充ルートを編成す
る。 (3)自動販売機の当該補充ルートへの組み込み可否を
判定する条件(一部) ルール1 もし、組み込んだ位置以降の自動販売機の中で、補充時
刻が指定されている自動販売機の到着予定時刻は、自動
販売機を組み込んでも、指定された時間帯を外れない。
【0075】且つ、総勤務時間(例えば、8時間+許容
時間幅)を超過しない。ならば、当該自動販売機を補充
ルートに組み込む。 ルール2 もし、組み込んだ位置以降の自動販売機の中で、補充時
刻が指定されている自動販売機の到着予定時刻は、自動
販売機を組み込んだら、指定された時間帯を外れる。
【0076】且つ、総勤務時間(例えば、8時間+許容
時間幅)を超過してしまう。ならば、当該自動販売機を
補充ルートに組み込まない。
【0077】24は、移動コストテーブルであり、移動
時間や移動距離などの自動販売機の間の移動コスト情報
を格納している。25は出力装置、26は入力装置であ
る。
【0078】処理装置21は、自動販売機のコラム毎の
販売実績データが入力されると、自動販売機テーブル2
2及び移動コストテーブル24に格納された制約条件デ
ータ及び自動販売機の間の移動コスト情報に基づいて、
知識ベースに格納された訪問先自動販売機決定のルール
を参照しながら補充ルートの計画立案を行い、その結果
を出力装置25に出力する。
【0079】次に、本発明の第2実施例による商品補充
支援装置の動作について説明する。図10は、処理装置
21により実行される補充ルート決定処理を示すフロー
チャートである。
【0080】図10において、まず、ステップS11に
示すように、補充先の自動販売機を優先順位の上位n
個、例えば、30個を取り出す。次に、ステップS12
に示すように、ステップS11で取り出した自動販売機
をクラスタ分析などの手法により、配送ゾーンに分け
る。
【0081】この自動販売機を配送ゾーンに分ける処理
は、任意の近さ(距離、或いは移動時間)にある複数の
自動販売機をひとつにまとめるもので、配送ゾーン内の
自動販売機の補充を完了した後、次の配送ゾーン内の自
動販売機の補充を行う。このことにより、自動販売機の
補充ルートを計画する際、ルートマンが管理している区
域内で、計画に対する作業の遅れ、自動販売機の故障な
どにより計画されていない自動販売機の設置場所からの
緊急呼び出しなどのコールの影響を減らすことができ
る。
【0082】次に、ステップS13に示すように、知識
ベース23を参照して営業所から最初に訪問する自動販
売機を選定する。この選定処理は、知識ベース23に格
納されているルールの条件部を満足する自動販売機を検
索し、ルールの実行部に記述されている判別結果を推論
結果とする。
【0083】なお、推論結果の判定に際し、同一の条件
に対して複数個のルールが成立した場合、例えば、最初
に一致したルールを選択するなどして、複数の推論結果
が重複して出力されないようにする。
【0084】次に、ステップS14に示すように、勤務
時間を超過したかどうかの判定を行う。この判定は、営
業所から出発して、補充ルートに組み込んだ自動販売機
への移動時間、中身商品補充や掃除などの自動販売機で
の作業時間及び昼食などの休憩時間を考慮して作業時間
を積算することにより勤務時間を算出し、この勤務時間
が予め決められた計画時間内にあるかどうか、すなわ
ち、勤務終了時刻と営業所を出発してこれまで計画した
中で最後の自動販売機の作業完了予定時刻との偏差が任
意のしきい値以上であるかどうかを調べることにより行
う。
【0085】そして、ステップS14で勤務時間を超過
したと判定された場合、ステップS15に進んで営業所
に戻るルートを作成した後、ステップS22に進む。一
方、ステップS14で勤務時間を超過していないと判定
された場合、ステップS16に進み、ステップS11で
取り出した自動販売機のうち、補充計画ルートに組み入
れられてない未訪問の自動販売機が残っているかどうか
を判定する。
【0086】そして、ステップS16で未訪問の自動販
売機が残っていると判定された場合、ステップS17に
進んで未訪問の自動販売機の中から次に訪問する自動販
売機を選定し、ステップS14に戻る。この処理は、次
に訪問する自動販売機を決定するためのルールの条件部
を満足するルールを知識ベース23の中から探し、その
ルールの実行部に記述されている判別結果を推論結果と
する。
【0087】なお、推論結果の判定に際し、同一の条件
に対して複数個のルールが成立した場合、例えば、最初
に一致したルールを選択するなどして、複数の推論結果
が重複して出力されないようにする。
【0088】一方、ステップS16で未訪問の自動販売
機が残っていないと判定された場合、ステップS18に
進み、未訪問の自動販売機の取り出しと追加とを行う。
すなわち、計画時間の残り時間が多いにもかかわらず、
ステップS11で取り出した自動販売機の中に未訪問の
自動販売機が残っていない場合、ステップS11で取り
出した以外の自販機の中から優先順位の高い未訪問の自
動販売機を取り出して追加することにより、勤務時間内
で可能な限り多くの自動販売機に商品を補充することが
できる。
【0089】次に、ステップS19に示すように、既に
決定した補充ルートの全線分に対し、各辺の間に自動販
売機を追加したと仮定した場合の順路長及び総移動コス
トを算出する。
【0090】次に、ステップS20に示すように、適切
な補充ルート上の線分に組み入れるためのルールの条件
部を満足するルールを知識ベース23の中から探し、そ
のルールの実行部に記述されている判別結果を推論結果
とする。
【0091】次に、ステップS21に示すように、勤務
時間を超過したかどうかの判定を行い、勤務時間を超過
していない場合、ステップS18に戻り、勤務時間を超
過している場合、ステップS22に進む。
【0092】次に、ステップS22に示すように、自動
販売機の補充ルートと各自動販売機への到着予定時刻を
出力装置25に出力する。図11は、補充ルート決定処
理により出力装置25に出力される表示例を示す図であ
る。
【0093】図11において、補充順番1〜nの順序で
自動販売機名が表示され、各自動販売機への到着予定時
刻が表示される。例えば、補充順番1のDDD自動販売
機への到着予定時刻は9時15分、補充順番2のAAA
自動販売機への到着予定時刻は9時30分、補充順番3
のYYY自動販売機への到着予定時刻は9時55分、補
充順番4のXXX自動販売機への到着予定時刻は10時
8分、補充順番nのVVV自動販売機への到着予定時刻
は17時12分と表示される。
【0094】このように、優先順位に基づいて選定され
た補充先の自動販売機に対し、自動販売機の設置先にお
ける固有条件及び自動販売機の間の移動コスト情報によ
り、計画対象日における自動販売機の補充ルートとその
自動販売機への到着予定時刻とを計画する。
【0095】以上説明したように、本発明の第2実施例
による商品補充支援装置によれば、商品の補充を行わな
ければならない自動販売機の優先順位に基づいて自動販
売機を選定し、自動販売機テーブル22に格納された自
動販売機の設置先における固有条件及び移動コストテー
ブル24に格納された自動販売機の間の移動コスト情報
に基づいて、知識ベース23に格納された訪問先の自動
販売機を決定するルールを参照しながら、計画対象日に
補充対象として選別された自動販売機の補充ルートとそ
の自動販売機への到着予定時刻とを計画立案する処理装
置21、処理装置21により計画立案された自動販売機
の補充ルートとその自動販売機への到着予定時刻とを表
示する出力装置25を備えている。
【0096】そして、図5の補充先の自動販売機の決定
処理により選定され、ルートマンにより入力装置を介し
て最終決定された補充先の自動販売機に対し、自動販売
機の設置先における固有条件及び自動販売機の間の移動
コスト情報に基づいて、処理装置21は、計画対象日に
おける自動販売機の補充ルートとその自動販売機への到
着予定時刻とを計画立案し、その自動販売機の補充ルー
トとその自動販売機への到着予定時刻とを出力装置25
に表示したり印刷したりする。
【0097】このことにより、商品の補充を行う自動販
売機を効率よく巡回することができ、自動販売機の間を
移動するコストを削減することができるとともに、ルー
トマンの勤務時間内に可能な限り多くの自動販売機の商
品の補充を行うことができ、経験の浅い不慣れなルート
マンが作業を行う場合においても、商品の補充を行うべ
き自動販売機を正確に選定することができる。
【0098】次に、本発明の第3実施例による商品補充
支援装置について説明する。この第3実施例による商品
補充支援装置は、図5の補充先の自動販売機の決定処理
により選定された自動販売機に対し、図10の補充ルー
ト決定処理を行って自動販売機への到着予定時刻を算出
し、さらに、その到着予定時刻での自動販売機の商品補
充量を計算して、出力装置25に表示するようにしたも
のである。
【0099】到着予定時刻での自動販売機の商品補充量
Q´(t)は、計画対象日(販売実績データを収集した
日の翌日)の自動販売機のコラム毎の商品在庫量Q
(t)を算出する(1)式及び(2)式に曜日補正量を
加えた演算式を利用し以下のように求める。
【0100】本日(販売実績データを収集した日)に、
データの収集を行った自動販売機に商品を補充しなかっ
た場合、商品補充量Q´(t)は、 Q´(t)=Q0 −{(Q2 −Q1 )t/C0 +Q2 }+βi ・・・(6) と求めることができる。
【0101】ここで、 t :到着予定時刻 Q1 :前日の実績在庫量 Q2 :本日の実績在庫量 C0 :販売実績データの収集間隔(ただし、商品の非販
売時間帯は除く) βi :曜日補正量(i:曜日) である。
【0102】また、本日(販売実績データを収集した
日)に、データの収集を行った自動販売機に商品を補充
した場合、在庫量Q´(t)は、 Q´(t)=Q0 −{(Q2 −Q0 )t/(T2 −T0 )+Q2 }+βi ・・・(7) と求めることができる。
【0103】ここで、 Q0 :商品の満杯量 T0 :自動販売機の商品を満杯にした時の補充時刻 T2 :本日、販売実績データを収集した時刻(ただし、
商品の非販売時間帯は除く) である。
【0104】この(6)式又は(7)式の商品補充量Q
´(t)を用いることにより、到着予定時刻での自動販
売機の商品補充量を計算することができる。図12は、
商品補充量Q´(t)に基づいて、計画対象日にルート
カーへ商品を積み込む総量とその箱(ケース)数を計算
した結果を示す表示例である。
【0105】図12において、補充順番1〜nの順序で
自動販売機名が表示され、各自動販売機への到着予定時
刻及びその到着予定時刻での補充すべき商品の個数が表
示される。例えば、補充順番1のDDD自動販売機への
到着予定時刻は9時15分であり、その時に補充する商
品は、コーヒーが15個、オレンジが5個と表示され
る。また、補充順番2のAAA自動販売機への到着予定
時刻は9時30分であり、その時に補充する商品は、コ
ーヒーが8個、オレンジが10個と表示される。さら
に、補充すべき商品の合計と箱数も表示される。 この
ように、計画立案された各自動販売機への到着予定時刻
に基づいて、その到着予定時刻における商品補充量を推
定する。
【0106】以上説明したように、本発明の第3実施例
による商品補充支援装置によれば、補充先の自動販売機
の決定処理により選定された自動販売機に対し、補充ル
ート決定処理を行って自動販売機への到着予定時刻を算
出し、その到着予定時刻での自動販売機の商品補充量を
計算する処理装置21、処理装置により計算された到着
予定時刻での自動販売機の商品補充量を表示する出力装
置25を備えている。
【0107】そして、処理装置21は補充ルートが決定
された自動販売機への到着予定時刻に基づいて、その到
着予定時刻での自動販売機の商品補充量を計算し、出力
装置25に表示したり印刷したりする。
【0108】このことにより、商品の補充を行う自動販
売機の商品補充量を正確に計算することができ、経験の
浅い不慣れなルートマンが作業を行う場合においても、
自動販売機へ到着した際に補充すべき商品が不足した
り、余分に運んできたりすること防止することができ、
商品補充作業を効率よく行うことができる。
【0109】次に、本発明の第4実施例による商品補充
支援装置について説明する。この第4実施例による商品
補充支援装置は、自動的に計画された自動販売機への到
着予定時刻を任意の異なる到着希望時刻に変更したり、
その到着希望時刻に基づいて補充ルートを計画したり、
その到着希望時刻における商品補充量を算出したりし
て、それらの結果を出力装置25に表示するようにした
ものである。
【0110】例えば、図12に示すように、ルートマン
が、自動販売機の補充ルートと到着予定時刻における商
品補充量とが表示された画面を参照しながら、「希望順
序」の欄及び「到着希望時刻」の欄に入力装置を用い
て、希望順序や到着希望時刻を入力した場合、処理装置
は入力された希望順序や到着希望時刻に基づいて、自動
販売機の補充ルートを再度計画する。
【0111】図13は、希望順序や到着希望時刻に基づ
いて、処理装置21により実行される補充ルート決定処
理を示すフローチャートである。図13において、ま
ず、ステップS31に示すように、出力装置に表示され
た自動販売機に対し、利用者の自動販売機を訪問する希
望順序及び自動販売機への到着希望時刻を獲得する。
【0112】次に、ステップS32に示すように、出力
装置25に表示された自動販売機に対し、クラスタ分析
などの手法により、配送ゾーンに分ける。次に、ステッ
プS33に示すように、訪問先の自動販売機を選定する
ルールが格納された知識ベース23を参照し、営業所か
ら最初に訪問する自動販売機を選定する。もし、訪問す
る希望順序が1番とか、到着希望時刻が営業所を出発す
る時刻の直後であったような自販機の場合には、知識ベ
ース23に格納されているルールの中で、条件が一致す
るルールが、該当する自販機が選択されることになる。
【0113】次に、ステップS34に示すように、勤務
時間を超過したかどうかの判定を行う。この判定は、勤
務時間が予め決められた計画時間内にあるかどうか、す
なわち、勤務終了時刻と営業所を出発してこれまで計画
した中で最後の自動販売機の作業完了予定時刻との偏差
が任意のしきい値以上であるかどうかを調べることによ
り行う。
【0114】そして、ステップS34で勤務時間を超過
したと判定された場合、ステップS35に進んで営業所
に戻るルートを作成した後、ステップS42に進む。一
方、ステップS34で勤務時間を超過していないと判定
された場合、ステップS36に進み、出力装置に表示さ
れた自動販売機のうち、補充計画ルートに組み入れられ
てない未訪問の自動販売機が残っているかどうかを判定
する。
【0115】そして、ステップS36で未訪問の自動販
売機が残っていると判定された場合、ステップS37に
進んで未訪問の自動販売機の中から次に訪問する自動販
売機を選定し、ステップS34に戻る。
【0116】もし、訪問する希望順序が指定された順番
に、営業所を出発してからの自販機数が一致したり、あ
るいは、営業所を出発してから計画が完了(補充ルート
に組み込まれた自販機分)した部分までの経過時間と、
到着希望時刻との差が閾値以内になったら、当該自販機
を選択するというようなルールにより、補充ルートへ組
み込まれる。
【0117】一方、ステップS36で未訪問の自動販売
機が残っていないと判定された場合、ステップS38に
進み、未訪問の自動販売機の取り出しと追加とを行う。
すなわち、計画時間の残り時間が多いにもかかわらず、
出力装置25に表示された自動販売機の中に未訪問の自
動販売機が残っていない場合、優先順位の高い未訪問の
自動販売機を取り出して追加することにより、勤務時間
内で可能な限り多くの自動販売機に商品を補充すること
ができる。
【0118】次に、ステップS39に示すように、既に
決定した補充ルートの全線分に対し、各辺の間に自動販
売機を追加したと仮定した場合の順路長及び総移動コス
トを算出する。
【0119】次に、ステップS40に示すように、適切
な補充ルート上の線分に組み入れるためのルールの条件
部を満足するルールを知識ベース23の中から探し、そ
のルールの実行部に記述されている判別結果を推論結果
とする。
【0120】次に、ステップS41に示すように、勤務
時間を超過したかどうかの判定を行い、勤務時間を超過
していない場合、ステップS38に戻り、勤務時間を超
過している場合、ステップS42に進む。
【0121】次に、ステップS42に示すように、自動
販売機の補充ルートと各自動販売機への到着予定時刻を
出力装置25に出力する。このように、計画立案された
各自動販売機への到着予定時刻及び利用者の自動販売機
への到着希望時刻とに基づいて、商品補充量を推定す
る。
【0122】以上説明したように、本発明の第4実施例
による商品補充支援装置によれば、計画立案された補充
ルートの到着予定時刻を利用者の自動販売機への到着希
望時刻に変更したり、計画立案された補充ルートの到着
予定順序を利用者の自動販売機への到着希望順序に変更
したりする入力装置26、補充先の自動販売機の決定処
理により選定された自動販売機に対し、利用者の自動販
売機への到着希望時刻及び到着希望順序に基づいて、補
充ルート決定処理を行って自動販売機への到着予定時刻
を算出し、その到着予定時刻での自動販売機の商品補充
量を計算する処理装置21、利用者の自動販売機への到
着希望時刻及び到着希望順序を考慮して処理装置により
計算された到着予定時刻での自動販売機の商品補充量を
表示する出力装置25を備えている。
【0123】そして、ルートマンが入力装置26を介し
て自動販売機への到着希望時刻及び到着希望順序を入力
した場合、処理装置21はルートマンの到着希望時刻や
到着希望順序に基づいて、自動販売機の商品補充量を計
算し、再計画された補充ルート及び各自動販売機への到
着予定時刻を出力装置25に表示したり印刷したりす
る。
【0124】このことにより、自動販売機への補充ルー
トや到着予定時刻を算出する際に、ルートマンの希望す
る到着時刻や順序を反映させることができ、ルートマン
の作業能率や適性などを考慮することができるので、商
品補充作業の効率をより一層向上させることができる。
【0125】次に、本発明の第5実施例による商品補充
支援装置について説明する。この第5実施例による商品
補充支援装置は、補充ルート決定処理により得られた自
動販売機への到着予定時刻に基づいて、自動販売機の巡
回を行った際、補充ルート上の自動販売機に実際に到着
した時刻を用いて、移動コストテーブル24に格納され
た移動コスト情報を更新するようにしたものである。
【0126】到着時刻実績データを考慮した自動販売機
の移動コストは、以下のように求めることができる。 CNEW (x,y)=α×{(COLD (x,y)+β×D(x,y)} ・・・(8) と求めることができる。
【0127】ここで、 COLD (x,y):移動コストテーブル内の自動販売機
xと自動販売機yとの間の移動コスト(修正前) CNEW (x,y):移動コストテーブル内の自動販売機
xと自動販売機yとの間の移動コスト(修正後) D(x,y) :自動販売機xと自動販売機yとの間
の移動コスト(実績) α,β :調整係数 である。
【0128】図14は、到着時刻実績データに基づいて
移動コストを調整する移動コストチューニング処理を示
すフローチャートである。図14において、まず、ステ
ップS51に示すように、補充ルート上の自動販売機に
実際に到着した時刻に基づいて、利用者が入力装置26
により到着時刻実績データを入力するか、又は公衆回線
などを利用して到着時刻実績データを入力することによ
り、移動コストテーブル24を更新するために利用可能
な運行実績データを生成する。
【0129】この運行実績データは、補充ルートの順序
に基づいた第1番目の自動販売機の設置場所から第2番
目の自動販売機の設置場所への移動コスト(移動時間な
ど)、補充ルートの順序に基づいた第2番目の自動販売
機の設置場所から第3番目の自動販売機の設置場所への
移動コストなどを示すデータである。
【0130】次に、ステップS52に示すように、運行
実績データと移動コストテーブル24に格納された移動
コスト情報に基づいて、例えば、(8)式に示す演算を
行うことにより、移動コスト情報を更新する。
【0131】次に、ステップS53に示すように、ステ
ップS52で更新した移動コスト情報を移動コストテー
ブル24に格納する。このように、自動販売機に実際に
到着した時刻を用いて、移動コスト情報をより正確な情
報となるように修正する。
【0132】以上説明したように、本発明の第5実施例
による商品補充支援装置によれば、補充ルート上の自動
販売機に実際に到着した時刻に基づく到着時刻実績デー
タを入力する入力装置26、到着時刻実績データに基づ
いて移動コストテーブル24に格納された移動コスト情
報を更新する処理装置21を備えている。
【0133】そして、補充ルート上の自動販売機への到
着時刻実績データを入力装置26を介して入力すること
により、処理装置21は移動コスト情報を調整する。こ
のことにより、補充ルート上の自動販売機の到着予定時
刻をより精度よく算出することができ、商品補充作業を
効率よく行うことができる。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、以前のある一定の時刻に得られた販売実績デー
タを用いて、将来の自動販売機の商品の販売量を予測す
ることにより、自動販売機の売り上げデータを収集する
ためのランニングコストを抑制しながら、自動販売機の
商品の補充を行う時点における商品の補充量を予め知る
ことができ、自動販売機の商品補充量の決定を安い費用
で適確に行うことができる。
【0135】また、請求項2の発明によれば、以前のあ
る一定の時刻に得られた販売実績データを用いて、将来
の自動販売機の商品の販売量を予測することにより、自
動販売機の売り上げデータを収集するためのランニング
コストを抑制しながら、商品の補充が必要な自動販売機
の選定を予め行うことができ、商品の補充が必要な自動
販売機の選定を安い費用で適確に行うことができる。
【0136】また、請求項3の発明によれば、販売実績
データ、販売予測データ、制約条件データに対し、条件
項目データに基づいて重み付けを行い、自動販売機の状
態を考慮しながら商品の補充を行う自動販売機に優先順
位を付すとともに各自動販売機の商品補充量を決定する
ことにより、自動販売機の商品の補充作業を効率よく行
うことができる。
【0137】また、請求項4の発明によれば、自動販売
機の優先順位を変更する変更手段を備えることにより、
商品の補充を行う作業者の経験や能力を考慮して自動販
売機の優先順位を決めることができる。
【0138】また、請求項5の発明によれば、移動コス
ト情報を考慮しながら、商品の補充を行う自動販売機を
選択することにより、商品の補充が必要な自動販売機を
最も効率のよい方法で巡回することができ、自動販売機
の商品の補充に必要な費用を削減することができる。
【0139】また、請求項6の発明によれば、到着予定
時刻における各自動販売機の商品補充量を算出すること
により、商品の補充が必要な自動販売機を巡回する前
に、持ち運ぶべき最適な商品量を知ることができ、自動
販売機の設置場所に到着した時点で、補充すべき商品量
が不足したり、多すぎたりすることを防止できる。
【0140】また、請求項7の発明によれば、自動販売
機の訪問順序及び各自動販売機への到着予定時刻を、希
望順序及び到着希望時刻に基づいて変更することによ
り、経験の浅い不慣れな作業者に対しては、自動販売機
への到着予定時刻を遅らせて作業時間を長くしたり、経
験豊富な作業者に対しては、自動販売機への到着予定時
刻を早くして作業時間を短くしたりするなど、作業者の
能力や経験に応じて自動販売機の補充ルートを柔軟に設
定することができるため、自動販売機の商品の補充作業
を正確に且つ効率よく行うことができる。
【0141】また、請求項8の発明によれば、自動販売
機への到着実績時刻に基づいて、移動コスト情報を補正
することにより、移動コスト情報をより正確なものに修
正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動販売機の機能的な
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例による商品補充支援装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例による商品補充支援装置の
自動販売機テーブルの内容を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例による商品補充支援装置の
条件テーブルの内容を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例による商品補充支援装置の
補充先自動販売機の決定処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第1実施例による商品補充支援装置の
補充先自動販売機の決定内容の表示例を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例による商品補充支援装置の
自動販売機の在庫量の予測方法を説明する図である。
【図8】本発明の第1実施例による商品補充支援装置の
自動販売機の在庫量の予測方法を説明する図である。
【図9】本発明の第2実施例による商品補充支援装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2実施例による商品補充支援装置
の補充先自動販売機の決定処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】本発明の第2実施例による商品補充支援装置
の補充先自動販売機の決定内容の表示例を示す図であ
る。
【図12】本発明の第3実施例による商品補充支援装置
の補充先自動販売機の決定内容の表示例を示す図であ
る。
【図13】本発明の第4実施例による商品補充支援装置
の補充ルート再計画立案処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】本発明の第5実施例による商品補充支援装置
の移動コストチューニング処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 入力手段 2 予測手段 3 決定手段 11、21 処理装置 12、22 自動販売機テーブル 13 条件テーブル 14、26 入力装置 15、25 出力装置 23 知識ベース 24 移動コストテーブル
フロントページの続き (72)発明者 槇田 幸雄 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 武田 久孝 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の商品の販売実績データを入
    力する入力手段と、 前記入力手段に入力された販売実績データに基づいて、
    所定の時刻における自動販売機の商品の販売予測データ
    を算出する予測手段と、 前記販売実績データ及び前記販売予測データに基づい
    て、所定の時刻における自動販売機の商品の補充量を決
    定する決定手段とを備えることを特徴とする自動販売機
    の商品補充支援装置。
  2. 【請求項2】 自動販売機の商品の販売実績データを入
    力する入力手段と、 前記入力手段に入力された販売実績データに基づいて、
    所定の時刻における自動販売機の商品の販売予測データ
    を算出する予測手段と、 前記販売実績データ及び前記販売予測データに基づい
    て、商品の補充を行う自動販売機を選定する選定手段と
    を備えることを特徴とする自動販売機の商品補充支援装
    置。
  3. 【請求項3】 自動販売機の商品の販売実績データを入
    力する第1の入力手段と、 自動販売機の設置環境に関する制約条件データを入力す
    る第2の入力手段と、 前記第1の入力手段に入力された販売実績データに基づ
    いて、所定の時刻における自動販売機の商品の販売予測
    データをコラム毎に算出する予測手段と、 前記販売実績データ、前記販売予測データ及び前記制約
    条件データの重み付けに関する条件項目データを入力す
    る第3の入力手段と、 前記販売実績データ、前記販売予測データ、前記制約条
    件データ及び前記条件項目データに基づいて、商品の補
    充を行う自動販売機の優先順位と各自動販売機の商品補
    充量とを決定する決定手段とを備えることを特徴とする
    自動販売機の商品補充支援装置。
  4. 【請求項4】 優先順位の高い順番に自動販売機を並び
    替えて自動販売機の商品補充量を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された自動販売機の優先順位を変更
    する変更手段とをさらに備えることを特徴とする請求項
    3に記載の自動販売機の商品補充支援装置。
  5. 【請求項5】 自動販売機の間の移動コストを示す移動
    コスト情報を入力する第4の入力手段をさらに備えてお
    り、 前記決定手段は、前記販売実績データ、前記販売予測デ
    ータ、前記制約条件データ、前記条件項目データ及び前
    記移動コスト情報に基づいて、商品の補充を行う自動販
    売機を選択し、自動販売機の訪問順序及び各自動販売機
    への到着予定時刻を算出することを特徴とする請求項3
    に記載の自動販売機の商品補充支援装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、前記販売実績データ、
    前記販売予測データ、前記制約条件データ、前記条件項
    目データ及び前記移動コスト情報に基づいて、前記到着
    予定時刻における各自動販売機の商品補充量を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の商品補
    充支援装置。
  7. 【請求項7】 自動販売機を訪問する希望順序及び自動
    販売機への到着希望時刻を入力する第5の入力手段をさ
    らに備えており、 前記決定手段は、前記販売実績データ、前記販売予測デ
    ータ、前記制約条件データ、前記条件項目データ、前記
    移動コスト情報、前記希望順序及び前記到着希望時刻に
    基づいて、商品の補充を行う自動販売機を選択し、自動
    販売機の訪問順序及び各自動販売機への到着予定時刻を
    算出することを特徴とする請求項5に記載の自動販売機
    の商品補充支援装置。
  8. 【請求項8】 自動販売機への到着実績時刻を入力する
    第6の入力手段と、 前記到着実績時刻に基づいて、前記移動コスト情報を補
    正する補正手段とをさらに備えることを特徴とする請求
    項5に記載の自動販売機の商品補充支援装置。
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