JP2024062022A - 管理サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】同一自動販売機に対する商品補充の訪問回数を少なくして商品補充作業の効率化を図ることができる自動販売機システムの管理サーバを提供する。【解決手段】複数の自動販売機1,2に接続され、各自動販売機から取得した商品販売情報をもとに各自動販売機に対する商品コラムごとの商品補充数を算出する管理サーバ31であって、自動販売機1,2の総商品補充数が総数閾値以上になる自動販売機がある場合、該自動販売機を訪問計画D4の対象とする。そして、管理サーバ31は、ルートマネージャー200の作成指示を受けて訪問計画D4を作成して携帯端末10に通知する。なお、管理サーバ31は、前回の商品補充後の累計商品販売数を前回の商品補充後からの経過時間で除算した単位時間あたりの商品販売数が単位時間閾値以上になる自動販売機がある場合、該自動販売機を訪問計画D4の対象としてもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、同一自動販売機に対する商品補充の訪問回数を少なくして商品補充作業の効率化を図ることができる自動販売機システムの管理サーバに関する。
自動販売機の設置業者である飲料メーカーでは、ルートマンが各自動販売機を巡回して、売上金の回収や釣り銭の補充を行うとともに、商品の補充及び入れ替えを行っている。ここで、自動販売機をオンライン化し、自動販売機の販売数データをもとに自動販売機への商品補充量を把握するものが提案されている。
そして、特許文献1,2には、商品補充数をもとに訪問すべき自動販売機の訪問ルートを含む訪問計画を自動生成するものが記載されている。
特開平9-245234号公報 特開2013-11990号公報
ところで、自動販売機の在庫管理による商品補充は、商品補充指令により商品コラムの商品ごとに行われている。このため、ルートマンが自動販売機を訪問して商品補充を行った場合、商品補充されない商品も存在する。したがって、訪問一回あたりの商品補充数が最適化されておらず、ルートマンは同じ自動販売機に何回も訪問して商品補充を行う場合が発生するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、同一自動販売機に対する商品補充の訪問回数を少なくして商品補充作業の効率化を図ることができる自動販売機システムの管理サーバを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の自動販売機に接続され、各自動販売機から取得した商品販売情報をもとに各自動販売機に対する商品コラムごとの商品補充数を算出する管理サーバであって、前記自動販売機の総商品補充数が総数閾値以上になる自動販売機がある場合、該自動販売機を訪問計画の対象とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前回の商品補充後の累計商品販売数を前回の商品補充後からの経過時間で除算した単位時間あたりの商品販売数が単位時間閾値以上になる自動販売機がある場合、該自動販売機を前記訪問計画の対象とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記商品コラムごとの商品補充数とともに、該商品コラムの商品を複数まとめて包装するパッケージのパッケージ数を前記訪問計画に含め、前記パッケージ数は、商品補充数をパッケージの商品数で除算した場合に余りがある場合、商の数あるいは商の数に1を加えた数とし、いずれかに変更設定が可能であることを特徴とする。
本発明によれば、同一自動販売機に対する商品補充の訪問回数を少なくして商品補充作業の効率化を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態である管理サーバを含む自動販売機システムの概要構成を示す模式図である。 図2は、総数閾値を用いた商品補充の一例を説明する説明図である。 図3は、コラム閾値を用いた商品補充の一例を説明する説明図である。 図4は、パッケージ数の算出の一例を示す図である。 図5は、訪問計画作成部による訪問計画の作成通知処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態の変形例である管理サーバを含む自動販売機システムの概要構成を示す模式図である。 図7は、変形例による商品補充を説明する説明図である。 図8は、変形例の訪問計画作成部による訪問計画の作成通知処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
<自動販売機システムの概要構成>
図1は、本発明の実施の形態である管理サーバ31を含む自動販売機システムの概要構成を示す模式図である。この自動販売機システムは、複数の自動販売機1,2の各通信ユニット11,12、所定の訪問ルートRに従って各自動販売機1,2に商品補充などの作業を行う訪問作業員であるルートマン100の携帯端末10、訪問計画を管理する管理者であるルートマネージャー200の端末装置50に接続される管理サーバ31を有する。なお、端末装置50は管理サーバ31に対してローカルに直接接続されているもよいし、端末装置50の機能を管理サーバ31内に設けてよい。また、ルートマン100の作業には、商品補充の他に、故障対応、商品計数、売上締め、売上金回収、釣銭補充などがあるが、本実施の形態では、商品補充作業について説明する。なお、自動販売機1,2は、複数の自動販売機の一例を示している。
<訪問の概要処理>
管理サーバ31は、各自動販売機1,2から随時送られる一件明細をもとに商品売上を集計し、各自動販売機1,2に対する商品コラムごとに補充日の前々日までの商品補充数を集計するとともに、補充日の前日の商品補充数を予測し、集計した商品補充数と予測した商品補充数とを加算した商品補充数を算出する。ここで、予測する商品補充数とは、例えば、過去1か月間の各曜日の売上実績の平均値をもとにした数である。
そして、管理サーバ31は、ルートマネージャーの指示を受けて、訪問計画D4を作成する。この際、訪問ルートR上の自動販売機に商品補充を行う場合、上記の商品補充数を訪問計画D4に含める。そして、管理サーバ31は、携帯端末10に作成した訪問計画D4を通知する。一方、ルートマン100は、訪問計画D4に商品補充が含まれる場合、設置場所LOの食品管理庫101において、通知された商品補充数の補充商品を補充日の前日にピッキングして配送車20に積載し、訪問当日に配送車20で各自動販売機1,2を訪問する。これにより、各自動販売機1,2に対する商品補充処理を行うことができる。
商品補充を行う場合、ルートマン100は、訪問当日に、補充商品が詰め込まれた配送車20を訪問ルートRに沿って巡回し、各自動販売機1,2に対する商品補充作業を行う。最初の自動販売機1の設置場所LP1の近くの駐車場PP1に配送車20が到着すると、ルートマン100は、配送車20から補充商品の荷卸しを行い、台車40などにより自動販売機1まで補充商品を搬送する。そして、余剰商品や商品入れ替えに伴う引き出し商品を配送車20まで運搬して積載する。そして、ルートマン100は、携帯端末10を介して自動販売機1に対する作業終了通知を管理サーバ31に送る。
その後、ルートマン100は、次の自動販売機2の設置場所LP2の近くの駐車場PP2に配送車20が到着すると、自動販売機1に対する商品補充作業と同様の作業を自動販売機2に対して行う。そして、ルートマン100は、携帯端末10を介して自動販売機2に対する作業終了通知を管理サーバ31に送る。
<管理サーバ>
管理サーバ31は、クラウド30上のサーバであり、売上算出部32、訪問計画作成部33及びデータベース部34を有する。データベース部34は、自販機データD1、売上データD2、自販機在庫データD3、訪問計画D4、総数閾値D5、コラム閾値D6、パッケージ情報D10を有する。自販機データD1は、自動販売機1,2の静的な情報であり、自動販売機1,2の設置場所、商品構成情報などを記憶する。売上データD2は、自動販売機1,2から送られる一件明細をもとに売上を更新して記憶する。自販機在庫データD3は、各自動販売機の動的な在庫情報であり、例えば、自動販売機ごと、商品名、在庫数、商品補充数がほぼリアルタイムで随時更新される。在庫数は、自動販売機から送られる一件明細をもとに更新し、商品補充数はルートマン100による商品入れ替えを含む商品補充の完了の際、携帯端末10あるいは通信ユニット11,12を介して通知されて更新される。訪問計画D4は、訪問ルート、訪問日、訪問数、配送車、商品積み込み数(ピッキング数)、補充作業時間、移動時間などが含まれる。ピッキング数は、商品補充数であってもよいし、商品補充数に対応して余剰数を含めた数であってもよい。訪問計画D4は、訪問日前々日までに携帯端末10に通知され、ルートマン100は、訪問日前日に、商品補充数をもとに、食品管理庫101において商品をピッキングして配送車20に積み込む。
総数閾値D5は、自動販売機全体の総商品補充数に対する閾値であり、この閾値以上になった場合、管理サーバ31は、この自動販売機を訪問計画の対象(候補)とする。そして、管理サーバ31は、ルートマネージャー200が対象の自動販売機の中から選択した自動販売機に対する訪問計画の作成を行う。この際、訪問計画には、全商品コラムの商品補充が指示される。そして、この訪問計画は携帯端末10に通知される。自動販売機全体の総商品補充数は、自動販売機の全ての商品コラムの商品補充数の合計である。ここで、訪問計画では、1回の訪問で、自動販売機の全ての商品コラムに対する商品補充を指示する。この総数閾値D5を用いた商品補充により、全ての商品コラムに対する商品補充(満杯補充)が行われるため、同一自動販売機に対する訪問回数が減り、商品補充作業の効率化が図れる。
コラム閾値D6は、総数閾値D5とは異なり、商品コラムの在庫数に対する閾値であり、この閾値以下になった場合、管理サーバ31は、この自動販売機を訪問計画の対象とする。そして、管理サーバ31は、ルートマネージャー200が対象の自動販売機の中から選択した自動販売機に対する訪問計画を作成し、携帯端末10に通知する。コラム閾値D6は、0(空)であってもよい。このコラム閾値D6を用いた商品補充は、総数閾値D5を用いた商品補充を補完するものであり、売上数が多い商品補充を優先することにより、商品販売ロスを低減することができる。なお、このコラム閾値D6を用いた商品補充でも、自動販売機の全商品コラムの商品補充が行われるため、商品補充作業の効率化も図れる。また、コラム閾値D6は、商品コラムの在庫数ではなく、商品コラムごとに設けた商品補充数であってもよい。この場合、この場合、商品コラムの商品補充数がコラム閾値D6以上になった場合、自動販売機の全商品コラムの商品補充を指示する訪問計画を作成して携帯端末10に通知する。
パッケージ情報D10は、商品コラムの商品を複数まとめて包装するパッケージの商品数であり、商品ごとに設定される。
売上算出部32は、逐次、自動販売機側から送られる一件明細をもとに売上データD2を算出する。この売上データD2により自販機在庫データD3も更新される。なお、売上算出部32は、過去の売上データD2及び外部から取得したイベントデータなどをもとに、商品の需要を予測する機能も有する。
訪問計画作成部33は、総数閾値D5及びコラム閾値をもとに、商品補充数の多い自動販売機に対する商品補充あるいは緊急補充すべき自動販売機に対する商品補充を優先した訪問計画を作成して、訪問前々日までに携帯端末10に通知する。なお、訪問計画内の商品補充情報には、各商品コラムの商品補充数に加えて、商品がパッケージ化されている場合、パッケージ数が含まれる。パッケージ数は、商品補充数をパッケージの商品数で除算した場合に余りがある場合、商の数あるいは商の数に1を加えた数であり、いずれかに変更設定が可能である。このパッケージ数を含めることにより、ルートマン100のピッキング作業負荷が軽減される。
なお、訪問計画作成部33は、現在(補充日の前々日)の在庫数に対応した現在(補充日の前々日)の総商品補充数が総数閾値D5以上になった場合、この自動販売機を訪問計画の対象とし、ルートマネージャー200が対象の自動販売機の中から選択した自動販売機に対する訪問計画の作成を行う。訪問計画作成部33は、ルートマネージャー200の作成指示のもとに、この自動販売機に対する商品補充作業を補充日(2日後)に優先的に行う訪問計画を作成するものであり、総数閾値D5は、訪問計画作成及び通知のトリガになるものである。また、コラム閾値D6も訪問計画作成及び通知のトリガになるものである。なお、商品補充数及び在庫数に、前日及び当日の予測数を含めてもよいし、含めなくてもよい。
<総数閾値を用いた商品補充の一例>
図2は、総数閾値D5を用いた商品補充の一例を説明する説明図である。図2に示すように、訪問計画作成部33は、自販機在庫データD3を用いて商品コラムごとの商品補充数を算出する。本実施の形態では、自動販売機の全商品コラム(「1」~「26」)の商品補充数を算出し、自動販売機全体の総商品補充数を算出する。
そして、訪問計画作成部33は、総商品補充数が総数閾値D5、例えば「200」以上である場合、補充指令を含む訪問計画の対象とし、ルートマネージャー200の作成指示により訪問計画を作成して携帯端末10に通知する。この際、補充指令では、全ての商品コラムに対する商品の満杯補充を指示する。
<コラム閾値を用いた商品補充の一例>
図3は、コラム閾値D6を用いた商品補充の一例を説明する説明図である。図3に示すように、訪問計画作成部33は、自販機在庫データD3を用いて商品コラムごとの商品補充数を算出する。
そして、訪問計画作成部33は、少なくとも1つの商品コラムの在庫数がコラム閾値D6以下である場合、例えば、コラム閾値D6が「3」であり、「3」以下の在庫数の商品コラム(商品コラム1:在庫数「2」)がある場合、補充指令を含む訪問計画の対象とし、ルートマネージャー200の作成指示により訪問計画を作成して携帯端末10に通知する。この際、補充指令では、全ての商品コラムに対する商品の満杯補充を指示する。
<パッケージ数の算出一例>
図4は、パッケージ数の算出の一例を示す図である。図4では、図2及び図3で示した商品コラム「3」の商品を示し、パッケージの商品数が「6」の場合を示している。また、商品コラム「3」の商品補充数は「14」である。
図4(a)は、商品補充数「14」をパッケージの商品数「6」で除算して商が「2」、余りが「2」となるが、商の数「2」をパッケージ数としている。この場合は、パッケージ数を切り捨ての値としており、商品補充数及びパッケージ数を受信したルートマンは、商品コラム「3」の商品として、2つのパッケージと2つのバラの商品とをピッキングすることになる。なお、この場合、パッケージ数に加え、余りの商品数を付記しておくと、ピッキング作業がさらに容易になる。
一方、図4(b)は、商の数に「1」を加えた数「3」をパッケージ数としている。この場合は、パッケージ数を繰り上げした値としており、商品補充数及びパッケージ数を受信したルートマンは、商品コラム「3」の商品として、3つのパッケージをピッキングすることになる。この場合、バラの商品をピッキングする必要がないので、ピッキング作業が容易になる。
<訪問計画の作成通知処理>
図5は、訪問計画作成部33による訪問計画の作成通知処理手順を示すフローチャートである。図5に示すように、訪問計画作成部33は、総商品補充数を算出し、総商品補充数が総数閾値D5以上となる自動販売機があるか否かを判定する(ステップS101)。総商品補充数が総数閾値D5以上となる自動販売機がない場合(ステップS101:No)、さらに、在庫数がコラム閾値D6以下となる商品コラムをもつ自動販売機があるか否かを判定する(ステップS102)。在庫数がコラム閾値D6以下となる商品コラムをもつ自動販売機がない場合(ステップS102:No)、そのまま本処理を終了する。
一方、総商品補充数が総数閾値D5以上となる自動販売機があるがある場合(ステップS101:Yes)、あるいは、在庫数がコラム閾値D6以下となる商品コラムをもつ自動販売機がある場合(ステップS102:Yes)には、この自動販売機を訪問計画の対象(候補)に選定する(ステップS103)。その後、ルートマネージャー200が端末装置50を介して、対象の自動販売機の中から選択した自動販売機に対する訪問計画の作成指示があったか否かを判定する(ステップS104)。
訪問計画の作成指示がない場合(ステップS104:No)には、そのまま本処理を終了する。一方、訪問計画の作成指示があった場合(ステップS104:Yes)には、作成指示された自動販売機に対し、自動販売機の全商品コラムに対する商品補充数及び必要に応じてパッケージ数を含む訪問計画を作成して携帯端末10に通知し(ステップS105)、本処理を終了する。なお、本処理は定期的に繰り返し行う。
<変形例>
上記の実施の形態では、自動販売機の総商品補充数が総数閾値D5以上の場合に商品補充を行って商品補充作業の効率化を図るとともに、在庫数がコラム閾値D6以下となる商品コラムがある場合、商品補充を行って商品販売ロスを低減するようにしていたが、本変形例では、総数閾値D5に替えて単位時間閾値D7を用いて商品補充を行うようにしている。すなわち、前回の商品補充後の累計商品販売数を前回の商品補充後からの経過時間で除算した単位時間あたりの商品販売数が単位時間閾値以上になった場合に商品補充を行うようにしている。なお、累計商品販売数は、総商品補充数と同じである。
図6は、本発明の実施の形態の変形例である管理サーバ31を含む自動販売機システムの概要構成を示す模式図である。図6に示すように、本変形例では、総数閾値D5に替えて、時間要素を加えた単位時間閾値D7を設け、訪問計画作成部33は単位時間あたりの商品販売数が単位時間閾値D7以上となった場合に訪問計画の作成通知を行い、その他の構成は実施の形態と同じである。
図7は、変形例による商品補充を説明する説明図である。図7に示すように、平均的な商品売上が発生している場合、特性曲線L1に示すように、前回の商品補充後の経過時間とともに累計商品販売数R1は直線状に増加する。この場合の単位時間あたりの商品販売数は、例えば、累計商品販売数R1「300本」を時点t10までの経過時間「480h」で除算した値(=0.6本/h)となる。
これに対し、商品補充後、特性曲線L2のように、特定の商品の商品売上が非常に高く、他の商品の商品売上が低い場合がある。例えば、スポーツジムなどの運動施設の近傍に設けられた自動販売機では、スポーツドリンクなどの特定の商品の商品売上が高い。この場合、特性曲線L2のように累計商品売上数は、商品補充後、急激に伸びるが、特定の商品が売り切れると、その後、他の商品の売上が伸びないため、累計商品売上数が伸びない。
累計商品売上数が伸びている前回の商品補充の時点t0から時点t1までの単位時間あたりの商品販売数は、例えば、累計商品販売数R2「200本」を時点t1までの経過時間「96h」で除算した値(=2.1本/h)となる。したがって、本変形例では、単位時間閾値D7を「2本/h」とし、単位時間あたりの商品販売数が単位時間閾値D7以上となった場合に、商品補充を行うようにしている。これにより、売上が高い特定商品の商品販売ロスを低減することができる。
<訪問計画の作成通知処理>
図8は、変形例の訪問計画作成部33による訪問計画の作成通知処理手順を示すフローチャートである。図8に示すように、訪問計画作成部33は、前回の商品補充後の累計商品販売数を前回の商品補充後からの経過時間で除算した単位時間あたりの商品販売数が単位時間閾値以上となる自動販売機があるか否かを判定する(ステップS201)。単位時間あたりの商品販売数が単位時間閾値D7以上となる自動販売機があるがある場合(ステップS201:Yes)、この自動販売機を訪問計画の対象に選定する(ステップS202)。
その後、ルートマネージャー200が端末装置50を介して、対象の自動販売機の中から選択した自動販売機に対する訪問計画の作成指示があったか否かを判定する(ステップS203)。訪問計画の作成指示がない場合(ステップS203:No)には、そのまま本処理を終了する。一方、訪問計画の作成指示があった場合(ステップS203:Yes)には、作成指示された自動販売機に対し、自動販売機の全商品コラムに対する商品補充数及び必要に応じてパッケージ数を含む訪問計画を作成して携帯端末10に通知して(ステップS204)、本処理を終了する。一方、単位時間あたりの商品販売数が単位時間閾値D7以上となる自動販売機がない場合(ステップS201:No)、そのまま本処理を終了する。なお、本処理は定期的に繰り返し行う。
なお、上記の変形例では、累計売上数を用いて単位時間あたりの商品販売数を算出していたが、これに限らず、上記のように、単位時間あたりの商品補充数であってもよい。また、単位時間あたりの商品販売数に替えて、単位時間あたりの売上額や単位時間あたりの利益(=販売価格-仕入れ価格)でもよい。
さらに、本実施例に、実施の形態で示した総数閾値D5やコラム閾値D6を用いた商品補充及びパッケージ数の通知などを適宜組み合わせてもよい。
また、応用として、単位時間あたりの商品販売数を算出することで、特定商品の販売数が多いことがわかるので、商品販売数の少ない商品コラムを特定商品の商品コラムに替えて特定商品の商品コラムを増やすことで、商品補充回数を減らすことができ、これによっても、商品補充作業負荷を軽減することができる。
ただし、商品販売数が少ない商品であっても、特定商品の商品コラムに変更しない場合がある。例えば、商品販売数が少ない商品を購入しているユーザからの販売継続のリクエストがあった場合、飲料メーカーがブランディングとして自社ブランドの商品ラインナップを揃えておきたい場合、商品の種類が少なると、自動販売機の商品陳列部分の見た目が乏しくなり売れ行きが落ちる場合、などである。
なお、上記の実施の形態及び変形例において、管理サーバ31は、自動販売機の故障や釣銭不足などに対する作業が発生した場合、故障排除や釣銭補充などの作業とともに、訪問した自動販売機に対する商品補充を行うとよい。この場合、商品補充は、全商品コラムに対する満杯の商品補充とすることが好ましい。これにより、商品販売ロスの低減とともに商品補充作業の効率化を図ることができる。
また、上述した実施の形態及び変形例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1,2 自動販売機
10 携帯端末
11,12 通信ユニット
20 配送車
30 クラウド
31 管理サーバ
32 売上算出部
33 訪問計画作成部
34 データベース部
40 台車
50 端末装置
100 ルートマン
101 食品管理庫
200 ルートマネージャー
D1 自販機データ
D2 売上データ
D3 自販機在庫データ
D4 訪問計画
D5 総数閾値
D6 コラム閾値
D7 単位時間閾値
D10 パッケージ情報
L1,L2 特性曲線
R1,R2 累計商品販売数
t0,t1,t10 時点

Claims (3)

  1. 複数の自動販売機に接続され、各自動販売機から取得した商品販売情報をもとに各自動販売機に対する商品コラムごとの商品補充数を算出する管理サーバであって、
    前記自動販売機の総商品補充数が総数閾値以上になる自動販売機がある場合、該自動販売機を訪問計画の対象とすることを特徴とする管理サーバ。
  2. 前回の商品補充後の累計商品販売数を前回の商品補充後からの経過時間で除算した単位時間あたりの商品販売数が単位時間閾値以上になる自動販売機がある場合、該自動販売機を前記訪問計画の対象とすることを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記商品コラムごとの商品補充数とともに、該商品コラムの商品を複数まとめて包装するパッケージのパッケージ数を前記訪問計画に含め、前記パッケージ数は、商品補充数をパッケージの商品数で除算した場合に余りがある場合、商の数あるいは商の数に1を加えた数とし、いずれかに変更設定が可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の管理サーバ。
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