JP5910204B2 - 情報処理方法、装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本技術は、在庫管理技術に関する。
納入されたコンピュータなどの装置で障害が発生すると、顧客は修理のためのコールセンタに電話をして修理を依頼する。この際、コールセンタでは、修理担当者(CE:Customer Engineer)に顧客への出張を依頼すると共に、顧客からの情報に基づき推定される故障状況に応じた交換部品の出庫をパーツセンタに依頼する。この交換部品は、1つの場合もあれば複数種類の部品の場合もあり、さらに実際に故障部品と交換される場合もあれば、使用されずにCEの事業所最寄りのパーツセンタに返却される場合もある。パーツセンタにおいて、一般的な在庫管理を行うと、使用されずに返却される部品のために過剰在庫を抱えてしまうことがある。
なお、在庫数の最適化のため、在庫数を予測する様々な技術は存在しているが、故障状況に応じて出庫される交換部品のための部品在庫を管理する上では十分なものではない。
例えば、レンタル商品の在庫を最適に維持する技術も存在している。この技術では、貸出予定量及び返却予定量から将来の在庫予定量を求める未来在庫予定量演算手段、求めた在庫予定量と与えられる欠品発生頻度から当該欠品発生頻度分の欠品発生を許容する範囲での将来の商品在庫過不足量を求める演算手段 、この過不足量から商品不足が予測される時その不足商品の仕入れ量と仕入れ時期を求めて指示する発注処理手段が記載されている。しかしながら、このようなレンタル商品の場合、出庫する理由はレンタル店からすると一般的な貸し出ししか無く、出庫する理由と返却とは関係がほとんど無い。
特開2007−99454号公報 特開2003−196527号公報 特開2000−306015号公報
従って、本技術の目的は、出庫事由により部品の返却態様が異なるような場合においても適切に在庫を管理するための技術を提供することである。
本技術に係る情報処理方法は、(A)各部品について当該部品に関連する出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率が格納されており、各部品について当該部品に関連する出庫事由毎の部品出庫数が格納されているデータ格納部から、特定の部品について出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率及び部品出庫数とを読み出す処理と、(B)読み出された出庫事由毎の部品返却率又は(1−部品使用率)と部品出庫数との積の総和により、特定の商品の補充数又は特定の商品の在庫数を補正する補正処理とを含む。
出庫事由により部品の返却態様が異なるような場合においても適切に在庫管理ができるようになる。
図1は、実施の形態に係るシステム構成を示す図である。 図2は、部品データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図3は、在庫DBに格納されるデータの一例を示す図である。 図4は、出庫データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図5は、データ格納部に格納される基準値テーブルの一例を示す図である。 図6は、データ格納部に格納される返却率テーブルの一例を示す図である。 図7は、第1の実施の形態に係る処理フローの一例を示す図である。 図8は、第1の実施の形態に係る処理フローの一例を示す図である。 図9は、第2の実施の形態に係る処理フローの一例を示す図である。 図10は、第3の実施の形態に係る処理フローの一例を示す図である。 図11は、コンピュータの機能ブロック図である。
[実施の形態1]
本技術に係る第1の実施の形態におけるシステム構成例を図1に示す。
インターネットや社内LAN(Local Area Network)などであるネットワーク1には、コールセンタシステム3と、在庫管理システム5とが接続されている。コールセンタシステム3は、さらに社内LANなどのネットワーク13を介してオペレータが用いる端末装置7(図1では7a及び7bなど)に接続されている。端末装置7の数に制限はない。また、在庫管理システム5についても、社内LANなどのネットワーク15を介して端末装置9(図1では9a及び9bなど)に接続されている。端末装置9の数に制限はない。
コールセンタシステム3は、本実施の形態に関係する部分として、出庫要求部31と、部品データ格納部33とを有する。例えば、オペレータが、コンピュータ等で障害が発生したため修理を依頼してきた顧客から障害事由を特定するためのエラーメッセージを聞き出して、当該エラーメッセージの入力を端末装置7aに行うと、端末装置7aは、出庫要求部31にエラーメッセージのデータを出力する。出庫要求部31は、部品データ格納部33から、受信したエラーメッセージのデータに対応し且つ修理に用いられる部品の識別子(例えば番号)及び出庫事由コードのペアを特定し、端末装置7aに出力する。そして、オペレータの指示により出庫指示がなされると、出庫要求部31は、出庫事由コードと部品の識別子との1又は複数のペアを含む出庫要求を、在庫管理システム5に出力する。出庫要求には、修理依頼の識別子や担当CE等のデータをも含まれる。複数のパーツセンタが存在する場合には、出庫要求には、担当するパーツセンタの識別子をも含む。
部品データ格納部33は、例えば図2に示すようなデータを格納している。図2の例では、部品名と、部品の識別子である部品番号と、部品毎の出庫事由コードと、各出庫事由コードについての1又は複数のエラーメッセージとが登録されるようになっている。出庫事由コードは、エラーメッセージの組み合わせ毎に設定されている。出庫事由コードは、本実施の形態では部品番号との組み合わせで故障の理由を表すコードであるが、全部品についてユニークなコードであっても良い。本実施の形態では、部品ベースのデータ構造例を示しているが、本実施の形態では、エラーメッセージの組み合わせによって、該当する部品番号及び出庫事由コードの1又は複数のペアを出力するようなデータ構造であっても良い。
在庫管理システム5は、在庫管理部51と、出庫データ格納部52と、在庫DB(データベース)53と、処理部54と、データ格納部55と、発注データ格納部56と、ログデータ格納部57と、更新部58とを有する。在庫管理部51は、コールセンタシステム3の出庫要求部31から部品番号及び出庫事由コードの1又は複数のペアを含む出庫要求を受信し、受信したデータに基づき出庫データ格納部52及び在庫DB53を更新する。また、更新処理を行った場合には、在庫管理部51は、ログデータ格納部57に更新ログを格納する。さらに、在庫管理部51は、出庫要求に含まれるデータから、実際に部品を出庫する作業を行う作業員にも指示を出力する。
また、客先での修理が終わった後、端末装置9aなどから、出庫された部品のうち使用した部品と未使用の部品のデータを含む修理完了通知を受信すると、在庫管理部51は、在庫DB53及び出庫データ格納部52を更新する。修理完了通知には、例えば、修理依頼の識別子と、出庫した部品の識別子と当該部品の出庫事由コードとの1又は複数のペアと、返却部品の識別子と当該返却部品の出庫事由コードとの1又は複数のペアとが含まれる。このようなデータに応じて、在庫管理部51は、ログデータ格納部57に更新ログを格納する。
在庫DB53は、例えば図3に示すようなデータを格納する。図3の例では、各パーツセンタについて、部品名と、部品番号と、現在の実在庫数とが登録されるようになっている。部品が出庫されるとその分実在庫数が減じられ、部品が未使用のまま返却されるとその分実在庫数が増やされる。また、部品が補充されれば、その分実在庫数は増加する。
また、出庫データ格納部52は、例えば図4に示すようなデータを格納する。図4の例では、部品名と、部品番号と、部品毎の出庫事由コード及び出庫数とが登録されるようになっている。出庫データ格納部52は、修理完了通知を受信していない分のデータを保持している。すなわち、出庫要求を受信すると、当該出庫要求に含まれる部品の識別子と出庫事由コードとのペアについての出庫数を増加させる。また、修理完了通知を受信すると、当該修理完了通知に含まれる返却部品の識別子と当該返却部品の出庫事由コードとのペアについての出庫数を減ずる。
処理部54は、出庫データ格納部52と、在庫DB53と、データ格納部55とに格納されているデータを用いて、部品の発注を行うための処理を実施する。
データ格納部55には、例えば図5に示すようなデータ及び図6に示すようなデータが格納されている。図5には、基準値テーブルの一例を示す。図5の例では、各パーツセンタについて、部品名と、部品番号と、在庫数の最高基準値と、在庫数の最低基準値とが登録されるようになっている。本実施の形態では、最低基準値を下回ると、最高基準値になるように在庫を積み増すために予め部品毎に設定される。
図6に返却率テーブルの一例を示す。図6の例では、部品名と、部品番号と、部品毎の出庫事由コードと、部品及び出庫事由コードの組み合わせ毎の返却率とが登録されるようになっている。返却率は、もう一度使える部品の返却率である。但し、使用率を登録するようにしても良い。すなわち(1−返却率)=使用率である。出庫事由コード及び部品の識別子(番号)は部品データ格納部33に格納されているものと同じである。
なお、ログデータ格納部57に蓄積されたデータから、更新部58は、部品と出庫事由コードの組み合わせ毎に、返却率を再度算出し直して、データ格納部55に格納されている返却率テーブルのデータを更新するようにしても良い。但し、更新部58を設けずに、他の手段によりこのような処理を実施しても良いので、図1では点線ブロックで示されている。
次に、図7及び図8を用いて、処理部54の処理内容を説明する。以下の処理は、パーツセンタの単位で、例えば所定のタイミング(例えば1日一回)で実施する。
処理部54は、在庫DB53に登録されている部品のうち未処理の部品を1つ特定する(ステップS1)。また、処理部54は、特定された部品の現在の実在庫数を在庫DB53から読み出し、特定された部品の最低基準値をデータ格納部55の基準値テーブルから読み出す(ステップS3)。
処理部54は、現在の実在庫数が最低基準値よりも大きいか判断する(ステップS5)。本実施の形態では、現在の実在庫数が最低基準値よりも大きい場合には在庫の補充を行わないので、処理は端子Aを介して図8のステップS21に移行する。
一方、現在の実在庫数が最低基準値以下である場合には、処理部54は、データ格納部55の基準値テーブルから、特定された部品の最高基準値を読み出す(ステップS7)。また、処理部54は、最高基準値−現在実在庫数により仮補充数を算出する(ステップS9)。そして、処理部54は、仮補充数が0を超えているか判断する(ステップS11)。仮補充数が0以下であれば、補充することはないので、処理は、端子Aを介して図8のステップS21に移行する。
一方、仮補充数が0を超えている場合には、処理部54は、出庫データ格納部52から、特定された部品について出庫事由コード毎の出庫数を読み出し、データ格納部55の返却率テーブルから、特定された部品について出庫事由コード毎の返却率を読み出す(ステップS13)。その後、処理部54は、仮補充数−Σ出庫事由コード出庫数×返却率により、補充数を算出する(ステップS15)。すなわち、出庫事由コード毎に出庫数と返却率との積を求めた結果の総和を、仮補充数から差し引くものである。出庫事由コード毎の出庫数と返却率との積の総和については、返却されると想定される(見込まれる)部品数、すなわち想定返却部品数を表すものである。この想定返却部品数は潜在的な在庫数であるから、現在の実在庫数に加えることで、想定される在庫数(すなわち想定在庫数)が得られる。仮補充数を具体的にすると、補充数=最高基準値−現在の実在庫数−想定返却部品数=最高基準値−(現在の実在庫数+想定返却部品数)=最高基準値−想定在庫数と変形される。さらに、仮補充数は、従来手法による補充数であるため、このような想定返却部品数によって従来手法による補充数を補正した上で、本実施の形態における補充数を算出しているともいえる。処理は端子Bを介して図8の処理に移行する。
図8の処理の説明に移行して、処理部54は、補充数が0より大きいか判断する(ステップS17)。補充数が0以下であれば補充することはないので、処理はステップS21に移行する。一方、補充数が0より大きい場合には、処理部54は、特定された部品を補充数分だけ発注するデータを、発注データ格納部56に格納する(ステップS19)。本実施の形態では、部品の識別子と補充数とを含む発注データが発注データ格納部56に格納される。このデータは、例えば購買システムに後に転送される。
その後、処理部54は、在庫DB53に登録されている部品のうち未処理の部品が存在するか判断する(ステップS21)。未処理の部品が存在している場合には、処理は端子Cを介して図7のステップS1に戻る。一方、未処理の部品が存在していない場合には、処理を終了する。
以上のように、想定返却部品数だけ在庫が多く存在すると想定して補充数を算出すれば、過剰在庫を抑制することができる。在庫数の適正化によって、物流費(輸送費用、梱包費、人件費など)に加えて、保管スペースの削減も可能となる。
[実施の形態2]
第1の実施の形態とは異なる処理フローにて、補充数を算出することもできる。例えば図9に示すような処理フローであってもよい。
以下の処理も、パーツセンタの単位で、例えば所定のタイミング(例えば1日一回)実施する。
まず、処理部54は、在庫DB53に登録されている部品のうち未処理の部品を1つ特定する(ステップS31)。また、処理部54は、特定された部品の現在の実在庫数を在庫DB53から読み出し、特定された部品の最低基準値をデータ格納部55の基準値テーブルから読み出す(ステップS33)。
処理部54は、現在の実在庫数が最低基準値よりも大きいか判断する(ステップS35)。本実施の形態では、現在の実在庫数が最低基準値よりも大きい場合には在庫の補充を行わないので、処理はステップS45に移行する。
一方、現在の実在庫数が最低基準値以下である場合には、処理部54は、データ格納部55の基準値テーブルから、特定された部品の最高基準値を読み出し、データ格納部55の返却率テーブルから、特定された部品について出庫事由コード毎の返却率を読み出し、さらに出庫データ格納部52から、特定された部品について出庫事由コード毎の出庫数を読み出す(ステップS37)。また、処理部54は、最高基準値−現在実在庫数−Σ出庫事由コード出庫数×返却率により、補充数を算出する(ステップS39)。
そして、処理部54は、補充数が0を超えているか判断する(ステップS41)。補充数が0以下であれば、補充することはないので、処理は、ステップS45に移行する。
一方、補充数が0を超えている場合には、処理部54は、特定された部品を補充数分だけ発注するデータを、発注データ格納部56に格納する(ステップS43)。本実施の形態では、部品の識別子と補充数とを含む発注データが発注データ格納部56に格納される。このデータは、例えば購買システムに後に転送される。
その後、処理部54は、在庫DB53に登録されている部品のうち未処理の部品が存在するか判断する(ステップS45)。未処理の部品が存在している場合には、処理はステップS31に戻る。一方、未処理の部品が存在していない場合には、処理を終了する。
以上のように仮補充数を算出せずとも、第1の実施の形態と同様の補充数が算出されて、在庫数の適正化が図られる。
[実施の形態3]
さらに、処理フローを変形することも可能である。その一例を図10に示す。
まず、処理部54は、在庫DB53に登録されている部品のうち未処理の部品を1つ特定する(ステップS51)。また、処理部54は、特定された部品の現在の実在庫数を在庫DB53から読み出し、データ格納部55の返却率テーブルから、特定された部品について出庫事由コード毎の返却率を読み出し、出庫データ格納部52から、特定された部品について出庫事由コード毎の出庫数を読み出す(ステップS53)。
そして、処理部54は、現在の実在庫数+Σ出庫事由コード出庫数×返却率により、想定在庫数を算出する(ステップS55)。Σ出庫事由コード出庫数×返却率=想定返却部品数により現在の実在庫数を補正することで、想定在庫数を得ることができる。想定在庫数を用いれば、過剰に在庫を抱えることを防止できるようになる。
また、処理部54は、特定された部品の最低基準値を、データ格納部55の基準値テーブルから読み出す(ステップS57)。そして、処理部54は、想定在庫数が最低基準値以上となっているか判断する(ステップS59)。想定在庫数が最低基準値以上であれば、在庫の補充を行わないので、処理はステップS65に移行する。
一方、想定在庫数が最低基準値未満であれば、処理部54は、データ格納部55の基準値テーブルから、特定された部品の最高基準値を読み出す(ステップS60)。そして、処理部54は、補充数を、最高基準値−想定在庫数により算出する(ステップS61)。 そうすると、処理部54は、特定された部品を補充数分だけ発注するデータを、発注データ格納部56に格納する(ステップS63)。本実施の形態では、部品の識別子と補充数とを含む発注データが発注データ格納部56に格納される。このデータは、購買システムに後に転送される。
その後、処理部54は、在庫DB53に登録されている部品のうち未処理の部品が存在するか判断する(ステップS65)。未処理の部品が存在している場合には、処理はステップS51に戻る。一方、未処理の部品が存在していない場合には、処理を終了する。
想定在庫数をベースに補充数を算出して、第1の実施の形態と同様の補充数が算出されて、在庫数の適正化が図られる。
以上本技術の実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、図1に示したシステム構成図は一例であって必ずしも実際のプログラムモジュール構成と一致しない場合もある。また、データ格納部の構成も同様に、実際のファイル構成などと一致しない場合もある。データ格納部及びDBなどは、1つに纏められている場合もあれば、より多くの格納部に分けられている場合もあるが、それは実装上の問題である。
また、処理フローについても処理結果が変わらない限り様々に変更可能であり、ステップの順番を入れ替えたり、ステップを並列実行するようにしても良い。さらに、システムは1又は複数台のコンピュータ(すなわち情報処理装置)で実施される場合もある。
また、上で述べた例では、所定のタイミングで処理フローを実行する場合を示したが、例えば、個別の部品について予め定められた条件(例えば在庫数が最低基準値未満になった場合)を満たした場合に、補充数などを算出するようにしても良い。
なお、上で述べたコールセンタシステム3及び在庫管理システム5は、コンピュータ装置であって、図11に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係る情報処理方法は、(A)各部品について当該部品に関連する出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率が格納されており、各部品について当該部品に関連する出庫事由毎の部品出庫数が格納されているデータ格納部から、特定の部品について出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率及び部品出庫数とを読み出す処理と、(B)読み出された出庫事由毎の部品返却率又は(1−部品使用率)と部品出庫数との積の総和により、特定の商品の補充数又は特定の商品の在庫数を補正する補正処理とを含む。
このようにすれば、出庫事由毎の部品返却率又は(1−部品使用率)と部品出庫数との積の総和の分だけ、無駄な在庫補充を行わずに済むようになり、在庫の適正化がなされて、結果としてコスト削減が可能となる。
なお、上で述べたデータ格納部が、各部品について現在実在庫数と在庫についての第1の基準値とをさらに格納している場合もある。この場合、上で述べた補正処理が、データ格納部に格納されている第1の基準値からデータ格納部に格納されている現在在庫数と上記総和との和を差し引いた第1の値を算出する処理を含むようにしてもよい。このようにすれば、適正な補充数を表す第1の値が得られる。
また、本情報処理方法が、上で述べた第1の値が正の整数であれば、特定の部品を発注する処理を実施するようにしてもよい。
さらに、上で述べたデータ格納部が、各部品について現在実在庫数をさらに格納してもよい。この場合、上で述べた補正処理が、データ格納部に格納されている現在実在庫数と上記総和とを加算した第2の値を算出する処理を含むようにしても良い。このようにすれば、現実的な見込み在庫数を把握できるようになる。
さらに、上で述べたデータ格納部が、各部品について在庫についての第2の基準値をさらに格納している場合もある。この場合、第2の値がデータ格納部に格納されている第2の基準値未満であれば、特定の部品を発注する処理をさらに含むようにしても良い。部品の補充を抑制することができ、在庫数の適正化がなされる。
また、上で述べたデータ格納部が、各部品について第1の基準値よりも小さい第2の基準値をさらに格納している場合もある。このような場合、データ格納部に格納されている第2の基準値をデータ格納部に格納されている現在実在庫数が下回っている場合に、上で述べた補正処理を実施するようにしても良い。
なお、上で述べたような処理をコンピュータに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROMなどの光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ(例えばROM)、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
各部品について当該部品に関連する出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率が格納されており、各前記部品について当該部品に関連する前記出庫事由毎の部品出庫数が格納されているデータ格納部から、特定の部品について前記出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率及び部品出庫数とを読み出す処理と、
読み出された前記出庫事由毎の前記部品返却率又は(1−部品使用率)と前記部品出庫数との積の総和により、前記特定の商品の補充数又は前記特定の商品の在庫数を補正する補正処理と、
を含み、コンピュータにより実行される情報処理方法。
(付記2)
前記データ格納部が、各前記部品について現在実在庫数と在庫についての第1の基準値とをさらに格納しており、
前記補正処理が、
前記データ格納部に格納されている前記第1の基準値から前記データ格納部に格納されている前記現在実在庫数と前記総和との和を差し引いた第1の値を算出する処理
を含む付記1記載の情報処理方法。
(付記3)
前記第1の値が正の整数であれば、前記特定の部品を発注する処理
をさらに含む付記1記載の情報処理方法。
(付記4)
前記データ格納部が、各前記部品について現在実在庫数をさらに格納しており、
前記補正処理が、
前記データ格納部に格納されている前記現在実在庫数と前記総和とを加算した第2の値を算出する処理
を含む付記1記載の情報処理方法。
(付記5)
前記データ格納部が、各前記部品について在庫についての第2の基準値をさらに格納しており、
前記第2の値が前記データ格納部に格納されている前記第2の基準値未満であれば、前記特定の部品を発注する処理
をさらに含む付記4記載の情報処理方法。
(付記6)
前記データ格納部が、各前記部品について前記第1の基準値よりも小さい第2の基準値をさらに格納しており、
前記データ格納部に格納されている前記第2の基準値を前記データ格納部に格納されている前記現在実在庫数が下回っている場合に、前記補正処理を実施する
付記1乃至3のいずれか1つ記載の情報処理方法。
(付記7)
各部品について当該部品に関連する出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率が格納されており、各前記部品について当該部品に関連する前記出庫事由毎の部品出庫数が格納されているデータ格納部から、特定の部品について前記出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率及び部品出庫数とを読み出す処理と、
読み出された前記出庫事由毎の前記部品返却率又は(1−部品使用率)と前記部品出庫数との積の総和により、前記特定の商品の補充数又は前記特定の商品の在庫数を補正する補正処理と、
を、コンピュータに実行させるプログラム。
(付記8)
各部品について当該部品に関連する出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率が格納されており、各前記部品について当該部品に関連する前記出庫事由毎の部品出庫数が格納されているデータ格納部と、
前記データ格納部から、特定の部品について前記出庫事由毎の部品返却率又は部品使用率及び部品出庫数とを読み出し、読み出された前記出庫事由毎の前記部品返却率又は(1−部品使用率)と前記部品出庫数との積の総和により、前記特定の商品の補充数又は前記特定の商品の在庫数を補正する処理部と、
を有する情報処理装置。
3 コールセンタシステム
31 出庫要求部
33 部品データ格納部
5 在庫管理システム
51 在庫管理部
52 出庫データ格納部
53 在庫DB
54 処理部
55 データ格納部
56 発注データ格納部

Claims (9)

  1. コンピュータが、
    少なくとも1以上の出庫対象の部品の複数の出庫事由それぞれについて、当該部品を出庫して行う修理作業後に当該部品が返却される割合である部品返却率又は前記修理作業に使用される確率である部品使用率と、前記出庫事由により出庫要求を受け、且つ、当該部品を出庫して行う修理作業が未完了の部品数である部品出庫数とを格納するデータ格納部から、特定の部品について前記複数の出庫事由それぞれについての部品返却率又は部品使用率と、部品出庫数とを読み出す処理と、
    前記複数の出庫事由それぞれについての読み出された記部品返却率又は前記部品使用率を1から減じた数と前記部品出庫数との積の基づいて、前記特定の品の補充数又は前記特定の品の在庫数を決定する処理と、
    実行する情報処理方法。
  2. 前記コンピュータが、
    前記少なくとも1以上の出庫対象の部品のうちのいずれかの部品についての出庫要求であって出庫事由を特定する情報を含む出庫要求を受信すると、前記データ格納部に格納された、前記いずれかの部品と前記出庫事由を特定する情報により特定される出庫事由とに対応する部品出庫数を増加させる処理と、
    前記出庫要求に応じて出庫された前記いずれかの部品を用いた修理作業が完了した旨の通知情報を受信すると、前記いずれかの部品と前記出庫事由を特定する情報により特定される出庫事由とに対応する部品出庫数を減少させる処理と、
    をさらに実行する請求項1記載の情報処理方法。
  3. 前記データ格納部が、少なくとも1以上の出庫対象の部品について現在実在庫数と在庫についての第1の基準値とをさらに格納しており、
    前記特定の部品の補充数又は前記特定の部品の在庫数を決定する処理が、
    前記データ格納部に格納されている前記第1の基準値から前記データ格納部に格納されている前記現在実在庫数と前記との和を差し引いた第1の値を算出する処理
    を含む請求項1又は2記載の情報処理方法。
  4. 前記コンピュータが、
    前記第1の値が正の整数であれば、前記特定の部品を発注する処理
    をさらに実行する請求項記載の情報処理方法。
  5. 前記データ格納部が、少なくとも1以上の出庫対象の部品について現在実在庫数をさらに格納しており、
    前記特定の部品の補充数又は前記特定の部品の在庫数を決定する処理が、
    前記データ格納部に格納されている前記現在実在庫数と前記とを加算した第2の値を算出する処理
    を含む請求項1又は2記載の情報処理方法。
  6. 前記データ格納部が、少なくとも1以上の出庫対象の部品について在庫についての第2の基準値をさらに格納しており、
    前記コンピュータが、
    前記第2の値が前記データ格納部に格納されている前記第2の基準値未満であれば、前記特定の部品を発注する処理
    をさらに実行する請求項記載の情報処理方法。
  7. 前記データ格納部が、少なくとも1以上の出庫対象の部品について前記第1の基準値よりも小さい第2の基準値をさらに格納しており、
    前記データ格納部に格納されている前記第2の基準値を前記データ格納部に格納されている前記現在実在庫数が下回っている場合に、前記特定の部品の補充数又は前記特定の部品の在庫数を決定する処理を実施する
    請求項3又は4記載の情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    少なくとも1以上の出庫対象の部品の複数の出庫事由それぞれについて、当該部品を出庫して行う修理作業後に当該部品が返却される割合である部品返却率又は前記修理作業に使用される確率である部品使用率と、前記出庫事由により出庫要求を受け、且つ、当該部品を出庫して行う修理作業が未完了の部品数である部品出庫数とを格納するデータ格納部から、特定の部品について前記複数の出庫事由それぞれについての部品返却率又は部品使用率と、部品出庫数とを読み出す処理と、
    前記複数の出庫事由それぞれについての読み出された記部品返却率又は前記部品使用率を1から減じた数と前記部品出庫数との積の基づいて、前記特定の品の補充数又は前記特定の品の在庫数を決定する処理と、
    行させるプログラム。
  9. 少なくとも1以上の出庫対象の部品の複数の出庫事由それぞれについて、当該部品を出庫して行う修理作業後に当該部品が返却される割合である部品返却率又は前記修理作業に使用される確率である部品使用率と、前記出庫事由により出庫要求を受け、且つ、当該部品を出庫して行う修理作業が未完了の部品数である部品出庫数とを格納するデータ格納部と、
    前記データ格納部から、特定の部品について前記複数の出庫事由それぞれについての部品返却率又は部品使用率と、部品出庫数とを読み出し、前記複数の出庫事由それぞれについての読み出された記部品返却率又は前記部品使用率を1から減じた数と前記部品出庫数との積の基づいて、前記特定の品の補充数又は前記特定の品の在庫数を決定する処理部と、
    を有する情報処理装置。
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