JP7266869B2 - 販売支援装置および販売支援プログラム - Google Patents

Description

本発明は、商品または役務の提供の販売を促進することができる販売支援装置および販売支援プログラムに関するものである。

商品や役務の提供を販売する通信販売サイトでは、販売を促進するために試供品を提供することなどが行われている。そして、利用者が試供品を申し込むときに、販売サイトが、販売商品を勧めたり、更に販売単価が高くなるような定期購入を勧めたりするアップセルやクロスセルが行われることがある。

例えば、特許文献１に記載の販売支援装置、販売支援方法および販売支援プログラムは、購入確定後に魅力ある次の商品を勧めるアップセルページが表示され、アップセルページにて次の商品が購入されると、更に次の申込提案となる商品を案内するダブルアップセルページを表示させるものである。

また、対面販売するものではあるが、特許文献２に記載の販売地点端末での補助的製品販売を処理するための方法およびシステムは、ＰＯＳ端末に、アップセルをすべて同時に表示するか、アップセルを逐次的に表示することができ、アップセルが同時に表示される場合には、顧客が表示されたアップセルの中から選ぶようにし、アップセルが逐次表示される場合には、顧客が最初に表示されたアップセルを拒否すれば、逐次表示されるアップセルが分類基準に従ってソーティングされた第２のアップセルを表示するようにしたものである。

特許第５１２２００５号公報 特開２００６－５９３４５号公報

特許文献１に記載の販売支援装置、販売支援方法および販売支援プログラムでは、アップセルページにてアップセルの対象商品が購入されると、次にダブルアップセルページが表示されるが、販売金額の増加を図るには不十分である。
また、特許文献２に記載の販売地点端末での補助的製品販売を処理するための方法およびシステムでは、このような方法を通信販売サイトに適用した場合には、顧客がアップセルを拒否すると、分類基準に従ってソーティングされた第２のアップセルが次々と提示されるため、利用者はその間に通信販売サイトから離脱するおそれがある。

アップセルやクロスセルなどは、顧客の購入心理を利用した営業手法であるため、対面販売だけでなく、通信販売サイトでも頻繁に用いられているものの、単に、購入しそうな利用者に、アップセルやクロスセルを提示するだけでは、顧客ごとの売上を示す顧客単価の向上には結びつかない。従って、更に、顧客単価を向上させる手法の開発が望まれている。

そこで本発明は、更に、顧客単価を向上させることが可能な販売支援装置および販売支援プログラムを提供することを目的とする。

本発明の販売支援装置は、商品または役務の提供を第１申込対象として申し込むための申込フォームを含むランディングページと、顧客単価が高くなる商品または役務の提供を案内する提案ページとが格納された記憶手段と、前記記憶手段から、利用者が操作する端末装置からの要求に応じて、前記ランディングページを読み込み、前記端末装置に送信するウェブページ処理手段とを備え、前記ウェブページ処理手段は、前記申込フォームによる申し込みを示す申込要求に基づいて、前記第１申込対象と、前記第１申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第２申込対象とが選択できる第１提案ページを、前記端末装置に送信する機能と、前記第１提案ページにより前記第２申込対象が選択されたときに、前記第２申込対象と、前記第２申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第３申込対象とが選択できる第２提案ページを、前記端末装置に送信する機能と、更に、前記第１提案ページにより前記第１申込対象が選択されたときに、前記第１申込対象と、前記第１申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第４申込対象とが選択できる第３提案ページを、前記端末装置に送信する機能とを備えたことを特徴としたものである。

本発明の販売支援プログラムは、コンピュータを、商品または役務の提供を第１申込対象として申し込むための申込フォームを含むランディングページと、顧客単価が高くなる商品または役務の提供を案内する提案ページとが格納された記憶手段、前記記憶手段から、利用者が操作する端末装置からの要求に応じて、前記ランディングページを読み込み、前記端末装置に送信するウェブページ処理手段として機能させるものであり、前記ウェブページ処理手段は、前記申込フォームによる申し込みを示す申込要求に基づいて、前記第１申込対象と、前記第１申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第２申込対象とが選択できる第１提案ページを、前記端末装置に送信する機能と、前記第１提案ページにより前記第２申込対象が選択されたときに、前記第２申込対象と、前記第２申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第３申込対象とが選択できる第２提案ページを、前記端末装置に送信する機能と、更に、前記第１提案ページにより前記第１申込対象が選択されたときに、前記第１申込対象と、前記第１申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第４申込対象とが選択できる第３提案ページを、前記端末装置に送信する機能とを備えたことを特徴としたものである。

本発明によれば、ウェブページ処理手段が、ランディングページにより第１申込対象が申し込まれると、第１申込対象または高い顧客単価となる第２申込対象が選択できる第１提案ページを端末装置に送信し、第１提案ページにより第２申込対象が選択されたときに、第２申込対象または高い顧客単価となる第３申込対象が選択できる第２提案ページを端末装置に送信する。
そうすることで、第１申込対象を申し込み、更に高額となる第２申込対象を申し込んだ利用者を、第２申込対象より高額な第３申込対象に誘導することができ、仮に、誘導できなくても、第２申込対象に申し込ませることができる。
また、第１提案ページにより第１申込対象が選択されたときに、第１申込対象または高い顧客単価となる第４申込対象が選択できる第３提案ページを端末装置に送信する。
そうすることで、第２申込対象を申し込まずに第１申込対象を申し込む利用者を、再度、第１申込対象より高額な第４申込対象に誘導することができる。

前記ウェブページ処理手段は、前記第４申込対象を、前記第２申込対象より低い顧客単価となる商品または役務の提供を示すものとして前記第３提案ページを、前記端末装置に送信することができる。

前記ウェブページ処理手段は、前記第２提案ページを、前記第１提案ページによる前記第２申込対象への申し込みに対する確認ページとして送信することができる。
また、前記ウェブページ処理手段は、前記第３提案ページを、前記第１提案ページによる前記第１申込対象への申し込みに対する確認ページとして送信することができる。

本発明によれば、第１，２申込対象を申し込む利用者を、第２申込対象より高額な第３申込対象に誘導することができ、第２申込対象を申し込まずに第１申込対象を申し込む利用者を、再度、第１申込対象より高額な第４申込対象に誘導することができるので、更に、顧客単価を向上させることが可能である。

本発明の実施の形態に係る販売支援システムの構成を説明するための図である。 図１に示す販売支援システムの販売支援装置の構成を説明するための図である。 図２に示す販売支援装置のウェブページ処理手段が提供するランディングページの一例の図である。 図３に示すランディングページに含まれた申込フォームおよび申込ボタンの一例の図である。 図２に示すランディングページにより無料ドリンクの７日分が申し込まれたときに、無料ドリンクの７日分または複数回の決済を要する３０日分のドリンクの定期購入のいずれかが選択できる第１提案ページの一例の図である。 （Ａ）は図５に示す第１提案ページに表示された、無料モニタであるドリンク７日分を申し込むための第１申込ボタンと、第１申込ボタンに並ぶ、無料のドリンク７日分およびドリンク３０日分を申し込むためのジャンプ用ボタンとの一例の図、（Ｂ）は無料のドリンク７日分とドリンク３０日分とを申し込むための申込みボタンの一例の図である。 図５に示す第１提案ページからの申し込みを受け付け、第２申込対象を提示する第２提案ページの一例の図である。 （Ａ）は図７に示す第１提案ページからの申し込みに対する確認ページの一例の図、（Ｂ）は確認ページにより確認され、申し込みが完了した申込完了ページの一例の図である。 図５に示す第１提案ページにて、第１申込対象の申し込みを受け付け、第４申込対象を提示する第３提案ページの一例の図である。 図１に示す販売支援装置が端末装置に提供するウェブページの遷移を説明するための図である。

本発明の実施の形態に係る販売支援システムを図面に基づいて説明する。
図１に示す本発明の実施の形態に係る販売支援システム１０は、端末装置２０（２１～２３）と、販売支援装置３０と、配送用管理サーバ４０とが、電気通信回線の一例であるインターネットＷに通信可能に接続されている。

端末装置２０は、閲覧者が操作する、デスクトップ型やノートブック型、パームトップ型、スマートフォンなどのウェブページの閲覧機能を有するコンピュータである。端末装置２０は、インターネットＷと、有線または無線により接続される。

販売支援装置３０は、販売支援プログラムを動作させることで、端末装置２０からの要求に応じたウェブページを端末装置２０に提供するコンピュータである。
図２に示す販売支援装置３０は、通信手段３１と、ウェブページ処理手段３２と、手配手段３３と、記憶手段３４とを備えている。

通信手段３１は、インターネットＷからの送信データを受信して、販売支援装置３０の各手段に出力したり、各手段からの出力データを入力して、インターネットＷへ送信したりする機能を備えている。

ウェブページ処理手段３２は、記憶手段３４から、利用者が操作する端末装置２０からの要求に応じて、ランディングページを読み込み、端末装置２０に送信する。
ウェブページ処理手段３２は、申込フォームによる申し込みを示す申込要求に基づいて、第１申込対象と、第１申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第２申込対象とが選択できる第１提案ページを端末装置２０に送信する。
また、ウェブページ処理手段３２は、第１提案ページより第２申込対象が選択されたときに、第２申込対象と、第２申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第３申込対象とが選択できる第２提案ページを端末装置２０に送信する。
更に、ウェブページ処理手段３２は、第１提案ページにより第１申込対象が申し込まれたときに、第１申込対象と、第２申込対象より低い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第４申込対象とが選択できる第３提案ページを、端末装置２０に送信する。

手配手段３３は、商品を申込者に配送するために、配送に必要な申込者の個人情報を配送用管理サーバ４０へ送信する。
記憶手段３４は、ＯＳや各種設定データ、販売支援プログラムなどのアプリケーションソフト、ウェブページのデータ、申込フォームに入力された個人情報が格納された不揮発性メモリである。記憶手段３４は、ハードディスクドライブやフラッシュメモリとすることができる。
ウェブページのデータは、商品または役務の提供を第１申込対象として申し込むための申込フォームを含むランディングページ、およびアップセルを案内するアップセルページなどを、販売支援装置３０が販売サイトとして端末装置２０に提供するページである。

図１に示す配送用管理サーバ４０は、販売支援装置３０から送信された申込者の情報に基づいて、商品の配送を管理するコンピュータである。

以上のように構成された本発明の実施の形態に係る販売支援システム１０の動作および使用状態を図面に基づいて説明する。
利用者は、図１に示す端末装置２０を操作して、他のサイトに掲載されたバナー広告やリンクから、または直接ＵＲＬを入力して、販売支援装置３０が提供する商品提供サイトの一例であるサンプル提供サイトにアクセスする。このアクセスにより端末装置２０から販売支援装置３０へアクセス要求が送信される。

販売支援装置３０では、図２に示すウェブページ処理手段３２が、記憶手段３５から、端末装置２０（図１参照）が最初にアクセスするランディングページを読み込み、アクセス応答として通信手段３１を介して端末装置２０へ送信する。

端末装置２０では、図３に示すランディングページＬＰを受信して表示する。端末装置２０を操作する利用者は、サンプルを申し込むランディングページＬＰをスクロールアップしながら閲覧する。

ここで、ランディングページＬＰの構成について、図３に基づいて説明する。
図３に示すランディングページＬＰでは、商品として、７日分のコラーゲン入りのドリンクの無料モニタを募集するものであり、決済不要な商品（試供品）を提供するページである。ランディングページＬＰでは複数のセクションＳ１～Ｓ９が縦方向に順に配置されている。
セクションＳ１は、ランディングページＬＰが端末装置２０に表示されたときに、最初に表示されるファーストビューの範囲である。
セクションＳ１には、このランディングページＬＰがどのようなウェブページであるかを示すタイトル画像Ｇ１が最上段に配置され、タイトル画像Ｇ１の下に、申込フォームＦにアンカーリンクされた大型ボタンＢ１１が配置されている。

セクションＳ２～Ｓ８には、商品の説明や商品の画像、購入を誘う説明やイメージ画像と、後述する申込フォームへアンカーリンクされたジャンプ用ボタンＢ１２とがセットで配置されている。また、セクションＳ８には、セクションＳ１と同様に、申込フォームにアンカーリンクされた大型ボタンＢ１３が配置されている。

最後のセクションとなるセクションＳ９には、利用者の意識を確認するためのアンケート欄Ｒ１と、申込フォームＦと、同意欄Ｄと、申込ボタンＢ１４とが配置されている。
図４に示すように、申込フォームＦは、商品または役務の提供を申し込むための入力欄である。本実施の形態のウェブサイトは、申込フォームＦには、試供品を申し込むための個人情報が入力される。
申込フォームＦは、入力項目として、氏名欄Ｆ１と、住所欄Ｆ２と、電話番号欄Ｆ３と、メールアドレス欄Ｆ４とを備えている。なお、本実施の形態のランディングページＬＰが、利用者にドリンクの無料サンプルを提供するものであるため、決済方法を選択する欄は設けられていない。

利用者は、アンケート欄Ｒ１に回答を入力し、申込フォームＦに個人情報を入力し、最後に同意欄Ｄのチェックボックスに入力する。そして、利用者は申込ボタンＢ１４を押下する。
申込ボタンＢ１４が押下されると、申込フォームＦによる申し込みを示す申込要求（サンプル申込要求）が、図１に示す端末装置２０から販売支援装置３０へ送信される。

販売支援装置３０では、図２に示すウェブページ処理手段３２が、申込要求に基づいて、複数回の決済を要する商品または役務の提供の定期購入が申し込める第１提案ページＰ２（図５参照）を端末装置２０に送信する。
本実施の形態では、決済不要なドリンクの無料サンプル（第１申込対象）と、複数回の決済を要するドリンクの定期購入（第２申込対象）とが選択できる第１提案ページＰ２を端末装置２０に送信する。

第１提案ページＰ２には、無料サンプルであるために購入金額が０円であることを示す購入金額確認欄Ｒ２１と、申込フォームＦ（図４参照）に入力された個人情報が表示された個人情報確認欄Ｒ２２と、個人情報確認欄Ｒ２２に続いて、定期購入を勧めるアップセルセクションＳＡとが表示された入力確認ページである。
アップセルセクションＳＡには、定期購入が利用者にとって得することをアピールする文言が掲載されている。本実施の形態では、商品を継続して使用することの効果を示す文言と、継続的に使用することを申し込むと特典が得られることの文言とが表示されている。

また、図６（Ａ）に示すように、アップセルセクションＳＡには、第１申込対象となる無料モニタであるドリンク７日分を申し込むための第１申込ボタンＢ２１が表示されている。また、第１申込ボタンＢ２１に並ぶ、第２申込対象となる無料のドリンク７日分とドリンク３０日分とを申し込むためのジャンプ用ボタンＢ２２が表示されている。このジャンプ用ボタンＢ２２は、図６（Ｂ）に示す第２申込ボタンＢ２３にアンカーリンクされている。
本実施の形態では、第２申込ボタンＢ２３により申し込むと、３ヵ月以降になれば解約ができる定期購入の１ヵ月目（３０日分のドリンク）を申し込むこととしている。以下、特典のドリンク７日分と、３ヵ月にわたる定期購入の１ヵ月目の商品であるドリンク３０日分とを、第１提案商品と称す。

また、図６（Ｂ）に示すように、アップセルセクションＳＡには、第２申込ボタンＢ２３により申し込むときに、決済方法を選択するための決済方法選択欄Ｒ２３が表示されている。
例えば、決済方法選択欄Ｒ２３では、郵便為替を使用して郵便局やコンビニエンスストアで、代金を振り込む「郵便為替・コンビニ決済」、宅配業者から受け取る際に支払う「代引き」とが選択できる。また、決済方法選択欄Ｒ２３では、自動的にクレジットカード会社により利用者の金融口座から引き落しされる「クレジットカード」が選択できる。

利用者は、図１に示す端末装置２０を操作して、そのままドリンクの無料サンプルを申し込むのであれば、図６（Ａ）に示す第１申込ボタンＢ２１を押下する。第１申込ボタンＢ２１が押下されると、端末装置２０がドリンクの無料サンプルを申し込むことを示す第１申込対象要求を販売支援装置３０に送信する。
第１申込対象要求を受信した販売支援装置３０では、第３提案ページを送信する。この第３提案ページについては後述する。

利用者は、ドリンクの無料サンプルではなく、利用者への特典に魅力を感じて第１提案商品を購入するときは、図６（Ａ）に示すジャンプ用ボタンＢ２２を押下する。この押下により、端末装置２０では、図６（Ｂ）に示す第２申込ボタンＢ２３までジャンプする。そして、利用者は、端末装置２０を操作して、第２申込ボタンＢ２３を押下すると、端末装置２０が第１提案商品を申し込むことを示す第２申込対象要求を販売支援装置３０に送信する。

販売支援装置３０では、第２申込ボタンＢ２３の押下による第２申対象要求を受信すると、ウェブページ処理手段３２は、受け付けた申し込みに対して、申し込み内容を確認するための入力確認ページとなる第２提案ページＰ３（図７参照）を端末装置２０へ送信する。
図７に示す第２提案ページＰ３には、第２申込対象である第１提案商品に対する購入金額が購入金額欄Ｒ３１に表示されている。本実施の形態では、無料のドリンク７日分が０円、ドリンク３０日分（最初の１ヶ月分）が２５００円であることが表示されている。

また、第２提案ページＰ３には、図４に示す申込フォームＦに入力された個人情報が個人情報確認欄Ｒ３２に表示されている。
また、第２提案ページＰ３には、図５に示す第１提案ページＰ２の決済方法選択欄Ｒ２３により指定された決済方法が決済方法確認欄Ｒ３３に表示されている。決済方法確認欄Ｒ３３には、「郵便為替・コンビニ決済」が選択されていることが示されている。

更に、図７に示す第２提案ページＰ３では、特典のドリンク７日分とドリンク３ヵ月分とによる第１提案商品（第２申込対象）と、特典のドリンク７日分だけでなく、第２申込対象より高い顧客単価となる、家族３人のドリンク３０日分を３ヵ月連続して購入することになる第２提案商品（第３申込対象）とが選択できる。
例えば、利用者が、このまま第１提案商品（特典のドリンク７日分とドリンク３ヵ月分）を申し込むときには、第２申込ボタンＢ３１を押下する。また、利用者が特典に魅力を感じて第２提案商品（家族３人のドリンク３ヵ月分の最初の１ヶ月目）を申し込むときには、第３申込ボタンＢ３２を押下する。

図７に示す第２申込ボタンＢ３１が押下され、端末装置２０から販売支援装置３０へ第２申込対象要求が送信される。そうすることで、販売支援装置３０では、第２提案ページＰ３による特典のドリンク７日分とドリンク３ヵ月分の申込内容について、利用者に確認させるための確認ページＰ４１（図８（Ａ）および図１０参照）を端末装置２０に送信し、利用者による確認が取れれば、申し込みが完了したことを示す申込完了ページＰ４２（図８（Ｂ）および図１０参照）を端末装置２０に送信する。

図８（Ａ）に示す確認ページＰ４１には、購入金額欄Ｒ４１に、購入金額として、無料のドリンク７日分が０円、ドリンク３０日分が２５００円であることが表示されている。また、確認ページＰ４１には、図４に示す申込フォームＦに入力された個人情報が個人情報確認欄Ｒ４２に表示されている。また、決済方法確認欄Ｒ４３には、図７に示す決済方法確認欄Ｒ３３から引き継がれた「郵便為替・コンビニ決済」が選択されていることが示されている。
更に、図８（Ａ）に示す確認ページＰ４１には、購入金額欄Ｒ４１に表示された商品の金額を確認し、個人情報確認欄Ｒ４２に表示された個人情報に間違いが無く、更に決済方法確認欄Ｒ４３に表示された決済方法を確認して、申し込むときに押下される確定ボタンＢ４が表示されている。

図８（Ｂ）に示す申込完了ページＰ４２では、申し込んだことに対する利用者へのお礼の文言と、自動決済すると更に特典が得られる旨の文言と、この商品を家族や知人に、メールやＳＮＳにて紹介するための紹介用ボタンＢ５が配置されている。

このようにして申し込みが完了すると、手配手段３３が、特典のドリンク７日分とドリンク３ヵ月分とを配送するよう、図１に示す配送用管理サーバ４０に通知する。

また、図７に示す第２提案ページＰ３にて、第３申込ボタンＢ３２が押下されると、端末装置２０から販売支援装置３０へ第３申込対象要求が送信される。そうすることで、販売支援装置３０では、第２提案ページＰ３による特典のドリンク７日分と家族３人のドリンク３ヵ月分の申込内容について、利用者に確認させる確認ページＰ５１（図１０参照）を端末装置２０に送信し、利用者による確認が取れれば、申し込みが完了したことを示す申込完了ページＰ５２（図１０参照）を端末装置２０に送信する。
そして、手配手段３３が、特典のドリンク７日分と家族３人のドリンク３ヵ月分とを配送するよう、図１に示す配送用管理サーバ４０に通知する。

次に、図５に示す第１提案ページＰ２にて、無料のドリンク７日分を申し込むために、第１申込ボタンＢ２１が押下されることにより、端末装置２０から送信される第１申込対象要求を受信した販売支援装置３０では、入力確認ページとなる図９に示す第３提案ページＰ６を送信する。

図９に示す第３提案ページＰ６では、第１申込対象である無料のドリンク７日分に対する購入金額０円が購入金額欄Ｒ６１に表示されている。
また、第３提案ページＰ６には、図４に示す申込フォームＦに入力された個人情報が個人情報確認欄Ｒ６２に表示されている。
更に、第３提案ページＰ６では、特典のドリンク７日分（第１申込対象）と、特典のドリンク７日分だけでなく、顧客単価が、第１申込対象より高く、第２申込対象（特典のドリンク７日分とドリンク３ヵ月分）より低くなるドリンク３０日分を購入する購入商品（第４申込対象）とが選択できる。

例えば、利用者が、特典のドリンク７日分のみを申し込むときには、第１申込ボタンＢ６１を押下する。また、利用者が特典に魅力を感じて第３提案商品（ドリンク３０日分）を申し込むときには、第４申込ボタンＢ６２を押下する。

第１申込ボタンＢ６１が押下されることにより端末装置２０から販売支援装置３０へ第１申込対象要求が送信される。そうすることで、販売支援装置３０では、第３提案ページＰ６による特典のドリンク７日分の申込内容について、利用者に確認させるための確認ページＰ７１（図１０参照）を端末装置２０に送信し、利用者による確認が取れれば、申し込みが完了したことを示す申込完了ページＰ７２（図１０参照）を端末装置２０に送信する。
そして、手配手段３３が、特典のドリンク７日分を配送するよう、図１に示す配送用管理サーバ４０に通知する。

また、第４申込ボタンＢ６２の押下より、特典のドリンク７日分とドリンク３０日分とが申し込まれたときには、端末装置２０から販売支援装置３０へ第４申込対象要求が送信される。そうすることで、販売支援装置３０では、第３提案ページＰ６による特典のドリンク７日分とドリンク３０日分との申込内容について、利用者に確認させるための確認ページＰ８１（図１０参照）を端末装置２０に送信し、利用者による確認が取れれば、申し込みが完了したことを示す申込完了ページＰ８２（図１０参照）を端末装置２０に送信する。
そして、手配手段３３が、特典のドリンク７日分およびドリンク３０日分を配送するよう、図１に示す配送用管理サーバ４０に通知する。

以上のように本実施の形態に係る販売支援装置３０によれば、ウェブページ処理手段３２が、図１０に示すように、ランディングページＬＰによる無料サンプルのドリンク７日分が申し込まれたときに、無料サンプルのドリンク７日（第１申込対象）または高い顧客単価となるドリンク３ヵ月分（第２申込対象）が選択できる第１提案ページＰ２を端末装置２０に送信し、第１提案ページＰ２により第２申込対象が選択されたときに、第２申込対象または高い顧客単価となる家族３人のドリンク３ヵ月分（第３申込対象）が選択できる第２提案ページＰ３を端末装置２０に送信する。
そうすることで、第１申込対象を申し込み、第２申込対象を申し込んだ利用者を、第２申込対象より高額な第３申込対象に誘導することができ、仮に、誘導できなくても、第２申込対象に申し込ませることができる。

また、第１提案ページＰ２により無料サンプルのドリンク７日が選択されたときに、無料サンプルのドリンク７日（第１申込対象）または高い顧客単価となるドリンク３０日分（第４申込対象）が選択できる第３提案ページＰ６を端末装置２０に送信する。
そうすることで、第２申込対象を申し込まずに第１申込対象を申し込む利用者を、再度、第１申込対象より高額な第４申込対象に誘導することができる。
従って、販売支援装置３０は、更に、顧客単価を向上させることが可能である。

また、ウェブページ処理手段３２が、ドリンク３ヵ月分（第２申込対象）より低い顧客単価となるドリンク３０日分（第４申込対象）とした第３提案ページＰ６を端末装置２０に送信している。
そうすることで、第１提案ページＰ２を閲覧した利用者が第２申込対象より第１申込対象を選択した後に、第３提案ページＰ６にて閲覧した第４申込対象が、第２申込対象より低い顧客単価であることから、利用者に第４申込対象を購入させやすくすることができる。

ウェブページ処理手段３２が、第２提案ページＰ３を、第１提案ページＰ２による第２申込対象への申し込みに対する確認ページとして送信することで、第２提案ページＰ３にて第２申込対象への申し込みを確認させつつ、利用者に第３申込対象を勧めることができる。
また、ウェブページ処理手段３２が、第３提案ページＰ６を、第１提案ページＰ２による第１申込対象への申し込みに対する確認ページとして送信することで、第３提案ページＰ６にて第１申込対象への申し込みを確認させつつ、利用者に第４申込対象を勧めることができる。

なお、本実施の形態では、第１申込対象がドリンク７日分に対して、第２申込対象がドリンク３ヵ月分、第３申込対象が家族３人のドリンク３ヵ月分、第４申込対象がドリンク３０日分であることから、図５に示す第１提案ページＰ２、図７に示す第２提案ページＰ３および図９に示す第３提案ページＰ６では、アップセルを提案しているが、提案ページで勧める申込対象を、異なる商品や役務の提供を提案するクロスセルとしてもよい。

本発明は、商品や役務の提供を提供する販売サイトに好適である。

１０ 販売支援システム
２０，２１～２３ 端末装置
３０ 販売支援装置
３１ 通信手段
３２ ウェブページ処理手段
３３ 手配手段
３４ 記憶手段
４０ 配送用管理サーバ
５０ 決済サーバ
ＬＰ ランディングページ
Ｐ２ 第１提案ページ
Ｐ３ 第２提案ページ
Ｐ４１ 確認ページ
Ｐ４２ 申込完了ページ
Ｐ５１ 確認ページ
Ｐ５２ 申込完了ページ
Ｐ６ 第３提案ページ
Ｐ７１ 確認ページ
Ｐ７２ 申込完了ページ
Ｓ１～Ｓ９ セクション
ＳＡ アップセルセクション
Ｇ１ タイトル画像
Ｄ 同意欄
Ｆ 申込フォーム
Ｆ１ 氏名欄
Ｆ２ 住所欄
Ｆ３ 電話番号欄
Ｆ４ メールアドレス欄
Ｂ１１，Ｂ１３ 大型ボタン
Ｂ１２ ジャンプ用ボタン
Ｂ１４ 申込ボタン
Ｂ２１ 第１申込ボタン
Ｂ２２ ジャンプ用ボタン
Ｂ２３ 第２申込ボタン
Ｂ３１ 第２申込ボタン
Ｂ３２ 第３申込ボタン
Ｂ４ 確定ボタン
Ｂ５ 紹介用ボタン
Ｂ６１ 第１申込ボタン
Ｂ６２ 第４申込ボタン
Ｒ１ アンケート欄
Ｒ２１，Ｒ３１，Ｒ４１，Ｒ６１ 購入金額確認欄
Ｒ２２，Ｒ３２，Ｒ４２，Ｒ６２ 個人情報確認欄
Ｒ２３ 決済方法選択欄
Ｒ３３，Ｒ４３ 決済方法確認欄
Ｗ インターネット

Claims (5)

1. 商品または役務の提供を第１申込対象として申し込むための申込フォームを含むランディングページと、顧客単価が高くなる商品または役務の提供を案内する提案ページとが格納された記憶手段と、
   前記記憶手段から、利用者が操作する端末装置からの要求に応じて、前記ランディングページを読み込み、前記端末装置に送信するウェブページ処理手段とを備え、
   前記ウェブページ処理手段は、
   前記申込フォームによる申し込みを示す申込要求に基づいて、前記第１申込対象と、前記第１申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第２申込対象とが選択できる第１提案ページを、前記端末装置に送信する機能と、
   前記第１提案ページにより前記第２申込対象が選択されたときに、前記第２申込対象と、前記第２申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第３申込対象とが選択できる第２提案ページを、前記端末装置に送信する機能と、
   更に、前記第１提案ページにより前記第１申込対象が選択されたときに、前記第１申込対象と、前記第１申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第４申込対象とが選択できる第３提案ページを、前記端末装置に送信する機能とを備えた販売支援装置。
2. 前記ウェブページ処理手段は、前記第４申込対象を、前記第２申込対象より低い顧客単価となる商品または役務の提供を示すものとして前記第３提案ページを、前記端末装置に送信する請求項１記載の販売支援装置。
3. 前記ウェブページ処理手段は、前記第２提案ページを、前記第１提案ページによる前記第２申込対象への申し込みに対する確認ページとして送信する請求項１または２記載の販売支援装置。
4. 前記ウェブページ処理手段は、前記第３提案ページを、前記第１提案ページによる前記第１申込対象への申し込みに対する確認ページとして送信する請求項１から３のいずれの項に記載の販売支援装置。
5. コンピュータを、
   商品または役務の提供を第１申込対象として申し込むための申込フォームを含むランディングページと、顧客単価が高くなる商品または役務の提供を案内する提案ページとが格納された記憶手段、
   前記記憶手段から、利用者が操作する端末装置からの要求に応じて、前記ランディングページを読み込み、前記端末装置に送信するウェブページ処理手段として機能させるものであり、
   前記ウェブページ処理手段は、
   前記申込フォームによる申し込みを示す申込要求に基づいて、前記第１申込対象と、前記第１申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第２申込対象とが選択できる第１提案ページを、前記端末装置に送信する機能と、
   前記第１提案ページにより前記第２申込対象が選択されたときに、前記第２申込対象と、前記第２申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第３申込対象とが選択できる第２提案ページを、前記端末装置に送信する機能と、
   更に、前記第１提案ページにより前記第１申込対象が選択されたときに、前記第１申込対象と、前記第１申込対象より高い顧客単価となる商品または役務の提供を示す第４申込対象とが選択できる第３提案ページを、前記端末装置に送信する機能とを備えた販売支援プログラム。

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