JP7245875B2 - 情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、情報提供システム、情報提供方法、及びプログラムに関する。
従来、電子決済サービスを利用するユーザが興味を持つような情報を提供する技術が知られている。特許文献1には、電子決済サービスを利用するユーザが店舗で電子マネーをチャージする場合に、電子マネーを識別可能な電子マネー機能部IDに基づいて、ユーザの属性や電子マネーの利用状況に応じたクーポン情報を選択し、店舗でクーポン券を印刷する割引情報提供システムが記載されている。
特開2009-151639号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、あるユーザが複数の電子マネーを利用したとしても、チャージ対象の電子マネーの利用状況だけが考慮されて、クーポン券が出力される。複数の電子マネーの各々の利用状況が総合的に考慮されたうえで、クーポン券が出力されるようにすれば、ユーザがより興味を持つような情報を提供できる。この点は、電子マネー以外の決済手段についても同様である。また、ユーザにクーポン以外の情報を提供する場合も同様である。
本開示の目的の1つは、電子決済サービスを利用するユーザが興味を持つような有用な情報を提供することである。
本開示に係る情報提供システムは、第1決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第1取得手段と、前記第1決済手段に関連付けられた第2決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第2取得手段と、前記第1決済手段の前記決済手段利用情報と、前記第2決済手段の前記決済手段利用情報と、に基づいて、前記第1決済手段のユーザに、所定の情報を提供する情報提供手段と、を含む。
本開示によれば、電子決済サービスを利用するユーザが興味を持つような有用な情報を提供できる。
第1実施形態に係る情報提供システムの全体構成の一例を示す図である。 店舗端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 店舗端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 ユーザ端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 第1実施形態の情報提供システムで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。 ユーザデータベースの一例を示す図である。 キャンペーンデータベースの一例を示す図である。 第1実施形態の情報提供システムで実行される処理の一例を示すフロー図である。 第1実施形態の情報提供システムで実行される処理の一例を示すフロー図である。 第2実施形態におけるキャンペーン一覧画面の一例を示す図である。 第3実施形態におけるキャンペーン一覧画面の一例を示す図である。 第4実施形態におけるキャンペーン一覧画面の一例を示す図である。 第5実施形態におけるキャンペーン一覧画面の一例を示す図である。 第6実施形態における情報提供部の処理の一例を示す図である。 第7実施形態における機能ブロック図の一例を示す図である。 第7実施形態におけるユーザデータベースの一例を示す図である。 変形例2-2における機能ブロック図である。
[1.第1実施形態]
本開示に係る情報提供システムの実施形態の一例である第1実施形態を説明する。
[1-1.情報提供システムの全体構成]
図1は、第1実施形態に係る情報提供システムの全体構成の一例を示す図である。情報提供システムSは、図1の各構成を含む。ネットワークNは、インターネット又はLAN等の任意のネットワークである。情報提供システムSは、少なくとも1つのコンピュータを含めばよく、図1の例に限られない。
電子マネーサーバ10は、電子決済サービスの提供者が管理するサーバコンピュータである。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。記憶部12は、RAM等の揮発性メモリと、ハードディスク等の不揮発性メモリと、を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。
オンラインショッピングサーバ20は、オンラインショッピングサービスの管理者が管理するサーバコンピュータである。制御部21、記憶部22、及び通信部23の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様である。
店舗端末30は、店舗に配置されたコンピュータである。例えば、店舗端末30は、電子マネーのチャージ機、POS端末、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、又はスマートフォンである。制御部31、記憶部32、及び通信部33の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様である。操作部34は、タッチパネル等の入力デバイスである。表示部35は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイである。読取部36は、近距離無線通信を利用してICチップ46及びICカード50を読み取り可能な機器である。本実施形態では、読取部36が書き込み機能を有するリーダライタである場合を説明するが、読取部36は、書き込み機能を有さずに、読み取り機能のみを有してもよい。
ユーザ端末40は、ユーザのコンピュータである。例えば、ユーザ端末40は、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末、又はパーソナルコンピュータである。制御部41、記憶部42、通信部43、操作部44、及び表示部45の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、通信部13、操作部34、及び表示部35と同様である。ICチップ46は、FeliCa(登録商標)、又は、非接触型規格におけるTypeA若しくはTypeBといった任意の規格のチップである。ICカード50は、ICチップ46と同じ規格のチップを含むカードである。
なお、記憶部12,22,32,42の各々に記憶されるプログラム又はデータは、ネットワークNを介して供給されてもよい。また、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に記憶されたプログラム又はデータが、情報記憶媒体を読み取るための読取部(例えば、光ディスクドライブ又はメモリカードスロット)、又は、外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)を介して供給されてもよい。
[1-2.第1実施形態の概要]
第1実施形態では、ユーザが現実の店舗を訪れて電子決済サービスを利用する場合を例に挙げて、情報提供システムSの処理を説明する。現実の店舗とは、オンライン上の仮想的な店舗ではなく、物理的なスペースを有する店舗を意味する。現実の店舗は、施設に開設された店舗に限られず、移動式の店舗又は屋外の店舗であってもよい。現実の店舗は、任意の種類であってよく、例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ディスカウントストア、ドラッグストア、飲食店、家電量販店、又は百貨店である。
電子決済サービスは、ユーザに電子決済を提供するサービスである。電子決済は、キャッシュレス決済と呼ばれることもある。電子決済サービスで利用可能な決済手段は、任意の種類であってよい。例えば、決済手段は、電子マネー、クレジットカード、デビットカード、ポイント、電子キャッシュ、銀行口座、ウォレット、仮想通貨、又はこれらの組み合わせであってもよい。バーコード又は二次元コード等のコードを利用した電子決済は、コード決済と呼ばれることがあるので、コードが決済手段に相当してもよい。決済手段は、支払手段と呼ばれることもある。
第1実施形態では、決済手段の一例として、電子マネーを説明する。このため、電子マネーと記載した箇所は、決済手段と読み替えることができる。以降、ユーザがICカード50を使って電子マネーを利用する場合の処理を例に挙げるが、ユーザがICチップ46を使って電子マネーを利用する場合も同様の処理が実行される。ICチップ46及びICカード50自体は、公知の電子決済サービスで利用されているものを利用可能である。
第1実施形態では、店舗端末30が電子マネーのチャージ機である場合を例に挙げる。店舗には、電子マネーを利用可能なPOS端末が、店舗端末30とは別に配置されているものとする。ユーザは、POS端末のリーダライタにICカード50をかざし、電子マネーを利用して商品を購入する。電子マネーの残高が少なくなった場合、ユーザは、店舗端末30を利用して電子マネーをチャージできる。
図2及び図3は、店舗端末30の表示部35に表示される画面の一例を示す図である。図2のように、人感センサ等によってユーザが店舗端末30に近づいたことが検知されると、読取部36にICカード50をセットすることを案内する案内画面G1が表示部35に表示される。ユーザがICカード50を読取部36にセットすると、ICカード50が読み取られて、店舗端末30から利用可能な機能の一覧を示すメニュー画面G2が表示部35に表示される。
例えば、メニュー画面G2には、ICカード50の電子マネーの残高と、ユーザが受け取り可能なギフトと、が表示される。ギフトは、ユーザが獲得した特典である。ユーザは、電子マネーを利用したり、後述のキャンペーンにエントリーしたりすることによって、特典を獲得できる。特典は、任意の種類であってよく、例えば、電子マネーの残高が増えること、ポイント等の他の決済手段の残高が増えること、又はクーポン券であってもよい。第1実施形態では、ユーザは、ボタンB20又はボタンB21を選択することによって、ギフトを受け取ることができる。ギフトの受け取りの流れ自体は、公知の流れを利用すればよい。
例えば、ユーザは、ボタンB22を選択することによって、ICカード50にチャージできる。チャージの流れ自体も、公知の種々の方法を利用可能であり、例えば、現金又はクレジットカードを利用したチャージが可能である。ユーザがボタンB23を選択すると、ICカード50の利用履歴と、ギフトの受取明細と、が表示部35に表示される。ユーザがボタンB24を選択すると、ユーザが参加可能なキャンペーンの一覧を示すキャンペーン一覧画面G3が表示部35に表示される。
キャンペーンは、ユーザが所定の条件を満たすと特典を獲得できる企画である。第1実施形態では、店舗端末30が配置された店舗がキャンペーンの主催者である場合を説明するが、キャンペーンの主催者は、任意の者であってよい。例えば、キャンペーンの主催者は、他の店舗であってもよいし、電子決済サービスの提供者であってもよい。キャンペーン詳細画面G4には、大まかなキャンペーン情報を含むボタンB30A~B30Dが表示される。以降、ボタンB30A~B30Dを区別しない時は、単にボタンB30と記載する。
例えば、ユーザが、ボタンB30Aを選択すると、図3のように、詳細なキャンペーン情報を含むキャンペーン詳細画面G4が表示部35に表示される。第1実施形態では、ユーザがキャンペーン詳細画面G4からキャンペーンにエントリーする必要がある場合を説明するが、特にエントリーの操作をする必要がないキャンペーンが開催されてもよい。ユーザがボタンB40を選択すると、エントリーが完了したことを示すエントリー完了画面G5が表示部35に表示される。
キャンペーンへのエントリーが完了すると、ユーザは、このキャンペーンに設定された条件を達成することによって、特典を獲得できる。図3の例では、ユーザが訪れた店舗A(店舗端末30が配置された店舗)で、エントリー時に読取部36にセットしたICカード50を使ってビールBを購入することが条件に相当し、100円分のギフトが特典に相当する。例えば、ユーザは、キャンペーンの開催期間内に、ICカード50を利用して店舗AでビールBを購入すると、100円分のギフトを獲得できる。
ユーザは、キャンペーンに設定された特典を獲得すると、任意のタイミングで特典を受け取ることができる。特典の受け取りが可能になるタイミングは、即時であってもよいし、翌日以降といったように所定時間後であってもよい。特典の受け取りは、どの店舗の店舗端末30からでも可能であってもよいし、キャンペーンの主催者の店舗端末30からのみ可能であってもよい。
例えば、ユーザは、特典の受け取りが可能になると、再び店舗を訪れてICカード50を読取部36にセットする。図3の例では、ユーザが100円分のギフトを獲得したので、メニュー画面G2に表示されるギフトの合計金額が、図2のメニュー画面G2から100円増える。メニュー画面G2に表示されるギフトの件数も1件増える。ユーザは、ボタンB20又はボタンB21を選択することによって、ギフトを受け取る。
以上のように、ユーザは、読取部36にICカード50をセットすることによって、店舗端末30から種々のキャンペーンにエントリーできる。第1実施形態では、キャンペーン一覧画面G3に表示されるキャンペーンの内容が、オンランショッピングサービスにおけるユーザの購入履歴に基づいて決定されるようになっている。例えば、ユーザが、オンラインショッピングサービスで酒やチーズを購入することが多いと、図2のキャンペーン一覧画面G3のように、酒やチーズに関するキャンペーン情報が優先的に表示される。
第1実施形態では、ICカード50の電子マネーを識別可能な電子マネーIDと、オンラインショッピングサービスにおけるユーザIDと、が予め関連付けられて電子マネーサーバ10に記録されている。電子マネーサーバ10は、これらの関連付けに基づいて、店舗を訪れたユーザの購入履歴を取得し、購入履歴に応じた商品のキャンペーン情報をユーザに提供する。購入履歴は、ユーザがオンラインショッピングサービスで商品を購入するたびに更新される。例えば、ユーザは、ユーザ端末40を操作し、自身のユーザIDでオンラインショッピングサービスにログインする。
図4は、ユーザ端末40の表示部45に表示される画面の一例を示す図である。図4のように、第1実施形態では、ユーザ端末40がスマートフォンである場合を説明する。例えば、ユーザ端末40が起動すると、ユーザ端末40にインストールされたアプリの一覧を示すメニュー画面G6が表示部45に表示される。ユーザがアイコンI60を選択すると、オンラインショッピングサービスのアプリが起動する。以降、このアプリをショッピングアプリと記載する。
例えば、ショッピングアプリが起動すると、ユーザID及びパスワードの入力が要求される。ユーザが入力したユーザID及びパスワードに基づいて、オンラインショッピングサービスへのログインが実行される。ログインが成功すると、オンラインショッピングサービスのトップ画面G7が表示部35に表示される。ユーザは、トップ画面G7から所望の商品を検索し、検索した商品を購入できる。ユーザが商品を購入すると、購入履歴が更新される。
例えば、ユーザがアイコンI61を選択すると、電子決済サービスのアプリが起動する。以降、このアプリを電子決済アプリと記載する。第1実施形態では、電子決済サービス及びオンラインショッピングサービスは、同じ系列の会社によって運営されており、同じユーザIDで両方のサービスにログインできる。例えば、電子決済アプリが起動すると、ユーザID及びパスワードの入力が要求される。ユーザが入力したユーザID及びパスワードに基づいて、電子決済サービスへのログインが実行される。
電子決済サービスへのログインが成功すると、電子決済サービスのトップ画面G8が表示部35に表示される。例えば、トップ画面G8には、ICカード50内の電子マネーの残高が表示される。ユーザがボタンB80を選択すると、ユーザ端末40の近距離無線通信機能を利用して、ICカード50にチャージできる。ユーザがユーザ端末40のICチップ46も利用している場合には、トップ画面G8において、ICチップ46内の電子マネーの残高表示やチャージが可能である。
以上のように、第1実施形態では、オンラインショッピングサービスにおけるユーザの購入履歴に応じた商品のキャンペーン情報が表示されるように、キャンペーン一覧画面G3の表示制御が実行される。これにより、電子決済サービスの利用履歴だけでは分からないユーザの嗜好を特定し、ユーザが興味を持つような有用な情報を提供できるようになっている。以降、第1実施形態の詳細を説明する。
[1-3.第1実施形態の情報提供システムで実現される機能]
図5は、第1実施形態の情報提供システムSで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。
[1-3-1.電子マネーサーバで実現される機能]
データ記憶部100は、記憶部12を主として実現される。電子マネーID取得部101、ユーザID取得部102、情報提供部103、及びエントリー部104の各々は、制御部11を主として実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部100は、キャンペーン情報の提供に必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部100は、ユーザデータベースDB1と、キャンペーンデータベースDB2と、を記憶する。
図6は、ユーザデータベースDB1の一例を示す図である。図6に示すように、ユーザデータベースDB1は、電子決済サービスにおけるユーザに関する情報が格納されたデータベースである。例えば、ユーザデータベースDB1には、ユーザID、パスワード、ユーザの氏名、電子マネーID、残高情報、ギフト情報、電子マネー利用情報、及びエントリー情報が格納される。
あるユーザが電子決済サービスへの会員登録を完了すると、ユーザデータベースDB1に新たなレコードが作成され、このユーザのユーザID等の情報が格納される。例えば、ユーザがICカード50を発行したとしても、電子決済サービスへの会員登録をしなければ、このICカード50に記録された電子マネーIDは、ユーザデータベースDB1には格納されない。即ち、ユーザが会員登録をしなければ、ユーザID及び電子マネーIDの関連付けは行われない。
会員登録は、ユーザ端末40から所定の手続きをすることによって行われる。会員登録の流れ自体は、公知の流れを利用可能である。例えば、ユーザは、会員登録をした後に、ユーザID及び電子マネーIDの関連付け作業を行う。ユーザID及び電子マネーIDの関連付けは、ICカード50の発行者によって行われてもよい。ユーザID及び電子マネーIDの関連付けが行われると、図4のトップ画面G8を表示できるようになる。図4のトップ画面G8の残高等の情報は、ユーザデータベースDB1の内容に基づいて表示される。
ユーザIDは、ユーザを識別可能な情報である。ユーザIDは、アカウントと呼ばれることもある。第1実施形態では、ユーザIDは、オンラインショッピングサービスにログインするための情報である。ユーザIDは、電子決済サービスにログインすることもできる。即ち、ユーザIDは、電子決済サービス及びオンラインショッピングサービスで共通の情報である。他のサービスが存在する場合には、ユーザIDは、他のサービスへのログインで利用されてもよい。第1実施形態では、1つのユーザIDによって、あるグループ企業が提供する一連のサービスを利用可能である場合を例に挙げる。これら一連のサービスにおけるユーザID及び個人情報等の関連付けが格納されたデータベースが存在してもよい。このデータベースは、これら一連のサービスで利用可能である。
ユーザIDは、ユーザ情報の一例である。このため、ユーザIDと記載した箇所は、ユーザ情報と読み替えることができる。ユーザ情報は、電子決済サービス及びオンラインショッピングサービスの少なくとも一方におけるユーザに関する情報である。例えば、ユーザ情報は、ユーザを識別可能な情報である。第1実施形態では、ユーザ情報がログインで利用される場合を説明するが、ユーザ情報は、特にログインでは利用されない情報であってもよい。ユーザ情報は、任意の情報であってよく、例えば、ユーザIDではなく、メールアドレス又は電話番号といった他の情報であってもよい。ユーザ情報は、ユーザの氏名や住所といった個人情報であってもよいし、ユーザによるサービスの利用状況を示す情報であってもよい。例えば、後述する商品購入情報がユーザ情報に相当してもよい。なお、パスワードは、ユーザIDとともにログインで利用される認証情報である。パスワードは、一連のサービスで共通であってもよいし、個々のサービスごとに設定されてもよい。
電子マネーIDは、識別情報の一例である。このため、電子マネーIDと記載した箇所は、識別情報と読み替えることができる。識別情報は、電子決済サービスで利用される電子マネーを識別可能な情報である。識別情報は、電子決済サービスにおけるユーザを識別可能なので、電子決済サービスにおけるユーザ情報の一種である。あるユーザが複数のICカード50を保有する場合には、このユーザに対し、複数の識別情報が存在することになる。識別情報は、電子マネーIDではなく、電子マネーを識別可能な番号又はコードといった他の情報が識別情報に相当してもよい。例えば、電子マネーIDは、ICチップ46又はICカード50に記録されている。
残高情報は、電子マネーの残高に関する情報である。残高情報には、現在の残高を示す数値だけではなく、残高の時系列的な変化が示されていてもよい。ギフト情報は、ユーザが獲得したギフトに関する情報である。ギフト情報には、ユーザが受け取り可能なギフトだけでなく、過去に受け取り済みのギフトの履歴が示されていてもよい。
電子マネー利用情報は、決済手段利用情報の一例である。このため、電子マネー利用情報と記載した箇所は、決済手段利用情報と読み替えることができる。決済手段利用情報は、決済手段の利用に関する情報である。例えば、決済手段利用情報は、決済手段の利用履歴を示す。決済手段利用情報は、利用履歴に限られず、決済手段の利用に関する任意の情報を示してよい。例えば、決済手段利用情報は、利用額の平均値、利用額の合計値、利用回数、利用頻度、又はこれらの組み合わせを示してもよい。
第1実施形態では、電子マネー利用情報は、電子マネーを利用した店舗を識別可能な店舗ID、利用額、及び利用日時を含むものとする。店舗のPOS端末から商品情報(例えば、JANコード)を取得可能な場合には、電子マネー利用情報は、電子マネーを利用して購入された商品の商品情報を含んでもよい。
エントリー情報は、キャンペーンへのエントリー状況に関する情報である。例えば、エントリー情報は、ユーザがエントリーしたキャンペーンのキャンペーンIDと、エントリー日時と、を含む。エントリー情報は、ユーザがキャンペーンに設定された条件を達成したか否かを示す情報と、ユーザが条件を達成した日時と、を含んでもよい。エントリー情報は、特典の受け取り状況を示してもよい。その他、ユーザがエントリーの際に電話番号等の情報を登録した場合、この情報がエントリー情報に含まれてもよい。
図7は、キャンペーンデータベースDB2の一例を示す図である。図7に示すように、キャンペーンデータベースDB2は、キャンペーンに関する情報が格納されたデータベースである。例えば、キャンペーンデータベースDB2には、キャンペーンID、店舗ID、キャンペーン対象の商品のジャンル、開催期間、及びキャンペーン情報が格納される。キャンペーンデータベースDB2は、電子決済サービスの管理者又は店舗の担当者によって編集可能である。
キャンペーンIDは、キャンペーンを識別可能な情報である。店舗IDは、店舗を識別可能な情報である。あるキャンペーンのキャンペーンIDには、このキャンペーンの主催者である店舗の店舗IDが関連付けられる。商品のジャンルは、特定の商品を購入することが条件として設定されたキャンペーンに対して指定される。ジャンルは、商品のカテゴリということもできる。ジャンルは、オンラインショッピングサービスにおける商品のジャンルと同じであってもよいし、多少は異なってもよい。開催期間は、任意の期間を指定可能である。キャンペーン情報は、キャンペーンの詳細に関する情報である。例えば、キャンペーン情報は、キャンペーンに設定された条件の内容と、キャンペーンに設定された特典の内容と、を含む。開催期間は、キャンペーン情報に含まれてもよい。
[電子マネーID取得部]
電子マネーID取得部101は、電子決済サービスで利用される決済手段を識別可能な電子マネーIDを取得する。第1実施形態では、ユーザがICカード50を読取部36にセットした場合に、店舗端末30は、読取部36により読み取られた、ICカード50に記録された電子マネーIDを取得する。店舗端末30は、電子マネーサーバ10に、当該取得された電子マネーIDを送信する。電子マネーID取得部101は、店舗端末30から、当該送信された電子マネーIDを取得する。ICカード50に記録された電子マネーIDが店舗端末30以外の他のコンピュータにより取得される場合には、電子マネーID取得部101は、当該他のコンピュータから、電子マネーIDを取得すればよい。
[ユーザID取得部]
ユーザID取得部102は、電子マネーIDに関連付けられた、オンラインショッピングサービスにおけるユーザIDを取得する。第1実施形態では、ユーザデータベースDB1にユーザID及び電子マネーIDが関連付けられているので、ユーザID取得部102は、ユーザデータベースDB1を参照し、電子マネーIDに関連付けられたユーザIDを取得する。電子マネーサーバ10以外の他のコンピュータにユーザID及び電子マネーIDが関連付けられている場合、ユーザID取得部102は、当該他のコンピュータから、電子マネーIDに関連付けられたユーザIDを取得すればよい。
オンラインショッピングサービスは、電子決済サービスとは異なる他のサービスの一例である。このため、オンラインショッピングサービスと記載した箇所は、他のサービスと読み替えることができる。他のサービスは、任意のサービスであってよく、オンラインショッピングサービスに限られない。例えば、他のサービスは、電子マネー以外の他の電子決済サービス、現実の店舗で提供されるサービス、通信サービス、旅行予約サービス、電子書籍サービス、デリバリーサービス、又は金融サービスであってもよい。
ユーザIDは、複数の他のサービスに共通の情報であってもよい。例えば、ユーザIDは、オンラインショッピングサービスと、上記説明した他のサービスと、にログインするための情報であってもよい。第1実施形態では、ユーザIDは、電子決済サービスへのログインも可能である場合を説明するが、ユーザIDは、電子決済サービスへのログインには利用されなくてもよい。この場合、電子決済サービスへのログインは、電子マネーID又は他のIDが利用されてもよいし、特に電子決済サービスへのログインが発生しなくてもよい。
第1実施形態では、ユーザID取得部102が、電子マネーID取得部101により電子マネーIDが取得された後に、この電子マネーIDに関連付けられたユーザIDを取得する場合を説明するが、ユーザID取得部102は、電子マネーID取得部101により電子マネーIDが取得される前に、ユーザデータベースDB1に格納された個々の電子マネーIDに関連付けられたユーザIDを取得してもよい。
第1実施形態では、ユーザIDは、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報を取得するために利用される。ユーザがICカード50を読取部36にセットした時に商品購入情報を取得するのではなく、事前に商品購入情報を取得しておいてユーザデータベースDB1に格納しておく場合には、ユーザID取得部102は、事前にユーザIDを取得してもよい。この場合、ユーザID取得部102は、ユーザデータベースDB1に格納された全部又は一部のユーザIDを取得すればよい。
[情報提供部]
情報提供部103は、ユーザIDに基づいて、電子マネーのユーザに、キャンペーン情報を提供する。キャンペーン情報は、所定の情報の一例である。このため、キャンペーン情報と記載した箇所は、所定の情報と読み替えることができる。所定の情報は、任意の情報であってよく、キャンペーン情報に限られない。例えば、所定の情報は、おすすめ商品の情報、商品の割引情報、デジタルチラシ等の広告、クーポン券、又はギフトであってもよい。所定の情報は、所定の商品に関する情報ではなくてもよく、ユーザに提示したい情報であれば任意の情報であってよい。例えば、所定の情報は、特定の商品ではなく、店舗全体の情報であってもよいし、ある特定のエリアの情報であってもよい。他にも例えば、所定の情報は、あるエリアで開催されるイベントの情報であってもよい。
第1実施形態では、情報提供部103は、ユーザIDに基づいて、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報を取得し、当該商品購入情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。商品購入情報は、オンラインショッピングサービスにおける商品の購入に関する情報である。オンラインショッピングサービスでは、任意の商品を購入可能である。このため、商品購入情報は、オンラインショッピングサービスで購入された商品に関する任意の情報であってよい。例えば、商品購入情報は、商品を識別可能な情報(例えば、JANコード)、商品の名前、商品のジャンル、商品の価格、商品のその他の属性、又はこれらの組み合わせを示してもよい。商品購入情報は、商品が購入された日時や配送先といった他の情報を含んでもよい。
商品購入情報は、他サービス利用情報の一例である。このため、商品購入情報と記載した箇所は、他サービス利用情報と読み替えることができる。他サービス利用情報は、オンラインショッピングサービスを一例とする他のサービスの利用に関する情報である。他サービス利用情報は、他のサービスにおける利用履歴又は利用状況に関する情報を含めばよい。例えば、電子マネー以外の他の電子決済サービスが他のサービスに相当する場合、他の電子決済サービスで購入された商品に関する情報が他サービス利用情報に含まれてもよい。現実の店舗で提供されるサービスが他のサービスに相当する場合、現実の店舗で購入された商品に関する情報が他サービス利用情報に含まれてもよい。デリバリーサービスが他のサービスに相当する場合、デリバリーサービスで購入された商品に関する情報が他サービス利用情報に含まれてもよい。他に例示したサービスについても同様である。
第1実施形態では、情報提供部103は、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報に基づいて、ユーザに、現実の店舗で購入可能な商品に関するキャンペーン情報を提供する。現実の店舗の意味は、先述した通りである。例えば、情報提供部103は、商品購入情報に基づいて、オンラインショッピングサービスでよく購入されている商品のジャンルを特定する。情報提供部103は、キャンペーンデータベースDB2を参照し、当該特定されたジャンルと同じジャンルのキャンペーン情報を取得する。情報提供部103は、ユーザに、当該取得されたキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、ユーザに、開催期間中のキャンペーン情報だけを提供してもよい。
第1実施形態では、キャンペーン情報が店舗端末30の表示部35に表示されるので、情報提供部103は、キャンペーン情報を表示させるために必要なデータを店舗端末30に送信することによって、ユーザにキャンペーン情報を提供する。例えば、情報提供部103は、キャンペーン一覧画面G3又はキャンペーン詳細画面G4のデータを店舗端末30に送信することによって、ユーザにキャンペーン情報を提供する。
なお、情報提供部103は、電子的な手段によってキャンペーン情報を提供すればよく、他の方法によってキャンペーン情報を提供してもよい。例えば、情報提供部103は、ユーザ端末40にインストールされたアプリ内の通知、電子メール、SMS、SNS、メッセージアプリを利用したメッセージ、又はバナー広告といった任意の手段によって、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。キャンペーン情報の提供媒体は、任意の媒体であってよい。店舗端末30ではなく、ユーザ端末40又はその他のコンピュータにおいて、キャンペーン情報が提供されてもよい。
例えば、情報提供部103は、ICカード50が店舗端末30で読み取られた場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供する。ICカード50は、電子マネーを利用するための媒体の一例である。このため、ICカード50と記載した箇所は、電子マネーを利用するための媒体と読み替えることができる。電子マネーを利用するための媒体は、任意の媒体であってよく、ICカード50に限られない。電子マネーを利用するための媒体は、ユーザ端末40のICチップ46であってもよい。他にも例えば、ユーザ端末40の表示部45に表示させたコードが電子決済で利用される場合には、コードが媒体に相当してもよい。ユーザの生体認証に基づいて電子決済が実行される場合には、生体認証で利用されるユーザの部位が媒体に相当してもよい。
[エントリー部]
エントリー部104は、キャンペーンへのエントリーを実行する。例えば、エントリー部104は、ユーザがエントリーしたキャンペーンを識別できるように、ユーザデータベースDB1に格納されたエントリー情報を更新することによって、キャンペーンへのエントリーを実行する。このエントリー情報には、ユーザがエントリーしたキャンペーンのキャンペーンIDと、エントリーの日時と、が含まれる。第1実施形態では、ユーザがキャンペーン詳細画面G4のボタンB40を選択した場合に、店舗端末30は、電子マネーサーバ10に、ボタンB40に対応するキャンペーンのキャンペーンIDを送信する。エントリー部104は、当該キャンペーンIDが示すキャンペーンにエントリーするように、キャンペーンへのエントリーを実行すればよい。
[1-3-2.オンラインショッピングサーバで実現される機能]
データ記憶部200は、記憶部22を主として実現される。例えば、データ記憶部200は、商品購入情報を記憶する。商品購入情報は、オンラインショッピングサービスにおける商品の購入履歴に関する情報である。例えば、商品購入情報は、ユーザがオンラインショッピングサービスで購入した商品を識別可能なJANコード等の情報、商品のジャンル、商品の価格、及び商品の購入日時を含む。
第1実施形態では、電子決済サービス及びオンラインショッピングサービスは、互いに連携している。電子マネーサーバ10は、オンラインショッピングサービスのサーバから商品購入情報を取得し、ユーザデータベースDB1に格納してもよい。データ記憶部200は、オンラインショッピングサービスで必要なその他の任意の情報を記憶してよい。この情報自体は、公知の種々の情報であってよい。例えば、データ記憶部200は、ユーザIDでオンラインショッピングサービスにログインするために必要な情報を記憶してもよい。
[1-3-3.店舗端末で実現される機能]
データ記憶部300は、記憶部32を主として実現される。他の各機能は、制御部31を主として実現される。データ記憶部300は、キャンペーン情報の提供に必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部300は、図2及び図3で説明した各画面を表示させるために必要なデータを記憶する。
送信部301は、読取部36に読み取られた、ICカード50に記録された電子マネーIDを電子マネーサーバ10に送信する。受信部302は、電子マネーサーバ10から送信されたキャンペーン情報を受信する。表示制御部303は、受信部302により受信されたキャンペーン情報を表示部35に表示させる。例えば、表示制御部303は、キャンペーン一覧画面G3と、キャンペーン詳細画面G4と、を表示部35に表示させる。
なお、電子マネーIDは、任意の方法によって取得可能であり、読取部36を利用した方法に限られない。例えば、電子マネーIDは、ユーザ端末40の表示部45に表示されたコードを利用して光学的に取得されてもよい。他にも例えば、電子マネーIDは、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又は赤外線通信を利用して取得されてもよい。電子マネーIDは、ユーザ端末40の操作部44又は店舗端末30の操作部34から入力されてもよい。電子マネーIDは、その他の近距離無線通信や音声を利用して取得されてもよい。
[1-3-4.ユーザ端末で実現される機能]
データ記憶部400は、記憶部42を主として実現される。データ記憶部400は、オンラインショッピングサービスを利用するために必要な情報を記憶する。例えば、データ記憶部400は、ショッピングアプリを記憶する。ユーザ端末40から電子マネーが利用される場合には、データ記憶部400には、電子マネーを利用するために必要な情報を記憶してもよい。例えば、データ記憶部400は、電子決済アプリを記憶してもよい。図4の各画面は、ショッピングアプリ又は電子決済アプリではなく、ブラウザを利用して表示されてもよい。
[1-4.第1実施形態の情報提供システムで実行される処理]
図8及び図9は、第1実施形態の情報提供システムSで実行される処理の一例を示すフロー図である。図8及び図9に示す処理は、制御部11,21,31,41の各々が記憶部12,22,32,42の各々に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。
図8に示すように、オンラインショッピングサーバ20とユーザ端末40との間で、オンラインショッピングサービスで商品を購入するための商品購入処理が実行される(S100)。オンラインショッピングサーバ20は、あるユーザが自身のユーザIDでログインして商品を購入した場合に、このユーザIDに関連付けて、この商品に関する商品購入情報を記憶部22に記録する。この商品購入情報は、電子マネーサーバ10に適宜送信されてもよい。
店舗端末30は、ユーザが読取部36にICカード50をセットすると、ICカード50に記録された電子マネーIDを取得し、電子マネーサーバ10に、当該取得されたICカード50の電子マネーIDを送信する(S101)。電子マネーサーバ10は、店舗端末30から電子マネーIDを受信し(S102)、ユーザデータベースDB1に基づいて、メニュー画面G2のデータを生成して店舗端末30に送信する(S103)。S103では、電子マネーサーバ10は、電子マネーIDに関連付けられた残高情報及びギフト情報に基づいて、メニュー画面G2のデータを生成する。
店舗端末30は、メニュー画面G2のデータを受信すると(S104)、当該データに基づいて、メニュー画面G2を表示部35に表示させる(S105)。店舗端末30は、操作部34から行われたユーザの操作を特定する(S106)。ここでは、ボタンB20~B24の何れかの選択が行われる場合を説明する。ユーザがICカード50を読取部36から離した場合には(S106;終了)、本処理は終了する
ユーザがボタンB20又はボタンB21を選択した場合(S106;B20,B21)、電子マネーサーバ10及び店舗端末30の間でギフトを受け取るためのギフト受取処理が実行され(S107)、本処理は終了する。ユーザがボタンB22を選択した場合(S106;B22)、電子マネーサーバ10及び店舗端末30の間でICカード50にチャージするためのチャージ処理が実行され(S108)、本処理は終了する。ユーザがボタンB23を選択した場合(S106;B23)、電子マネーサーバ10及び店舗端末30の間で利用履歴及び受取明細を表示させるための利用履歴等表示処理が実行され(S109)、本処理は終了する。
ユーザがボタンB24を選択した場合(S106;B24)、店舗端末30は、電子マネーサーバ10に、キャンペーン情報の表示要求を送信し(S110)、電子マネーサーバ10は、電子マネーIDに関連付けられたユーザIDを取得する(S111)。電子マネーサーバ10は、ユーザIDに基づいて、オンラインショッピングサービスのサーバから、ユーザの商品購入情報を取得する(S112)。電子マネーサーバ10は、キャンペーンデータベースDB2と、S112で取得された商品購入情報と、に基づいて、ユーザに提供するキャンペーン情報を取得して店舗端末30に送信する(S113)。
店舗端末30は、キャンペーン情報を受信すると、キャンペーン一覧画面G3を表示部35に表示させる(S114)。ユーザがボタンB30を選択すると、電子マネーサーバ10及び店舗端末30の間で、キャンペーン詳細画面G4を表示させるための処理が実行される(S115)。ユーザがボタンB40を選択すると、電子マネーサーバ10及び店舗端末30の間で、キャンペーンにエントリーするためのエントリー処理が実行され(S116)、本処理は終了する。
第1実施形態によれば、電子マネーIDに関連付けられた、オンラインショッピングサービスにログインするためのユーザIDに基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、オンラインショッピングサービスに関する情報を利用して、電子決済サービスを利用するユーザが興味を持つような有用な情報を提供できる。例えば、電子決済サービスの利用履歴だけでは特定できないようなユーザの嗜好を、オンラインショッピングサービスの商品購入情報から特定し、有用なキャンペーン情報を提供できる。他にも例えば、電子マネーを利用し始めたばかりのユーザだったとしても、オンラインショッピングサービスを利用していれば、ユーザの嗜好を特定し、有用なキャンペーン情報を提供できる。
また、第1実施形態では、商品購入情報を一例とする他サービス利用情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、オンラインショッピングサービスの利用のされ方に応じたキャンペーン情報を提供できる。例えば、他サービス利用情報に基づいて、電子決済サービスだけでは分からないユーザの嗜好を特定し、当該嗜好に沿ったキャンペーン情報を提供できる。
また、第1実施形態では、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、電子決済サービスだけでは分からないユーザの商品の嗜好に沿ったキャンペーン情報を提供できる。
また、第1実施形態では、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報に基づいて、ユーザに、現実の店舗で購入可能な商品に関するキャンペーン情報を提供する。これにより、電子決済サービスだけでは分からないユーザの商品の嗜好を特定し、ユーザが興味を持つような現実の店舗で購入可能な商品のキャンペーン情報を提供できる。その結果、現実の店舗への来店を促進できる。
また、第1実施形態では、電子マネーを利用するためのICカード50が店舗端末30で読み取られた場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、現実の店舗への来店を促進できる。例えば、特定の店舗を訪れた場合にのみ特定のキャンペーン情報を提供することによって、特定の店舗への来店を促進できる。
[2.第2実施形態]
次に、情報提供システムSの第2実施形態を説明する。第1実施形態では、電子決済サービスのキャンペーン情報がユーザに提供される場合を説明したが、第2実施形態では、オンラインショッピングサービスのキャンペーン情報がユーザに提供される場合を説明する。また、電子決済サービスのキャンペーン情報と、オンラインショッピングサービスのキャンペーン情報と、の両方がユーザに提供される場合を説明するが、電子決済サービスのキャンペーン情報がユーザに提供されずに、オンラインショッピングサービスのキャンペーン情報だけがユーザに提供されてもよい。なお、第1実施形態と同様の点は説明を省略する。
第2実施形態のオンラインショッピングサービスでは、エントリーが必要なキャンペーンが開催されている。オンラインショッピングサービスのキャンペーンは、ユーザがオンラインショッピングサービスを利用すると、所定の条件のもとで所定の特典を獲得できるキャンペーンである。キャンペーン、エントリー、条件、及び特典といった言葉の意味は、オンラインショッピングサービスに関するものである点で第1実施形態と異なるだけであり、これらの言葉の意味自体は、第1実施形態で説明した通りである。また、エントリーの必要がないキャンペーンが存在してもよい点も、第1実施形態と同様である、
図10は、第2実施形態におけるキャンペーン一覧画面G3の一例を示す図である。図10のように、キャンペーン一覧画面G3には、オンラインショッピングサービスのキャンペーン情報を含むボタンB30Dが表示される。ボタンB30B及びボタンB30Cのように、オンラインショッピングサービス以外の他のサービスのキャンペーン情報が表示されてもよい。ボタンB30Aは、電子決済サービスのキャンペーン情報を含む。
ユーザがボタンB30Dを選択すると、オンラインショッピングサービスの詳細なキャンペーン情報を含むキャンペーン詳細画面G4が表示部35に表示される。図10の例では、オンラインショッピングサービスにログインしてビールFを1ケース購入することがキャンペーンの条件として設定されている。ユーザは、この条件を達成すると、オンラインショッピングサービスで利用可能なポイントを特典として獲得できる。この特典は、第1実施形態と同様に、店舗端末30から所定の操作を行うことで受け取れるようにしてもよいし、オンラインショッピングサービスにログインして所定の操作を行うことで受け取れるようにしてもよい。
ユーザがボタンB40を選択すると、オンラインショッピングサービスにおけるキャンペーンにエントリーできる。例えば、店舗端末30は、読取部36にセットされたICカード50の電子マネーIDを読み取り、電子マネーサーバ10に、電子マネーIDと、エントリー対象のキャンペーンのキャンペーンIDと、を送信する。電子マネーサーバ10は、店舗端末30から電子マネーID及びキャンペーンIDを受信すると、ユーザデータベースDB1を参照し、この電子マネーIDに関連付けられたユーザIDを取得する。
電子マネーサーバ10は、ユーザがキャンペーンにエントリーするように、ユーザデータベースDB1に格納されたエントリー情報を更新し、オンラインショッピングサーバ20に、このユーザIDと、エントリー対象のキャンペーンのキャンペーンIDと、を送信する。オンラインショッピングサーバ20は、ユーザID及びキャンペーンIDを受信すると、このユーザIDが示すユーザを、キャンペーンIDが示すキャンペーンにエントリーさせる。オンラインショッピングサービスにおけるエントリーの処理自体は、公知の処理を利用可能である。
第2実施形態の情報提供部103は、ユーザIDでキャンペーンにエントリーしていない場合に、ユーザに、キャンペーン情報を提供する。ユーザIDでキャンペーンにエントリーしていないとは、ユーザIDに関連付けられたエントリー情報がキャンペーンへのエントリーを示していないことを意味する。例えば、情報提供部103は、ユーザデータベースDB1のエントリー情報に基づいて、ユーザID取得部102により取得されたユーザIDでエントリー済みのキャンペーンを特定する。
情報提供部103は、キャンペーンデータベースDB2に基づいて、開催期間中のキャンペーンのうち、ユーザがエントリー済みのキャンペーン以外のキャンペーンを、ユーザID取得部102により取得されたユーザIDでエントリーしていないとして特定する。情報提供部103は、ユーザに、当該特定されたキャンペーンのキャンペーン情報を提供する。なお、第2実施形態のキャンペーンデータベースDB2には、オンラインショッピングサービス等の他のサービスのキャンペーンに関する情報が格納されているものとする。
なお、オンラインショッピングサービスは、ユーザIDに基づく会員登録が完了した後に利用可能になってもよい。即ち、ユーザIDが発行されてすぐにログイン可能になるのではなく、その後に、所定の会員登録の手続をしたうえで、オンラインショッピングサービスにログイン可能になってもよい。この点は、オンラインショッピングサービス以外の他のサービスも同様である。例えば、電子マネー以外の他の電子決済サービス、通信サービス、又は旅行予約サービスといった他のサービスも、ユーザIDに基づく会員登録が完了した後に利用可能になってもよい。会員登録では、所定の手続が行われるようにすればよく、例えば、ユーザID及びパスワードの入力が要求されてもよい。ユーザID及びパスワードの正当性が確認された場合に、会員登録が完了してもよい。会員登録が完了した他のサービスを識別可能な情報は、ユーザデータベースDB1に格納されていてもよい。
例えば、情報提供部103は、ユーザIDに基づく会員登録が完了していない場合に、ユーザに、キャンペーン情報を提供してもよい。即ち、情報提供部103は、ユーザに、会員登録が完了していない他のサービスのキャンペーン情報を提供してもよい。第2実施形態では、ユーザデータベースDB1に、ユーザIDに基づく会員登録が完了した他のサービスを識別可能な情報が格納されているものとする。情報提供部103は、ユーザID取得部102により取得されたユーザIDに関連付けられた当該情報を参照し、ユーザIDに基づく会員登録が完了していない他のサービスを特定する。
キャンペーンデータベースDB2には、キャンペーンIDに関連付けて、キャンペーンが示すサービスを識別可能な情報が格納されているものとする。即ち、どのキャンペーンがどのサービスのものなのかを識別可能な情報がキャンペーンデータベースDB2に格納されているものとする。情報提供部103は、この情報に基づいて、ユーザIDに基づく会員登録が完了していない他のサービスのキャンペーン情報を取得し、ユーザに提供する。例えば、ユーザがオンラインショッピングサービスの会員登録を完了する前に、情報提供部103は、ユーザにオンラインショッピングサービスのキャンペーン情報を提供してもよい。仮に、ユーザがオンラインショッピングサービスの会員登録をしていなかった場合には、オンラインショッピングサービスへの会員登録を促すキャンペーン情報がキャンペーン一覧画面G3等に表示されてもよい。
なお、上記とは逆に、情報提供部103は、ユーザIDに基づく会員登録が完了した場合に、ユーザに、キャンペーンに関するキャンペーン情報を提供してもよい。即ち、情報提供部103は、ユーザに、会員登録が完了した他のサービスのキャンペーン情報を提供してもよい。例えば、情報提供部103は、ユーザデータベースDB1を参照し、ユーザIDに基づく会員登録が完了した他のサービスを特定する。情報提供部103は、キャンペーンデータベースDB2を参照し、当該特定された他のサービスのキャンペーン情報を取得し、ユーザに提供する。例えば、ユーザがオンラインショッピングサービスの会員登録を完了した後に、情報提供部103は、ユーザにオンラインショッピングサービスのキャンペーン情報を提供してもよい。
また、情報提供部103は、オンラインショッピングサービス以外の他のサービスに関するキャンペーン情報が提供されてもよい。他のサービスの意味も、第1実施形態で説明した通りである。例えば、情報提供部103は、電子マネー以外の他の電子決済サービス、通信サービス、又は旅行予約サービスといった他のサービスのキャンペーン情報を、ユーザに提供してもよい。情報提供部103は、ユーザに、これらの他のサービスの会員登録が完了する前にキャンペーン情報を提供してもよいし、これらの他のサービスの会員登録が完了した後にキャンペーン情報を提供してもよい。
図10の例であれば、ボタンB30Bが示すキャンペーンは、ユーザが会員登録した旅行予約サービスに関するものである。ボタンB30Bのように、会員登録済みの他のサービスである旅行予約サービスに関するキャンペーン情報が表示されてもよい。ボタンB30Cが示すキャンペーンは、ユーザが会員登録していない通信サービスに関するものである。ボタンB30Cのように、会員登録が完了していない他のサービスである通信サービスへの会員登録を促すキャンペーン情報が提供されてもよい。
第2実施形態によれば、読取部36にセットされたICカード50に記録された電子マネーIDに関連付けられたユーザIDでキャンペーンにエントリーしていない場合に、ユーザに、オンラインショッピングサービスにおけるキャンペーン情報を提供する。これにより、ユーザがまだエントリーしていないキャンペーンのキャンペーン情報を提供し、ユーザが積極的にキャンペーンにエントリーできるようになる。また、まだエントリーしていないキャンペーンが分かりやすくなるので、ユーザの利便性が向上する。更に、店舗に来ればキャンペーン情報を確認できるので、店舗への来店を促進できる。
また、第2実施形態では、ユーザIDに基づく会員登録が完了していない場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、会員登録が完了していない他のサービスに興味を持つような有用な情報を提供できる。他のサービスへの会員登録を促すこともできる。
また、第2実施形態では、ユーザIDに基づく会員登録が完了した場合に、ユーザに、キャンペーン提供することによって、会員登録が完了した他のサービスで開催されているキャンペーン情報を提供できる。その結果、ユーザが会員登録済みの他のサービスの利用を促進できる。
[3.第3実施形態]
次に、情報提供システムSの第3実施形態を説明する。第1実施形態では、ユーザが訪れた店舗が開催するキャンペーンのキャンペーン情報が提供される場合を説明した。第3実施形態では、ユーザが訪れた店舗とは異なる他の店舗が開催するキャンペーンのキャンペーン情報が提供される場合を説明する。また、ユーザが訪れた店舗のキャンペーン情報と、他の店舗のキャンペーン情報と、の両方がユーザに提供される場合を説明するが、ユーザが訪れた店舗のキャンペーン情報が提供されずに、他の店舗のキャンペーン情報だけがユーザに提供されてもよい。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同様の点は説明を省略する。
図11は、第3実施形態におけるキャンペーン一覧画面G3の一例を示す図である。図11のように、キャンペーン一覧画面G3には、ユーザが訪れた店舗Aとは異なる他の店舗Gが開催するキャンペーンのキャンペーン情報を含むボタンB30Dが表示される。ユーザがボタンB30Dを選択すると、他の店舗Dが開催するキャンペーンの詳細なキャンペーン情報を含むキャンペーン詳細画面G4が表示部35に表示される。ユーザがボタンB40を選択すると、他の店舗が開催するキャンペーンにエントリーできる。キャンペーンへのエントリーの流れ自体は、第1実施形態及び第2実施形態で説明した通りである。
情報提供部103は、ユーザが第1店舗を訪れた場合に、ユーザID取得部102により取得されたユーザIDに基づいて、ユーザに、第1店舗とは異なる第2店舗に関するキャンペーン情報を提供する。第1店舗は、ユーザがICカード50をセットした店舗端末30が配置された店舗である。即ち、第1店舗は、電子マネーIDを送信した店舗端末30が配置された店舗である。第2店舗は、第1店舗とは異なる店舗であればよく、例えば、第1店舗と同じグループの系列店であってもよいし、特に関係のない店舗であってもよい。
第3実施形態では、第1店舗及び第2店舗が、現実の店舗である場合を説明するが、第1店舗及び第2店舗は、オンライン上の仮想の店舗であってもよい。例えば、第1店舗及び第2店舗の両方がオンライン上の仮想の店舗であってもよいし、第1店舗又は第2店舗の何れか一方のみがオンライン上の仮想の店舗であってもよい。例えば、第1店舗が現実の店舗であり、第2店舗がオンライン上の仮想の店舗であってもよい。逆に、第1店舗がオンライン上の仮想の店舗であり、第2店舗が現実の店舗であってもよい。
例えば、第2店舗は、第1店舗と競合関係にない店舗、又は、第1店舗と協力関係にある店舗であってもよい。競合関係とは、同じ業種及び同じエリアの店舗である。協力関係とは、同じグループに属すること、又は、業務提携をしていることである。店舗同士の競合関係又は協力関係が定義された店舗データベースは、データ記憶部100に予め記憶されているものとする。情報提供部103は、店舗データベースに基づいて、ユーザが訪れた第1店舗と競合関係にない店舗、又は、第1店舗と協力関係にある店舗を、第2店舗として特定する。情報提供部103は、キャンペーンデータベースDB2を参照し、当該特定された第2店舗のキャンペーン情報を取得し、ユーザに提供する。
なお、第2店舗は、第1店舗とは異なる店舗であればよく、競合関係にある店舗、又は、協力関係にない店舗であってもよい。第1店舗及び第2店舗の関連付けは、データ記憶部100に予め記憶されており、情報提供部103は、第1店舗に関連付けられた第2店舗のキャンペーン情報を提供してもよい。他にも例えば、第1店舗及び第2店舗の関連付けが特に定められておらず、情報提供部103は、ランダムに選択した第2店舗のキャンペーン情報を提供してもよい。
第3実施形態によれば、ユーザが訪れた第1店舗とは異なる第2店舗に関するキャンペーン情報を提供することによって、ユーザによる第2店舗の利用を促進できる。例えば、ある限られた店舗しかユーザが利用しなかったとしても、その店舗の外の店舗の利用を促進できる。その結果、ある特定の店舗でしか電子マネーを利用しないユーザに、他の店舗における電子マネーの利用を促すことができるので、電子決済サービスの利用も促進できる。
また、第3実施形態では、第1店舗と競合関係にない第2店舗、又は、第1店舗と協力関係にある第2店舗のキャンペーン情報を提供することによって、ユーザが訪れた第1店舗の売上の減少を防止できる。その結果、第1店舗における売上を向上しつつ、第2店舗の売上を向上し、電子決済サービスの利用も促進できる。
[4.第4実施形態]
次に、情報提供システムSの第4実施形態を説明する。第4実施形態では、オンラインショッピングサービスの商品購入情報だけではなく、電子決済サービスにおける電子マネー利用情報も考慮して、キャンペーン情報が提供される。例えば、ある店舗Aにおけるユーザによる電子マネーの利用額が下がってきた場合に、この店舗Aが開催するキャンペーンのキャンペーン情報がユーザに提供され、店舗Aにおける電子マネーの利用が促される。なお、第1実施形態~第3実施形態と同様の点は説明を省略する。
図12は、第4実施形態におけるキャンペーン一覧画面G3の一例を示す図である。図12のように、店舗Aにおけるユーザの利用額が下がっていない場合には、キャンペーン一覧画面G3には、店舗Aが開催するキャンペーンのキャンペーン情報は表示されない。図12では、エントリーできるキャンペーンがないことを示すメッセージが表示される場合を示しているが、他の店舗Bが開催するキャンペーンのキャンペーン情報やオンラインショッピングサービス等の他のサービスのキャンペーンのキャンペーン情報が表示されてもよい。一方、店舗Aにおけるユーザの利用額が下がっている場合には、店舗Aが開催するキャンペーンのキャンペーン情報が表示される。
情報提供部103は、電子マネー利用情報に更に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。先述したように、電子マネー利用情報は、決済手段利用情報の一例である。例えば、決済手段利用情報は、利用日時を含まずに利用額だけを含んでもよい。例えば、決済手段利用情報は、利用額を含まずに利用日時だけを含んでもよい。例えば、決済手段利用情報は、利用額及び利用日時を含まずに、利用場所だけを含んでもよい。
例えば、情報提供部103は、特定の店舗における電子マネー利用情報に基づいて、ユーザに、特定の店舗に関するキャンペーン情報を提供する。特定の店舗は、電子決済サービスを利用可能な店舗のうちの少なくとも1つである。第4実施形態では、ユーザが訪れた店舗が特定の店舗に相当する場合を説明する。特定の店舗は、何らかの基準に基づいて選択された店舗であればよく、ユーザが訪れた店舗に限られない。例えば、ユーザのお気に入り店舗として指定された店舗、ユーザがよく訪れる店舗、ユーザが最近は訪れなくなった店舗、又はランダムに選択された店舗であってもよい。
第4実施形態では、情報提供部103は、ユーザが訪れた店舗における電子マネー利用情報を取得する。この電子マネー利用情報は、ユーザが訪れた店舗が電子マネーの利用場所になっている電子マネー利用情報である。情報提供部103は、ユーザが訪れた店舗における電子マネー利用情報に基づいて、最近のユーザの利用額が減少しているか否かを判定する。例えば、情報提供部103は、直近の第1期間(例えば、現時点の1月前から現時点までの期間)における利用額の合計額を計算する。情報提供部103は、第1期間よりも前の第2期間(例えば、現時点の2月前から現時点の1月前までの期間)における利用額の合計額を計算する。
情報提供部103は、第1期間における合計額が第2期間における合計額よりも少ないか否かを判定する。情報提供部103は、第1期間における合計額が第2期間における合計額よりも少ないと判定されない場合に、ユーザが訪れた店舗のキャンペーン情報を、ユーザに提供しない。情報提供部103は、第1期間における合計額が第2期間における合計額よりも少ないと判定された場合に、ユーザが訪れた店舗のキャンペーン情報を、ユーザに提供する。キャンペーン情報の提供自体は、第1実施形態~第3実施形態で説明した通りである。
なお、第1期間及び第2期間は、任意の長さであってよい。例えば、第1期間は第2期間よりも長くてもよいし、第2期間は第1期間よりも長くてもよい。情報提供部103は、第1期間における合計額が第2期間における合計額よりも多いと判定された場合に、ユーザが訪れた店舗のキャンペーン情報を、ユーザに提供してもよい。例えば、情報提供部103は、第1期間及び第2期間における合計額ではなく、単位時間あたりの利用額に基づいて、ユーザが訪れた店舗のキャンペーン情報を提供するか否かを判定してもよい。単位時間の長さは、任意の長さであってよく、例えば、1日、1週間、又は1月であってもよい。
また、情報提供部103は、第1期間における合計額が第2期間における合計額よりも減った場合に、この減少量が閾値以上であるか否かを判定してもよい。情報提供部103は、減少量が閾値未満である場合に、ユーザが訪れた店舗のキャンペーン情報を、ユーザに提供しないようにしてもよい。情報提供部103は、減少量が閾値以上である場合に、ユーザが訪れた店舗のキャンペーン情報を、ユーザに提供してもよい。
情報提供部103は、減少量を計算するのではなく、所定の期間における利用額、利用回数、利用頻度、又はこれらの2つ以上が閾値以上であるか否かを判定し、この判定結果に基づいてキャンペーン情報を提供してもよい。例えば、情報提供部103は、利用額、利用回数、利用頻度、又はこれらの2つ以上が閾値未満である場合に、キャンペーン情報を提供してもよい。逆に、情報提供部103は、利用額、利用回数、利用頻度、又はこれらの2つ以上が閾値以上である場合に、キャンペーン情報を提供してもよい。
情報提供部103は、特定の店舗における電子マネー利用情報ではなく、複数の店舗における電子マネー利用情報に基づいて、キャンペーン情報を提供してもよい。例えば、情報提供部103は、あるグループ店全体における電子マネー利用情報に基づいて、キャンペーン情報を提供してもよい。情報提供部103は、店舗に関係なく電子マネー利用情報に基づいて、キャンペーン情報を提供してもよい。
第4実施形態によれば、オンラインショッピングサービスの商品購入情報だけではなく、電子マネーの電子マネー利用情報に更に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、例えば、電子マネーの利用額が下がってきた場合に、キャンペーン情報を提供することによって、電子マネーの利用を促進できる。電子マネーの利用状況を考慮することによって、より有益なキャンペーン情報を提供できる。
また、第4実施形態では、特定の店舗における電子マネー利用情報に基づいて、ユーザに、特定の店舗に関するキャンペーン情報を提供する。これにより、例えば、特定の店舗における電子マネーの利用額が下がってきた場合に、キャンペーン情報を提供することによって、特定の店舗における電子マネーの利用を促進できる。
[5.第5実施形態]
次に、情報提供システムSの第5実施形態を説明する。第5実施形態では、オンラインショッピングサービスの商品購入情報だけではなく、電子決済サービスを継続して利用した期間も考慮して、キャンペーン情報が提供される。例えば、ある店舗Aにおいてユーザが電子マネーを所定期間継続して利用した場合に、この店舗Aが開催するキャンペーンのキャンペーン情報がユーザに提供されて特典を獲得できる。なお、第1実施形態~第4実施形態と同様の点は説明を省略する。
図13は、第5実施形態におけるキャンペーン一覧画面G3の一例を示す図である。図13のように、店舗Aにおいてユーザが電子マネーを継続して利用した期間が所定期間(図13では3月)未満の場合には、キャンペーン一覧画面G3には、店舗Aが開催するキャンペーンのキャンペーン情報は表示されない。図13では、エントリーできるキャンペーンがないことを示すメッセージが表示される場合を示しているが、他の店舗Bが開催するキャンペーンのキャンペーン情報やオンラインショッピングサービス等の他のサービスのキャンペーンのキャンペーン情報が表示されてもよい。一方、店舗Aにおいてユーザが電子マネーを継続して使用した期間が所定期間以上の場合には、店舗Aが開催するキャンペーンのキャンペーン情報を含むボタンB30Aが表示される。
情報提供部103は、電子決済サービスの利用期間に関する利用期間情報に更に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。利用期間とは、ユーザが継続して電子決済サービスを利用した期間である。利用期間情報は、利用期間の長さを示す。例えば、ユーザが所定額以上の利用をした期間、又は、ユーザが所定回数以上の利用をした期間は、利用期間に相当する。第5実施形態では、前回の利用から所定日数以上あけずに電子マネーが利用された場合に、ユーザが継続して電子決済サービスを利用したと判定される。この日数は、任意の長さであってよく、例えば、1日~1月程度の長さである。1月に1回以上の利用が発生した場合には、その月は電子マネーが利用されたと判定されてもよい。
例えば、情報提供部103は、電子マネー利用情報に格納された利用日時に基づいて、利用期間情報を取得する。情報提供部103は、電子マネー利用情報に格納された利用日時が所定の日数以上あかなかった期間を計算する。情報提供部103は、利用期間情報が示す利用期間が所定期間以上であるか否かを判定する。情報提供部103は、利用期間情報が示す利用期間が所定期間未満であると判定されない場合、キャンペーン情報は提供しない。情報提供部103は、利用期間情報が示す利用期間が所定期間以上であると判定された場合、キャンペーン情報を提供する。所定の長さは、任意の長さであってよく、例えば、1週間~1月程度であってもよい。
例えば、情報提供部103は、特定の店舗における利用期間情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。特定の店舗の意味は、第4実施形態で説明した通りである。情報提供部103は、電子マネー利用情報に格納された利用日時及び利用場所に基づいて、特定の店舗における利用期間情報を取得する。情報提供部103は、電子マネー利用情報に格納された特定の店舗における利用日時が所定の日数以上あかなかった期間を計算する。情報提供部103は、利用期間情報が示す特定の店舗における利用期間が所定期間以上であるか否かを判定する。
情報提供部103は、利用期間情報が示す特定の店舗における利用期間が所定期間以上であると判定されない場合、キャンペーン情報は提供しない。情報提供部103は、利用期間情報が示す特定の店舗における利用期間が所定期間以上であると判定された場合、キャンペーン情報を提供する。なお、上記とは逆に、情報提供部103は、利用期間情報が示す利用期間が所定期間以上であると判定されない場合、キャンペーン情報を提供し、利用期間情報が示す利用期間が所定期間以上であると判定された場合に、キャンペーン情報を提供しないようにしてもよい。また、第4実施形態と同様、特定の店舗における利用期間ではなく、同じグループ店における利用期間が考慮されてもよいし、特に店舗に関係なく計算された電子マネーの利用期間が考慮されてもよい。
第5実施形態によれば、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報だけではなく、電子決済サービスの利用期間に関する利用期間情報に更に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、例えば、電子マネーを継続して利用したユーザに対し、特典を付与できる。その結果、電子マネーの継続利用を促進できる。
また、第5実施形態では、特定の店舗における利用期間情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、例えば、特定の店舗で電子マネーを継続して利用したユーザに対し、特典を付与できる。その結果、特定の店舗における電子マネーの継続利用を促進できる。特定の店舗への集客も高めることができる。
[6.第6実施形態]
次に、情報提供システムSの第6実施形態を説明する。第6実施形態では、第1実施形態~第5実施形態で説明したキャンペーン情報の提供方法の中から、ユーザによる電子マネーの利用状況に応じた最適な方法が選択される場合を説明する。なお、第1実施形態~第5実施形態と同様の点は説明を省略する。
情報提供部103は、電子マネー利用情報に基づいて、キャンペーン情報に関する複数の条件のうちの少なくとも1つを選択する。この条件は、第1実施形態~第5実施形態で説明したキャンペーン情報を提供する提供方法である。即ち、第1実施形態の提供方法では、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報が条件になる。第2実施形態の提供方法では、オンラインショッピングサービスで開催されるキャンペーンが条件になる。第3実施形態の提供方法では、ユーザが訪れた店舗とは異なる他の店舗で開催されるキャンペーンが条件になる。第4実施形態の提供方法では、ユーザの利用額が条件になる。第5実施形態の提供方法では、ユーザの利用期間が条件になる。
例えば、電子マネー利用情報と、複数の条件の各々と、の関連付けは、データ記憶部100に予め記憶されているものとする。情報提供部103は、ユーザの電子マネー利用情報に関連付けられた少なくとも1つの条件を選択する。情報提供部103は、選択された少なくとも1つの条件に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、複数の条件に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。即ち、第1実施形態~第5実施形態のうちの複数を組み合わせて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。
図14は、第6実施形態における情報提供部103の処理の一例を示す図である。図14の処理は、図9のS112及びS113の処理に代えて実行される。図14の処理は、情報提供部103の処理の一例である。電子マネーサーバ10は、電子マネー利用情報に基づいて、ユーザが外利用しているか否かを判定する(S200)。S200では、電子マネーサーバ10は、読取部36にセットされたICカード50の電子マネーIDに関連付けられた電子マネー利用情報の利用場所を参照し、ユーザが訪れた店舗とは異なる他の店舗の利用回数を計算する。電子マネーサーバ10は、当該計算された利用回数が閾値以上であるか否かを判定する。この利用回数が閾値以上であれば、ユーザが外利用していると判定される。
ユーザが外利用していると判定されない場合(S200;N)、電子マネーサーバ10は、第3実施形態で説明した方法に基づいて、ユーザが訪れた店舗とは異なる他の店舗のキャンペーン情報を提供する(S201)。ユーザが外利用していると判定された場合(S200;Y)、電子マネーサーバ10は、ユーザ訪れた店舗における利用額が減少した否かを判定する(S202)。S202の判定方法は、第4実施形態で説明した通りである。ユーザの利用額が減少したと判定された場合(S202;Y)、電子マネーサーバ10は、第4実施形態で説明した方法に基づいて、ユーザが訪れた店舗のキャンペーン情報を提供する(S203)。この店舗のキャンペーン情報は、第1実施形態で説明したように、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報に基づいて決定されてもよい。
ユーザの利用額が減少したと判定されない場合(S202;N)、電子マネーサーバ10は、第1実施形態で説明した方法に基づいて、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報に応じたキャンペーン情報を提供する(S204)。電子マネーサーバ10は、第5実施形態で説明した方法に基づいて、ユーザが継続して利用した期間が所定期間以上であるか否かを判定する(S205)。
ユーザが継続して利用した期間が所定期間以上であると判定されない場合(S205;Y)、電子マネーサーバ10は、第5実施形態で説明した方法に基づいて、継続利用に応じた特典が付与されるキャンペーン情報を提供する(S206)。電子マネーサーバ10は、キャンペーン一覧画面G3の枠に余裕があるか否かを判定する(S207)。枠に余裕があると判定された場合(S207;Y)、電子マネーサーバ10は、他のサービスのキャンペーン情報を提供する(S208)。枠に余裕があると判定されない場合(S207;N)、本処理は終了する。
第6実施形態によれば、ユーザによる電子マネーの電子マネー利用情報に基づいて選択された少なくとも1つの条件に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、ユーザの電子マネーの利用状況に応じた最適なキャンペーン情報を提供できる。
[7.第7実施形態]
次に、情報提供システムSの第7実施形態を説明する。第4実施形態及び第5実施形態では、ユーザによる電子マネーの利用状況に基づいて、キャンペーン情報が提供される場合を説明した。第7実施形態では、あるユーザIDに複数の電子マネーIDが関連付けられており、複数の電子マネーIDの各々に関連付けられた電子マネー利用情報に基づいて、キャンペーン情報が提供される場合を説明する。これら複数の電子マネーIDの各々が示す電子マネーは、全て同じユーザが所有する電子マネーとは限らない。同じユーザIDに関連付けられた複数の電子マネーIDの各々のユーザが異なることがある。
第7実施形態では、ある電子マネーIDの電子マネーが利用されると、この電子マネーIDに関連付けられたユーザIDに、オンラインショッピングサービスで利用可能なポイントが付与されるものとする。例えば、ある家族が電子マネーを利用する場合に、ある特定のユーザIDにポイントを集約させることがある。例えば、父親、母親、及び子どもの3人家族だったとすると、父親のユーザIDにポイントを集約させることがある。この場合、父親のユーザIDに、父親の電子マネーID、母親の電子マネーID、及び子どもの電子マネーIDが関連付けられる。
なお、家族以外にも種々の場合に、1のユーザIDに、複数の電子マネーIDが関連付けられることがある。例えば、あるユーザが、プライベート用のICカード50と、仕事用のICカード50と、を使い分けることがある。この場合に、このユーザのユーザIDに、プライベート用のICカード50の電子マネーIDと、仕事用のICカード50の電子マネーIDと、が関連付けられることがある。
他にも例えば、ICカード50を発行した店舗で優待を受けられることがある。この場合、ユーザは、複数の店舗で優待を受けるために、複数のICカード50を発行することがある。この場合も、このユーザのユーザIDに、複数の電子マネーIDが関連付けられる。他にも例えば、あるユーザが新たにICカード50を発行した場合に、自身のユーザIDに、古いICカード50の電子マネーIDが関連付いたまま、新たなICカード50の電子マネーIDを関連付けることがある。この場合も、このユーザのユーザIDに、複数の電子マネーIDが関連付けられる。
図15は、第7実施形態における機能ブロック図の一例を示す図である。図15のように、第7実施形態では、第1実施形態~第6実施形態で説明した機能に加えて、第1取得部105、第2取得部106、及びユーザ判定部107が実現される。これらの機能は、制御部11を主として実現される。なお、第1実施形態~第6実施形態と同様の点は説明を省略する。第7実施形態のユーザデータベースDB1は、第1実施形態~第6実施形態とは異なる。
図16は、第7実施形態におけるユーザデータベースDB1の一例を示す図である。図16のように、1つのユーザIDに、複数の電子マネーIDが関連付けられていることがある。1つのユーザIDに複数の電子マネーIDが関連付けられている場合、個々の電子マネーIDのユーザの属性に関するユーザ属性情報が格納されている。ユーザ属性情報は、ユーザの属性を示す情報である。
属性は、ユーザの分類である。ユーザは、任意の基準で分類可能であり、例えば、家族の誰であるか又は組織の役職等である。ユーザ属性情報は、同じユーザであることを示すフラグのような情報であってもよい。例えば、本人、妻、子どもといった区別をせずに、1、2、3といった数値で同じユーザの電子マネーIDが識別できるようにしてもよい。この場合、同じ数値で示された複数の電子マネーIDは、同じユーザであることを意味する。なお、図16に示すユーザ属性情報の本人とは、ユーザIDの持ち主を意味する。ユーザ属性情報は、本人であるか否かを示すフラグであってもよい。例えば、ユーザ属性情報が1であることは本人を意味し、ユーザ属性情報が0であることは本人ではないことを意味するようにしてもよい。
第1取得部105は、第1電子マネーの電子マネー利用情報を取得する。第1電子マネーは、第1決済手段の一例である。このため、第1電子マネーと記載した箇所は、第1決済手段と読み替えることができる。決済手段が電子マネー以外の任意のものであってよい点は、第1実施形態で説明した通りである。電子マネー利用情報の意味も第1実施形態で説明した通りである。第7実施形態では、第1決済手段は、後述の第2決済手段と同じユーザIDに関連付けられた決済手段である。例えば、第1実施形態~第6実施形態で電子マネーID取得部101が電子マネーIDを取得する電子マネーは、第1電子マネーに相当する。
第2取得部106は、第1電子マネーに関連付けられた第2電子マネーの電子マネー利用情報を取得する。第2電子マネーは、第2決済手段の一例である。このため、第2電子マネーと記載した箇所は、第2決済手段と読み替えることができる。決済手段が電子マネー以外の任意のものであってよい点は、第1実施形態で説明した通りである。第7実施形態では、第2決済手段は、先述した第1決済手段と同じユーザIDに関連付けられた決済手段である。
第1電子マネーの電子マネー利用情報は、第1電子マネーを識別可能な電子マネーIDに関連付けられている。第2電子マネーの電子マネー利用情報は、第2電子マネーを識別可能な電子マネーIDに関連付けられている。第1電子マネーの電子マネーIDと、第2電子マネーの第2電子マネーIDと、の各々には、電子決済サービスとは異なるオンラインショッピングサービスにおけるユーザIDが関連付けられている。これらの情報の関係は、第1実施形態で説明した通りである。
第2取得部106は、第1電子マネーの電子マネーIDと同じユーザIDが関連付けられた第2電子マネーの電子マネーIDを特定し、当該特定された電子マネーIDに関連付けられた第2電子マネーの電子マネー利用情報を取得する。例えば、ユーザID取得部102は、ユーザデータベースDB1を参照し、電子マネーID取得部101により取得された電子マネーIDに関連付けられたユーザIDを特定する。
第2取得部106は、当該特定されたユーザIDに関連付けられた他の電子マネーIDを、第2電子マネーの電子マネーIDとして取得する。第2取得部106は、この電子マネーIDの電子マネー利用情報を、第2電子マネーの電子マネー利用情報として取得する。ユーザIDによっては、1つの電子マネーIDしか関連付けられていないこともあるので、この場合には、第2取得部ユーザID取得部102は、第2電子マネーの電子マネーIDを取得しない。なお、第7実施形態では、第1電子マネー及び第2電子マネーがユーザIDを介して関連付けられている場合を説明するが、ユーザIDが存在せずに、第1電子マネー及び第2電子マネーが直接的に関連付けられていてもよい。
ユーザ判定部107は、第1電子マネーのユーザと、第1電子マネーに関連付けられた第2電子マネーのユーザと、が同じであるか否かを判定する。例えば、ユーザ判定部107は、第1電子マネー及び第2電子マネーの少なくとも一方に関連付けられたユーザ属性に関するユーザ属性情報に基づいて、第1電子マネーのユーザと、第1電子マネーに関連付けられた第2電子マネーのユーザと、が同じであるか否かを判定する。ユーザ属性情報は、ユーザIDの持ち主の電子マネーIDにのみ関連付けられていてもよいし、ユーザIDの持ち主以外の者の電子マネーIDにのみ関連付けられていてもよい。第7実施形態では、全ての電子マネーIDにユーザ属性情報が関連付けられている。
第7実施形態では、1つのユーザIDに複数の電子マネーIDが関連付けられている場合には、個々の電子マネーIDにユーザ属性情報が関連付けられているので、ユーザ判定部107は、第1電子マネーのユーザ属性情報と、第2電子マネーのユーザ属性情報と、が一致するか否かを判定する。これらが一致することは、同じユーザであることを意味する。これらが一致しないことは、同じユーザではないことを意味する。ユーザ属性情報が同じ属性を示していれば、第1電子マネーのユーザと、第1電子マネーに関連付けられた第2電子マネーのユーザと、が同じであると判定される。ユーザ属性情報が同じ属性を示していなければ、第1電子マネーのユーザと、第1電子マネーに関連付けられた第2電子マネーのユーザと、が違うと判定される。
情報提供部103は、第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、第1電子マネーのユーザに、キャンペーン情報を提供する。例えば、情報提供部103は、第4実施形態のように、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用額と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用額と、を合計し、ユーザの利用額が下がってきたか否かを判定する。利用額の合計が1つの電子マネーではなく、同じユーザIDに関連付けられた複数の電子マネーが合算される点で第4実施形態とは異なるが、他の点は第4実施形態と同様である。
他にも例えば、情報提供部103は、第5実施形態のように、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用日時と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用日時と、に基づいて継続利用の期間を計算し、この期間が所定期間以上であるか否かを判定する。期間の計算に利用されるのが1つの電子マネーではなく、同じユーザIDに関連付けられた複数の電子マネーが合算される点で第5実施形態とは異なるが、他の点は第5実施形態と同様である。第1電子マネー又は第2電子マネーの何れかが利用されていれば、継続して利用したものとして計算される。
例えば、情報提供部103は、ユーザ判定部107により同じであると判定された場合に、第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。即ち、上記の利用額又は継続利用の期間の計算は、同じユーザIDに関連付けられた電子マネーのユーザが同じである場合にのみ実行されてもよい。
例えば、情報提供部103は、ユーザ判定部107により同じであると判定されない場合に、第2電子マネーの電子マネー利用情報に基づかずに、第1電子マネーの電子マネー利用情報に基づいて、第1電子マネーのユーザに、キャンペーン情報を提供してもよい。この場合、上記の利用額又は継続利用の期間の計算は、第1電子マネーの電子マネー利用情報だけが考慮され、第2電子マネーの電子マネー利用情報は考慮されない。
第7実施形態では、第1電子マネーの電子マネー利用情報は、第1電子マネーの利用額を示す。第2電子マネーの電子マネー利用情報は、第2電子マネーの利用額を示す。情報提供部103は、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用額と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用額と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。このキャンペーン情報の提供方法は、先述した通りであり、第4実施形態の方法を流用すればよい。
第7実施形態では、第1電子マネー及び第2電子マネーは、同じ電子決済サービスにおける決済手段であり、情報提供部103は、電子決済サービスにおける第1電子マネーの電子マネー利用情報と、電子決済サービスにおける第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。後述する変形例のように、互いに異なる電子決済サービスの電子マネー利用情報同士が合算されるようにしてもよい。
例えば、ユーザは、第1電子マネーを利用し、ユーザの家族は、第2電子マネーを利用する場合、情報提供部103は、ユーザの第1電子マネーの電子マネー利用情報と、家族の第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。情報提供部103は、家族全体の利用額又は継続利用の期間を計算し、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。なお、第7実施形態でも、第1実施形態~第6実施形態と同様、情報提供部103は、第1電子マネーを利用するための媒体が店舗端末30で読み取られた場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。
第7実施形態によれば、第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第1電子マネーに関連付けられた第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、複数の電子マネーの電子マネー利用情報を総合的に考慮して、電子決済サービスを利用するユーザが興味を持つような有用な情報を提供できる。
また、第7実施形態では、第1電子マネーのユーザと、第1電子マネーに関連付けられた第2電子マネーのユーザと、が同じであると判定された場合に、第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、同じユーザが複数の電子マネーを利用している場合に、これら複数の電子マネーの電子マネー利用情報を総合的に考慮して、有用な情報を提供できる。
また、第7実施形態では、第1電子マネーのユーザと、第1電子マネーに関連付けられた第2電子マネーのユーザと、が同じであると判定されない場合に、第2電子マネーの電子マネー利用情報に基づかずに、第1電子マネーの電子マネー利用情報に基づいて、第1電子マネーのユーザに、キャンペーン情報を提供する。これにより、個々のユーザの利用状況を別々に考慮して、個々のユーザに応じたキャンペーン情報を提供できる。
また、第7実施形態では、第1電子マネー及び第2電子マネーの少なくとも一方に関連付けられたユーザ属性に関するユーザ属性情報に基づいて、第1電子マネーのユーザと、第2電子マネーのユーザと、が同じであるか否かを判定する。これにより、第1電子マネーのユーザと、第2電子マネーのユーザと、が同じであるか否かを確実に判定できる。
また、第7実施形態では、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用額と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用額と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、複数の電子マネーの利用額を総合的に考慮して、有用な情報を提供できる。
また、第7実施形態では、ある電子決済サービスにおける第1電子マネーの電子マネー利用情報と、同じ電子決済サービスにおける第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、ある特定の電子決済サービスにおける複数の電子マネーの利用額を総合的に考慮して、有用な情報を提供できる。
また、第7実施形態では、ユーザの第1電子マネーの電子マネー利用情報と、家族の第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、家族全員の電子マネーの利用を総合的に考慮して、有用な情報を提供できる。
また、第7実施形態では、識別情報及びユーザ情報には、電子決済サービスとは異なる他のサービスにログインするためのユーザ識別情報が関連付けられており、識別情報と同じユーザ識別情報が関連付けられたユーザ情報を特定し、当該特定されたユーザ情報に関連付けられた第2電子マネーの電子マネー利用情報を取得することによって、電子決済サービスを利用するユーザが興味を持つような有用な情報を提供できる。
また、第7実施形態では、第1電子マネーを利用するための媒体が店舗で読み取られた場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、現実の店舗への来店を促進できる。
[8.変形例]
なお、本開示は、以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
[8-1.第1実施形態に係る変形例]
まず、第1実施形態に係る変形例を説明する。
[変形例1-1]
例えば、第1実施形態でも、第7実施形態と同様に、1のユーザIDに複数の電子マネーIDが関連付けられていてもよい。変形例1-1のユーザデータベースDB1は、第7実施形態と同様である。全てのユーザIDに複数の電子マネーIDが関連付けられている必要はなく、ユーザデータベースDB1の中に、複数の電子マネーIDが関連付けられたユーザIDが少なくとも1つ存在すればよい。
変形例1-1では、ユーザIDには、あるユーザの電子マネーIDと、このユーザとは異なる他のユーザの電子マネーIDと、が関連付けられている。即ち、複数のユーザの各々の電子マネーIDが関連付けられたユーザIDがユーザデータベースDB1の中に存在する。ユーザIDは、上記ユーザ又は他のユーザの何れかのものである。即ち、ユーザIDに関連付けられた複数の電子マネーIDに対応する複数のユーザのうちの何れかが、ユーザIDの持ち主である。
変形例1-1では、第7実施形態で説明した家族を例に挙げる。このため、ある家族における父親のユーザIDに、父親の電子マネーIDと、母親や子どもの電子マネーIDと、が関連付けられているものとする。この家族のうち、店舗端末30の読取部36に自身のICカード50をセットした者が上記ユーザに相当し、他の者が他のユーザに相当する。情報提供部103は、ユーザID取得部102により取得されたユーザIDが他のユーザのものである場合には、ユーザIDに基づくキャンペーン情報の提供は行わない。情報提供部103は、ユーザIDがユーザのものである場合には、ユーザIDに基づくキャンペーン情報の提供を行う。これらの処理は、第7実施形態で説明した通りである。
例えば、父親が読取部36にICカード50をセットした場合には、ICカード50をセットしたユーザと、このICカード50の電子マネーIDに関連付けられたユーザIDが示すユーザと、が同じなので、情報提供部103は、このユーザIDに基づいて、キャンペーン情報を提供する。一方、母親又は子どもが読取部36にICカード50をセットした場合には、ICカード50セットしたユーザと、このICカード50の電子マネーIDに関連付けられたユーザIDが示すユーザと、が異なるので、情報提供部103は、このユーザIDに基づくキャンペーン情報を提供しない。この場合、デフォルトのキャンペーン情報が提供されてもよいし、電子マネーIDに関連付けられた電子マネー利用情報に応じたキャンペーン情報が提供されてもよい。
変形例1-1によれば、あるユーザが読取部36にICカード50をセットした場合に、このICカード50の電子マネーIDに関連付けられたユーザIDが他のユーザのものであれば、ユーザIDに基づくキャンペーン情報の提供は行わない。一方、このユーザIDが、読取部36にICカード50をセットしたユーザのものである場合には、ユーザIDに基づくキャンペーン情報の提供を行う。これにより、例えば、子どもが読取部36にICカード50をセットした場合に、父親の嗜好に沿ったキャンペーン情報が提供されるといったことを防止できる。その結果、ユーザに応じた有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例1-2]
例えば、第1実施形態では、他のサービスの一例として、オンラインショッピングサービスを説明した。更に、ユーザIDがオンラインショッピングサービスにログインするための情報である場合を説明した。先述したように、ユーザIDは、複数の他のサービスに共通であってもよい。この場合に、複数の他のサービスのうち、キャンペーン情報が示す商品に応じた他のサービスにおける利用状況が考慮されて、キャンペーン情報が提供されてもよい。
情報提供部103は、キャンペーン対象となる所定の商品に基づいて、複数の他のサービスのうちの少なくとも1つを選択する。情報提供部103は、当該選択された少なくとも1つの他サービス利用情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。例えば、商品と、他のサービスと、の関係は、データ記憶部100に予め記憶されているものとする。情報提供部103は、キャンペーン対象となる商品に関連付けられた他のサービスを選択する。例えば、他のサービスには、オンラインショッピングサービスの商品購入情報と同様の商品購入情報が存在する。商品を販売しないサービスであれば、サービスの利用状況に関する情報が存在する。
例えば、通信サービスであれば、ユーザがよく通信基地局と接続するエリアを示す情報が存在する。旅行予約サービスであれば、ユーザがよくホテルを予約するエリアや価格帯を示す情報が存在する。電子マネー以外の他の電子決済サービスであれば、ユーザがよく購入する商品の商品購入情報が存在する。デリバリーサービスであれば、ユーザがよく購入する食品や飲料等を示す商品購入情報が存在する。電子書籍サービスであれば、ユーザがよく購入する書籍のジャンル等の商品購入情報が存在する。他のサービスも同様に、サービスの内容に応じた利用状況を示す他サービス利用情報が存在する。
例えば、情報提供部103は、キャンペーン対象となる商品が飲料であれば、デリバリーサービスを選択する。情報提供部103は、デリバリーサービスにおけるユーザの商品購入情報に基づいて、飲料に関するキャンペーン情報を提供する。例えば、情報提供部103は、デリバリーサービスにおけるユーザの商品購入情報に基づいて、キャンペーン対象となる商品がユーザの嗜好に合うか否かを判定する。情報提供部103は、ユーザの嗜好に合うと判定された場合に、この商品のキャンペーン情報を提供する。
他にも例えば、情報提供部103は、キャンペーン対象となる商品が書籍であれば、電子書籍サービスを選択する。情報提供部103は、電子書籍サービスにおけるユーザの商品購入情報に基づいて、書籍に関するキャンペーン情報を提供する。例えば、情報提供部103は、電子書籍サービスにおけるユーザの商品購入情報に基づいて、キャンペーン対象となる商品がユーザの嗜好に合うか否かを判定する。情報提供部103は、ユーザの嗜好に合うと判定された場合に、この商品のキャンペーン情報を提供する。他のキャンペーン情報も同様に、情報提供部103は、キャンペーン対象となる商品に応じた他のサービスを選択し、当該選択された他のサービスの情報に基づいて、キャンペーン情報を提供すればよい。
変形例1-2によれば、キャンペーン対象の商品に基づいて、複数の他のサービスのうちの少なくとも1つを選択し、当該選択された少なくとも1つの他サービス利用情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、キャンペーン対象の商品に応じた他サービス利用情報を考慮してキャンペーン情報が提供されるので、電子決済サービスを利用するユーザが興味を持つような有用な情報を提供できる。
[変形例1-3]
例えば、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報には、繰り返し購入される特定の商品の購入日が含まれていてもよい。例えば、この商品は、洗剤やトイレットペーパー等の日用品である。ユーザは、定期的に同じ商品を繰り返し購入する。個々の商品の購入サイクルは、予め定められている。購入サイクルは、ユーザの商品購入情報から特定されてもよいし、情報提供システムSの管理者によって指定されてもよい。
情報提供部103は、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報に基づいて、特定の商品の購入時期になったか否かを判定する。例えば、情報提供部103は、商品購入情報が示す直近の購入日から一定期間が経過したか否かを判定する。一定期間が経過することは、商品の購入時期になることに相当する。
情報提供部103は、特定の商品の購入時期になったと判定された場合に、ユーザに、特定の商品に関するキャンペーン情報を提供してもよい。情報提供部103は、特定の商品の購入時期になったと判定されない場合には、ユーザに、特定の商品に関するキャンペーン情報を提供せず、他のキャンペーン情報を提供する。
変形例1-3によれば、特定の商品の購入時期になったと判定された場合に、ユーザに、特定の商品に関するキャンペーン情報を提供する。これにより、繰り返し購入される特定の商品が必要になった時期に、この商品のキャンペーン情報を提供できる。
[第1実施形態に係るその他の変形例]
例えば、第1実施形態と、第2実施形態~第7実施形態のうちの少なくとも1つと、を組み合わせてもよい。
[8-2.第2実施形態に係る変形例]
次に、第2実施形態に係る変形例を説明する。
[変形例2-1]
例えば、オンラインショッピングサービスでは、現実の店舗からエントリーが可能な第1キャンペーンと、ユーザ端末40からエントリーが可能な第2キャンペーンと、が開催されていてもよい。例えば、ユーザ端末40からオンラインショッピングサービスにログインしたとしても、第2キャンペーンにはエントリーできるが、第1キャンペーンにはエントリーできない。オンラインショッピングサービスのサーバは、ユーザ端末40からのログインを受け付けても、第2キャンペーンにエントリー可能な画面は表示させるが、この画面には、第1キャンペーンへのエントリーを受け付けるための情報は表示させないようにする。
変形例2-1のキャンペーンデータベースDB2には、第1キャンペーンに関するキャンペーン情報が格納されている。キャンペーンデータベースDB2には、第2キャンペーンに関するキャンペーン情報も格納されていてもよいが、この場合には、個々のキャンペーン情報に、第1キャンペーン又は第2キャンペーンの何れのものであるかを識別可能な情報が関連付けられているものとする。
情報提供部103は、ユーザに、第1キャンペーンに関するキャンペーン情報を提供する。キャンペーンデータベースDB2に第1キャンペーンに関するキャンペーン情報が格納される点で第2実施形態とは異なるが、キャンペーン情報が提供される処理の流れは、第2実施形態と同様である。なお、情報提供部103は、第1キャンペーンに関するキャンペーン情報と、第2キャンペーンに関するキャンペーン情報と、の両方を提供してもよい。
変形例2-1によれば、オンラインショッピングサービスで開催されている第1キャンペーン及び第2キャンペーンのうち、ユーザに、第1キャンペーンに関するキャンペーン情報を提供する。これにより、現実の店舗を訪れる動機付けをユーザに与えることができる。
[変形例2-2]
図17は、変形例2-2における機能ブロック図である。利用判定部108は、制御部11を主として実現される。利用判定部108は、現実の店舗で電子決済サービスが利用されたか否かを判定する。電子決済サービスの利用とは、電子決済サービスにおける複数の機能のうちの少なくとも1つを実行することである。例えば、電子マネーを利用すること、電子マネーにチャージすること、ギフトを受け取ること、又は電子マネーの利用履歴を閲覧することである。利用判定部108は、店舗端末30又は店舗のPOS端末との通信内容に基づいて、これらの機能の何れかが実行されたか否かを判定する。
例えば、エントリー部104は、現実の店舗で電子マネーが利用されたと判定された場合に、キャンペーンへのエントリーを実行する。即ち、変形例2-2では、現実の店舗で電子決済サービスを利用することがキャンペーンへのエントリー条件になる。例えば、エントリー部104は、現実の店舗で電子マネーが利用された場合、現実の店舗で電子マネーがチャージされた場合、現実の店舗でギフトの受け取りが行われた場合、又は現実の店舗で電子マネーの利用履歴が閲覧された場合に、キャンペーンへのエントリーを実行する。エントリー部104は、これらの行為が行われなければ、キャンペーンへのエントリーは実行しない。キャンペーンへのエントリー自体は、第1実施形態~第7実施形態で説明した通りである。
変形例2-2によれば、現実の店舗で電子決済サービスが利用されたと判定された場合に、キャンペーンへのエントリーを実行することによって、現実の店舗における電子決済サービスの利用を促進できる。
[第2実施形態に係るその他の変形例]
例えば、第2実施形態と、第1実施形態及び第3実施形態~第7実施形態のうちの少なくとも1つと、を組み合わせてもよい。第2実施形態は、他の実施形態を前提としなくてもよい。例えば、第1実施形態のように、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報の活用が特になされずに、第2実施形態のように、オンラインショッピングサービスのキャンペーンへのエントリーが行われてもよい。
[8-3.第3実施形態に係る変形例]
次に、第3実施形態に係る変形例を説明する。
[変形例3-1]
例えば、情報提供部103は、第1店舗の位置に基づいて、複数の第2店舗のうちの少なくとも1つを選択し、当該選択された少なくとも1つの第2店舗に関するキャンペーン情報を提供してもよい。第1店舗及び第2店舗の位置に関する情報は、データ記憶部100に予め記憶されているものとする。情報提供部103は、第1店舗から所定距離以内の少なくとも1つの第2店舗を選択し、当該選択された少なくとも1つの第2店舗に関するキャンペーン情報を提供する。他にも例えば、情報提供部103は、第1店舗と同じエリアの少なくとも1つの第2店舗を選択し、当該選択された少なくとも1つの第2店舗に関するキャンペーン情報を提供する。
変形例3-1によれば、第1店舗の位置に基づいて選択された少なくとも1つの第2店舗に関するキャンペーン情報を提供する。第1店舗は、普段からユーザが利用する店舗であることが多いので、第1店舗の位置に基づいて第2店舗を選択することによって、ユーザが利用しやすい第2店舗のキャンペーン情報を提供できる。
[変形例3-2]
例えば、情報提供部103は、ユーザが第1店舗を訪れた時間、又は、第2店舗に関連付けられた時間に更に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。ユーザが第1店舗を訪れた時間は、ユーザが第1店舗に入ってから出るまでの期間における何れかの時点の時間である。例えば、ユーザが読取部36にICカード50をセットした時の現在時間は、ユーザが第1店舗を訪れた時間に相当する。他にも例えば、ユーザ端末40の位置情報や通信内容に基づいて、第1店舗の滞在を検知するのであれば、ユーザ端末40の位置情報に基づいて、第1店舗に滞在していることが検知された時間が、ユーザが第1店舗を訪れた時間に相当してもよい。
例えば、情報提供部103は、ユーザが第1店舗を訪れた時間が食事の時間帯であれば、食品のキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、ユーザが第1店舗を訪れた時間が間食の時間帯であれば、菓子のキャンペーン情報を提供する。ユーザが第1店舗を訪れた時間と、この時間に提供すべきキャンペーン情報と、の関係は、データ記憶部100に予め記憶されているものとする。情報提供部103は、ユーザが第1店舗を訪れた時間に関連付けられたキャンペーン情報を提供すればよい。
第2店舗に関連付けられた時間は、第2店舗のキャンペーン情報を提供する条件となる時間、又は、第2店舗のキャンペーン情報が示す特典を利用できる時間である。例えば、第2店舗が比較的空いている時間は、第2店舗に関連付けられた時間に相当する。第2店舗に関連付けられた時間は、キャンペーンデータベースDB2に格納されているものとする。例えば、第2店舗のキャンペーン情報に、第2店舗が比較的空いている時間が含まれている。
例えば、情報提供部103は、第2店舗が比較的空いている時間に第2店舗に来店することが条件として設定されたキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、第2店舗が比較的空いている時間に利用可能な特典が設定されたキャンペーン情報を提供する。第2店舗に関連付けられた時間は、第2店舗の混雑状況に関係なく定められてもよい。例えば、第2店舗に関連付けられた時間は、第2店舗に商品が搬入された後の時間であってもよいし、店員が多い時間であってもよい。
変形例3-2によれば、ユーザが第1店舗を訪れた時間に更に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、ユーザが第1店舗を訪れた時間に応じた有用なキャンペーン情報を提供できる。また、第2店舗に関連付けられた時間に更に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、例えば、第2店舗が比較的空いている時間に第2店舗に来店させるようなキャンペーン情報を提供し、第2店舗への集客効果が高まる。
[変形例3-3]
例えば、情報提供部103は、第2店舗における商品の在庫に関する在庫情報に更に基づいて、キャンペーン情報を提供してもよい。個々の店舗の在庫情報は、データ記憶部100に記憶されているものとする。在庫情報は、現時点における商品の在庫を示してもよいし、将来の入荷分を予測した将来の商品の在庫を示してもよい。情報提供部103は、第2店舗で在庫がない商品に関するキャンペーン情報は提供せず、第2店舗で在庫がある商品に関するキャンペーン情報を提供する。他にも例えば、情報提供部103は、在庫が閾値未満のキャンペーン情報を提供してもよい。他にも例えば、情報提供部103は、第2店舗で在庫が閾値以上の商品に関するキャンペーン情報を提供してもよい。
変形例3-3によれば、第2店舗における商品の在庫に関する在庫情報に更に基づいて、キャンペーン情報を提供する。これにより、確実に在庫がある商品のキャンペーン情報を提供したり、在庫が少なくなってきて売り切りたい商品のキャンペーン情報を提供したりすることができる。第2店舗で在庫が閾値以上の商品のキャンペーン情報を提供する場合には、在庫超過のための廃棄による店舗の損失を抑制することができる。
[第3実施形態に係るその他の変形例]
例えば、第3実施形態と、第1実施形態、第2実施形態、及び第4実施形態~第7実施形態のうちの少なくとも1つと、を組み合わせてもよい。第3実施形態は、他の実施形態を前提としなくてもよい。例えば、第1実施形態のように、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報の活用が特になされずに、第3実施形態のように、第2店舗のキャンペーン情報が提供されてもよい。
[8-4.第4実施形態に係る変形例]
次に、第4実施形態に係る変形例を説明する。
[変形例4-1]
例えば、第4実施形態でも、第7実施形態のように、ユーザID取得部102により取得されたユーザIDには、複数の電子マネーIDが関連付けられていてもよい。この場合、情報提供部103は、複数の電子マネーIDの各々に関連付けられた電子マネー利用情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。即ち、情報提供部103は、複数の電子マネーIDの各々に関連付けられた電子マネー利用情報を総合的に考慮して、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。
例えば、情報提供部103は、複数の電子マネーIDの各々に関連付けられた電子マネー利用情報に含まれる利用額の合計額を計算し、当該計算された合計額に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。この合計額は、ユーザが訪れた店舗における合計額であってもよいし、他の店舗の利用額を含んでいてもよい。情報提供部103は、合計額に基づいて、ユーザの利用が減ったか否かを判定する。
情報提供部103は、ユーザの利用が減ったと判定された場合に、キャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、ユーザの利用が減ったと判定されない場合には、キャンペーン情報を提供しない。これとは逆に、情報提供部103は、ユーザの利用が減ったと判定されない場合に、キャンペーン情報を提供してもよい。情報提供部103は、ユーザの利用が減ったと判定された場合には、キャンペーン情報を提供しないようにしてもよい。
変形例4-1によれば、ユーザIDに関連付けられた複数の電子マネーIDの各々に関連付けられた電子マネー利用情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、複数の電子マネーの利用状況を総合的に考慮して、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例4-2]
例えば、第7実施形態と同様に、1のユーザIDに関連付けられた複数の電子マネーIDには、ユーザの電子マネーIDと、ユーザとは異なる他のユーザの電子マネーIDと、が含まれてもよい。情報提供部103は、ユーザの電子マネーIDと、ユーザとは異なる他のユーザの電子マネーIDと、が上記複数の電子マネーIDに含まれる場合には、他のユーザの電子マネーIDに関連付けられた電子マネー利用情報には基づかずに、ユーザの電子マネーIDに関連付けられた電子マネー利用情報に基づいて、キャンペーン情報を提供してもよい。
例えば、第7実施形態と同様に、家族の電子マネーの電子マネーIDが1つのユーザIDに関連付けられている場合を例に挙げる。家族のうちの子どもが店舗を訪れてICカード50を読取部36にセットしたとする。この場合、情報提供部103は、このICカード50に記録された電子マネーIDに関連付けられたユーザIDが、店舗を訪れた子どものものではなく、父親のものであると判定する。情報提供部103は、父親の電子マネーIDに関連付けられた電子マネー利用情報には基づかずに、子どもの電子マネーIDに関連付けられた電子マネー利用情報に基づいて、キャンペーン情報を提供する。なお、父親が店舗を訪れた場合には、父親の電子マネーIDに関連付けられた電子マネー利用情報に基づいて、キャンペーン情報が提供される。
変形例4-2によれば、ユーザの電子マネーIDと、ユーザとは異なる他のユーザの電子マネーIDと、が1のユーザIDに関連付けられている場合には、他のユーザの電子マネーIDに関連付けられた電子マネー利用情報には基づかずに、ユーザの電子マネーIDに関連付けられた電子マネー利用情報に基づいて、キャンペーン情報を提供することによって、ユーザにより有用なキャンペーン情報を提供できる。例えば、変形例4-2で説明した家族の場合に、父親が電子マネーをよく利用しているが、子どもの利用額が減ってくることがある。この場合に、ユーザIDに関連付けられた電子マネー利用情報を総合的に考慮してしまうと、子どもの利用額が減ってきたことを特定しにくくなるが、子どもの利用額だけを考慮することによって、子どもの利用額が減ってきたことを特定できる。
[変形例4-3]
例えば、他のサービスは、電子決済サービスとは異なる他の電子決済サービスであってもよい。例えば、情報提供部103は、電子決済サービスにおける利用状況に関する電子マネー利用情報と、他の電子決済サービスにおける利用状況に関する電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。
例えば、ICカード50に格納された電子マネーは、電子決済サービスXにより提供されるものとする。ユーザは、電子決済サービスXとは別に、電子決済サービスYを利用するものとする。例えば、ユーザは、ユーザ端末40から電子決済サービスYを利用する。電子決済サービスYは、ユーザ端末40に表示させたコードを利用した電子決済サービスとする。ユーザは、このコードを店舗で読み取ることによって、クレジットカード、電子キャッシュ、又はポイントを利用して電子決済を実行できる。
情報提供部103は、電子決済サービスXにおけるユーザの利用額と、電子決済サービスYにおけるユーザの利用額と、の合計額を計算し、当該合計額に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、当該合計額に基づいて、ユーザの利用が減ってきたか否かを判定する。合計額の計算ではなく、第5実施形態のように、継続利用の期間の計算で、電子決済サービスX,Yにおける利用を合算するか否かが判定されてもよい。変形例4-3では、電子決済サービスX,Yが提携しており、お互いの利用状況を連携しているものとする。電子決済サービスYでもユーザIDが利用されるので、電子決済サービスX側でどのユーザの利用状況であるかを特定できるようになっている。
例えば、情報提供部103は、ユーザの利用が減ってきたと判定された場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、ユーザの利用が減ってきたと判定されない場合には、ユーザにキャンペーン情報を提供しない。これとは逆に、情報提供部103は、ユーザの利用が減ってきたと判定されない場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。情報提供部103は、ユーザの利用が減ってきたと判定された場合には、ユーザにキャンペーン情報を提供しなくてもよい。
変形例4-3によれば、電子決済サービスにおける電子マネー利用情報と、他の電子決済サービスにおける電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、より有用なキャンペーン情報を提供できる。例えば、電子決済サービスX,Yが同じ運営会社によって運営される場合、又は電子決済サービスX,Yが互いに協力関係にある会社によって運営される場合、電子決済サービスX,Yの利用額を総合的に考慮することで、電子決済サービスX,Y全体でユーザの利用が減ってきたか否かを判定できる。
[変形例4-4]
例えば、情報提供部103は、電子決済サービス及び他の電子決済サービスの各々で利用可能なキャンペーン情報を提供してもよい。変形例4-4のキャンペーンデータベースDB2には、電子決済サービスXのキャンペーン情報と、電子決済サービスYのキャンペーン情報と、の両方が格納されている。情報提供部103は、電子決済サービスXのキャンペーン情報と、電子決済サービスYのキャンペーン情報と、の両方を提供してもよいし、電子決済サービスXのキャンペーン情報又は電子決済サービスYのキャンペーン情報の何れか一方のみを提供してもよい。他のサービスのキャンペーン情報を提供する方法は、第2実施形態で説明した通りである。
変形例4-4によれば、電子決済サービス及び他の電子決済サービスの各々で利用可能なキャンペーン情報を提供することによって、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例4-5]
例えば、情報提供部103は、ユーザに、電子決済サービスにおける電子マネー利用情報に応じた特典を含むキャンペーン情報を提供してもよい。例えば、情報提供部103は、ユーザの利用額の減少量が多いほど、特典の価値の高くなる(例えば、ギフトの金額が高くなる)ように、キャンペーン情報を提供してもよい。情報提供部103は、ユーザの利用回数又は利用頻度の減少量が多いほど、特典の価値の高くなるように、キャンペーン情報を提供してもよい。他にも例えば、情報提供部103は、あるキャンペーンの特典が付与された後のユーザの利用額、利用回数、又は利用頻度の増加量が多いほど、このユーザに対するキャンペーンが有効なので、特典の価値が高くなるように、キャンペーン情報を提供してもよい。
変形例4-5によれば、ユーザに、電子決済サービスにおける電子マネー利用情報に応じた特典を、キャンペーン情報として提供することによって、電子マネーの利用を促進するような有用なキャンペーン情報を提供できる。
[第4実施形態に係るその他の変形例]
例えば、第4実施形態と、第1実施形態~第3実施形態及び第5実施形態~第7実施形態のうちの少なくとも1つと、を組み合わせてもよい。第4実施形態は、他の実施形態を前提としなくてもよい。例えば、第1実施形態のように、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報の活用が特になされずに、第4実施形態のように、ユーザによる電子決済サービスの利用状況に応じたキャンペーン情報が提供されてもよい。
[8-5.第5実施形態に係る変形例]
次に、第5実施形態に係る変形例を説明する。
[変形例5-1]
例えば、第5実施形態でも、第7実施形態のように、ユーザID取得部102により取得されたユーザIDには、複数の電子マネーIDが関連付けられていてもよい。この場合、情報提供部103は、複数の電子マネーIDの各々に関連付けられた利用期間情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。即ち、情報提供部103は、複数の電子マネーIDの各々に関連付けられた利用期間情報を総合的に考慮して、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。
例えば、情報提供部103は、複数の電子マネーIDの各々に関連付けられた利用期間情報に含まれる利用期間の合計期間を計算し、当該計算された合計期間に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。この合計期間は、ユーザが訪れた店舗における合計期間であってもよいし、他の店舗の利用期間を含んでいてもよい。情報提供部103は、合計期間に基づいて、ユーザの利用が減ったか否かを判定する。他にも例えば、情報提供部103は、複数の電子マネーIDの何れかの電子マネーの利用がなされていれば、継続して利用していると判定してもよい。
情報提供部103は、ユーザの利用が減ったと判定された場合に、キャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、ユーザの利用が減ったと判定されない場合には、キャンペーン情報を提供しない。これとは逆に、情報提供部103は、ユーザの利用が減ったと判定されない場合に、キャンペーン情報を提供してもよい。情報提供部103は、ユーザの利用が減ったと判定された場合には、キャンペーン情報を提供しないようにしてもよい。
変形例5-1によれば、ユーザIDに関連付けられた複数の電子マネーIDの各々に関連付けられた利用期間情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、複数の電子マネーの利用期間を総合的に考慮して、ユーザにより有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例5-2]
例えば、第7実施形態と同様に、1のユーザIDに関連付けられた複数の電子マネーIDには、ユーザの電子マネーIDと、ユーザとは異なる他のユーザの電子マネーIDと、が含まれてもよい。情報提供部103は、ユーザの電子マネーIDと、ユーザとは異なる他のユーザの電子マネーIDと、が上記複数の電子マネーIDに含まれる場合に、他のユーザの電子マネーIDに関連付けられた利用期間情報には基づかずに、ユーザの電子マネーIDに関連付けられた利用期間情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。
例えば、第7実施形態と同様に、家族の電子マネーの電子マネーIDが1つのユーザIDに関連付けられている場合を例に挙げる。家族のうちの子どもが店舗を訪れてICカード50を読取部36にセットしたとする。この場合、情報提供部103は、このICカード50に記録された電子マネーIDに関連付けられたユーザIDが、店舗を訪れた子どものものではなく、父親のものであると判定する。情報提供部103は、父親の電子マネーIDに関連付けられた利用期間情報には基づかずに、子どもの電子マネーIDに関連付けられた利用期間情報に基づいて、キャンペーン情報を提供する。
変形例5-2によれば、ユーザの電子マネーIDと、ユーザとは異なる他のユーザの電子マネーIDと、が1のユーザIDに関連付けられている場合には、他のユーザの電子マネーIDに関連付けられた利用期間情報には基づかずに、ユーザの電子マネーIDに関連付けられた利用期間情報に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、ユーザにより有用なキャンペーン情報を提供できる。例えば、変形例5-2で説明した家族の場合に、父親が電子マネーをよく利用しているが、子どもの利用が減ってくることがある。この場合に、ユーザIDに関連付けられた利用期間情報を総合的に考慮してしまうと、子どもの利用が減ってきたことを特定しにくくなるが、子どもの利用だけを考慮することによって、子どもの利用が減ってきたことを特定できる。
[変形例5-3]
例えば、変形例4-3と同様に、他のサービスは、電子決済サービスとは異なる他の電子決済サービスであってもよい。例えば、情報提供部103は、電子決済サービスの利用期間に関する利用期間情報と、他の電子決済サービスの利用期間に関する他利用期間情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。
例えば、ICカード50に格納された電子マネーは、電子決済サービスXにより提供されるものとする。ユーザは、電子決済サービスXとは別に、電子決済サービスYを利用する。例えば、ユーザは、ユーザ端末40から電子決済サービスYを利用する。電子決済サービスYは、ユーザ端末40に表示させたコードを利用した電子決済サービスとする。ユーザは、このコードを店舗で読み取ることによって、クレジットカード、電子キャッシュ、又はポイントを利用して電子決済を実行できる。
情報提供部103は、電子決済サービスXにおけるユーザの利用期間と、電子決済サービスYにおけるユーザの利用期間と、の合計期間を計算し、当該合計期間に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、当該合計期間に基づいて、ユーザの利用が減ってきたか否かを判定する。他にも例えば、情報提供部103は、電子決済サービスX,Yの何れかにおいて利用がなされていれば、継続して利用していると判定してもよい。
例えば、情報提供部103は、ユーザの利用が減ってきたと判定された場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、ユーザの利用が減ってきたと判定されない場合には、ユーザにキャンペーン情報を提供しない。これとは逆に、情報提供部103は、ユーザの利用が減ってきたと判定されない場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。情報提供部103は、ユーザの利用が減ってきたと判定された場合には、ユーザにキャンペーン情報を提供しなくてもよい。
変形例5-3によれば、電子決済サービスの利用期間に関する利用期間情報と、他の電子決済サービスの利用期間に関する利用期間情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、より有用なキャンペーン情報を提供できる。例えば、電子決済サービスX,Yが同じ運営会社によって運営される場合、又は電子決済サービスX,Yが互いに協力関係にある会社によって運営される場合、電子決済サービスX,Yの利用期間を総合的に考慮することで、電子決済サービスX,Y全体でユーザの利用が減ってきたか否かを判定できる。
[変形例5-4]
例えば、情報提供部103は、電子決済サービス及び他の電子決済サービスの各々で利用可能なキャンペーン情報を提供してもよい。変形例5-4のキャンペーンデータベースDB2には、電子決済サービスXのキャンペーン情報と、電子決済サービスYのキャンペーン情報と、の両方が格納されている。情報提供部103は、電子決済サービスXのキャンペーン情報と、電子決済サービスYのキャンペーン情報と、の両方を提供してもよいし、電子決済サービスXのキャンペーン情報又は電子決済サービスYのキャンペーン情報の何れか一方のみを提供してもよい。
変形例5-4によれば、電子決済サービス及び他の電子決済サービスの各々で利用可能なキャンペーン情報を提供することによって、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[第5実施形態に係るその他の変形例]
例えば、第5実施形態と、第1実施形態~第4実施形態、第6実施形態、及び第7実施形態のうちの少なくとも1つと、を組み合わせてもよい。第5実施形態は、他の実施形態を前提としなくてもよい。例えば、第1実施形態のように、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報の活用が特になされずに、第5実施形態のように、ユーザによる電子決済サービスの利用期間に応じたキャンペーン情報が提供されてもよい。
[8-6.第6実施形態に係る変形例]
次に、第6実施形態に係る変形例を説明する。例えば、第6実施形態と、第1実施形態~第5実施形態及び第7実施形態のうちの少なくとも1つと、を組み合わせてもよい。第6実施形態は、第1実施形態~第5実施形態のうちの任意の2つを組み合わせ可能である。例えば、第1実施形態のようなキャンペーン情報の提供方法は採用せずに、第2実施形態~第5実施形態のようなキャンペーン情報の提供方法だけを採用してもよい。
[8-7.第7実施形態に係る変形例]
次に、第7実施形態に係る変形例を説明する。
[変形例7-1]
例えば、ユーザ判定部107は、第1電子マネー及び第2電子マネーの少なくとも一方に関連付けられた名義に関する名義情報に基づいて、第1電子マネーのユーザと、第2電子マネーのユーザと、が同じであるか否かを判定してもよい。名義情報は、電子マネーのユーザに関する個人情報である。例えば、名義情報は、名義人(ユーザの氏名)、電話番号、住所、メールアドレス、生年月日、又はこれらの組み合わせを含む。変形例7-1のユーザデータベースDB1には、電子マネーIDごとに、当該電子マネーIDが示す電子マネーの名義情報が格納されているものとする。ユーザ判定部107は、ユーザデータベースDB1を参照し、第1電子マネーの名義情報と、第2電子マネーの名義情報と、を取得する。
ユーザ判定部107は、第1電子マネーの名義人と、第2電子マネーの名義人と、が一致する場合、第1電子マネーのユーザと、第2電子マネーのユーザと、が同じであると判定する。ユーザ判定部107は、第1電子マネーの名義人と、第2電子マネーの名義人と、が一致しない場合、第1電子マネーのユーザと、第2電子マネーのユーザと、が同じであると判定しない。名義人の一致は、完全一致であってもよいし、部分一致であってもよい。なお、ユーザ判定部107は、名義人ではなく、電話番号等の他の情報に基づいて、第1電子マネーのユーザと、第2電子マネーのユーザと、が同じであるか否かを判定してもよい。
変形例7-1によれば、第1電子マネー及び第2電子マネーの少なくとも一方に関連付けられた名義に関する名義情報に基づいて、第1電子マネーのユーザと、第2電子マネーのユーザと、が同じであるか否かを確実に判定できる。
[変形例7-2]
例えば、第1電子マネーの電子マネー利用情報は、第1電子マネーの利用回数又は利用頻度を示してもよい。同様に、第2電子マネーの電子マネー利用情報は、第2電子マネーの利用回数又は利用頻度を示してもよい。これらの利用回数又は利用頻度は、過去の全期間のものであってもよいし、直近の一部の期間(例えば、直近半年程度)であってもよい。電子マネーサーバ10は、第1電子マネー及び第2電子マネーの利用日時に基づいて、これらの利用回数又は利用頻度を集計する。
情報提供部103は、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。例えば、情報提供部103は、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、を総合的に考慮して、ユーザにキャンペーン情報を提供する。この総合的な考慮のしかたは、第4実施形態又は第5実施形態と同様であってよい。
例えば、情報提供部103は、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、を合算した合計値を計算する。情報提供部103は、当該計算された合計値に基づいて、キャンペーン情報を提供する。例えば、情報提供部103は、合計値の利用回数又は利用頻度が所定値未満である場合に、キャンペーン情報を提供する。これとは逆に、情報提供部103は、合計値の利用回数又は利用頻度が所定値以上である場合に、キャンペーン情報を提供してもよい。
変形例7-2によれば、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、第1電子マネーの利用回数又は利用頻度と、第2電子マネーの利用回数又は利用頻度と、を総合的に考慮して、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例7-3]
例えば、第1電子マネーの電子マネー利用情報は、第1電子マネーの利用期間を示してもよい。同様に、第2電子マネーの電子マネー利用情報は、第2電子マネーの利用期間を示してもよい。利用期間の意味は、第5実施形態と同様である。利用期間の計算方法も第5実施形態と同様であってよい。
情報提供部103は、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用期間と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用期間と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。例えば、情報提供部103は、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用期間と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用期間と、を総合的に考慮して、ユーザにキャンペーン情報を提供する。この総合的な考慮のしかたは、第5実施形態と同様であってよい。
例えば、情報提供部103は、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用期間と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用期間と、を合算した合計値を計算する。情報提供部103は、合計値の利用期間が所定値以上である場合に、キャンペーン情報を提供する。これとは逆に、情報提供部103は、合計値の利用期間が所定値未満である場合に、キャンペーン情報を提供してもよい。
変形例7-3によれば、第1電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用期間と、第2電子マネーの電子マネー利用情報が示す利用期間と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、第1電子マネーの利用期間と、第2電子マネーの利用期間と、を総合的に考慮して、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例7-4]
例えば、第1電子マネーは、第1電子決済サービスにおける決済手段であってもよい。同様に、第2電子マネーは、第1電子決済サービスとは異なる第2電子決済サービスにおける決済手段であってもよい。この場合、情報提供部103は、第1電子決済サービスにおける第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子決済サービスにおける第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。
例えば、情報提供部103は、第1電子決済サービスにおける第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子決済サービスにおける第2電子マネーの電子マネー利用情報と、を総合的に考慮して、ユーザにキャンペーン情報を提供する。この総合的な考慮のしかたは、変形例4-3及び変形例5-3と同様であってよい。
例えば、情報提供部103は、第1電子決済サービスにおける第1電子マネーの利用額と、第2電子決済サービスにおける第2電子マネーの利用額と、の合計値を計算する。情報提供部103は、当該合計値に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、合計値に基づいてユーザの利用額が下がってきたと判定した場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供する。この判定方法は、第4実施形態と同様であってよい。
他にも例えば、情報提供部103は、第1電子決済サービスにおける第1電子マネーの利用期間と、第2電子決済サービスにおける第2電子マネーの利用期間と、の合計値を計算する。情報提供部103は、当該合計値に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。情報提供部103は、合計値である利用期間が所定期間以上であると判定した場合に、ユーザにキャンペーン情報を提供する。
変形例7-4によれば、第1電子決済サービスにおける第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子決済サービスにおける第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。これにより、第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子マネーの電子マネー利用情報と、を総合的に考慮して、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例7-5]
例えば、第7実施形態と第1実施形態を組み合わせて、情報提供部103は、ユーザIDに更に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供してもよい。この提供方法は、第1実施形態で説明した通りである。
変形例7-5によれば、ユーザIDに更に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例7-6]
例えば、第7実施形態と第2実施形態を組み合わせて、他のサービスで、エントリーが必要なキャンペーンが開催されている場合に、情報提供部103は、ユーザIDでキャンペーンにエントリーしていない場合に、ユーザに、キャンペーンに関するキャンペーン情報を提供してもよい。この提供方法は、第2実施形態で説明した通りである。
変形例7-6によれば、他のサービスでは、エントリーが必要なキャンペーンが開催されており、ユーザ識別情報でキャンペーンにエントリーしていない場合に、ユーザに、キャンペーンに関するキャンペーン情報を提供することによって、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例7-7]
例えば、第7実施形態と第3実施形態を組み合わせて、情報提供部103は、ユーザが第1店舗を訪れた場合に、第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザに、第1店舗とは異なる第2店舗に関するキャンペーン情報を提供してもよい。この提供方法は、第3実施形態で説明した通りである。
変形例7-7によれば、情報提供部103は、ユーザが第1店舗を訪れた場合に、第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、ユーザに、第1店舗とは異なる第2店舗に関するキャンペーン情報を提供することによって、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[変形例7-8]
例えば、第7実施形態と第6実施形態を組み合わせて、情報提供部103は、第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、キャンペーン情報に関する複数の条件のうちの少なくとも1つを選択し、当該選択された少なくとも1つの条件に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供する。この提供方法は、第6実施形態で説明した通りである。
変形例7-8によれば、第1電子マネーの電子マネー利用情報と、第2電子マネーの電子マネー利用情報と、に基づいて、キャンペーン情報に関する複数の条件のうちの少なくとも1つを選択し、当該選択された少なくとも1つの条件に基づいて、ユーザにキャンペーン情報を提供することによって、より有用なキャンペーン情報を提供できる。
[第7実施形態に係るその他の変形例]
以上のように、第7実施形態と、第1実施形態~第6実施形態のうちの少なくとも1つと、を組み合わせてもよい。第7実施形態は、他の実施形態を前提としなくてもよい。例えば、第1実施形態のように、オンラインショッピングサービスにおける商品購入情報の活用が特になされずに、第7実施形態のように、複数の電子マネーが総合的に考慮されてもよい。
[8-8.その他の変形例]
例えば、上記説明した変形例を組み合わせてもよい。
例えば、ユーザ端末40は、ICカード50を読み取ることによって取得した情報を電子マネーサーバ10に送信してもよい。この情報は、ICカード50に記録された任意の情報であってよく。例えば、電子マネーID、残高、又はチャージ実績であってもよい。ユーザ端末40は、ユーザが電子決済サービスにログインしなくても、ユーザ端末20にインストールされた電子決済サービスのアプリ等を利用して、ICカード50から取得した情報を電子マネーサーバ10に送信してもよい。この場合、ユーザ端末40から受信した情報に基づいて電子マネーサーバ10が実行する処理は、第1実施形態~第7実施形態及び上記変形例で説明した通りである。
例えば、店舗は、現実の店舗に限られず、オンライン上の店舗であってもよい。例えば、主な機能が電子マネーサーバ10で実現される場合を説明したが、各機能は、複数のコンピュータで分担されてもよい。例えば、電子マネーサーバ10で実現されるものとして説明した機能は、店舗端末30又はユーザ端末40で実現されてもよい。電子マネーサーバ10に記憶されるものとして説明したデータは、データベースサーバ等の他のコンピュータに記憶されてもよい。
S 情報提供システム、N ネットワーク、10 電子マネーサーバ、11,21,31,41 制御部、12,22,32,42 記憶部、13,23,33,43 通信部、20 オンラインショッピングサーバ、30 店舗端末、40 ユーザ端末、34,44 操作部、35,45 表示部、36 読取部、46 ICチップ、50 ICカード、G1 案内画面、G2 メニュー画面、G3 キャンペーン一覧画面、G4 キャンペーン詳細画面、G5 エントリー完了画面、G6 メニュー画面、G7 トップ画面、G8 トップ画面、100 データ記憶部、101 電子マネーID取得部、102 ユーザID取得部、103 情報提供部、104 エントリー部、105 第1取得部、106 第2取得部、107 ユーザ判定部、108 利用判定部、200 データ記憶部、300 データ記憶部、301 送信部、302 受信部、303 表示制御部、400 データ記憶部、B20,B21,B22,B23,B24,B30,B30A,B30B,B30C,B30D,B40,B80 ボタン、DB1 ユーザデータベース、DB2 キャンペーンデータベース、I60,I61 アイコン。

Claims (12)

  1. 第1決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1決済手段に関連付けられた第2決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第2取得手段と、
    前記第1決済手段のユーザと、前記第1決済手段に関連付けられた前記第2決済手段のユーザと、が同じであるか否かを判定するユーザ判定手段と、
    前記ユーザ判定手段により同じであると判定された場合に、前記第1決済手段の前記決済手段利用情報と、前記第2決済手段の前記決済手段利用情報と、に基づいて、前記第1決済手段のユーザに、所定の情報を提供する情報提供手段と、
    を含む情報提供システム。
  2. 前記情報提供手段は、前記ユーザ判定手段により同じであると判定されない場合に、前記第2決済手段の前記決済手段利用情報に基づかずに、前記第1決済手段の前記決済手段利用情報に基づいて、前記ユーザに、前記所定の情報を提供する、
    請求項に記載の情報提供システム。
  3. 前記ユーザ判定手段は、前記第1決済手段及び前記第2決済手段の少なくとも一方に関連付けられたユーザ属性に関するユーザ属性情報に基づいて、前記第1決済手段のユーザと、前記第1決済手段に関連付けられた前記第2決済手段のユーザと、が同じであるか否かを判定する、
    請求項又はに記載の情報提供システム。
  4. 前記ユーザ判定手段は、前記第1決済手段及び前記第2決済手段の少なくとも一方に関連付けられた名義に関する名義情報に基づいて、前記第1決済手段のユーザと、前記第2決済手段のユーザと、が同じであるか否かを判定する、
    請求項の何れかに記載の情報提供システム。
  5. 前記第1決済手段の前記決済手段利用情報は、前記第1決済手段の利用回数又は利用頻度を示し、
    前記第2決済手段の前記決済手段利用情報は、前記第2決済手段の利用回数又は利用頻度を示し、
    前記情報提供手段は、前記第1決済手段の前記決済手段利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、前記第2決済手段の前記決済手段利用情報が示す利用回数又は利用頻度と、に基づいて、前記ユーザに前記所定の情報を提供する、
    請求項1~の何れかに記載の情報提供システム。
  6. 前記第1決済手段の前記決済手段利用情報は、前記第1決済手段の利用期間を示し、
    前記第2決済手段の前記決済手段利用情報は、前記第2決済手段の利用期間を示し、
    前記情報提供手段は、前記第1決済手段の前記決済手段利用情報が示す利用期間と、前記第2決済手段の前記決済手段利用情報が示す利用期間と、に基づいて、前記ユーザに前記所定の情報を提供する、
    請求項1~の何れかに記載の情報提供システム。
  7. 前記第1決済手段及び前記第2決済手段は、同じ電子決済サービスにおける決済手段であり、
    前記情報提供手段は、前記電子決済サービスにおける前記第1決済手段の前記決済手段利用情報と、前記電子決済サービスにおける前記第2決済手段の前記決済手段利用情報と、に基づいて、前記ユーザに前記所定の情報を提供する、
    請求項1~の何れかに記載の情報提供システム。
  8. ーザが利用する第1決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1決済手段に関連付けられた第2決済手段であって、前記ユーザの家族が利用する前記第2決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第2取得手段と、
    前記ユーザの前記第1決済手段の前記決済手段利用情報と、前記家族の前記第2決済手段の前記決済手段利用情報と、に基づいて、前記ユーザに所定の情報を提供する情報提供手段と、
    を含む情報提供システム。
  9. コンピュータが実行する情報提供方法であって、前記コンピュータが、
    第1決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第1取得ステップと、
    前記第1決済手段に関連付けられた第2決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第2取得ステップと、
    前記第1決済手段のユーザと、前記第1決済手段に関連付けられた前記第2決済手段のユーザと、が同じであるか否かを判定するユーザ判定ステップ、
    前記ユーザ判定ステップにより同じであると判定された場合に、前記第1決済手段の前記決済手段利用情報と、前記第2決済手段の前記決済手段利用情報と、に基づいて、前記第1決済手段のユーザに、所定の情報を提供する情報提供ステップと、
    実行する情報提供方法。
  10. コンピュータが実行する情報提供方法であって、前記コンピュータが、
    ユーザが利用する第1決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第1取得ステップと、
    前記第1決済手段に関連付けられた第2決済手段であって、前記ユーザの家族が利用する前記第2決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第2取得ステップと、
    前記ユーザの前記第1決済手段の前記決済手段利用情報と、前記家族の前記第2決済手段の前記決済手段利用情報と、に基づいて、前記ユーザに、所定の情報を提供する情報提供ステップと、
    を実行する情報提供方法。
  11. 第1決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第1取得手段、
    前記第1決済手段に関連付けられた第2決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第2取得手段、
    前記第1決済手段のユーザと、前記第1決済手段に関連付けられた前記第2決済手段のユーザと、が同じであるか否かを判定するユーザ判定手段、
    前記ユーザ判定手段により同じであると判定された場合に、前記第1決済手段の前記決済手段利用情報と、前記第2決済手段の前記決済手段利用情報と、に基づいて、前記第1決済手段のユーザに、所定の情報を提供する情報提供手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. ユーザが利用する第1決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第1取得手段、
    前記第1決済手段に関連付けられた第2決済手段であって、前記ユーザの家族が利用する前記第2決済手段の利用に関する決済手段利用情報を取得する第2取得手段、
    前記ユーザの前記第1決済手段の前記決済手段利用情報と、前記家族の前記第2決済手段の前記決済手段利用情報と、に基づいて、前記ユーザに、所定の情報を提供する情報提供手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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