JP7266776B2 - スクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、ラウンジやオフィス内の空間を仕切る場合等に好適に使用されるスクリーンに関する。
従来、この種のスクリーンとして、空間を間仕切るスクリーン本体と、このスクリーン本体の下端に取り付けられた転倒防止用の脚体とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、従来のものは、脚体がスクリーン本体に対して一定の姿勢で取付けられるものであるため、配置によっては脚体が邪魔になり、所望の位置に設置するのが難しくなる場合がある。
実用新案登録第3091152号
本発明は、このような事情に着目してなされたもので、脚体の姿勢を比較的自由に変更することができ、前述した不具合を解消することができるスクリーンを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明に係るスクリーンは、スクリーン本体と、このスクリーン本体に設けられ少なくともそのスクリーン本体に対して直交姿勢となる使用位置から平行姿勢となる格納位置までの間で旋回可能な脚体と、この脚体を前記使用位置及び前記格納位置のみならずその旋回途上の複数の中間位置においても節度停止させる節度機構とを具備してなり、
前記脚体がその長手方向中心周りに旋回可能であるものであり、前記節度機構は、前記脚体の旋回中心周りに節度凹部を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第1部材と、前記旋回中心周りに節度子を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第2部材とを備えたものであり、前記第1部材が前記スクリーン本体と前記脚体のいずれか一方に、前記第2部材が他方に設けられているものであり、前記第1部材と前記第2部材の対向する各端面は、それぞれ一定のピッチで円周方向に波打つ形状をなすものであり、前記第1部材の波の谷部分を前記節度凹部とするとともに、第2部材の波の山部分を前記節度子としているものであり、前記脚体に旋回方向の操作力を加えるだけで当該脚体を前記スクリーン本体に対して旋回させることができるものであるスクリーンである。
請求項2記載の発明に係るスクリーンは、スクリーン本体と、このスクリーン本体に設けられ少なくともそのスクリーン本体に対して直交姿勢となる使用位置から平行姿勢となる格納位置までの間で旋回可能な脚体と、この脚体を前記使用位置及び前記格納位置のみならずその旋回途上の複数の中間位置においても節度停止させる節度機構とを具備してなり、前記脚体がその長手方向中心周りに旋回可能であるものであって、前記節度機構は、複数の節度凹部に対して節度子を相対的に進退させて選択的に係合させるようにしたものであって、前記節度子を節度凹部方向に弾性付勢する弾性体として厚み方向に弾性変形可能な弾性ワッシャを備えているものである。
請求項3記載の発明に係るスクリーンは、請求項2記載のものにおいて、前記節度機構は、前記脚体の旋回中心周りに前記節度凹部を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第1部材と、前記旋回中心周りに前記節度子を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第2部材とを備えたものであり、前記第1部材が前記スクリーン本体と前記脚体のいずれか一方に、前記第2部材が他方に設けられているものである。
請求項4記載の発明に係るスクリーンは、請求項3記載のものにおいて、前記スクリーン本体がフレーム構造をなし、このスクリーン本体の下縁部を構成する下のフレームに軸心を前記旋回中心に合致させた軸受け部を設けるとともに、その軸受け部に前記脚体に設けた支軸を回転可能に且つ軸心方向にスライド可能に貫装したものであって、前記軸受け部が前記第1部材を兼ねているとともに、前記脚体上面の前記支軸周りに前記第2部材が設けられているものである。
請求項5記載の発明に係るスクリーンは、請求項4記載のものにおいて、前記第1部材と前記第2部材の対向する各端面は、それぞれ一定のピッチで円周方向に波打つ形状をなすものであり、前記第1部材の波の谷部分を前記節度凹部とするとともに、第2部材の波の山部分を前記節度子としているものである。
請求項6記載の発明に係るスクリーンは、スクリーン本体と、このスクリーン本体に設けられ少なくともそのスクリーン本体に対して直交姿勢となる使用位置から平行姿勢となる格納位置までの間で旋回可能な脚体と、この脚体を前記使用位置及び前記格納位置のみならずその旋回途上の複数の中間位置においても節度停止させる節度機構とを具備してなり、前記節度機構は、複数の節度凹部に対して節度子を相対的に進退させて選択的に係合させるようにしたものであって、前記節度子を節度凹部方向に弾性付勢する弾性体として厚み方向に弾性変形可能な弾性ワッシャを備え、前記節度機構は、前記脚体の旋回中心周りに前記節度凹部を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第1部材と、前記旋回中心周りに前記節度子を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第2部材とを備えたものであり、前記第1部材が前記スクリーン本体と前記脚体のいずれか一方に、前記第2部材が他方に設けられており、前記スクリーン本体がフレーム構造をなし、このスクリーン本体の下縁部を構成する下のフレームに軸心を前記旋回中心に合致させた軸受け部を設けるとともに、その軸受け部に前記脚体に設けた支軸を回転可能に且つ軸心方向にスライド可能に貫装したものであって、前記軸受け部が前記第1部材を兼ねているとともに、前記脚体上面の前記支軸周りに前記第2部材が設けられており、前記第1部材と前記第2部材の対向する各端面は、それぞれ一定のピッチで円周方向に波打つ形状をなすものであり、前記第1部材の波の谷部分を前記節度凹部とするとともに、第2部材の波の山部分を前記節度子としており、前記支軸の上端部に抜止鍔を設けて置き、この抜止鍔と前記下フレームとの間に、前記弾性ワッシャを前記支軸に巻装した状態で介在させたものであって、前記弾性ワッシャの弾性反発力により前記支軸を前記脚体とともに引き上げて前記節度子を前記節度凹部に弾接させているものである。
請求項7記載の発明に係るスクリーンは、請求項6記載のものにおいて、前記第1部材と前記第2部材の対向する端面に形成されている波の高さ寸法は、前記弾性ワッシャの厚み方向の弾性変形寸法に等しい値に設定されているものである。
本発明によれば、脚体の姿勢を比較的自由に変更することができ、配置によっては脚体が邪魔になり、所望の位置に設置するのが難しくなる場合があることがあるという不具合を解消することができるスクリーンを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るスクリーンシステムを示す斜視図。 同実施形態に係るスクリーンシステムを示す正面図。 同実施形態に係る一方のスクリーンを示す分解斜視図。 図2におけるA-A線に沿った要部拡大断面図。 同実施形態に係る一方のスクリーンのスクリーン本体を示す分解斜視図。 図2におけるC部拡大図。 図2におけるD部拡大図。 図2におけるX部拡大図。 同実施形態に係る他方のスクリーンのスクリーン本体を示す分解斜視図。 同実施形態に係る脚部近傍を示す分解斜視図。 図10におけるE-E線に沿った要部拡大断面図。 図10におけるG部拡大図。 同実施形態に係る第1部材及び第2部材を示す図。 同実施形態に係る弾性ワッシャを示す図。 同実施形態に係る脚及び節度機構の作動を説明するための底面図。 同実施形態に係る節度機構の作動を説明するための作用説明図。
<<一実施形態>>
本発明の一実施形態を、図1~図16を参照しつつ説明する。
この実施形態は、本発明を2枚のスクリーンS1を連結してなるスクリーンシステムSSに適用した場合のものである。
このスクリーンシステムSSは、図1及び図2に示すように、側縁部に磁石M1、M2を設けた2枚のスクリーンS1、S2を具備してなり、それらのスクリーンS1、S2を前記磁石M1、M2の磁力を利用して連結することができるようにしたものであって、前記各スクリーンS1、S2は、少なくとも前記側縁部における共通の高さ位置Hに基本の磁石M1を有している。この実施形態のスクリーンS1、S2は、基本の磁石M1よりも上に磁石を有しないタイプのものである。そして、これら両スクリーンS1、S2は、基本の磁石M1よりも一定の下方離間距離Zだけ下に偏移した位置に下段の磁石M2を有している。以下、各スクリーンS1、S2について説明する。
<一方のスクリーンS1>
一方のスクリーンS1は、平面視直線状をなすストレートタイプのものであり、図1~図4に示すように、枠状をなすスクリーン本体1と、このスクリーン本体1の両面に配された対をなす表装材2A、2Bとを具備してなる。各表装材2A、2Bは、図8に示すように、それぞれ光を通しにくい難透光部2xと、光を通しやすい透光部2yとをランダムに混在させて備えたものである。すなわち、図3及び図4に示すように、スクリーン本体1は、枠状に配されたフレーム3~6の内側に空洞領域CAを備えたものであり、両表装材2A、2Bは、その空洞領域CAを覆うようにしてフレーム3~6に添設されている。そして、図1~図4に示すように、各表装材2A、2Bは、フレーム3~6に対応する部位21が難透光部2xにより構成され、空洞領域CAに対応する部位22に難透光部2xと透光部2yとをランダムに混在させて備えたものである。以下、具体的に説明する。
スクリーン本体1は、図1~図3及び図5に示すように、右、左のフレーム3、4と、これら右、左のフレーム3、4の上端間を接続する上のフレーム5と、右、左のフレーム3、4の下端間を接続する下のフレーム6とを備えた枠状のもので、下のフレーム6には、接地体として右、左対をなす脚体62が設けられている。各フレーム3~6は、断面円形をなすパイプ材製のものであり、具体的には、非磁性体であるアルミパイプ素材により作られている。右、左のフレーム3、4は、起立姿勢をなすもので、上端3a、4a近傍部及び下端3b、4b近傍部の空洞領域CA側にそれぞれネジ挿通孔3x、4x、3y、4yが設けられている。上のフレーム5は水平姿勢をなすもので、右、左両端に下方に延出する垂下部51を有しており、それら両垂下部51の下端51a近傍部における空洞領域CA側にそれぞれネジ挿通孔51xが設けられている。下のフレーム6は水平姿勢をなすもので、右、左両端に上方に延出する起立部61を有しており、それら両起立部61の上端61a近傍部における空洞領域CA側にそれぞれネジ挿通孔61xが設けられている。
そして、図5~図7に示すように、右、左のフレーム3、4の上端3a、4aと上のフレーム5における垂下部51の下端51aとを上のフレーム接続部材7Aにより接続するとともに、図5に示すように、右、左のフレーム3、4の下端3b、4bと下のフレーム6における起立部61の上端61aとを下のフレーム接続部材7Bにより接続している。図5~図7に示すように、上のフレーム接続部材7Aは、下側の片半部が右、左のフレーム3、4の上端部に嵌合するとともに、上側の片半部が上のフレーム5における垂下部51の下端部に嵌合する棒状のもので、非磁性体である合成樹脂製のものである。上のフレーム接続部材7Aの下側の片半部には、右、左のフレーム3、4のネジ挿通孔3x、4xに対応する雌ネジ孔71が形成されており、また、上側の片半部には、上フレームの垂下部51に設けられたネジ挿通孔51xに対応する雌ネジ孔71が形成されている。そして、接続用のネジvをネジ挿通孔3x、4x、51xから対応する雌ネジ孔71にそれぞれ螺合させ緊締することによって、右、左のフレーム3、4と上のフレーム5とが剛結されるようになっている。なお、73は、組立時に上のフレーム接続部材7Aをフレーム3、4に位置決めするための位置決め突起である。そして、右、左対をなす上のフレーム接続部材7Aの下端には、それぞれ対応する右、左のフレーム3、4内に延出する磁石ホルダ72が形成されており、磁石ホルダ72の内面(より具体的には、後述するホルダ本体721の内周面721a)とフレームの内周面3s、4sとの間に基準の磁石M1を収容する磁石収容室72aが形成されている。一方、下のフレーム接続部材7Bは、以上で説明した上のフレーム接続部材7Aを上下に反転させたものであり、同一又は対応する部分に同一の符号を付して説明を省略する。しかして、下のフレーム接続部材7Bの磁石ホルダ72の内面(より具体的には、後述するホルダ本体721の内周面721a)とフレームの内周面3s、4sとの間に下方の磁石M2を収容する磁石収容室72aが形成されている。
ここで磁石収容室72aに関連して磁石M1、M2の取付け構造について説明する。このスクリーンS1は、図4~図7に示すように、他のスクリーンS2を連結すべき縁部に磁石収容室72aを設け、その磁石収容室72a内に連結用の磁石M1、M2を遊動可能に収容してなるものである。磁石収容室72aの内壁面(ホルダ本体721の内周面721a)の少なくとも一部は円筒状のものであり、その磁石収容室72aに収容された磁石M1、M2が内壁面の円筒状をなす部位に2つの隣接する角部M1a、M2aを同時に線接触させ得る角柱状をなしている。この実施形態の磁石M1、M2は、4つの角部を有する四角柱状のもので、隣接する一対の角部間に位置する部位がN極となり、他方の隣接する一対を角部間に位置する部位がS極となるように着磁されている。なお、下段の磁石M2は基本の磁石と全く同一の形状をなしているため、その角部M2aの磁石収容室72aの内壁面への線接触の態様は図示を省略している。
このスクリーンS1は、前述したように枠状に接続された複数のフレーム、すなわち、右、左のフレーム3、4、上のフレーム5、及び下のフレーム6を有し、右、左のフレーム3、4内に磁石収容室72aが設けられている。この実施形態のスクリーンS1は、突き合わせた右、左のフレーム3、4と上のフレーム5とに内嵌する右、左対をなすフレーム接続部材7Aを有し、これらのフレーム接続部材7Aを利用して基本の磁石M1を収容するための磁石収容室72aが形成されている。また、このスクリーンS1は、突き合わせた右、左のフレーム3、4と下のフレーム6とに内嵌する右、左対をなすフレーム接続部材7Bを有し、これらのフレーム接続部材7Bを利用して下段の磁石M2を収容するための磁石収容室72aが形成されている。なお、フレーム3~6は前述したように断面円形をなす非磁性体製のパイプ材により構成されたものであり、右、左のフレーム3、4の内周面3s、4sが、前記磁石収容室72aの円筒状をなす内壁面の一部を構成している。
以上説明した構造について観点を変えて説明すれば、このスクリーンS1は、非磁性体製の磁石ホルダ72と、この磁石ホルダ72に保持された連結用の磁石M1、M2とを備え、その磁石M1、M2を保持した磁石ホルダ72がスクリーン本体1の縁部に取り付けられている。詳述すれば、スクリーン本体1は、フレーム3~6を主体に構成されたフレーム構造をなすものであり、スクリーン本体1の縁部を構成する右、左のフレーム3、4に磁石ホルダ72が磁石M1、M2とともに仕込まれている。すなわち、スクリーン本体1は、複数のフレーム3~6がフレーム接続部材7A、7Bを介して接続されたフレーム構造を備えたものであり、磁石ホルダ72がフレーム接続部材7A、7Bに一体に設けられている。具体的には、磁石ホルダ72は、フレーム接続部材7A、7Bの端面から突設されフレーム3、4の内周面の一部に添接する部分円筒体状をなすホルダ本体721と、このホルダ本体721の突出端に設けられフレーム接続部材7A、7Bと協働して磁石M1、M2の上下動を規制する端板部722とを備えたもので、合成樹脂によりフレーム接続部材7A、7Bとともに一体に成型されている。しかして、磁石収容室72aは、部分円弧状をなすフレーム3、4の内周面3s、4sの一部と、この内周面3s、4sに対向するホルダ本体721の内周面721aとの間に形成されたもので、磁石収容室72aの上下端はフレーム接続部材7A、7Bと磁石ホルダ72の端板722とによって塞がれている。
以上説明したスクリーン本体1に装着される表装材2A、2Bについて説明すれば、次の通りである。スクリーン本体1の一面側に張設された表の表装材2Aと、他面側に張設された裏の表装材2Bは、全体として袋状をなすようにフレーム3~6の外側において連続させてある。すなわち、これら表の表装材2Aと裏の表装材2Bは、例えば、上縁と左右両側縁とが繋がった袋状の編み物として編み上げられ、スクリーン本体1に上から被せて下縁同士を接続することによってフレーム3~6の外側に添設されるものである。この実施形態の表装材2A、2Bは、糸素材2sを用いて作られたニットであり、難透光部2xは、糸素材2sが比較的密に編まれた編み目状構造をなすものであるとともに、透光部2yは糸素材2sが存在しない孔状をなすものである。図8は、図2における領域Xに存在する表の表装材2Aのみを拡大して示すものである。すなわち、表の表装材2Aは、編み目構造をなして連続する難透光部2xの間に多数の孔状の透光部2yがランダムに点在しているものである。裏の表層部2Bも表の表層部2Aに準じた構成をなすもので、遠くから見た場合には両者は同じ印象を与えるが、透光部2yが難透光部2xに対してランダムに配されているので、表、裏の表層部2A、2Bは細かく正確に比較した場合、全く異なったパターン形状をなしている。
以上説明した一方のスクリーンは、図10~図16に示すように、前述したスクリーン本体1と、このスクリーン本体1に設けられ少なくともそのスクリーン本体1に対して直交姿勢となる使用位置(U)から平行姿勢となる格納位置(K)までの間で水平旋回可能な脚体62と、この脚体を前記使用位置(U)及び前記格納位置(K)のみならずその旋回途上の複数の中間位置(N1)~(N5)においても節度停止させる節度機構9とを具備している。
節度機構9は、図12~図16に示すように、複数の節度凹部9aに対して節度子9bを相対的に進退させて選択的に係合させるようにしたものであって、節度子9bを節度凹部9a方向に弾性付勢する弾性体として図10~図12に示すような弾性ワッシャ90を備えており、この実施形態では、弾性ワッシャ90として、図14に拡大して示すような所謂スプリングワッシャと称される金属製のものを使用している。詳述すれば、この節度機構9は、図11~図13に示すように、脚体62の旋回中心62c周りに節度凹部9aを円周方向に一定のピッチqで隣接配置してなる第1部材91と、旋回中心62c周りに節度子9bを円周方向に一定のピッチqで隣接配置してなる第2部材92とを備えたものであり、第1部材91がスクリーン本体1と脚体62のいずれか一方に、第2部材92が他方に設けられている。しかして、この実施形態においては、図12及び図13に示すように、スクリーン本体1の下縁部を構成する下のフレーム6に軸心93cを脚体6の旋回中心62cに合致させた軸受け部93を設けるとともに、その軸受け部93に、脚体62に設けた支軸94を回転可能に且つ軸心94c方向にスライド可能に貫装しており、その軸受け部93が第1部材91を兼ねているとともに、脚体62上面の支軸94周りに第2部材92が設けられている。なお、支軸94の軸心94cは、脚体62の旋回中心62cに合致させてある。
具体的に説明すれば、第1部材91は、図13に示すように、支軸94を回転可能に且つスライド可能に貫通させる貫通孔91aを有した厚肉円筒体状のもので、図10~図12に示すように、貫通孔91aの軸心91a1を脚体62の旋回中心62cに合致させて下フレーム6の下面に溶接等により剛結されている。その貫通孔91aに対応する下フレーム6の部位には、図11に示すように、支軸挿通孔6xが穿設されている。なお、この第1部材91は、下フレーム6の下面に剛結せず、弾性ワッシャ90の弾性力のみを利用してずれ止めを行うように構成してもよい。一方、第2部材92は、図13に示すように、支軸94の下端部を嵌合させる嵌合孔92aを有した厚肉円筒体状のもので、図11に示すように、下面偏心位置に1対の位置決め突起921を備えており、それらの位置決め突起921を脚体62に設けられた位置決め孔62xに嵌合させて当該脚体62の上面に取り付けられている。脚体62は、両端部下面に図15に示すようなシリコンゴムシート等の接地部621を有する金属製の細長い板状のもので、長手方向中央に図11に示すような雌ネジ孔62yが旋回中心62cに軸心を一致させて形成されており、同じく図11に示すように、その雌ネジ孔62yの両側に第2部材の位置決め突起921が嵌合する位置決め孔62xが穿設されている。支軸94は、図10~図12に示すように、円筒体状をなすスリーブ状の支軸本体941と、この支軸本体941の中空部に上から挿入したボルト942とを備えたもので、その支軸本体941の下端部が第2部材92に嵌合させた状態で脚体62の上面に突き当てられている。そして、図11に示すように、ボルト942の先端部を当該脚体62の雌ネジ孔62yに螺着することによって、この支軸94が脚体62に固定されている。
脚体62の下フレーム6に対する組付け手順の一例を説明すれば次の通りである。図10~図12に示すように、支軸本体941にボルト942を挿通させるとともに、その支軸本体941の外周に上側の樹脂ワッシャ943と、上側の平ワッシャ944と、弾性ワッシャ90と、下側の平ワッシャ945と、下側の樹脂ワッシャ946とを外嵌させる。そして、軸受け部材93を兼ねる第1部材91に支軸本体941の下端側を貫通させ、その貫通端を脚体62の第2部材92に嵌合させる。その上で、ボルト941の先端部を脚体62の雌ネジ孔62yに螺合させて緊締することによって、組付けが完了する。この手順は一例であり、組立用治具の種類や組立姿勢等により適宜な順序で組み立てればよい。
しかして、この組立状態においては、主に図11に示すように、支軸94の上端部に抜止鍔95として機能するボルト942の頭部942aが位置しており、この抜止鍔95と下フレーム6との間に、弾性ワッシャ90が支軸94に巻装した状態で介在することになる。そのため、弾性ワッシャ90の厚み方向の弾性反発力により支軸94を脚体62とともに引き上げて第2部材92に設けられた節度子9bを第1部材91に設けられた節度凹部9aに弾接させた状態となる。
なお、第1部材91と第2部材92の対向する各端面は、図13に示すように、それぞれ一定のピッチqで円周方向に波打つ形状をなすものであり、第1部材91の波91wの谷部分を節度凹部9aとするとともに、第2部材92の波92wの山部分を節度子9bとしている。そして、第1部材91と前記第2部材92の対向する端面に形成されている波91w、92wの高さ寸法h1は、弾性ワッシャ90の厚み方向の弾性変形寸法h0に等しい値に設定されている。この実施形態では、節度凹部9aが15度のピッチqで円周方向に24個隣接配置されているため、脚体62は、図15に示すように、スクリーン本体1に対して直交姿勢となる使用位置(U)から平行姿勢となる格納位置(K)のみならずその旋回途上の複数の中間位置(N1)~(N5)、この実施形態では5箇所の中間位置(N1)~(N5)においてそれぞれ節度停止させることが可能である。
これに対して、第2部材92に設けられる節度子9bについては理論上1箇所に、好ましくは90度位相を異ならせた4箇所等に設けておけばよいが、この実施形態では節度凹部9aと同じ数だけ同じピッチqで設けられている。以上説明した脚体62は、スクリーン本体1に左、右対をなすようにして2組設けられている。
次いで、節度機構9の作動について説明する。図16は、第1部材91の波91wと第2部材92の波92wとを平面に展開して示した模式図であり、同図(a)は、波91w、92wを明示するために第1部材91と第2部材92とを離間させて描いてある。同図(b)は、第1部材91の波91wと第2部材92の波92wとが噛合した状態を示しており、実際の組立完了状態に対応している。すなわちこの状態においては、各節度凹部9aに対応する節度子9bがそれぞれ係合しており、脚体62は節度停止している。この状態から脚体62に旋回方向の操作力FFを加えると、特定の節度凹部9a1に嵌合していた特定の節度子9b1は、第1部材91の波91wの斜面に案内されて図16(c)に示すように同波91wの山頂に突き合い、さらに少し進むことによって隣の節度凹部9a2に落ち込むことになってその位置で節度停止することになる。図16(d)は、当該節度子9b1が特定の節度凹部9a1から1ピッチ分離れた隣の節度凹部9a2に落ち込んだ状態を示している。しかして、この1ピッチ分の動きの前半は、第2部材92が第1部材91から強制的に離間させられて弾性ワッシャ90が圧縮されることになり、後半はその弾性ワッシャ90の弾性反発力によって、第2部材92が第1部材91に押し付けられて特定の節度子9b1が特定の節度凹部9a1の隣の節度凹部9a2に係合することになる。このとき、特定の節度凹部9a1は特定の節度子9b1の反対側の隣の節度子9b0に係合することになる。
以上は説明の都合上、特定の節度子9b1の動きに着目したが、全ての節度子9bがこれに準じた動きを同時に行うものであり、第2部材92とともに回転する脚体62は、旋回途上において1ピッチq毎に節度停止させることができる。
<他方のスクリーンS2>
他方のスクリーンS2は、平面視L状をなすL型タイプのものであり、枠状をなすスクリーン本体1と、このスクリーン本体1の両面に配された対をなす表装材2A、2Bとを具備してなる。
スクリーン本体1の構成は、上のフレーム5と下のフレーム6とが中央で直角に屈曲している点と、下のフレーム6の下に脚体62に代えて接地体であるアジャスタ63が設けられている点、及び、下のフレーム6の屈曲部下面側にウエイト板64が設けられている点のみが一方のスクリーンS1と異なっており、基本的には一方のスクリーンS1と同じ考え方で構成されている。表、裏の表装材2A、2Bについても、一方のスクリーンS1の場合と同じように袋状に編み上げた状態でフレーム本体に被せ、それら表裏の表装材2A、2Bの下縁同士を下フレームの下面側で接続することによりフレーム本体に装着されている。そのため、一方のスクリーンS1と同一又は相当する部分には同じ符号を付して説明を省略する。
なお、これら両スクリーンS1、S2の接地体は、相互に異なった形式のものであるが、その支持高さは揃えてある。すなわち、少なくとも両スクリーンS1、S2の基本の磁石M1の高さ位置Hは同じになるように(床面Fと各磁石M1、M2との間の離間距離Pが同じになるように)設定されている。そして本実施形態では、両スクリーンS1、S2における基本の磁石M1と下段の磁石M2との間の距離である下方離間距離Zも同じになるように設定されている。
<一実施形態の効果>
このような構成のものであれば、脚体62に旋回方向の操作力FFを加えるだけで、当該脚体62をスクリーン本体1の下フレーム6に対して旋回させることができ、スクリーン本体1に対する脚体62の姿勢を自由に変更することができる。しかも、各脚体62は、図15に示すように、節度機構9の働きによって、スクリーン本体1に対して直交姿勢となる使用位置(U)と、平行姿勢となる格納位置(K)とにそれぞれ節度停止させることができるだけでなく、使用位置(U)から格納位置(K)に至る途上においても、複数の中間位置(N1)~(N5)において節度停止させることができる。この実施形態では、使用位置(U)から格納位置(K)に至る途上における5個の中間位置(N1)~(N5)で脚体62を選択的に節度停止させて安定保持しておくことができる。そのため、スクリーン本体1に対する脚体62の姿勢を種々に変更することが可能となり、障害物やワーカーの動線等の影響を回避しつつ比較的自由な態様でスクリーンS1、S2を適切に設置することができる。
また、この実施形態の節度機構9は、弾性ワッシャ90の厚み方向の弾性変形を利用して節度子9bを複数の節度凹部9aに対して選択的に弾性係合させるようにしているため、節度機構9の構成の簡略化やコンパクト化を図ることができる。すなわち、通常の節度機構は、例えば、節度子をコイルスプリング等を用いて節度凹部方向に弾性付勢しているが、コイルスプリング等に変えて弾性ワッシャ90を用いれば、大幅なコンパクト化を図ることができる。そして、このようなものであれば、節度子9bの節度凹部9aに対する進退ストローク(第1部材91及び前記第2部材92の波91w、92wの高さ寸法h1)を小さな値に設定することができるため、節度凹部9aを浅く小さなものにして多数隣接配置することが容易になる。そのため、節度停止する箇所、すなわち、旋回途上において脚体62がクリックストップする中間位置(N)の数を無理なく増大させることもできる。
さらに、この実施形態では、脚体62の支軸94を枢支するスクリーン本体1側の軸受け93に節度機構9の第1部材91としての機能をも担わせているので、部品点数を削減することができる。
また、この実施形態では、第1部材91の端面に形成された波91wと第2部材の端面に形成された波92wとを同じ形状にしているので、複数の節度凹部9aと複数の節度子9bを共通の金型あるいは共通の切削用プログラムを用いて製作することも可能となり、製造工程の簡略化を図ることができる。
<<他の実施形態>>
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
例えば、スクリーン本体はフレーム構造に限らず、パネル構造のもの等でもあってもよい。但し、スクリーン本体はフレーム構造とすれば、スクリーン全体の剛性を確保しつつ軽量化を図ることができる。
また、複数のスクリーンを磁石により連結するスクリーンシステムを構成するスクリーンに限らず、複数のスクリーンを磁石以外の連結手段により連結するスクリーンシステムを構成するスクリーンや、単独で用いられるスクリーンに本発明を適用しても勿論よい。但し、複数のスクリーンを磁石により連結する構成であれば、背丈の違いや接地体の種類や有無に拘わらず複数枚のスクリーンを自由に装脱して配置することができる。
節度機構の節度子の数は、節度凹部と同数に限られず、前述したように、1個あるいは4個等であってもよい。但し、節度機構の節度子の数を節度凹部と同数とすれば、例えば上述した実施形態のように第1部材の端面と第2部材の端面に同じ形状の波を形成することにより節度子及び節度凹部を形成できるので、製造工程の簡略化を図ることができる。一方、前述したように、使用位置と格納位置との間で脚体がクリックストップする中間位置の数も、任意に設定してよい。
節度機構の弾性体として用いられる弾性ワッシャは、狭義のスプリングワッシャに限られず、例えば、円環状をなす薄い金属板を波状に成型したものや、ゴム製のもの等であってもよい。さらに、弾性ワッシャ以外の他の弾性体により節度子を凹部方向に弾性付勢する構成を採用してもよい。
そして、第1部材と第2部材の対向する端面に形成されている波の高さ寸法は、弾性ワッシャの厚み方向の弾性変形寸法に等しい値でなく、当該弾性変形寸法を下回るものであれば、脚体に旋回方向の操作力を加えた際に節度子が節度凹部から抜け出て他の節度凹部に係合するようにすることはできる。しかしながら、波の高さ寸法を弾性ワッシャの厚み方向の弾性変形寸法に等しい値としておけば、脚体をより安定して節度停止させておくことができる。加えて、係合凹部及び係合子の形状も、第1部材と第2部材の対向する端面に形成されている波を利用したものだけでなく、他の態様のもの、例えば第1部材側に複数設けた有底孔状の係合凹部と、第2部材側に設けられこの係合凹部に係合する係合位置と係合凹部から抜出する抜出位置との間で移動可能かつ弾性体により係合位置側に弾性付勢されている突起状の係合子とを利用するもの等を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
S1、S2…スクリーン
1…スクリーン本体
6…下のフレーム
62…脚体
62c…旋回中心
9…節度機構
9a、9a1、9a2…節度凹部
9b、9b1、9b0…節度子
90…弾性ワッシャ
91…第1部材
91w…第1部材の波
92…第2部材
92w…第2部材の波
93…軸受け部
94…支軸
(U)…使用位置
(K)…格納位置
(N1)~(N5)…中間位置

Claims (7)

  1. スクリーン本体と、このスクリーン本体に設けられ少なくともそのスクリーン本体に対して直交姿勢となる使用位置から平行姿勢となる格納位置までの間で旋回可能な脚体と、この脚体を前記使用位置及び前記格納位置のみならずその旋回途上の複数の中間位置においても節度停止させる節度機構とを具備してなり、
    前記脚体がその長手方向中心周りに旋回可能であるものであり、
    前記節度機構は、前記脚体の旋回中心周りに節度凹部を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第1部材と、前記旋回中心周りに節度子を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第2部材とを備えたものであり、前記第1部材が前記スクリーン本体と前記脚体のいずれか一方に、前記第2部材が他方に設けられているものであり、
    前記第1部材と前記第2部材の対向する各端面は、それぞれ一定のピッチで円周方向に波打つ形状をなすものであり、前記第1部材の波の谷部分を前記節度凹部とするとともに、第2部材の波の山部分を前記節度子としているものであり、
    前記脚体に旋回方向の操作力を加えるだけで当該脚体を前記スクリーン本体に対して旋回させることができるものであるスクリーン。
  2. スクリーン本体と、このスクリーン本体に設けられ少なくともそのスクリーン本体に対して直交姿勢となる使用位置から平行姿勢となる格納位置までの間で旋回可能な脚体と、この脚体を前記使用位置及び前記格納位置のみならずその旋回途上の複数の中間位置においても節度停止させる節度機構とを具備してなり、
    前記脚体がその長手方向中心周りに旋回可能であるものであって、
    前記節度機構は、複数の節度凹部に対して節度子を相対的に進退させて選択的に係合させるようにしたものであって、前記節度子を節度凹部方向に弾性付勢する弾性体として厚み方向に弾性変形可能な弾性ワッシャを備えているスクリーン。
  3. 前記節度機構は、前記脚体の旋回中心周りに前記節度凹部を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第1部材と、前記旋回中心周りに前記節度子を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第2部材とを備えたものであり、前記第1部材が前記スクリーン本体と前記脚体のいずれか一方に、前記第2部材が他方に設けられている請求項2記載のスクリーン。
  4. 前記スクリーン本体がフレーム構造をなし、このスクリーン本体の下縁部を構成する下のフレームに軸心を前記旋回中心に合致させた軸受け部を設けるとともに、その軸受け部に前記脚体に設けた支軸を回転可能に且つ軸心方向にスライド可能に貫装したものであって、
    前記軸受け部が前記第1部材を兼ねているとともに、前記脚体上面の前記支軸周りに前記第2部材が設けられている請求項3記載のスクリーン。
  5. 前記第1部材と前記第2部材の対向する各端面は、それぞれ一定のピッチで円周方向に波打つ形状をなすものであり、前記第1部材の波の谷部分を前記節度凹部とするとともに、第2部材の波の山部分を前記節度子としている請求項4記載のスクリーン。
  6. スクリーン本体と、このスクリーン本体に設けられ少なくともそのスクリーン本体に対して直交姿勢となる使用位置から平行姿勢となる格納位置までの間で旋回可能な脚体と、この脚体を前記使用位置及び前記格納位置のみならずその旋回途上の複数の中間位置においても節度停止させる節度機構とを具備してなり、
    前記節度機構は、複数の節度凹部に対して節度子を相対的に進退させて選択的に係合させるようにしたものであって、前記節度子を節度凹部方向に弾性付勢する弾性体として厚み方向に弾性変形可能な弾性ワッシャを備え、
    前記節度機構は、前記脚体の旋回中心周りに前記節度凹部を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第1部材と、前記旋回中心周りに前記節度子を円周方向に一定のピッチで隣接配置してなる第2部材とを備えたものであり、前記第1部材が前記スクリーン本体と前記脚体のいずれか一方に、前記第2部材が他方に設けられており、
    前記スクリーン本体がフレーム構造をなし、このスクリーン本体の下縁部を構成する下のフレームに軸心を前記旋回中心に合致させた軸受け部を設けるとともに、その軸受け部に前記脚体に設けた支軸を回転可能に且つ軸心方向にスライド可能に貫装したものであって、
    前記軸受け部が前記第1部材を兼ねているとともに、前記脚体上面の前記支軸周りに前記第2部材が設けられており、
    前記第1部材と前記第2部材の対向する各端面は、それぞれ一定のピッチで円周方向に波打つ形状をなすものであり、前記第1部材の波の谷部分を前記節度凹部とするとともに、第2部材の波の山部分を前記節度子としており、
    前記支軸の上端部に抜止鍔を設けて置き、この抜止鍔と前記下フレームとの間に、前記弾性ワッシャを前記支軸に巻装した状態で介在させたものであって、前記弾性ワッシャの弾性反発力により前記支軸を前記脚体とともに引き上げて前記節度子を前記節度凹部に弾接させているスクリーン。
  7. 前記第1部材と前記第2部材の対向する端面に形成されている波の高さ寸法は、前記弾性ワッシャの厚み方向の弾性変形寸法に等しい値に設定されている請求項6記載のスクリーン。
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