JP2002054257A - 間仕切パネルの連結装置 - Google Patents
間仕切パネルの連結装置Info
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Abstract
で、複数の間仕切パネルを任意の連結角度で連結できる
ようにする。 【解決手段】 隣接する間仕切パネル1a,1bの側端
上下角部に連結用ブロック17、17を固定し、各連結
用ブロック17の先端部表面の連結作用部に、連結金具
35を六角孔付きボルト38の軸線周りに水平回動可能
且つ水平回動位置を選択的に係止できるように装着し、
第2間仕切パネル1bに装着した連結金具35の一側か
らのびるアーム部35aの先端の係止爪48を、第1間
仕切パネル1a側の連結用ブロック17の表面に円周方
向に間欠的に形成されている第2連結作用部の係合溝5
0に嵌合する。
Description
ルを、平面視で直線状、L字状、T字状、Y字状十字状
等に任意の連結角度に組み換え、連結できるようにした
間仕切パネルの連結装置の構造に関するものである。
ティション等としての複数の間仕切パネルを、前記のよ
うに平面視で直線状、L字状、T字状、Y字状や十字状
等に任意に連結するための構造は種々考案されている。
030号公報には、各パネルにおける左端または右端の
上下部位に丸孔付き取付金具を水平突設する一方、平面
視形状が眼鏡(8字状)状や花弁状に形成され、孔を2
〜4個穿設した上部固定具を、前記上の取付金具に嵌挿
した中心軸の上端に設けた円柱状で上端に雌ねじ部が刻
設された取付け部にビスを介して螺着し、同じく平面視
形状が眼鏡(8字状)状や花弁状に形成され、上部に雌
ねじ部を2〜4個刻設した下部固定具に、前記中心軸の
下端部に設けた雄ねじ部を螺着した構成が開示されてい
る。
よれば、2つのパネルを1箇所で直線状やL字状等に連
結するときには、平面視形状が眼鏡(8字状)状の上下
の固定具を使用し、3つのパネルを1箇所でT字状やY
字状に連結するには、平面視形状が3花弁(三叉花弁)
状の上下の固定具を使用する。そして、4つのパネルを
1箇所で十字状等に連結するには、平面視形状が十字花
弁状の上下の固定具を使用するというように、連結すべ
きパネルの数に応じて準備すべき固定具の種類を変更し
なければならず、在庫すべき部品の種類が多くなってし
まうという問題があった。
単なるねじ部による螺着であるので、複数のパネルの連
結間の平面視での連結角度を固定させて安定することが
困難であるという問題もあった。
なされたものであって、部品を共通化できて必要部品の
少ないもとで、回動角度を任意に設定した状態で安定さ
せることができる間仕切パネルの連結装置を提供するこ
とを技術的課題とするものである。
るために、請求項1に記載の発明の間仕切パネルの連結
装置は、「隣接する複数の間仕切パネルの一側端部同士
を、その連結角度を変更可能に連結できる間仕切パネル
の連結装置において、各間仕切パネルの一側端の上下角
部に連結用ブロックを固定し、該各連結用ブロックに
は、縦軸線の回りに水平回動可能にした連結金具を、そ
の水平回動位置が選択的に係止できる連結作用部を設け
る一方、連結金具に、連接する他方の連結用ブロックに
おける連結作用部に係合する係合手段を備えていること
を特徴とする。」ものである。
求項1に記載の間仕切パネルの連結装置において、前記
連結作用部は、第1連結作用部と、これと同心状で半径
外寄りに形成された第2連結作用部とからなり、第1連
結作用部は、当該連結用ブロックに基部が水平回動可能
に装着された連結金具の水平回動位置を選択的に係止で
きるように構成し、前記第2連結作用部は、連接する他
方の連結用ブロックに基部が水平回動可能に装着された
連結金具の係合手段が選択的に係止するように構成され
ていることを特徴とする。」ものである。
請求項1または請求項2に記載の間仕切パネルの連結装
置において、前記係合手段は、連接する一方の連結用ブ
ロックに基部が水平回動可能に装着された連結金具の一
側から延び、且つ連接する他方の連結用ブロックに跨が
るようにしたアーム部の先端部に設けられていることを
特徴とする。」ものである。
乃至請求項3のいずれかに記載の間仕切パネルの連結装
置において、前記上下両連結金具は、間仕切パネルの一
側縦縁に沿って配置されている連動手段を介して一体的
に水平回動するように構成されていることを特徴とする
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の間仕切パネル
の連結装置。
請求項4に記載の間仕切パネルの連結装置において、前
記連動手段は、前記上下両連結金具を、前記上下両連結
用ブロックにおける第1連結作用部と、第2連結作用部
とに選択的に係脱できるように高さ位置変更可能に構成
されていることを特徴とする。」ものである。
求項1に記載の間仕切パネルの連結装置において、隣接
する間仕切パネルに跨がって連結体が、当該連結体が各
間仕切パネルの連結用ブロック又は連結金具に縦軸線を
中心とする円弧状溝に摺動自在に嵌まり係合するように
配設されていることを特徴とする。」ものである。
求項6に記載の間仕切パネルの連結装置において、各連
結金具の外周に、隣接する間仕切パネル間で互いに噛合
する歯車部を設けられ、各間仕切パネルの上下における
連結金具の相互間が、互いに連動して回転するように連
結されていることを特徴とする。」ものである。
請求項1に記載の間仕切パネルの連結装置において、隣
接する間仕切パネルの間に縦方向に延びるように配設さ
れた連結杆の両端に、連結用ブロックが固定され、この
連結杆における各連結用ブロックに、前記連結金具にお
ける係合手段が嵌まり係合する係合部が、縦軸線の回り
に複数個設けられていることを特徴とする。」ものであ
る。
態について説明する。
す。
パネルの斜視図、図2はパネル要素等の一部切欠き斜視
図、図3は間仕切パネルの一部切欠き縦断面図、図4は
間仕切パネルの一部切欠き側断面図、図10は隣接する
2つの間仕切パネルの連結部を示す一部切欠き側断面図
である。
は、正面視矩形状の複数のパネル要素2a,2bを上下
方向に一列状に積み上げて並べた状態で外れないように
連結したものであり、オフィスの室で床面に設置できる
ようにしたパーティションを含む。
されたクロスパネル、金属薄板に多数の目抜き孔が形成
されたパンチング板パネル、採光用等のためのガラス板
パネルや透明板パネル、表面側に棚板用ブラケットや吊
り下げ用フックを着脱自在に係止できるハンガーパネル
等をいう。
a,2bのうち第1のパネル要素2aは、金属薄板製の
表裏両表面板3,3の間に紙製等のハニカム構造の芯材
4を挟んでホットメルト接着剤で接着固定し、表面板
3,3の外面側にクロス(織布)等の表装材(図示しな
い)を張設してなる。
は、前記両表面板3,3の端部を内向きにL字状に折り
曲げて、幅寸法略H1の隙間7を形成する(図2参照)
と共に、前記隙間7と同一線上で同じ幅(H1)の縦凹
溝6を左右外向きに有するアルミ押し出し材もしくは金
属板の折曲材等の断面コ字型の縦枠5,5を前記表面板
3,3の内面に接着剤もしくはスポット溶接で固定する
(図2及び図5参照)。該パネル要素2aの上下両側縁
には、前記両表面板3,3の上下端部を内向きにL字状
に折り曲げて、幅寸法略H2の上下外向きの横凹溝9が
形成される。
のパネル要素2bは、採光のための半透明又は透明な表
裏両アクリル樹脂板10,10の左右両側縁を内向き湾
曲状に形成し、縦長のアルミ押し出し材等の略断面コ字
型の縦枠11,11を前記アクリル樹脂板10,10の
左右両側端部の内面に接着剤で固定する(図2及び図6
参照)。この各縦枠11にも前記と同じ幅(H1)の縦
凹溝12が左右外向きに形成されている。
端部の内面に横長のアルミ押し出し材等の横枠13,1
3を嵌め入れ、各横枠13の端面に前記縦枠11の内面
を当接し、横枠13の筒状リブ部13aにネジ15止め
する。各横枠13には、第2のパネル要素2bの上下両
側縁、即ち両アクリル樹脂板10,10の上下両端部の
内面の間にて幅寸法略H2の上下外向きの横凹溝14が
形成される(図2、図4、図7参照)。アクリル樹脂板
10に代えて、他の合成樹脂材の板もしくはガラス板で
あっても良い。前記第1及び第2のパネル要素2a,2
bの厚さ寸法H3は略同じである。
2bにおける上側縁の横凹溝14には、左右両側端に連
結用ブロック17,17を備えた笠木16を嵌合し、最
下位置のパネル要素2aにおける下側縁の横凹溝9に
は、左右両側端に同じく連結用ブロック17,17を備
えた巾木19を嵌合し、前記最上位置から最下位置まで
の複数の各パネル要素2b,2aにおける左右両側の縦
枠11,5には、その各縦凹溝12,6に嵌まるように
左右両縦端フレーム20,20を添設し、各縦端フレー
ム20の上下端と、前記笠木16及び巾木19とを、前
記各連結用ブロック17を介して連結固定したものであ
る。
るように、笠木16及び巾木19には、各々前記横凹溝
14,9に嵌合し得る断面角筒状の突条21が一体的に
形成されておれば足り、本実施形態において、同じ断面
形状のアルミ押し出し材を利用している(図4参照)
が、前記横凹溝14,9に嵌合できる突条21を有する
かぎり、異なる断面形状であっても良い。さらに、笠木
16及び巾木19には、各パネル要素2a,2bの表裏
両面側にて水平方向に長く開口するレール部22,22
が形成されている。
し、且つ各縦端フレーム20と連結するためのアルミダ
イカスト製もしくは合成樹脂製等の連結用ブロック17
は、図3、図7及び図8に示すように、前記レール部2
2,22の間の中空枠23内に嵌合できる基部24とそ
れに続いて先端方向に突出する連結作用部25とから構
成されている。図7に示すように、前記基部24を前記
笠木16及び巾木19の中空枠23内に嵌合した後、複
数本のタッピングネジ等の取付けネジ26にて予め螺着
されている。取付けネジ26の挿入方向は笠木16の下
面等、間仕切パネル1を組み立てた場合、取付けネジ2
6の頭が外から見えない方向とする。前記連結作用部2
5には、縦端フレーム20との取付け孔部27が形成さ
れている。
ク17は、間仕切パネル1の左右及び上下の部位で共用
するため、同一形状に形成されている。
図6及び図7に示すごとく、アルミ押し出し材もしくは
合成樹脂製押し出し材にて断面中空略矩形状に形成さ
れ、内寄り部位には筒部28が一体成形されている。
示すように、複数のパネル要素2b,2aを上下に並
べ、上下に隣接するパネル要素2a,2bの相対向する
横凹溝14,9に、断面中空略矩形状の連結用補助横梁
29を差し込み嵌合する。これにより、隣接するパネル
要素2a,2bは厚さ方向にずれないように保持するこ
とができる。なお、パネル要素2a,2bが上下方向及
び水平方向にずれないようにするため、パネル要素2
a,2bにおける縦枠5,11の外面から前記連結用補
助横梁29の両端に溶接された部材30にタッピングネ
ジ等の取付けネジ31にて螺着する(図3参照)。
aの左右両側の縦凹溝12及び隙間7を介して縦端フレ
ーム20を差し込み(図2参照)、縦枠11,5に嵌合
するのである(図5及び図6参照)。そして、左右両縦
端フレーム20の上下端面に前記各連結用ブロック17
を当接し、取付け孔部27を介してタッピングネジ等の
取付けネジ32にて螺着して固定するのである。
7に予め形成された雌ねじ部33にアジャスタボルト3
4を螺合させて、高さ調節可能としている。上側(笠木
側)の連結用ブロック17の雌ねじ部33は、通常埋め
ボルト39にて塞いでいるが、図1に示すように、オプ
ションとしての半透明のスクリーン板40を立設するた
めの一対の補助支柱41の基端ネジ部を螺着して立設
し、各補助支柱41に被嵌したブラケット42にてスク
リーン板40の端部をネジ止めする。
7及び連結金具35,35を利用して、複数枚の間仕切
パネル装置1を平面視直線状、L字状、T字状、十字状
等にて任意の連結角度で連結する連結装置の構成につい
て説明する。
円筒状に構成した連結金具35には、基部円筒43を下
向きに突設し、該基部円筒43の内径(非円形孔43
a)に連結用雌ねじ部37が回転不能であるが一定深さ
まで上下摺動可能に嵌まるように構成する。そして、前
記連結金具35の下面には、前記基部円筒43の外径よ
り大きい円弧部位に半径外方向(放射状)に延びる鋸歯
44を円周方向に適宜間隔にて形成し、さらに、前記連
結金具35の一側には前記鋸歯44の位置より半径外側
にのびるアーム部35aを一体的に形成し、該アーム部
35aには、下向きに突出する係合爪45と逆円弧状の
規制突起48とを形成した係合手段を設ける(図7及び
図9参照)。
結用ブロック17に基部円筒43が回動可能に嵌挿され
た連結金具35の一側から延び、且つ連接する他方の連
結用ブロック17に跨がるようにしたアーム部35aの
先端部に設けられる。
5には、前記連結金具35の基部円筒43が嵌まって回
転可能とする嵌挿孔46を穿設する。そして、該連結作
用部25は、第1連結作用部と、これと同心状で半径外
寄りに形成された第2連結作用部とからなり、第1連結
作用部は、当該連結用ブロック17に、基部である基部
円筒43が水平回動可能に嵌挿された連結金具35の水
平回動位置を選択的に係止できるように、前記嵌挿孔4
6より外周の円弧部位に、半径外方向(放射状)に延び
て前記鋸歯44に係合し得る歯面47を形成する(図7
及び図8参照)。
結用ブロック17に基部円筒43が水平回動可能に嵌挿
された連結金具35における前記の係合手段が選択的に
係止するべく、前記円弧部位の歯面47より半径外側に
は、円弧状溝49と、これに連通する係合溝50とを前
記歯面47より深い位置に形成する(図7及び図8参
照)。この場合、図7を参照して理解できるように、第
1連結作用部としての歯面47の噛合深さ寸法(鋸歯4
4に係合し得る深さ寸法)t1よりも、第2連結作用部
としての係合溝50の係合深さ寸法(係合爪45に係合
し得る深さ寸法)t2が大きくなるように設定されてい
る。
合溝50は、図8に示すように、平面視で前記嵌挿孔4
6の軸心回りに略45度の間隔にて間仕切パネル1の先
端部側に180度の範囲で5つ形成されており、隣接す
る間仕切パネル1における連結金具35の係合爪45が
係止し得るものであり、円弧状溝49には前記規制突起
48が摺動自在に嵌まるように構成されているものであ
る。
つの連結用ブロック17の連結作用部25に装着されて
いる連結金具35の規制突起48及び係合爪45が嵌ま
って回動しないように規制できる装着孔51が穿設され
ている。
一体的に水平回動させるための連動手段は、上下両連結
金具35,35の各非円形孔43aに回動不能に嵌合し
た連結用雌ねじ部37と、前記縦端フレーム20内に上
下に挿通するロッド36の上下端とを六角孔付きボルト
38を介して連結したものである(図7及び図10参
照)。
に示すように、2つの間仕切パネル1a,1b(複数の
間仕切パネルを各々区別するために添え字を付す、以下
同じ)を平面視で1直線状に連結する場合、図10に示
すように、他方(第2)の間仕切パネル1bにおける上
下連結用ブロック17,17の各嵌挿孔46に基部円筒
43を嵌め入れた上下各連結金具35のアーム部35a
を、一方(第1)の間仕切パネル1aにおける上下連結
用ブロック17,17の先端方向に延ばし、図8におい
て中央部に位置する一つの係合溝50に係合爪45を嵌
め入れる。この状態で、前記第1の間仕切パネル1aに
おける上下連結用ブロック17,17の装着孔51,5
1に上下連結金具35,35の各規制突起48及び係合
爪45を嵌め入れ、且つ基部円筒43を嵌挿孔46に嵌
め入れると、前記隣接する2つの連結用ブロック17,
17に跨いだアーム部35aは、前記第1の間仕切パネ
ル1aにおける連結用ブロック17の連結作用部25
と、それに装着されている連結金具35との隙間に嵌ま
った状態となる(図10参照)。
る上下両連結金具35,35が上下に浮き移動しないよ
うに、当該上下連結金具35,35と、縦端フレーム2
0内に上下に挿通するロッド36の上下端に固定された
連結用雌ねじ部37とを、六角孔付きボルト38を介し
て締着するのである(図10参照)。
装着された上下両連結金具35,35の各鋸歯44が、
第1の間仕切パネル1aにおける第1連結作用部である
歯面47に係合し、且つ各係合爪45も第2連結作用部
である係合溝50に係合し、両間仕切パネル1a,1b
は平面視で1直線状のまま左右には屈曲しないで連結さ
れるのである。
連結箇所(両間仕切パネル1a,1b)の上下両連結金
具35,35の上下間隔をt1×2だけ大きくするよう
に、上下の六角孔付きボルト38,38を緩めると、第
1の間仕切パネル1aにおける上下連結金具35,35
の各規制突起48及び係合爪45は、その下向き突出量
が大きいので、装着孔51に嵌まったまま左右回動しな
いが、第2の間仕切パネル1bに装着された上下両連結
金具35,35の各鋸歯44は、当該箇所で対面する第
1連結作用部である歯面47から浮き上がり、図11
(b)に示すように、第2の間仕切パネル1bのみがロ
ッド36(六角孔付きボルト38)の軸線回りに適宜角
度(実施形態では略180度)水平回動可能となるか
ら、ユーザ(作業者)は、第1の間仕切パネル1aに対
する第2の間仕切パネル1bの水平屈曲角度を所望の値
にセットしてから、再度六角孔付きボルト38を締めつ
ければ、図10に示すように上下の連結金具35,35
は回動不能となる。
における上下連結金具35,35の各アーム部35aが
第1の間仕切パネル1aにおける広幅面と直交するよう
に延ばして、該広幅面に近い位置の第2連結作用部であ
る係合溝50に係合爪45を係止させた状態を示す。こ
の場合、両間仕切パネル1a,1bの上下連結金具3
5,35の上下間隔をt2×2だけ大きくするように、
上下の六角孔付きボルト38,38を緩めると、少なく
とも第2の間仕切パネル1bに装着された上下両連結金
具35,35の各係合爪45が第1の間仕切パネル1a
側の第2連結作用部である係合溝50から外れるが、各
規制突起48は円弧状溝49に沿って回動し得るので、
前記の位相箇所の係合溝50に係合爪45を位置させて
から、再度六角孔付きボルト38を締めつければ良いの
である。
の間仕切パネル1bのみがロッド36(六角孔付きボル
ト38)の軸線回りに適宜角度(実施形態では略180
度)水平回動可能となる。
の広幅面に対して第2の間仕切パネル1bを略120度
屈曲させてセットした状態を示す。
間仕切パネル1を平面視でT字状に連結した実施形態を
示し、図13(a)の実施形態では、第1、第2の間仕
切パネル1a,1bは平面視で1直線状で連結し、第3
の間仕切パネル1cを第1の間仕切パネル1aに平面視
で直交するように連結した状態を示す。
周りの所定位置の係合溝50,50に第2、第3の間仕
切パネル1b、1cの連結金具35を連結して平面視で
T字状に連結したものが図13(c)の実施形態であ
り、平面視で略Y字状に連結させたものが図13(b)
のようになる。
いても、第2、第3の間仕切パネル1b,1c自体をそ
のロッド36(六角孔付きボルト38)の軸線回りに適
宜角度(実施形態では略180度)水平回動させること
ができる。
形例を示すもので、これは、4つの間仕切パネル1にて
平面視で十字状に連結する場合を示し、図14(a)〜
図14(c)の各実施形態では、連結金具35が回動不
能に装着された第1の間仕切パネル1aに対して、第
2、第3の間仕切パネル1b,1cを装着し、この第3
の間仕切パネル1cに第4の間仕切パネル1dを連結す
るのであるが、複数の連結金具35の配置関係はそれぞ
れ異なる。図14(d)に示す実施形態では、連結金具
35が回動不能に装着された第1の間仕切パネル1aに
対して、第2、第3、第4の間仕切パネル1b,1c,
1dを装着したものである。上記各変形の連結例では、
第2、第3、第4の間仕切パネル1b,1c,1d自体
をそのロッド36(六角孔付きボルト38)の軸線回り
に適宜角度(実施形態では略180度)水平回動させる
ことができる。
35,35を連動して一体的に回動させるための連動機
構を利用して、上下連結用ブロック17,17と縦端フ
レーム20との連結強度を高めることができる。即ち、
前記各連結用ブロック17における連結作用部25に脱
落不能に嵌挿し得る連結金具35と、縦端フレーム20
内に上下に挿通するロッド36の上下端に固定された連
結用雌ねじ部37,37とを、六角孔付きボルト38を
介して締着するのである。
ネル装置1の幅方向の任意の位置に、他方の間仕切パネ
ル装置1をスライド可能に連結できるように構成すると
共に、且つ平面視で一方の間仕切パネル装置1の幅方向
と平行状から直交する方向まで屈曲可能に、他方の間仕
切パネル装置1を連結するには、この他方の間仕切パネ
ル装置1の一端の上下連結金具35,35の一側端に設
けたコロ(図示せず)を、前記一方の間仕切パネル装置
1の笠木16と巾木19のレール部22に転動自在に嵌
挿すれば良い。
ル要素は、透光パネルやクロス張りパネルの他、前述の
パンチング板パネル、ハンガーパネルを上下方向に3段
以上積み重ねても良い。
態を示す。
を除き前記第1の実施の形態と略同様の構成である。
切パネル1a′は、図15〜図17に示すように、内部
に縦端フレーム20′を内蔵した縦枠11′の上下両端
間を、横枠13′にて連結して枠型に構成し、その表裏
両面に、透明なアクリル樹脂板10′を装填にして成る
パネル要素を構成する。
て、多数個の孔を穿設したパンチングメタル、又は、表
面を黒板として使用できるホワイトボートを装填するよ
うにしても良いが、表裏両面をパンチングメタルにする
場合には、この両パンチングメタルの間を、上下方向に
適宜間隔で配設した横桟枠にて連結する。また、表裏両
面をホワイトボートにする場合には、この両ホワイトボ
ートの間に、ハニカム構造等の芯材(コア)を充填す
る。
のうち上部横枠13′の上面に、左右両側面に長手方向
に延びるレール部22′が開口した笠木16′を、下部
横枠13′の下面に、同じく左右両側面に長手方向に延
びるレール部22′が開口した巾木19′が各々添設し
て、これら笠木16′及び巾木19′の両端に、前記第
1の実施の形態と同様に、前記縦端フレーム20′に対
して取付けネジ32′にてねじ止めされる連結用ブロッ
ク17′を固着した構成になっている。
図18及び図19に示すように、前記レール部22′,
22′の間の中空枠23′内に嵌合できる基部24′と
それに続いて先端方向に突出する連結作用部25′とか
ら構成されている。
固着した連結用ブロック17′に、アジャスタボルト3
4′を螺合させて、高さ調節可能に構成している。
ほぼ円筒状に構成した連結金具35′には、基部円筒4
3′を下向きに突設し、該基部円筒43′の内径(非円
形孔43a′)に、前記縦端フレーム20′内に縦方向
に挿入したロッド36′の両端における連結用雌ねじ部
37′が回転不能であるが一定深さまで上下摺動可能に
嵌まるように構成する。
記ロッド36′の両端における連結用雌ねじ部37′に
対して、これに被嵌したのち、六角孔付きボルト38′
にて締結される。また、この連結金具35′の下面に
は、前記基部円筒43′の外径より大きい円弧部位に半
径外方向(放射状)に延びる鋸歯44′を円周方向に適
宜間隔にて形成し、さらに、前記連結金具35′の一側
には前記鋸歯44′の位置より半径外側にのびるアーム
部35a′を一体的に形成し、該アーム部35a′に
は、下向きに突出する係合爪45′を有する係合手段を
設ける(図18及び図20参照)。
結用ブロック17′に基部円筒43′が回動可能に嵌挿
された連結金具35′の一側から延び、且つ連接する他
方の連結用ブロック17′に跨がるようにしたアーム部
35a′の先端部に設けられる。
25′は、第1連結作用部と、これと同心状で半径外寄
りに形成された第2連結作用部とからなり、第1連結作
用部は、当該連結用ブロック17′に、基部である基部
円筒43′が水平回動可能に嵌挿された連結金具35′
の水平回動位置を選択的に係止できるように、前記嵌挿
孔46′より外周の円弧部位に、半径外方向(放射状)
に延びて前記鋸歯44′に係合し得る歯面47′を形成
する(図18及び図19参照)。
結用ブロック17′に基部円筒43′が水平回動可能に
嵌挿された連結金具35′における前記の係合手段が選
択的に係止するべく、前記円弧部位の歯面47′より半
径外側には、係合溝50′を前記歯面47′より深い位
置に形成する(図18及び図19参照)。この場合、図
18を参照して理解できるように、第1連結作用部とし
ての歯面47′の噛合深さ寸法(鋸歯44′に係合し得
る深さ寸法)t1よりも、第2連結作用部としての係合
溝50′の係合深さ寸法(係合爪45′に係合し得る深
さ寸法)t2を大きくなるように設定されている。
記係合溝50′は、図19に示すように、平面視で前記
嵌挿孔46′の軸心回りに略90度の間隔にて間仕切パ
ネル1′の先端部側に180度の範囲で三つだけ形成さ
れており、隣接する間仕切パネル1b′(後述する)に
おける連結金具35′の係合爪45′が係止し得るもの
である。
は、図21、図22及び図23に示すように、前記実施
の形態における縦枠11′及び横枠13′を省略し、表
面にクロス(織布)等の表装材(図示しない)を張設し
た二枚の金属板3′,3′の間を紙製等のハニカム構造
の芯材4′にて連結した固着して成るパネル要素とし
て、このパネル要素に対して、前記と同様に笠木1
6′、巾木19′及び縦端フレーム20′を装着すると
ともに、連結用ブロック17′、連結金具35′及びロ
ッド36′等を装着した構造である。
a′,1b′を、図12に示すように、平面視で1直線
状に連結する場合、他方(第2)の間仕切パネル1b′
における上下連結用ブロック17′,17′の各嵌挿孔
46′に基部円筒43′を嵌め入れた上下各連結金具3
5′のアーム部35a′を、一方(第1)の間仕切パネ
ル1a′における上下連結用ブロック17′,17′の
先端方向に延ばし、図19において中央部に位置する一
つの係合溝50′に係合爪45′を嵌め入れる。この状
態で、基部円筒43を嵌挿孔46に嵌め入れると、前記
隣接する2つの連結用ブロック17′,17′に跨いだ
アーム部35a′は、前記第1の間仕切パネル1a′に
おける連結用ブロック17′の連結作用部25′と、そ
れに装着されている連結金具35′との隙間に嵌まった
状態となる(図21参照)。
おける上下両連結金具35′,35′が上下に浮き移動
しないように、当該上下連結金具35′,35′と、縦
端フレーム20′内に上下に挿通するロッド36′の上
下端に固定された連結用雌ねじ部37′とを、六角孔付
きボルト38′を介して締着するのである(図21参
照)。
に装着された上下両連結金具35′,35′の各鋸歯4
4′が、第1の間仕切パネル1a′における第1連結作
用部である歯面47′に係合し、且つ各係合爪45′も
第2連結作用部である係合溝50′に係合し、両間仕切
パネル1a′,1b′は平面視で1直線状のまま左右に
は屈曲しないで連結されるのである。
も、前記第1の実施の形態と同様に、図11(a)〜
(d) 、図13(a)〜(c)及び図14(a)〜
(d)のような各種の連結形態に自在にできることはい
うまでもない。
結用ブロック17′における第2連結作用部である係合
溝50′の数を三個にすることにより、この係合溝5
0′に嵌まる係合爪45′を幅広にして、その強度を、
前記係合溝の数を第1の実施の形態のように五個にする
場合よりもアップできるから、両間仕切パネルの連結を
より強固にできる利点がある。
の形態を示す。
の形態における構造の第1の間仕切パネル1a′と第2
の間仕切パネル1b′を連結するにおいて、前記第2の
実施の形態のように、第2の間仕切パネル1b′におけ
る各連結金具35′の係合爪45′を、第1の間仕切パ
ネル1a′における連結用ブロック17′の一つの係合
溝50′に係合することによって連結することに代え
て、以下に述べるように、前記各連結金具35′とは別
体にした金属又は合成樹脂製の連結体52を上下一対使
用して、両間仕切パネル1a′,1b′を、連結角度を
自由に調節できるように連結するものである。
仕切パネル1a′における連結金具35′の下面に縦軸
線を中心として設けた円弧状溝35b′に円周方向に摺
動自在に嵌まり係合する係合爪52aと、第2の間仕切
パネル1b′における連結金具35′の下面に縦軸線を
中心として設けた円弧状溝35b′に円周方向に摺動自
在に嵌まり係合する係合爪52bとを一体的に設けて、
両間仕切パネル1a′,1b′を、この上下一対の連結
体52を介して連結するように構成したものである。
a′,1b′を、前記上下一対の連結体52を介して連
結した状態で、換言すると、各連結金具35′に対する
六角孔付きボルト38′の硬い締結を緩めることのない
の状態で、その連結角度を自由(フリー)に調節するこ
とができる。
採用する場合には、第1の間仕切パネル1a′における
連結金具35′の外周面と、第2の間仕切パネル1b′
における連結金具35′の外周面との両方に、互いに噛
合する歯車部35c′を設ける。
b′における連結金具35′を歯車部35c′にて互い
に噛合することにより、第2の間仕切パネル1b′を、
間仕切パネル1a′において上下の連結金具35′を互
いに連結するロッド36′を中心にして、水平方向に回
動する場合に、この第2の間仕切パネル1b′の上部に
おける回動を、前記歯車部35c′の噛合及びロッド3
6′を介して当該間仕切パネル1b′の下部における回
動に伝えることができ、換言すると、前記第2の間仕切
パネル1b′の上部の回動対して下部の回動が遅れ又は
進んだりすることを防止して、上部と下部とを同時に同
じ量づつ回動することができるから、両間仕切パネル1
a′,1b′の連結角度を変更する操作の容易化を図る
ことができるのである。
連結金具35′に、縦軸線を中心として円弧状溝35
b′を設けて、これに連結体52における係合爪52
a,52bを摺動自在に嵌まり係合することに代えて、
連結用ブロック17′に、前記第1の実施の形態におい
て述べたようと同様の円弧状溝を設けて、これに前記連
結体52における係合爪52a,52bを摺動自在に嵌
まり係合するように構成しても良い。
連結構成によると、前記したように、各間仕切パネル
を、連結角度調節自在に連結できるから、図26及び図
び27に示すように、二枚の間仕切パネル1,1を連結
するか、或いは、図28及び図29に示すように、三枚
の間仕切パネル1,1,1を連結して、これらを二つ又
は三つ折りの屏風状に折り畳むように構成することがで
きる(もちろん、同様にして四つ折り又は五つ折りの屏
風状にすることができるはいうまでもない)。
構成する場合には、前記間仕切パネル1の下面には、前
記した両実施の形態のように、アジャスタボルト34,
34′を設けることに代えて、キャスタ34″を取付け
て、床面上を移動式に構成することにより、折り畳みを
容易にできるとともに、折り畳んだ状態での移動を容易
にできる。
合においては、図30に示すように、連結した各間仕切
パネル1のうち少なくとも一枚の間仕切パネル1の下部
に、両端にキャスタ53aを備えた一対の脚体53を取
り付けることによって、床面に対して自立でき、且つ、
この自立状板で自在に移動するように構成することがで
きる。
する場合には、前記第3の実施の形態による連結構造を
採用することが好ましい。
形態を示す。
の間仕切パネル1a″,1b″を、その間に中空のパイ
プ状に構成した連結杆54を上下方向に延びるように配
設して、この連結杆54を対して前記と同様に連結する
ものである。
b″の間に配設した前記連結杆54上下両端に、連結用
ブロック17″を固着して、この両連結用ブロック1
7″に、前記両間仕切パネル1a″,1b″における連
結金具35′の係合爪45′が着脱自在に嵌まる係合溝
50″の複数個(四個)を、円周方向に並べて設ける一
方、前記連結杆54内に上下に延びるように挿入したロ
ッド36″の両端における連結用雌ねじ部37″に、連
結金具35″を六角孔付きボルト38″にて締結するこ
とにより、前記両間仕切パネル1a″,1b″における
連結金具35′の係合爪45′が係合溝50″に嵌まり
係合した状態に保持するように構成したものである。
パネルの連結に、連結杆54を使用することにより、連
結のバリエーションを、各間仕切パネルの相互間を直接
的に連結する場合よりも拡大できるとともに、この連結
杆54を使用して図示のように、十字状又はT字状に連
結した場合、この連結杆54から各間仕切パネルの他端
までの寸法を、同じに揃えることができる。
杆54を使用しての連結に、前記第3の実施の形態にお
ける連結体52を使用した連結構造を採用することがで
きることはいうまでもない。また、この第4の実施の形
態における連結杆54を使用しての連結を、前記図26
〜図30に示す折り畳み式に適用することができる。
間仕切パネルの連結装置は、隣接する複数の間仕切パネ
ルの一側端部同士を、その連結角度を変更可能に連結で
きる間仕切パネルの連結装置において、各間仕切パネル
の一側端の上下角部に連結用ブロックを固定し、該各連
結用ブロックには、縦軸線の回りに水平回動可能にした
連結金具を、その水平回動位置が選択的に係止できる連
結作用部を設ける一方、連結金具に、連接する他方の連
結用ブロックにおける連結作用部に係合する係合手段を
備えていることを特徴とするものである。
部に固定した連結用ブロックの先端部に、連結金具を所
定の向きにセットして係止し、この連結金具の係合手段
を連接する他方、つまり相手側の連結用ブロックにおけ
る連結作用部に係合させるのであるから、1種類の連結
用ブロック及び連結金具を使用して、2つ乃至4つの間
仕切パネルを、平面視で、直線状、L字状、T字状、Y
字状、十字状等に任意の連結角度に組み換え、連結でき
ることになり、部品管理が簡単になるとともに、製造コ
ストも低減できるという効果を奏する。
項1に記載の間仕切パネルの連結装置において、前記連
結作用部は、第1連結作用部と、これと同心状で半径外
寄りに形成された第2連結作用部とからなり、第1連結
作用部は、当該連結用ブロックに基部が水平回動可能に
装着された連結金具の水平回動位置を選択的に係止でき
るように構成し、前記第2連結作用部は、連接する他方
の連結用ブロックに基部が水平回動可能に装着された連
結金具の係合手段が選択的に係止するように構成されて
いることを特徴とするものである。
可能に装着された連結金具の基部寄り(半径内寄り)に
配置され、第2連結作用部は、第1連結作用部よりも半
径外寄りに配置されているので、連結金具の水平回動位
置を選択的に係止しながら、相手側の連結用ブロックに
装着された連結金具における係合手段が第2連結作用部
に係止しても隣接する連結金具同士が互いに邪魔になら
ず、且つ隣接する間仕切パネルの連結角度を任意に調節
して連結できる。しかも、上述のように各連結金具の水
平回動位置を係止できるから、連結後に不用意に連結角
度が変わらないという効果を奏する。
求項1または請求項2に記載の間仕切パネルの連結装置
において、前記係合手段は、連接する一方の連結用ブロ
ックに基部が水平回動可能に装着された連結金具の一側
から延び、且つ連接する他方の連結用ブロックに跨がる
ようにしたアーム部の先端部に設けられていることを特
徴とするものである。
載の発明の効果に加えて、連結金具の形状をコンパクト
にすることができる。その結果、連結に要する連結金具
の回動半径も小さくできるという効果を奏する。
項1乃至請求項3のいずれかに記載の間仕切パネルの連
結装置において、前記上下両連結金具は、間仕切パネル
の一側縦縁に沿って配置されている連動手段を介して一
体的に水平回動するように構成されていることを特徴と
するものである。
項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、上下連結
金具のうちいずれか一方の連結金具の水平回動位置を調
節するだけで、上下両連結金具を同時に調節できて、調
節作業が至極簡単になるという効果を奏する。
4に記載の間仕切パネルの連結装置において、前記連動
手段は、前記上下両連結金具を、前記上下両連結用ブロ
ックにおける第1連結作用部と、第2連結作用部とに選
択的に係脱できるように高さ位置変更可能に構成されて
いることを特徴とするものであるから、連結金具が装着
されている連結用ブロックに対する水平回動位置の調節
作業と、該連結金具における係合手段が係止する相手側
の連結用ブロックに対する水平回動位置の調節作業と
を、連結金具の高さを変えるだけで選択的に実行でき、
連結角度の調節作業が至極容易になるという効果を奏す
る。
切パネルの連結装置において、前記隣接する間仕切パネ
ルに跨がって連結体が、当該連結体が各間仕切パネルの
連結用ブロック又は連結金具に縦軸線を中心とする円弧
溝に摺動自在に嵌まり係合するように配設されているこ
とを特徴とするものであり、この連結体を使用した連結
した場合には、各間仕切パネルの連結角角度を、自由に
調節することができる。
に記載したように、前記各連結金具の外周に、隣接する
間仕切パネル間で互いに噛合する歯車部を設け、各間仕
切パネルの上下における連結金具の相互間を、互いに連
動して回転するように連結することにより、間仕切パネ
ルの上部と下部とを同時に同じ量づつ回動することがで
きるから、各間仕切パネルの連結角度を自由に変更する
操作の容易化を図ることができる。
1に記載の間仕切パネルの連結装置において、前記隣接
する間仕切パネルの間に縦方向に延びるように配設され
た連結杆の両端に、連結用ブロックが固定され、この連
結杆における各連結用ブロックに、前記連結金具におけ
る係合手段が嵌まり係合する係合部が、縦軸線の回りに
複数個設けられていることを特徴とするもので、これに
より、連結のバリエーションを、各間仕切パネルの相互
間を直接的に連結する場合よりも拡大することができる
とともに、この連結杆を使用して十字状又はT字状に連
結した場合に、この連結杆から各間仕切パネルの他端ま
での寸法を、同じに揃えることができる利点がある。
杆54を使用しての連結に、前記第3の実施の形態にお
ける連結体52を使用した連結構造を適用できることは
いうまでもなく、また、この第4の実施の形態における
連結杆54を使用しての連結を、前記図26〜図30に
示す折り畳み式に適用することができる。
である。
欠き斜視図である。
る。
部切欠断面図である。
した場合の要部平面図、(b)は2つの間仕切パネルを
平面視L字状に連結した場合の要部平面図、(c)は同
じく平面視L字状に連結した変形例の要部平面図、
(d)は平面視L字状に連結して連結角度を大きくした
変形例の要部平面図である。
位置を変更した状態の要部断面図である。
に連結した場合の要部平面図、(b)は3つの間仕切パ
ネルを平面視Y字状に連結した場合の要部平面図、
(c)は同じく平面視T字状に連結した変形例の要部平
面図である。
ルを平面視十字状に連結した場合を示し、(a)は連結
金具が略Z字状に配列されている場合の要部平面図、
(b)は連結金具が直線状に配列されている場合の要部
平面図、(c)は連結金具が略4花弁状に配列されてい
る場合の要部平面図、(d)は連結金具がT字状状に配
列されている場合の要部平面図である。
切欠り縦断正面図である。
部切欠断面図である。
部切欠断面図である。
る。
る。
間仕切パネル 2a,2b パネル要素 3 表面板 4 芯材 10 アクリル樹脂板 16 笠木 17,17′,17″ 連結用ブロック 19 巾木 20 縦端フレーム 21 突条 25 連結作用部 35,35′,35″ 連結金具 36,36′,37″ ロッド 37,37′,37″ 連結用雌ねじ部 38,38′,38″ 六角孔付きボルト 43 基部円筒 44 鋸歯 45,45′ 係合爪 46 嵌挿孔 47 歯面 48 規制突起 49 円弧状溝 50,50′,50″ 係合溝 51 装着孔 52 連結体 52a,52b 係合爪 54 連結杆
Claims (8)
- 【請求項1】隣接する複数の間仕切パネルの一側端部同
士を、その連結角度を変更可能に連結できる間仕切パネ
ルの連結装置において、 各間仕切パネルの一側端の上下角部に連結用ブロックを
固定し、該各連結用ブロックには、縦軸線の回りに水平
回動可能にした連結金具を、その水平回動位置が選択的
に係止できる連結作用部を設ける一方、連結金具に、連
接する他方の連結用ブロックにおける連結作用部に係合
する係合手段を備えていることを特徴とする間仕切パネ
ルの連結装置。 - 【請求項2】前記連結作用部は、第1連結作用部と、こ
れと同心状で半径外寄りに形成された第2連結作用部と
からなり、第1連結作用部は、当該連結用ブロックに基
部が水平回動可能に装着された連結金具の水平回動位置
を選択的に係止できるように構成し、前記第2連結作用
部は、連接する他方の連結用ブロックに基部が水平回動
可能に装着された連結金具の係合手段が選択的に係止す
るように構成されていることを特徴とする請求項1に記
載の間仕切パネルの連結装置。 - 【請求項3】前記係合手段は、連接する一方の連結用ブ
ロックに基部が水平回動可能に装着された連結金具の一
側から延び、且つ連接する他方の連結用ブロックに跨が
るようにしたアーム部の先端部に設けられていることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の間仕切パネ
ルの連結装置。 - 【請求項4】前記上下両連結金具は、間仕切パネルの一
側縦縁に沿って配置されている連動手段を介して一体的
に水平回動するように構成されていることを特徴とする
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の間仕切パネル
の連結装置。 - 【請求項5】前記連動手段は、前記上下両連結金具を、
前記上下両連結用ブロックにおける第1連結作用部と、
第2連結作用部とに選択的に係脱できるように高さ位置
変更可能に構成されていることを特徴とする請求項4に
記載の間仕切パネルの連結装置。 - 【請求項6】前記隣接する間仕切パネルに跨がって連結
体が、当該連結体が各間仕切パネルの連結用ブロック又
は連結金具に縦軸線を中心とする円弧状溝に摺動自在に
嵌まり係合するように配設されていることを特徴とする
請求項1に記載の間仕切パネルの連結装置。 - 【請求項7】前記各連結金具の外周に、隣接する間仕切
パネル間で互いに噛合する歯車部を設けられ、各間仕切
パネルの上下における連結金具の相互間が、互いに連動
して回転するように連結されていることを特徴とする請
求項6に記載の間仕切パネルの連結装置。 - 【請求項8】前記隣接する間仕切パネルの間に縦方向に
延びるように配設された連結杆の両端に、連結用ブロッ
クが固定され、この連結杆における各連結用ブロック
に、前記連結金具における係合手段が嵌まり係合する係
合部が、縦軸線の回りに複数個設けられていることを特
徴とする請求項1に記載の間仕切パネルの連結装置。
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- 2000-11-16 JP JP2000349844A patent/JP3628610B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2632647B2 (ja) | 中空板の取り付け構造 |
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