JP2017093707A - パネル支持脚 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネルの収納時にパネル支持脚を取り付けたパネルをそのまま収納する場合、嵩が高くなり収納効率が低くなるという問題を解消することができるパネル支持脚を提供する。【解決手段】パネル支持脚Lを、パネルを保持する脚本体1と、この脚本体1に対して旋回可能に設けられた脚羽根2と、この脚羽根2を前記脚本体1に対して所定の旋回位置に節度停止させるための節度機構とを具備する。【選択図】図7

Description

本発明は、オフィス等において好適に用いられるパネル支持脚に関する。
近時、組織変更や人数増減によるレイアウト変更にスピーディーに対応可能であり、また、固定席やフリーアドレス、ミーティングテーブルなど様々な用途にも対応可能なテーブルが開発されている。ところが、このようなテーブルにオプションとしてデスクトップパネルやサイドパネル等を取り付けた場合、そのテーブルの使用態様変更に支障が生じることがある。
すなわち、従来のデスクトップパネルやサイドパネル等は、クランプ等の固定具を用いてテーブルに取り付けられるのが一般的であるため、テーブルの使用態様変更の際に前記デスクトップパネル等の取り外しや取り付けに手間が掛かることが少なくない。
なお、天板上にパネル支持脚を介してパネルを載置するだけのものも存在する(例えば、特許文献1を参照)。しかし、従来のパネル支持脚は、脚本体に脚羽根が固定した状態で取り付けられており、脚羽根はパネルの表面に対して直交した姿勢で設けられている。このようなパネル支持脚を取り付けたパネルをそのまま収納すると嵩が高くなり、収納効率が低くなるという問題がある。そのため、従来のものはパネル収納時には脚羽根を取り外しておくことが多いが、収納時及び再使用時における脚羽根の着脱の手間が面倒であると感じられることがある。
また、以上説明した事情は、天板上で使用するパネルに使用するパネル支持脚に限らず、ついたて等の床面に設置されるパネルを支持するパネル支持脚にも同様に当てはまるものである。
特開2011−115205号公報
本発明は、パネルの収納時に発生する不具合を解消することができるパネル支持脚を提供することを目的とする。
以上の課題を解決すべく、本発明に係るパネル支持脚は、以下に述べるような構成を有する。すなわち本発明に係るパネル支持脚は、パネルを保持する脚本体と、この脚本体に対して旋回可能に設けられた脚羽根と、この脚羽根を前記脚本体に対して所定の旋回位置に節度停止させるための節度機構とを具備してなるものである。
このようなものであれば、パネルを支持する脚本体に対して脚羽根を旋回させ、節度機構により所定の位置に停止させておくことができるので、パネル支持脚をパネルから取り外さなくとも、脚羽根のパネルからの突出幅を小さくし、収納効率の向上を図ることが可能となる。
なお、本発明において、「パネル」とは、板状物品であればどのようなものでもよく、例えば、デスクトップパネル、サイドパネル、ホワイトボード、掲示板、衝立等が含まれる。
前記脚本体の具体的な構成の一例として、摺接面を前記脚羽根の摺接面に突き合わせた状態で前記脚羽根の上に配された底盤部と、この底盤部から上方に突出する対をなす起立部とを備え、これら起立部間に前記パネルの下端部を保持する保持溝が形成されているものが挙げられる。
前記節度機構を容易に実現するための構成の一例として、前記脚本体及び脚羽根のいずれか一方に設けられ複数の節度凹部を有するカム体と、他方に設けられ前記脚羽根の前記脚本体に対する旋回にともなって前記節度凹部に選択的に係わり合う節度子とを備えたものが挙げられる。
前記節度機構を構成する前記カム体の具体的な構成の一例として、一面側に前記摺接面を有しその一面側から他面側に貫通する貫通口を有する盤状のもので、さらに前記貫通口の内周に前記節度凹部を含むカム面が形成されているものが挙げられる。
前記カム面の具体的な構成の一例として、前記脚羽根の旋回軸心回りに一定のピッチで配された前記複数の節度凹部と、これらの節度凹部間にそれぞれ配され前記節度凹部間を移動する前記節度子を案内する案内部とを備え、前記各案内部と前記旋回軸心との最短距離が、前記各節度凹部と前記旋回軸心との最短距離よりも短く設定されているものが挙げられる。
特に、前記カム体が、前記各案内部の外側に、当該案内部が形成されている部位の前記旋回軸心から遠ざかる方向への弾性変形を助長するための空洞を備えたものであれば、前記案内部が弾性変形することにより前記節度子の移動が許容されるので、簡単な構成で前記節度子の移動方向を案内しつつ前記節度子をいずれかの節度凹部に選択的に係り合わせる構成を実現できる。
一方、前記節度機構が、前記脚本体及び脚羽根のいずれか一方に設けられ複数の節度凹部を有するカム体と、他方に設けられ前記脚羽根の前記脚本体に対する旋回にともなって前記節度凹部に選択的に係わり合う節度子とを備えたものである場合に、部品点数を削減することができるとともに、組立工数を無理なく低減させるようにするための好適な構成の一例として、前記カム体と前記節度子とを部材の弾性変形を利用して係合させることにより、前記脚本体に前記脚羽根を取り付けているものが挙げられる。
本発明における、複数の節度凹部を有するカム体、及び前記脚羽根の前記脚本体に対する旋回にともなって前記節度凹部に選択的に係わり合う節度子の設置態様の一例として、前記脚本体が、その底部に前記カム体を備え、前記脚羽根が、その中央部に前記節度子を備えているものが挙げられる。
本発明に係るパネル支持脚の構成によれば、パネルを支持する脚本体に対して脚羽根を旋回させて所定の位置に停止させておくことができるので、パネルの収納時に発生する不具合を解消することができる。
本発明の第一の実施形態を示す全体斜視図。 同実施形態に係るパネル支持脚を示す斜視図。 同実施形態に係るパネル支持脚を示す正面図。 同実施形態に係るパネル支持脚を一部省略して示す平面図。 同実施形態に係るパネル支持脚を示す側面図。 同実施形態に係るパネル支持脚を一部省略して示す底面図。 図3におけるA−A断面図。 図7におけるB−B線に対応する拡大断面図。 図7におけるC−C線に対応する拡大断面図。 図7におけるD−D線に対応する拡大断面図。 同実施形態に係るパネル支持脚を示す分解斜視図。 同実施形態に係るパネル支持脚を示す底面側分解斜視図。 同実施形態に係るパネル支持脚の作動を説明するための図10に相当する断面図。 同実施形態に係るパネル支持脚の設置態様を示す斜視図。 本発明の第二の実施形態に係るパネル支持脚を示す図7に準じた断面図。 図15におけるE−E線に対応する拡大断面図。 同実施形態に係るパネル支持脚を示す分解斜視図。 同実施形態に係るパネル支持脚を示す底面側分解斜視図。 本発明の他の実施形態を示す図10に相当する断面図。 本発明のさらに他の実施形態を示す図10に相当する断面図。
本発明の第一の実施形態を、図1〜図14を参照しつつ以下に述べる。
本実施形態のパネル支持脚Lは、移動可能なテーブル等の天板上においてデスクトップ用のパネルPを支持するために使用される。このパネル支持脚Lは、図1〜図13に示すように、前記パネルPを保持する脚本体1と、この脚本体1に対して旋回可能に設けられた脚羽根2と、この脚羽根2を前記脚本体1に対して所定の旋回位置に節度停止させるための節度機構3とを具備してなる。
前記脚本体1は、前記パネルPの厚み寸法よりも若干径の大きな仮想切頭円錐形に内接する形状をなす。この脚本体1は、図3、図5、図7及び図11に示すように、下端に形成された摺接面1aを前記脚羽根2の上面に形成された摺接面2aに突き合わせた状態で前記脚羽根2の上に配された底盤部11と、この底盤部11から上方に突出する対をなす起立部12とを備えたものである。これら対をなす起立部12間に前記パネルPの下端部を保持する保持溝1mが形成されている。
前記底盤部11は、図2、図4、図7及び図11に示すように、底壁をなす円盤状の下層部分111と、この下層部分111の上面における周縁に形成された上層部分112とを備えたものであり、その軸心を前記脚羽根2の旋回軸心に一致させている。この底盤部11の下層部分111が前記節度機構3の後述するカム体31をなしている。そして、この下層部分111すなわちカム体31の中心領域には、図4及び図7〜図10に示すように、前記摺接面1aから上面に貫通する貫通口311が形成されている。さらに、この底盤部11の下面すなわち前記摺接面1aには、図12に示すように、前記旋回軸心を中心として円環状の案内溝113が形成されている。また、前記底盤部11の上層部分112の上面には、前記パネルPの下端に突き刺さる位置決め突起112aが突設されている。
前記起立部12は、パネルPの下端部を挟持すべく起立させたもので、図2、図5、図7及び図11に示すように、前記保持溝1mに臨む対向面12aにはパネルPのがたつきや脱落を防止するためのがた止め突起121が形成されている。このがた止め突起121は、パネルPの挿入を容易にしつつパネルPの上方への抜脱を抑制すべく、下方に向かうにつれ前記対向面12aからの突出幅が大きくなる形状を有している。
前記脚羽根2は、図1〜図13に示すように、前記脚本体1の底盤部11を支持する中央部21と、この中央部21から外方に延びる羽根部22とを備えたものである。前記中央部21は、前記底盤部11に対応した円盤状をなすもので、その上面に前記脚本体1の下端に摺接する摺接面2aを備えている。この摺接面2aには、図11に示すように、前記案内溝113に摺動可能に嵌合する円環状の案内突条211が形成されている。すなわち、この案内突条211を前記案内溝113に摺動可能に嵌合させることにより、この脚羽根2が、前記脚本体1に対して前記旋回軸心回りに旋回しうるようになっている。
前記節度機構3は、図4、図8、図9及び図10に示すように、前記脚本体1に設けられ複数の節度凹部313を有する前記カム体31と、前記脚羽根2に設けられ該脚羽根2の前記脚本体1に対する旋回にともなって前記節度凹部313に選択的に係わり合う節度子32とを備えたものである。
前記カム体31は、図7〜図10に示すように、一面側に前記摺接面1aを有しその一面側から他面側に貫通する前記貫通口311を有する盤状のものである。このカム体31は、前述したように、脚本体1の底盤部11の下層部分111を兼ねている。また、前記貫通口311の内周には、前記節度凹部313を含むカム面312が形成されている。すなわち、前記カム面312は、前記脚羽根2の旋回軸心回りに一定のピッチで配された複数、具体的には4つの前記節度凹部313と、これらの節度凹部313間にそれぞれ形成された案内部314とを備えたものである。前記案内部314は、前記節度凹部313間を移動する前記節度子32を案内するもので、その中央部が最も旋回軸心Cに接近するように湾曲した形状を有している。前記各案内部314と前記旋回軸心Cとの最短距離は、前記各節度凹部313と前記旋回軸心Cとの最短距離よりも短く設定されている。さらに、前記カム体31は、前記各案内部314の外側に、当該案内部314が形成されている部位が弾性変形しつつ前記旋回軸心Cから遠ざかる方向に移動するのを助長するための空洞315を備えている。
前記節度子32は、図7〜図11に示すように、前記脚羽根2の中央部21、より具体的には前記摺接面1aにおける案内突条211の内側に突設されたものである。この節度子32は、上端に矢尻部322を有した爪状のもので、前記旋回軸心Cを囲うようにして4本の節度子32が一定のピッチで配されている。詳述すれば、節度子32は、前記カム面312に摺接して前記節度凹部313のいずれかに選択的に係わり合う略角柱状をなす節度子本体321と、この節度子本体321の上端に設けられ基端部が節度子本体321の外面よりも外方に突出するとともに上端部が尖った形状を有する前記矢尻部322とを備えたものである。前記矢尻部322は、前記カム体31の上面に係わり合って前記脚羽根2が前記脚本体1から離脱することを抑制している。そして、部材の弾性変形を利用してこの節度子32と前記カム体31とを係合させることにより、前記脚本体1に前記脚羽根2を取り付けるように構成している。
以上説明したようなパネル支持脚LをパネルPの下端部における両端近傍部分にそれぞれ取り付けることによって、図1に示すように、このパネルPを例えば前記テーブルTの天板T1上に起立姿勢で載置することが可能になる。
前記テーブルTは、図14に示すように、平面視正方形状をなし、中央部21に平面視正方形をなす配線挿通窓T11を有した天板T1と、この天板T1を移動可能に支持する図示しない脚体とを備えたもので、前記パネル支持脚Lは、主として前記配線挿通窓T11を挟んで両側にそれぞれ載置した状態で使用される。前記配線挿通窓T11には、一対の配線カバーT12、T13が開閉可能に配されている。これらの配線カバーT12、T13は、回動端T12a、T13aを背反させて配された図示しない外開き態様と、回動端T12a、T13a同士を向かい合わせて配される図1及び図14に示すような内開き態様とを選択的に採り得るようにして前記配線挿通窓T11に対して着脱可能に取り付けられている。なお、前記外開き態様においては、閉じた状態で、前記配線カバーT12、T13と前記配線挿通窓T11の開口縁との間に、平面視略環状をなすように隙間が形成され、前記内開き態様においては、平面視略H形をなすように隙間T14、T15が形成されるようになっている。
次いで、このパネル支持脚Lの作動について説明する。
図1に示すようにパネルPを支持する場合には、図10に示すように、前記節度子32が各節度凹部313に係わり合って安定している姿勢、すなわち脚羽根2がパネルPに対して直交する姿勢、さらに換言すれば前記保持溝1mが開口する方向に直交する方向に伸びる姿勢で使用される。
この状態から、脚羽根2を脚本体1に対して水平旋回させていくと、各節度子32が対応する節度凹部313から外れて案内部314を押圧しつつ移動する。その際、前記案内部314が形成されている部位は、図13に示すように、外方すなわち空洞315が形成されている側の方向に向けて弾性変形しつつ前記節度子32の移動を許容することになる。そして、節度子32が隣の節度凹部313に達した段階でカム体31や節度子32の弾性変形が極小となり、前記脚羽根2がその位置で節度停止し、安定保持されることになる。従って、パネルPを収納する場合などには、図14に示すように、各脚羽根2を、パネルPに対して平行となる姿勢、つまり前記保持溝1mが開口する方向と平行な方向に伸びる姿勢となる位置まで旋回させて保持させることにより、パネル支持脚Lを取り外すことなく、パネルPを効率よく収納することが可能となる。
このような構成のものであれば、脚羽根2を脚本体1に対して異なった姿勢に旋回させて安定保持させることができる。そのため、使用する場合と収納する場合とで脚羽根2の節度停止位置を変更することにより、それぞれの場合に適した姿勢をとらせることができ、使用時の支持性能のみならず、収納の際の収納効率等も無理なく向上させることができる。また、このパネル支持脚LをパネルPから取り外すことなく収納しておけば、再度使用する際に、迅速に対応することが可能となり、パネルPから分離させたパネル支持脚Lが分離して紛失するような不具合の発生も防止できる。
また、以上説明した実施形態においては、節度機構3を構成するカム体31と節度子32とを利用して前記脚羽根2を前記脚本体1に取り付けることができるようにしているので、部品点数を削減することができるとともに、組立工数を無理なく低減させることが可能になる。
さらに、脚本体1の対をなす起立部12間にパネルPの下端部を支持する保持溝1mを形成しているので、この保持溝1mにパネルPを挿入する簡単な操作によりパネルPにパネル支持脚Lを取り付けることができる。
加えて、脚本体1に設けられた節度凹部313を有するカム体31と、脚羽根2に設けられ該脚羽根2の脚本体1に対する旋回に伴って前記節度凹部313に選択的に係わり合う節度子32とを利用して節度機構3を構成しているので、節度子32をいずれかの節度凹部313に係わり合わせるという簡単な構成により、脚羽根2を、パネルPに対して直交する姿勢又はパネルPに対して平行となる姿勢のいずれかに節度停止させるようにすることができる。
その上、前記カム体31の貫通口311の内周に前記節度凹部313及び前記案内部314を含むカム面312を形成しているとともに、前記貫通口311の内側に前記節度子32を配しているので、脚羽根2を脚本体1に対して旋回させるときに前記カム面312の案内部314を利用して節度子32を案内する構成を簡単な構成で実現できる。
そして、前記各案内部314と前記旋回軸心Cとの最短距離が、前記各節度凹部313と前記旋回軸心との最短距離よりも短く設定されているとともに、前記カム体31が、前記各案内部314の外側に当該案内部314が形成されている部位の前記旋回軸心から遠ざかる方向すなわち外方への弾性変形を助長するための空洞315を備えているので、脚羽根2を脚本体1に対して旋回させるときに、前記カム体31の案内部314が外方に退避しつつ節度子32を案内する構成を無理なく実現できる。
次いで、本発明の第二の実施形態について、図15〜図18を参照しつつ以下に述べる。
本実施形態のパネル支持脚LLも、移動可能なテーブル等の天板上においてデスクトップ用のパネルPを支持するために使用される。以下、第一の実施形態に係るパネル支持脚との相違点について述べる。なお、以下に述べる点以外は、前述した第一の実施形態に係るものに準じた構成を有するので、同一又は相当する部分に同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
本実施形態では、脚本体1の底盤部11の上層部分112の上面が略平坦である。換言すれば、本実施形態では、前記パネルPの下端に突き刺さる位置決め突起を設けていない。
脚羽根2は、図15及び図18に示すように、下面に肉盗み部2nを有するとともに、下面の長手方向両端近傍には接地体23を備えている。
節度機構3は、図16に示すように、4つの節度凹部313と、それら節度凹部313に選択的に係わり合う2つの節度子32とを備えている。前記4つの節度凹部313を備えたカム面312は、第一の実施形態に係るものに準じた形状をなしている。一方、前記節度子32は、図16及び図17に示すように、前記カム面312に摺接する部位が円筒面をなす半円筒体状のものである。
このような構成のものであれば、前述した第一の実施形態のパネル支持脚と同様な作用効果を得ることができるだけでなく、節度機構3の構造をシンプルなものにして、耐久性をより高めることが可能になる。
なお、前記実施形態においては、複数の節度子を相互に離間させて設けた場合について説明したが、図19に示すパネル支持脚L2や、図20に示すパネル支持脚L3のように、複数の節度子32を一体に形成してもよい。また、節度子32及び節度凹部313の数は、2個以上であれば何個でもよく、必要に応じて種々変更させることができる。図20は、6個の節度子32と6個の節度凹部313とを備えた例を示している。なお、前記図19及び図20を参照しつつ説明した前記パネル支持脚L2及びパネル支持脚L3は、上述した点以外、前記実施形態に係るパネル支持脚Lと同様の構成を有するので、同一又は相当する部分に同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
さらに、本発明は、以上に述べたような実施形態に限られるものではなく、種々の変形が考えられる。
例えば、前記実施形態においては、脚本体に複数の節度凹部を有するカム体を備えさせ、脚羽根に、該脚羽根の前記脚本体に対する旋回にともなって前記節度凹部に選択的に係わり合う節度子を備えさせる態様について説明したが、逆に、脚羽根に複数の節度凹部を有するカム体を備えさせ、脚本体に、該脚本体に対する前記脚羽根の旋回にともなって前記節度凹部に選択的に係わり合う節度子を備えさせる態様を採用してももちろんよい。
前記実施形態においては、脚本体が、パネルの厚み寸法よりも若干径の大きな仮想切頭円錐形に内接する形状をなす態様について説明したが、脚本体の形状は任意である。具体的な脚本体の形状として、例えば、パネルの厚み寸法よりも若干大きな寸法を有する仮想角柱形状又は仮想角錐体状に内接する形状をなすものが考えられる。
前記実施形態においては、脚本体が、節度機構のカム体を兼ねる底盤部と、この底盤部から上方に突出する1対の起立部とを備えたものであり、対をなす起立部間にパネルの下端部を保持する保持溝が形成されている態様について説明したが、脚本体の構成も任意である。具体的な脚本体の構成として、例えば、底盤部と、底盤部から上方に突出し互いに周方向に90°離間する4本の起立部とを有し、起立部間の空間を、パネルの下端部を挿入させて該パネルを保持させるためのパネル挿入空間としているもの等が考えられる。
前記実施形態では、上述したように、カム体の貫通口の内周に節度凹部を含むカム面を形成し、前記貫通口の内側に前記節度子を配することにより、簡単な構成で、脚羽根を脚本体に対して旋回させるときに前記カム面の案内部を利用して節度子を案内できるようにしているが、カム体及び節度子の構成、形状及び配置も任意に設定してよい。より具体的には、前記実施形態では、簡単な構成で、脚羽根を脚本体に対して旋回させるときに前記カム面の案内部を利用して節度子を案内できるようにすべく、カム面の各案内部と旋回軸心との最短距離を、カム面の各節度凹部と旋回軸心との最短距離よりも短く設定しているとともに、前記カム体に、前記案内部が形成されている部位の前記旋回軸心から遠ざかる方向すなわち外方への弾性変形を助長するための空洞を備えているが、これ以外の構成を採用してももちろんよい。例えば、節度子の内側に、該節度子が弾性変形しつつ旋回軸心に近づくように移動することを助長するための空間を設ける態様を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
L、LL、L2、L3…パネル支持脚
1…脚本体
2…脚羽根
3…節度機構

Claims (8)

  1. パネルを保持する脚本体と、この脚本体に対して旋回可能に設けられた脚羽根と、この脚羽根を前記脚本体に対して所定の旋回位置に節度停止させるための節度機構とを具備してなるパネル支持脚。
  2. 前記脚本体が、摺接面を前記脚羽根の摺接面に突き合わせた状態で前記脚羽根の上に配された底盤部と、この底盤部から上方に突出する対をなす起立部とを備えたものであり、これら起立部間に前記パネルの下端部を保持する保持溝が形成されている請求項1記載のパネル支持脚。
  3. 前記節度機構が、前記脚本体及び脚羽根のいずれか一方に設けられ複数の節度凹部を有するカム体と、他方に設けられ前記脚羽根の前記脚本体に対する旋回にともなって前記節度凹部に選択的に係わり合う節度子とを備えたものである請求項1又は2記載のパネル支持脚。
  4. 前記カム体が、一面側に前記摺接面を有しその一面側から他面側に貫通する貫通口を有する盤状のものであり、前記貫通口の内周に前記節度凹部を含むカム面が形成されている請求項3記載のパネル支持脚。
  5. 前記カム面が、前記脚羽根の旋回軸心回りに一定のピッチで配された前記複数の節度凹部と、これらの節度凹部間にそれぞれ配され前記節度凹部間を移動する前記節度子を案内する案内部とを備えたものであり、前記各案内部と前記旋回軸心との最短距離が、前記各節度凹部と前記旋回軸心との最短距離よりも短く設定されている請求項4記載のパネル支持脚。
  6. 前記カム体が、前記各案内部の外側に当該案内部が形成されている部位の前記旋回軸心から遠ざかる方向への弾性変形を助長するための空洞を備えたものである請求項5記載のパネル支持脚。
  7. 前記節度機構が、前記脚本体及び脚羽根のいずれか一方に設けられ複数の節度凹部を有するカム体と、他方に設けられ前記脚羽根の前記脚本体に対する旋回にともなって前記節度凹部に選択的に係わり合う節度子とを備えたものであって、
    前記カム体と前記節度子とを部材の弾性変形を利用して係合させることにより、前記脚本体に前記脚羽根を取り付けている請求項1、2、3、4、5又は6記載のパネル支持脚。
  8. 前記脚本体が、その底部に複数の節度凹部を有するカム体を備えたものであり、前記脚羽根が、その中央部に前記脚羽根の前記脚本体に対する旋回にともなって前記節度凹部に選択的に係わり合う節度子を備えたものである請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のパネル支持脚。
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