JP7266156B1 - 洗掘防止構造および洗掘防止構造の施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
被覆マットと水中構造体との隙間にフィルター材が配置されることにより、フィルターユニットのみで隙間を塞ぐ場合と比較して、隙間からの吸出し防止効果を高めることができる。
被覆マットと水中構造体との隙間を網体の少なくとも下方にフィルター材が充填されたフィルターユニットで塞ぐことにより、フィルター材が充填されないフィルターユニットで塞ぐ場合と比較して、隙間からの吸出し防止効果を高めることができる。
これにより、複数のフィルターユニットを水中構造体の周りに平面視で隙間なく配置して被覆マットと水中構造体との隙間を塞ぐことができる。
これにより、暴風波浪時にフィルターユニットの移動を防止でき、水中構造体に生じる水平変位にフィルターユニットを追随させることができる。
これにより、複数のフィルターユニットを水中構造体の周りに配置する場合と比較して、隙間の水底地盤を容易且つ確実に塞ぐことができる。また、暴風波浪時にフィルターユニットの移動を防止でき、水中構造体に生じる水平変位にフィルターユニットを追随させることができる。
これにより、暴風や波浪によって水中構造物とフィルターユニットとの相対位置が繰り返し変化した場合に、摩耗によるフィルターユニットの破損を防止できる。
これにより、被覆マットと水中構造体との隙間をシール部材で確実に閉じ、暴風や波浪によって水中構造体に水平変位が発生した場合にシール部材を水平変位に追随させて、隙間からの洗掘を防止できる。また、コンクリートブロックで、シール部材を固定すると同時に被覆マットの開口部の縁部の捲れ上がりを防止することができる。
これにより、暴風波浪時に被覆マットの上下に水圧差が発生した場合に複数の貫通孔に水が分散されて通ることで水圧差を解消できる。また、貫通孔を塞ぐように透水性部材が配置されることで、水が貫通孔を通るときに砂が吸い出されることがなく、洗掘防止部材の下側の洗掘を防止することができる。
これにより、被覆マットの全体に多数の吊り金具を設けた場合と比較して、被覆マットの損傷を防止しつつ安定した姿勢で吊り下げることができる。
これにより、被覆マットの下側において、水中構造体近傍と被覆マット外周部近傍との水圧差を解消して水圧を均一化できる。
図1、図2は本発明の第1の実施形態に係る洗掘防止構造1を示す図である。図1(a)は洗掘防止構造1の鉛直方向の断面図、図1(b)は図1(a)に示す線A-Aによる断面を示す図である。図2(a)、図2(b)は図1(a)に示す範囲Bに対応する部分の拡大図であり、図2(a)は洗掘が発生していない状態を、図2(b)は洗掘が発生した状態を示す。
図4は本発明の第2の実施形態に係る洗掘防止構造1a、1bを示す図である。図4(a)は洗掘防止構造1aを示す図、図4(b)は洗掘防止構造1bを示す図である。なお、図4(a)、図4(b)では被覆体7に形成された貫通孔10の図示を省略している。
図5、図6は、第3の実施形態にかかる洗掘防止構造1cを示す図である。図5(a)は洗掘防止構造1cの鉛直方向の断面図、図5(b)は図5(a)に示す線C-Cによる断面図である。図6は図5に示す範囲Dの拡大図である。
図7は本発明の第4の実施形態に係る洗掘防止構造1dを示す図である。なお、図7では被覆体7に形成された貫通孔10の図示を省略している。
図9は本発明の第5の実施形態に係る洗掘防止構造1fを示す図である。図9(a)は洗掘防止構造1fの一部の鉛直断面図であり洗掘防止構造1の図2(a)に対応する部分を示す図、図9(b)は有孔管13の位置での水平断面を示す図である。
図10は本発明の第6の実施形態に係る洗掘防止構造の施工方法を示す図である。図10(a)は洗掘防止部材5を設置した状態を示す図、図10(b)はモノパイル4を打設した状態を示す図である。
図11は、本発明の第7の実施形態に係る洗掘防止構造1gを示す図である。図11(a)は洗掘防止構造1gの一部の鉛直断面図であり洗掘防止構造1の図2(a)に対応する図、図11(b)は洗掘防止構造1gの水平断面図であり洗掘防止構造1の図1(b)に対応する図である。
図12は、本発明の第8の実施形態に係る洗掘防止構造1hを示す図である。図12(a)は洗掘防止構造1hの一部の鉛直断面図であり洗掘防止構造1の図2(a)に対応する図、図12(b)は地盤2に配置した被覆体7bの平面図である。図13(a)(b)はフィルターユニット6dの例を示す図であり、網体63の一部を省略して図示している。
2………地盤
3………水底
4………モノパイル
5、5a………洗掘防止部材
6、6a、6b、6c、6d………フィルターユニット
7、7a、7b………被覆体
8………透水性シート
8a………透水性部材
9、9a………摩耗防止シート
10、10a、10b………貫通孔
11………コンクリートブロック
12、12a………シール材
13………有孔管
13a………内側管
13b………外側管
13c………連結管
14………隙間
15、64a………フィルター材
41………側面
42………モノパイル外径
61………環状体
62………線材
63………網体
64………充填材
71、81、72、82………縁部
73、83………孔
Claims (13)
- 水中構造体と、
前記水中構造体が貫通する開口部を有し、前記水中構造体に対して隙間をあけて、前記水中構造体の外周に配置される不透水性の被覆マットと、
前記水中構造体と前記被覆マットとの隙間の水底地盤を塞ぐように、前記水中構造体の表面に接触し、前記水中構造体の揺動に追従して変形可能な洗掘防止材と、
を具備し、
前記被覆マットの少なくとも外周近傍には複数の貫通孔が設けられることを特徴とする洗掘防止構造。 - 前記洗掘防止材は、繊維製の網体の中に石又は砕石が充填されたフィルターユニットであり、前記水中構造体と前記被覆マットの隙間の前記水底地盤上に、石又は砕石からなるフィルター材が配置され、前記フィルター材の上部に前記フィルターユニットが配置されることを特徴とする請求項1に記載の洗掘防止構造。
- 前記洗掘防止材は、繊維製の網体の中に石又は砕石が充填されたフィルターユニットであり、前記網体の少なくとも下方には、フィルター材が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の洗掘防止構造。
- 前記フィルターユニットは、平面視にて略円形状で、隣り合う前記フィルターユニットの端部が重なり合うように前記水中構造体の周りに複数配置されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の洗掘防止構造。
- 前記フィルターユニットは、互いに線材によって前記水中構造体の周りに環状に連結して固定されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の洗掘防止構造。
- 前記フィルターユニットは、前記水中構造体の周囲に配置した鋼製の枠体に繊維製の網体を張って、内部に石又は砕石が充填されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の洗掘防止構造。
- 前記フィルターユニットは、繊維製の網体がドーナツ状に形成されており、前記水中構造体の周りに単体で一括して配置されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の洗掘防止構造。
- 前記フィルターユニットの前記水中構造体との接触面側に摩耗防止シートが配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の洗掘防止構造。
- 前記洗掘防止材は、複数のコンクリートブロックと、前記コンクリートブロックによって固定されたリング状の弾性部材からなるシール部材とを有し、
前記コンクリートブロックが、前記被覆マットの開口部の縁部を跨ぐように配置され、前記シール部材が前記水中構造体の表面に密着することを特徴とする請求項1記載の洗掘防止構造。 - 前記被覆マットの中央近傍に複数の貫通孔が設けられ、前記貫通孔を塞ぐように透水性部材が配置されることを特徴とする請求項1に記載の洗掘防止構造。
- 前記被覆マットの外周近傍および開口部の縁近傍に、前記被覆マットを吊り上げ可能な複数の吊り部を具備することを特徴とする請求項1に記載の洗掘防止構造。
- 前記被覆マットの下方に有孔のパイプが配置されることを特徴とする請求項1記載の洗掘防止構造。
- 請求項1記載の洗掘防止構造の施工方法であって、
前記被覆マットを水底に設置する工程と、
前記被覆マットの中央の前記開口部の前記水底地盤を貫通するように杭状の水中構造体を打設する工程と、
前記洗掘防止材を前記被覆マットの前記開口部の縁部と前記水中構造体との隙間を塞ぎつつ、前記水中構造体の側面に接触させるよう前記水中構造体の周りに配置する工程と、を具備することを特徴とする洗掘防止構造の施工方法。
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