JP7264773B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来、内部への水の浸入を抑制する電気接続箱がある。特許文献1には、ロアケースと、ロアケースに組付けられるアッパーケースとを備える電気接続箱が開示されている。特許文献1の電気接続箱において、アッパーケースは、ロアケースの内面に対向する内壁と、ロアケースの外面に対向する外壁と、を備え、外壁は、ロアケースの外面に密着する第1壁部と、第1壁部の上方に連なる第2壁部とを有する。
特開2017-5791号公報
内部への水の浸入を抑制することについて、なお改良の余地がある。例えば、出願人は、上縁部に切欠き部が形成された側壁を有するフレームと、切欠き部を介して引き出される電線を上方から覆うサイドカバーと、を有する電気接続箱について検討している。このような電気接続箱において、フレームの内部への液体の浸入を抑制できることが望ましい。
本発明の目的は、フレームの内部への液体の浸入を抑制できる電気接続箱を提供することである。
本発明の電気接続箱は、上縁部に切欠き部が形成された側壁と、前記切欠き部の下方において前記側壁から膨出している膨出部と、前記膨出部に対して上側に位置し、かつ前記側壁とつながっているフレーム側係合部と、を有するフレームと、前記フレーム側係合部と係合するカバー側係合部を有し、前記切欠き部を介して前記フレームから引き出される電線および前記膨出部を上方から覆うサイドカバーと、を備え、前記膨出部には、前記フレーム側係合部の下端に配置された開口を有し、前記開口と前記膨出部よりも下方の空間とを連通する排出孔が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱において、膨出部には、フレーム側係合部の下端に配置された開口を有し、開口と膨出部よりも下方の空間とを連通する排出孔が形成されている。本発明に係る電気接続箱によれば、側壁の近傍に液体が滞留することを抑制し、フレームの内部への液体の浸入を抑制できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱の分解斜視図である。 図3は、実施形態に係るフレームおよびブロックの平面図である。 図4は、実施形態に係るフレームおよびブロックの斜視図である。 図5は、実施形態に係る膨出部の斜視図である。 図6は、実施形態に係る膨出部の平面図である。 図7は、実施形態に係る膨出部の断面図である。 図8は、実施形態に係るフレームの断面図である。 図9は、実施形態に係るフレームの他の断面図である。 図10は、フレームに対するサイドカバーおよび端子付き電線の組み付けを説明する斜視図である。 図11は、実施形態に係る端子付き電線の斜視図である。 図12は、実施形態に係るサイドカバーの斜視図である。 図13は、実施形態に係るサイドカバーの平面図である。 図14は、実施形態に係る排出経路を説明する断面斜視図である。 図15は、実施形態に係る排出経路を説明する断面斜視図である。 図16は、実施形態に係る排出経路を説明する斜視図である。 図17は、実施形態に係る排出経路を説明する断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る電気接続箱につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図17を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、電気接続箱に関する。図1は、実施形態に係る電気接続箱の斜視図、図2は、実施形態に係る電気接続箱の分解斜視図、図3は、実施形態に係るフレームおよびブロックの平面図、図4は、実施形態に係るフレームおよびブロックの斜視図、図5は、実施形態に係る膨出部の斜視図、図6は、実施形態に係る膨出部の平面図、図7は、実施形態に係る膨出部の断面図、図8は、実施形態に係るフレームの断面図、図9は、実施形態に係るフレームの他の断面図、図10は、フレームに対するサイドカバーおよび端子付き電線の組み付けを説明する斜視図である。図7には、図6のVII-VII断面が示されている。図8には、図6のVIII-VIII断面が示されている。図9には、図6のIX-IX断面が示されている。
図1および図2に示すように、実施形態の電気接続箱1は、フレーム2と、アッパカバー3と、ロアカバー4と、ブロック5と、ボルトユニット6と、サイドカバー7と、を有する。電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、例えば、エンジンコンパートメントに配置される。電気接続箱1は、収容する電子部品の種類に応じてジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して「電気接続箱」と呼ぶ。電気接続箱1は、電線15と共にワイヤハーネスWHを構成する。フレーム2、アッパカバー3、ロアカバー4、ブロック5、およびサイドカバー7は、例えば、絶縁性の合成樹脂によって形成される。
図2および図3に示すように、フレーム2は、フレーム本体20と、二つの固定部21A,21Bと、膨出部30と、を有する。フレーム本体20は、筒状に形成されており、軸方向Zの両端が開口している。より詳しくは、フレーム本体20は、第一開口20uおよび第二開口20dを有する。第一開口20uは、フレーム本体20における軸方向Zの一端に位置しており、第二開口20dは、フレーム本体20における軸方向Zの他端に位置している。フレーム2は、第二開口20dが下方を向く姿勢で車両に搭載される。
フレーム本体20は、第一側壁22A、第二側壁22B、第三側壁22C、および第四側壁22Dを有する。第一側壁22A、第二側壁22B、第三側壁22C、および第四側壁22Dは、フレーム本体20の外壁20tを構成しており、軸方向Zに沿って延在している。第一側壁22Aと第二側壁22Bとが互いに対向しており、第三側壁22Cと第四側壁22Dとが互いに対向している。四つの側壁22A,22B,22C,22Dにより、断面形状が略矩形の筒部が構成されている。
以下の説明では、第一側壁22Aと第二側壁22Bとが対向する方向を「第一方向X」と称し、第三側壁22Cと第四側壁22Dとが対向する方向を「第二方向Y」と称する。第一方向Xと第二方向Yとは直交している。また、第一方向Xおよび第二方向Yは、軸方向Zと直交している。実施形態の電気接続箱1は、軸方向Zが車両上下方向と一致するように、または軸方向Zが車両上下方向に沿うように、自動車等の車両に搭載される。
アッパカバー3は、フレーム本体20の第一開口20uを閉塞するカバーである。図2に示すように、アッパカバー3は、複数の係合部3aを有する。係合部3aは、フレーム2のフレーム本体20に設けられた係合部20aと係合する。ロアカバー4は、フレーム本体20の第二開口20dを閉塞するカバーである。ロアカバー4は、複数の係合部4aを有する。係合部4aは、フレーム2のフレーム本体20に設けられた係合部20bと係合する。
図3および図4に示すように、ブロック5は、フレーム2の内部に収容され、フレーム2によって保持される。ブロック5は、リレー10やヒューズ11等の電子部品、ボルトユニット6、バスバ8等を保持している。ボルトユニット6は、雄ねじ部62を有する。雄ねじ部62は、バスバ8の貫通孔84aを貫通して上方に向けて突出している。
フレーム2は、ボルトユニット6を三方から囲む仕切壁24を有する。仕切壁24は、後述する切欠き部26に向けて開口している。仕切壁24は、フレーム2の内部空間を第一収容空間2aと第二収容空間2bとに仕切っている。第一収容空間2aは、ボルトユニット6を収容する空間である。第二収容空間2bは、リレー10やヒューズ11等の電子部品を収容する空間である。
図3に示すように、第二固定部21Bは、第二側壁22Bに配置されている。第二固定部21Bは、第二側壁22Bの下端から第一方向Xに向けて突出している。第二固定部21Bは、締結部材が挿通される貫通孔21dを有する。第二固定部21Bは、締結部材によって車体に対して固定される。フレーム2は、第二固定部21Bに隣接する半筒部25を有する。電子部品に接続された電線は、半筒部25を介してフレーム本体20から引き出される。
図3および図4に示すように、フレーム2は、膨出部30を有する。膨出部30は、第一側壁22Aから第一方向Xに向けて張り出した部分である。膨出部30の膨出方向は、第一方向Xに沿って第二側壁22Bから遠ざかる方向である。つまり、膨出部30は、フレーム2の外部空間に向けて膨出している。膨出部30は、第一側壁22Aにおける下側の領域に配置されている。膨出部30は、主部31と、脚部32と、を有する。主部31は、略直方体形状を有しており、第一側壁22Aにつながっている。主部31は、サイドカバー7と協働して、端子付き電線13の一部を収容する閉空間を形成する。主部31は、サイドカバー7の開口を閉塞し、サイドカバー7の内部への液体の浸入を規制する。
脚部32は、主部31の下端から下方に向けて突出している。膨出部30は、主部31および脚部32に共通の外壁36を有する。外壁36は、膨出部30における膨出方向の先端部に位置する壁部である。外壁36の外側面は、膨出部30の先端面30aである。第一固定部21Aは、膨出部30の先端面30aに配置されている。第一固定部21Aは、先端面30aの下端から第一方向Xに向けて突出している。第一固定部21Aは、ボルト等の締結部材が挿通される貫通孔21cを有している。第一固定部21Aは、締結部材によって車体に対して固定される。脚部32は、フレーム本体20を支持するブラケットとしての機能を有している。
第一側壁22Aは、切欠き部26を有する。端子付き電線13は、切欠き部26を介してフレーム2から引き出される。切欠き部26の位置は、第一方向Xにおいてボルトユニット6と対向する位置である。切欠き部26は、第一側壁22Aの上縁部22uに形成されている。切欠き部26は、第一側壁22Aの上端22eから下方に向けて軸方向Zに沿って延在している。切欠き部26の下端は、主部31の上面31aの近傍に位置している。切欠き部26の下部は、切欠き部26の上部よりも第二方向Yの幅が狭くなっている。サイドカバー7は、上方からスライドしながら切欠き部26に取り付けられ、切欠き部26を閉塞する。
第一側壁22Aには、一対のフレーム側係合部27A,27Bが設けられている。図5および図6に示すように、フレーム側係合部27A,27Bは、基部27cおよび係合部本体27dを有する。基部27cは、第一側壁22Aとつながっており、第一側壁22Aから第一方向Xに沿って突出している。基部27cの形状は、平板形状である。基部27cは、上面27eおよび下面27fを有する。上面27eは、上方を向く面であり、係合部本体27dと第一側壁22Aとの間、および係合部本体27dの側方に位置している。下面27fは、下方を向く面である。下面27fは、図8および図9に示すように、第一排出孔38および第二排出孔39に向けて露出している。
係合部本体27dは、基部27cから上方に向けて突出している。より詳しくは、係合部本体27dは、基部27cにおける突出方向の先端につながっており、基部27cの先端から上方に向けて延在している。係合部本体27dは、第一方向Xにおいて第一側壁22Aから離間しており、かつ第一側壁22Aと対向している。第一側壁22Aと係合部本体27dとの間の隙間の大きさは、後述するカバー側係合部73A,73Bが入り込むことを許容する程度の大きさである。
本実施形態の係合部本体27dの形状は、略直方体形状である。係合部本体27dは、前面27gおよび背面27hを有する。背面27hは、第一側壁22Aと対向する面である。前面27gは、第一側壁22Aとは反対側を向く面である。前面27gには、凹部27jが形成されている。凹部27jは、カバー側係合部73A,73Bの突起73gを係止する。
膨出部30において、一対のフレーム側係合部27A,27Bの間には、凹部33が形成されている。凹部33は、上方を向く開口33aを有しており、下方に向けて凹んでいる。軸方向Zと直交する断面における凹部33の断面形状は、略矩形である。第二方向Yにおいて、凹部33が形成されている範囲は、一方のフレーム側係合部27Aから他方のフレーム側係合部27Bまでである。第一方向Xにおいて、凹部33が形成されている範囲は、第一側壁22Aから外壁36までである。
凹部33の内部には、第一仕切壁33bおよび第二仕切壁33cが設けられている。第一仕切壁33bおよび第二仕切壁33cは、凹部33の底壁33dから上方に向けて突出している。第一仕切壁33bおよび第二仕切壁33cにより、凹部33の内部空間37が四つの小空間37a,37b,37c,37dに仕切られている。第一仕切壁33bは、第一方向Xに沿って延在しており、凹部33の内壁33f,33gをつないでいる。内壁33f,33gは、第一方向において互いに対向している。第二仕切壁33cは、第二方向Yに沿って延在しており、凹部33の内壁33h,33iをつないでいる。内壁33h,33iは、第二方向Yにおいて互いに対向している。第一仕切壁33bおよび第二仕切壁33cは、凹部33の内部において交差している。本実施形態では、第一仕切壁33bと第二仕切壁33cとが直交している。
凹部33の底壁33dには、凹部33の内部空間37と下方の空間とを連通する孔部33eが設けられている。孔部33eは、第一仕切壁33bと第二仕切壁33cとが交差する交差部に配置されている。孔部33eは、膨出部30よりも下方の空間に向けて開口している。本実施形態の電気接続箱1では、膨出部30の下部はロアカバー4等によって覆われておらず、外部空間に向けて露出している。従って、孔部33eは、凹部33の内部空間37と、電気接続箱1の外部空間とを連通している。
孔部33eは、四つの小空間37a,37b,37c,37dのそれぞれにつながっている。言い換えると、孔部33eの上端は、四つの小空間37a,37b,37c,37dのそれぞれに一つの開口を有する。つまり、四つの小空間37a,37b,37c,37dに流入した液体は、一つの孔部33eによって下方の空間に排出される。
図6から図9に示すように、膨出部30には、第一排出孔38および第二排出孔39が形成されている。第一排出孔38は、一方のフレーム側係合部27Aに対応する排出孔であり、第二排出孔39は、他方のフレーム側係合部27Bに対応する排出孔である。第一排出孔38は、開口38aおよび通路38bを有する。開口38aは、フレーム側係合部27Aの下端に配置されており、フレーム側係合部27Aの下端を囲んでいる。図8に示すように、開口38aの一部38cは、フレーム側係合部27Aよりも第一側壁22Aとは反対側に位置している。言い換えると、開口38aの少なくとも一部は、フレーム側係合部27Aに対して第一側壁22Aとは反対側の位置において上方に向けて開放している。
通路38bは、開口38aから下方に向けて軸方向Zに沿って延在している。軸方向Zと直交する断面における通路38bの断面積は、開口38aの開口面積よりも大きい。例えば、図8に示すように、第一方向Xにおいて、通路38bの幅は、開口38aの幅よりも大きい。通路38bは、主部31の下端において、電気接続箱1の外部空間に向けて開放している。
第二排出孔39は、開口39aおよび通路39bを有する。開口39aは、フレーム側係合部27Bの下端に配置されており、フレーム側係合部27Bの下端を囲んでいる。図9に示すように、開口39aの一部39cは、フレーム側係合部27Bよりも第一側壁22Aとは反対側に位置している。言い換えると、開口39aの少なくとも一部は、フレーム側係合部27Bに対して第一側壁22Aとは反対側の位置において上方に向けて開放している。
通路39bは、開口39aから下方に向けて軸方向Zに沿って延在している。軸方向Zと直交する断面における通路39bの断面積は、開口39aの開口面積よりも大きい。例えば、図9に示すように、第一方向Xにおいて、通路39bの幅は、開口39aの幅よりも大きい。通路39bは、主部31の下端において、電気接続箱1の外部空間に向けて開放している。
図5および図6に示すように、本実施形態の膨出部30は、第一隆起部34および第二隆起部35を有する。第一隆起部34および第二隆起部35は、主部31の上面31aに設けられている。第一隆起部34および第二隆起部35は、上方に向けて隆起している。第一隆起部34は、第一方向Xにおいて、一方のフレーム側係合部27Aと対向している。第二隆起部35は、第一方向Xにおいて、他方のフレーム側係合部27Bと対向している。
平面視における第一隆起部34の形状は、三角形である。第一隆起部34は、対向面34aを有する。対向面34aは、第一方向Xにおいてフレーム側係合部27Aと対向する面であり、例えば、第一方向Xと直交する面である。対向面34aとフレーム側係合部27Aとの間には、わずかな隙間が設けられている。この隙間の大きさは、カバー側係合部73Aが入り込むことを許容する程度の大きさである。
第一排出孔38は、フレーム側係合部27Aと対向面34aとの隙間から下方に向けて延在している。図8に示すように、通路38bの壁面は、対向面34aと連続している。第一隆起部34の上面34bは、第一排出孔38の開口38aよりも上方に位置している。すなわち、第一隆起部34は、開口38aよりも上方の位置まで隆起している。また、対向面34aは、第一方向Xにおいて、フレーム側係合部27Aの下部と対向している。
平面視における第二隆起部35の形状は、矩形である。第二隆起部35は、対向面35aを有する。対向面35aは、第一方向Xにおいてフレーム側係合部27Bと対向する面であり、例えば、第一方向Xと直交する面である。対向面35aとフレーム側係合部27Bとの間には、わずかな隙間が設けられている。この隙間の大きさは、カバー側係合部73Bが入り込むことを許容する程度の大きさである。
第二排出孔39は、フレーム側係合部27Bと対向面35aとの隙間から下方に向けて延在している。図9に示すように、通路39bの壁面は、対向面35aと連続している。第二隆起部35の上面35bは、第二排出孔39の開口39aよりも上方に位置している。すなわち、第二隆起部35は、開口39aよりも上方の位置まで隆起している。また、対向面35aは、第一方向Xにおいて、フレーム側係合部27Bの下部と対向している。
図5および図6に示すように、第一側壁22Aは、フレーム側係合部27A,27Bと隣接するリブ22f,22gを有する。リブ22f,22gは、第二方向Yにおいてフレーム側係合部27A,27Bを挟んで配置されている。リブ22f,22gは、軸方向Zに沿って延在しており、第二方向Yにおいてフレーム側係合部27A,27Bと対向している。一方のリブ22fは、一方のフレーム側係合部27Aに対して凹部33とは反対側に配置されている。他方のリブ22gは、他方のフレーム側係合部27Bに対して凹部33とは反対側に配置されている。
リブ22f,22gは、第一側壁22Aとサイドカバー7との隙間を遮蔽する。図1および図2に示すように、サイドカバー7がフレーム2に対して取り付けられている状態において、一方のリブ22fは、サイドカバー7のカバー側係合部73Aと第一側壁22Aとの隙間を遮蔽する。他方のリブ22gは、サイドカバー7のカバー側係合部73Bと第一側壁22Aとの隙間を遮蔽する。リブ22f,22gは、電気接続箱1に対して斜め方向から水が掛けられた場合に、サイドカバー7とフレーム2との間に水が入り込むことを規制できる。
図5および図6に示すように、膨出部30は、第一の溝41および第二の溝42を有する。第一の溝41および第二の溝42は、主部31の上面31aに形成されており、第二方向Yに沿って延在している。第一の溝41は、第一隆起部34とフレーム側係合部27Aとの隙間から膨出部30の縁まで延在している。第一の溝41は、膨出部30の縁において、第二方向Yに向けて開放している。言い換えると、第一の溝41は、膨出部30の側方の空間に向けて開放している。第一の溝41は、主部31の上面31aから膨出部30の側方へ液体を排出する。
第二の溝42は、第一区間42Aおよび第二区間42Bを有する。第一区間42Aは、一方のフレーム側係合部27Aに対応する区間である。第二区間42Bは、他方のフレーム側係合部27Bに対応する区間である。第一区間42Aは、第一隆起部34とフレーム側係合部27Aとの隙間から凹部33まで延在している。第二区間42Bは、第二隆起部35とフレーム側係合部27Bとの隙間から凹部33まで延在している。第一区間42Aが設けられていることで、カバー側係合部73Aが第一隆起部34とフレーム側係合部27Aとの隙間に入り込むことができる。また、第二区間42Bが設けられていることで、カバー側係合部73Bが第二隆起部35とフレーム側係合部27Bとの隙間に入り込むことができる。
図5および図6に示すように、フレーム側係合部27A,27Bの基部27cは、誘導路27m,27nを有する。一方の誘導路27mは、一方のフレーム側係合部27Aに隣接しており、他方の誘導路27nは、他方のフレーム側係合部27Bに隣接している。
一方の誘導路27mは、フレーム側係合部27Aとリブ22fとの間に延在している。誘導路27mは、基部27cの上面27eの一部であり、係合部本体27dに対して凹部33とは反対側に位置している。誘導路27mの端部は、第一の溝41へ向けて開放している。つまり、フレーム側係合部27Aと第一側壁22Aとの隙間に入った液体は、誘導路27mによって第一の溝41に導かれる。液体は、第一の溝41によって開口38aへ導かれる。従って、誘導路27mは、フレーム側係合部27Aと第一側壁22Aとの隙間から第一排出孔38の開口38aへと液体を導く。また、液体の一部は、第一の溝41を介して膨出部30の側方へ排出される。
他方の誘導路27nは、フレーム側係合部27Bとリブ22gとの間に延在している。誘導路27nは、基部27cの上面27eの一部であり、係合部本体27dに対して凹部33とは反対側に位置している。誘導路27nは、フレーム側係合部27Bと第一側壁22Aとの隙間から第二排出孔39の開口39aへと液体を導く。
図10に示すように、端子付き電線13およびサイドカバー7は、フレーム2に対して上方から取り付けられる。図11に示すように、端子付き電線13は、端子14および電線15を有する。端子14は、バスバ8に対して接続される接続部14aと、電線15に対して圧着される圧着部14bと、を有する。接続部14aの形状は、平板形状である。接続部14aは、雄ねじ部62を挿通可能な孔部14cを有する。端子14は、接続部14aと圧着部14bとの間に屈曲部14dを有する。端子14は、接続部14aと圧着部14bとのなす角度が鈍角となるように、屈曲部14dにおいて折れ曲がっている。
図12に示すように、サイドカバー7は、第一カバー部71および第二カバー部72を有する。サイドカバー7の説明において、軸方向Z、第一方向X、および第二方向Yは、サイドカバー7がフレーム2に対して組み付けられた状態における方向である。
第一カバー部71および第二カバー部72の長手方向は、第一方向Xである。第二カバー部72は、第一カバー部71の一端につながっている。第一カバー部71は、端子付き電線13の端子14を上方および側方から覆う。また、第一カバー部71は、膨出部30の主部31の上面31aを上方から覆う。第二カバー部72は、端子付き電線13の電線15を上方および側方から覆う。第一カバー部71は、一対の縦壁71A,71B、頂壁71C、カバー側係合部73A,73B、ガイド壁74、上部壁75、および端子保持部76を有する。第二カバー部72の形状は、半筒形状である。第二カバー部72は、第二カバー部72の先端へ向うに従って下方へ向かうように第一方向Xに対して傾斜している。第一方向Xに対する第二カバー部72の傾斜角度は、例えば、20°から40°の間の角度であってもよい。
一対の縦壁71A,71Bは、それぞれ平板状に形成されている。縦壁71A,71Bは、第二方向Yにおいて互いに対向しており、かつ相似な形状を有している。縦壁71A,71Bは、端子付き電線13を第二方向Yの両側から覆う。縦壁71A,71Bの下端の裾部71sは、第一方向Xに沿って延在しており、例えば、第一方向Xと平行である。裾部71sには、第一方向Xに沿って延在する線状のリブ71tが設けられている。頂壁71Cは、縦壁71A,71Bの上端同士をつないでいる。頂壁71Cは、端子付き電線13を上方から覆う。
一方の縦壁71Aには、カバー側係合部73Aおよびガイド壁74が設けられている。他方の縦壁71Bには、カバー側係合部73Bおよびガイド壁74が設けられている。カバー側係合部73A,73Bは、フレーム2のフレーム側係合部27A,27Bとそれぞれ係合する。より詳しくは、一方のフレーム側係合部27Aは、カバー側係合部73Aに挿入され、カバー側係合部73Aと係合する。他方のフレーム側係合部27Bは、カバー側係合部73Bに挿入され、カバー側係合部73Bと係合する。カバー側係合部73Aがフレーム側係合部27Aと係合し、かつカバー側係合部73Bがフレーム側係合部27Bと係合することで、サイドカバー7がフレーム2の第一側壁22Aに対して固定される。
カバー側係合部73A,73Bは、角筒状に形成されている。カバー側係合部73A,73Bは、第一面73cおよび第二面73dを有する。第一面73cは、第二方向Yを向く面である。第二面73dは、第一方向Xを向く面であり、第二カバー部72の側を向いている。
図13に示すように、カバー側係合部73A,73Bは、アーム73eを有する。アーム73eは、下端が固定された片持ち状の片部であり、可撓性を有している。アーム73eは、上方に向けて延出している。アーム73eの先端部には、突起73gが設けられている。突起73gは、カバー側係合部73A,73Bの内方に向けて第一方向Xに沿って突出している。突起73gは、上方を向く対向面73fを有する。対向面73fは、フレーム側係合部27A,27Bの凹部27jによって係止される。
ガイド壁74は、軸方向Zに沿って延在する第一壁74Aおよび第二壁74Bを有する。第一壁74Aおよび第二壁74Bは、第一方向Xにおいて互いに対向している。第一カバー部71は、フレーム2の切欠き部26を閉塞するように第一側壁22Aに対して取り付けられる。このときに、第一側壁22Aは、第一壁74Aと第二壁74Bとの間に入り込み、軸方向Zに沿ってサイドカバー7を案内する。第一壁74Aおよび第二壁74Bと、第一側壁22Aとにより、水等の侵入を規制する迷路構造が形成される。
上部壁75は、頂壁71Cから上方に向けて突出している。上部壁75は、第一側壁22Aの切欠き部26の上部を閉塞する。図2に示すように、上部壁75は、第一側壁22Aの外壁面と連続した壁面を構成し、フレーム本体20の外壁として機能する。
図10に示すように、サイドカバー7は、端子保持部76によって端子14を保持した状態でフレーム2に対して固定される。端子付き電線13がボルトユニット6に対して取り付けられる際には、端子14の孔部14cに雄ねじ部62が挿通される。端子14の接続部14aは、バスバ8の上に載置される。端子14は、ナット16によってバスバ8に対して締結される。ナット16は、雄ねじ部62の螺合部62aに対して螺合し、端子14をバスバ8に対して物理的および電気的に接続させる。バスバ8は、端子14と、リレー10やヒューズ11等の電子部品とを接続する。端子14がボルトユニット6に対して固定された状態において、電線15は、ボルトユニット6から遠ざかる方向へ向けて斜め下方に延在する。電線15には、バッテリ等の電源が接続される。なお、端子付き電線13およびサイドカバー7は、フレーム2に対して個別に取り付けられてもよい。例えば、端子付き電線13がボルトユニット6に対して取り付けられた後に、サイドカバー7がフレーム2に対して取り付けられてもよい。
図14および図15には、洗浄水を排出する排出経路が示されている。図14に矢印Y1で示すように、洗浄水が第一側壁22Aに当たると、洗浄水が第一側壁22Aの外側面に沿って拡散する。第一側壁22Aに沿って流れ落ちた洗浄水は、矢印Y2で示すように、誘導路27mから第一の溝41を経由して第一排出孔38へ流入する。本実施形態の電気接続箱1は、誘導路27mおよび第一の溝41を有することで、第一側壁22Aとカバー側係合部73Aとの隙間に流入した洗浄水を速やかに第一排出孔38へ流入させることができる。よって、電気接続箱1は、第一側壁22Aとカバー側係合部73Aとの隙間における水圧の上昇を抑制することができる。これにより、洗浄水が第一側壁22Aに沿って吹き上がることが抑制され、フレーム2の内部への洗浄水の流入が抑制される。
図14に矢印Y3で示すように、洗浄水がカバー側係合部73Aの第二面73dに当たると、洗浄水が第二面73dに沿って拡散する。第二面73dに沿って流れ落ちた洗浄水は、第一排出孔38へ流入する。本実施形態の第二面73dの上部には、張り出し部73hが設けられている。張り出し部73hは、洗浄水が上方に吹き上がることを規制する。また、縦壁71Aの裾部71sと第一隆起部34との隙間に入った洗浄水は、矢印Y4で示すように、第一排出孔38へ流入する。このように、本実施形態の電気接続箱1は、洗浄水を速やかに第一排出孔38へ流入させることができる。
また、第一隆起部34は、カバー側係合部73Aの下部と第一方向Xにおいて対向している。つまり、第一隆起部34と、カバー側係合部73Aの第二面73dとの間には、軸方向Zに沿った通路が形成されている。この通路は、第一排出孔38につながっており、かつ第一隆起部34によって遮蔽されている。これにより、カバー側係合部73Aに当たる洗浄水が第一排出孔38に流れ込みやすくなる。
図15に矢印Y5で示すように、第一側壁22Aに沿って流れ落ちた洗浄水は、誘導路27nを経由して第二排出孔39へと流入する。また、矢印Y6で示すように、カバー側係合部73Bの第二面73dに沿って流れ落ちた洗浄水は、第二排出孔39へ流入する。また、第二隆起部35と縦壁71Bとの隙間に入った洗浄水は、矢印Y7で示すように第二排出孔39へ流入する。このように、本実施形態の電気接続箱1は、洗浄水を速やかに第二排出孔39へ流入させることができる。よって、電気接続箱1は、フレーム2の内部への洗浄水の流入を効果的に抑制することができる。
また、第二隆起部35は、カバー側係合部73Bの下部と第一方向Xにおいて対向している。つまり、第二隆起部35と、カバー側係合部73Bの第二面73dとの間には、軸方向Zに沿った通路が形成されている。この通路は、第二排出孔39につながっており、かつ第二隆起部35によって遮蔽されている。これにより、カバー側係合部73Bに当たる洗浄水が第二排出孔39に流れ込みやすくなる。
また、図16に示すように、カバー側係合部73Aの第二面73dに当たった洗浄水の一部は、矢印Y8で示すように、第一の溝41を経由して膨出部30の側方に排出される。よって、本実施形態の電気接続箱1は、カバー側係合部73Aに当たる洗浄水の勢いを利用して、洗浄水を速やかに排出させることができる。
図17を参照して説明するように、第一隆起部34および第二隆起部35は、サイドカバー7の内部へ洗浄水が流入することを規制する。図17に示すように、第一隆起部34は、第二方向Yにおいて、縦壁71Aの裾部71sと対向する。第一隆起部34には、縦壁71Aのリブ71tを係止する凹部34cが設けられている。第一隆起部34は、縦壁71Aのリブ71tを側方から覆い、裾部71sを遮蔽している。よって、第一隆起部34は、サイドカバー7の内部へ洗浄水が浸入することを規制する。第一隆起部34と裾部71sとの隙間に浸入した洗浄水は、凹部33に流入し、矢印Y9で示すように孔部33eから外部空間に排出される。
第二隆起部35は、第二方向Yにおいて、縦壁71Bの裾部71sと対向する。第二隆起部35には、縦壁71Bのリブ71tを係止する凹部35cが設けられている。第二隆起部35は、縦壁71Bのリブ71tを側方から覆い、裾部71sを遮蔽している。よって、第二隆起部35は、サイドカバー7の内部へ洗浄水が浸入することを規制する。第二隆起部35と裾部71sとの隙間に浸入した洗浄水は、凹部33に流入し、矢印Y10で示すように孔部33eから外部空間に排出される。
以上説明したように、本実施形態の電気接続箱1は、フレーム2と、サイドカバー7と、を有する。フレーム2は、第一側壁22Aと、膨出部30と、フレーム側係合部27A,27Bと、を有する。第一側壁22Aの上縁部22uには、切欠き部26が形成されている。膨出部30は、切欠き部26の下方において第一側壁22Aから膨出している。フレーム側係合部27A,27Bは、切欠き部26に対して上側に位置し、かつ第一側壁22Aとつながっている。
サイドカバー7は、フレーム側係合部27A,27Bと係合するカバー側係合部73A,73Bを有する。サイドカバー7は、切欠き部26を介してフレーム2から引き出される電線15および膨出部30を上方から覆う。膨出部30には、第一排出孔38および第二排出孔39が形成されている。第一排出孔38は、フレーム側係合部27Aの下端に配置された開口38aを有し、開口38aと、膨出部30よりも下方の空間と、を連通する。第二排出孔39は、フレーム側係合部27Bの下端に配置された開口39aを有し、開口39aと、膨出部30よりも下方の空間と、を連通する。
本実施形態の電気接続箱1において、フレーム側係合部27A,27Bやカバー側係合部73A,73Bに当たる洗浄水等の液体は、第一排出孔38および第二排出孔39を介して速やかに排出される。また、第一側壁22Aに当たる液体が第一排出孔38および第二排出孔39を介して速やかに排出される。よって、本実施形態の電気接続箱1は、第一側壁22Aの近傍に液体が滞留することを抑制し、フレーム2の内部への液体の浸入を抑制することができる。
本実施形態の電気接続箱1において、開口38a,39aの一部38c,39cは、フレーム側係合部27A,27Bよりも第一側壁22Aとは反対側に位置している。よって、フレーム側係合部27A,27Bやカバー側係合部73A,73Bに当たる液体は、速やかに第一排出孔38および第二排出孔39を介して排出される。
本実施形態の膨出部30は、第一隆起部34および第二隆起部35を有する。第一隆起部34および第二隆起部35は、フレーム側係合部27A,27Bに対して第一側壁22Aとは反対側に位置している。第一隆起部34は、第一排出孔38の開口38aよりも上方の位置まで隆起しており、かつカバー側係合部73Aの下部と対向している。第二隆起部35は、第二排出孔39の開口39aよりも上方の位置まで隆起しており、かつカバー側係合部73Bの下部と対向している。この構成により、カバー側係合部73A,73Bに当たる液体が第一排出孔38および第二排出孔39に流れ込みやすくなる。
本実施形態の膨出部30は、第一の溝41を有する。第一の溝41は、第一隆起部34とフレーム側係合部27Aとの隙間から膨出部30の縁まで延在している。第一の溝41は、第一隆起部34とフレーム側係合部27Aとが対向する第一方向Xと交差する方向に延在し、かつ膨出部30の側方の空間に向けて開放している。第一の溝41は、フレーム側係合部27Aに当たる液体の圧力を利用し、液体を側方の空間に排出させることができる。
本実施形態のフレーム側係合部27A,27Bは、第一側壁22Aとつながっている基部27cと、係合部本体27dと、を有する。係合部本体27dは、基部27cから上方に向けて突出しており、かつ第一側壁22Aと対向している。基部27cの上面27eは、開口38a,39aよりも上方に位置している。上面27eは、フレーム側係合部27A,27Bと第一側壁22Aとの隙間から開口38a,39aへと液体を導く誘導路27m,27nを有する。誘導路27m,27nは、フレーム側係合部27A,27Bと第一側壁22Aとの隙間に液体が滞留することを抑制し、フレーム2の内部への液体の流入を抑制することができる。
膨出部30が第一の溝41を有する場合、誘導路27mは第一の溝41へと液体を導いてもよい。この構成によれば、第一の溝41に流入した液体は、開口38aまたは膨出部30の側方へ排出される。
[実施形態の変形例]
第一排出孔38および第二排出孔39の配置や形状は、実施形態において例示された配置や形状には限定されない。第一排出孔38および第二排出孔39の配置や形状は、洗浄水等の液体を効率的に排出することができるように適宜定められる。
膨出部30の配置や形状は、実施形態において例示された配置や形状には限定されない。膨出部30の配置や形状は、例えば、サイドカバー7の下部を覆うことができるように適宜定められる。膨出部30は、脚部32に相当する部分を有していなくてもよい。この場合、第一固定部21Aは、フレーム2において膨出部30とは異なる部分に配置されてもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 電気接続箱
2 フレーム
3 アッパカバー
3a 係合部
4 ロアカバー
4a 係合部
5 ブロック
6 ボルトユニット
7 サイドカバー
8 バスバ
10 リレー
11 ヒューズ
13 端子付き電線
14 端子
14a:接続部、 14b:圧着部、 14c:孔部、 14d:屈曲部
15 電線
16 ナット
20 フレーム本体
20u:第一開口、 20d:第二開口、 20t:外壁
21A:第一固定部、 21B:第二固定部、
21c,21d:貫通孔
22A:第一側壁、 22B:第二側壁、 22C:第三側壁、 22D:第四側壁
22e:上端、 22f、22g:リブ、 22u:上縁部
26 切欠き部
27A,27B:フレーム側係合部
27c:基部、 27d:係合部本体、 27e:上面、 27f:下面、
27g:前面、 27h:背面、 27j:凹部、 27m,27n:誘導路
30 膨出部
31 主部
31a 上面
32 脚部
33 凹部
33a:開口、 33b:第一仕切壁、 33c:第二仕切壁、 33d:底壁、
33e:孔部、 33f,33g,33h,33i:内壁
34 第一隆起部
34a:対向面、 34b:上面、 34c:凹部
35 第二隆起部
35a:対向面、 35b:上面、 35c:凹部
36 外壁
36u:上端部
37 内部空間
37a,37b,37c,37d 小空間
38 第一排出孔
38a:開口、 38b:通路、 38c:一部
39 第二排出孔
39a:開口、 39b:通路、 39c:一部
41 第一の溝
42 第二の溝
42A:第一区間、 42B:第二区間
71 第一カバー部
71A,71B:縦壁、 71C:頂壁、
71s:裾部、 71t:リブ
72 第二カバー部
73A,73B カバー側係合部
73c:第一面、 73d:第二面、 73e:アーム、 73f:対向面、
73g:突起、 73h:張り出し部
74 ガイド壁
75 上部壁
76 端子保持部
WH ワイヤハーネス
X 第一方向
Y 第二方向
Z 軸方向

Claims (6)

  1. 上縁部に切欠き部が形成された側壁と、前記切欠き部の下方において前記側壁から膨出している膨出部と、前記膨出部に対して上側に位置し、かつ前記側壁とつながっているフレーム側係合部と、を有するフレームと、
    前記フレーム側係合部と係合するカバー側係合部を有し、前記切欠き部を介して前記フレームから引き出される電線および前記膨出部を上方から覆うサイドカバーと、
    を備え、
    前記膨出部には、前記フレーム側係合部の下端に配置された開口を有し、前記開口と前記膨出部よりも下方の空間とを連通する排出孔が形成されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記開口の一部は、前記フレーム側係合部よりも前記側壁とは反対側に位置している
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記膨出部は、前記フレーム側係合部に対して前記側壁とは反対側に位置する隆起部を有し、
    前記隆起部は、前記開口よりも上方の位置まで隆起しており、かつ前記カバー側係合部の下部と対向している
    請求項1または2に記載の電気接続箱。
  4. 前記膨出部は、前記隆起部と前記フレーム側係合部との隙間から前記膨出部の縁まで延在する第一の溝を有し、
    前記第一の溝は、前記隆起部と前記フレーム側係合部とが対向する方向と交差する方向に延在し、かつ前記膨出部の側方の空間に向けて開放している
    請求項3に記載の電気接続箱。
  5. 前記フレーム側係合部は、前記側壁とつながっている基部と、前記基部から上方に向けて突出しており、かつ前記側壁と対向している係合部本体と、を有し、
    前記基部の上面は、前記開口よりも上方に位置しており、前記フレーム側係合部と前記側壁との隙間から前記開口へと液体を導く誘導路を有する
    請求項1から3の何れか1項に記載の電気接続箱。
  6. 前記フレーム側係合部は、前記側壁とつながっている基部と、前記基部から上方に向けて突出しており、かつ前記側壁と対向している係合部本体と、を有し、
    前記基部の上面は、前記開口よりも上方に位置しており、前記フレーム側係合部と前記側壁との隙間から前記第一の溝へと液体を導く誘導路を有する
    請求項4に記載の電気接続箱。
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