JP7264362B2 - 建設現場端末、労務管理システム、および労務管理アプリケーション - Google Patents

建設現場端末、労務管理システム、および労務管理アプリケーション Download PDF

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Description

本開示は、建設現場端末、労務管理システム、および労務管理アプリケーションに関する。
建設現場の現場作業を行うために、現場作業者が複数の工務店から派遣されることがある。このような派遣元が異なる現場作業者を一括して簡単に管理可能な労務管理手法が模索されている。特許文献1には、建設現場に入退場ゲートが設けられ、現場作業者が入退場ゲートを通る際に、現場作業者を検知する入退場管理システムが開示されている。特許文献1の入退場管理システムによれば、現場作業者の入退場ゲートへの入退場を検知することで、現場作業者の就労時刻を管理することができる。
特開2001-6008号公報
特許文献1の入退場管理システムでは、大掛かりな入退場ゲートを用意する必要があるので、たとえば、戸建て住宅の建設現場などの小規模な建設現場での現場作業者の就労時刻を管理する場合には、コスト高となってしまう。
近年、スマートフォンの普及により、スマートフォンを所有する現場作業者も存在する。そのため、各現場作業者が保有するスマートフォンに就労時刻報告用のソフトウェアをインストールし、各現場作業者からソフトウェアの操作によって就労時刻を個別に報告させることで、労務管理を行うことも考えられる。しかし、スマートフォンを所有していない現場作業者も多数存在し、現場作業者がスマートフォンを所有していたとしても、現場作業者に個別にソフトウェアの操作方法を教示する必要がある。また、スマートフォンによる労務管理は、各現場作業者が所有するスマートフォンを用いるため、建設現場の情報などの機密情報の漏洩防止の観点からも、障壁が高い。
本開示は、かかる問題点に鑑みて、機密情報の漏洩を抑制しつつ、現場作業者の労務管理を一括して簡単に行える建設現場端末、労務管理システム、および労務管理アプリケーションを提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る建設現場端末は、建設現場に設置され、現場作業者の労務情報を管理する建設現場端末であって、前記建設現場端末は、前記現場作業者の勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部を備え、前記勤怠時刻取得部は、前記現場作業者に対応する個人情報であって、予め登録されている登録情報と、前記現場作業者に対応する個人情報であって、前記現場作業者が装着する装着具に設けられる識別子から読み取られる識別子情報との照合結果から特定される、前記建設現場に出勤した出勤作業者の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部を含み、前記出勤時刻取得部は、前記照合結果に基づいて通知される、前記建設現場への出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、前記出勤作業者の前記出勤時刻を取得する。
本開示の一実施形態に係る労務管理システムは、建設現場において、現場作業者の労務情報を管理する労務管理システムであって、前記労務管理システムは、前記建設現場に設置される建設現場端末と、前記現場作業者が装着する装着具に設けられ、前記現場作業者に対応する個人情報である識別子情報を示す識別子を読み取る読取機器と、前記建設現場端末と通信するサーバとを備え、前記建設現場端末は、前記現場作業者の勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部を備え、前記サーバは、前記現場作業者に対応する個人情報である登録情報と、前記現場作業者の労務情報とを記憶するデータベースと、前記現場作業者のうち、前記建設現場に出勤した出勤作業者を認証する認証部とを備え、前記勤怠時刻取得部は、前記データベースに記憶された登録情報と、前記読取機器によって前記識別子から読み取られる識別子情報との照合結果から特定される、前記建設現場に出勤した出勤作業者の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部を含み、前記読取機器は、前記識別子から前記識別子情報を読み取り、読み取った前記識別子情報を前記サーバに送信し、前記認証部は、前記サーバが前記読取機器から前記識別子情報を受信したときに、前記登録情報と前記識別子情報とを照合し、前記登録情報と前記識別子情報との照合結果に基づいて前記出勤作業者を認証し、前記照合結果を前記建設現場端末に送信し、前記出勤時刻取得部は、前記建設現場端末が前記サーバから受信した前記照合結果に基づいて通知される、前記建設現場への出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、前記出勤作業者の前記出勤時刻を取得し、取得した前記出勤時刻を前記サーバに送信し、前記データベースは、前記サーバが受信した前記出勤時刻を前記労務情報として記憶する。
本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションは、建設現場において、現場作業者の労務情報を管理する労務管理システムに実装するための労務管理アプリケーションであって、前記労務管理システムは、前記建設現場に設置される建設現場端末と、前記現場作業者が装着する装着具に設けられ、前記現場作業者に対応する個人情報である識別子情報を示す識別子を読み取る読取機器と、前記建設現場端末と通信するサーバとを備え、前記建設現場端末は、前記現場作業者の勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部を備え、前記サーバは、前記現場作業者に対応する個人情報である登録情報と、前記現場作業者の労務情報とを記憶するデータベースと、前記現場作業者のうち、前記建設現場に出勤した出勤作業者を認証する認証部とを備え、前記勤怠時刻取得部は、前記データベースに記憶された登録情報と、前記読取機器によって前記識別子から読み取られる識別子情報との照合結果から特定される、前記建設現場に出勤した出勤作業者の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部を含み、前記労務管理アプリケーションは、前記読取機器に、前記識別子から前記識別子情報を読み取らせるステップと、前記読取機器に、前記識別子情報を前記サーバに送信させるステップと、前記認証部に、前記サーバが前記読取機器から受信した前記識別子情報と前記登録情報とを照合させ、前記登録情報と前記識別子情報との照合結果に基づいて前記出勤作業者を認証させるステップと、前記認証部に、前記出勤作業者の前記照合結果を前記建設現場端末に送信させるステップと、前記出勤時刻取得部に、前記建設現場端末が前記サーバから受信した前記照合結果に基づいて通知される、前記建設現場への出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、前記出勤作業者の前記出勤時刻を取得させるステップと、前記出勤時刻取得部に、前記出勤時刻を前記サーバに送信させるステップと、前記データベースに、前記サーバが前記読取機器から受信した前記出勤時刻を前記労務情報として記憶させるステップとを前記労務管理システムに実行させる。
本開示の一実施形態に係る建設現場端末、労務管理システム、および労務管理アプリケーションによれば、機密情報の漏洩を抑制しつつ、現場作業者の労務管理を一括して簡単に行うことができる。
本開示の一実施形態に係る労務管理システムを示す、模式的なブロック図である。 本開示の一実施形態に係る建設現場端末の建設現場での設置形態を示す、模式的な斜視図である。 本開示の一実施形態に係る建設現場端末とともに使用される、現場作業者の装着具を示す、模式的な斜視図である。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションの実行ステップを示す、出勤時刻の管理のためのフローチャートである。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションにおいて、表示パネルに表示される、基本画面を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションにおいて、表示パネルに表示される、出勤確認画面を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションにおいて、表示パネルに表示される、危険予知画面を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションにおいて、表示パネルに表示される、連絡事項画面を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションにおいて、表示パネルに表示される、連絡事項画面を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションにおいて、表示パネルに表示される、撮像可能画面を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションにおいて、表示パネルに表示される、出勤確認画面の変形例を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションの実行ステップを示す、退勤時刻の管理のためのフローチャートである。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションにおいて、表示パネルに表示される、退勤確認画面を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションにおいて、表示パネルに表示される、退勤確認画面の変形例を示す模式図である。
以下、添付図面を参照して、本開示の一実施形態に係る建設現場端末および労務管理システムを説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまで一例であり、本開示の建設現場端末および労務管理システムは、以下の実施形態に限定されない。
(本実施形態に係る労務管理システム)
図1は、本実施形態に係る労務管理システムAを示している。本実施形態に係る労務管理システムAは、図1に示されるように、建設現場Fにおいて、現場作業者Wの労務情報を管理する。なお、本明細書において、「建設」は、住宅、事務所、店舗、ビル、橋、堤防、トンネル、ダム、電柱、上下水道などの工作物を作ることだけでなく、保守や修繕などのように、工作物に何らかの改変を加えることを含むものとする。また、本明細書において、「建設現場」は、工作物に何らかの改変を加える作業を行う場所を指すものとする。したがって、本明細書において、「現場作業者」は、主に、工作物に改変を加える作業を行う作業者を指すが、作業者を監督する現場監督者や、建設現場Fの管理を行う現場管理者を含んでもよい。また、本明細書において、現場作業者Wは、建設現場Fに出勤している出勤作業者W1と、建設現場Fに出勤した後に、建設現場Fから退勤した退勤作業者W2と、建築現場に出勤していない欠勤作業者(図示せず)を含む概念である。本実施形態では、労務管理システムAは、現場作業者Wの出勤時刻を管理する。本実施形態では、労務管理システムAはさらに、現場作業者Wの退勤時刻を管理する。労務管理システムAは、現場作業者Wの労務情報の管理と併せて、その他の建設現場Fの現場作業の進捗状況や、現場作業についての作業報告書の管理など、その他の管理を行ってもよい。
労務管理システムAは、本実施形態では、比較的小人数(たとえば、100人未満)の現場作業者Wの労務情報を管理するために使用される。しかし、労務管理システムAは、たとえば、大規模集合住宅、大規模商用ビルなどの大規模な建設現場において、100人を超える現場作業者Wの労務情報を管理するために使用されてもよい。
労務管理システムAは、本実施形態では、建設現場Fに設置される建設現場端末1と、現場作業者Wが装着する装着具Hに設けられ、現場作業者Wに対応する個人情報である識別子情報を示す識別子IDを読み取る読取機器Rと、建設現場端末1と通信するサーバSとを備えている。
読取機器Rは、たとえば、図1に示されるように、識別子IDから識別子情報を読み取り、読み取った識別子情報をサーバSに送信する(図1では、読取機器Rは、建設現場端末1を介して識別子情報サーバSに送信している)。建設現場Fでの読取機器Rの設置形態は、特に限定されない。本実施形態では、読取機器Rは、図2に示されるように、建設現場Fに据え付けられている。図2の例では、読取機器Rは、建設現場Fに設置される収容ボックスBに固定されており、現場作業者Wが収容ボックスBの前を通るときに、識別子IDから識別子情報を読み取る。しかし、読取機器Rは、持ち運び可能に構成され、現場作業者Wは、読取機器Rを把持し、識別子IDの位置まで読取機器Rを移動させることで、識別子IDから識別子情報を読み取ってもよい。
識別子IDは、図3に示されるように、現場作業者Wが装着する装着具Hに設けられる。図3では、識別子IDは、現場作業者Wの装着具Hであるヘルメットの縁部(ひさし(バイザー)状の部分)の裏面に貼付されている。しかし、識別子IDは、安全靴や作業服など、現場作業者Wのその他の装着具に設けられてもよい。
読取機器Rは、本実施形態では、図1に示されるように、識別子IDから識別子情報を読み取る読取部R1と、読取部R1が読み取った識別子情報を記憶する記憶部R2と、読取部R1が読み取った識別子情報を他の電気機器に送信する通信部R3とを備えている。読取部R1は、読み取った識別子情報を記憶部R2に記憶させずに通信部R3から他の電気機器に送信してもよく、記憶部R2に記憶させた後に、識別子情報を他の電気機器に送信してもよい。
読取部R1は、識別子IDから識別子情報を読み取り可能であれば、特に限定されない。本実施形態では、読取機器Rは、識別子IDとしてのRFIDタグから識別子情報を読み取るRFIDリーダから構成されている。しかし、読取部R1は、一次元コード(たとえば、いわゆるバーコード)や二次元バーコード(たとえば、いわゆるQRコード(登録商標))を読み取るコードリーダなど、その他の読取機器から構成されてもよい。識別子IDに含まれる識別子情報は、特に限定されない。識別子情報として、たとえば、現場作業者Wの氏名、所属する工務店名、職種、血液型などが挙げられる。
読取部R1は、建設現場Fの入退場口に、建設現場Fへの入退場方向に沿って、建設現場Fの内側に設けられる内側読取部と、建設現場Fの外側に設けられる外側読取部とを含んでいてもよい。この場合、読取部R1は、公知の入退場ゲートなどに設けることができ、内側読取部は、入退場ゲートにおいて、建設現場Fの内側寄りに設けられ、外側読取部は、入退場ゲートにおいて、建設現場Fの外側寄りに設けられる。このようにすれば、出勤時に、建設現場Fの外側から内側に移動する、現場作業者Wの動きに応じて、外側読取部および内側読取部の順に識別子IDを読み取ったときに、(たとえば、後述するサーバSの認証部S2が)その現場作業者Wを出勤作業者W1と認証し、出勤時刻取得部110aは、読取部R1(たとえば、内側読取部)による識別子IDの読取時刻を出勤時刻として取得することができる。同様に、退勤時に、建設現場Fの内側から外側に移動する、現場作業者Wの動きに応じて、内側読取部および外側読取部の順に識別子IDを読み取ったときに、(たとえば、後述するサーバSの認証部S2が)その現場作業者Wを退勤作業者W2と認証し、退勤時刻取得部110bは、読取部R1(たとえば、外側読取部)による識別子IDの読取時刻を退勤時刻として取得することができる。
記憶部R2は、読取部R1が読み取った識別子情報を記憶することができれば、特に限定されず、たとえば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read-Only Memory)などから構成される。
通信部R3は、建設現場端末1またはサーバSと通信可能に接続されれば、特に限定されない。本実施形態では、図1に示されるように、通信回線L2を介して通信部R3は、建設現場端末1の通信部16と通信可能に接続される。この場合、建設現場端末1が起動したときに、通信部R3は、読取部R1が読み取って記憶部R2が記憶している識別子情報を建設現場端末1の通信部16に送信し、建設現場端末1の通信部16は、読取機器Rから受信した識別子情報をサーバSの通信部S3に送信する。しかし、通信部R3は、サーバSの通信部S3と通信可能に接続されてもよい。この場合、通信部R3は、たとえばインターネットなどの通信回線L1を介して、読取部R1が読み取った識別子情報をサーバSの通信部S3に直接送信する。なお、通信部R3が送信する識別子情報は、読取部R1が読み取った識別子情報の全部であってもよく、一部であってもよい。通信部R3は、たとえば、有線通信または無線通信するためのネットワークアダプタから構成することができる。
サーバSは、本実施形態では、建設現場端末1からの要求に応じて、出勤作業者W1の認証を行う。具体的には、サーバSは、データベースS10に記憶された登録情報と、読取機器Rによって識別子IDから読み取られる識別子情報との照合結果から、建設現場に出勤した出勤作業者W1を特定する。たとえば、サーバSは、読取機器Rから識別子情報を取得し、登録情報と識別子情報との照合結果を建設現場端末1に送信する。たとえば、サーバSは、図1に示されるように、現場作業者Wに対応する個人情報である登録情報と、現場作業者Wの労務情報とを記憶するデータベースS10と、現場作業者Wのうち、建設現場Fに出勤した出勤作業者W1を認証する認証部S20とを備えている。図1の例では、データベースS10は、サーバSの記憶部S1に含まれている。また、図1の例では、サーバSは、アプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」と呼ぶ)を実行可能に構成される制御部S2を備えており、制御部S2が、記憶部S1に記憶された認証アプリケーションAP2を実行することで、認証部S20として機能する。制御部S2は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)などから構成される。
記憶部S1は、本実施形態では、図1に示されるように、登録情報および労務情報に加え、出勤作業者W1を認証するための認証アプリケーションAP2を記憶している。記憶部S1は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、ハードディスクなどから構成される。記憶部S1は、たとえば、建設現場端末1や読取機器Rの負荷を低減するために、後述する建設現場端末1の記憶部12や読取機器Rの記憶部R2より容量が大きい。本実施形態では、記憶部S1は、データベースS10として、現場作業者Wの個人情報である登録情報を記憶する個人情報データベースS11と、現場作業者Wの労務情報を記憶する労務情報データベースS12とを含んでいる。本実施形態では、データベースS10(具体的には、個人情報データベースS11)は、建設現場Fで作業する可能性がある現場作業者Wの個人情報を記憶する。個人情報として、たとえば、現場作業者Wの氏名、所属する工務店名、職種、血液型などが挙げられる。なお、データベースS10(具体的には、個人情報データベースS11)が記憶する現場作業者Wの個人情報は、読取部R1が読み取る現場作業者Wの識別子情報と少なくとも一部が重複し、重複した情報により、出勤作業者W1を認証できればよく、識別子情報と全部が重複していなくてもよい。
データベースS10(具体的には、労務情報データベースS12)は、本実施形態では、サーバSが建設現場端末1から受信した出勤時刻を労務情報として記憶する。また、データベースS10(具体的には、労務情報データベースS12)は、本実施形態では、サーバSが建設現場端末1から受信した退勤時刻を労務情報として記憶する。
認証部S20は、本実施形態では、サーバSが読取機器Rから識別子情報を受信したときに、登録情報と識別子情報とを照合し、登録情報と識別子情報との照合結果に基づいて出勤作業者W1を認証する。認証部S20は、たとえば、登録情報と識別子情報が一致したときに、一致した情報に係る現場作業者Wを出勤作業者W1として認証する。なお、現場作業者Wの氏名、所属する工務店名、職種、血液型などの個人情報の情報種別について、登録情報に含まれる情報種別と識別子情報に含まれる情報種別とは、必ずしも同じでないこともある。また、派遣元の工務店名などは、同一の現場作業者Wであっても、建設現場Fでの作業時期などによって、変更される可能性がある。そのため、出勤作業者W1を認証する際に、必ずしも、登録情報と識別子情報との間で、すべての情報が一致することを条件としなくてもよく、たとえば、現場作業者Wの氏名、職種、所属する工務店名、および血液型のうちのいずれかのみ(たとえば、現場作業者Wの氏名のみ)を照合するなど、一部の情報が一致することを条件としてもよい。
認証部S20は、本実施形態では、登録情報と識別子情報との照合結果を建設現場端末1に送信する。建設現場端末1に送信される照合結果は、認証部S20に認証された現場作業者Wを特定できれば、特に限定されない。たとえば、建設現場端末1に送信される照合結果は、データベースS10(具体的には、個人情報データベースS11)に記憶された出勤作業者W1の登録情報の全部(たとえば、出勤作業者W1の氏名、所属する工務店名、職種、血液型)または一部(たとえば、出勤作業者W1の氏名のみ)であってもよく、読取機器Rに読み取られた出勤作業者W1の識別子情報の全部(たとえば、出勤作業者W1の氏名、派遣元の工務店名、職種、血液型)または一部(たとえば、出勤作業者W1の氏名のみ)であってもよい。
認証部S20は、サーバSが読取機器Rから識別子情報を再度受信したときに、登録情報と識別子情報とを照合し、登録情報と識別子情報との照合結果に基づいて、出勤作業者W1のうち、建設現場Fから退勤する退勤作業者W2を認証してもよい。退勤作業者W2の認証は、出勤作業者W1として認証した現場作業者Wの登録情報と、サーバSが読取機器Rから再度受信した識別子情報とを照合することで行うことができる。
通信部S3は、本実施形態では、上述のように、建設現場端末1(具体的には、建設現場端末1の通信部16)と通信可能に接続される。通信部S3は、上述のように、読取機器R(具体的には、読取機器Rの通信部R3)と通信可能に接続されてもよい。通信部S3は、たとえば、有線通信または無線通信するためのネットワークアダプタから構成することができる。
(本実施形態に係る建設現場端末)
図2は、本実施形態に係る建設現場端末1の建設現場Fでの設置形態を示している。建設現場端末1は、図2に示されるように、建設現場Fに設置される端末である。本実施形態では、建設現場端末1は、持ち運び可能に構成されている。具体的には、建設現場端末1は、タブレット式携帯情報端末から構成されている。しかし、建設現場端末1は、建設現場Fに据え付けられる情報端末であってもよく、パーソナルコンピュータなどのその他の情報端末であってもよい。図2の例では、建設現場端末1は、別体で設けられる読取機器Rとともに、建設現場Fに設置されている。より具体的には、建設現場端末1は、読取機器Rとともに、建設現場Fに設置される収容ボックスBに収容されており、現場作業者Wの使用時に、収容ボックスBから取り出される。しかし、建設現場端末1は、必ずしも読取機器Rと別体で設けられなくてよく、読取機器Rを内蔵していてもよい。
建設現場端末1は、本実施形態では、図1に示されるように、現場作業者Wに対応する個人情報である登録情報を記憶するサーバSと通信可能に構成されている。この場合、建設現場端末1は、データ量が多くなることもある登録情報を記憶する負荷が低減される。しかし、建設現場端末1は、登録情報を自ら記憶し、読取機器Rを介して取得される識別子情報と、記憶している識別子情報とを照合することで、出勤作業者W1を認証してもよい。
建設現場端末1は、本実施形態では、アプリケーションを実行可能に構成される制御部11と、アプリケーションを記憶する記憶部12とを備えており、制御部11が、記憶部12に記憶されたアプリケーションを実行することで、労務管理システムAの各部を制御し、労務管理システムAに各種機能を発揮させる。たとえば、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)などから構成される。記憶部12は、たとえば、アプリケーションやデータを記憶するように構成されている。本実施形態では、記憶部12は、現場作業者の労務情報を管理する労務管理アプリケーションAP1を記憶している。たとえば、記憶部12は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read-Only Memory)などから構成される。本実施形態では、建設現場端末1は、所定の通知を行う報知部13と、所定の通知に対する応答を検知する検知部14とをさらに備えている。建設現場端末1は、画像を取得する撮像部15を備えていてもよい。また、建設現場端末1は、他の電気機器と通信するための通信部16を備えていてもよい。
建設現場端末1は、図1に示されるように、現場作業者Wの勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部110を備えている。具体的には、図1に示されるように、制御部11は、労務管理アプリケーションAP1を実行することで、勤怠時刻取得部110として機能する。本実施形態では、勤怠時刻取得部110は、通信回線L1、L2を介して、労務管理システムAの各部を制御し、労務管理システムAに各種機能を発揮させる。
勤怠時刻取得部110は、現場作業者Wのうち、建設現場Fに出勤した出勤作業者W1の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部110aを含んでいる。本実施形態では、勤怠時刻取得部110は、出勤作業者W1のうち、建設現場Fから退勤する退勤作業者W2の退勤した退勤時刻を取得する退勤時刻取得部110bをさらに含んでいる。
出勤時刻取得部110aは、登録情報と識別子情報との照合結果に基づいて通知される、建設現場Fへの出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、出勤時刻を取得する。換言すれば、出勤時の識別子IDの読取に何らかの漏れがある場合には、照合結果が得られないので、その出勤作業者W1には出勤確認要求が通知されない。そのため、出勤作業者W1は、出勤確認要求が通知されないと、識別子IDが読み取られていないと認識することができるので、出勤時の識別子IDの読取漏れを抑制することができる。具体的には、出勤時刻取得部110aは、建設現場端末1がサーバSから受信した照合結果に応じた出勤確認要求への応答によって、出勤作業者W1の出勤時刻を取得する。本実施形態では、出勤時刻取得部110aは、後述するように、出勤確認要求として、出勤確認画面PB(図5B参照)を表示パネル13aに表示させ、出勤確認要求への応答としての、出勤確認画面PBへの出勤作業者W1のタッチ操作をタッチパネル14aに検知させる。
出勤時刻取得部110aが出勤時刻として取得する時刻は、出勤確認要求への応答を起点として取得される時刻であれば、特に限定されない。たとえば、出勤時刻取得部110aは、出勤確認要求への応答時刻を出勤時間として取得してもよく、出勤確認要求への応答時刻より所定時間早い時刻を出勤時間として取得してもよく、出勤確認要求への応答時刻より所定時間遅い時刻を出勤時間として取得してもよい。本実施形態では、出勤時刻取得部110aは、建設現場端末1に備えられるタイマ(図示せず)が示す時刻に基づいて応答時刻を取得し、その応答時刻を出勤時刻として取得する。しかし、出勤時刻取得部110aは、通信部16を介してサーバSに備えられるタイマ(図示せず)が示す時刻を取得するなど、その他の方法で、出勤時刻を取得してもよい。また、後述するように、報知部13が表示パネル13aから構成され、検知部14がタッチパネル14aから構成される場合、出勤時刻取得部110aは、たとえば、出勤確認要求として、表示パネル13aに出勤時刻の入力画面PB(図6参照)を表示させてもよい。この場合、出勤時刻取得部110aは、出勤作業者W1の手動入力による時刻(図6では、テンキーパッドPB2による手動入力)をタッチパネル14aが検知することで、その入力時刻を出勤時刻として取得する。出勤確認要求の詳細については、後述される。本実施形態では、出勤時刻取得部110aは、取得した出勤時刻をサーバSに送信する。
退勤時刻取得部110bは、具体的には、退勤作業者W2の識別子IDから識別子情報を読み取ったときに通知される、建設現場Fからの退勤の確認を要求する退勤確認要求への応答によって、退勤作業者W2の退勤時刻を取得する。本実施形態では、出勤時刻取得部110aが出勤時刻を取得する際に、記憶部12は、サーバSから送信された照合結果を記憶しており、たとえば、退勤時刻取得部110bは、読取機器Rから送信される現場作業者Wの識別子情報と、照合結果に含まれる出勤作業者W1に係る情報が一致した場合、退勤作業者W2と認証する。しかし、出勤作業者W1を認証する場合と同様に、サーバSが識別子情報と登録情報との照合結果から退勤作業者W2を認証し、サーバSから送信される照合結果に基づいて通知される、退勤確認要求への応答によって、退勤作業者W2の退勤時刻を取得してもよい。本実施形態では、退勤時刻取得部110bは、後述するように、退勤確認要求として、退勤確認画面PL(図8A参照)を表示パネル13aに表示させ、退勤確認要求への応答としての、退勤確認画面PLへの退勤作業者W2のタッチ操作をタッチパネル14aに検知させる。
退勤時刻取得部110bが退勤時刻として取得する時刻は、退勤確認要求への応答を起点として取得される時刻であれば、特に限定されない。たとえば、退勤時刻取得部110bは、退勤確認要求への応答時刻を退勤時間として取得してもよく、退勤確認要求への応答時刻より所定時間早い時刻を退勤時間として取得してもよく、退勤確認要求への応答時刻より所定時間遅い時刻を退勤時間として取得してもよい。また、後述するように、報知部13が表示パネル13aから構成され、検知部14がタッチパネル14aから構成される場合、退勤時刻取得部110bは、たとえば、退勤確認要求として、表示パネル13aに退勤時刻の入力画面(図8B参照)を表示させてもよい。この場合、退勤時刻取得部110bは、退勤作業者W2の手動入力による時刻(図8Bでは、テンキーパッドPL1による手動入力)をタッチパネル14aが検知することで、その入力時刻を退勤時刻として取得する。退勤確認要求の詳細については、後述される。本実施形態では、退勤時刻取得部110bは、取得した出勤時刻をサーバSに送信する。
報知部13は、本実施形態では、出勤確認要求を通知する。換言すれば、出勤時の識別子IDの読取に何らかの漏れがあり、出勤作業者W1として認証されていない現場作業者Wには出勤確認要求が通知されない。そのため、この場合、現場作業者Wは、出勤確認要求が通知されないと、識別子IDが読み取られていないと認識することができるので、出勤時の識別子IDの読取漏れを抑制することができる。識別子IDの読取漏れとして、現場作業者Wが読取機器Rに識別子IDを読み取らせることを忘却している場合や、読取機器Rがうまく識別子IDを読み取っていない場合が挙げられる。出勤確認要求の通知方法は、特に限定されない。本実施形態では、報知部13は、出勤確認要求として、出勤作業者W1の個人情報を含む出勤確認画面PB(図5B参照)を表示する表示パネル13aを有している(図2も参照)。しかし、報知部13は、出勤確認要求として、出勤作業者W1の個人情報(たとえば、出勤作業者W1の氏名)を発音するスピーカを有するなど、その他の通知方法で、出勤確認要求を通知してもよい。
報知部13は、本実施形態では、出勤作業者W1に危険予知活動(以下、「危険予知」を「KY」とも呼ぶ)を促す危険予知要求を通知し、出勤作業者W1に危険予知要求とともに出勤確認要求を通知する。危険予知活動は、建設現場Fにおける自己や災害を未然に防ぐための活動であり、建設現場Fにおいて、原則、現場作業前に出勤日毎に行われる。そのため、危険予知要求とともに出勤確認要求を通知するようにすると、識別子IDの読取漏れに加え、出勤確認要求への応答漏れを抑制することができる。危険予知活動として、たとえば、出勤作業者A1の全員がヘルメットを装着していることを確認することや(図5C参照)、高所から落下することを未然に防ぐために、安全帯の使用を確認することや、現場作業に使用する器具を指差呼称して点検することなどが挙げられる。本実施形態では、表示パネル13aが、出勤作業者W1に危険予知活動を促す危険予知画面PC(図5C参照)とともに出勤確認画面PB(図5B参照)を表示する。表示パネル13aは、危険予知画面PCと同時に出勤確認画面PBを表示してもよく、危険予知画面PCを表示した後に、出勤確認画面PBを表示してもよく、危険予知画面PCを表示する前に、出勤確認画面PBを表示してもよい。
報知部13は、本実施形態では、出勤作業者W1として認証され、その後に退勤する退勤作業者W2の識別子IDから識別子情報を読み取ったときに、建設現場Fからの退勤の確認を要求する退勤確認要求を通知する。換言すれば、退勤時の識別子IDの読取に何らかの漏れがある場合には、その退勤作業者W2には出勤確認要求が通知されない。そのため、この場合、退勤作業者W2は、退勤確認要求が通知されないと、識別子IDが読み取られていないと認識することができるので、退勤時の識別子IDの読取漏れを抑制することができる。退勤確認要求の通知方法は、特に限定されない。本実施形態では、退勤確認要求として、退勤作業者W2の個人情報を含む退勤確認画面PL(図8A参照)が表示パネル13aに表示される。
検知部14は、本実施形態では、出勤確認要求への応答を検知する。検知部14が検知する出勤確認要求への応答方法は、特に限定されない。本実施形態では、検知部14は、表示パネル13aの表示面と重なるように配置され、出勤作業者W1の出勤確認画面PB(図5B参照)へのタッチ操作によって、出勤確認要求への応答を検知するタッチパネル14aを有している(図2も参照)。しかし、検知部14は、出勤確認要求への応答として、出勤作業者W1の顔または指紋を検知してもよく、この場合、撮像部15が検知部14として機能し、建設現場端末1(たとえば、出勤時刻取得部110a)またはサーバS(たとえば、認証部S20)において、検知した顔または指紋が登録された出勤作業者W1の顔または指紋と合致するかが認証されてもよい。また、検知部14は、出勤作業者W1の発声による応答(たとえば、「はい」などの出勤作業者W1の発声)を検知するマイクを有するなど、その他の出勤作業者W1の応答を感知してもよい。検知部14がマイクを有する場合、検知部14は、出勤作業者W1の発声の声紋を感知してもよく、この場合、建設現場端末1(たとえば、出勤時刻取得部110a)またはサーバS(たとえば、認証部S20)において、検知した声紋が登録された出勤作業者W1の声紋と合致するかが認証されてもよい。
検知部14は、本実施形態では、退勤確認要求への応答をさらに検知する。検知部14が検知する退勤確認要求への応答方法は、特に限定されない。本実施形態では、検知部14は、退勤確認要求への応答として、退勤確認画面PL(図8A参照)へのタッチ操作を検知する。
撮像部15は、本実施形態では、建設現場Fの作業状況を画像として取得する。撮像部15は、たとえば、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を含んで構成される。本実施形態では、撮像部15は、出勤時刻取得部110aが出勤時刻を取得した後に、起動可能となる。この場合、たとえば、施工主への報告書などに添付される現場の作業状況の写真を建設現場端末1によって取得する前に、出勤確認要求への応答が必要となるので、出勤確認要求への応答漏れを抑制することができる。
通信部16は、本実施形態では、上述のように、サーバSと通信可能に接続される。本実施形態では、通信部16はさらに、読取機器Rと通信可能に接続される。通信部16は、たとえば、インターネットなどの通信回線L1を介して、サーバS(具体的には、サーバSの通信部S3)と通信可能に接続されている。また、通信部16は、たとえば、WiFi、Bluetooth(登録商標)、Ethernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)などの通信回線L2を介して、読取機器R(具体的には、読取機器Rの通信部R3)と通信可能に接続されている。通信部16とサーバSとの通信、および通信部16と読取機器Rとの通信は、有線通信であってもよく、無線通信であってもよい。通信部16は、たとえば、有線通信または無線通信するためのネットワークアダプタから構成することができる。
(本実施形態に係る労務管理アプリケーション)
以下、添付図面を参照して、本開示の一実施形態に係る労務管理アプリケーションを説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまで一例であり、本開示の労務管理アプリケーションは、以下の実施形態に限定されない。
図4および図5は、本実施形態に係る労務管理アプリケーションAP1(図1参照)の実行ステップをフローチャートで示している。本実施形態に係る労務管理アプリケーションAP1は、建設現場Fにおいて、現場作業者Wの労務情報を管理する労務管理システムAに実装するための労務管理アプリケーションAP1である。労務管理アプリケーションAP1は、図4に示されるように、出勤時間を管理するために、以下のステップST1~ST6を労務管理システムに実行させることができる。具体的には、労務管理アプリケーションAP1の実行により機能する出勤時刻取得部110aが、労務管理システムAの各部を制御することによって、ステップST1~ST6を実行させる。
本実施形態では、ステップST1において、読取機器Rに、識別子IDから識別子情報を読み取らせる(図4参照)。具体的には、現場作業者Wが、読取機器Rを収容する収容ボックスBに近づくことで、読取機器Rの読取部R1が、識別子IDから識別子情報が読み取る。ステップST1において、建設現場端末1が未だ起動していない場合には、識別子情報は、読取機器Rの記憶部R2に記憶される。
本実施形態では、ステップST2において、読取機器Rに、識別子情報をサーバSに送信させる(図4参照)。具体的には、読取機器Rの通信部R3が、建設現場端末1の通信部16に識別子情報を送信し、建設現場端末1の通信部16が、読取機器Rから受信した識別子情報をサーバSの通信部S3に送信する。しかし、読取機器Rの通信部R3は、識別子情報をサーバSの通信部S3に直接送信してもよい。
本実施形態では、ステップST3において、認証部S20に、サーバSが読取機器Rから受信した識別子情報と登録情報とを照合させ、識別子情報と登録情報との照合結果に基づいて出勤作業者W1を認証させる(図4参照)。具体的には、認証部S20は、読取機器Rから受信した識別子情報と、データベースS10(具体的には、個人情報データベースS11)に記憶された登録情報とを照合することで、出勤作業者W1を認証する。
本実施形態では、ステップST4において、認証部S20に、登録情報と識別子情報との照合結果を建設現場端末1に送信させる(図4参照)。具体的には、サーバSの通信部S3が、出勤確認画面PBに表示させるべき出勤作業者W1の個人情報(たとえば、出勤作業者Wの氏名W1、所属する工務店名、職種)を建設現場端末1の通信部16に送信する。
本実施形態では、ステップST5において、出勤時刻取得部110aに、建設現場端末1がサーバSから受信した照合結果に基づいて通知される、建設現場Fへの出勤の確認を要求する出勤確認要求への出勤作業者W1の応答によって、出勤時刻を取得させる(図4参照)。換言すれば、本実施形態では、出勤時の識別子IDの読取に何らかの漏れがある場合には、照合結果が得られないので、その出勤作業者W1には出勤確認要求が通知されない。そのため、出勤作業者W1は、出勤確認要求が通知されないと、識別子IDが読み取られていないと認識することができるので、出勤時の識別子IDの読取漏れを抑制することができる。具体的には、出勤時刻取得部110aは、出勤作業者W1に対して、認証部S20の照合結果を出勤確認要求として報知部13に通知させ、その照合結果への出勤作業者W1の応答を検知部14に検知させる。より具体的には、出勤時刻取得部110aは、認証部S20の照合結果(たとえば、出勤作業者W1の氏名、所属する工務店名、職種)を出勤確認画面PB(図5B参照)として表示パネル13aに表示させ、出勤確認画面PBへの出勤作業者W1のタッチ操作をタッチパネル14aに検知させる。
本実施形態では、ステップST5において、出勤時刻取得部110aに、出勤作業者W1に対して危険予知活動を促す危険予知要求を報知部13に通知させ、危険予知要求とともに出勤確認要求を報知部13に通知させる。危険予知活動は、建設現場において、原則、現場作業前に出勤日毎に行われるため、危険予知要求とともに出勤確認要求を通知するようにすると、識別子IDの読取漏れに加え、出勤確認要求への応答漏れを抑制することができる。具体的には、出勤時刻取得部110aは、出勤作業者W1に対して危険予知活動を促す危険予知画面PC(図5C参照)を出勤確認画面PB(図5B)とともに表示パネル13aに表示させる。表示パネル13aは、危険予知画面PCと同時に出勤確認画面PBを表示してもよく、危険予知画面PCを表示した後に、出勤確認画面PBを表示してもよく、危険予知画面PCを表示する前に、出勤確認画面PBを表示してもよい。
ステップST5での表示パネル13aの表示例が、図5A~図5Fに示されている。まず、図5Aに示されるように、出勤時刻取得部110aは、労務管理アプリケーションAP1の基本画面(トップ画面)PAを表示パネル13aに表示させる。出勤作業者W1が基本画面PAの所定領域PA0(図5Aの例では、「KY・安全指示書」の表示領域)をタッチ操作すると、図5Bに示されるように、出勤時刻取得部110aは、出勤確認画面PBを表示パネル13aに表示させる。出勤作業者W1が、自分の個人情報が表示パネル13aに表示されていることを確認し、出勤確認画面PBの所定領域(図5Bの例では、確認ボタンPB0)をタッチ操作すると、図5Cに示されるように、出勤時刻取得部110aは、危険予知画面PCを表示パネル13aに表示させる。出勤作業者W1が、危険予知画面PCに基づいて危険予知活動を行った後、危険予知画面PCの所定領域(図5Cの例では、確認ボタンPC0)をタッチ操作すると、図5Dに示されるように、出勤時刻取得部110aは、連絡事項画面PDを表示パネル13aに表示させる。連絡事項画面PDに表示される連絡事項として、建設現場Fの建設図面や作業内容の変更が挙げられる。出勤作業者W1が、連絡事項画面PDに基づいて連絡事項を確認した後、連絡事項画面PDの所定領域(図5Cの例では、「※変更図面あり」の表示領域PD0)をタッチ操作すると、出勤時刻取得部110aは、連絡事項の詳細を示す詳細内容画面PEを表示パネル13aに表示させる。詳細内容画面PEに表示される内容としては、変更後の建設現場Fの建設図面や作業内容の詳細が挙げられる。出勤作業者W1が、連絡事項の詳細を確認した後、詳細内容画面PEの所定領域(図5Cの例では、確認ボタンPE0)をタッチ操作すると、出勤時刻取得部110aは、撮像部15が起動可能になったことを通知する撮像可能画面PFを表示する。
たとえば、前日以前に、翌日の各作業の安全管理などに関する指示事項をデータベースS10に入力しておいてもよい。この場合、作業の当日に、職長などの、現場の各作業責任者が建設現場Fに入場した際に、確認ボタンPB0へのタッチ操作によって、当日の作業に関する安全事項、特記事項等を表示パネル13aに表示する。そうすることで、個別の具体的な安全指示などを確実に伝達することができるので、従来の危険予知活動による安全施策と比較し、安全管理の実効性が飛躍的に高まる。また、安全組織の各階梯の責任の具体化および明確化を図ることができる。
このように、一連のフローによって、出勤時刻の取得などの、出勤時の管理項目が遵守されたことを確認することができる。また、出勤時の管理項目が遵守された後に、現場の作業状況の写真を取得するために必要となる撮像部15が起動可能となるので、出勤確認要求などへの応答漏れを抑制することができる。なお、図6に示されるように、出勤確認画面PBは、たとえば出勤作業者W1が出勤時間を手動で入力するテンキーバッドPB1を含んでいてもよい。この場合、出勤確認画面PBは、入力時刻を確定させるOKボタンPB2や、入力時刻を誤りがないかを確認し、正しい場合(「はい」)には、入力時刻を出勤時刻とし、間違っている場合(「いいえ」)には、再度、テンキーバッドPB1への入力を促す選択ボタンPB3を含んでいてもよい。
本実施形態では、ステップST5において、出勤時刻取得部110aに、出勤時刻をサーバSに送信させる(図4参照)。具体的には、出勤時刻取得部110aは、建設現場端末1の通信部16に、取得した出勤作業者W1の出勤時刻をサーバSの通信部S3に送信させる。
本実施形態では、ステップST6において、データベースS10に、サーバSが建設現場端末1から受信した出勤時刻を労務情報として記憶させる(図4参照)。具体的には、労務管理データベースS12に、サーバSの通信部S3が受信した出勤時刻を労務情報として記憶させる。
また、本実施形態では、退勤時間を管理するために、労務管理アプリケーションAP1は、図7に示されるように、以下のステップST11~ST14を労務管理システムにさらに実行させる。具体的には、労務管理アプリケーションAP1の実行により機能する退勤時刻取得部110bが、労務管理システムAの各部を制御することによって、ステップST11~ST14を実行させる。
本実施形態では、ステップST11において、読取機器Rに、識別子IDから識別子情報を読み取らせる(図7参照)。具体的には、出勤作業者W1のうち、建設現場Fから退勤する退勤作業者W2が、読取機器Rを収容する収容ボックスBに近づくことで、読取機器Rの読取部R1に、識別子IDから識別子情報を読み取らせる。
本実施形態では、ステップST12において、退勤時刻取得部110bに、退勤作業者W2の識別子IDから識別子情報を読み取ったときに通知される、建設現場Fからの退勤の確認を要求する退勤確認要求への応答によって、退勤作業者W2の退勤時刻を取得させる(図7参照)。換言すれば、本実施形態では、退勤時の識別子IDの読取に何らかの漏れがある場合には、その退勤作業者W2には退勤確認要求が通知されない。そのため、この場合、退勤作業者W2は、退勤確認要求が通知されないと、識別子IDが読み取られていないと認識することができるので、退勤時の識別子IDの読取漏れを抑制することができる。具体的には、退勤時刻取得部110bは、読取機器Rから送信される現場作業者Wの識別子情報と、出勤時刻取得部110aが出勤時刻を取得する際に記憶部12が記憶した、サーバから受信した照合結果に含まれる出勤作業者W1に係る情報とが一致した場合に、その出勤作業者W1を退勤作業者W2と認証する。しかし、ステップST3と同様に、サーバSの認証部S20が、識別子情報と登録情報とを照合することで、退勤作業者W2と認証してもよい。
本実施形態では、図8Aに示されるように、退勤時刻取得部110bは、退勤確認要求として、退勤作業者W2の個人情報(たとえば、退勤作業者W2の氏名、所属する工務店名、職種)を示す退勤確認画面PLを表示パネル13aに表示させ、退勤確認画面PLへのタッチ操作をタッチパネル14aに検知させる。退勤作業者W2が、退勤確認画面PLの所定領域(図8Aの例では、確認ボタンPL0)をタッチ操作すると、退勤時刻取得部110bは、退勤時刻を取得する。しかし、退勤作業者W2が、識別子IDの読取を忘却し、そのまま帰宅することもある。このような場合にも退勤時刻を取得することができるように、退勤確認画面PLは、図8Bに示されるように、退勤作業者W2が退勤時間を手動で入力するテンキーバッドPL1を含んでいてもよい。この場合、退勤確認画面PLは、入力時刻を確定させるOKボタンPL2や、入力時刻を誤りがないかを確認し、正しい場合(「はい」)には、入力時刻を退勤時刻とし、間違っている場合(「いいえ」)には、再度、テンキーバッドPL1への入力を促す選択ボタンPL3を含んでいてもよい。
本実施形態では、ステップST13において、退勤時刻取得部110bに、退勤時刻をサーバSに送信させる(図7参照)。具体的には、退勤時刻取得部110bは、建設現場端末1の通信部16に、取得した退勤作業者W2の退勤時刻をサーバSの通信部S3に送信させる。
本実施形態では、ステップST14において、データベースS10に、サーバSが建設現場端末1から受信した退勤時刻を労務情報として記憶させる(図7参照)。具体的には、労務管理データベースS12に、サーバSの通信部S3が受信した退勤時刻を労務情報として記憶させる。
以上のように、本実施形態に係る建設現場端末1は、建設現場Fに設置される建設現場端末1であり、建設現場端末1は、現場作業者Wの勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部110を備え、勤怠時刻取得部110は、現場作業者Wに対応する個人情報であって、予め登録されている登録情報と、現場作業者Wに対応する個人情報であって、現場作業者Wが装着する装着具Hに設けられる識別子IDから読み取られる識別子情報との照合結果から特定される、建設現場Fに出勤した出勤作業者W1の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部110aを含み、出勤時刻取得部110aは、照合結果に基づいて通知される、建設現場Fへの出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、出勤作業者W1の出勤時刻を取得する。
本実施形態に係る建設現場端末1によれば、現場作業者Wが個々に所有するスマートフォンなどではなく、建設現場Fに設置される端末を用いて現場作業者Wの労務管理を行うので、機密情報の漏洩を抑制しやすくなる。また、本実施形態に係る建設現場端末1によれば、現場作業者Wが個々に所有するスマートフォンなどではなく、建設現場Fに設置される端末を用いて、出勤作業者W1の出勤時刻を取得するので、現場作業者Wの労務管理を建設現場端末1によって一括して簡単に行うことができる。
本実施形態では、予め登録されている登録情報と、現場作業者Wが装着する装着具Hに設けられる識別子IDから読み取られる識別子情報との照合結果に基づいて、出勤確認要求が通知される。換言すれば、出勤時の識別子IDの読取に何らかの漏れがある場合には、照合結果が得られないので、その出勤作業者W1には出勤確認要求が通知されない。そのため、出勤作業者W1は、出勤確認要求が通知されないと、識別子IDが読み取られていないと認識することができるので、出勤時の識別子IDの読取漏れを抑制することができる。
本実施形態において、建設現場端末1は、登録情報を記憶するサーバSと通信可能に構成され、サーバSは、識別子IDから識別子情報を読み取る読取機器Rから識別子情報を取得し、登録情報と識別子情報との照合結果を建設現場端末1に送信し、出勤時刻取得部110aは、建設現場端末1が受信した照合結果に応じた出勤確認要求への応答によって、出勤作業者W1の出勤時刻を取得する。この場合、建設現場端末1は、データ量が多くなることもある登録情報を記憶する負荷が低減される。
本実施形態において、建設現場端末1は、持ち運び可能に構成される。この場合、出勤作業者W1は、たとえば、建設現場端末1が労務管理以外の付加機能(たとえば、撮像機能)を有するときに、建設現場Fでの現場作業の際に建設現場端末1を携帯し、必要に応じて建設現場端末1を操作することで、すぐに建設現場端末1の付加機能を使用することができる。
本実施形態において、建設現場端末1は、建設現場Fの作業状況を画像として取得する撮像部15をさらに備える。この場合、出勤作業者W1は、たとえば、施工主への報告書などに添付される現場の作業状況の写真を撮像部15によって取得することができる。
本実施形態において、撮像部15は、出勤時刻取得部110aが出勤時刻を取得した後に、起動可能となる。この場合、たとえば、施工主への報告書などに添付される現場の作業状況の写真を建設現場端末1によって取得する前に、出勤確認要求への応答が必要となるので、出勤確認要求への応答漏れを抑制することができる。
本実施形態において、建設現場端末1は、出勤確認要求を通知する報知部13と、出勤作業者W1の出勤確認要求への応答を検知する検知部14とをさらに備える。この場合、報知部13が通知する出勤確認要求への応答を検知部14が検知することで、出勤確認要求への応答による出勤作業者W1の出勤時刻の取得を確実に行うことができる。
本実施形態において、報知部13は、出勤確認要求として、出勤作業者W1の個人情報を含む出勤確認画面PBを表示する表示パネル13aを有し、検知部14は、表示パネル13aの表示面と重なるように配置され、出勤作業者W1の出勤確認画面PBへのタッチ操作によって、出勤確認要求への応答を検知するタッチパネル14aを有する。この場合、出勤確認要求の確認を視覚的に行い、かつ、出勤確認要求への応答をタッチ操作で行うことで、建設現場端末1を簡単に操作することができる。
本実施形態において、報知部13は、危険予知活動を促す危険予知要求を通知し、危険予知要求とともに出勤確認要求を通知する。この場合、現場作業前に出勤日毎に行われる危険予知活動と紐づくように、出勤確認要求を通知するので、識別子IDの読取漏れに加え、出勤確認要求への応答漏れを抑制することができる。
本実施形態において、勤怠時刻取得部110は、出勤作業者W1のうち、建設現場から退勤する退勤作業者W2の退勤した退勤時刻を取得する退勤時刻取得部110bをさらに含み、退勤時刻取得部110bは、退勤作業者W2の識別子IDから識別子情報を読み取ったときに通知される、建設現場Fからの退勤の確認を要求する退勤確認要求への応答によって、退勤作業者W2の退勤時刻を取得する。換言すれば、本実施形態では、退勤時の識別子IDの読取に何らかの漏れがある場合には、その退勤作業者W2には退勤確認要求が通知されない。そのため、この場合、退勤作業者W2は、退勤確認要求が通知されないと、識別子IDが読み取られていないと認識することができるので、退勤時の識別子IDの読取漏れを抑制することができる。
本実施形態に係る労務管理システムAは、建設現場Fに設置される建設現場端末1と、現場作業者Wが装着する装着具Hに設けられ、現場作業者Wに対応する個人情報である識別子情報を示す識別子IDを読み取る読取機器Rと、建設現場端末1と通信するサーバSとを備え、建設現場端末1は、現場作業者Wの勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部110を備え、サーバSは、現場作業者Wに対応する個人情報である登録情報と、現場作業者Wの労務情報とを記憶するデータベースS10と、現場作業者Wのうち、建設現場Fに出勤した出勤作業者W1を認証する認証部S20とを備え、勤怠時刻取得部110は、データベースS10に記憶された登録情報と、読取機器Rによって識別子IDから読み取られる識別子情報との照合結果から特定される、建設現場Fに出勤した出勤作業者W1の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部110aを含み、読取機器Rは、識別子IDから識別子情報を読み取り、読み取った識別子情報をサーバSに送信し、認証部S20は、サーバSが読取機器Rから識別子情報を受信したときに、登録情報と識別子情報とを照合し、登録情報と識別子情報との照合結果に基づいて出勤作業者W1を認証し、照合結果を建設現場端末1に送信し、出勤時刻取得部110aは、建設現場端末1がサーバSから受信した照合結果に基づいて通知される、建設現場Fへの出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、出勤作業者W1の出勤時刻を取得し、取得した出勤時刻をサーバSに送信し、データベースS10は、サーバSが受信した出勤時刻を労務情報として記憶する。
本実施形態に係る労務管理システムAによれば、現場作業者Wが個々に所有するスマートフォンなどではなく、建設現場Fに設置される端末を用いて現場作業者Wの労務管理を行うので、機密情報の漏洩を抑制しやすくなる。また、本実施形態に係る建設現場端末1によれば、現場作業者Wが個々に所有するスマートフォンなどではなく、建設現場Fに設置される端末を用いて、出勤作業者W1の出勤時刻を取得するので、建設現場端末1を介して現場作業者Wの労務管理を一括して簡単に行うことができる。
本実施形態では、予め登録されている登録情報と、現場作業者Wが装着する装着具Hに設けられる識別子IDから識別子IDから読み取られる識別子情報との照合結果に基づいて、出勤確認要求が通知される。換言すれば、出勤時の識別子IDの読取に何らかの漏れがある場合には、照合結果が得られないので、その出勤作業者W1には出勤確認要求が通知されない。そのため、出勤作業者W1は、出勤確認要求が通知されないことで、識別子IDが読み取られていないことを認識することができるので、出勤時の識別子IDの読取漏れを抑制することができる。
本実施形態では、読取機器Rは、建設現場Fの入退場口に、建設現場Fへの入退場方向に沿って、建設現場Fの内側に設けられる内側読取部と、建設現場Fの外側に設けられる外側読取部とを含み、出勤時刻取得部110aは、外側読取部および内側読取部の順に識別子IDを読み取ったときに、出勤時刻を取得し、退勤時刻取得部110bは、内側読取部および外側読取部の順に識別子IDを読み取ったときに、退勤時刻を取得する。このように、建築現場Fでの現場作業者Wの入退場時の行動に対応して、読取機器Rが識別子IDを読み取ったときに、自動的に、現場作業者Wの出退勤を認証することもできる。
本実施形態に係る労務管理アプリケーションAP1は、建設現場Fにおいて、現場作業者Wの労務情報を管理する労務管理システムAに実装するための労務管理アプリケーションAP1であって、労務管理システムは、建設現場Fに設置される建設現場端末1と、現場作業者Wが装着する装着具Hに設けられ、現場作業者Wに対応する個人情報である識別子情報を示す識別子IDを読み取る読取機器Rと、建設現場端末1と通信するサーバSとを備え、建設現場端末1は、現場作業者Wの勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部110を備え、サーバSは、現場作業者Wに対応する個人情報である登録情報と、現場作業者Wの労務情報とを記憶するデータベースS10と、現場作業者Wのうち、建設現場Fに出勤した出勤作業者W1を認証する認証部S20とを備え、勤怠時刻取得部110は、データベースS10に記憶された登録情報と、読取機器Rによって識別子IDから読み取られる識別子情報との照合結果から特定される、建設現場Fに出勤した出勤作業者W1の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部110aを含み、労務管理アプリケーションAP1は、読取機器Rに、識別子IDから識別子情報を読み取らせるステップと、読取機器Rに、識別子情報をサーバSに送信させるステップと、認証部S20に、サーバSが読取機器Rから受信した識別子情報と登録情報とを照合させ、登録情報と識別子情報との照合結果に基づいて出勤作業者W1を認証させるステップと、認証部S20に、出勤作業者W1の照合結果を建設現場端末1に送信させるステップと、出勤時刻取得部110aに、建設現場端末1がサーバSから受信した照合結果に基づいて通知される、建設現場Fへの出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、出勤作業者W1の出勤時刻を取得させるステップと、出勤時刻取得部110aに、出勤時刻をサーバSに送信させるステップと、データベースS10に、サーバSが読取機器Rから受信した出勤時刻を労務情報として記憶させるステップとを労務管理システムAに実行させる。
本実施形態に係る労務管理アプリケーションAP1によれば、現場作業者Wが個々に所有するスマートフォンなどではなく、建設現場Fに設置される端末を用いて現場作業者Wの労務管理を行うので、機密情報の漏洩を抑制しやすくなる。また、本実施形態に係る建設現場端末1によれば、現場作業者Wが個々に所有するスマートフォンなどではなく、建設現場Fに設置される端末を用いて、出勤作業者W1の出勤時刻を取得するので、建設現場端末1を介して現場作業者Wの労務管理を一括して簡単に行うことができる。
本実施形態では、予め登録されている登録情報と、現場作業者Wが装着する装着具Hに設けられる識別子IDから読み取られる識別子情報との照合結果に基づいて、出勤確認要求が通知される。換言すれば、出勤時の識別子IDの読取に何らかの漏れがある場合には、照合結果が得られないので、その出勤作業者W1には出勤確認要求が通知されない。そのため、出勤作業者W1は、出勤確認要求が通知されないことで、識別子IDが読み取られていないことを認識することができるので、出勤時の識別子IDの読取漏れを抑制することができる。
1 建設現場端末
11 制御部
110 勤怠時刻取得部
110a 出勤時刻取得部
110b 退勤時刻取得部
12 記憶部
13 報知部
13a 表示パネル
14 検知部
14a タッチパネル
15 撮像部
16 通信部
A 労務管理システム
AP1 労務管理アプリケーション
AP2 認証アプリケーション
B 収容ボックス
F 建設現場
H 装着具
ID 識別子
L1、L2 通信回線
PA 基本画面
PA0 所定領域
PB 出勤確認画面
PB0 確認ボタン
PB1 テンキーバッド
PB2 OKボタン
PB3 選択ボタン
PC 危険予知画面
PC0 確認ボタン
PD 連絡事項画面
PE 詳細内容画面
PE0 確認ボタン
PF 撮像可能画面
PL 退勤確認画面
PL0 確認ボタン
PL1 テンキーバッド
PL2 OKボタン
PL3 選択ボタン
R 読取機器
R1 読取部
R2 記憶部
R3 通信部
S サーバ
S1 記憶部
S10 データベース
S11 個人情報データベース
S12 労務情報データベース
S2 制御部
S20 認証部
S3 通信部
ST1 識別子から識別子情報を読み取るステップ
ST2 識別子情報をサーバに送信するステップ
ST3 出勤作業者を認証するステップ
ST4 出勤時刻を取得するステップ
ST5 出勤時刻をサーバに送信するステップ
ST6 出勤時刻を記憶するステップ
ST11 識別子から識別子情報を読み取るステップ
ST12 退勤時刻を取得するステップ
ST13 退勤時刻をサーバに送信するステップ
ST14 退勤時刻を記憶するステップ
W 現場作業者
W1 出勤作業者
W2 退勤作業者

Claims (11)

  1. 建設現場に設置され、現場作業者の労務情報を管理する建設現場端末であって、
    前記建設現場端末は、
    前記現場作業者の勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部
    を備え、
    前記勤怠時刻取得部は、前記現場作業者に対応する個人情報であって、予め登録されている登録情報と、前記現場作業者に対応する個人情報であって、前記現場作業者が装着する装着具に設けられる識別子から読み取られる識別子情報との照合結果から特定される、前記建設現場に出勤した出勤作業者の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部を含み、
    前記出勤時刻取得部は、前記照合結果に基づいて通知される、前記建設現場への出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、前記出勤作業者の前記出勤時刻を取得する、
    建設現場端末。
  2. 前記建設現場端末は、前記登録情報を記憶するサーバと通信可能に構成され、
    前記サーバは、前記識別子から前記識別子情報を読み取る読取機器から前記識別子情報を取得し、前記登録情報と前記識別子情報との照合結果を前記建設現場端末に送信し、
    前記出勤時刻取得部は、前記建設現場端末が受信した照合結果に応じた前記出勤確認要求への応答によって、前記出勤作業者の出勤時刻を取得する、
    請求項1記載の建設現場端末。
  3. 前記建設現場端末は、持ち運び可能に構成される、
    請求項1または2記載の建設現場端末。
  4. 前記建設現場端末は、前記建設現場の作業状況を画像として取得する撮像部をさらに備え、
    前記撮像部は、前記出勤時刻取得部が前記出勤時刻を取得した後に、起動可能となる、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の建設現場端末。
  5. 前記建設現場端末は、
    前記出勤確認要求を通知する報知部と、
    前記出勤確認要求への応答を検知する検知部と
    をさらに備える、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の建設現場端末。
  6. 前記報知部は、前記出勤確認要求として、前記出勤作業者の個人情報を含む出勤確認画面を表示する表示パネルを有し、
    前記検知部は、前記表示パネルの表示面と重なるように配置され、前記出勤作業者の前記出勤確認画面へのタッチ操作によって、前記出勤確認要求への応答を検知するタッチパネルを有する、
    請求項5記載の建設現場端末。
  7. 前記報知部は、危険予知活動を促す危険予知要求を通知し、前記危険予知要求とともに前記出勤確認要求を通知する、
    請求項5または6記載の建設現場端末。
  8. 前記勤怠時刻取得部は、前記出勤作業者のうち、前記建設現場から退勤する退勤作業者の退勤した退勤時刻を取得する退勤時刻取得部をさらに含み、
    前記退勤時刻取得部は、前記退勤作業者の識別子から識別子情報を読み取ったときに通知される、前記建設現場からの退勤の確認を要求する退勤確認要求への応答によって、退勤作業者の退勤時刻を取得する、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の建設現場端末。
  9. 前記建設現場端末は、前記登録情報を記憶するサーバと通信可能に構成され、
    前記サーバは、前記識別子から前記識別子情報を読み取る読取機器から前記識別子情報を取得し、前記登録情報と前記識別子情報との照合結果を前記建設現場端末に送信し、
    前記読取機器は、前記建設現場の入退場口に、前記建設現場への入退場方向に沿って、前記建設現場の内側に設けられる内側読取部と、前記建設現場の外側に設けられる外側読取部とを含み、
    前記出勤時刻取得部は、前記外側読取部および前記内側読取部の順に前記識別子を読み取ったときに、前記出勤時刻を取得し、
    前記退勤時刻取得部は、前記内側読取部および前記外側読取部の順に前記識別子を読み取ったときに、前記退勤時刻を取得する、
    請求項8記載の建設現場端末。
  10. 建設現場において、現場作業者の労務情報を管理する労務管理システムであって、
    前記労務管理システムは、
    前記建設現場に設置される建設現場端末と、
    前記現場作業者が装着する装着具に設けられ、前記現場作業者に対応する個人情報である識別子情報を示す識別子を読み取る読取機器と、
    前記建設現場端末と通信するサーバと
    を備え、
    前記建設現場端末は、
    前記現場作業者の勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部
    を備え、
    前記サーバは、
    前記現場作業者に対応する個人情報である登録情報と、前記現場作業者の労務情報とを記憶するデータベースと、
    前記現場作業者のうち、前記建設現場に出勤した出勤作業者を認証する認証部と
    を備え、
    前記勤怠時刻取得部は、前記データベースに記憶された登録情報と、前記読取機器によって前記識別子から読み取られる識別子情報との照合結果から特定される、前記建設現場に出勤した出勤作業者の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部を含み、
    前記読取機器は、前記識別子から前記識別子情報を読み取り、読み取った前記識別子情報を前記サーバに送信し、
    前記認証部は、前記サーバが前記読取機器から前記識別子情報を受信したときに、前記登録情報と前記識別子情報とを照合し、前記登録情報と前記識別子情報との照合結果に基づいて前記出勤作業者を認証し、前記照合結果を前記建設現場端末に送信し、
    前記出勤時刻取得部は、前記建設現場端末が前記サーバから受信した前記照合結果に基づいて通知される、前記建設現場への出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、前記出勤作業者の前記出勤時刻を取得し、取得した前記出勤時刻を前記サーバに送信し、
    前記データベースは、前記サーバが受信した前記出勤時刻を前記労務情報として記憶する、
    労務管理システム。
  11. 建設現場において、現場作業者の労務情報を管理する労務管理システムに実装するための労務管理アプリケーションであって、
    前記労務管理システムは、
    前記建設現場に設置される建設現場端末と、
    前記現場作業者が装着する装着具に設けられ、前記現場作業者に対応する個人情報である識別子情報を示す識別子を読み取る読取機器と、
    前記建設現場端末と通信するサーバと
    を備え、
    前記建設現場端末は、
    前記現場作業者の勤怠時刻を取得する勤怠時刻取得部
    を備え、
    前記サーバは、
    前記現場作業者に対応する個人情報である登録情報と、前記現場作業者の労務情報とを記憶するデータベースと、
    前記現場作業者のうち、前記建設現場に出勤した出勤作業者を認証する認証部と
    を備え、
    前記勤怠時刻取得部は、前記データベースに記憶された登録情報と、前記読取機器によって前記識別子から読み取られる識別子情報との照合結果から特定される、前記建設現場に出勤した出勤作業者の出勤時刻を取得する出勤時刻取得部を含み、
    前記労務管理アプリケーションは、
    前記読取機器に、前記識別子から前記識別子情報を読み取らせるステップと、
    前記読取機器に、前記識別子情報を前記サーバに送信させるステップと、
    前記認証部に、前記サーバが前記読取機器から受信した前記識別子情報と前記登録情報とを照合させ、前記登録情報と前記識別子情報との照合結果に基づいて前記出勤作業者を認証させるステップと、
    前記認証部に、前記出勤作業者の前記照合結果を前記建設現場端末に送信させるステップと、
    前記出勤時刻取得部に、前記建設現場端末が前記サーバから受信した前記照合結果に基づいて通知される、前記建設現場への出勤の確認を要求する出勤確認要求への応答によって、前記出勤作業者の前記出勤時刻を取得させるステップと、
    前記出勤時刻取得部に、前記出勤時刻を前記サーバに送信させるステップと、
    前記データベースに、前記サーバが前記読取機器から受信した前記出勤時刻を前記労務情報として記憶させるステップと
    を前記労務管理システムに実行させる、労務管理アプリケーション。
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