JP7263469B2 - インパクト工具 - Google Patents

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Description

この発明は、ねじ締め作業に用いるねじ締め工具であって、ねじ締め方向に打撃力を与える回転打撃機構を備えた回転打撃工具に関する。
インパクトドライバやインパクトレンチとも称されるこの種の回転打撃工具は、モータと、モータの回転駆動を出力するスピンドルと、スピンドルから軸回りのトルクを受けて回転するハンマと、ハンマからその回転方向の打撃を受けるように設けられたアンビルと、アンビル及びハンマを収容するハンマケースと、を備えている。ねじ締め初期段階ではハンマと一体で回転するアンビルに対してねじ締め最終段階で大きなねじ締め抵抗が付加されると、ハンマから回転方向の打撃動作が発生してアンビルにねじ締方向の回転打撃力が与えられる。近年の回転打撃工具の高出力化によって、アンビルの回転速度が速く、アンビルの軸受で生じる摺動摩擦が大きい状態で使用されることを考慮する必要があった。このため、高出力が可能な回転打撃工具において、アンビルの軸受に摺動面積の小さい転がり軸受を採用することが考えられてきた。特許文献1には、玉軸受でアンビルを支持する回転打撃工具について記載されている。
特許第4824812号明細書
しかしながら、特許文献1に記載されているような1個の玉軸受でアンビルを支持する回転打撃工具では、アンビルの軸振れが発生しやすくなる。アンビルの軸振れは、その軸長を短くすることにより低減することができる。ところが、アンビルの軸長を短くすると、ビット等の先端工具の取付孔の長さを確保できなくなる。また、アンビルの軸長を短くするために打撃受けアームの肉厚を小さくすることも考えられるが、この場合にはアンビルの耐久性が低下する。
本発明は、主としてアンビルの耐久性を損なうことなく、当該アンビルを玉軸受を介してハンマケースに支持できるようにすることを目的とする。
上記した課題は以下の各発明により解決される。
第1の発明は、モータと、モータの回転駆動を出力するスピンドルと、スピンドルから軸回りのトルクを受けて回転するハンマと、ハンマからその回転方向の打撃を受けるように設けられたアンビルと、ハンマを収容するハンマケースと、を備えた回転打撃工具である。第1の発明において、アンビルは、スピンドルと同軸に位置する軸部と、軸部から放射方向に張り出してハンマの打撃を受ける打撃受けアームを備えている。第1の発明において、アンビルは、軸部とハンマケースの軸受保持孔との間に介装した玉軸受によってハンマケースに回転可能に支持されている。第1の発明において、玉軸受の外径よりも大きい内径を有するワッシャが、打撃受けアームとハンマケースの間に配置されている。
第1の発明によれば、アンビルの打撃受けアームの摩耗を低減するためのワッシャを、玉軸受の外径の外側に位置するように配置することにより、ワッシャをより軸受側(前側)に配置して、機長方向のコンパクト性を損なうことなく、アンビルの打撃受けアームを、耐久性を確保しつつ軸受側(出力側)に近づけ、当該アンビルの軸長をより一層短くすることができる。アンビルの耐久性を確保しつつその軸長を短くして軸振れを抑制することができることから、当該アンビルを玉軸受を用いてハンマケースに対して回転支持する構成とすることができる。玉軸受を用いてアンビルをハンマケースに対して回転支持することにより、従来のニードルベアリングやスリーブを用いて回転支持する構成に比して、当該回転打撃工具の出力部の機長方向のコンパクト化を図ってその作業性を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、アンビルが、打撃受けアームを部分的に厚肉にする肉厚部を備えている回転打撃工具である。
第2の発明によれば、肉厚部により打撃受けアームの耐久性を高めることができる。また、第2の発明によれば、アンビルの破損しやすい部分にのみ肉厚部を設けることで、アンビルの打撃受けアームの強度を保ちつつ、打撃受けアームの厚さを薄くすることができる。
第3の発明は、第2の発明において、肉厚部を軸受保持孔内に進入させた回転打撃工具である。
第3の発明によれば、肉厚部を軸受保持孔内に進入させることで、回転打撃工具の前後方向の機長を短くすることができる。また、第3の発明によれば、肉厚部を軸受保持孔内に進入させることで、当該打撃受けアームを細くしつつより軸受側に接近させて配置することができ、これにより当該アンビルの軸長を小さくしてその軸振れを抑えることができる。
第4の発明は、第1~第3の何れか一つの発明において、ワッシャが、その内径でハンマケースに位置決めされた回転打撃工具である。
第4の発明によれば、ワッシャの組み付けを容易に行うことができる。
第5の発明は、モータと、モータの回転駆動を出力するスピンドルと、スピンドルから軸回りのトルクを受けて回転するハンマと、ハンマからその回転方向の打撃を受けるように設けられたアンビルと、ハンマを収容するハンマケースと、を備えた回転打撃工具である。第5の発明において、アンビルは、スピンドルと同軸に位置する軸部と、軸部から放射方向に張り出してハンマの打撃を受ける打撃受けアームを備えている。第5の発明において、アンビルは、軸部とハンマケースの軸受保持孔との間に介装した玉軸受によってハンマケースに回転可能に支持されている。第5の発明において、アンビルは、打撃受けアームを部分的に厚肉にする肉厚部を備えており、肉厚部を軸受保持孔内に進入させている。
第5の発明によれば、肉厚部によってアンビルの耐久性を維持しながら、アンビルの軸長を小さくしてその軸振れを抑えることができる。これにより、アンビルを玉軸受を用いてハンマケースに対して回転支持する構成とすることができる。
第6の発明は、第5の発明において、肉厚部を軸受保持孔内に進入させた回転打撃工具である。
第6の発明によれば、肉厚部を軸受保持孔内に進入させることで、回転打撃工具の前後方向の機長を短くすることができる。また、第6の発明によれば、肉厚部を軸受保持孔内に進入させることで、当該打撃受けアームを細くしつつより軸受側に接近させて配置することができ、これにより当該アンビルの軸長を小さくしてその軸振れを抑えることができる。
第7の発明は、第2~第6の何れか一つの発明において、ハンマケースが、ワッシャの内径側に、後方に突出する突出部を備えている回転打撃工具である。第7の発明において、肉厚部の前端は、突出部の後端より前方で、かつ玉軸受より後方に位置するように配置されている。
第7の発明によれば、玉軸受やワッシャをアンビルの肉厚部の周りに、主として前後方向についてコンパクトにまとめることができる。
第8の発明は、モータと、モータの回転駆動を出力するスピンドルと、スピンドルから軸回りのトルクを受けて回転するハンマと、ハンマからその回転方向の打撃を受けるように設けられたアンビルと、ハンマを収容するハンマケースと、を備えた回転打撃工具である。第8の発明において、アンビルは、玉軸受によってハンマケースに回転可能に支持されている。第8の発明において、アンビルは、スピンドルに凹凸支持されている。第5の発明において、アンビルは、スピンドルと同軸に位置する軸部と、軸部から放射方向に張り出してハンマの打撃を受ける打撃受けアームを備えている。第8の発明において、アンビルは、軸部とハンマケースの軸受保持孔との間に介装した玉軸受によってハンマケースに回転可能に支持されている。第8の発明において、アンビルは、アンビルに設けた凸部をスピンドルに設けた凹部に挿入させて、スピンドルに同軸かつ相対回転可能に支持されている。
第8の発明によれば、アンビルがスピンドルに安定した状態で凹凸支持されることにより、アンビルの軸振れを抑えることができる。また、第8の発明によれば、アンビル側が凸である凹凸支持にすることで、比較的深いビット挿通孔を有するアンビルの耐久性を損なうことがない。
第9の発明は、第1~第8の何れか一つの発明において、玉軸受が2個並びで配置された回転打撃工具である。
第9の発明によれば、玉軸受で2箇所の回転支持をすることにより、アンビルの軸振れを抑えることができる。また、第9の発明によれば、2個の玉軸受を近接させて並べることにより、回転打撃工具の軸長を小さく抑えることができる。
第10の発明は、第1~第9の何れか一つの発明において、玉軸受の内輪とアンビルの軸部との間にОリングを備えた回転打撃工具である。
第10の発明によれば、Оリングが玉軸受の内輪とアンビルとの間の滑り止めとして機能することで、玉軸受の耐久性を高めることができる。
第11の発明は、第1~第10の何れか一つの発明において、バッテリを備えた回転打撃工具である。
第11の発明によれば、電源コード等で外部電源に接続させることなく回転打撃工具を使用できるため、使用者の使い勝手を良くすることができる。
第1実施形態に係る回転打撃工具の全体斜視図である。 第1実施形態に係る回転打撃工具を右方から見た縦断面図である。 図2中(III)部分の拡大図であって、第1実施形態に係る回転打撃工具の縦断面図である。 第2実施形態に係る回転打撃工具の全体右側面図である。 第2実施形態に係る回転打撃工具の全体左側面図である。
次に、本発明の第1実施形態を図1~図3に基づいて説明する。第1実施形態では、回転打撃工具の一例として、回転方向に打撃を与えながらねじ締めを行うことができるインパクトドライバを例示する。以下の説明において、上下前後左右方向については使用者を基準とする。図1に示すように、回転打撃工具1は、工具本体部2と、工具本体部2の下部から下方に延びるグリップ部3と、グリップ部3の下部に設けられたバッテリ取付部4とを備えている。回転打撃工具1の外装をなしている樹脂製のハウジング5は、工具本体部2の外周部分を形成する略円筒形状の本体ハウジング5aと、グリップ部3の外殻を形成するグリップ部ハウジング5bと、バッテリ取付部4の外殻を形成するバッテリ取付部ハウジング5cとで構成されている。ハウジング5は、左右に分割できる半割構造となっている。
図1及び図2に示すように、グリップ部3の表面には、使用者が把持する時の滑り止めとして機能するエラストマ層3aが設けられている。グリップ部3の上部には、メインスイッチ6が収容されている。メインスイッチ6の前方には、トリガ7が設けられている。トリガ7は、使用者がグリップ部3を把持した状態で指先での引き操作が可能に設けられている。トリガ7は、引き操作方向とは反対方向にばね付勢されている。トリガ7を引き操作すると、メインスイッチ6がオン状態になり、引き操作を解除すると、メインスイッチ6がオフ状態となる。メインスイッチ6がオン状態になると、後述するモータ10が回転駆動する。メインスイッチ6がオフ状態になると、モータ10の駆動が止まる。
図1に示すように、バッテリ取付部4は、グリップ部3の下部から前方及び左右方向に張り出した形で設けられている。バッテリ取付部4の下面は、電源としてのバッテリ8を取り付け可能に設けられている。バッテリ8は、前方から後方へと水平にスライドさせることで、バッテリ取付部4に取り付けることができる。また、バッテリ8は、後方から前方へと水平にスライドさせることで、バッテリ取付部4から取り外すことができる。取り外したバッテリ8は、別途用意した充電器で充電することにより、繰り返し使用することができる。
バッテリ取付部4の上面には、表示部4aが設けられている。表示部4aには、バッテリ8の残容量や、モータ10の動作状態、後述する照明具44のオンオフ状態等の情報が表示されるようになっている。また、表示部4aには、押圧操作によって照明具44の使用可能状態(オン状態)と使用不能状態(オフ状態)を切り替える押しボタンスイッチ4bが設けられている。
図3に示すように本体ハウジング5aの後部には、後部ケース9が取り付け可能になっている。後部ケース9の外側表面には、エラストマ層9aが設けられており、衝撃緩衝材や把持した時の滑り止めとして機能する。
図3に示すように、本体ハウジング5aと後部ケース9とに囲まれた工具本体部2の後側部分には、モータ10が収容されている。モータ10は、インナロータ形のDCブラシレスモータであり、固定子11と、回転子12と、センサ基板14と、モータ軸15とを備えている。モータ10は、モータ軸15が前後方向に延びるように設けられている。円筒形状を有する固定子11は、本体ハウジング5aの内周面に沿って固定されている。固定子11の内周側には、回転子12が回転可能に設けられている。回転子12を回転支持するモータ軸15は、前後2つの軸受16(前側軸受16aと後側軸受16b)によって、軸回りに回転可能に支持されている。回転子12の前側には、永久磁石17が、モータ軸15に対して固定されて設けられている。すなわち、回転子12と永久磁石17とは、モータ軸15と一体になって回転するように設けられている。永久磁石17のさらに前方には、永久磁石17の回転位置を検出するためのセンサ基板14が設けられている。センサ基板14が永久磁石17の回転位置を検出することにより、モータ軸15の動作状態を把握することができる。
図3に示すように回転子12の後側においてモータ軸15には、冷却ファン18が設けられている。冷却ファン18は、モータ軸15と一体になって回転するように設けられている。冷却ファン18の回転によって、図1に示す吸気孔5dから本体ハウジング5a内に外気が導入される。導入された外気は、モータ10を冷却しながら、図1に示す排気孔5eから排出される。
本体ハウジング5aの内周前側部分には、金属製で略円筒形状のハンマケース19が設けられている。ハンマケース19の前端部分は、先細り形状の前端筒部19aになっている。ハンマケース19の外面であって、本体ハウジング5aの前部から張り出す範囲には、樹脂製のハンマケースカバー13が装着されている。ハンマケースカバー13の前部であって、ハンマケース19の前端筒部19aの外周面は、保護用のゴム製のバンパ43で覆われている。ハンマケース19内には、遊星歯車機構20と回転打撃機構30とが設けられている。
図3に示すようにモータ軸15と動力出力軸であるスピンドル31との間には、遊星歯車機構20が介在している。遊星歯車機構20は以下のように構成されている。モータ軸15の前端には、ピニオンギヤ21が取り付けられている。ピニオンギヤ21の歯車部分と前後方向が一致する位置に、ハンマケース19の内周面に沿って、内歯車22が固定されて設けられている。内歯車22とピニオンギヤ21との間には、複数の遊星歯車23が、ピニオンギヤ21の周りを公転するように噛み合わされている。それぞれの遊星歯車23は、支軸24を介してキャリヤ25に回転可能に支持されている。キャリヤ25の前部に、モータ軸15と同軸でスピンドル31が一体に設けられている。スピンドル31は、軸受26によってモータ軸15と同軸回りに回転可能に支持されている。この遊星歯車機構20により、モータ軸15の回転駆動が減速されてスピンドル31に伝達される。
図3に示すようにスピンドル31の前側部分には、回転打撃機構30が設けられている。回転打撃機構30は以下のように構成されている。ハンマケース19の内側であってスピンドル31の外周には、スピンドル31と同軸で相対回転可能且つ軸方向に変位可能に支持されたハンマ32が設けられている。ハンマ32は、圧縮ばね33によって軸方向前側(アンビル35側)に付勢されている。スピンドル31の外周面には、その軸線に沿って一定角度で傾斜するカム溝31aが設けられている。カム溝31aは、周方向二等分位置に2つ設けられている。ハンマ32の内周面には、その軸線に沿った係合溝32aが設けられている。係合溝32aも、周方向二等分位置に2つ設けられている。1組のカム溝31aと係合溝32aとの間には、鋼球34が挟み込まれている。これにより、ハンマ32は、スピンドル31と一体に回転可能であるとともに、相対回転しつつ軸方向に変位可能に支持される。ハンマ32の前面には、2つの打撃部32bが設けられている。2つの打撃部32bは、それぞれ径方向について対向した位置に前方に張り出す状態で設けられている。
ハンマ32の前方には、アンビル35が設けられている。アンビル35は、円筒形状の軸部35aと、軸部35aの後端部から径方向外向きに放射状に突出する2つの打撃受けアーム35cと、軸部35aと打撃受けアーム35cとの間に段付き形状で設けられた肉厚部35bと、を備えている。肉厚部35bによって、打撃受けアーム35cの付け根側(軸部35a側)は厚肉になっている。2つの打撃受けアーム35cは、周方向二等分位置から放射方向に張り出す状態に設けられており、打撃部32bの回転方向前面に対して係合するように形成されている。打撃受けアーム35cは、ハンマケース19内に収まるように配置されている。また、軸部35aの前部分は、ハンマケース19の前側から前方に突出するように配置されている。軸部35aの前端部には、ドライバビットやソケットビット等の先端工具(図では省略)を取り付けるための受入れ凹部35dが設けられている。受入れ凹部35dは、六角孔形状に形成されており、先端工具の基部を軸回り方向に回り止めした状態で受け入れる。軸部35aの前側には、チャック部36が設けられている。チャック部36は、鋼球36aと、操作スリーブ36bと、圧縮ばね36cとを備えている。圧縮ばね36cに抗して操作スリーブ36bを前方へ移動させることにより、鋼球36aが径方向外側へと変位可能となって、受入れ凹部35d内に先端工具を抜き差し可能となる。圧縮ばね36cの付勢力に従って操作スリーブ36bを後側へ戻すと、鋼球36aが受入れ凹部35dにはみ出した位置にロックされる。はみ出した鋼球36aが先端工具に係合されることにより、その抜け止めがなされる。
軸部35aは、2つの玉軸受37を介してハンマケース19の先端筒部19aに対して回転可能に支持されている。2つの玉軸受37は、前側玉軸受37aと後側玉軸受37bとが前後に連なって並んだ状態で、先頭筒部19aの内側に設けた軸受保持孔19bの前側部分(前側軸受保持孔19ba)内に保持されている。2つの玉軸受37の内周面とアンビル35の軸部35aとの間には、2つのОリング39(前側Оリング39aと後側Оリング39b)がそれぞれ介在されている。打撃受けアーム35cの前面と対向するハンマケース19の内面には、円環形状を有するワッシャ38が設けられている。ワッシャ38は、その内径が玉軸受37の外径よりも大きく設けられている。ワッシャ38は、ナイロン樹脂を素材として成形されている。
ハンマケース19の軸受保持孔19bの後側部分(後側軸受保持孔19bb)には、玉軸受37の抜け止め用の止め輪45が、後側玉軸受37bの後端に当接して設けられている。アンビル35の肉厚部35bは、後側軸受保持孔19bbに進入する形で設けられている。進入した肉厚部35bの前端は、止め輪45よりも後方に位置する。肉厚部35bの径方向について外側には、ワッシャ38が配置されている。径方向について肉厚部35bとワッシャ38との間には、ハンマケース19と一体になっている突出部19cが設けられている。突出部19cは、軸部35aの軸線を中心とした円環形状を有して、後方に向かって突出している。突出部19cの内周面は、後側軸受保持孔19bbの側面になっている。突出部19cの外周面は、ワッシャ38の内周面が当接しており、これにより、ワッシャ38が当該内周面で位置決めされている。突出部19cの後端は、肉厚部35bの前端よりも後方になるように設けられている。アンビル35の後端軸中心には、後方凸部35eが設けられている。後方凸部35eは、スピンドル31の前端軸中心に設けられた前方凹部31bに挿入されたインロー構造により凹凸支持されている。
トリガ7の引き操作によりメインスイッチ6をオン状態にしてモータ10が起動すると、その回転出力が遊星歯車機構20における減速を経てスピンドル31に出力される。スピンドル31の回転出力は、ハンマ32を経てアンビル35に伝達される。軸部35aに先端工具を装着したアンビル35が回転することにより、ねじ締めが進行する。ねじ締めが進行してねじ締め抵抗が大きくなると、アンビル35に負荷されるねじ締めと反対方向の外部トルクが大きくなる。これにより、ハンマ32が圧縮ばね33の付勢力に抗して軸方向に後退しつつ相対回転する。ハンマ32がアンビル35に対して一定距離まで後退すると、打撃部32bと打撃受けアーム35cとの係合が外れ、ハンマ32は外部トルクから解放される。カム溝31aにより鋼球34の転動方向は規制されているため、ハンマ32の軸方向の移動及びスピンドル31に対する相対的回転動作は一定の軌道のもとになされる。すなわち、外部トルクから解放されたハンマ32は、圧縮ばね33の付勢力によって軸方向に前進しつつねじ締め方向に回転し、その過程で打撃部32bが打撃受けアーム35cをねじ締め方向に打撃する。これにより、アンビル35にねじ締め方向の打撃が与えられる。ハンマ32が再び外部トルクを受ける状態になると、ハンマ32が圧縮ばね33の付勢力に抗して軸方向に後退する。アンビル35にねじ締め方向の打撃が与えられるこの打撃サイクルが繰り返し行われることにより、ねじ締めが強いトルクでなされる。
図3に示すようにハンマケース19の後端部下側には、切替レバー41が左右方向(図3において紙面に直交する方向)にスライド可能に設けられている。切替レバー41を左方位置又は右方位置に切り替えることによって、モータ軸15の回転方向をねじ締め方向又はねじ緩め方向に切り替えることができる。
本体ハウジング5aの前端部下側には、切替スイッチ42が設けられている。前記した押しボタンスイッチ4bにより照明具44を使用可能なオン状態に切り替えた状態で切替スイッチ42を押し操作することにより照明具44を点灯、消灯させることができる。前記した押しボタンスイッチ4bにより照明具44を使用不能なオフ状態に切り替えた状態では、切替スイッチ42を押し操作しても照明具44は点灯しない。照明具44は、本体ハウジング5aの左右に配置され、それぞれ先端工具の作業部位を照らすように配置されている。
以上説明した第1実施形態の回転打撃工具1によれば、ワッシャ38は、前後方向において、打撃受けアーム35cがハンマケース19の内面と対向して接触する位置に設けられている。このワッシャ38によって、打撃受けアーム35cが接触した際の摩耗を低減することでき、ひいてはアンビル35の耐久性を確保することができる。また、ワッシャ38は、玉軸受37よりも径方向外側に配置されている。このため、打撃受けアーム35cを機長方向(前後方向)についてより玉軸受37に近づけて設けることができる。これによりハンマケース19の前部の機長方向のコンパクト性を損なうことなくワッシャ38を組み込むことができる。これらにより、アンビル35の耐久性を損なうことなくその軸長を小さくして軸振れを抑えることができ、玉軸受37によるアンビル35のハンマケース19に対する回転支持の構成を採用することができる。玉軸受37によるアンビル35のハンマケース19に対する回転支持により、従来のニードルベアリングやスリーブを用いて回転支持する構成に比して、回転打撃工具1の出力部の機長方向のコンパクト化を図ってその作業性を高めることができる。
また、第1実施形態の回転打撃工具1によれば、アンビル35に肉厚部35bを設けることによって、打撃受けアーム35cの付け根側(軸部35a側)の耐久性を高めることができる。また、破損しやすい打撃受けアーム35cの付け根部分にのみ肉厚部35bを設けることで、打撃受けアーム35cの強度を維持しながら、打撃受けアーム35cの厚さを薄くすることができる。
また、第1実施形態の回転打撃工具1によれば、肉厚部35bを後側軸受保持孔19bb内に進入させることで、肉厚部35bを進入させない場合よりも、回転打撃工具1の前後方向の機長を短く設けることができる。また、肉厚部35bを後側軸受保持孔19bb内へと進入させることで、打撃受けアーム35cを薄くしつつより玉軸受37側(前側)に接近させて配置することができる。これらにより、アンビル35の耐久性を損なうことなくその軸長を小さくして軸振れを抑えることができることから、玉軸受37によるアンビル35のハンマケース19に対する回転支持の構成を採用することができる。
また、第1実施形態の回転打撃工具1によれば、ワッシャ38は、その内周面を基準にしてハンマケース19の突出部19cに対して位置決めされている。これによりワッシャ38は、容易にハンマケース19に組み付け可能となる。
また、第1実施形態の回転打撃工具1によれば、肉厚部35bの前端は、前後方向について玉軸受37の後方、かつ突出部19cの後端よりも前側に位置している。また、肉厚部35bは、径方向について、ワッシャ38よりも内側、かつ突出部19cよりも内側に位置している。これらにより、玉軸受37やワッシャ38を肉厚部35bの周りにコンパクトにまとめることができ、回転打撃工具1の前後方向の機長を短くすることができる。また、肉厚部35bを玉軸受37に近づけることにより、アンビル35の耐久性を損なうことなくその軸振れを抑えることができ、玉軸受37によるアンビル35のハンマケース19に対する回転支持の構成を採用することができる。
また、第1実施形態の回転打撃工具1によれば、後方凸部35eが前方凹部31bに挿入されたインロー構造により、アンビル35の後部がスピンドル31の前部に安定した状態で回転支持されることにより、アンビル35の軸振れを抑えることができる。アンビル35側を後方凸部35e、スピンドル31側を前方凹部31bとすることで、比較的深い孔形状の受入れ凹部35dを有するアンビル35の耐久性を損なうことなく、凹凸支持することができる。
また、第1実施形態の回転打撃工具1によれば、前側玉軸受37aと後側玉軸受37bとの2箇所で軸部35aを回転支持することにより、アンビル35の軸振れを抑えることができる。また、前側玉軸受37aと後側玉軸受37bとを近接させて並べることにより、回転打撃工具1の軸長を小さく抑えることができる。
また、第1実施形態の回転打撃工具1によれば、Oリング39が玉軸受37の内輪と軸部35aとの間の滑り止めとして機能することで、玉軸受37の耐久性が向上する。
また、第1実施形態の回転打撃工具1によれば、電源としてのバッテリ8を取り付けて使用できるため、電源コード等で外部電源に接続させる必要がない。これにより、外部電源の近くでなければ作業できない、電源コードが作業の邪魔になる、等の問題がないため、使用者の使い勝手を良くすることができる。
次に、本発明の第2実施形態を図4~図5に基づいて説明する。第2実施形態の回転打撃工具50は、外装部分以外は第1実施形態の回転打撃工具1と同様の構成を備えるものである。したがって、第2実施形態の回転打撃工具50については、第1実施形態の回転打撃工具1との異なる部分のみを詳細に説明する。
回転打撃工具50の外装をなしている樹脂製の本体ハウジング5a、グリップ部ハウジング5b、及びバッテリ取付部ハウジング5cの適所にはエラストマが設けられている。例えば、図4~図5において、本体ハウジング5a、グリップ部ハウジング5b、及びバッテリ取付部ハウジング5cを示す符号が指している箇所が、エラストマが設けられている箇所に該当する。さらに、回転打撃工具50には、トリガ7の上方であって、切替レバー41の前方、かつ切替スイッチ42の後方にあたる箇所の本体ハウジング5aの左右両側にもエラストマ51が設けられている。
以上説明した第2実施形態の回転打撃工具50によれば、使用者が回転打撃工具50を把持した状態で切替スイッチ42を押し操作する際に、例えば、押し操作のために伸ばした人指し指がエラストマ51に密着することができる。これにより、使用者が把持する回転打撃工具50の安定性が維持されるため、切替スイッチ42の押し操作を容易に行うことができる。また、第2実施形態の回転打撃工具50によれば、ハウジング5がエラストマに覆われていることによって、使用者が把持する際のグリップ性を高めることができる。また、第2実施形態の回転打撃工具50によれば、エラストマが、回転打撃工具50を置いた時のクッション材や滑り止めとしての機能を有することで、使用感を高めることができる。
以上説明した第1~第2実施形態の回転打撃工具1、50には種々変更を加えてもよい。第1~第2実施形態では、アンビル35の軸振れを抑制しつつ玉軸受37による回転支持を実現するための構成を例示した。第1に大きな形状のワッシャ38により打撃受けアーム部35cの接触による耐久性の低下を回避しつつアンビル35周辺のコンパクト化を図る構成とした。第2にアンビル35の打撃受けアーム35cの基部に肉厚部35bを設け、この肉厚部35bを軸受け保持孔19bに進入させて当該打撃受けアーム35cの強度を確保しつつその前後幅を小さくして機長方向のコンパクト化を図る構成とした。第3にアンビル35後部をスピンドル31の前部に対してインロー構造により回転支持してその軸振れを抑制する構成とした。第1~第2実施形態では上記の三つ全てを備えた構成を例示したが、いずれか一つ若しくは二つの構成を用いてアンビル35の軸振れを抑制して玉軸受37による回転支持を実現する構成としてもよい。
また、例えば、電源として充電式のバッテリ8を例示したが、商用のAC電源等を採用してもよい。DCブラシレスモータのモータ10を例示したが、ブラシありのモータや、電源に合わせたACモータ等に変更してもよい。ハンマ32の打撃部32bとアンビル35の打撃受けアーム35cをそれぞれ2つずつ設ける構成としたが、それぞれ3つずつ以上設ける構成としてもよい。また、使用者の把持位置に対して切替スイッチ42のような配置のモードを切り替えるスイッチを有するものであれば、例えば(震動)ドライバドリル等に第2実施形態の構成を採用してもよい。
1…回転打撃工具
2…工具本体部
3…グリップ部、3a…エラストマ層
4…バッテリ取付部、4a…表示部、4b…押しボタンスイッチ
5…ハウジング
5a…本体ハウジング、5b…グリップ部ハウジング、5c…バッテリ取付部ハウジング
5d…吸気孔、5e…排気孔
6…メインスイッチ
7…トリガ
8…バッテリ
9…後部ケース、9a…エラストマ層
10…モータ
11…固定子
12…回転子
13…ハンマケースカバー
14…センサ基板
15…モータ軸
16…軸受、16a…前側軸受、16b…後側軸受
17…永久磁石
18…冷却ファン
19…ハンマケース、19a…先端筒部
19b…軸受保持孔、19ba…前側軸受保持孔、19bb…後側軸受保持孔
19c…突出部
20…遊星歯車機構
21…ピニオンギヤ
22…内歯車
23…遊星歯車
24…支軸
25…キャリヤ
26…軸受
30…回転打撃機構
31…スピンドル、31a…カム溝、31b…前方凹部
32…ハンマ、32a…係合溝、32b…打撃部
33…圧縮ばね
34…鋼球
35…アンビル
35a…軸部、35b…肉厚部、35c…打撃受けアーム、35d…受入れ凹部
35e…後方凸部
36…チャック部、36a…鋼球、36b…操作スリーブ、36c…圧縮ばね
37…玉軸受、37a…前側玉軸受、37b…後側玉軸受
38…ワッシャ
39…Оリング、39a…前側Оリング、39b…後側Оリング
41…切替レバー
42…切替スイッチ
43…バンパ
44…照明具
45…止め輪
50…回転打撃工具
51…エラストマ

Claims (2)

  1. モータと、
    前記モータの前方に配置され、前記モータにより回転され、かつ前端に凹部を有するスピンドルと、
    前記スピンドルの径方向外側に配置され、前記スピンドルに保持されるハンマと、
    前記ハンマの前方に配置され、前記ハンマにより回転方向に打撃され、かつ前記スピンドルの前記凹部に挿入される凸部を後部に有し、かつ1部材であるアンビルと、
    前記ハンマと前記スピンドルと前記アンビルの後部を収容する金属製でかつ1部材であるハンマケースと、
    前記アンビルの前端から後方に延びて先端工具を受け入れる六角孔形状の受入れ凹部と、
    前記受入れ凹部とオーバーラップする前後位置において前記ハンマケースに保持され、前記アンビルを回転可能に保持する第1の軸受と、
    前記受入れ凹部とオーバーラップする前後位置において前記ハンマケースに保持され、前記アンビルを回転可能に保持する第2の軸受と、
    前記受入れ凹部とオーバーラップする前後位置において前記第1の軸受の内周面と前記アンビルの間に配置される第1のОリングと、
    金属製の前記ハンマケースに形成されかつ前記第1の軸受の外周面に当接する軸受保持孔の孔壁と、を有し、
    前記第1の軸受と前記第2の軸受は、別個で、かつ前方から見た際に相互にオーバーラップするインパクト工具。
  2. 請求項1に記載のインパクト工具であって、
    前記モータによって回転するピニオンギヤと、
    前記ピニオンギヤの周りを公転するように前記ピニオンギヤに噛み合う遊星歯車を有し、
    前記遊星歯車によって前記モータからの回転が減速されて前記スピンドルが回転する、インパクト工具。
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