JP6526533B2 - 回転打撃工具 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばインパクトドライバと称されるねじ締め工具であって、回転方向に打撃を与える回転打撃機構を備えた回転打撃工具に関する。
回転打撃工具に関する従来の技術が下記の特許文献1に開示されている。図5に示すように、従来の回転打撃工具200は、駆動源としての電動モータ203と、電動モータ203の回転出力を減速する遊星歯車機構207と、遊星歯車機構207の回転出力に回転方向の打撃与えてアンビル213に出力する回転打撃機構211を内装した工具本体部201を備えている。電動モータ203の出力軸に、遊星歯車機構207の太陽ギヤとなるピニオンギヤ205が取り付けられている。遊星歯車機構207のキャリアに駆動軸209が一体に設けられている。駆動軸209に、回転打撃機構211を構成するハンマが相対回転可能かつ軸方向に相対移動可能に支持されている。ハンマが駆動軸209に対して軸方向に進退しつつ回転することによりアンビル213に対してねじ締め方向の回転トルクと打撃が出力される。
アンビル213は、ハンマケース215の先端筒部216に対して回転可能に保持される出力軸部214を有している。駆動軸209の突出軸部210は、アンビル213を相対回転可能に保持している。また、ハンマケース215とアンビル213の出力軸部214との間には、滑り軸受217が介在されている。滑り軸受217は、円筒状いわゆるスリーブ状に形成されている。滑り軸受217の内周面には、周方向に延在する円環状の溝部218が形成されている。溝部218は、グリス等の潤滑剤が封入されるグリス溜めとして機能する。また、溝部218の軸方向の両側には、出力軸部214の外周面に対して相対的に摺動接触する前後の滑り面219が形成されている。この滑り軸受217により、ハンマケース215に対してアンビル213が振れを生じないように安定的に保持されている。
特開2004−174656号公報
従来の回転打撃工具200には、次のような解決すべき課題があった。建築現場等での狭い場所での回転打撃工具200の使い勝手を考慮すると、工具本体部201の機長(モータ軸方向の長さ)をコンパクト化することが望ましい。しかしながら、上記したように従来は、ハンマケース215の先端筒部216とアンビル213の出力軸部214との間に介在される軸受として、軸方向の長さbの長い滑り軸受217を用いる構成となっていたため、アンビル213の出力軸部214の長さaが長くなり、この点で工具本体部201の機長方向の短縮化を図るには限界があった。
なお、アンビル213の出力軸部214とは反対側(図5において左側)において、アンビル213は、駆動軸209の突出軸部210によって相対回転可能に保持されている。しかし、駆動軸209は、突出軸部210とは反対側の端部において片持ち状態で保持されていることから、アンビル213を安定性良く保持するには不十分と考えられる。
本発明の目的は、アンビルの安定した回転支持状態を確保しつつ工具本体部の機長方向の短縮化を図ることにある。
上記の課題は以下の各発明により解決される。第1の発明は、駆動源としての電動モータと、電動モータの回転出力を減速して駆動軸に出力する遊星歯車機構と、駆動軸の回転出力に回転方向の打撃を与えてアンビルに出力する回転打撃機構を備えた回転打撃工具である。第1の発明では、電動モータの出力軸に取り付けたピニオンギヤにアンビルを回転可能に支持した構成となっている。
第1の発明によれば、アンビルが、回転安定性の高いピニオンギヤに対して回転可能に支持される。ピニオンギヤは、電動モータの出力軸に取り付けた部材であり、駆動軸と比べて回転安定性が高いことから、アンビルが安定性良く回転支持される。これにより、従来の滑り軸受の軸方向の長さを短縮化することによって、アンビルの長さを短縮化することができ、ひいては工具本体部の機長をコンパクト化することにより当該回転打撃工具の作業性及び操作性(使い勝手)を向上させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、転がり軸受を介してアンビルをピニオンギヤに対して回転可能に支持した回転打撃工具である。
第2の発明によれば、機長方向のコンパクト化を図りつつピニオンギヤをアンビルに対して回転支持することができる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、ピニオンギヤに延長軸部を同軸に設け、この延長軸部を駆動軸の内周側に同軸に挿通させて、当該駆動軸の先端部から突き出された当該延長軸部の先端部に対してアンビルを回転可能に支持した回転打撃工具である。
第3の発明によれば、駆動軸がピニオンギヤの延長軸部に回転可能に保持されて、その回転安定性を高めることができる。
第4の発明は、第3の発明において、駆動軸の内周側に滑り軸受部を設け、この滑り軸受部を介して当該駆動軸を延長軸部に対して回転可能に支持した回転打撃工具である。
第4の発明によれば、駆動軸に形成された滑り軸受部がピニオンギヤの延長軸部に回転可能に保持されている。これによって、ピニオンギヤの延長軸部と駆動軸との間に専用の軸受を介在することなく、駆動軸の回転安定性を高めることができる。
第5の発明は、駆動源としての電動モータと、該電動モータの回転出力を減速して駆動軸に出力する遊星歯車機構と、前記駆動軸の回転出力に回転方向の打撃を与えてアンビルに出力する回転打撃機構を備えた回転打撃工具である。第5の発明では、アンビルに駆動軸保持軸部を設け、この駆動軸保持軸部を介してアンビルを駆動軸に対して回転可能に支持した構成となっている。
第5の発明によれば、アンビルの駆動軸保持軸部が駆動軸によって回転可能に保持される。これにより、アンビルが駆動軸の突出軸部に回転可能に保持される従来例と比べて、駆動軸の回転安定性が高められると共に、アンビルの回転安定性が高められる。これにより、従来の滑り軸受の軸方向の長さを短縮化することによって、アンビルを機長方向に短縮化することができる。ひいては、工具本体部の機長方向のコンパクト化を図ってその作業性及び操作性(使い勝手)を向上することができる。
第6の発明は、第5の発明において、駆動軸に設けた滑り軸受部に、アンビルの駆動軸保持軸部を回転支持した回転打撃工具である。
第6の発明によれば、駆動軸に形成された滑り軸受部がアンビルの駆動軸保持軸部に回転可能に保持されている。これによって、駆動軸とアンビルとの間に専用の軸受を介在することなく、駆動軸の回転安定性を高めると共にアンビルの回転安定性を高めることができる。
第7の発明は、駆動源としての電動モータと、該電動モータの回転出力を減速して駆動軸に出力する遊星歯車機構と、前記駆動軸の回転出力に回転方向の打撃を与えてアンビルに出力する回転打撃機構を備えた回転打撃工具である。第7の発明では、駆動軸の内周側に滑り軸受部を設け、この滑り軸受部を介して当該駆動軸を延長軸部に対して回転可能に支持し、駆動軸の先端に設けた突出軸部を介してアンビルを回転可能に支持した構成となっている。
第7の発明によると、駆動軸が滑り軸受部を介してピニオンギヤの延長軸部に回転可能に保持されており、これにより駆動軸の回転安定性を高めることができる。このため、例えば、従来例と同様、アンビルが駆動軸によって回転可能に保持されても、当該アンビルを安定性良く保持することができる。これにより、アンビルの回転安定性を損なうことなく、従来の滑り軸受の軸方向の長さを短縮化することによって、アンビルの機長方向の長さを短縮化することができ、ひいては工具本体部の機長方向のコンパクト化を図って、その作業性及び操作性(使い勝手)を向上することができる。
また、第7の発明によれば、駆動軸は、その内周側に設けた滑り軸受部を介してピニオンギヤの延長軸部に回転可能に保持されている。これによりピニオンギヤと駆動軸との間に専用の軸受を介在することなく、駆動軸の回転安定性を高めることができる。
第8の発明は、第1〜第7のいずれか1つの発明において、アンビルの出力軸部を転がり軸受を介して本体ケース側に回転支持した回転打撃工具である。
第8の発明によれば、従来の機長方向に長い滑り軸受に代えて機長方向の長さ(幅)がより短い転がり軸受(ボールベアリング)を用いることにより、その分だけアンビルの出力軸部を短くして工具本体部の機長方向のコンパクト化を図ることができる。
実施形態1に係る回転打撃工具の全体の縦断面図である。 実施形態1に係る回転打撃工具の工具本体部の主として遊星歯車機構及び回転打撃機構の縦断面図である。 実施形態2に係る回転打撃工具の主として遊星歯車機構及び回転打撃機構の縦断面図である。 実施形態3に係る回転打撃工具の主として遊星歯車機構及び回転打撃機構の縦断面図である。 従来例に係る回転打撃工具の主として遊星歯車機構及び回転打撃機構の縦断面図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]本実施形態では、回転打撃工具の一例として、回転方向に打撃を与えながらねじ締めを行うことができるインパクト式のねじ締め機(インパクトドライバ)を例示する。図1は回転打撃工具10を示す断面図である。説明の都合上、回転打撃工具10に係る方位を各図に矢印で示すとおりに定める。この場合、左右方向については、回転打撃工具10を把持した使用者から見た方向に対応する。また、前後方向については、回転打撃工具10の出力側(先端工具129側)を前側とし、使用者から見て手前側を後側とする。また、上下方向は、重力方向いわゆる天地方向に対応する。回転打撃工具10の方位は、説明の便宜上、設定するものであり、回転打撃工具10の使用方向を限定するものではない。図1に示すように、回転打撃工具10は、上部において軸方向を前後方向とする概ね円柱体形状の工具本体部12と、工具本体部12から下方へ延在するグリップ部14と、グリップ部14の下端部に水平状に設けられたバッテリ取り付け部16とを備えている。
回転打撃工具10は、樹脂製のケース18を備えている。ケース18は、工具本体部12の外殻のうちの外周部分を形成する略円筒状の本体ケース部18aと、グリップ部14の外殻を形成するグリップケース部18bと、バッテリ取り付け部16の外殻を形成するバッテリ取り付けケース部18cとを有している。ケース18は、左右方向に二分割された左右一対のケース半体(符号、19を付す、図1では左側のケース半体19が示されている)を有する半割り構造を備えている。左右のケース半体19は、複数本(図1では8本を示す)のネジ20によって相互に結合されている。また、ケース18の表面には、例えば、エラストマからなる弾性樹脂層21が設けられている。弾性樹脂層21は、回転打撃工具10の落下時の衝撃緩和や把持した際の滑り止めとして機能する。
グリップ部14は、使用時に把持する部分で、その上部にはメインスイッチ23が収容されている。メインスイッチ23の前方には、トリガ形式のスイッチレバー24が設けられている。グリップ部14を把持した使用者がスイッチレバー24を指先で引き操作すると、メインスイッチ23がオンされ、その操作を解除するとメインスイッチ23がオフされる。メインスイッチ23がオンされると、後出する電動モータ41が起動される。
バッテリ取り付けケース部18cは、グリップケース部18bの下部から前方へ張り出す状態に設けられている。バッテリ取り付けケース部18cの下面側には、バッテリパック30を電気的に接続するための正負のターミナル板26が支持されている。バッテリ取り付けケース部18c及びターミナル板26がバッテリ取り付け部16を構成している。
バッテリ取り付け部16に対して、回転打撃工具10の電源としてのバッテリパック30を着脱可能に取り付けられている。バッテリ取り付け部16はスライド取り付け構造を有しており、バッテリパック30を後方へ向けてスライドさせて取り付けることができ、逆に前方へ向けてスライドさせて取り外すことができる。バッテリパック30としては、例えば、出力電圧14.4V仕様のリチウムイオンバッテリが用いられている。また、バッテリパック30は、バッテリ取り付け部16から取り外して、別途用意した充電器で充電することにより繰り返し使用することができる。
バッテリ取り付けケース部18cの上面側には、表示部32が設けられている。表示部32には、バッテリパック30の残容量が表示される。また、表示部32には、後出する電動モータ41の動作状態、後出する照明具82のオンオフ状態等の情報も表示されるようになっている。また、表示部32には、照明具82のオンオフを押圧操作により切り替えるスイッチパネル33が設けられている。
本体ケース部18aの前後方向の中間部には、径方向内方へ突出する円環状の保持壁部35が形成されている。保持壁部35の前側には、本体ケース部18aの内部空間を前後2室に区画する円環板状の区画壁部材37が取り付けられている。また、本体ケース部18aの後側の開口は樹脂製の後部ケース39で閉じられている。後部ケース39の表面には、例えば、エラストマからなる弾性樹脂層40が設けられている。弾性樹脂層40は、落下時の衝撃緩和や把持した際の滑り止めとして機能する。
本体ケース部18aの後室内の前部には、電動モータ41が収容されている。電動モータ41は、保持壁部35の後側に隣接して配置されている。電動モータ41は、固定子42と回転子43と整流子44とブラシホルダ48を備えている。固定子42は、中空円筒状をなしており、本体ケース部18aに対して固定されている。固定子42の内周側に回転子43がモータ軸45を介して回転自在に支持されている。回転子43の後部に整流子44が一体に設けられている。整流子44の周囲にブラシホルダ48が配置されている。ブラシホルダ48は、本体ケース部18aに固定されている。ブラシホルダ48には、2つのカーボンブラシが保持されている。2つのカーボンブラシが整流子44の周方向対向位置に摺接されている。カーボンブラシは、4つであっても良いし、それ以上の数であっても良い。図ではカーボンブラシは見えていない。
モータ軸45の前端部には、ピニオンギヤ52が取り付けられている。モータ軸45の前端部はこのピニオンギヤ52を介して第1軸受54(図2参照)の内輪側に支持されている。第1軸受54は、区画壁部材37の中心に設けた保持孔55内に保持されている。従って、モータ軸45の前端部側が第1軸受54を介して本体ケース部18aに対して軸周りに回転自在に支持されている。第1軸受54には、単列の玉軸受(ボールベアリング)が用いられている。
モータ軸45の後端部は、後部ケース39に対して第2軸受57を介して回転可能に保持されている。第2軸受57は、後部ケース39の前面側に設けた保持孔58内に保持されている。第2軸受57にも、単列の玉軸受(ボールベアリング)が用いられている。
回転子43の後側においてモータ軸45には、冷却ファン49が取り付けられている。当該電動モータ41の起動により冷却ファン49がモータ軸45と一体で回転する。冷却ファン49の回転により、図では見えていない吸気孔を経て本体ケース部18a内に外気が導入される。導入された外気(モータ冷却風)により主として整流子44及びその周辺の冷却がなされる。導入された外気は、本体ケース部18aの後部側に設けた排気孔(図では見えていない)を経て排気される。
区画壁部材37の前面側の外周部には、略円筒状の接続壁部70が同軸状に形成されている。接続壁部70の外周側には、金属製の円筒状のハンマケース72の後端部(基端部)が螺合によって結合されている。ハンマケース72の前端部(先端部)は、先細り状に形成されている。ハンマケース72の前端部には、円筒状の先端筒部73が同軸状に形成されている。ハンマケース72の先端筒部73の外周面は、ゴム製のバンパ78で覆われている。主としてこのハンマケース72に遊星歯車機構115と回転打撃機構85が収容されている。
図2に遊星歯車機構115と回転打撃機構85の詳細が示されている。遊星歯車機構115は電動モータ41の回転出力を減速する機能を有するもので、2つの遊星歯車112と、キャリア部107と内歯車108を有している。2つの遊星歯車112はピニオンギヤ52と内歯車108に噛み合わされている。2つの遊星歯車112は、それぞれ支軸113を介してキャリア部107に回転自在に支持されている。キャリア部107の後面側は、区画壁部材37の前面に保持したスラスト軸受38に当接されている。このスラスト軸受38によりキャリア部107が区画壁部材37に対して回転自在に支持され、かつキャリア部107に付加される軸方向後ろ向きの軸力(主として圧縮ばね118の付勢力)が区画壁部材37ひいては本体ケース部18aで受けられる。
内歯車108は、ハンマケース72の後部内周面に沿って固定されている。キャリア部107の前面中心に駆動軸89が一体に設けられている。駆動軸89は、モータ軸45と同軸に配置されている。駆動軸89の周囲に回転打撃機構85が配置されている。
回転打撃機構85は、ハンマケース72に回転支持したアンビル93に対して電動モータ41の回転出力を伝達するとともに、一定条件下で回転方向に打撃を与える機能を有している。回転打撃機構85は、駆動軸89の周囲に同軸で相対回転可能かつ軸方向に変位可能に支持したハンマ91を有している。ハンマ91は、圧縮ばね118により軸方向前側(アンビル93側)に付勢されている。
駆動軸89の外周面には、その軸線に対して一定角度で傾斜するカム溝123が設けられている。カム溝123は、径方向に対向して2つ設けられている。ハンマ91の内周面には、その軸線に沿った係合溝122が設けられている。係合溝122も、径方向に対向して2つ設けられている。駆動軸89側のカム溝123とハンマ91側の係合溝122との間にそれぞれ1つの鋼球124が挟みこまれている。これにより、ハンマ91は、駆動軸89と一体で回転可能であるとともに、相対回転しつつ軸方向に変位可能に支持されている。
ハンマ91の前面には、2つの打撃部120が設けられている。2つの打撃部120は、周方向の2等分位置において前方へ張り出す状態に設けられている。この2つの打撃部120によりアンビル93に回転動力が伝達され、また回転方向の打撃が与えられる。
アンビル93は、円筒状の出力軸部127と、出力軸部127の後端部から径方向外方へ放射状に突出する一対のアーム部128とを有している。出力軸部127内には、ドライバビットやソケットビット等の先端工具129の基部を受け入れる受け入れ凹部130が形成されている。受け入れ凹部130は、例えば、中空六角筒状に形成されており、先端工具129の基部を軸回り方向に回り止めした状態で受け入れる。出力軸部127には、チャック部132が設けられている。チャック部132は、鋼球133、操作スリーブ134及び圧縮ばね135等を備えている。圧縮ばね135に抗して操作スリーブ134を後退させると鋼球133が径方向外方へ変位可能となって、受け入れ凹部130内に先端工具129を抜き差し可能となる。圧縮ばね135の付勢力により操作スリーブ134を前側へ戻すと、鋼球133が受け入れ凹部130内にはみ出した位置にロックされる。図2はこのロック状態を示している。はみ出した鋼球133が先端工具129に係合されることによりその抜け止めがなされる。
出力軸部127は、第3軸受137を介してハンマケース72の先端筒部73に対して回転可能に支持されている。第3軸受137は、先端筒部73の後面側に設けた保持孔74内に保持されている。第3軸受137には、単列の玉軸受(ボールベアリング)が用いられている。また、ハンマケース72とアンビル93のアーム部128との対向面間には、樹脂製のワッシャ138が介装されている。ワッシャ138としては、例えば、ナイロンワッシャが用いられている。アンビル93のアーム部128は、ハンマ91の打撃部120に対して回転方向に係合可能に形成されている。
スイッチレバー24の引き操作によりメインスイッチ23がオンして電動モータ41が起動すると、その回転出力が遊星歯車機構115により減速されて駆動軸89に出力される。駆動軸89の回転出力はハンマ91を経てアンビル93に伝達される。出力軸部127に先端工具129を装着したアンビル93の回転によりねじ締めが進行する。ねじ締めが進行してアンビル93に負荷される外部トルク(ねじ締め抵抗)が大きくなると、ハンマ91が圧縮ばね118に抗して駆動軸89に対して軸方向に後退しつつ相対回転する。ハンマ91が駆動軸89に対して一定距離だけ後退すると、その打撃部120がアンビル93のアーム部128から外れるためハンマ91に対する外部トルクが解放される。カム溝123により鋼球124の転動方向が規制されていることにより、ハンマ91の軸方向移動と回転動作は関連付けられている。このため、ハンマ91は圧縮ばね118の付勢力により前進しつつねじ締め方向に回転し、その過程で打撃部120によりアーム128が打撃される。これによりアンビル93に対してねじ締め方向の打撃が与えられる。ハンマ91の後退動作が繰り返されてアンビル93にねじ締め方向の打撃が繰り返し与えられることにより、ねじ締めが適正なトルクでなされる。
前記したピニオンギヤ52には、延長軸部97が同軸かつ一体に設けられている。延長軸部97は前方に長く延びており、その先端部は駆動軸89の内周側を経てアンビル93の後部に至っている。延長軸部97の先端部は、アンビル93の後面に保持した第4軸受142に回転自在に支持されている。第4軸受142は、アンビル93の後面に同軸に設けた保持孔143内に保持されている。これにより、アンビル93がモータ軸45と同軸に配置されている。第4軸受142には、単列の玉軸受(ボールベアリング)が用いられている。
駆動軸89の内周側には、ピニオンギヤ52の延長軸部97が同軸に挿通されている。駆動軸89の前部側内周には、滑り軸受部102が形成されている。滑り軸受部102は、軸方向に所定の長さを有している。滑り軸受部102の内周面には、円環状の溜め溝部103が形成されている。溜め溝部103には、潤滑剤、例えばグリスが溜められる。また、溜め溝部103の軸方向の両側には、延長軸部97の外周面に対して相対的に摺動接触する前後の滑り面104が形成されている。
駆動軸89は、滑り軸受部102(詳しくは、前後の滑り面104)によって、ピニオンギヤ52の延長軸部97に対して相対回転可能に保持されている。なお、前後の滑り面104の少なくとも一方(例えば、後側)の滑り面104には、軸方向に延在する油溝105が1本又は複数本形成されている。グリスは、油溝105を介して溜め溝部103に供給される。
図1に示すようにハンマケース72の後端部の下面側には、切り替えレバー80が左右方向(図1において紙面表裏方向)にスライド可能に設けられている。切り替えレバー80は、メインスイッチ23の上側に隣接して配置されている。切り替えレバー80を左方位置又は右方位置に切り替えることによって、電動モータ41のモータ軸45の回転方向が正方向(ネジ締め方向)又は逆方向(ネジ緩め方向)に切り替えられるようになっている。
本体ケース部18aの下側の前端部には、照明具82が設けられている。照明具82としては、例えば、LED(発光ダイオード)が用いられている。本体ケース部18aには、照明具82を覆う樹脂製の透明性を有する照明カバー83が取り付けられている。また、照明具82は、バッテリ取り付け部16(図1参照)の表示部32のスイッチパネル33を押圧操作することによってオンオフされる。照明具82は、点灯によって前方斜め上方の作業部位すなわち後出するアンビル93の前方部位を明るく照らすようになっている。これにより、暗い場所での作業性の向上が図られている。
以上説明した第1実施形態の回転打撃工具10によれば、アンビル93の出力軸部127とは反対側(後側)において、アンビル93がピニオンギヤ52の延長軸部97によって相対回転可能に保持されている。また、ピニオンギヤ52は、電動モータ41の出力軸に取り付けられた部材であり、駆動軸89と比べて回転安定性が高い。このため、出力軸部127とは反対側(後側)おいてアンビル93を安定性良く保持することができる。すなわち、アンビル93がピニオンギヤ52とハンマケース72とによって両持ち状態で安定良く保持される。これにより、ハンマケース72とアンビル93の出力軸部127との間に介在される軸受として、従来例の滑り軸受217(図5参照)に代えて、第3軸受137を用いることにより、第3軸受137の軸方向の長さBを短縮化することができる。これによって、アンビル93の出力軸部127の長さAを短縮化することができる。これにともない、ハンマケース72の先端筒部73の軸方向(前後方向)の長さを短縮化することができる。ひいては、工具本体部12の機長(モータ軸45方向の長さ)Lをコンパクト化し、回転打撃工具10の作業性及び操作性(使い勝手)を向上することができる。
また、ピニオンギヤ52の延長軸部97とアンビル93との間に第4軸受142としての転がり軸受(ボールベアリング)が介在されている。第4軸受142は、アンビル93の後面に設けた保持孔143内に保持されているため、機長Lの短縮化を損なうことがない。
また、駆動軸89が滑り軸受部102を介してピニオンギヤ52の延長軸部97に相対回転可能に保持されている。これによって、駆動軸89の回転安定性を高めることができる。
また、駆動軸89に形成された滑り軸受部102がピニオンギヤ52の延長軸部97に相対回転可能に保持されている。これによって、ピニオンギヤ52の延長軸部97と駆動軸89との間に専用(別部品)の軸受を介在することなく、駆動軸89の回転安定性を高めることができる。
また、ハンマケース72の先端筒部73とアンビル93の出力軸部127との間に第3軸受137としての転がり軸受が介在されている。これによって、ハンマケース72とアンビル93との間における第3軸受137の軸方向の占有スペースを削減することができる。これにより、従来例(図5参照)と比べて、アンビル93の出力軸部127の長さAを短縮化することができる。
[実施形態2]本実施形態は、実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は同位の符号を用いて省略する。図3は実施形態2に係る回転打撃工具10を示す断面図である。図3に示すように、本実施形態では、実施形態1(図2参照)におけるピニオンギヤ52の延長軸部97、第4軸受142、アンビル93の保持孔143が省略されている。
区画壁部材37に対して、電動モータ41のモータ軸45が第5軸受145を介して回転可能に保持されている。第5軸受145は、区画壁部材37の後面に設けた保持孔146内に保持されている。第5軸受145には、単列の転がり軸受(ボールベアリング)が用いられている。
キャリア部107の後面中心には、張り出し軸部150が設けられている。張り出し軸部150は駆動軸89と同軸に設けられている。張り出し軸部150は、区画壁部材37に対して、第6軸受152を介して回転可能に保持されている。このため、実施形態2では、実施形態1におけるスラスト軸受38が省略されている。第6軸受152は、実施形態1と同じく区画壁部材37の前面中心に設けた保持孔55内に保持されている。第6軸受152にも、単列の転がり軸受(ボールベアリング)が用いられている。張り出し軸部150の内周側に、ピニオンギヤ52が進入している。
アンビル93の後面中心には、駆動軸保持軸部148が後方へ突き出す状態に設けられている。駆動軸保持軸部148は、出力軸部127と同軸に設けられている。駆動軸保持軸部148は、従来の駆動軸209側の突出軸部210よりも十分に長い軸長で形成されている。駆動軸保持軸部148は、駆動軸89の滑り軸受部102に対して相対回転可能に保持されている。
本実施形態によると、アンビル93の出力軸部127とは反対側(後側)おいて、駆動軸保持軸部148が駆動軸89によって相対回転可能に保持されている。これにより、アンビル213がより軸長の短い突出軸部210によって相対回転可能に保持される従来例(図5参照)と比べて、アンビル93の回転安定性が高められる。このため、出力軸部127とは反対側(後側)おいてアンビル93を安定性良く保持することができる。
このようにアンビル93が駆動軸保持軸部148を介して駆動軸89に対して安定的に回転支持されることから、実施形態1と同様、ハンマケース72とアンビル93の出力軸部127との間に介在される第3軸受137の軸方向の長さBを短縮化することによって、アンビル93の出力軸部127の長さAを短縮化することができる。これにともない、ハンマケース72の先端筒部73の軸方向(前後方向)の長さを短縮化することができる。ひいては、工具本体部12の機長Lをコンパクト化し、回転打撃工具10の作業性及び操作性(使い勝手)を向上することができる。
また、駆動軸89に形成された滑り軸受部102がアンビル93の駆動軸保持軸部148に相対回転可能に保持されている。これによって、駆動軸89とアンビル93の駆動軸保持軸部148との間に専用(別部品)の軸受を介在することなく、駆動軸89の回転安定性を高めると共にアンビル93の回転安定性を高めることができる。
なお、実施形態2における区画壁部材37に対するモータ軸45及びキャリア部107の軸受構造(第5軸受145と第6軸受152)は、実施形態1に適用してもよいし、逆に、実施形態1における区画壁部材37に対するモータ軸45及びキャリア部107の軸受構造(第1軸受54とスラスト軸受38)を、実施形態2に適用してもよい。
[実施形態3]本実施形態は、実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は同位の符号を用いて省略する。図4に示すように、本実施形態では、実施形態1(図2参照)における第4軸受142が省略されている。また、駆動軸89の前端面には、前方へ突出する中空円筒状の突出軸部154が延出されている。突出軸部154は、アンビル93の後面中心に設けた保持孔143内に相対回転可能に保持されている。本実施形態3において突出軸部154は、従来の突出軸部210とほぼ同等程度の軸長で形成されている。
本実施形態によると、駆動軸89がピニオンギヤ52の延長軸部97に相対回転可能に支持されている。これによって、駆動軸89の回転安定性を高めることができる。このため、アンビル93が従来と同等程度の軸長の突出軸部154によって相対回転可能に保持された構成ではあっても、突出軸部154自体が従来に比して高い回転安定性を有していることから、出力軸部127とは反対側(後側)おいてアンビル93を安定性良く保持することができる。これにより、実施形態1と同様、ハンマケース72とアンビル93の出力軸部127との間に介在される第3軸受137の軸方向の長さBを短縮化することによって、アンビル93の出力軸部127の長さAを短縮化することができる。これにともない、ハンマケース72の先端筒部73の軸方向(前後方向)の長さを短縮化することができる。ひいては、工具本体部12の機長Lをコンパクト化し、回転打撃工具10の作業性及び操作性(使い勝手)を向上することができる。
また、駆動軸89に形成された滑り軸受部102がピニオンギヤ52の延長軸部97に相対回転可能に保持されている。これによって、ピニオンギヤ52の延長軸部97と駆動軸89との間に専用(別部品)の軸受を介在することなく、駆動軸89の回転安定性を高めることができる。
なお、突出軸部154は、延長軸部97を短くして中実円軸状に形成してもよい。また、アンビル93と突出軸部154との間に滑り軸受や転がり軸受を介在してもよい。
[他の実施形態]本発明は実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、ハンマ91に2つの打撃部120を設け、アンビル93に2つのアーム部128を設けた回転打撃機構85を例示したが、ハンマに3つ以上の打撃部を設け、これと同数のアーム部をアンビルに設けた回転打撃機構について例示したアンビル支持構造を適用してもよい。
また、本発明は、インパクトドライバに限らず、先端工具129としてソケットレンチを装着するインパクトレンチにも適用してもよい。また、各軸受54,57,137,142,145,152には、例示した単列の玉軸受に代えて、複列玉軸受、ころ軸受等その他の形態の転がり軸受に変更してもよく、若しくは滑り軸受に変更してもよい。滑り軸受を用いる場合には、軸方向の長さの短い滑り軸受を用いるとよい。
さらに、電源としてのバッテリパックの出力電圧は例示した14.4Vに限らず、10.8Vや18V等その他の仕様のバッテリパックであってもよい。また、バッテリパックを電源とする充電式(コードレス)のものに限らず、商用の交流100Vを電源とする交流電源式の回転打撃工具について例示したアンビル軸受け構造を同様に適用することができる。
10…回転打撃工具
12…工具本体部
14…グリップ部
16…バッテリ取り付け部
18…ケース
18a…本体ケース部、18b…グリップケース部、18c…バッテリ取り付けケース部
19…ケース半体
20…ネジ
21…弾性樹脂層
23…メインスイッチ
24…スイッチレバー
26…ターミナル板
30…バッテリパック
32…表示部
33…スイッチパネル
35…保持壁部
37…区画壁部材
38…スラスト軸受
39…後部ケース
40…弾性樹脂層
41…電動モータ
42…固定子
43…回転子
44…整流子
45…モータ軸
48…ブラシホルダ
49…冷却ファン
52…ピニオンギヤ
54…第1軸受
55…保持孔
57…第2軸受
58…保持孔
70…接続壁部
72…ハンマケース
73…先端筒部
74…保持孔
78…バンパ
80…切り替えレバー
82…照明具
83…照明カバー
85…回転打撃機構
89…駆動軸
91…ハンマ
93…アンビル
97…延長軸部
102…滑り軸受部
103…溜め溝部
104…滑り面
105…油溝
107…キャリア部
108…内歯車
112…遊星歯車
113…支軸
115…遊星歯車機構
118…圧縮ばね
120…打撃部
122…係合溝
123…カム溝
124…鋼球
127…出力軸部
128…アーム部
129…先端工具
130…受け入れ凹部
132…チャック部
133…鋼球
134…操作スリーブ
135…圧縮ばね
137…第3軸受
138…ワッシャ
142…第4軸受(実施形態1)
143…保持孔
145…第5軸受
146…保持孔
148…駆動軸保持軸部(実施形態2)
150…張り出し軸部
152…第6軸受
154…突出軸部(実施形態3)
200…回転打撃工具(従来)
203…電動モータ
205…ピニオンギヤ
207…遊星歯車機構
209…駆動軸
211…回転打撃機構
213…アンビル
214…出力軸部
215…ハンマケース
216…先端筒部
217…滑り軸受
218…溝部
219…滑り面

Claims (5)

  1. 駆動源としての電動モータと、該電動モータの回転出力を減速して駆動軸に出力する遊星歯車機構と、前記駆動軸の回転出力に回転方向の打撃を与えてアンビルに出力する回転打撃機構を備えた回転打撃工具であって、
    前記電動モータの出力軸に取り付けたピニオンギヤには前記アンビル側に延びる延長軸部が同軸かつ一体に設けられ、
    前記延長軸部が前記駆動軸の内周側に同軸に挿通され、
    前記駆動軸の先端部から前記延長軸部の先端部が突き出され、
    前記延長軸部の前記先端部に前記アンビル回転可能に常時支持されている回転打撃工具。
  2. 請求項1記載の電動工具であって、
    前記延長軸部の先端部と前記アンビルとの間には転がり軸受が介在されている回転打撃工具。
  3. 請求項1又は2記載の回転打撃工具であって、
    前記駆動軸の内周側には前記延長軸部を回転可能に支持する滑り軸受部が形成されている回転打撃工具。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した回転打撃工具であって、
    本体ケース側には前記アンビルの出力軸部転がり軸受を介して回転可能に支持されている回転打撃工具。
  5. 駆動源としての電動モータと、
    該電動モータの出力軸により回転されるピニオンギヤと、
    前記ピニオンギヤと噛み合う遊星歯車を有する遊星歯車機構と、
    前記遊星歯車を保持する駆動軸と、
    前記駆動軸に保持されるハンマを有する回転打撃機構と、
    前記ハンマにより回転方向の打撃を与えられるアンビルと、を備えた回転打撃工具であって、
    前記ピニオンギヤと一体回転する延長軸部を有し、
    前記アンビルは、該アンビルと前記延長軸部との間に介在された軸受により回転可能に常時支持されている回転打撃工具。
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