JP7259297B2 - ポリイミド粒子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ポリイミド粒子の製造方法に関する。
従来から、樹脂材料の物性を調整するための充填材等の用途で、ポリイミド粒子の使用が検討されており、併せて、その用途に応じた様々な粒径・粒度分布を有するポリイミド粒子の製造方法が検討されている。例えば、特許文献1には、芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミンとを有機溶媒中で加熱重合させてポリイミド溶液を得た後、その溶液の温度を降温することによりポリイミド粒子を析出させる工程を含む、ポリイミド粒子の製造方法が開示されている。
特開2002-293947号公報
近年、樹脂材料の用途の多様化に伴い、ポリイミド粒子に求められる粒径等のパラメータが多様化している。また、製造方法に由来する粒子形状等の差異が、ポリイミド粒子の用途に大きく影響を与える場合がある。このため、従来とは異なる製造方法によるポリイミド粒子の提供が求められている。
そこで、本発明は、ポリイミド粒子の新規な製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、反応流路を構成する筒状部と、上記反応流路に連通する複数の液体供給路を構成する多重管構造と、を備えるマイクロリアクターを用いて、ポリイミド粒子を製造する方法に関する。当該方法は、上記液体供給路の一部から、テトラカルボン酸二無水物を含有する第一の反応液を上記反応流路に供給し、且つ、上記液体供給路の他部から、ジアミンを含有する第二の反応液を上記反応流路に供給して、上記反応流路内で上記テトラカルボン酸二無水物及び上記ジアミンを反応させて、ポリアミド酸粒子を得る第一の工程と、上記ポリアミド酸粒子を加熱して、ポリイミド粒子を得る第二の工程と、を備えている。
このような製造方法では、反応流路内で第一の反応液の層流と第二の反応液の層流とが合流して、反応流路内を流通しながら反応が進行する。このような反応形態によって、球状のポリアミド酸粒子が効率良く形成される。また、形成されたポリアミド酸粒子を加熱によりイミド化することで、ポリイミド粒子を容易に得ることができる。
一態様において、単位時間当たりの上記テトラカルボン酸二無水物の供給量A(mol/min)は、単位時間当たりの上記ジアミンの供給量A(mol/min)以上であってよく、このとき、上記第一の反応液の上記テトラカルボン酸二無水物の濃度C(mol/L)は上記第二の反応液の上記ジアミンの濃度C(mol/L)より低いことが好ましい。他の一態様において、上記供給量Aは上記供給量A以下であってよく、このとき、上記濃度Cは上記Cより高いことが好ましい。
上記態様によれば、反応経路で第一の反応液の層流と第二の反応液の層流とが接触した段階では、原料化合物(テトラカルボン酸二無水物及びジアミン)の一方が過剰に存在する環境下で反応が進行し、その後、第一の反応液と第二の反応液とが混合されるにつれて、他方の割合が増加する。このような反応形態によって、一方の原料化合物が過剰に存在する環境下でポリアミド酸粒子の微細な核が形成され、当該核が徐々に成長することで、粒径分布の小さい球状のポリアミド酸粒子及びポリイミド粒子を効率良く形成することができる。
本発明によれば、ポリイミド粒子の新規な製造方法が提供される。
本実施形態に係るマイクロリアクターの一形態を示す模式図である。 図1のマイクロリアクターのII-II断面を示す断面図である。 本実施形態に係るマイクロリアクターの他の一形態を示す模式図である。 図3のマイクロリアクターの一部を拡大した拡大断面図である。 図3のV-V断面を示す断面図である。 (a)は実施例1で得られたポリアミド酸粒子のSEM写真を示す図であり、(b)は実施例1で得られたポリイミド酸粒子のSEM写真を示す図である。 (a)は実施例2で得られたポリアミド酸粒子のSEM写真を示す図であり、(b)は実施例2で得られたポリイミド酸粒子のSEM写真を示す図である。 (a)は実施例3で得られたポリアミド酸粒子のSEM写真を示す図であり、(b)は実施例3で得られたポリイミド酸粒子のSEM写真を示す図である。 (a)は実施例4で得られたポリアミド酸粒子のSEM写真を示す図であり、(b)は実施例4で得られたポリイミド酸粒子のSEM写真を示す図である。 実施例1及び実施例4で得られたポリアミド酸粒子の粒径分布を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
本実施形態に係るポリイミド粒子の製造方法は、反応流路を構成する筒状部と、上記反応流路に連通する複数の液体供給路を構成する多重管構造と、を備えるマイクロリアクターを用いて、ポリイミド粒子を製造する方法である。
本実施形態に係る製造方法は、上記液体供給路の一部から、テトラカルボン酸二無水物を含有する第一の反応液を上記反応流路に供給し、且つ、上記液体供給路の他部から、ジアミンを含有する第二の反応液を上記反応流路に供給して、上記反応流路内で上記テトラカルボン酸二無水物及び上記ジアミンを反応させて、ポリアミド酸粒子を得る第一の工程と、上記ポリアミド酸粒子を加熱して、ポリイミド粒子を得る第二の工程と、を備えている。
本実施形態に係る製造方法では、反応流路内で第一の反応液の層流と第二の反応液の層流とが合流し、反応流路内を流通しながら原料化合物(テトラカルボン酸二無水物及びジアミン)の反応が進行する。このような反応形態によれば、球状のポリアミド酸粒子が効率良く形成される。また、形成されたポリアミド酸粒子を加熱によりイミド化することで、球状のポリイミド粒子を容易に得ることができる。
第一の反応液は、テトラカルボン酸二無水物と、テトラカルボン酸二無水物を溶解可能な第一の溶媒と、を含有していてよい。
テトラカルボン酸二無水物は、酸無水物基を2つ有する化合物である。テトラカルボン酸二無水物としては、芳香環に結合した酸無水物基を2つ有する、芳香族テトラカルボン酸二無水物が好ましい。テトラカルボン酸二無水物は、一種を単独で用いてよく、二種以上を併用してもよい。
テトラカルボン酸二無水物としては、例えば、1,2-(エチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,3-(トリメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,4-(テトラメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,5-(ペンタメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,6-(ヘキサメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,7-(ヘプタメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,8-(オクタメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,9-(ノナメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,10-(デカメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,12-(ドデカメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,16-(ヘキサデカメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、1,18-(オクタデカメチレン)ビス(トリメリテート無水物)、ピロメリット酸二無水物、3,4:3’,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,3:2’,3’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2-ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、2,2-ビス(2,3-ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、1,1-ビス(2,3-ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、1,1-ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、ビス(2,3-ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、3,4:9,10-ペリレンテトラカルボン酸二無水物、ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物、ベンゼン-1,2:3,4-テトラカルボン酸二無水物、3,4:3’,4’-ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,3:2’,3’-ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3:3’,4’-ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、1,2:5,6-ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,8:4,5-ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、2,3:6,7-ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2:4,5-ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、2,6-ジクロロナフタレン-1,8:4,5-テトラカルボン酸二無水物、2,7-ジクロロナフタレン-1,8:4,5-テトラカルボン酸二無水物、2,3:6,7-テトラクロロナフタレン-1,8:4,5-テトラカルボン酸二無水物、フェナンスレン-1,10:8,9-テトラカルボン酸二無水物、ピラジン-2,3:5,6-テトラカルボン酸二無水物、チオフェン-2,3:5,6-テトラカルボン酸二無水物、2,3:3’,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、3,4:3’,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,3:2’,3’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)ジメチルシラン二無水物、ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)メチルフェニルシラン二無水物、ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)ジフェニルシラン二無水物、1,4-ビス(3,4-ジカルボキシフェニルジメチルシリル)ベンゼン二無水物、1,3-ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)-1,1:3,3-テトラメチルジシクロヘキサン二無水物、p-フェニレンビス(トリメリテート無水物)、エチレンテトラカルボン酸二無水物、1,2:3,4-ブタンテトラカルボン酸二無水物、デカヒドロナフタレン-1,4,5,8-テトラカルボン酸二無水物、4,8-ジメチル-1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロナフタレン-1,2:5,6-テトラカルボン酸二無水物、シクロペンタン-1,2:3,4-テトラカルボン酸二無水物、ピロリジン-2,3:4,5-テトラカルボン酸二無水物、1,2:3,4-シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、ビス(エキソ-ビシクロ〔2,2,1〕ヘプタン-2,3-ジカルボン酸二無水物)、ビシクロ-〔2,2,2〕-オクタ-7-エン-2,3:5,6-テトラカルボン酸二無水物、4,4’-ビス(3,4-ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフィド二無水物、5-(2,5-ジオキソテトラヒドロフリル)-3-メチル-3-シクロヘキセン-1,2-ジカルボン酸二無水物、テトラヒドロフラン-2,3:4,5-テトラカルボン酸二無水物、4,4’-(4,4’-イソプロピリデンジフェノキシ)ビス(フタル酸二無水物)、2,2-ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物(別名「4,4’-ヘキサフルオロプロピリデン酸二無水物」)、2,2,-ビス〔4-(3,4-ジカルボキシフェニル)フェニル〕ヘキサフルオロプロパン二無水物等が挙げられる。
第一の溶媒は、テトラカルボン酸二無水物を溶解可能で、且つ、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとの反応を阻害しないものであれば特に制限はない。第一の溶媒としては、例えば、アセトン、2-ブタノン、メチルイソブチルケトン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン、4-ヒドロキシ-4-メチル-2-ペンタノン等のケトン化合物、テトラヒドロフラン等のエーテル化合物、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、3-メトキシブチル-1-アセテート等のアルキレングリコールモノアルキルエーテルアセテート、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素化合物、2-ヒドロキシプロピオン酸エチル、2-ヒドロキシ-2-メチルプロピオン酸メチル、2-ヒドロキシ-2-メチルプロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸エチル、2-ヒドロキシ-2-メチルブタン酸メチル、3-メトキシプロピオン酸メチル、3-メトキシプロピオン酸エチル、3-エトキシプロピオン酸メチル、3-エトキシプロピオン酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル等のエステル化合物、γ-ブチロラクトン等が挙げられる。これらの溶媒は、1種類を単独で又は2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
第二の反応液は、ジアミンと、ジアミンを溶解可能な第二の溶媒と、を含有していてよい。
ジアミンは、アミノ基(-NH)を2つ有する化合物である。ジアミンとしては、芳香環に結合したアミノ基を2つ有する、芳香族ジアミンが好ましい。ジアミンは、一種を単独で用いてよく、二種以上を併用してもよい。
ジアミンとしては、例えば、o-フェニレンジアミン、m-フェニレンジアミン、p-フェニレンジアミン、3,3’-ジアミノジフェニルエーテル、3,4’-ジアミノジフェニルエーテル、4,4’-ジアミノジフェニルエーテル、3,3’-ジアミノジフェニルメタン、3,4’-ジアミノジフェニルメタン、4,4’-ジアミノジフェニルメタン、ビス(4-アミノ-3,5-ジメチルフェニル)メタン、ビス(4-アミノ-3,5-ジイソプロピルフェニル)メタン、3,3’-ジアミノジフェニルスルフォン、3,4’-ジアミノジフェニルスルフォン、4,4’-ジアミノジフェニルスルフォン、3,3’-ジアミノジフェニルスルフィド、3,4’-ジアミノジフェニルスルフィド、4,4’-ジアミノジフェニルスルフィド、3,3’-ジアミノジフェニルケトン、3,4’-ジアミノジフェニルケトン、4,4’-ジアミノジフェニルケトン、2,2-ビス(3-アミノフェニル)プロパン、2,2’-(3,4’-ジアミノジフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-アミノフェニル)プロパン、1,3-ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、3,3’-(1,4-フェニレンビス(1-メチルエチリデン))ビスアニリン、3,4’-(1,4-フェニレンビス(1-メチルエチリデン))ビスアニリン、4,4’-(1,4-フェニレンビス(1-メチルエチリデン))ビスアニリン、2,2-ビス(4-(3-アミノフェノキシ)フェニル)プロパン、2,2-ビス(4-(4-アミノフェノキシ)フェニル)プロパン、ビス(4-(3-アミノフェノキシ)フェニル)スルフィド、ビス(4-(4-アミノフェノキシ)フェニル)スルフィド、ビス(4-(3-アミノフェノキシ)フェニル)スルホン、ビス(4-(4-アミノフェノキシ)フェニル)スルホン、3,5-ジアミノ安息香酸等の芳香族ジアミン、1,2-ジアミノエタン、1,3-ジアミノプロパン、1,4-ジアミノブタン、1,5-ジアミノペンタン、1,6-ジアミノヘキサン、1,7-ジアミノヘプタン、1,8-ジアミノオクタン、1,9-ジアミノノナン、1,10-ジアミノデカン、1,11-ジアミノウンデカン、1,12-ジアミノドデカン、1,2-ジアミノシクロヘキサン、1,3-ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ポリオキシアルキレンジアミン、3,3’-ジアミノジフェニルジフルオロメタン、3,4’-ジアミノジフェニルジフルオロメタン、4,4’-ジアミノジフェニルジフルオロメタン、2,2-ビス(3-アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2-(3,4’-ジアミノジフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス(4-アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス(4-(3-アミノフェノキシ)フェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス(4-(4-アミノフェノキシ)フェニル)ヘキサフルオロプロパン等が挙げられる。
第二の溶媒はジアミンを溶解可能で、且つ、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとの反応を阻害しないものであれば特に制限はない。第二の溶媒としては、例えば、アセトン、2-ブタノン、メチルイソブチルケトン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン、4-ヒドロキシ-4-メチル-2-ペンタノン等のケトン化合物、テトラヒドロフラン等のエーテル化合物、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、3-メトキシブチル-1-アセテート等のアルキレングリコールモノアルキルエーテルアセテート、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素化合物、2-ヒドロキシプロピオン酸エチル、2-ヒドロキシ-2-メチルプロピオン酸メチル、2-ヒドロキシ-2-メチルプロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸エチル、2-ヒドロキシ-2-メチルブタン酸メチル、3-メトキシプロピオン酸メチル、3-メトキシプロピオン酸エチル、3-エトキシプロピオン酸メチル、3-エトキシプロピオン酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル等のエステル化合物、γ-ブチロラクトン等が挙げられる。これらの溶媒は、1種類を単独で又は2種類以上を組み合わせて使用してもよい。第二の溶媒は、第一の溶媒と同じでも異なっていてもよいが、回収した溶媒の再利用が行いやすいという観点からは同じであることが好ましい。
第一の反応液及び第二の反応液は、それぞれの流速が略同一となるように液体供給路から反応流路に供給されることが好ましい。第一の反応液の流速と第二の反応液の流速とを略同一とすることで、反応経路の入口付近で第一の反応液の層流及び第二の反応液の層流が形成されやすくなり、本発明の効果がより顕著に奏される。
第一の反応液及び第二の反応液の流速は特に限定されないが、例えば、0.1~1000mm/sであってよく、好ましくは1.0~500mm/sである。
上記製造方法では、第一の反応液及び第二の反応液の流速と反応流路の長さとによって、反応時間を調整することができる。反応時間は、所望の粒径及び反応液の濃度等に応じて適宜変更してよく、例えば0.1~1440分であってよく、好ましくは0.5~720分である。
第一の反応液におけるテトラカルボン酸二無水物の濃度C(mol/L)及び第二の反応液におけるジアミンの濃度Cは、異なっていることが好ましい。これにより、反応経路で第一の反応液の層流と第二の反応液の層流とが接触した段階で、原料化合物(テトラカルボン酸二無水物及びジアミン)の一方が過剰に存在する環境下で反応が進行し、ポリアミド酸粒子の核生成が効率良く進行すると考えられる。
上記濃度C及び上記濃度Cは、一方が、他方の1.01倍以上であることが好ましく、1.10倍以上であってもよく、1.50倍以上であってもよく、2倍以上であってもよく、3倍以上であってもよい。また、反応効率の観点からは、上記濃度C及び上記濃度Cは、一方が、他方の100倍以下であることが好ましく、50倍以下であることがより好ましい。
上記濃度C及び上記濃度Cのうち、低い方の濃度は、例えば0.1mmol/L以上であってよく、好ましくは0.2mmol/L以上、より好ましくは0.3mmol/L以上であり、例えば5.0mol/L未満であってよく、好ましくは3.0mol/L以下、より好ましくは1.0mol/L以下である。また、上記濃度C及び上記濃度Cのうち、高い方の濃度は、例えば0.1mmol/Lを超える濃度であってよく、好ましくは0.2mmol/L以上、より好ましくは0.3mmol/L以上であり、例えば5.0mol/L以下であってよく、好ましくは3.0mol/L以下、より好ましくは1.0mol/L以下である。
単位時間当たりのテトラカルボン酸二無水物の供給量A(mol/min)及び単位時間当たりのジアミンの供給量A(mol/min)は、同一でもよく異なっていてもよい。粒径分布の小さい粒子が得られやすくなる観点からは、反応液中の濃度が少ない原料化合物の供給量が、もう一方の原料化合物の供給量より多いことが好ましい。すなわち、上記濃度Cが上記濃度Cより低いとき、供給量Aは供給量A以上であることが好ましく、供給量Aより多いことがより好ましい。また、上記濃度Cが上記濃度Cより高いとき、供給量Aは供給量A以下であることが好ましく、供給量Aより少ないことがより好ましい。これにより、ポリアミド酸粒子が均一に進行しやすくなり、粒度分布の小さいポリアミド酸粒子(及び粒度分布の小さいポリイミド粒子)が得られやすくなる。
上記供給量A及び上記供給量Aは、一方が、他方の1.0倍以上であることが好ましく、1.1倍以上であることがより好ましく、1.2倍以上であることが更に好ましい。また、反応効率の観点からは、上記供給量A及び上記供給量Aは、一方が、他方の100倍以下であることが好ましく、50倍以下であることがより好ましい。
上記供給量A及び上記供給量Aのうち、多い方の供給量は、例えば0.01mmol/minを超える量であってよく、好ましくは0.02mmol/min以上、より好ましくは0.03mmol/min以上であり、例えば10mol/min以下であってよく、好ましくは5mol/min以下、より好ましくは2mol/min以下である。また、上記供給量A及び上記供給量Aのうち、少ない方の供給量は、例えば0.01mmol/min以上であってよく、好ましくは0.02mmol/min以上、より好ましくは0.03mmol/min以上であり、例えば10mol/min未満であってよく、好ましくは5mol/min以下、より好ましくは2mol/min以下である。
本実施形態において、マイクロリアクターは、反応流路を構成する筒状部と、反応流路に連通する複数の液体供給路を構成する多重管構造と、を備え、第一の反応液と第二の反応液とを液体供給路から反応流路に連続して供給できるものであればよい。
図1は、マイクロリアクターの一形態を示す模式図である。また、図2は、図1のマイクロリアクターのII-II断面を示す断面図である。図1のマイクロリアクター100は、内管11及び外管12から構成される多重管構造10と、反応流路を構成する筒状部20とを備えている。図2に示すように、多重管構造10は、内管11の内側に形成された第一の液体供給路L1と、内管11及び外管12の間に形成された第二の液体供給路L2とを備えている。筒状部20は、多重管構造10の外管12と一体となって円筒状を成す円筒部21と、円筒部21に連結されたチューブ22と、から構成されている。
マイクロリアクター100は、筒状部20の出口に設置され、筒状部20内の反応流路を経て供給された反応液を貯留する貯留部30を更に備えている。また、マイクロリアクター100は、第一の液体供給路L1に反応液を供給する第一の供給器41と、第二の液体供給路L2に反応液を供給する第二の供給器42とを更に備えている。
マイクロリアクター100を用いる場合、例えば、第一の反応液を第一の供給器41から第一の液体供給路L1に供給し、且つ、第二の反応液を第二の供給器42から第二の液体供給路L2に供給することによって、筒状部20で構成される反応流路内で原料化合物を反応させることができる。また、第一の反応液を第二の供給器42から第二の液体供給路L2に供給し、且つ、第二の反応液を第一の供給器41から第一の液体供給路L1に供給することによって、原料化合物を反応させることもできる。
マイクロリアクター100では、チューブ22の長さを適宜調整することで、反応流路の長さを変更して反応時間を調整することができる。
マイクロリアクター100では、内管11の内径によって第一の液体供給路L1のサイズが決定され、内管11の外径と外管12の内径との差によって第二の液体供給路L2のサイズが決定される。内管11の内径は特に限定されないが、例えば0.1~1000mmであってよく、好ましくは0.15~750mmである。また、内管11の外径と外管12の内径との差は、例えば0.1~500mmであってよく、好ましくは0.2~250mmである。
図3は、マイクロリアクターの他の一形態を示す模式図である。また、図4は、図3のマイクロリアクターの一部(反応流路の入口付近)を拡大した拡大断面図である。また、図5は、図3のV-V断面を示す断面図である。図3のマイクロリアクター200は、円柱状の芯部51とそれを囲う第一管52、第二管53及び第三管54とから構成される多重管構造50と、反応流路を構成する筒状部60とを備えている。図4及び図5に示しょうに、多重管構造50は、芯部51と第一管52との間に形成された第一の液体供給路L11と、第一管52と第二管53との間に形成された第二の液体供給路L12と、第二管53と第三管54との間に形成された第三の液体供給路L13とを備えている。筒状部60は、多重管構造50の第三管54と一体となって円筒状を成す円筒部61と、円筒部61の内側に形成された円柱部62とを備えており、円筒部61と円柱部62との間に反応流路が形成されている。
マイクロリアクター200は、筒状部60の出口から流出した反応液を貯留する貯留部70を更に備えている。また、マイクロリアクター200は、第一の液体供給路L11に反応液を供給する第一の供給器81と、第二の液体供給路L12に反応液を供給する第二の供給器82と、第三の液体供給路L13に反応液を供給する第三の供給器83とを更に備えている。
マイクロリアクター200を用いる場合、例えば、第一の反応液を第一の液体供給路L11及び第三の液体供給路L13から反応流路に供給し、且つ、第二の反応液を第二の液体供給路L12から反応流路に供給することによって、反応流路内で原料化合物を反応させることができる。また、第二の反応液を第一の液体供給路L11及び第三の液体供給路L13から反応流路に供給し、且つ、第一の反応液を第二の液体供給路L12から反応流路に供給することによって、反応流路内で原料化合物を反応させることもできる。
マイクロリアクター200では、芯部51の外径と第一管52の内径とによって第一の液体供給路L11のサイズが決定され、第一管52の外径と第二管53の内径とによって第二の液体供給路L12のサイズが決定され、第二管53の外径と第三管54の内径とによって第三の液体供給路L13のサイズが決定される。芯部51の外径と第一管52の内径との差は、例えば0.1~1000mmであってよく、好ましくは0.15~750mmである。第一管52の外径と第二管53の内径との差は、例えば0.1~500mmであってよく、好ましくは0.2~250mmである。第二管53の外径と第三管54の内径との差は、例えば0.1~500mmであってよく、好ましくは0.2~250mmである。
第一の工程では、反応流路を経た反応液を所定の時間、静置して、ポリイミド粒子の熟成を行ってもよい。このような熟成を経ることで、回収した粒子の粒度分布が揃いやすいという効果がある。熟成時間は特に限定されず、例えば1~600分であってよく、好ましくは3~360分である。熟成温度は特に限定されず、例えば0~100℃であってよく、好ましくは10~75℃である。
本実施形態に係る製造方法では、第一の工程により、ポリアミド酸粒子が得られる。得られるポリアミド酸粒子の平均粒径は、例えば10nm以上であってよく、好ましくは20nm以上、より好ましくは30nm以上である。また、ポリアミド酸粒子の平均粒径は、例えば300μm以下であってよく、好ましくは200μm以下、より好ましくは100μm以下である。なお、ポリアミド酸粒子の平均粒径は、レーザ回折・散乱法による粒度分布測定装置によって測定されるメジアン径(D50)の値を示す。このような、測定装置としては、例えば、マイクロトラック粒度分析計(日機装株式会社製)が挙げられる。なお、走査型電子顕微鏡(SEM)で撮像した画像から、直接平均粒子径を算出する方法によっても類似の値を得ることができる。
第二の工程では、ポリアミド酸粒子の加熱により、ポリイミド粒子が得られる。加熱条件は特に限定されず、ポリアミド酸をイミド化できる条件であればよい。加熱温度は、例えば100~250℃であってよく、好ましくは150~200℃である。加熱時間は、例えば30~600分であってよく、好ましくは60~300分である。
ポリイミド粒子の平均粒径は、例えば10nm以上であってよく、好ましくは20nm以上、より好ましくは30nm以上である。また、ポリイミド粒子の平均粒径は、例えば300μm以下であってよく、好ましくは200μm以下、より好ましくは100μm以下である。なお、ポリイミド粒子の平均粒径は、レーザ回折・散乱法による粒度分布測定装置によって測定されるメジアン径(D50)の値を示す。このような、測定装置としては、例えば、マイクロトラック粒度分析計(日機装株式会社製)が挙げられる。なお、走査型電子顕微鏡(SEM)で撮像した画像から、直接平均粒子径を算出する方法によっても類似の値を得ることができる。
本実施形態に係る製造方法で得られたポリイミド粒子は、球状であり、粒径分布が比較的小さい傾向がある。このため、本実施形態に係る製造方法で得られたポリイミド粒子は、樹脂への充填剤、コアシェル粒子のコア粒子等の用途に好適に用いることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
<マイクロリアクター>
図1に示すマイクロリアクターを準備した。なお、多重管構造10として、内管11の内径が500μm、内管11の外径と外管12の内径との差が1420μmとなる多重管構造を用いた。また、筒状部20の長さは、反応液が反応流路内を通過する時間が10分となるように調整した。
<ポリアミド酸粒子の調製>
4,4’-ジアミノジフェニルエーテル(DPE)6.0mmolをアセトン30gに溶解させて、ジアミン溶液を調製した。また、4,4’-オキシジフタル酸無水物(ODPA)1.2mmolをアセトン70gに溶解させて、酸二無水物溶液を調製した。
ジアミン溶液を第一の液体供給路L1から、酸二無水物溶液を第二の液体供給路L2から、それぞれ14.8mm/sの流速で反応流路に供給した。なお、このとき、単位時間当たりに供給されるDPEとODPAのモル比は、DPE:ODPA=1:2となった。
次いで、反応流路の出口から貯留部30に吐出された反応液を1時間静置し、反応液中の樹脂粒子を遠心分離機を用いて回収し、60℃で24時間乾燥させることで、ポリアミド酸粒子を得た。得られたポリアミド酸のSEM写真を測定したところ、図6(a)に示すとおりとなった。また、ポリアミド酸粒子の平均粒径を、走査型電子顕微鏡(SEM)で撮像した画像から、任意の粒子100個の粒子径を直接測定してその平均値を算出することで求めたところ、489nmであった。
<ポリイミド粒子の調製>
上記で得られたポリアミド酸粒子を、180℃で3時間加熱することにより、ポリイミド粒子を得た。得られたポリアミド酸のSEM写真を測定したところ、図6(b)に示すとおりとなった。得られたポリイミド粒子の平均粒径は、491nmであった。
(実施例2)
酸二無水物溶液の調製時に、4,4’-オキシジフタル酸無水物(ODPA)の使用量を1.2mmolから0.6mmolに変更し、単位時間当たりに供給されるDPEとODPAのモル比を、DPE:ODPA=1:1としたこと以外は、実施例1と同様にしてポリアミド酸粒子及びポリイミド粒子を調製した。得られたポリアミド酸粒子の平均粒径は526nm、ポリイミド粒子の平均粒径は528nmであった。また、得られたポリアミド酸粒子のSEM写真は、図7(a)に示すとおりであり、ポリイミド粒子のSEM写真は、図7(b)に示すとおりであった。
(実施例3)
酸二無水物溶液の調製時に、4,4’-オキシジフタル酸無水物(ODPA)の使用量を1.2mmolから3.0mmolに変更し、単位時間当たりに供給されるDPEとODPAのモル比を、DPE:ODPA=1:5としたこと以外は、実施例1と同様にしてポリアミド酸粒子及びポリイミド粒子を調製した。得られたポリアミド酸粒子の平均粒径は670nm、ポリイミド粒子の平均粒径は656nmであった。また、得られたポリアミド酸粒子のSEM写真は、図8(a)に示すとおりであり、ポリイミド粒子のSEM写真は、図8(b)に示すとおりであった。
(実施例4)
ジアミン溶液及び酸二無水物溶液の供給速度を7.8mm/sに変更したこと以外は、実施例1と同様にしてポリアミド酸粒子及びポリイミド粒子を調製した。なお、筒状部20の長さは実施例1の半分として、反応液が反応流路内を通過する時間を10分に調整した。得られたポリアミド酸粒子の平均粒径は555nm、ポリイミド粒子の平均粒径は539nmであった。また、得られたポリアミド酸粒子のSEM写真は、図9(a)に示すとおりであり、ポリイミド粒子のSEM写真は、図9(b)に示すとおりであった。
また、実施例1及び実施例4で得られたポリアミド酸粒子の粒径分布を比較すると、図10に示すとおりとなった。
100,200…マイクロリアクター、10,50…多重管構造、20,60…筒状部。

Claims (1)

  1. 反応流路を構成する筒状部と、前記反応流路に連通する複数の液体供給路を構成する多重管構造と、を備えるマイクロリアクターを用いて、ポリイミド粒子を製造する方法であって、
    前記液体供給路の一部から、テトラカルボン酸二無水物を含有する第一の反応液を前記反応流路に供給し、且つ、前記液体供給路の他部から、ジアミンを含有する第二の反応液を前記反応流路に供給して、前記反応流路内で前記テトラカルボン酸二無水物及び前記ジアミンを反応させて、ポリアミド酸粒子を得る第一の工程と、
    前記ポリアミド酸粒子を加熱して、ポリイミド粒子を得る第二の工程と、
    を備え
    単位時間当たりの前記テトラカルボン酸二無水物の供給量A (mol/min)が、単位時間当たりの前記ジアミンの供給量A (mol/min)以上であり、且つ、前記第一の反応液の前記テトラカルボン酸二無水物の濃度C (mol/L)が前記第二の反応液の前記ジアミンの濃度C (mol/L)より低い、又は、
    前記供給量A が前記供給量A 以下であり、且つ、前記濃度C が前記C より高い、
    ポリイミド粒子の製造方法。
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