JP7255851B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
しかしながら、遊技中の遊技者は、主に遊技球が流下する遊技領域や液晶表示装置の表示を注視するのが常であるので、それより下方に設けられた押しボタンや装飾体、或いは、透明板保持枠における前面の両側縁部や上縁部等に設けた装飾体や演出装置には視線が向かず、そのために実際には遊技者にこうした装飾体や演出装置による遊技の盛りたてが十分に発揮されていないという問題があった。
そのために本発明は、遊技球が流下する遊技盤の遊技領域の前面に該遊技領域を視認可能に透明板を配設してなる弾球遊技機において、前記遊技領域の前面であって、かつ、前記透明板の前面に該遊技領域の視認性を阻害しない装飾性部材を固設してなることを特徴とする。
なお、図3に示したように、遊技機本体内に遊技盤9が設けられ、該遊技盤9の前面には、周知のように、多数本の遊技釘9aや風車9b、および所謂チューリップと称される可変翼形の入賞装置9c、および、大入賞口と称される入賞装置9d等の種々の形態の入賞口が設けられた遊技領域が形成され、遊技者が弾発した遊技球が該遊技領域を流下する。また該遊技盤9の中央部に大きな開口9eが形成され、該開口9eに臨むように該遊技盤9の後側に液晶表示装置等の図柄変動表示装置9fが設けられる。そして、該図柄変動表示装置9fには、図示しない遊技制御基板からの指令により、種々のキャラクター等の動画が表示され、例えば大当たり時には図1に[777]と記したように変動後に3桁の停止数字8が表示される。このような表示がされると、前記入賞装置9dが一定期間開いて遊技球が入賞し易い状況になるなど、遊技者にとって有利な遊技状況がもたらされる。
この前側の透明板11の中央部には開口14が形成され、該開口14と合致するように該透明板11の前面に突出する前記装飾性フレーム13を配置し、該透明板11の裏側から多数のビス16を該装飾性フレーム13にねじ込むことにより該透明板11の前面に該装飾性フレーム13を固着する。該透明板11は合成樹脂製であることから、ガラス製のように機械加工時に割れるおそれが少なく、開口14やその周囲のビス貫通孔等を開設するための機械加工が容易となり、ひいてはその他の部品の取付も容易になる。なお、後側の透明板12はこうした加工は要しないのでガラス製としてもよい。
また、このように装飾性フレーム13を透明板11の裏側から前記ビス16により固着することによっては、透明板11の前面にこうした固着手段が露呈しないようにできるので、遊技者がいたずらでビス16を緩めたり、或いは不正の目的で隙間から針金等を機内に侵入させる等の不正行為がされることを防止できる。また、ビス16の長さを透明板11と透明板12との隙間よりも長いものにすることによっては、不正の目的で該ビスを緩めたとしても該ビスを抜き取ることは困難になるので、防犯性を増すことができる。
なお、装飾性フレーム13の固着手段としてはこのようなビスに限らず、接着剤を用いて強固に固着してもよい。或いは、透明板11の前面に装飾性フレーム13を一体成形するようにしてもよい。
なお、この実施形態では2枚の透明板11,12を配置したが、セキュリティが十分であれば1枚であってもよく、或いは、必要に応じて透明板を3枚以上設けてもよく、その場合、最前の透明板のみを合成樹脂製とし、その他の透明板をガラス製のものとしてもよい。
また、前記鞘部材61a,61bの下端部に形成された軸孔70a,70bに枢軸71a,71bを貫挿し、合成樹脂製で鞘状に形成された連動部材72a,72bの上端部に軸孔73a,73bを形成し、該軸孔73a,73bに該枢軸71a,71bを貫挿することにより、鞘部材61a,61b,62a,62bの下端部に連動部材72a,72bを屈折可能に枢着する。なお、鞘部材61a,61bの下端部の内部に裏側から小さな磁石片74a,74bを挿入し、該磁石片74a,74bを留金75a,75bとビス76により止着する。これによりアーム43a,43bが上記のように下方垂下状態となったとき、該磁石片74a,74bどうしの吸着力が働き、該アーム43a,43bがガタつくことなくその下方垂下状態を維持できるようにしている。
なお、該可動装飾部20はこのような動きをした後は、モータ31a,31bを逆回転させることによって図1,図2に示した元の略環状の形態に戻り該装飾性フレーム13の内周に収まる。
しかも該装飾性フレーム13は透明板11の前面に設けられるので、弾球遊技機において今まで利用されていなかったスペースを有効活用し効果的な演出をすることができるとともに、装飾性フレーム13を備えていることで、遊技機の外観も前後方向の立体感が増し豪華で深みのある景観となり得る。
そして、その装飾性フレーム13の開口部には透明板が組み付けられ、遊技者側から装飾性フレーム13の内部に手を入れることができないようになっている。
そして、その装飾性フレーム13には多数の小粒の発光体からなる電飾100を装飾性フレーム13内上部から両側縁にわたりカーテン膜状に設けるとともに、タッチセンサー式の電気的入力装置101を前記透明板の前面の上部中央に設け、装飾性フレーム13内の左右両側には一対の円形装飾ライト102を電気的駆動源によって出没するように設け、さらに該装飾性フレーム13内底部にノコギリ歯状形態の装飾体103を電気的駆動源によって起立・倒伏するように設けてなるものである。
この実施形態にも示したように、本発明では装飾性部材に電気的駆動源によって可動する円形装飾ライト102や装飾体103を備えたものや、装飾性部材に直接的に電気的入力装置101を備えたものも実現可能である。
また、装飾性部材を遊技領域の前面であって、かつ、透明板11の前面に固設する構成としたので、従来のように、遊技者が非遊技領域である球受皿等に設けられる押しボタンを操作することや、透明板保持枠の非遊技領域に設けられた可動装飾部材による演出を視認することによって、遊技者の視線が遊技領域から大きく移動してしまい、遊技領域内で実行される図柄変動表示装置等による遊技上重要な演出を見逃してしまうおそれを回避することができる。
なお、遊技領域とは打球発射装置によって打ち出され発射レールを通過した遊技球が流入するガイドレール9gよりも内側の領域であり、非遊技領域とはガイドレール9gよりも外側の領域のことをいう。また、遊技領域内であっても遊技球が通過することのない図柄変動表示装置等の前面側の領域を遊技領域内遊技球非通過領域という。
そして、その遊技領域内遊技球非通過領域の前面であって、かつ、透明板の前面に遊技領域の視認性を阻害しない装飾性部材を固設することが遊技盤を流下する遊技球の視認性を妨げないこととなるので望ましく、更には、その遊技領域内遊技球非通過領域の外形輪郭よりも、はみ出さない形状で装飾性部材を透明板の前面に配置するのがより望ましい。
なお、このような装飾性部材を採用するにあたっては、透明板に固設するキャラクターの断面輪郭を、遊技盤側に組付けるキャラクターの断面輪郭よりも小さくし、はみ出さないようにすることが、遊技盤を流下する遊技球の視認性を妨げないこととなるので望ましい。
なお、可動装飾部の可動範囲についても、遊技盤を流下する遊技球の視認性を妨げない構成としている。具体的には、可動前の配置状態から演出を発生させ可動した状態までの領域のどの位置であっても、遊技盤を流下する遊技球の視認性を妨げない構成とすることが望ましい。
Claims (4)
- 遊技球が流下する遊技盤の遊技領域の前面に該遊技領域を視認可能に透明板を配設してなる弾球遊技機において、前記遊技領域の前面であって、かつ、前記透明板の前面に該遊技領域の視認性を阻害しない装飾性部材を固設し、該装飾性部材に電気的駆動源によって可動する可動装飾部を設けてなることを特徴とする弾球遊技機。
- 前記装飾性部材に遊技者が操作し得る電気的入力装置を設けてなることを特徴とする請求項1に記載した弾球遊技機。
- 前記装飾性部材は前記遊技盤を中央部より透視し得るように枠状に形成された装飾性フレームであり、前記可動装飾部を該装飾性フレームの内側に出没動するように設け、前記電気的入力装置は該可動装飾部の操作により機能するようにしたことを特徴とする請求項2に記載した弾球遊技機。
- 前記透明板は合成樹脂製であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載した弾球遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2019045868A JP7255851B2 (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 弾球遊技機 |
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ID=72431210
Family Applications (1)
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2019
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