JP7255575B2 - 自走式研削装置および自走式研削方法、ならびに金属板の製造方法 - Google Patents
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Description
金属板表面上を走行する台車と、
前記台車に搭載され、研磨工具を前記金属板に接触させて研削する研削部と、
前記研削部を前記金属板の表面と平行な方向に走査させる走査アクチュエータと、
前記研削部を昇降させ、前記研削部を前記金属板に垂直に所与の押付荷重で押付ける昇降アクチュエータと、
前記走査アクチュエータの走査と前記昇降アクチュエータの押付荷重を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度を、研削開始位置と研削定常部で変化させるように制御するとともに、前記昇降アクチュエータの押付荷重を前記走査アクチュエータの動きと連動してセットアップするように制御することを特徴とする自走式研削装置。
前記自走式研削装置は、金属板表面上を走行する台車と、前記台車に搭載され、研磨工具を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面と平行な方向に走査させる走査アクチュエータと、前記研削部を昇降させ、前記研削部を前記金属板に垂直に所与の押付荷重で押付ける昇降アクチュエータとを有し、
前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度を、研削開始位置と研削定常部で変化させるように制御するとともに、前記昇降アクチュエータの押付荷重を前記走査アクチュエータの動きと連動してセットアップするように制御することを特徴とする自走式研削方法。
前記自走式研削装置は、金属板表面上を走行する台車と、前記台車に搭載され、研磨工具を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面と平行な方向に走査させる走査アクチュエータと、前記研削部を昇降させ、前記研削部を前記金属板に垂直に所与の押付荷重で押付ける昇降アクチュエータとを有し、
前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度を、研削開始位置と研削定常部で変化させるように制御するとともに、前記昇降アクチュエータの押付荷重を前記走査アクチュエータの動きと連動してセットアップするように制御することを特徴とする金属板の製造方法。
<自走式研削装置を含む全体システム>
最初に本発明に係る自走式研削装置を含む全体システムについて説明する。
図1は自走式研削装置を含む全体システムの一例を示す斜視図である。
次に、本発明の一実施形態に係る研削装置300について説明する。
次に、研削装置300における疵取り動作について説明する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、研削装置自身の位置を測定する位置測定手段として、IPGSを適用した例について示したが、これに限らず、IPGSと同じ三角測量の原理に基づいたものとして、例えば、上記実施形態とは逆に、研削装置側に航法用送信機を搭載するものを用いることができる。このような例として、オフィスビル内を自律走行する清掃ロボットに搭載されたレーザ三角測量技術が挙げられる(例えば、http://robonable.typepad.jp/news/2009/11/25subaru.html参照)。具体的には、研削装置の本体に設置された航法用送信機と、屋内に設置された複数のリフレクタと、位置演算用ソフトウェアを含むホストコンピュータとから構成される屋内位置測定システムを挙げることができる。
11 航法用送信機
12 航法用受信機
13 ホストコンピュータ
14 台車
15 走査アクチュエータ
16 昇降アクチュエータ
17 I/Oボード
18 搭載コンピュータ
19 駆動制御部
20 車輪
21 モータ
22 研削部
31 現在位置演算用ソフトウェア
32 設定・評価ソフトウェア
100 全体システム
200 屋内位置測定システム
300 自走式研削装置
Claims (15)
- 位置測定手段からの情報に基づいて金属板上を自走し、金属板表面を研削する自走式研削装置であって、
金属板表面上を走行する台車と、
前記台車に搭載され、研磨工具を前記金属板に接触させて研削する研削部と、
前記研削部を前記金属板の表面と平行な方向に走査させる走査アクチュエータと、
前記研削部を昇降させ、前記研削部を前記金属板に垂直に所与の押付荷重で押付ける昇降アクチュエータと、
前記走査アクチュエータの走査と前記昇降アクチュエータの押付荷重を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度を、研削開始位置と研削定常部で変化させるように制御するとともに、前記昇降アクチュエータの押付荷重を前記走査アクチュエータの動きと連動してセットアップするように制御することを特徴とする自走式研削装置。 - 前記制御部は、前記走査アクチュエータの前記研削開始位置から前記研削定常部までの走査速度をV0、前記研削定常部の移動速度をV1とした場合に、前記走査アクチュエータの走査速度がV0>V1となるように制御することを特徴とする請求項1に記載の自走式研削装置。
- 前記制御部は、前記研削開始位置から前記研削定常部までの間の走査速度が、前記研削定常部に向けて走査速度が小さくなるような複数段階となるように制御することを特徴とする請求項1に記載の自走式研削装置。
- 前記制御部は、前記昇降アクチュエータの研削開始位置の押付荷重をP0、研削定常部の押付荷重をP1とした場合に、P0≦P1となるように前記昇降アクチュエータの押付荷重を制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の自走式研削装置。
- 前記制御部は、前記押付荷重がP0からP1まで徐々に変化するように前記昇降アクチュエータを制御することを特徴とする請求項4に記載の自走式研削装置。
- 前記研削部の前記研磨工具は、研磨布紙を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の自走式研削装置。
- 前記研削部の前記研磨工具は、前記研磨布紙を研削方向に対して垂直方向に複数枚積層して構成されることを特徴とする請求項6に記載の自走式研削装置。
- 位置測定手段からの情報に基づいて金属板上を自走する自走式研削装置により、金属板表面を研削する自走式研削方法であって、
前記自走式研削装置は、金属板表面上を走行する台車と、前記台車に搭載され、研磨工具を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面と平行な方向に走査させる走査アクチュエータと、前記研削部を昇降させ、前記研削部を前記金属板に垂直に所与の押付荷重で押付ける昇降アクチュエータとを有し、
前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度を、研削開始位置と研削定常部で変化させるように制御するとともに、前記昇降アクチュエータの押付荷重を前記走査アクチュエータの動きと連動してセットアップするように制御することを特徴とする自走式研削方法。 - 前記走査アクチュエータの前記研削開始位置から前記研削定常部までの走査速度をV0とし、前記研削定常部の走査速度をV1とした場合に、前記走査アクチュエータの走査速度をV0>V1となるように制御することを特徴とする請求項8に記載の自走式研削方法。
- 前記研削開始位置から前記研削定常部までの間の走査速度が、前記研削定常部に向けて走査速度が小さくなるような複数段階となるように制御することを特徴とする請求項8に記載の自走式研削方法。
- 前記昇降アクチュエータの研削開始位置の押付荷重をP0、研削定常部の押付荷重をP1とした場合に、P0≦P1となるように前記昇降アクチュエータの押付荷重を制御することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の自走式研削方法。
- 前記押付荷重がP0からP1まで徐々に変化するように前記昇降アクチュエータを制御することを特徴とする請求項11に記載の自走式研削方法。
- 前記研削部の前記研磨工具として、研磨布紙を用いることを特徴とする請求項8から請求項12のいずれか一項に記載の自走式研削方法。
- 前記研削部の前記研磨工具として、前記研磨布紙を研削方向に対して垂直方向に複数枚積層して構成されたものを用いることを特徴とする請求項13に記載の自走式研削方法。
- 表面に疵が存在する金属板に対して、位置測定手段からの位置情報に基づいて金属板上を自走する自走式研削装置により、該疵の研削除去を行って金属板を製造する金属板の製造方法であって、
前記自走式研削装置は、金属板表面上を走行する台車と、前記台車に搭載され、研磨工具を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面と平行な方向に走査させる走査アクチュエータと、前記研削部を昇降させ、前記研削部を前記金属板に垂直に所与の押付荷重で押付ける昇降アクチュエータとを有し、
前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度を、研削開始位置と研削定常部で変化させるように制御するとともに、前記昇降アクチュエータの押付荷重を前記走査アクチュエータの動きと連動してセットアップするように制御することを特徴とする金属板の製造方法。
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JP2020157175A JP7255575B2 (ja) | 2020-09-18 | 2020-09-18 | 自走式研削装置および自走式研削方法、ならびに金属板の製造方法 |
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2020
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