JP7342916B2 - 自走式疵取り装置および疵取り方法、ならびに金属板の製造方法 - Google Patents
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Description
金属板上を走行する台車と、
前記台車に搭載され、回転する研削材を前記金属板に接触させて研削する研削部と、
前記研削部を前記金属板の表面に沿った方向に走査させる走査アクチュエータと、
前記走査アクチュエータの走査を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度および前記研削材の回転速度の少なくとも一方を、研削開始位置と研削定常部で変化させるように制御することを特徴とする自走式疵取り装置。
前記自走式疵取り装置は、金属板上を走行する台車と、前記台車に搭載され、回転する研削材を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面に沿った方向に走査させる走査アクチュエータとを有し、
前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度および前記研削材の回転速度の少なくとも一方を、研削開始位置と研削定常部で変化させることを特徴とする自走式疵取り方法。
前記自走式疵取り装置は、金属板上を走行する台車と、前記台車に搭載され、回転する研削材を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面に沿った方向に走査させる走査アクチュエータとを有し、
前記研削部により前記金属板表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度および前記研削材の回転速度の少なくとも一方を、研削開始位置と研削定常部で変化させることを特徴とする金属材の製造方法。
<自走式疵取り装置を含む全体システム>
最初に本発明に係る自走式疵取り装置を含む全体システムについて説明する。
図1は自走式疵取り装置を含む全体システムの一例を示す斜視図である。
次に、本発明の一実施形態に係る疵取り装置300について説明する。
次に、疵取り装置300における疵取り動作について説明する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、疵取り装置自身の位置を測定する位置測定手段として、IPGSを適用した例について示したが、これに限らず、IPGSと同じ三角測量の原理に基づいたものとして、例えば、上記実施形態とは逆に、疵取り装置側に航法用送信機を搭載するものを用いることができる。このような例として、オフィスビル内を自律走行する清掃ロボットに搭載されたレーザ三角測量技術が挙げられる(例えば、http://robonable.typepad.jp/news/2009/11/25subaru.html参照)。具体的には、疵取り装置の本体に設置された航法用送信機と、屋内に設置された複数のリフレクタと、位置演算用ソフトウェアを含むホストコンピュータとから構成される屋内位置測定システムを挙げることができる。
11 航法用送信機
12 航法用受信機
13 ホストコンピュータ
14 台車
15 走査アクチュエータ
16 昇降アクチュエータ
17 I/Oボード
18 搭載コンピュータ
19 駆動制御部
20 車輪
21 モータ
22 研削部
31 現在位置演算用ソフトウェア
32 設定・評価ソフトウェア
100 全体システム
200 屋内位置測定システム
300 自走式疵取り装置
Claims (10)
- 位置測定手段からの位置情報に基づいて金属板上を自走し、金属板表面に存在する疵を研削除去する自走式疵取り装置であって、
車輪を有し、金属板上を走行する台車と、
前記台車に搭載され、回転する研削材を前記金属板に接触させて研削する研削部と、
前記研削部を前記金属板の表面に沿った方向に走査させる走査アクチュエータと、
前記走査アクチュエータの走査を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記研削材の回転速度を変えずに、前記走査アクチュエータの研削開始位置から研削定常部に達するまでの間の走査速度を一定速度であるV0とし、前記研削定常部の走査速度をV1とした場合に、V0>V1となるように前記走査アクチュエータの走査速度を制御することを特徴とする自走式疵取り装置。 - 前記制御部は、前記V0と前記V1が、V0/V1>1.1を満たすように、前記走査アクチュエータの走査速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の自走式疵取り装置。
- 位置測定手段からの位置情報に基づいて金属板上を自走し、金属板表面に存在する疵を研削除去する自走式疵取り装置であって、
車輪を有し、金属板上を走行する台車と、
前記台車に搭載され、回転する研削材を前記金属板に接触させて研削する研削部と、
前記研削部を前記金属板の表面に沿った方向に走査させる走査アクチュエータと、
前記走査アクチュエータの走査を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度を変えずに、前記研削材の回転速度を、研削定常部の回転速度のほうが一定速度である研削開始位置から前記研削定常部に達するまでの間の回転速度よりも大きくなるように制御することを特徴とする自走式疵取り装置。 - 前記研削材は、研磨布紙を研削方向に対して垂直方向に複数枚積層して構成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の自走式疵取り装置。
- 位置測定手段からの位置情報に基づいて金属板上を自走する自走式疵取り装置により、金属板表面に存在する疵を研削除去する自走式疵取り方法であって、
前記自走式疵取り装置として、金属板上を走行する台車と、前記台車に搭載され、回転する研削材を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面に沿った方向に走査させる走査アクチュエータとを有するものを準備することと、
前記自走式疵取り装置の前記研削部により前記金属板の表面を研削することと、を有し、
前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記研削材の回転速度を変えずに、前記走査アクチュエータの研削開始位置から研削定常部に達するまでの間の走査速度を一定速度であるV0とし、前記研削定常部の走査速度をV1とした場合に、前記走査アクチュエータの走査速度をV0>V1となるようにすることを特徴とする自走式疵取り方法。 - 前記走査アクチュエータの走査速度を、前記V0と前記V1が、V0/V1>1.1を満たすようにすることを特徴とする請求項5に記載の自走式疵取り方法。
- 位置測定手段からの位置情報に基づいて金属板上を自走する自走式疵取り装置により、金属板表面に存在する疵を研削除去する自走式疵取り方法であって、
前記自走式疵取り装置として、金属板上を走行する台車と、前記台車に搭載され、回転する研削材を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面に沿った方向に走査させる走査アクチュエータとを有するものを準備することと、
前記自走式疵取り装置の前記研削部により前記金属板の表面を研削することと、を有し、
前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度を変えずに、前記研削材の回転速度を、研削定常部の回転速度のほうが一定速度である研削開始位置から前記研削定常部に達するまでの間の回転速度よりも大きくなるようにすることを特徴とする自走式疵取り方法。 - 前記研削材として、研磨布紙を研削方向に対して垂直方向に複数枚積層して構成されたものを用いることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の自走式疵取り方法。
- 表面に疵が存在する金属板に対して、位置測定手段からの位置情報に基づいて金属板上を自走する自走式疵取り装置により、該疵の研削除去を行って金属板を製造する金属板の製造方法であって、
前記自走式疵取り装置として、金属板上を走行する台車と、前記台車に搭載され、回転する研削材を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面に沿った方向に走査させる走査アクチュエータとを有するものを準備することと、
前記自走式疵取り装置の前記研削部により前記金属板の表面を研削することと、を有し、
前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記研削材の回転速度を変えずに、前記走査アクチュエータの研削開始位置から研削定常部に達するまでの間の走査速度をV0とし、前記研削定常部の走査速度をV1とした場合に、前記走査アクチュエータの走査速度をV0>V1となるようにすることを特徴とする金属板の製造方法。 - 表面に疵が存在する金属板に対して、位置測定手段からの位置情報に基づいて金属板上を自走する自走式疵取り装置により、該疵の研削除去を行って金属板を製造する金属板の製造方法であって、
前記自走式疵取り装置として、金属板上を走行する台車と、前記台車に搭載され、回転する研削材を前記金属板に接触させて研削する研削部と、前記研削部を前記金属板の表面に沿った方向に走査させる走査アクチュエータとを有するものを準備することと、
前記自走式疵取り装置の前記研削部により前記金属板の表面を研削することと、を有し、
前記研削部により前記金属板の表面を研削する際に、前記走査アクチュエータの走査速度を変えずに、前記研削材の回転速度を、研削定常部の回転速度のほうが一定速度である研削開始位置から前記研削定常部に達するまでの間の回転速度よりも大きくなるようにすることを特徴とする金属板の製造方法。
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JP2020117088 | 2020-07-07 |
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JP2021109976A Active JP7342916B2 (ja) | 2020-07-07 | 2021-07-01 | 自走式疵取り装置および疵取り方法、ならびに金属板の製造方法 |
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JP2018075707A (ja) | 2016-10-28 | 2018-05-17 | Jfeスチール株式会社 | 自走式疵取り装置および疵取り方法 |
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JPH0637031B2 (ja) * | 1986-09-04 | 1994-05-18 | 株式会社岡本工作機械製作所 | クリ−プフイ−ド研削盤 |
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2021
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