JP5112703B2 - ウェーハ面取り加工方法およびその装置 - Google Patents
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Description
例えば、メタルボンド砥石を用いて粗研削を行なった後、レジンボンド砥石を用いてエッジ1aが鏡面になるように仕上げ研磨を行なっている。
しかし、総形砥石を用いた場合には、砥石の溝の最深部には冷却剤が入りにくいため、砥石が傷み易く、またエッジ1aの円周方向に条痕が残って面粗度が大きくなり易いという問題点があった。
しかし、ゴムホイールが固定された回転軸の軸心がウェーハ1の回転方向と平行となるようにして研磨を行なっても、エッジ1aの全周には2乃至3個程度のピットが残存してしまい、全周で0個にするまでには至っていない。
しかし、この方法によると、エッジ1aの断面形状をプログラム変更により任意に作成可能となる利点がある反面、ウェーハ1の下側、すなわちウェーハ取付台側に砥石が入る必要があるため、砥石を大きくすることができない、また砥石幅が狭くなる上に加工時間が長くなり、砥石の寿命が短くなる等の欠点があった。
これら従来のウェーハの面取り加工を行なう方法および装置では、溝付総形砥石、ウェーハ1と同一断面形状の溝を有する砥石等で、ウェーハ1を砥石の回転速度に比較して低速で1回転以上回転させることにより、加工時間が比較的短くなるという利点があるが、エッジ1aの断面形状が砥石の形状で決定されてしまい、断面形状精度が砥石の精度により左右されてしまうとともに、砥石交換を断面形状違いの砥石でしなければならない場合が生じ、また加工用冷却剤が加工部位に入りにくいため、溝の寿命が短く、先端部の形状くずれや条痕が入ると砥石の寿命が早く尽きてしまうという問題点があった。
第1の発明は、2個の溝なし砥石によって、回転させられるウェーハの周端部の同一箇所に近接した位置を同時に加工して成形する加工方法であって、前記2個の溝なし砥石をウェーハ板厚方向においてそれぞれ一定の高さに保持しつつ回転させて前記ウェーハに接触させ、前記2個の溝なし砥石の加工面により前記ウェーハの外径を研削して縮径する方向に加工する周端縮径加工と、前記2個の溝なし砥石をウェーハ板厚方向においてそれぞれ各別に移動させつつ回転させて前記ウェーハに接触させ、ウェーハの周端部の径方向の同一箇所を2個の溝なし砥石により挟み込んで前記ウェーハの周端部を加工するコンタリング加工とを有することを特徴とする。
また、ウェーハとの接触点においては、同時に当接する2個の溝なし砥石の回転方向を互いに逆にすることで、2個の溝なし砥石が同じ方向に一緒に動作して断面形状を作製する時にもウェーハのバタツキを抑えることができる。
ただし、この実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるため具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、発明内容を限定するものではない。
また、ウェーハ等のように、背景技術で説明したものと同じものは名称及び符号を同じにして説明を省略する。
溝なし砥石として、図1〜7により示す円盤形溝なし砥石又は図8〜14により示すカップ形溝なし砥石を使用する面取り加工方法について具体的に説明する。
〔第1実施態様〕
面取り加工方法の第1実施態様としては円盤形溝なし砥石を用いる場合を説明する。
〔構成〕
第1実施態様は、図1〜7により示す2つの円盤形溝なし砥石3,3を用いて仕上げ用の研削、研磨を行なう方法であり、円盤形溝なし砥石3,3の外周面をウェーハ1との接触面とし、1つのウェーハ1には同時に2つの円盤形溝なし砥石3,3が接触して面取り加工するものである。
2つの円盤形溝なし砥石3,3は、周端1bの同一箇所に近接し、互いの対向する側面を近接して相対峙させるように配置し、回転する両溝なし砥石3,3の周面を加工面としてウェーハ1に同時に当接し、エッジ(ウェーハ1の周端部)1aの同一箇所に近接した位置を同時に加工して成形する(図1、図2及び図7参照)。
ウェーハ面取り加工方法において、2つの溝なし砥石3,3が、ウェーハ1との接触点における加工方向が互いに反対方向となるように、各溝なし砥石3,3の回転方向を定めて加工する。
2. 砥石動作
各砥石は、加工の種類によって、また、加工するウェーハ1の端部の形状によっても、 (1)同時に同じ方向へ移動する場合と、 (2)各別に異なる方向へ移動する場合とに分かれる。
(a) 周端加工
ノッチ1nを有するウェーハを加工する場合(図1参照)、ウェーハ1の外径を研削して縮径する方向に加工する周端縮径加工では、2つの溝なし砥石3,3をそれぞれ一定の高さに保持したままでウェーハ1に接触させて加工する(図3及び図4参照)。
この場合で、エッジ1aの断面形状が上下の斜面1au,1adと、周端1bに単一の半径R1の円弧1cと、により形成されるウェーハ1を加工する時には、2つの円盤形溝なし砥石3,3を同じ高さに保持して加工する(図3参照)。
オリエンテーションフラット1fを加工する2個の溝なし砥石3,3を、オリエンテーションフラット1fの同一箇所に近接し、対抗する面を相対峙させて配置するとともに、両溝なし砥石3,3の回転方向をウェーハ1との接触点で互いに反対方向へ回転させ、両溝なし砥石3,3の加工面によりオリエンテーションフラット1fの同一箇所に近接した位置を同時に加工して成形する。
上下非対称な形状の周端部(図51(B)参照)に加工する場合には、2つの溝なし砥石3,3を同じ方向へ同時に動作させる方が効率良く加工できる場合がある。このような場合には、各溝なし砥石3,3を別に移動させることは避け、あたかも2つの溝なし砥石3,3が一体に形成されているかのようにおなじ動作を行なわせる。
この場合において、ノッチ1nを有するウェーハ1の円周部またはオリエンテーションフラット1fを有するウェーハ1の円周部の周端(または周端面)1bを加工する時には、ウェーハ1を加工する2個の溝なし砥石3,3を周端(または周端面)1bの同一箇所に近接し、各溝なし砥石3,3の互いに対向する側面を相対峙させて配置するとともに、各溝なし砥石3,3の回転方向をウェーハ1との接触点で互いに反対方向へ回転させ、両溝なし砥石3,3の加工面により周端(または周端面)1bの同一箇所に近接した位置を同時に加工して成形する。
(a) 上下対称な周端部のコンタリング加工
エッジ1aの断面を所望の形状に形成するコンタリング加工では、エッジ1aの各面に2個の溝なし砥石3,3のそれぞれを各別に移動させ、エッジ1aの径方向の同一箇所を各溝なし砥石3,3により上下から挟み込んで、それぞれの面を同時に加工する(図5及び図6参照)。
コンタリング加工の場合で、エッジ1aの断面形状が上下対称形の場合には、2つの円盤形溝なし砥石3,3を各別に動作させ、一方がウェーハの上側を加工する時には他方はウェーハの下側を加工し、ウェーハ1のバタツキあるいは上下動を抑えながらエッジ1aの断面形状を加工する(図5,6参照)。
エッジ1aの断面形状が上下非対称形の場合で、2つの溝なし砥石3,3を各別に移動させる場合には、通常、この上下非対称形の場合は、2つの溝なし砥石3,3を同時に同一方向へ移動して加工する方が効率的であるが、何らかの理由により両溝なし砥石3,3を同時に同一方向へ移動させることができない時には、(a)の上下対称な周端部のコンタリング加工と同様に、エッジ1aの径方向の同一箇所を各溝なし砥石3,3により上下から挟み込んで、上下各面を同時に加工する。
このように構成した面取り加工方法の第1実施形態では、2つの円盤形溝なし砥石3,3を用いて、ウェーハ1のエッジ1aを加工するとき、ウェーハ1と円盤形溝なし砥石3,3との相対的な動きにより、ノッチ1nの有無にかかわらずウェーハ1のエッジ1aに所定の断面形状を形成する面取り加工ができる。
加工時には、各溝なし砥石3,3がウェーハ1のエッジ1aを上下の断面形状について同時に加工することができ、この上下同時加工の場合には、ウェーハ1のバタツキを抑え、また図7に示すように、研削、研磨の時に斜め方向に刻設される条痕1dが一方の砥石により刻設された後に他方の砥石により逆向きの斜め条痕1eが刻設できるように加工できて、加工箇所が条痕の交差した面となり、加工面の表面粗さを小さくし精細なものにして、厚さの薄いウェーハ1やウェーハ1のエッジ1aにおける断面斜面角度の小さい形状であっても、精度良く加工して形成することができ、断面形状の加工精度を高くすることができる。
また、ウェーハ1との接触点において同時に当接する2個の溝なし砥石3,3の回転方向を互いに逆にすることに加えて、ウェーハ1の加工につき1枚毎にウェーハ1の回転方向を逆方向に換えて加工することにより、各溝なし砥石3,3の摩耗が均一化され、砥石寿命が長くなり、摩耗が均一化されることにより高い加工精度を維持することができる。
面取り加工方法の第2実施態様としてはカップ形溝なし砥石を用いる場合を説明する。
〔構成〕
第2実施形態は、図8〜14により示す2つのカップ形溝なし砥石4,4を用いて仕上げ用の研削、研磨を行なう方法であり、カップ形溝なし砥石4,4のウェーハ1側を向いた端面4a,4aをウェーハ1との接触面とし、1つのウェーハ1には同時に2つのカップ形溝なし砥石4,4の各端面4a,4aが当接して面取り加工するものである。
2つのカップ形溝なし砥石4,4は、ウェーハ1の周端1bの同一箇所にそれぞれ近接し、互いの対向する周面を近接させるように配置し、回転する両カップ形溝なし砥石4,4の各端面4a,4aを加工面としてウェーハ1に同時に当接し、エッジ(ウェーハ1の周端部)1aの同一箇所に近接した位置を同時に加工して成形する(図8、図9参照)。
ウェーハ面取り加工方法において、2つのカップ形溝なし砥石4,4が、ウェーハ1との接触点における加工方向が互いに反対方向となるように、各カップ形溝なし砥石4,4の回転方向を定めて加工する。この場合には、各カップ形溝なし砥石4,4の回転方向は同じ方向に回転させることで、ウェーハ1との接触点における加工方向が互いに反対方向となる。
各砥石は、加工の種類によって、また、加工するウェーハ1の端部の形状によっても、 (1)同時に同じ方向へ移動する場合と、 (2)各別に異なる方向へ移動する場合とに分かれる。
3. 加工用砥石とウェーハとの相対的な大きさ
(1)ウェーハ1の周端加工には、特に互いの大きさの制限はないが、 (2)オリエンテーションフラットを加工する場合には、カップ形溝なし砥石4,4の端面がウェーハ1の平行移動により加工端と反対側の端部が当たることがないように相互の大きさを定めなければならない。
(a) 周端加工
ノッチ1nを有するウェーハ1を加工する場合(図8参照)、ウェーハ1の外径を研削して縮径する方向に加工する周端縮径加工では、2つのカップ形溝なし砥石4,4をそれぞれ一定の高さに保持したままでウェーハ1に接触させて加工する(図8、図13及び図14参照)。
この場合で、エッジ1aの断面形状が上下の斜面1au,1adと、周端1bに単一の半径R1の円弧1cと、により形成されるウェーハ1(図49参照)を加工する時には、2つのカップ形溝なし砥石4,4を同じ高さに保持して加工する(図13又は図14参照)。
オリエンテーションフラット1fを加工する2つのカップ形溝なし砥石4,4を、オリエンテーションフラット1fの同一箇所に近接し、対向する周面を近接させて配置するとともに、両カップ形溝なし砥石4,4の回転方向を同じ方向へ回転させると、ウェーハ1との接触点で互いに加工方向が逆方向になり、両カップ形溝なし砥石4,4の加工面dによりオリエンテーションフラット1fの同一箇所に近接した位置を同時に加工して成形する(図9参照)。
上下非対称な形状の周端部(図51(B)参照)に加工する場合には、2つのカップ形溝なし砥石4,4を同じ方向へ同時に動作させる方が効率良く加工できる場合がある。このような場合には、各カップ形溝なし砥石4,4を別に移動させることは避け、あたかも2つのカップ形溝なし砥石4,4が一体に形成されているかのようにおなじ動作を行なわせる。
(a) 上下対称な周端部のコンタリング加工
エッジ1aの断面を所望の形状に形成するコンタリング加工では、エッジ1aの各面に2つのカップ形溝なし砥石4,4のそれぞれを各別に移動させ、エッジ1aの径方向の同一箇所を各カップ形溝なし砥石4,4により上下から挟み込んで、それぞれの面を同時に加工する。
コンタリング加工の場合で、エッジ1aの断面形状が上下対称形の場合には、2つのカップ形溝なし砥石4,4を各別に動作させ、一方がウェーハの上側を加工する時には他方はウェーハの下側を加工し、ウェーハ1のバタツキあるいは上下動を抑えながらエッジ1aの断面形状を加工する。
エッジ1aの断面形状が上下非対称形の場合で、2つのカップ形溝なし砥石4,4を各別に移動させる場合には、通常、この上下非対称形の場合は、2つのカップ形溝なし砥石4,4を同時に同一方向へ移動して加工する方が効率的であるが、何らかの理由により両カップ形溝なし砥石4,4を同時に同一方向へ移動させることができない時には、(a)の上下対称な周端部のコンタリング加工と同様に、エッジ1aの径方向の同一箇所を各カップ形溝なし砥石4,4により上下から挟み込んで、上下各面を同時に加工する。
このように構成した面取り加工方法の第2実施形態では、2つのカップ形溝なし砥石4,4を用いて、ウェーハ1のエッジ1aを加工するとき、ウェーハ1と各カップ形溝なし砥石4,4との相対的な動きにより、ノッチ1nの有無にかかわらずウェーハ1のエッジ1aに所定の断面形状を形成する面取り加工ができる。
加工時には、各カップ形溝なし砥石4,4がウェーハ1のエッジ1aを上下の断面形状について同時に加工することができ、この上下同時加工の場合には、ウェーハ1のバタツキを抑え、また図14に示すように、研削、研磨の時に斜め方向に刻設される条痕1dが一方のカップ形溝なし砥石4により刻設された後に他方のカップ形溝なし砥石4により逆向きの斜め条痕1eが刻設できるように加工できて、加工箇所が条痕の交差した面となり、加工面の表面粗さを小さくし精細なものにして、厚さの薄いウェーハ1やウェーハ1のエッジ1aにおける断面斜面角度の小さい形状であっても、精度良く加工して形成することができ、断面形状の加工精度を高くすることができる。
また、ウェーハ1との接触点において同時に当接する2つのカップ形溝なし砥石4,4の加工方向を互いに逆にすることに加えて、ウェーハ1の加工につき1枚毎にウェーハ1の回転方向を逆方向に換えて加工することにより、各カップ形溝なし砥石4,4の摩耗が均一化され、砥石寿命が長くなり、摩耗が均一化されることにより高い加工精度を維持することができる。
面取り加工装置について、溝なし砥石に図1〜7により示す円盤形溝なし砥石又は図8〜14により示すカップ形溝なし砥石を使用するいくつかの面取り加工装置を図15乃至図45に基づき具体的に説明する。
〔第1実施態様〕
面取り加工装置の第1実施態様としては、図15乃至図20に示す円盤形溝なし砥石を用いた第1番目の面取り加工装置10を説明する。
2つの円盤形溝なし砥石3,3を用いた面取り加工装置10は、ウェーハ1のエッジ(周端部)1aを面取り加工するための装置であって、2つの円盤形溝なし砥石3,3を互いに対向する側面を近接して配置すると共に周面を加工面として使用して、ウェーハ1との接触点の中間位置にウェーハ1の中心を通る直線と両円盤形溝なし砥石3,3の配置上の中心とが一致するように形成する。
これにより、常に、2つの円盤形溝なし砥石3,3をウェーハ1に対して中心線から左右等距離な位置に配置できて研削、研磨を左右均等に加工することができるようにする。
さらに、各砥石昇降装置12,12は基台13に砥石昇降装置12,12の固定側部材を基準がぶれないように確実に固定するとともに移動側部材を昇降自在に支持し、この砥石昇降装置12,12を設けた基台13ごと全体を上下(Z−Z)方向へ昇降させる(加工側昇降用Z軸モータ付き)加工側昇降装置14により昇降自在に支持する。
これらの各制御装置9a〜9dを制御信号出力部19cから出力された制御信号に基づき制御して、必要な駆動装置11〜17を起動し、それぞれが他の駆動装置と調和して動作するように制御される。
面取り加工装置10を使用してウェーハ1の面取り加工するときには、まず、制御部19bから制御信号出力部19cを介してウェーハセット用制御装置9aの中のロボットZ軸モータ、ローダ用アクチュエータ、又は吸着アームを駆動して、個々に積まれたウェーハ1又はカセットに収納されたウェーハ1,…,1から1枚のウェーハ1を取り出して回転テーブル2a上に移し、粗加工終了している場合には、さらに制御部19bからの指示に従い制御信号出力部19cから出力される制御信号により奥行方向移動装置(Y軸モータ)17cを駆動して、ウェーハ1を載せた回転テーブル2aを図16,17に示すウェーハ準備位置から図15および図18に示すウェーハ1の精密加工位置まで移動し、移動後に周端の縮径加工を行なう。また、粗加工が必要な場合には、粗加工用の総形砥石6または棒状砥石7が配置された位置の真下に移動して粗加工した後、精密加工位置に移して精密加工に入る。
また、各円盤形溝なし砥石3,3のウェーハ1への接触点における加工方向が互いに反対方向になるように各円盤形溝なし砥石3,3の回転方向を定めると、エッジ1aの周辺部に生じやすいバタツキを抑え、研削、研磨時に斜め方向へ刻設される条痕が一方の砥石により刻設された後に、重複して、他方の砥石による逆向きの斜め条痕が刻設されて、加工箇所が条痕の交差した面となり、加工面の表面粗さをより精細なものにして、表面粗さを向上することができ、厚さの薄いウェーハ1やエッジ1aにおける断面斜面角度の小さい形状であっても要求された断面形状を精度良く加工することができる。
面取り加工装置の第2実施態様としては、図21乃至図25に示す円盤形溝なし砥石を用いた第2番目の面取り加工装置20を説明する。
なお、面取り加工装置10と同じものは同じ符号を付して具体的な説明を省略する。
2つの円盤形溝なし砥石3,3を用いた面取り加工装置20は、ウェーハ1のエッジ(周端部)1aを面取り加工するための装置であって、2つの円盤形溝なし砥石3,3を互いに対向する側面を近接して配置すると共に周面を加工面として使用して、ウェーハ1との接触点の中間位置にウェーハ1の中心を通る直線と両円盤形溝なし砥石3,3の配置上の中心とが一致するように形成して研削、研磨を左右均等に加工できるようにする。
これらの各制御装置9a〜9dを制御信号出力部19cから出力された制御信号に基づき制御して、必要な駆動装置11〜17を起動し、それぞれが他の駆動装置と調和して動作するように制御される。
面取り加工装置20を使用してウェーハ1の面取り加工するときには、まず、制御部19bから制御信号出力部19cを介してウェーハセット用制御装置9aを駆動して、個々に積まれたウェーハ1又はカセットに収納されたウェーハ1,…,1から1枚のウェーハ1を取り出して回転テーブル2a上に移し、さらに制御部19bからの指示に従い制御信号出力部19cから出力される制御信号により奥行方向移動装置(Y軸モータ)17cを駆動して、ウェーハ1を載せた回転テーブル2aを図22,23に示すウェーハ準備位置から図21および図24に示すウェーハ加工位置まで移動し、移動後に周端の縮径加工を行なう。
コンタリング加工のときには、図5,6に示すように、ウェーハ1の上下各面を各円盤形溝なし砥石3,3によりそれぞれ挟むとともに、上下に位置した各円盤形溝なし砥石3,3を各独立に相対位置を調節しながら加工する。相対的な位置の調節には、制御信号出力部19cから出力される精密加工用上側砥石のZ軸制御信号により精密加工用上側砥石の砥石昇降装置(精密研削用上側砥石Z軸モータ)12の動作を調節し、同時に、制御信号出力部19cから出力される精密加工用下側砥石のZ軸制御信号により精密加工用下側砥石の砥石昇降装置(精密研削用下側砥石Z軸モータ)12の動作を調節して、ウェーハ1の変形、振動、バタツキ等による位置ずれを各円盤形溝なし砥石3,3により抑えるとともに各円盤形溝なし砥石3,3のZ軸方向の位置調節により、上下両面を各別に位置補正しつつコンタリング加工を進め、さらに同時に、制御信号出力部19cから出力されるZ軸制御信号によりウェーハ側昇降装置(ウェーハ側昇降用Z軸モータ)24による昇降動作を調節して、上下両円盤形溝なし砥石3,3とウェーハ1との上下方向の相対的な位置を一定に保ち、また、加工時における各円盤形溝なし砥石3,3の回転をコンタリング加工時の回転数に調節して、ウェーハ1の回転と円盤形溝なし砥石3,3の回転とを適切に制御して、エッジ形状を精度良く研削し、必要な形状に近づいてから精密な研磨作業(スパークアウト)に切り換え、ウェーハ1のエッジ1aの形状を目標とする形状に合せるように研磨し、加工形状の精度を向上する。
また、各円盤形溝なし砥石3,3のウェーハ1への接触点における加工方向が互いに反対方向になるように各円盤形溝なし砥石3,3の回転方向を定めると、エッジ1aの周辺部に生じやすいバタツキを抑え、研削、研磨時に斜め方向へ刻設される条痕が一方の砥石により刻設された後に、重複して、他方の砥石による逆向きの斜め条痕が刻設されて、加工箇所が条痕の交差した面となり、加工面の表面粗さをより精細なものにして、表面粗さを向上することができ、厚さの薄いウェーハ1やエッジ1aにおける断面斜面角度の小さい形状であっても要求された断面形状を精度良く加工することができる。
面取り加工装置の第3実施態様としては、図26乃至図30に示す円盤形溝なし砥石を用いた第3番目の面取り加工装置30を説明する。
なお、面取り加工装置20と同じものは同じ符号を付して具体的な説明を省略する。
2つの円盤形溝なし砥石3,3を用いた面取り加工装置30は、ウェーハ1のエッジ(周端部)1aを面取り加工するための装置であって、2つの円盤形溝なし砥石3,3を互いに対向する側面を近接して配置すると共に周面を加工面として使用して、ウェーハ1との接触点の中間位置にウェーハ1の中心を通る直線と両円盤形溝なし砥石3,3の配置上の中心とが一致するように形成して研削、研磨を左右均等に加工できるようにする。
このウェーハ側昇降装置34により、加工中に台座16ごとウェーハ1を上下方向へ移動させることにより、面取り加工に支障の生じない位置に常時移動させ、ウェーハ1と各砥石3,3との相対的な位置を一定にできるようにする。
これらの各制御装置9a〜9dを制御信号出力部19cから出力された制御信号に基づき制御して、必要な駆動装置11〜17を起動し、それぞれが他の駆動装置と調和して動作するように制御される。
面取り加工装置30を使用してウェーハ1の面取り加工するときには、まず、制御部19bから制御信号出力部19cを介してウェーハセット用制御装置9aを駆動して、個々に積まれたウェーハ1又はカセットに収納されたウェーハ1,…,1から1枚のウェーハ1を取り出して回転テーブル2a上に移し、さらに制御部19bからの指示に従い制御信号出力部19cから出力される制御信号により奥行方向移動装置(Y軸モータ)17cを駆動して、ウェーハ1を載せた回転テーブル2aを図27,28に示すウェーハ準備位置から図26および図29に示すウェーハ加工位置まで移動し、移動後に周端の縮径加工を行なう。
コンタリング加工のときには、図5,6に示すように、ウェーハ1の上下各面を各円盤形溝なし砥石3,3によりそれぞれ挟むとともに、上下に位置した各円盤形溝なし砥石3,3を各独立に相対位置を調節しながら加工する。相対的な位置の調節には、制御信号出力部19cから出力される精密加工用上側砥石のZ軸制御信号により精密加工用上側砥石の砥石昇降装置(精密研削用上側砥石Z軸モータ)12の動作を調節し、同時に、制御信号出力部19cから出力される精密加工用下側砥石のZ軸制御信号により精密加工用下側砥石の砥石昇降装置(精密研削用下側砥石Z軸モータ)12の動作を調節して、ウェーハ1の変形、振動、バタツキ等による位置ずれを各円盤形溝なし砥石3,3により抑えるとともに各円盤形溝なし砥石3,3のZ軸方向の位置調節により、上下両面を各別に位置補正しつつコンタリング加工を進め、さらに同時に、制御信号出力部19cから出力されるウェーハ側昇降用Z軸の制御信号によりウェーハ側昇降装置(ウェーハ側昇降用Z軸アクチュエータ)34による昇降動作を調節して、上下両円盤形溝なし砥石3,3とウェーハ1との上下方向の相対的な位置を一定に保ち、また、加工時における各円盤形溝なし砥石3,3の回転をコンタリング加工時の回転数に調節して、ウェーハ1の回転と円盤形溝なし砥石3,3の回転とを適切に制御して、エッジ形状を精度良く研削し、必要な形状に近づいてから精密な研磨作業(スパークアウト)に切り換え、ウェーハ1のエッジ1aの形状を目的とする形状の寸法に合せるように研磨し、加工形状の精度を向上する。
また、各円盤形溝なし砥石3,3のウェーハ1への接触点における加工方向が互いに反対方向になるように各円盤形溝なし砥石3,3の回転方向を定めると、エッジ1aの周辺部に生じやすいバタツキを抑え、研削、研磨時に斜め方向へ刻設される条痕が一方の砥石により刻設された後に、重複して、他方の砥石による逆向きの斜め条痕が刻設されて、加工箇所が条痕の交差した面となり、加工面の表面粗さをより精細なものにして、表面粗さを向上することができ、厚さの薄いウェーハ1やエッジ1aにおける断面斜面角度の小さい形状であっても要求された断面形状を精度良く加工することができる。
面取り加工装置の第4実施態様としては、図31乃至図36に示すカップ形溝なし砥石を用いた第1番目の面取り加工装置40を説明する。
なお、面取り加工装置10と同じものは同じ符号を付して具体的な説明を省略する。
2つのカップ形溝なし砥石4,4を用いた面取り加工装置40は、ウェーハ1のエッジ(周端部)1aを面取り加工するための装置であって、2つのカップ形溝なし砥石4,4を互いに対向する側周面を近接して配置すると共に端面を加工面として使用して、各カップ形溝なし砥石4,4のウェーハ1との接触点の中間位置にウェーハ1の中心を通る直線が両カップ形溝なし砥石4,4のウェーハ1との接触点との間の中心点を通るように形成する。
これにより、常に、2つのカップ形溝なし砥石4,4をウェーハ1に対して中心線から左右等距離な位置に配置できて、研削、研磨を左右均等に加工できるようになる。
さらに、各砥石昇降装置12,12は固定側部材を基台13に基準がぶれないように確実に固定するとともに移動側部材を基台13に対して昇降自在に支持し、各砥石昇降装置12,12を設けた基台13ごと全体を上下(Z−Z)方向へ昇降させる(加工側昇降用Z軸モータ付き)加工側昇降装置14により昇降自在に支持される。
これらの各制御装置9a〜9dを制御信号出力部19cから出力された制御信号に基づき制御して、必要な駆動装置11〜17を起動し、それぞれが他の駆動装置と調和して動作するように制御される。
面取り加工装置40を使用してウェーハ1の面取り加工するときには、まず、制御部19bから制御信号出力部19cを介してウェーハセット用制御装置9aの中のロボットZ軸モータ又はローダ用アクチュエータまたは吸着アームR軸モータを駆動して、個々に積まれたウェーハ1又はカセットに収納されたウェーハ1,…,1から1枚のウェーハ1を取り出して回転テーブル2a上に移し、粗加工終了している場合には、さらに制御部19bからの指示に従い制御信号出力部19cから出力される制御信号により奥行方向移動装置(Y軸モータ)17cを駆動して、ウェーハ1を載せた回転テーブル2aを図32,33に示すウェーハ準備位置から図31および図34に示すウェーハ1の精密加工位置まで移動し、移動後に周端の縮径加工を行なう。また、粗加工が必要な場合には、粗加工用の総形砥石6または棒状砥石7が配置された位置の真下に移動して粗加工した後、精密加工位置に移して精密加工に入る。
また、各カップ形溝なし砥石4,4のウェーハ1への接触点における加工方向が互いに反対方向になるように各カップ形溝なし砥石4,4の回転方向を定めると、エッジ1aの周辺部に生じやすいバタツキを抑え、研削、研磨時に斜め方向へ刻設される条痕が一方の砥石により刻設された後に、重複して、他方の砥石による逆向きの斜め条痕が刻設されて、加工箇所が条痕の交差した面となり、加工面の表面粗さをより精細なものにして、表面粗さを向上することができ、厚さの薄いウェーハ1やエッジ1aにおける断面斜面角度の小さい形状であっても要求された断面形状を精度良く加工することができる。
面取り加工装置の第5実施態様としては、図37乃至図41に示すカップ形溝なし砥石を用いた第2番目の面取り加工装置50を説明する。
なお、面取り加工装置40と同じものは同じ符号を付して具体的な説明を省略する。
2つのカップ形溝なし砥石4,4を用いた面取り加工装置50は、ウェーハ1のエッジ(周端部)1aを面取り加工するための装置であって、2つのカップ形溝なし砥石4,4を互いに対向する側面を近接して配置すると共に端面を加工面として使用して、ウェーハ1との接触点の中間位置にウェーハ1の中心を通る直線と両カップ形溝なし砥石4,4の配置上の中心とが一致するように形成して研削、研磨を左右均等に加工できるようにする。
これらの各制御装置9a〜9dを制御信号出力部19cから出力された制御信号に基づき制御して、必要な駆動装置11〜17を起動し、それぞれが他の駆動装置と調和して動作するように制御される。
面取り加工装置50を使用してウェーハ1の面取り加工するときには、まず、制御部19bから制御信号出力部19cを介してウェーハセット用制御装置9aを駆動して、個々に積まれたウェーハ1又はカセットに収納されたウェーハ1,…,1から1枚のウェーハ1を取り出して回転テーブル2a上に移し、さらに制御部19bからの指示に従い制御信号出力部19cから出力される制御信号により奥行方向移動装置(Y軸モータ)17cを駆動して、ウェーハ1を載せた回転テーブル2aを図38,39に示すウェーハ準備位置から図37および図40に示すウェーハ1の精密加工位置まで移動し、移動後に周端の縮径加工を行なう。粗加工が必要な場合には、精密加工に入る前に行なう。
コンタリング加工のときには、図40に示すように、ウェーハ1の上下各面を各カップ形溝なし砥石4,4によりそれぞれ挟むとともに、上下に位置した各カップ形溝なし砥石4,4を各独立に相対位置を調節しながら加工する。
相対的な位置の調節には、制御信号出力部19cから出力される精密加工用上側砥石のZ軸制御信号により精密研削用上側砥石昇降装置(精密研削用上側砥石Z軸モータ)12の動作を調節し、同時に、制御信号出力部19cから出力される精密加工用下側砥石のZ軸制御信号により精密研削用下側砥石昇降装置(精密研削用下側砥石Z軸モータ)12の動作を制御して、ウェーハ1の変形、振動、バタツキ等による位置ずれを各カップ形溝なし砥石4,4により抑えるとともに各カップ形溝なし砥石4,4のZ軸方向の位置調節により、上下両面を各別に位置補正しつつコンタリング加工を進め、さらに同時に、制御信号出力部19cから出力されるウェーハ側昇降用Z軸の制御信号によりウェーハ側昇降装置(ウェーハ側昇降用Z軸モータ)54による昇降動作を制御して、上下両カップ形溝なし砥石4,4とウェーハ1との上下方向の相対的な位置を一定に保ち、また、加工時における各カップ形溝なし砥石4,4の回転をコンタリング加工時の回転数に調節して、ウェーハ1の回転とカップ形溝なし砥石4,4の回転とを適切に制御して、エッジ形状を精度良く研削し、必要な形状に近づいてから精密な研磨作業(スパークアウト)に切り換え、ウェーハ1のエッジ1aの形状を目的とする形状の寸法に合せるように研磨し、加工形状の精度を向上する。
また、各カップ形溝なし砥石4,4のウェーハ1への接触点における加工方向が互いに反対方向になるように各カップ形溝なし砥石4,4の回転方向を定めると、エッジ1aの周辺部に生じやすいバタツキを抑え、研削、研磨時に斜め方向へ刻設される条痕が一方の砥石により刻設された後に、重複して、他方の砥石による逆向きの斜め条痕が刻設されて、加工箇所が条痕の交差した面となり、加工面の表面粗さをより精細なものにして、表面粗さを向上することができ、厚さの薄いウェーハ1やエッジ1aにおける断面斜面角度の小さい形状であっても要求された断面形状を精度良く加工することができる。
面取り加工装置の第6実施態様としては、図42乃至図46に示すカップ形溝なし砥石を用いた第3番目の面取り加工装置60を説明する。
なお、面取り加工装置50と同じものは同じ符号を付して具体的な説明を省略する。
2つのカップ形溝なし砥石4,4を用いた面取り加工装置60は、ウェーハ1のエッジ(周端部)1aを面取り加工するための装置であって、2つのカップ形溝なし砥石4,4を互いに対向する側面を近接して配置すると共に端面を加工面として使用して、ウェーハ1との接触点の中間位置にウェーハ1の中心を通る直線と両カップ形溝なし砥石4,4の配置上の中心とが一致するように形成して研削、研磨を左右均等に加工できるようにする。
このウェーハ側昇降装置64により、加工中に台座16ごとウェーハ1を上下方向へ移動させることができ、面取り加工に支障の生じない位置に常時移動させ、ウェーハ1と各カップ形溝なし砥石4,4との相対的な位置を一定にできるようにする。
これらの各制御装置9a〜9dを制御信号出力部19cから出力された制御信号に基づき制御して、必要な駆動装置11〜17を起動し、それぞれが他の駆動装置と調和して動作するように制御される。
面取り加工装置60を使用してウェーハ1の面取り加工するときには、まず、制御部19bから制御信号出力部19cを介してウェーハセット用制御装置9aを駆動して、個々に積まれたウェーハ1又はカセットに収納されたウェーハ1,…,1から1枚のウェーハ1を取り出して回転テーブル2a上に移し、さらに制御部19bからの指示に従い制御信号出力部19cから出力される制御信号により奥行方向移動装置(Y軸モータ)17cを駆動して、ウェーハ1を載せた回転テーブル2aを図43,44に示すウェーハ準備位置から図42および図45に示すウェーハ加工位置まで移動し、移動後に周端の縮径加工を行なう。
コンタリング加工のときには、図45に示すように、ウェーハ1の上下各面を各カップ形溝なし砥石4,4によりそれぞれ挟むとともに、上下に位置した各カップ形溝なし砥石4,4を各独立に相対位置を調節しながら加工する。相対的な位置の調節には、制御信号出力部19cから出力される精密加工用上側砥石のZ軸制御信号により上側砥石の砥石昇降装置(精密研削用上側砥石Z軸モータ)12の動作を制御し、同時に、制御信号出力部19cから出力される精密加工用下側砥石のZ軸制御信号により下側砥石用の砥石昇降装置(精密加工用下側砥石Z軸モータ)12の動作を制御して、ウェーハ1の変形、振動、バタツキ等による位置ずれを各カップ形溝なし砥石4,4により抑えるとともに各カップ形溝なし砥石4,4のZ軸方向の位置調節により、上下両面を各別に位置補正しつつコンタリング加工を進め、さらに同時に、制御信号出力部19cから出力されるウェーハ側昇降用Z軸の制御信号によりウェーハ側昇降装置64の(ウェーハ側昇降用Z軸)圧電アクチュエータ64a,64aによる昇降動作を制御して、上下両カップ形溝なし砥石4,4とウェーハ1との上下方向の相対的な位置を一定に保ち、また、加工時における各カップ形溝なし砥石4,4の回転をコンタリング加工時の回転数に調節して、ウェーハ1の回転とカップ形溝なし砥石4,4の回転とを適切に制御して、エッジ形状を精度良く研削し、必要な形状に近づいてから精密な研磨作業(スパークアウト)に切り換え、ウェーハ1のエッジ1aの形状を目的とする形状の寸法に合せるように研磨し、加工形状の精度を向上する。
また、各カップ形溝なし砥石4,4のウェーハ1への接触点における加工方向が互いに反対方向になるように各カップ形溝なし砥石4,4の回転方向を定めると、エッジ1aの周辺部に生じやすいバタツキを抑え、研削、研磨時に斜め方向へ刻設される条痕が一方の砥石により刻設された後に、重複して、他方の砥石による逆向きの斜め条痕が刻設されて、加工箇所が条痕の交差した面となり、加工面の表面粗さをより精細なものにして、表面粗さを向上することができ、厚さの薄いウェーハ1やエッジ1aにおける断面斜面角度の小さい形状であっても要求された断面形状を精度良く加工することができる。
1a エッジ(周端部)
1au 上斜面
1ad 下斜面
1b 周端
1c 円弧
1d 斜め条痕
1e (逆向きの)斜め条痕
1f オリエンテーションフラット
1fc オリフラコーナー
1n ノッチ
1nb ノッチ底部
1nc ノッチコーナー
2 ワーク取付台
2a 回転テーブル
2b (θ軸モータ付き)ワーク載置テーブル回転装置
3 円盤形溝なし砥石
4 カップ形溝なし砥石
4a 端面
4b (カップ形溝なし砥石の)回転軸
6 (粗研削用)総形砥石
6a 総形砥石粗研削用モータ
7 (粗研削用)棒状砥石(あるいはドリル形砥石)
7a 棒状砥石粗研削用モータ
8 (粗研削用Z軸モータ付き)砥石上下方向移動装置
9a ウェーハセット用制御装置
9b ウェーハ加工用制御装置
9c ウェーハ粗加工用制御装置
9d ノッチ精密加工用制御装置
10,20,30,40,50,60 面取り加工装置
11 砥石支持装置
11a (精密研削用スピンドルモータ付き)砥石駆動装置
12 (精密研削用Z軸モータ付き)砥石昇降装置
13 基台
14 (加工側昇降用Z軸モータ付き)加工側昇降装置
15 ワーク支持装置
16 台座
17 架台
17a,17d レール
17b 奥行(Y−Y)方向移動体
17c (Y軸モータ付き)奥行方向移動装置
17e 左右(X−X)方向移動体
17f (X軸モータ付き)左右方向移動装置
19 コントロールボックス
19a 操作パネル
19b 制御部
19c 制御信号出力部
24,54 (ウェーハ側昇降用Z軸モータ付き)ウェーハ側昇降装置
24a,54a 取付け支持部材
24b,54b 移動体
33,63 ウェーハ側昇降装置支持部材
34,64 ウェーハ側昇降装置
34a,64a (ウェーハ側昇降用Z軸)圧電アクチュエータ
41 (精密研削用モータ直結型の)砥石駆動装置
42 (砥石向き変更用モータ付き)カップ形砥石向き変更装置
43 砥石支持装置
B オリエンテーションフラットにより切り取られた円弧部分を除く径方向の長さ
D 直径
R,R1,R2,R3 半径
X1,X2,X3,X4 幅
X,Y,Z,θ (移動方向を示す)矢印
α1,α2,α3,α4,α5,α6 角度
dn ノッチの深さ
h オリエンテーションフラットの(消失した部分の)深さ
Claims (18)
- 2個の溝なし砥石によって、回転させられるウェーハの周端部の同一箇所に近接した位置を同時に加工して成形する加工方法であって、
前記2個の溝なし砥石をウェーハ板厚方向においてそれぞれ一定の高さに保持しつつ回転させて前記ウェーハに接触させ、前記2個の溝なし砥石の加工面により前記ウェーハの外径を研削して縮径する方向に加工する周端縮径加工と、
前記2個の溝なし砥石をウェーハ板厚方向においてそれぞれ各別に移動させつつ回転させて前記ウェーハに接触させ、ウェーハの周端部の径方向の同一箇所を2個の溝なし砥石により挟み込んで前記ウェーハの周端部を加工するコンタリング加工と、
を有することを特徴とするウェーハ面取り加工方法。 - 2個の溝なし砥石によって、回転させられるウェーハの周端部の同一箇所に近接した位置を同時に加工して成形する加工方法であって、
前記2個の溝なし砥石をウェーハ板厚方向においてそれぞれ一定の高さに保持しつつ回転させて前記ウェーハに接触させ、前記2個の溝なし砥石の加工面により前記ウェーハの外径を研削して縮径する方向に加工する周端縮径加工と、
ウェーハ周端部の上面において前記2個の溝なし砥石を同時に移動させる加工と、前記ウェーハ周端部の下面において前記2個の溝なし砥石を同時に移動させる加工とによって前記ウェーハ周端部の上面及び下面を各別に加工して、ウェーハ周端部の断面を所望の形状に形成するコンタリング加工と、
を有することを特徴とするウェーハ面取り加工方法。 - 前記コンタリング加工時において、ウェーハの回転に伴う板厚方向の位置振れが生じてもウェーハの周端部の断面を所定形状に加工するために、前記2個の溝なし砥石と前記ウェーハとの板厚方向の位置を相対的に制御しつつ前記ウェーハを加工することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のウェーハ面取り加工方法。
- 前記コンタリング加工時において、ウェーハの回転に伴う板厚方向の位置振れが生じてもウェーハの周端部の断面を所定形状に加工するために、前記ウェーハに対して前記2個の溝なし砥石をまとめてウェーハの板厚方向に移動させるとともに、前記2個の溝なし砥石をウェーハの板厚方向にそれぞれ個別に移動させることを特徴とする請求項3記載のウェーハ面取り加工方法。
- 前記コンタリング加工時において、ウェーハの回転に伴う板厚方向の位置振れが生じてもウェーハの周端部の断面を所定形状に加工するために、前記2個の溝なし砥石に対して前記ウェーハをその板厚方向へ移動させるとともに、前記2個の溝なし砥石をウェーハの板厚方向にそれぞれ個別に移動させることを特徴とする請求項3記載のウェーハ面取り加工方法。
- 複数のウェーハを連続して面取り加工する際に、先のウェーハ面取り加工時と後のウェーハの面取り加工時とで、ウェーハの回転方向を逆にすることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のウェーハ面取り加工方法。
- ウェーハのオリエンテーションフラット部の同一箇所に近接した位置を2個の溝なし砥石によって同時に加工して成形する加工方法であって、
前記2個の溝なし砥石をウェーハ板厚方向においてそれぞれ一定の高さに保持しつつ回転させるとともに前記ウェーハをそのオリエンテーションフラット部に沿って相対的に往復移動させて、前記2個の溝なし砥石を前記ウェーハのオリエンテーションフラット部の端面に接触させ、前記2個の溝なし砥石の加工面により前記ウェーハのオリエンテーションフラット部を研削して加工する周端縮小加工と、
前記2個の溝なし砥石をウェーハ板厚方向においてそれぞれ各別に移動させつつ回転させるとともに前記ウェーハをそのオリエンテーションフラット部に沿って相対的に往復移動させて、前記2個の溝なし砥石を前記ウェーハのオリエンテーションフラット部の周端部に接触させ、前記ウェーハのオリエンテーションフラット部の周端部の径方向の同一箇所を前記2個の溝なし砥石により挟み込んで前記ウェーハのオリエンテーションフラット部の周端部を加工するコンタリング加工と、
を有することを特徴とするウェーハ面取り加工方法。 - ウェーハのオリエンテーションフラット部の同一箇所に近接した位置を2個の溝なし砥石によって同時に加工して成形する加工方法であって、
前記2個の溝なし砥石をウェーハ板厚方向においてそれぞれ一定の高さに保持しつつ回転させるとともに前記ウェーハをそのオリエンテーションフラット部に沿って相対的に往復移動させて、前記2個の溝なし砥石を前記ウェーハのオリエンテーションフラット部の端面に接触させ、前記2個の溝なし砥石の加工面によりウェーハのオリエンテーションフラット部を研削して加工する周端縮小加工と、
オリエンテーションフラット部の周端部の上面において前記2個の溝なし砥石を同時に移動させる加工と、前記オリエンテーションフラット部の周端部の下面において2個の溝なし砥石を同時に移動させる加工とによってオリエンテーションフラット部の周端部の上面及び下面を各別に加工して、前記オリエンテーションフラット部の周端部の断面を所望の形状に形成するコンタリング加工と、
を有することを特徴とするウェーハ面取り加工方法。 - 前記2個の溝なし砥石は、前記ウェーハとの接触点における加工方向が互いに反対方向になるように回転させられることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のウェーハ面取り加工方法。
- 砥石によってウェーハの周端部の同一箇所に近接した位置を同時に加工して成形する加工装置であって、
ウェーハを保持する回転テーブルと、
この回転テーブルを回転方向(θ方向)へ回転させるテーブル回転装置と、
2個の溝なし砥石と、
この2個の溝なし砥石を回転させる砥石回転装置と、
前記2個の溝なし砥石を互いに近接して配置するとともに、前記回転テーブルに保持されたウェーハの板厚方向(Z軸方向)について前記2個の溝なし砥石を各独立に移動可能に保持する砥石移動装置と、
前記回転テーブルに保持されたウェーハを、前記2個の溝なし砥石に対して近接離間させる奥行方向(Y軸方向)へ移動させる奥行方向移動装置と、
前記回転テーブルに保持されたウェーハおよび前記砥石移動装置に保持された前記2個の溝なし砥石の相対位置を、ウェーハの板厚方向(Z軸方向)について移動させるZ軸方向移動装置とを有し、
回転させた2個の溝なし砥石の加工面により回転させられるウェーハの周端部の同一箇所に近接した位置を同時に加工するとともに、ウェーハと2個の溝なし砥石とをY軸方向、Z軸方向及びθ軸方向へ相対的に移動させて、ウェーハの周端部の断面形状を所定の形状に面取り加工することを特徴とするウェーハ面取り加工装置。 - 更に、前記回転テーブルに保持されたウェーハを、奥行方向(Y軸方向)に直交する左右方向(X軸方向)へ移動させる左右方向移動装置を有することを特徴とする請求項10記載のウェーハ面取り加工装置。
- 前記2個の溝なし砥石は、その回転軸が前記回転テーブルの回転軸に直交する軸に平行に配置された2個の円盤形溝なし砥石からなり、
前記砥石移動装置は、この2個の円盤形溝なし砥石をそれぞれ独立してウェーハの板厚方向へ移動可能に保持する円盤形溝なし砥石移動装置からなることを特徴とする請求項10又は請求項11記載のウェーハ面取り加工装置。 - 前記Z軸方向移動装置は、前記2個の円盤形溝なし砥石をウェーハの板厚方向へまとめて移動させる砥石側Z軸方向移動装置を有することを特徴とする請求項12記載のウェーハ面取り加工装置。
- 前記2個の溝なし砥石は、その回転軸が前記回転テーブルの回転軸と交差する軸に平行に配置された2個のカップ形溝なし砥石からなり、
前記砥石移動装置は、この2個のカップ形溝なし砥石をそれぞれ独立してウェーハの板厚方向へ移動可能に保持するカップ形溝なし砥石移動装置からなることを特徴とする請求項10又は請求項11記載のウェーハ面取り加工装置。 - 前記Z軸方向移動装置は、前記2個のカップ形溝なし砥石をウェーハの板厚方向へまとめて移動させる砥石側Z軸方向移動装置を有することを特徴とする請求項14記載のウェーハ面取り加工装置。
- 前記Z軸方向移動装置は、前記奥行方向移動装置に対して前記テーブル回転装置をウェーハの板厚方向に移動させるウェーハ側Z軸方向移動装置を有することを特徴とする請求項10、請求項11、請求項12、請求項14のいずれか一項に記載のウェーハ面取り加工装置。
- 前記ウェーハ側Z軸方向移動装置は、モータによって駆動されるスクリューの回転によって前記テーブル回転装置を前記奥行方向移動装置に対してウェーハの板厚方向に移動させるスクリュー式直線移動装置を有することを特徴とする請求項16記載のウェーハ面取り加工装置。
- 前記ウェーハ側Z軸方向移動装置は、多数個の圧電アクチュエータによって前記テーブル回転装置を前記奥行方向移動装置に対してウェーハの板厚方向に移動させる圧電式直線移動装置を有することを特徴とする請求項16記載のウェーハ面取り加工装置。
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