JP7255346B2 - 積層シートおよび紙容器 - Google Patents
積層シートおよび紙容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7255346B2 JP7255346B2 JP2019091296A JP2019091296A JP7255346B2 JP 7255346 B2 JP7255346 B2 JP 7255346B2 JP 2019091296 A JP2019091296 A JP 2019091296A JP 2019091296 A JP2019091296 A JP 2019091296A JP 7255346 B2 JP7255346 B2 JP 7255346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- adhesive resin
- laminated
- thickness
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Description
紙容器において、ピンホールが発生した場合には、バリア機能の低下だけでなく、液体内容物の漏れを生じる可能性があるため、ピンホールが発生しないホットエアによる加熱条件設定が必要となる。
そこで、接着性樹脂層に用いられる材料としては、特許文献1に示されるように、エチレン-アクリル酸エステル、またはエチレン-メタアクリル酸エステルの共重合樹脂の中の少なくとも一種を主成分として含有し、かつ、該共重合樹脂のアクリル酸エステルまたはメタアクリル酸エステルの含有量が10~30重量%の樹脂を押出ラミネートにて積層する方法が広く採用されている。
つまり、ホットエア加熱条件の許容範囲が狭いため、加熱条件が高温側に少しでもずれるとバブリングやピンホールが発生し、バリア性低下や液漏れの原因となる。逆に、加熱条件が弱い場合は、シーラント層樹脂を溶融させることが出来ず、シール不良の原因となる。また、エチレン-アクリル酸エステル、またはエチレン-メタアクリル酸エステルの共重合樹脂は、汎用樹脂と比較して材料コストが高い。そのため、できるだけ低コストである材料を用いた製造方法の確立が求められている。
例えば、特許文献2では、ストレス防止層として、密度が0.936g/cm3を超えて、127℃を超える融点を有するポリエチレン樹脂が提案されている。
この方法によれば、低コストの材料を使用でき、かつ、バブリングやピンホールを抑制する効果が得られる。しかしながら、ポリエチレン樹脂を接着性樹脂層に採用した場合、バリアフィルム層との接着性が失われる可能性がある。
少なくとも最外層/紙層/接着性樹脂層/バリアフィルム層/シーラント層が順に積層された積層シートであって、
前記接着性樹脂層は、紙側にポリエチレンが積層され、バリアフィルム層側にエチレン-不飽和カルボン酸またはそのエステル化合物との共重合体が積層された2層構成であり、前記接着性樹脂層を構成するエチレン-不飽和カルボン酸またはそのエステル化合物との共重合体と、ポリエチレンとのJIS K 6760で規定されるメルトフローレート(MFR)の差が8g/10min以内であり、
前記ポリエチレンが、JIS Z 0238で規定される100℃環境下の凝集破壊強度が1.20N/15mm以上であること、を特徴とする積層シートである。
前記接着性樹脂層を構成するポリエチレンの膜厚が10μm以上であることを特徴とする請求項1に記載された積層シートである。
前記接着性樹脂層の全体の厚さが20μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の積層シートである。
前記ポリエチレンが融点100℃以上130℃以下の低密度ポリエチレンであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載された積層シートである。
前記バリアフィルム層が、金属の蒸着膜を設けたPETフィルム、または無機酸化物の蒸着膜を設けたPETフィルム、またはアルミニウム箔とPETフィルムの積層フィルムのいずれかであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載された積層シートである。
請求項1から5のいずれか1項に記載された積層シートを用いて成形してなる紙容器である。
最外層1は、積層シートを角形或いは丸形等の各種容器形態に成形する際に、最外層樹脂間の熱接着により接合できる機能が必要である。
通常は、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン-αオレフィンの共重合樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合体等のポリエチレン系樹脂やポリプロピレン等、一般的にヒートシール層として用いられる樹脂を使用することができる。
更に、最外層1は必要に応じて、その表面をコロナ処理した後、印刷を行うことができる。
紙層2は、主に容器の成形性や剛性を付与するための層である。紙坪量は200g/m2~500g/m2程度が適当であり、容器サイズに合わせて適宜選択できる。また、紙層2には、表面処理されたコート紙、もしくは処理されていないノーコート紙のいずれかを選択しても何ら問題はない。
接着性樹脂層3は、紙層2と、バリアフィルム層4と、を押出ラミネートにより接着するため積層される。なお、接着性樹脂層3の積層においてもタンデム押出機を用いることで、接着性樹脂層3の積層と最外層1の積層を同一ラインで行えるようになるため、作業効率が上がる。
アクリル酸エステルの含有量が3重量%未満の場合には、接着性樹脂層の接着力が低くなり、20重量%を超える場合には、押出加工適性が低下することがあるため、好ましくない。
MFR値が大きく離れた樹脂を共押出ラミネートする場合には、製膜したときに外観の荒れ等の不具合を生じてしまう。また、2層の樹脂の厚さバランスが幅方向でばらつく包み込み現象が発生し、最終製品のばらつきが大きくなる。ポリエチレンと、エチレン-不飽和カルボン酸、またはそのエステル化合物との共重合体を共押出ラミネートする場合、MFRの差が8g/10min以内であれば、上記のような問題は発生しない。
Z 0238で規定される凝集破壊強度が、1.20N/15mm以上である必要がある。
バブリングやピンホールは、紙層2に含まれる水分が水蒸気化する100℃以上の温度において発生する。この時に紙層側の樹脂の凝集破壊強度が1.20N/15mm以上を有している場合、紙層側の樹脂が水蒸気の膨張圧力に耐えられるため、バブリング・ピンホールが発生しにくくなる。
厚さ30μmに製膜したポリエチレンフィルムに対して、その両面にコロナ処理を施し、それぞれの面に対してウレタン結合を有する二液硬化型接着剤を用いて、コロナ処理を施した厚さ12μmのPETを積層して、PET(表)/PE/PET(裏)の構成をしたサンプルを作製する。
このサンプルのPET(表)とPET(裏)を引張試験機で挟み、100℃恒温槽内でJIS Z 0238に準拠して剥離試験を行う。このように測定すれば、100℃環境下におけるポリエチレンの凝集破壊強度を測定することができる。
バリアフィルム層4は、容器にガスバリア性を持たせるために設けるもので、例えば、PETフィルム、2軸延伸のポリエステルフィルム、ナイロンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂等を基材フィルムとしてその上にシリカ、アルミナ、アルミニウム等の無機物を蒸着したフィルムが使用できる。
シーラント層5は、一般的にシーラント層として使用されている樹脂を用いることができる。例えば、低密度ポリエチレン(Low Density Polyethylene、PE-LD)、中密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン(Linear Low Density Polyethylene、PE-LLD)、エチレン-αオレフィンの共重合樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合体等のポリエチレン系樹脂やポリプロピレン等が挙げられる。
以上に説明した積層シートを用いて成形すれば、例えばゲーブルトップ型容器、カップ形状容器、れんが型容器、筒状容器など、いずれのタイプの容器にも適用できる。また、その製造方法についても従来公知の方法をそのまま適用できる。
シーラント層5として予め片面にコロナ処理を施したPE-LDフィルム(厚さ55μm)と、バリアフィルム層4として片面にシリカ蒸着、反対側の面にコロナ処理を施したPETフィルム(厚さ12μm)を用意し、シリカ蒸着面と、PE-LDフィルムのコロナ処理面を、ウレタン系接着剤によってドライラミネート法で積層し、バリアフィルム層/シーラント層の積層フィルムを形成した。
紙層2として坪量380g/m2のノーコート紙を紙基材の両面にコロナ処理を行った後に、紙基材の片面にタンデム押出機のうち第一のTダイから低密度ポリエチレン(旭化成株式会社製 L2340)を18μmの厚さで押出コーティングし、最外層1を形成した。
続いて、紙基材の最外層を形成した面の反対面と、バリアフィルム層/シーラント層の積層フィルムのPETフィルム面に対して、第二のTダイからPE-LD(旭化成株式会社製 L6810、MFR10.5)とEMAA(三井デュポンポリケミカル株式会社製 AN4228C、MFR14)の共押出フィルムによって、サンドイッチラミネーションを行い、接着性樹脂層3を形成した。
第二のTダイから押し出したPE-LD(L6810)はJIS Z 0238で規定される100℃環境下の凝集破壊強度が、1.20N/15mmであった。また、共押出されるPE-LDとEMAAの膜厚は、それぞれ25μm、5μmとした。得られた積層シートの構成は、PE-LD(L2340、厚さ18μm)/紙(坪量380g/m2)/PE-LD(L6810、厚さ25μm)/EMAA(AN4228C、厚さ5μm)/シリカ蒸着PETフィルム(厚さ12μm)/PE-LD(厚さ55μm)である。(図1参照)。
タンデム押出機の第二のTダイから共押出にて積層されるPE-LD3a(接着性樹脂層(紙側)3a)にPE-LD(日本ポリエチレン株式会社製 LC600A MFR7)を使用した以外は、実施例1と同様の方法で積層シートを作製した。
第二のTダイから押し出したPE-LD(LC600A)はJIS Z 0238で規定される100℃環境下の凝集破壊強度が1.23N/15mmであった。得られた積層シートの構成は、PE-LD(L2340、厚さ18μm)/紙(坪量380g/m2)/PE-LD(LC600A 厚さ25μm)/EMAA(AN4228C、厚さ5μm)/シリカ蒸着PETフィルム(厚さ12μm)/PE-LD(厚さ55μm)である。
タンデム押出機の第二のTダイにて積層される接着性樹脂層3が、EMAA(三井デュポンポリケミカル株式会社製 AN4228C、MFR14)単層であり、その厚さを30μmとした以外は実施例1と同様の方法で積層シート(図2参照)を作製した。得られた積層シートの構成は、PE-LD(厚さ18μm)/紙(坪量380g/m2)/EMAA(AN4228C、厚さ30μm)/シリカ蒸着PETフィルム(厚さ12μm)/PE-LD(厚さ55μm)である。
なお、EMAA(AN4228C)のJIS Z 0238で規定される100℃環境下の凝集破壊強度は1.1N/15mmであった。
タンデム押出機の第二のTダイにて積層される接着性樹脂層3がPE-LD(旭化成株式会社製 L6810、MFR10.5)単層であり、その厚さを30μmとした以外は実施例1と同様の方法で積層シートを作製した。得られた積層シートの構成は、PE-LD(厚さ18μm)/紙(坪量380g/m2)/PE-LD(L6810、厚さ30μm)/シリカ蒸着PETフィルム(厚さ12μm)/PE-LD(厚さ55μm)である。
タンデム押出機の第二のTダイにて共押出によって積層されるPE-LD3a(接着性樹脂層(紙側)3a)をPE-LD(東ソー株式会社製 LW18A、MFR10)とした以外は実施例1と同様の方法で積層シートを作製した。得られた積層シートの構成は、PE-LD(厚さ18μm)/紙(坪量380g/m2)/PE-LD(LW18A、厚さ25μm)/EMAA(AN4228C、厚さ5μm)/シリカ蒸着PETフィルム(厚さ12μm)/PE-LD(厚さ55μm)である。
なお、PE-LD(LW18A)のJIS Z 0238で規定される100℃環境下の凝集破壊強度は1.0N/15mmであった。
タンデム押出機の第二のTダイから共押出にて積層されるPE-LD3a(接着性樹脂層(紙側)3a)にPE-LD(旭化成株式会社製 L2340、MFR3.8)を使用した以外は実施例1と同様の方法で積層シートを作製した。
得られた積層シートの構成は、PE-LD(厚さ18μm)/紙(坪量380g/m2)/PE-LD(L2340 厚さ25μm)/EMAA(AN4228C、厚さ5μm)/シリカ蒸着PETフィルム(厚さ12μm)/PE-LD(厚さ55μm)である。
なお、PE-LD(L2340)のJIS Z 0238で規定される100℃環境下の凝集破壊強度は1.24N/15mmであった。
タンデム押出機の第二のTダイから共押出にて積層されるPE-LD3a(L6810)とEMAA(AN4228C)の膜厚がそれぞれ40μm、15μmである以外は実施例1と同様の方法で積層シートを作製した。
得られた積層シートの構成は、PE-LD(厚さ18μm)/紙(坪量380g/m2)/PE-LD(L6810 厚さ40μm)/EMAA(AN4228C、厚さ15μm)/シリカ蒸着PETフィルム(厚さ12μm)/PE-LD(厚さ55μm)である。
タンデム押出機の第二のTダイから共押出にて積層されるPE-LD3a(L6810)とEMAA(AN4228C)の膜厚がそれぞれ10μm、5μmである以外は実施例1と同様の方法で積層シートを作製した。得られた積層シートの構成は、PE-LD(厚さ18μm)/紙(坪量380g/m2)/PE-LD(L6810 厚さ10μm)/EMAA(AN4228C、厚さ5μm)/シリカ蒸着PETフィルム(厚さ12μm)/PE-LD(厚さ55μm)である。
タンデム押出機の第二のTダイから共押出にて積層されるPE-LD3a(L6810)とEMAA(AN4228C)の膜厚がそれぞれ8μm、22μmである以外は実施例1と同様の方法で積層シートを作製した。得られた積層シートの構成は、PE-LD(厚さ18μm)/紙(坪量380g/m2)/PE-LD(L6810 厚さ8μm)/EMAA(AN4228C、厚さ22μm)/シリカ蒸着PETフィルム(厚さ12μm)/PE-LD(厚さ55μm)である。
・評価(1)(共押出加工性)
第二のTダイから吐出された膜の状態を観察した。サンドイッチラミネーションを問題なく行える状態であれば「○」、膜の状態が悪く、サンドイッチラミネーションに適さない状態の場合は「×」と判定した。
タンデム押出機にて積層シートを作製直後に、接着性樹脂層3とバリアフィルム層4の接着性について引張試験機(株式会社エーアンドディー RCT-1250A)にて測定を行った。なお、測定はJIS Z 0238に準拠する方法で実施した。
接着強度測定条件:引張り速度;30cm/min、試験片幅;15mm
測定結果は、接着強度が3N/15mm以上であれば「○」、3N/15mm以下であれば「×」と判定した。
積層シートに容器成形のための罫線加工を施した後、容器組み立て不具合が発生するか評価した。容器組み立てが可能な場合は「○」、不可な場合は「×」と判定した。
本生産に用いられる充填機において、積層シートにホットエアを噴射した。ホットエアの温度を10℃間隔で変えていったときに、積層シートがバブリングおよびピンホールを発生するホットエア温度を確認した。バブリング発生温度については、320℃以上で発生する場合を「○」、310℃以下で発生する場合を「×」として判定した。ピンホール発生温度については、340℃以上で発生する場合を「○」、330℃以下で発生する場合を「×」とした。
一方、接着性樹脂層をEMAAの単層とした比較例1は、バブリングとピンホールが発生しやすかった。また、接着性樹脂層をポリエチレンの単層とした比較例2は、バリアフィルム層との密着性が低下した。
また、紙側の接着性樹脂層の種類を変更した比較例3は、凝集破壊強度が1.0N/15mmと低く、バブリングとピンホールが発生しやすかった。比較例4は接着性樹脂層でのMFR差が10.2と大きく、製膜時に概観の荒れや幅方向での厚さのばらつきが生じた。
また、接着性樹脂層全体を55μmと厚くした比較例5は罫線加工性が劣り、逆に接着性樹脂層全体を15μmと薄くした比較例6は、バブリングとピンホールが発生しやすかった。紙側とバリアフィルム側の接着性樹脂層の厚さで、前者を薄く後者を厚くした比較例7は、バブリングが発生しやすかった。
2 …紙層
3 …接着性樹脂層
3a…接着性樹脂層(紙側)
3b…接着性樹脂層(バリアフィルム層側)
4 …バリアフィルム層
5 …シーラント層
10…積層シート
11 …最外層
12 …紙層
13 …接着性樹脂層
13a…接着性樹脂層(紙側)
13b…接着性樹脂層(バリアフィルム層側)
14 …バリアフィルム層
15 …シーラント層
20…積層シート
Claims (6)
- 少なくとも最外層/紙層/接着性樹脂層/バリアフィルム層/シーラント層が順に積層された積層シートであって、
前記接着性樹脂層は、紙側にポリエチレンが積層され、バリアフィルム層側にエチレン-不飽和カルボン酸またはそのエステル化合物との共重合体が積層された2層構成であり、前記接着性樹脂層を構成するエチレン-不飽和カルボン酸またはそのエステル化合物との共重合体と、ポリエチレンとのJIS K 6760で規定されるメルトフローレート(MFR)の差が8g/10min以内であり、
前記ポリエチレンが、JIS Z 0238で規定される100℃環境下の凝集破壊強度が1.20N/15mm以上であること、
を特徴とする積層シート。 - 前記接着性樹脂層を構成するポリエチレンの膜厚が10μm以上であることを特徴とする請求項1に記載された積層シート。
- 前記接着性樹脂層の全体の厚さが20μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の積層シート。
- 前記ポリエチレンが融点100℃以上130℃以下の低密度ポリエチレンであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載された積層シート。
- 前記バリアフィルム層が、金属の蒸着膜を設けたPETフィルム、または無機酸化物の蒸着膜を設けたPETフィルム、またはアルミニウム箔とPETフィルムの積層フィルムのいずれかであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載された積層シート。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載された積層シートを用いて成形してなる紙容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019091296A JP7255346B2 (ja) | 2019-05-14 | 2019-05-14 | 積層シートおよび紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019091296A JP7255346B2 (ja) | 2019-05-14 | 2019-05-14 | 積層シートおよび紙容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020185711A JP2020185711A (ja) | 2020-11-19 |
JP7255346B2 true JP7255346B2 (ja) | 2023-04-11 |
Family
ID=73222613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019091296A Active JP7255346B2 (ja) | 2019-05-14 | 2019-05-14 | 積層シートおよび紙容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7255346B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001079976A (ja) | 1999-09-13 | 2001-03-27 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 共押出し複合フイルム |
JP2004268441A (ja) | 2003-03-10 | 2004-09-30 | Dainippon Ink & Chem Inc | 紙ラミネート用多層フィルムおよびフィルムラミネート紙容器 |
JP2007196499A (ja) | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 液体紙容器 |
JP2011000835A (ja) | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 断熱シート、断熱容器 |
WO2018137947A1 (en) | 2017-01-30 | 2018-08-02 | Sig Technology Ag | Sheet-like composite for producing dimensionally stable food product containers with a barrier layer comprising a barrier substrate layer and an inwards-pointing barrier material layer |
-
2019
- 2019-05-14 JP JP2019091296A patent/JP7255346B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001079976A (ja) | 1999-09-13 | 2001-03-27 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 共押出し複合フイルム |
JP2004268441A (ja) | 2003-03-10 | 2004-09-30 | Dainippon Ink & Chem Inc | 紙ラミネート用多層フィルムおよびフィルムラミネート紙容器 |
JP2007196499A (ja) | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 液体紙容器 |
JP2011000835A (ja) | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 断熱シート、断熱容器 |
WO2018137947A1 (en) | 2017-01-30 | 2018-08-02 | Sig Technology Ag | Sheet-like composite for producing dimensionally stable food product containers with a barrier layer comprising a barrier substrate layer and an inwards-pointing barrier material layer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020185711A (ja) | 2020-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5458991B2 (ja) | マット調積層フィルム及び該フィルムからなる包装材 | |
TWI755577B (zh) | 積層薄膜及食品包裝袋 | |
WO2021049385A1 (ja) | シート材容器 | |
JP5713190B2 (ja) | 易開封性多層フィルム及び該フィルムを用いた包装材 | |
CN105636777A (zh) | 包装和用于制作包装的材料 | |
JP5991504B2 (ja) | 易貫通性蓋材 | |
JP2009096155A (ja) | 多層積層フィルム | |
JP7286924B2 (ja) | 耐内容物性エージングレス積層体、およびそれを用いた包装材料 | |
JP2005199514A (ja) | 多層積層樹脂フィルムおよびそれを使用した積層材 | |
JP4156073B2 (ja) | ヒートシール用多層フィルム及びその製造方法並びにそれを用いた紙容器 | |
KR101663497B1 (ko) | 선형 저밀도 폴리에틸렌 복합필름 및 이를 포함하는 포장재 | |
JP7255346B2 (ja) | 積層シートおよび紙容器 | |
JP5935372B2 (ja) | ひねり包装用フィルム及びひねり包装体 | |
JP3921883B2 (ja) | ラミネートチューブ用積層フィルム | |
CA2681807C (en) | Polymer-coated oven board and food package made from it | |
JP5915211B2 (ja) | 蓋材 | |
JP4521807B2 (ja) | ヒートシール性複合フィルム | |
WO2006002806A1 (en) | Laminate | |
CN110997315A (zh) | 袋和用于袋的膜 | |
JP6988253B2 (ja) | 積層体およびそれを備える包装袋 | |
JP7286923B2 (ja) | エージングレス補強フィルム、およびそれを用いた積層体、包装材料 | |
JP2017095106A (ja) | 蓋材 | |
JP6590235B1 (ja) | 易開封性積層フィルム、易開封性ラミネートフィルム | |
JP2021181331A (ja) | 紙容器用積層シート及び紙容器 | |
WO2024089974A1 (ja) | シールテープ及び液体用紙容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220420 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7255346 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |