JP7254652B2 - 作業車両のフロントガード - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタ等の作業車両のフロントガードに関する。
従来、特許文献1に開示された作業車両のフロントガードが知られている。
特許文献1に開示された作業車両のフロントガードは、上下方向に延びる縦フレームと、水平方向に延びる横フレームとを備えている。
特開2007-186151号公報
上記フロントガードは、前方から加わる衝撃から車体を保護する構造としては適しているが、前上方から加わる衝撃から車体を確実に保護することは困難である。
本発明は、このような実情に鑑みて、前方から加わる衝撃だけでなく前上方から加わる衝撃からも車体を確実に保護することができる作業車両のフロントガードを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
本発明の一態様に係る作業車両のフロントガードは、作業車両の車体前部に取り付けられるフロントガードであって、前記車体に取り付けられる下フレームと、前記下フレームに対して車体幅方向の軸回りに揺動可能に取り付けられて作業車両のボンネット前方に配置され、前記下フレームに対して揺動することによって起立姿勢と前傾姿勢とに姿勢変更が可能な上フレームと、を備え、前記下フレームは、車体前方における一側方側に配置される第1下部材と、車体前方における他側方側に配置される第2下部材とを有し、前記上フレームは、前記第1下部材の一側方側から上方に延びる第1延伸部と、前記第2下部材の他側方側から上方に延びる第2延伸部と、前記第1延伸部の上端と前記第2延伸部の上端とを連絡する連絡部と、前記連絡部の下方で前記第1延伸部と前記第2延伸部とを接続する接続部材とを有し、前記連絡部は、前記第1延伸部と連絡する一方部位と、前記第2延伸部と連絡する他方部位と、前記一方部位と前記他方部位とを繋ぐ中間部位とを有し、前記一方部位は、前記第1延伸部側から前記中間部位側に向かうにつれて前方に移行し、前記他方部位は、前記第2延伸部側から前記中間部位側に向かうにつれて前方に移行し、前記中間部位は、前記車体幅方向に延びて前記一方部位と前記他方部位とを繋いでおり、前記接続部材は、前記上フレームが前記起立姿勢にあるとき、前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜する第1板部と、前記第1板部の前縁から下方に延びる第2板部とを有し、前記第2板部の前面は、前記第1延伸部の前縁及び前記第2延伸部の前縁から前方に突出しない位置において、前記第1延伸部の前縁及び前記第2延伸部の前縁と平行に配置されている
上記したフロントガードは、連絡部が第1延伸部の上端と第2延伸部の上端とを連絡しており、連絡部の一方部位及び他方部位から中間部位が前方にせり出す構造を有しているため、前方から加わる衝撃だけでなく前上方から加わる衝撃からも車体を確実に保護することができる。
フロントガードの正面図である。 フロントガードの側面図である。 フロントガードの平面図である。 フロントガードの斜視図である。 フロントガードの揺動を説明する側面図である。 規制機構を示す図である。 ロック機構を示す図である。 フロントガードを装着した作業車両の側面図である。 フロントガードを装着した作業車両の平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<作業車両>
先ず、本発明に係るフロントガードが装着される作業車両1について説明する。図8は、作業車両1の一実施形態を示す側面図である。図9は、作業車両1の一実施形態を示す平面図である。本実施形態の場合、作業車両1はトラクタである。以下、作業車両1がトラクタ1であるとして説明する。但し、本発明に係る作業車両1は、トラクタに限定されず、他の種類の作業車両であってもよい。
以下、トラクタ(作業車両)1の運転席5に着座した運転者の前側(図8、図9の左側)を前方、運転者の後側(図8、図9の右側)を後方、運転者の左側(図9の矢印L方向)を左方、運転者の右側(図9の矢印R方向)を右方として説明する。また、作業車両1の前後方向に直交する方向である水平方向(図9の矢印W方向)を車体幅方向として説明する。また、車体幅方向であって当該車体幅方向の中心から離れる方向を車体外方、車体幅方向であって当該車体幅方向の中心に近づく方向を車体内方として説明する。
図8、図9に示すように、トラクタ1は、車体2と走行装置3とを備えている。
車体2には、キャビン4が搭載されている。キャビン4の内部には、運転席5が設けられている。運転席5の前方には、ステアリングホイール6が配置されている。運転席5の側方には、操作レバー7が配置されている。車体2の前部には、エンジン(図示略)が搭載されており、エンジンの上方及び側方はボンネット25により覆われている。車体2の後部には、クラッチハウジング、ミッションケース8等が設けられている。走行装置3は、車体2の前部に設けられた前輪3Fと、車体2の後部に設けられた後輪3Rとを有している。
車体2は、エンジンの下側に固定された前車軸フレーム9を有している。前車軸フレーム9は、左側に配置された第1側板材9aと、右側に配置された第2側板材9bと、第1側板材9aの前端と第2側板材9bの前端とを連結する前板材9cとを有している。前車軸フレーム9は、前車軸ケース10を支持している。前車軸ケース10は、前輪3Fの車軸を支持している。また、車体2は、ミッションケース8の後部に固定された後車軸ケース11を有している。後車軸ケース11は、後輪3Rの車軸を支持している。
車体2には、フロントローダ12が装着されている。フロントローダ12は、車体2の前部に支持されている。フロントローダ12は、第1フレーム13、第2フレーム14、ブーム15、バケット16、ブームシリンダ17、バケットシリンダ18を備えている。
第1フレーム13は、第1左フレーム13Lと第1右フレーム13Rとを有している。第1フレーム13は、車体2の側部に取り付けられて前後方向に延びる。第1フレーム13の後部は、ブラケット19を介してボルト等により車体2の後車軸ケース11に取り付けられる。第1フレーム13の前部には、第2フレーム14が取り付けられている。
第2フレーム14は、第1フレーム13に取り付けられてブーム15を支持している。第2フレーム14は、第2左フレーム14Lと第2右フレーム14Rとを有している。第2フレーム14は、取付プレート14aと、支持体14bと、メインフレーム14cと、サイドフレーム14dと、を有している。
取付プレート14aは、車体2の前車軸フレーム9の左側と右側にそれぞれ取り付けられる。支持体14bは、取付プレート14aから車体外方に向けて突出している。メインフレーム14cは、左と右の支持体14bの車体外方側の端部からそれぞれ上方に延びている。メインフレーム14cの下部は、第1フレーム13の前部に取り付けられている。サイドフレーム14dは、メインフレーム14cに取り付けられている。サイドフレーム14dは、メインフレーム14cから上方に延びている。サイドフレーム14dの上部には、車体幅方向に延びる枢軸20が設けられている。
ブーム15は、左ブーム15Lと右ブーム15Rとを有している。左ブーム15Lは、第2左フレーム14Lに支持されている。右ブーム15Rは、第2右フレーム14Rに支持されている。左ブーム15Lの中途部と右ブーム15Rの中途部は、連結体29により互いに連結されている。ブーム15の基端側は、第2フレーム14(サイドフレーム14d)に設けられた枢軸20回りに揺動可能に支持されている。ブーム15の先端側には、車体幅方向に延びる枢軸21が設けられている。
ブームシリンダ17は、サイドフレーム14dとブーム15とを連結している。ブームシリンダ17の一端部(先端部)は、サイドフレーム14dの上下方向の中途部に、第1横軸22を介して回動可能に枢支されている。ブームシリンダ17の他端部(基端部)は、ブーム15の前後方向(長手方向)の中途部に、第2横軸23を介して回動可能に枢支されている。ブーム15は、ブームシリンダ17の伸長によって枢軸20回りの上方に揺動し、ブームシリンダ17の短縮によって枢軸20回りの下方に揺動する。
バケット16は、枢軸21回りに揺動可能に支持されている。バケットシリンダ18は、バケット16とブーム15とを連結している。バケットシリンダ18の一端部(基端部)は、ブーム15の前後方向(長手方向)の中途部に、第3横軸26を介して回動可能に枢支されている。バケットシリンダ18の他端部(先端部)は、リンク機構を介してバケット16に第4横軸27等を介して回動可能に枢支されている。バケットシリンダ18は、バケット16を動作させる。バケット16は、バケットシリンダ18の伸長によって枢軸21回りにスクイ動作し、バケットシリンダ18の短縮によって枢軸21回りにダンプ動作する。
ブームシリンダ17及びバケットシリンダ18は、制御バルブ(図示略)によって制御される。制御バルブは、第1フレーム13に取り付けられたカバー24内に配置されている。制御バルブは、操作レバー7等の操作具によって手動操作される。
<フロントガード>
次に、トラクタ1に装着されるフロントガード30について説明する。
図8、図9に示すように、フロントガード30は、トラクタ1の車体2の前部に取り付けられる。フロントガード30は、トラクタ1のボンネット25の前部を保護する。
図1~図4に示すように、フロントガード30は、下フレーム31と上フレーム41とを備えている。下フレーム31は、トラクタ1の車体2に取り付けられる。上フレーム41は、下フレーム31に取り付けられる。
以下のフロントガード30の説明中に記載された方向(左、右等)は、フロントガード30を車体2に取り付けた状態(フロントガード30が後述する起立姿勢にある状態)における方向である。
以下、図1~図4に基づいて、下フレーム31について説明する。
下フレーム31は、第1下部材32Lと第2下部材32Rとを有している。以下、第1下部材32Lと第2下部材32Rとをまとめて下部材32という場合がある。
第1下部材32L及び第2下部材32Rは、上述した車体2の前車軸フレーム9に取り付けられる。
第1下部材32Lは、車体2の前方における一側方側(左側)に配置される。第2下部材32Rは、車体2の前方における他側方側(右側)に配置される。第1下部材32Lは、一方の面(車体外方側の面)が左方を向き、他方の面(車体内方側の面)が右方を向くように配置されている。第2下部材32Rは、一方の面(車体外方側の面)が右方を向き、他方の面(車体内方側の面)が左方を向くように配置されている。
第1下部材32Lは、第1基部33Lと第1延在部34Lとを有している。
第1基部33Lは、前車軸フレーム9の第1側板材9aに取り付けられる。第1基部33Lには、複数の第1取付孔35Lが形成されている。第1基部33Lは、第1取付孔35Lに挿通したボルトBL1を挿通して当該ボルトにナットを螺合することによって、第1側板材9aの左面前部に取り付けられる(図5参照)。
第1延在部34Lは、第1下延在部34Laと第1上延在部34Lbとを有している。第1下延在部34Laは、第1基部33Lの前部から斜め左上方に延びている。第1上延在部34Lbは、第1下延在部34Laの上端から上方に延びている。第1上延在部34Lbには、第1枢軸55Lが挿通されている。第1枢軸55Lは、車体幅方向に延びている。第1枢軸55Lは、後述する上フレーム41の第1延伸部42Lにも挿通される。
第2下部材32Rは、第2基部33Rと第2延在部34Rとを有している。
第2基部33Rは、前車軸フレーム9の第2側板材9bに取り付けられる。第2基部33Rには、複数の第2取付孔35Rが形成されている。第2基部33Rは、第2取付孔35Rにボルトを挿通して当該ボルトにナットを螺合することによって、第2側板材9bの右面前部に取り付けられる。
第2延在部34Rは、第2下延在部34Raと第2上延在部34Rbとを有している。第2下延在部34Raは、第2基部33Rの前部から斜め右上方に延びている。第2上延在部34Rbは、第2下延在部34Raの上端から上方に延びている。第2上延在部34Rbには、第2枢軸55Rが挿通されている。第2枢軸55Rは、車体幅方向に延びている。第2枢軸55Rは、後述する上フレーム41の第2延伸部42Rにも挿通される。
以下、第1延在部34Lと第2延在部34Rとをまとめて延在部34という場合がある。また、第1枢軸55Lと第2枢軸55Rをまとめて枢軸55という場合がある。
上フレーム41は、下フレーム31に対して車体幅方向の軸回りに揺動可能に取り付けられている。具体的には、上フレーム41は、下フレーム31に対して第1枢軸55L及び第2枢軸55R回りに揺動可能に取り付けられている。つまり、枢軸55は、下フレーム31に対して上フレーム41を揺動可能に支持している。
図8、図9に示すように、上フレーム41は、トラクタ1のボンネット25の前方に配置される。以下、図1~図4に基づいて、上フレーム41について説明する。上フレーム41は、車体幅方向の中心線を挟んで対称(左右対称)の形状である。
上フレーム41は、第1延伸部42Lと第2延伸部42Rと連絡部43とを有している。第1延伸部42L、第2延伸部42R、連絡部43は、1つの部材から一体的に構成されている。具体的には、第1延伸部42L、第2延伸部42R、連絡部43は、1枚の板材を折り曲げることによって形成されている。
第1延伸部42Lは、第1下部材32Lの一側方側(左側)から上方に延びている。第2延伸部42Rは、第2下部材32Rの他側方側(右側)から上方に延びている。連絡部43は、第1延伸部42Lの上端と第2延伸部42Rの上端とを連絡している。
第1延伸部42Lは、第1延伸下部42Laと第1傾斜部42Lbと第1延伸上部42Lcとを有している。第1延伸下部42Laは、第1下部材32Lに取り付けられて上方に延びている。第1傾斜部42Lbは、第1延伸下部42Laの上端から上方に向かうにつれて一側方側(左側)に移行するように傾斜して延びている。第1延伸上部42Lcは、第1傾斜部42Lbの上端から連絡部43まで(具体的には、後述する一方部位43Lまで)上方に延びている。
第2延伸部42Rは、第2延伸下部42Raと第2傾斜部42Rbと第2延伸上部42Rcとを有している。第2延伸下部42Raは、第2下部材32Rに取り付けられて上方に延びている。第2傾斜部42Rbは、第2延伸下部42Raの上端から上方に向かうにつれて他側方側(右側)に移行するように傾斜して延びている。第2延伸上部42Rcは、第2傾斜部42Rbの上端から連絡部43まで(具体的には、後述する他方部位43Rまで)上方に延びている。
以下、第1延伸部42Lと第2延伸部42Rをまとめて延伸部42という場合がある。
図1に示すように、第1延伸下部42Laと第2延伸下部42Raは互いに平行に配置されている。また、第1延伸上部42Lbと第2延伸上部42Rbも互いに平行に配置されている。第1延伸上部42Lbと第2延伸上部42Rbの間隔は、第1延伸下部42Laと第2延伸下部42Raとの間隔に比べて大きい。第1傾斜部42Lbの上端と第2傾斜部42Rbの上端との間隔は、第1傾斜部42Lbの下端と第2傾斜部42Rbの下端との間隔に比べて大きい。第1傾斜部42Lbと第2傾斜部42Rbとの間隔は、下方から上方に向かうにつれて次第に拡がっている。
図2に示すように、第1傾斜部42Lbの側面視形状は、上縁42U、下縁42D、前縁42F、後縁42Bで囲まれる四辺形である。具体的には、第1傾斜部42Lbの側面視形状は、平行四辺形である。上縁42Uと下縁42D、前縁42Fと後縁42Bは、それぞれ平行である。上縁42Uと下縁42Dは、側面視にて、前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している。上縁42Dと前縁42Fとの成す角度は鈍角、上縁42Uと後縁42Bとの成す角度は鋭角、下縁42Dと前縁42Fとの成す角度は鋭角、下縁42Dと後縁42Bとの成す角度は鈍角である。
第2傾斜部42Rbは、車体幅方向の中心線を挟んで第1傾斜部42Lbと対称形である。そのため、第2傾斜部42Rbの側面視形状は、第1傾斜部42Lbと同じく、上縁、下縁、前縁、後縁で囲まれる四角形状(具体的には、平行四辺形)である。また、第2傾斜部42Rbの上縁と下縁、前縁と後縁はそれぞれ平行であり、上縁と下縁は側面視にて前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している。上縁と前縁との成す角度は鈍角、上縁と後縁との成す角度は鋭角、下縁と前縁との成す角度は鋭角、下縁と後縁との成す角度は鈍角である。
連絡部43は、一方部位43Lと他方部位43Rと中間部位43Mとを有している。
一方部位43Lは、連絡部43の一側方側(左側)の部位である。一方部位43Lは、第1延伸部42Lと連絡している。一方部位43Lは、第1延伸部42Lの上端から他側方側(右側)に延びている。
他方部位43Rは、連絡部43の他側方側(右側)の部位である。他方部位43Rは、第2延伸部42Rと連絡している。他方部位43Rは、第2延伸部42Rの上端から一側方側(左側)に延びている。
図1に示すように、一方部位43Lと第1延伸部42Lとの境界部、他方部位43Rと第2延伸部42Rとの境界部は、それぞれアール状(円弧状)に形成されている。これにより、境界部に応力集中が生じ難くなり、上フレーム41の強度を向上させることができる。また、フロントガード30の上端に他の物体が衝突したときに、他の物体を傷付けることを防止できる。一方部位43Lと第1延伸部42Lとの境界部の形状(アール形状)と、他方部位43Rと第2延伸部42Rとの境界部の形状(アール形状)は、車体幅方向の中心線を挟んで対称である。
中間部位43Mは、一方部位43Lと他方部位43Rとの中間に位置する部位である。中間部位43Mは、一方部位43Lと他方部位43Rとを繋いでいる。
図3に示すように、一方部位43Lは、第1延伸部42L側から中間部位43M側に向かうにつれて前方に移行している。他方部位43Rは、第2延伸部42R側から中間部位43M側に向かうにつれて前方に移行している。中間部位43Mは、車体幅方向に延びて一方部位43Lと他方部位43Rとを繋いでいる。一方部位43L、他方部位43R、中間部位43Mは、いずれも平面視(上面視)にて湾曲していない直線状の部位である。
一方部位43Lの前縁43LFと後縁43LBは、互いに平行であって、他側方側(中間部位43M側)に向かうにつれて前方に移行している。前縁43LFと後縁43LBとは同じ長さである。平面視(上面視)にて、前縁43LFと第1延伸部42Lとの成す角度、後縁43LBと第1延伸部42Lとの成す角度は同じであって、いずれも鋭角である。一方部位43Lの平面視形状は平行四辺形である。
他方部位43Rの前縁43RFと後縁43RBは、互いに平行であって、一側方側(中間部位43M側)に向かうにつれて前方に移行している。前縁43RFと後縁43RBとは同じ長さである。平面視(上面視)にて、前縁43RFと第2延伸部42Rとの成す角度、後縁43RBと第2延伸部42Rとの成す角度は同じであって、いずれも鋭角である。他方部位43Rの平面視形状は平行四辺形である。
中間部位43Mの前縁43MFは、一方部位43Lの前縁43LFと他方部位43Rの前縁43RFとを直線状に連絡している。中間部位43Mの後縁43MBは、一方部位43Lの後縁43LRと他方部位43Rの後縁43RBとを直線状に連絡している。
中間部位43Mの車体幅方向の長さは、一方部位43Lと他方部位43Rの車体幅方向の長さの合計よりも長い。好ましくは、中間部位43Mの車体幅方向の長さは、一方部位43Lと他方部位43Rの車体幅方向の長さの合計の3倍以上、より好ましくは4倍以上である。
第1延伸部42Lは、第1下部材32Lに対して車体幅方向の軸回りに揺動可能に取り付けられている。具体的には、第1延伸部42Lの第1延伸下部42Laは、第1下部材32Lに対して第1枢軸55L回りに揺動可能に取り付けられている。第1枢軸55Lは、第1延伸下部42La及び第1上延在部34Lbに挿通されている。
第2延伸部42Rは、第2下部材32Rに対して車体幅方向の軸回りに揺動可能に取り付けられている。具体的には、第2延伸部42Rの第2延伸下部42Raは、第2下部材32Rに対して第2枢軸55R回りに揺動可能に取り付けられている。第2枢軸55Rは、第2延伸下部42Ra及び第2上延在部34Rbに挿通されている。
第1延伸部42Lを第1下部材32Lに対して第1枢軸55L回りに揺動し、第2延伸部42Rを第2下部材32Rに対して第2枢軸55R回りに揺動することによって、上フレーム41が下フレーム31に対して揺動する。図5に示すように、上フレーム41は、下フレーム31に対して揺動することによって、起立姿勢(実線参照)と前傾姿勢(仮想線参照)とに姿勢変更が可能である。上フレーム41が起立姿勢にあるとき、上フレーム41はボンネット25の前面25aに接近した位置(ガード位置P1)となる。上フレーム41が前傾姿勢にあるとき、上フレーム41はボンネット25の前面25aから前方に離れた位置(退避位置P2)となる。
図1~図4に示すように、上フレーム41は、接続部材45を有している。
接続部材45は、連絡部43の下方で第1延伸部42Lと第2延伸部42Rとを接続している。本実施形態の場合、接続部材45は、車体幅方向に延びる折り曲げ線L1に沿って折り曲げられたL字状の板材から構成されている。但し、接続部材45は、L字状の板材には限定されず、例えば、車体幅方向に延びる線に沿って湾曲されたC字状の板材から構成されていてもよい。
本実施形態の場合、接続部材45は、折り曲げ線L1を挟んで設けられた第1板部45aと第2板部45bとを有している。第1板部45aは、折り曲げ線L1の上方に位置している。第2板部45bは、折り曲げ線L1の下方に位置している。第1板部45aと第2板部45bとの間の角度(折り曲げ角度)は、直角又は直角に近い鈍角である。
図2に示すように、上フレーム41が起立姿勢にあるとき、第1板部45aは前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している。第1板部45aは、第1傾斜部42Lbの上縁42U及び下縁42B、第2傾斜部42Rbの上縁及び下縁とそれぞれ平行に配置されている。
第2板部45bは、第1板部45aの前縁から下方に延びている。第2板部45bの前面は、第1傾斜部42Lb及び第2傾斜部42Rbの前縁42Fに近い位置にあって、当該前縁42Fと平行に配置されている。
また、図2に示すように、上フレーム41が起立姿勢にあるとき、連絡部43は、前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している。連絡部43の前縁である中間部位43Mの前縁は、延伸部42の上端の前縁よりも前方に突出している。
図3に示すように、フロントガード30の起立姿勢における平面視(上面視)にて、接続部材45は連絡部43よりも前方に位置している。具体的には、接続部材45の前縁が連絡部43の前縁よりも前方に位置し、接続部材45の後縁が連絡部43の後縁よりも前方に位置している。また、車体幅方向の全長に亘って接続部材45の後部と連絡部43の前部とが重なっている。
図5に示すように、上フレーム41の後縁は、上フレーム41がガード位置P1にあるとき、ボンネット25の前面に近接して沿うように屈曲している。具体的には、第1延伸部42L及び第2延伸部42Rの後縁は、上フレーム41がガード位置P1にあるとき、側面視においてボンネット25の前面25aに近接して沿うように屈曲している。
図1、図2、図4に示すように、枢軸55(第1枢軸55L、第2枢軸55R)は、頭付きのボルトによって構成されており、上フレーム41と下フレーム31(具体的には、第1延伸下部42Laと第1上延在部34Lb、第2延伸下部42Raと第2上延在部34Rb)を車体外方側から車体内方側に向けて貫通している。
図7に示すように、枢軸55は、一対の第1平座金52、さらばね座金53、一対の第2平座金54を貫通している。一対の第1平座金52は、延伸部42を挟んで配置されている。さらばね座金53は、延在部34の車体内方側に配置されている。一対の第2平座金54は、さらばね座金53を挟んで配置されている。枢軸55のネジ部には、締め付け用ナットNT1とロックナットNT2が螺合されている。締め付け用ナットNT1は、車体内方側から第2平座金54に当接している。
締め付け用ナットNT1を締め付けることによって、下フレーム31に対する上フレーム41の姿勢を固定することができる。締め付け用ナットNT1を緩めることによって、下フレーム31に対して上フレーム41を揺動して、上フレーム41の姿勢を変更することができる。
図1、図2、図4に示すように、フロントガード30は、下フレーム31に対する上フレーム41の揺動範囲を規制する規制機構60を有している。規制機構60は、上フレーム41の揺動範囲をガード位置P1と退避位置P2との間の範囲に規制する。
規制機構60は、フロントガード30の左部と右部とにそれぞれ設けられている。図2、図4に示すように、規制機構60は、規制部61とストッパ板62とを有している。規制部61は、下部材32の上面に形成されている。規制部61は、第1規制面61aと第2規制面61bとを有している。第1規制面61aは、下部材32の上面の前側に位置している。第2規制面61bは、下部材32の上面の後側に位置している。図6に示すように、第1規制面61aと第2規制面61bとは、凹部61cを挟んで側面視にて略V字形に配置されている。第1規制面61aは、前上方に向けて延びる傾斜面である。第2規制面61bは、後上方に向けて延びる傾斜面である。
ストッパ板62は、側面視にて四角形の板である。ストッパ板62は、第1延伸下部42La及び第2延伸下部42Raの車体内方側の面に固定されている。
図6に実線で示すように、上フレーム41がガード位置P1にあるとき、ストッパ板62(隠れ線(破線)で示す)は規制部61の第2規制面61bに当接する。これにより、上フレーム41のガード位置P1よりも後方への揺動が規制される。図6に仮想線で示すように、上フレーム41をガード位置P1から退避位置P2に揺動させると、ストッパ板62は規制部61の第1規制面61aに当接する。これにより、上フレーム41の退避位置P2よりも前方への揺動が規制される。
図1、図4、図7等に示すように、フロントガード30は、上フレーム41をガード位置で固定するロック機構70を有している。ロック機構70は、ロックピン71、ロック孔72、ピン支持孔73、ピン支持部材74、付勢バネ75を有している。ロック孔72は、上フレーム41の延伸部42(具体的には、第2延伸下部42Ra)を貫通している。ピン支持孔73は、下フレーム31の延在部34(具体的には、第2上延在部34Rb)を貫通している。ピン支持部材74は、下フレーム42の第1上延在部34Lbの内面(車体内方側の面)に固定されている。ピン支持部材74は、第1上延在部34Lbの内面と間隔をあけて配置された外板部74aを有している。外板部74aには、貫通孔74bが形成されている。この貫通孔74bは、ピン支持孔73と同一軸線上に配置されている。ロックピン71は、車体内方側から貫通孔74b及びピン支持孔73に挿入されている。
上フレーム41がガード位置P1にあるとき、ロック孔72とピン支持孔73とが重なる。この状態で、貫通孔74b、ピン支持孔73、ロック孔72を貫通するようにロックピン71を挿入することによって、上フレーム41の揺動が規制され、上フレーム41がガード位置P1に固定(ロック)される。ロックピン71をロック孔72から抜脱すると、上フレーム41の揺動が許容されるため、上フレーム41を退避位置P2とすることができる。
付勢バネ75(図4参照)は、ロックピン71を車体外方側に向けて付勢している。これにより、ロックピン71をロック孔72から抜脱する場合には、付勢バネ75の付勢力に抗して行う必要があるため、ロックピン71が意図に反して抜脱することを防止できる。
上記実施形態に係るフロントガード30によれば、以下の効果を奏する。
フロントガード30は、作業車両1の車体前部に取り付けられるフロントガードであって、車体2に取り付けられる下フレーム31と、下フレーム31に対して車体幅方向の軸回りに揺動可能に取り付けられて作業車両1のボンネット25前方に配置され、下フレーム31に対して揺動することによって起立姿勢と前傾姿勢とに姿勢変更が可能な上フレーム41と、を備え、下フレーム3は、車体2前方における一側方側に配置される第1下部材32Lと、車体2前方における他側方側に配置される第2下部材32Rとを有し、上フレーム41は、第1下部材32Lの一側方側から上方に延びる第1延伸部42Lと、第2下部材32Rの他側方側から上方に延びる第2延伸部42Rと、第1延伸部42Lの上端と第2延伸部42Rの上端とを連絡する連絡部43とを有し、連絡部43は、第1延伸部42Lと連絡する一方部位43Lと、第2延伸部42Rと連絡する他方部位43Rと、一方部位43Lと他方部位43Rとを繋ぐ中間部位43Mとを有し、一方部位43Lは、第1延伸部42L側から中間部位43M側に向かうにつれて前方に移行し、他方部位43Rは、第2延伸部42R側から中間部位43M側に向かうにつれて前方に移行し、中間部位43Mは、車体幅方向に延びて一方部位43Lと他方部位43Rとを繋いでいる。
この構成によれば、連絡部43が第1延伸部42Lの上端と第2延伸部42Rの上端とを連絡しており、連絡部43の一方部位43L及び他方部位43Rから中間部位43Mが前方にせり出す構造を有しているため、前方から加わる衝撃だけでなく前上方から加わる衝撃からも車体2を確実に保護することができる。また、一方部位43L及び他方部位43Rが斜め前方に延び、中間部位43Mが車体幅方向に延びているため、前方にせり出した中間部位43Mが車幅方向に延びた構造となり、中間部位43Mにより前上方から加わる衝撃を確実に受けることができる。
また、連絡部43は、上フレーム41が起立姿勢にあるとき、前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している。
この構成によれば、斜め前上方からの衝撃を連絡部43によって確実に受け止めることが可能となり、外部からの衝撃に対して車体2を効果的に保護することができる。
また、フロントガード30は、連絡部43の下方で第1延伸部42Lと第2延伸部42Rとを接続する接続部材45を備え、接続部材45は、上フレーム41が起立姿勢にあるとき、前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜する第1板部45aを有している。
この構成によれば、斜め前上方からの衝撃を接続部材45の第1板部45aによっても受けることが可能となり、外部からの衝撃に対して車体2を効果的に保護することができる。
また、接続部材45は、上フレーム41が起立姿勢にあるとき、第1板部45aの前縁から下方に延びる第2板部45bを有している。
この構成によれば、前下方からの衝撃を第2板部45bによって受け止めることが可能となり、外部からの衝撃に対して車体2を効果的に保護することができる。
また、接続部材45は、車体幅方向に延びる折り曲げ線L1に沿って折り曲げられたL字状の板材から構成され、第1板材45aは折り曲げ線L1の上方に位置し、第2板材45bは折り曲げ線L1の下方に位置している。
この構成によれば、L字状の接続部材45によって第1延伸部42Lと第2延伸部42Rとが接続されるため、接続部材45と第1延伸部42L及び第2延伸部42Rとの接続強度を高めることができるとともに、接続部材45の剛性が高くなるためフロントガード30の強度を向上させることができる。
また、第1延伸部42Lは、第1下部材32Lに取り付けられる第1延伸下部42Laと、第1延伸下部42Laの上端から上方に向かうにつれて一側方側に移行するように傾斜して延びる第1傾斜部42Lbと、第1傾斜部42Lbの上端から一方部位まで延びる第1延伸上部42Lcと、を有し、第2延伸部42Rは、第2下部材32Rに取り付けられる第2延伸下部42Raと、第2延伸下部42Raの上端から上方に向かうにつれて他側方側に移行するように傾斜して延びる第2傾斜部位42Rbと、第2傾斜部位42Rbの上端から他方部位まで延びる第2延伸上部42Rcと、を有し、接続部材45は、第1傾斜部42Lbと第2傾斜部42Rbとを接続している。
この構成によれば、上フレーム41の横幅(車体幅方向の長さ)を第1傾斜部42Lb及び第2傾斜部42Rbにおいて変化させて拡張することができる。そのため、斜め前上方からの衝撃に対して車体2を効果的に保護することができる。また、接続部材45が第1傾斜部42Lbと第2傾斜部42Rbとを接続しているため、上フレーム41の横幅が変化(拡張)している部分が接続部材45によって補強されて、上フレーム41の強度が向上する。
また、第1延伸部42L、第2延伸部42R、連絡部43は、1つの部材から一体的に構成されている。
この構成によれば、第1延伸部42L、第2延伸部42R、連絡部43が溶接部などの接続部を有しない形態で一体的に構成される。そのため、接続部における応力集中の発生を回避することができ、上フレーム41の強度が向上する。また、上フレーム41の部品点数や加工工数を減少させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 作業車両
2 車体
25 ボンネット
30 フロントガード
31 下フレーム
32L 第1下部材
32R 第2下部材
41 上フレーム
42L 第1延伸部
42La 第1延伸下部
42Lb 第1傾斜部
42Lc 第1延伸上部
42R 第2延伸部
42Ra 第2延伸下部
42Rb 第2傾斜部位
42Rc 第2延伸上部
43 連絡部
43L 一方部位
43R 他方部位
43M 中間部位
45 接続部材
45a 第1板部
45b 第2板部

Claims (7)

  1. 作業車両の車体前部に取り付けられるフロントガードであって、
    前記車体に取り付けられる下フレームと、
    前記下フレームに対して車体幅方向の軸回りに揺動可能に取り付けられて作業車両のボンネット前方に配置され、前記下フレームに対して揺動することによって起立姿勢と前傾姿勢とに姿勢変更が可能な上フレームと、
    を備え、
    前記下フレームは、車体前方における一側方側に配置される第1下部材と、車体前方における他側方側に配置される第2下部材とを有し、
    前記上フレームは、前記第1下部材の一側方側から上方に延びる第1延伸部と、前記第2下部材の他側方側から上方に延びる第2延伸部と、前記第1延伸部の上端と前記第2延伸部の上端とを連絡する連絡部と、前記連絡部の下方で前記第1延伸部と前記第2延伸部とを接続する接続部材とを有し、
    前記連絡部は、前記第1延伸部と連絡する一方部位と、前記第2延伸部と連絡する他方部位と、前記一方部位と前記他方部位とを繋ぐ中間部位とを有し、
    前記一方部位は、前記第1延伸部側から前記中間部位側に向かうにつれて前方に移行し、
    前記他方部位は、前記第2延伸部側から前記中間部位側に向かうにつれて前方に移行し、
    前記中間部位は、前記車体幅方向に延びて前記一方部位と前記他方部位とを繋いでおり、
    前記接続部材は、前記上フレームが前記起立姿勢にあるとき、前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜する第1板部と、前記第1板部の前縁から下方に延びる第2板部とを有し、
    前記第2板部の前面は、前記第1延伸部の前縁及び前記第2延伸部の前縁から前方に突出しない位置において、前記第1延伸部の前縁及び前記第2延伸部の前縁と平行に配置されている作業車両のフロントガード。
  2. 前記一方部位、前記他方部位、前記中間部位は、いずれも平面視にて湾曲していない直線状の部位であり、
    前記中間部位の前縁と前記接続部材の前縁は、直線状であって且つ互いに平行である請求項1に記載の作業車両のフロントガード。
  3. 前記連絡部は、前記上フレームが前記起立姿勢にあるとき、前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜している請求項1又は2に記載の作業車両のフロントガード。
  4. 前記接続部材は、前記車体幅方向に延びる折り曲げ線に沿って折り曲げられたL字状の板材から構成され、
    前記第1板材は、前記折り曲げ線の上方に位置し、
    前記第2板材は、前記折り曲げ線の下方に位置している請求項1~3のいずれか1項に記載の作業車両のフロントガード。
  5. 前記第1延伸部は、前記第1下部材に取り付けられる第1延伸下部と、前記第1延伸下部の上端から上方に向かうにつれて前記一側方側に移行するように傾斜して延びる第1傾斜部と、前記第1傾斜部の上端から前記一方部位まで延びる第1延伸上部と、を有し、
    前記第2延伸部は、前記第2下部材に取り付けられる第2延伸下部と、前記第2延伸下部の上端から上方に向かうにつれて前記他側方側に移行するように傾斜して延びる第2傾斜部位と、前記第2傾斜部位の上端から前記他方部位まで延びる第2延伸上部と、を有し、
    前記接続部材は、前記第1傾斜部と前記第2傾斜部とを接続している請求項1~4のいずれか1項に記載の作業車両のフロントガード。
  6. 前記上フレームが前記起立姿勢にあるとき、上面視において、前記接続部材が前記連絡
    部よりも前方に位置する請求項1~5のいずれか1項に記載の作業車両のフロントガード。
  7. 前記第1延伸部、前記第2延伸部、前記連絡部は、1つの部材から一体的に構成されている請求項1~のいずれか1項に記載の作業車両のフロントガード。
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