JP7254579B2 - センサ、ロボット、ロボットシステム、ロボットシステムを用いた物品の製造方法、センサの制御方法、構造体、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
図1は本実施形態のロボットシステム100の概略構成を示している。図1において、ロボットシステム100は、多関節ロボットとして構成されたロボットアーム本体200と、ロボットアーム本体200を制御する制御装置300と、外部入力装置400を備えている。
第1の実施形態では、トルクセンサ222の回転方向であるθ方向の剛性が、径方向であるr方向の剛性より大きい中間部材600を設けることで、減速機232によるr方向の弾性変形がトルクセンサ222に影響することを低減した。また減速機232によるトルクセンサ222のθ方向の変形に関しては、中間部材600の有無に関わらず、同程度の変形を許容していた。つまり、中間部材600によるθ方向の変形の吸収はあまり行っていない。しかしながら、トルクセンサに求められる精度によっては、減速機232によるトルクセンサ222のθ方向の変形による影響も無視できない場合がある。本実施形態では、中間部材600の形状を変化させることで、減速機232によるθ方向の変形もある程度吸収しつつ、トルクをリンクに伝達することができる。以下で詳述する。
また上記実施形態では、第1の固定部材511と第2の固定部材512との相対移動量を検出するために光学式のエンコーダを用いたが別の形態を取っても良い。例えば磁気的に変位を計測する方法に関して、第1の固定部材504と第2の固定部材505のどちらに磁束発生源、磁電変換素子を配置して検出しても良い。第1の固定部材511と第2の固定部材512が相対移動することで、磁束発生源と磁電変換素子との距離の変化に伴い、磁電変換素子へ流入する磁束密度の大きさに変化が生じ、磁束密度の変化にともなう磁電変換素子の出力が変化する。この磁電変換素子の出力の変化を検出することで変位を計測することができる。
200 ロボットアーム本体
221~226 トルクセンサ
231~236 減速機
300 制御装置
400 外部入力装置
501 減速機入力軸
502 フレクスプライン
503 ウェーブジェネレータ
504 サーキュラスプライン
505 軸受
509 回転軸
511 第1の固定部材
512 第2の固定部材
513 連結部材
514 光学式エンコーダ
515 ステー部材
600 中間部材
601 第1締結孔
602 第2締結孔
603、604 エアーギャップ
605 変位センサ搭載部
606 梁
Claims (34)
- 力に関する情報を取得するセンサであって、
複数の弾性体と、
前記弾性体を連結する第1部材と、前記第1部材に連結される第2部材と、を有しており、
前記第2部材の径方向における剛性が、前記第2部材の円周方向における剛性よりも小さい、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1に記載のセンサにおいて、
前記第2部材は円形である、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1または2に記載のセンサにおいて、
前記第2部材はリング状である、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第1部材と前記第2部材とは、ボルトにより連結される、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項4に記載のセンサにおいて、
前記第1部材と前記第2部材とには締結孔が設けられている、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第2部材は、前記センサを他の装置へ設ける際のフランジ部位として機能する、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第1部材は、前記第2部材と前記弾性体とにより挟まれている、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第1部材と第2部材とは一体構造で連結されている、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第2部材には、減速機からの駆動が、前記弾性体および前記第1部材に伝達される前に伝達される、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項9に記載のセンサにおいて、
前記センサは前記減速機に接続されて使用され、
前記減速機は波動歯車を用いた減速機である、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項9または10に記載のセンサにおいて、
前記第2部材は、
前記減速機と締結するための第1締結孔と、
空隙と、を有しており、
前記空隙は、前記第1締結孔に対して、前記第2部材の径方向において内側と外側に1つずつ設けられている、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項11に記載のセンサにおいて、
前記第2部材は、
前記第1部材と締結するための第2締結孔を有し、
前記第1締結孔と前記第2締結孔は、前記第2部材の円周方向に交互に配列されている、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項11または12に記載のセンサにおいて、
前記第1締結孔は、前記径方向に長い長穴形状であり、弾性変形可能な充填剤が塗布されている、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第2部材は、
前記第1部材の周りに配置されて前記第1部材と連結されており、
減速機と締結するための第1締結孔と、
空隙と、を有しており、
前記空隙は、前記第1締結孔の周りの一部を囲うように設けられている、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項14に記載のセンサにおいて、
前記第1部材と前記第2部材とは、前記空隙の周りに配置された梁によって連結されている、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から15のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第2部材の厚さは、前記弾性体の前記第2部材の厚み方向の長さ以下である、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から16のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第2部材の厚さは、前記第1部材の厚さ以下である、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から17のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第2部材の厚さ方向において前記第1部材の反対側で前記弾性体を連結する第3部材を備え、
前記第2部材の厚さは、前記第2部材の厚さ方向における前記第1部材と前記第3部材との距離以下である、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項18に記載のセンサにおいて、
前記第1部材と前記第3部材との間の所定位置に、前記第1部材と前記第3部材との相対移動量を検出する検出ユニットが設けられており、
前記検出ユニットは、前記第1部材と前記第3部材のどちらか一方に固定された検出部と、他方に固定された被検出部とを備えている、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項19に記載のセンサにおいて、
前記相対移動量から、前記第1部材と前記第2部材とに作用する前記力に関する情報を取得する、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項19または20に記載のセンサにおいて、
前記検出部は発光素子と受光素子を備え、
前記被検出部はスケールである、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から21のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第2部材の厚さは、数mmである、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項22に記載のセンサにおいて、
前記第2部材の厚さは、3mmまたは4mmである、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から23のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第2部材の材質は、金属である、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項24に記載のセンサにおいて、
前記第2部材の材質は、ステンレス鋼である、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から23のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記第2部材の剛性は、前記第1部材の剛性よりも小さい、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から26のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
前記力に関する情報は、トルクに関する情報である、
ことを特徴とするセンサ。 - 請求項1から27のいずれか1項に記載のセンサを備えたロボット。
- 請求項28に記載のロボットと、制御装置と、を備えたロボットシステム。
- 請求項29に記載のロボットシステムを用いて物品の製造を行うことを特徴とする物品の製造方法。
- 力に関する情報を取得するセンサの制御方法であって、
前記センサは、
複数の弾性体と、
前記弾性体を連結する第1部材と、前記第1部材に連結される第2部材と、を有しており、
前記第2部材の径方向における剛性が、前記第2部材の円周方向における剛性よりも小さく、
前記弾性体の変形に基づき前記力に関する情報を取得する、
ことを特徴とする制御方法。 - 請求項31に記載の制御方法を実行可能なプログラム。
- 請求項32に記載のプログラムを格納した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
- 力に関する情報を取得するための構造体であって、
複数の弾性体と、
前記弾性体を連結する第1部材と、前記第1部材に連結される第2部材と、を有しており、
前記第2部材の径方向における剛性が、前記第2部材の円周方向における剛性よりも小さい、
ことを特徴とする構造体。
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