JP7251672B1 - 発光素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】AlGaInP系発光層を有するエピタキシャル層をICPドライエッチング法によって加工し、マイクロLEDサイズの発光素子を形成する際に、輝度低下を防ぐことができる発光素子の製造方法を提供すること。【解決手段】発光素子の製造方法であって、少なくとも出発基板上に(AlxGa1-x)yIn1-yP(0≦x<1、0.4≦y≦0.6)を活性層とする発光層を含むエピタキシャル層を成長させる工程と、誘導結合プラズマによるICPドライエッチング法にて該発光層に素子を形成するための分離溝を形成する工程とを有し、前記ICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時の前記エピタキシャル層を含む基板の温度を40℃以下とすることを特徴とする発光素子の製造方法。【選択図】図9

Description

本発明は発光素子の製造方法に関し、特にAlGaInP系の微小発光ダイオード(マイクロLED)の製造方法に関する。
出発基板からエピタキシャル機能層のみを分離し、別の基板へ移載する技術は、出発基板の物性に起因する制約を緩和し、デバイスシステムの設計自由度を上げるために重要な技術である。
移載に際し、異種基板との接合材を後工程での剥離可能な材料に設計することで、デバイス形成後、さらに別の基板へデバイスを移載することが可能となる。
AlGaInP系エピタキシャル基板を使用したLEDの製造方法では、出発基板が光吸収基板である事から、高輝度化のための出発基板の除去とそのためのエピタキシャル層の移載は必須の技術である。
移載に際し、移載先基板および移載先基板との接合材あるいは接合方法の選択肢には様々なものがある。用いる技術に応じて、微小な発光ダイオードであるマイクロLEDの移載に適した移載先基板、接合材および接合方法を選択することが可能である。
例えば、透明基板を出発基板とするGaN系エピタキシャル基板の場合、パターン化された凸形状のシリコーン粘着剤を表面に有するドナー基板にマイクロLED素子を粘着させ、出発基板の裏面側からレーザーを照射し、LED素子を出発基板から分離し、更にマイクロLED素子をドナー基板から実装基板に移載する技術は、マイクロLED実装の自由度を増し、実装コストを低下させる優れた技術である。
しかし、前述の実装方法は、レーザーを照射して出発基板とエピタキシャル層との界面を溶融し、出発基板からエピタキシャル層を剥離する方法であり、レーザー光に対して出発基板が透明であり、かつ、溶融予定層でのみレーザー光が光吸収される材料・構造設計が必要である。従って、サファイアを出発基板とするGaN系エピタキシャル層には最適であっても、レーザー光に対して透明ではないGaAsを出発基板とするAlGaInP系エピタキシャル層には適用できない。従って、GaAsを出発基板とするAlGaInP系エピタキシャル基板に対し、GaN系エピタキシャル層と同様のプロセスを適用することはできない。
AlGaInP系エピタキシャル層にGaN系エピタキシャル層に適した上記のようなプロセスを通すためには、レーザー透過性基板上にAlGaInP系エピタキシャル層を移載し、かつ、AlGaInP系エピタキシャル層とレーザー透過性基板との間にレーザー吸収層を設けた構造を実現する必要がある。
特許文献1では、半導体エピタキシャル基板と仮支持基板とを誘電体層を介して熱圧着接合する技術と、ウェットエッチングで出発基板とエピタキシャル機能層とを分離する技術が開示されている。この技術では、仮支持基板をレーザー透過性基板として設計し、誘電体層をレーザー吸収層として設計することで、GaN系エピタキシャル層に適した上記移載と同様な移載を実現することができる。
上記特許文献1の技術を用いることで、GaN系エピタキシャル層に適した移載と同様の移載を実現することは可能であるが、マイクロLEDでは小サイズ化に伴う新たな問題が発生した。
非特許文献1に示されるように、GaN系発光素子構造では、素子形状加工時、素子側面に生成する欠陥あるいは界面・表面準位により小サイズ化に伴いより顕著に輝度が低下することが示されている。
非特許文献1では、GaN系エピタキシャル層のドライエッチング加工条件に関する開示はあるが、AlGaInP系エピタキシャル層に対する開示は無い。
また、特許文献2では、AlGaInP系の活性層を含む発光部にICPドライエッチングを適用し、発光部を形状加工する技術が開示されているが、ドライエッチング条件に関する技術は開示されていない。
また、特許文献3には、AlGaInP系レーザー素子のドライエッチングに、ClなどのガスとArとの混合ガスを使用する技術が開示されている。特許文献3には、第1ドライエッチングおよび第2ドライエッチングを行うことが開示されている。しかし、特許文献3には、第2ドライエッチング条件のガス供給総量に対するArガスの配合比率を、第1ドライエッチング条件のガス供給総量に対するArガスの配合比率よりも低くすることは開示されているものの、ClとArとの混合ガスによるその他の条件の開示は無い。
特許文献4には、LEDチップを備えた電子デバイスの製造方法が開示されているが、LEDチップを形成するためのドライエッチング条件については開示されていない。
特許文献5には、発光素子を備えた発光装置が開示されている。しかし、特許文献5は、発光素子を形成するためのエッチング加工については言及していない。
特許文献6には、発光素子およびそれを用いた発光装置が開示されている。しかし、特許文献6は、発光素子を形成するためのエッチング加工については言及していない。
先行技術において、AlGaInP系発光素子構造を有するマイクロLEDを形成する際に使用するICPエッチング加工において、小サイズ化に伴う輝度低下を発生させない、もしくは抑止する加工条件に対する技術の開示は無い。
特開2021-27301号公報 特開2017-50406号公報 特開2014-103161号公報 特開2022-13195号公報 特開2021-36623号公報 特開2017-34231号公報
JOURNAL OF VACUUM SCIENCE & TECHNOLOGY A-VACUUM SURFACES AND FILMS, Vol.20, No.5, (2002), 1566-1573
従来、AlGaInP系発光層を有するエピタキシャル層をICPドライエッチング法によって加工し、マイクロLEDサイズの発光素子を形成した場合、形成した発光素子の輝度が低下するという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、AlGaInP系発光層を有するエピタキシャル層をICPドライエッチング法によって加工し、マイクロLEDサイズの発光素子を形成する際に、輝度低下を防ぐことができる発光素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、発光素子の製造方法であって、
少なくとも出発基板上に(AlGa1-xIn1-yP(0≦x<1、0.4≦y≦0.6)を活性層とする発光層を含むエピタキシャル層を成長させる工程と、
誘導結合プラズマによるICPドライエッチング法にて該発光層に素子を形成するための分離溝を形成する工程と
を有し、
前記ICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時の前記エピタキシャル層を含む基板の温度を40℃以下とすることを特徴とする発光素子の製造方法を提供する。
このようにICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時のエピタキシャル層を含む基板の温度を40℃以下とすることで、加工面での温度上昇があっても、P乖離温度には達しにくいため、加工面に欠陥が生成されにくくなり、発光素子の輝度低下を防ぐことができる。その結果、製造する発光素子の輝度が向上する。
前記ICPドライエッチング法により形成する前記素子の一辺を100μm以下とすることが好ましい。
前記ICPドライエッチング法により形成する素子の一辺を100μm以下となるようなマイクロLEDの場合、表面の状態の影響がより大きいため、より輝度が向上する。
前記ICPドライエッチング法に用いる反応ガスを、ClとArとからなるガス、またはClガスとし、
Clのガス流量をArのガス流量より多くし、かつ、peak-to-peak電圧Vppを800V以上とする条件で分離溝を形成することが好ましい。
このような条件であればICPドライエッチング時間を短縮することができる。
この場合、前記反応ガスの前記Arのガス流量を、0sccm以上とし且つ前記Clのガス流量の1/3以下とすることがより好ましい。
このような条件であれば、確実にICPドライエッチング時間を短縮することができる。
以上のように、本発明の発光素子の製造方法であれば、製造する発光素子の輝度低下を防ぐことができる。その結果、製造する発光素子の輝度を向上させることができる。
本発明の発光素子の製造方法の一例の一工程を示す概略断面図である。 本発明の発光素子の製造方法の一例の一工程を示す概略断面図である。 本発明の発光素子の製造方法の一例の一工程を示す概略断面図である。 本発明の発光素子の製造方法の一例において用いる、ドライエッチング装置の例を示す概略断面図である。 本発明の発光素子の製造方法の一例の一工程を示す概略断面図である。 本発明の発光素子の製造方法の一例の一工程を示す概略断面図である。 本発明の発光素子の製造方法の一例の一工程を示す概略断面図である。 実施例1および比較例1で製造した発光素子の発光効率を示すグラフである。 実施例2および比較例2における基板温度と発光効率との関係を示すグラフである。
上述のように、AlGaInP系発光層を有するエピタキシャル層をICPドライエッチング法によって加工し、マイクロLEDサイズの発光素子を形成する際に、輝度低下を防ぐことができる発光素子の製造方法の開発が求められていた。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討を重ねた結果、ICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時のエピタキシャル層を含む基板の温度を40℃以下とすることで、発光素子の輝度低下を防ぐことができることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、発光素子の製造方法であって、
少なくとも出発基板上に(AlGa1-xIn1-yP(0≦x<1、0.4≦y≦0.6)を活性層とする発光層を含むエピタキシャル層を成長させる工程と、
誘導結合プラズマによるICPドライエッチング法にて該発光層に素子を形成するための分離溝を形成する工程と
を有し、
前記ICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時の前記エピタキシャル層を含む基板の温度を40℃以下とすることを特徴とする発光素子の製造方法である。
以下、本発明について図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1に示す第一導電型のGaAs出発基板2上に、第一導電型のGaAsバッファ層(図示しない)を積層後、例えば0.1μmの厚さの第一導電型のGaInP第一エッチストップ層および例えば0.1μmの厚さの第一導電型のGaAs第二エッチストップ層を成長させ、エッチストップ層3を形成する。次に、図1に示すように、エッチストップ層3上に、例えば1.0μmの厚さの第一導電型のAlGaInP第一クラッド層(下部クラッド層)11、例えば0.3μmの厚さのノンドープのAlGaInP活性層12、例えば1.0μmの厚さの第二導電型のAlGaInP第二クラッド層(上部クラッド層)13、例えば0.1μmの厚さの第二導電型のGaInP中間層(図示しない)、および例えば4.0μmの厚さの第二導電型のGaP窓層14を順次成長させ、エピタキシャル層(エピタキシャル機能層)1として発光素子構造を有するエピタキシャルウェーハ10を準備する。ここで第一クラッド層11から第二クラッド層13までをダブルヘテロ(DH)構造部(発光層)15と称する。これら一連の工程が、出発基板2上に(AlGa1-xIn1-yP(0≦x<1、0.4≦y≦0.6)を活性層12とする発光層15を含むエピタキシャル層1を成長させる工程の例である。
次に、エピタキシャルウェーハ10上に、熱硬化型接合部材として例えばベンゾシクロブテン(BCB)をスピンコートして、図2に示す接合膜(BCB接合膜)4を形成する。次に、エピタキシャルウェーハ10と、例えばサファイアウェーハである被接合ウェーハ5とを、接合膜4を介して対向させて重ね合わせ、熱圧着する。これにより、図2に示す、エピタキシャルウェーハ10とサファイアウェーハ5とをBCB接合膜4を介して接合した、エピタキシャル接合基板20を作製する。スピンコートにてBCBを塗布する際、設計膜厚は例えば0.6μmとすることができる。
本実施形態においては、BCBをスピンコートする場合を例示したが、BCBがエピタキシャルウェーハ10上に均一に形成できれば、BCB接合膜4の形成方法はスピンコート法に限定されない。ディップ法その他の方法を用いてBCB接合膜4を形成してもよい。
また、本実施形態において、BCBは、層状に塗布した状態である場合を例示しているが、層状に限定されない。感光性BCBを用いて孤立島状やライン状、その他の形状にパターン化し、このようにして形成したBCB接合膜を用いて接合の工程を行っても同様な結果が得られる。
また、本実施形態においては、BCB接合膜4の厚さを0.6μmとしたが、この膜厚はあくまで例示であり、この膜厚に限定されない。0.1μm以上の厚さがあれば十分な接合性が得られるので好ましい。BCB接合膜4の厚さは、どのような膜厚を選択可能ではあるが、発光素子形成後、実装基板に移載する前に、形成したBCB接合膜4を最終的に除去する必要がある。そのため、BCB接合膜4が過剰に厚いことは、BCBの除去性を低下させることになる。前記の観点から3μm以下とすることがより好適であるが、これ以上の膜厚であっても同様の効果が得られる。
また、接合条件は、どのような条件でも選択可能である。例えば1.2N/cm以上かつ200℃以上400℃以下とすることができる。
本実施形態においては、被接合ウェーハ5をサファイアウェーハとして例示したが、被接合ウェーハ5は、サファイアウェーハに限定されるものではなく、レーザー透過性と平坦性が担保されていればどのような材料も選択可能である。サファイアに代えて石英やガラスを使用してもよい。
次に、GaAs出発基板2をウェットエッチングで除去し、第一エッチストップ層を露出させ、次いでエッチャントを切り替えて第一エッチストップ層および第二エッチストップ層をそれぞれ除去して、第一クラッド層11を露出させる。これにより、図3に示すように、被接合ウェーハ5がBCB接合膜4を介して発光層15および窓層14のみを保持する、エピタキシャル接合基板30を作製する。このエピタキシャル接合基板30は、エピタキシャル層1を含む基板ということができる。
次に、例えばフォトリソグラフィー法によりエピタキシャル層1上にマスクパターンを形成し、ICP(誘導結合プラズマ:Inductively Coupled Plasma)ドライエッチングにより素子分離加工を行う。言い換えると、誘導結合プラズマによるICPドライエッチング法にて、発光層15に素子を形成するための分離溝を形成する工程を行う。
形成する素子のサイズは任意であるが、例えば一辺100μm以下となるようなマイクロLEDに本発明はより効果的である。ICPドライエッチングに使用する反応ガスは、例えば塩素(Cl)およびアルゴン(Ar)からなるガス、またはClガスとすることができる。
本実施形態では、ICPドライエッチング加工を、BCB結合膜4の表面の一部を露出させる工程と、GaP窓層14の表面の一部を露出させる工程との2回行う。
ICPドライエッチング加工時の反応ガス条件は、例えばClを30~50sccm、Arを0~20sccmとすることができ、Clガス量がArガス量より常に多い加工条件が好適である。
ICPドライエッチングを行うエッチング室内の圧力は、例えば0.7Paとすることができる。
本発明では、ICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時のエピタキシャル層1を含む基板(エピタキシャル接合基板)30の温度を40℃以下とする。ICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時のエピタキシャル層1を含む基板(エピタキシャル接合基板)30の温度を35℃以下とすることが好適である。
従来の基板処理温度条件(200℃)では、加工面の温度が上昇すると、ダメージが挿入されやすい。なぜなら、減圧環境下ではPの乖離は250~300℃から始まり、P乖離により、加工面に欠陥が形成される。P乖離を防ぐため、BClやSiClなどの保護剤を導入しても、加工面のP乖離を完全に防ぐことは難しい。本発明に従い、基板温度を40℃以下にすることで、加工面での温度上昇があっても、P乖離温度には達しにくい。その結果、加工面に欠陥が生成されにくくなる。その結果、本発明の発光素子の製造方法で製造する発光素子の輝度低下を防ぐことができる。その結果、製造する発光素子の輝度が向上する。
ICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時のエピタキシャル層1を含む基板(エピタキシャル接合基板)30の温度を40℃以下にする具体的手順は、特に限定されないが、その一例を、図4を参照しながら、以下に具体的に説明する。
図4に示すドライエッチング装置100は、石英壁102で囲まれたICPチャンバー101を備える。石英壁102の外周には、コイル103が巻き付けられている。
ICPチャンバー101内には、ウェーハ固定台兼電極104が配置されている。ウェーハ固定台兼電極104は、加工対象であるエピタキシャル接合基板30を固定することができる。固定手段は、特に限定されないが、例えば、機械的な固定(チャック方式)と、静電気固定(静電チャック)方式との2種類が選択可能である。図4に示す例では、ウェーハ固定台兼電極104は、エピタキシャル接合基板30を、静電チャック方式で固定するように構成されている。
また、ドライエッチング装置100は、バイアス電極105、アンテナ電源106、反応ガス入口107、および反応ガス出口108を更に備えている。図4に示す構成を有するドライエッチング装置100では、反応ガス200を反応ガス入口107を介してICPチャンバー101内へ導入しながら、ICPチャンバー101内にプラズマを発生させることができる。このプラズマにより、エピタキシャル層1上に形成されたマスクパターンに沿って、エピタキシャル層1のICPドライエッチング加工を行うことができる。
この例では、ICPドライエッチング加工に際し、固定されたステージであるウェーハ固定台兼電極104から被加工基板であるエピタキシャル接合基板30の底部に向けて恒温用Heガス300を噴射する。
この恒温用Heガス300は、温調されたガスである。より詳細には、恒温用Heガス300は、恒温用Heガス導入口109から導入され、温調されたHe恒温用チラー110内を通り、例えば35℃程度の温度に温調される。
調温された恒温用Heガス300は、ウェーハ固定台兼電極104から被加工基板であるエピタキシャル接合基板30の底部に向けて噴射され、恒温用Heガスの流れ方向301に沿って流れる。
エピタキシャル接合基板30の底部に噴射する恒温用Heガス300の量を調整することで、被加工物裏面であるエピタキシャル接合基板30の底部の温度を35℃前後に調整できる。裏面温度は、ウェーハ固定台兼電極104の温度をモニターすることで確認が可能である。
被加工物全体は熱伝導で冷却され、エピタキシャル接合基板30のサファイア基板5の熱抵抗はゼロではないため、被加工物の裏面の温度と表面の温度とは厳密には一致しない。また、エピタキシャル接合基板30の表面のプラズマが当たっている部分は局所的には高温となる。しかし、エピタキシャル接合基板30の表面の熱は、熱伝導により裏面側に伝わって、結果的に冷やされるため、エピタキシャル接合基板30の表面は40℃以下で一定に平均的に維持することができる。裏面と表面の温度差は、2~3℃程度となり得る。
噴射する恒温用Heガス300の温度および流量を調節することにより、ICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時のエピタキシャル層1を含む基板(エピタキシャル接合基板)30の温度を調節できる。
IPCドライエッチング加工において、peak-to-peak電圧Vppを800V以上とすることが望ましく、1,000V以上とすることがより好適である。peak-to-peak電圧Vppを800V以上とすることで、高いエッチング速度を達成することができ、エッチング時間を短縮することができる。なお、peak-to-peak電圧Vppを大きくすることで、基板温度が上昇しやすくなるが、本発明の発光素子の製造方法では、ICPドライエッチング法による加工時のエピタキシャル層1を含む基板30の温度を40℃以下にすることにより、先に説明したように加工面の欠陥の生成を抑えることができる。
また、反応ガス200の量はICPチャンバー101の大きさ、エピタキシャル接合基板30の処理面積により増減するものであるため、前述の流量範囲に限定されるものでない。流量の絶対値ではなく、比率が重要であり、Clの流量がAr流量より常に多いことがICPドライエッチング速度の観点から好適な条件である。
また、ICPドライエッチング法に用いる反応ガス200を、ClとArとからなるガスのみまたはClガスのみとし、SiClあるいはBClなどの加工側面保護用のガスを導入せず、反応性ガスであるClが常に多い雰囲気で処理することができる。Arガスは、プラズマ安定用に導入しているため、プラズマに着火し、処理ワークの状態が安定化すれば、導入を停止(Ar=0sccm)して処理しても問題なく処理できる。Arはプラズマが安定しやすく、他のスパッタ性ガスに比べて好適なガス種である。
反応ガス200のArのガス流量を、0sccm以上とし且つClのガス流量の1/3以下とすることで、確実にICPドライエッチング速度を短縮することができる。
また、雰囲気は0.7Paを例示したが、安定的にプラズマが発生できれば、どのような条件も選択可能である。ただ、圧力を増やすとClプラズマの安定度が低下するため、高すぎる圧力は好ましくない。また、低すぎると反応種が減少し、加工速度が低下するため、低すぎる圧力は好ましくない。0.05~5Paの範囲、より好ましくは0.1~2Paの範囲で加工を行うことが好適である。
ICPドライエッチング法による加工により、図5に示すように、分離溝6により他の素子から分離されて形成された発光素子7が得られる。図5に示す発光素子7は、表面の一部が露出したGaP窓層14と、その上に位置するDH構造部15とを含む。発光素子7は、BCB接合膜4を介して、被接合ウェーハ5に接合されている。
本実施形態においては、GaP窓層14の表面の一部を露出させた場合を例示したが、GaP窓層14を露出させる場合に限定されず、最低限、活性層12が他の素子から分離されていれば良い。例えば、GaP窓層14の表面の一部の露出ではなく、第二クラッド層13の表面の一部が露出する場合でも同様の効果が得られる。
次に、図5に示すように素子分離加工後、図6に示すように、端面処理として保護膜8を発光素子7の表面に形成する。保護膜8の材料は、例えば、SiOとすることができるが、SiOに限定されず、発光素子7の端面を保護でき、かつ絶縁性を有する材料であればどのような材料でも選択可能である。SiNや酸化チタン、酸化マグネシウムなども選択可能である。保護膜8には、後段で説明する電極の形成のため、開口部8Aおよび8Bを設ける。
次に、図6に示すように保護膜8を形成後、図7に示すように、第一導電型層および第二導電型層のそれぞれに接する電極を形成し、熱処理を施すことでオーミックコンタクトを形成する。例えば、第一導電型をn型とし、第二導電型をp型として、n型層(図7では第1クラッド層11)に接する電極9Aの材料にAuおよびSiを含有する金属を使用し、p型層(図7では窓層14)に接する電極9Bの材料にAuおよびBeを含有する金属を使用することができる。なお、n型電極の材料としてはAuおよびSiに限定されるものではなく、例えばAuおよびGeを含有する金属を使用しても同様な結果が得られる。また、p型電極の材料としてもAuおよびBeに限定されるものではなく、例えばAuおよびZnを含有する金属を使用しても同様な結果が得られる。
以上説明した本発明の発光素子の製造方法の一例により、BCB接合膜4を介して被接合ウェーハ5に接合され、電極9Aおよび9Bが設けられた発光素子7が得られる。製造される発光素子7は、素子分離のための分離溝を形成するICPドライエッチング加工を原因とした欠陥の発生が抑えられているため、素子サイズが小さい場合、例えば素子の一辺が100μm以下の場合であっても、輝度低下が抑えられ、高い発光効率を示すことができる。
以上では、ICPドライエッチング法による分離溝6の加工をエピタキシャル接合基板30に対して行う例を示したが、本発明の発光素子の製造方法においてICPドライエッチング法による加工を行う基板は、エピタキシャル層1を含む基板であればよく、エピタキシャル接合基板30に限られない。
以下、実施例および比較例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
実施例1では、図1~図7を参照しながら説明した本発明の発光素子の製造方法の一例により、発光素子を製造した。具体的条件等は、以下のとおりである。
図1に示す第一導電型のGaAs出発基板2上に、第一導電型のGaAsバッファ層(図示しない)を積層後、0.1μmの厚さの第一導電型のGaInP第一エッチストップ層および0.1μmの厚さの第一導電型のGaAs第二エッチストップ層を成長させ、エッチストップ層3を形成した。次に、図1に示すように、エッチストップ層3上に、1.0μmの厚さの第一導電型のAlGaInP第一クラッド層11、0.3μmの厚さのノンドープのAlGaInP活性層12、1.0μmの厚さの第二導電型のAlGaInP第二クラッド層13、0.1μmの厚さの第二導電型のGaInP中間層(図示しない)、および4.0μmの厚さの第二導電型のGaP窓層14を順次成長させ、エピタキシャル層(エピタキシャル機能層)1として発光素子構造を有するエピタキシャルウェーハ10を作製した。
次に、エピタキシャルウェーハ10上に熱硬化型接合部材としてベンゾシクロブテン(BCB)をスピンコートして、図2に示す接合膜4を形成した。次に、エピタキシャルウェーハ10と、被接合ウェーハであるサファイアウェーハ5とを、接合膜4を介して対向させて重ね合わせ、2N/cmかつ250℃の接合条件にて熱圧着した。これにより、図2に示す、エピタキシャルウェーハ10とサファイアウェーハ5とを接合膜4を介して接合した、エピタキシャル接合基板20を作製した。スピンコートにてBCBを塗布する際、設計膜厚は0.6μmとした。
次に、GaAs出発基板2をウェットエッチングで除去し、第一エッチストップ層を露出させ、次いでエッチャントを切り替えて第一エッチストップ層および第二エッチストップ層をそれぞれ除去して、図3に示すように第一クラッド層11を露出させた。これにより、図3に示すエピタキシャル接合基板30を得た。
次に、フォトリソグラフィー法によりエピタキシャル層1上に一辺が50μmとなるようにマスクパターンを形成し、エピタキシャル層1を含むエピタキシャル接合基板30に対してICPドライエッチングにより素子分離加工を行った。
ICPドライエッチングでは、図4を参照しながら説明したドライエッチング装置100を用い、反応ガスとして塩素(Cl)およびアルゴン(Ar)を使用した。ICPドライエッチング加工はBCB接合膜4の表面の一部を露出させる工程とGaP窓層14の表面の一部を露出させる工程の2回行い、図5に示す分離溝6により分離された発光素子7を形成した。
Clの流量は30sccm、Arの流量を10sccmとし、圧力は0.7Paとした。ICPドライエッチングに際し、25℃に調温した恒温用Heガス300を20~30sccmの流量でエピタキシャル接合基板30の底部に噴射することで、エピタキシャル接合基板30の温度を30℃一定に保持した。
また、peak-to-peak電圧Vppが1,000~1,200Vの範囲になるようにアンテナ電力およびバイアス電力を調整し、ICPドライエッチング加工を行った。
次に素子分離加工後、図6に示すように、発光素子7の表面に端面処理としてSiOからなる保護膜8を形成した。
保護膜8形成後、図7に示すように、第一導電型層および第二導電型層のそれぞれに接する電極9Aおよび9Bを形成し、熱処理を施すことでオーミックコンタクトを形成した。
具体的には、第一導電型をn型とし、第二導電型をp型として設計し、n型層である第1クラッド層11に接する電極9AにAuとSiを含有する金属を使用し、p型層である窓層14に接する電極にAuとBeを含有する金属を使用した。
以上の手順により、図7に示す、BCB接合膜4を介して被接合ウェーハ5に接合され、電極9Aおよび9Bが設けられた発光素子7を製造した。
(比較例1)
比較例1では、ICPドライエッチングの条件を、エピタキシャル接合基板30の温度を200℃とし、使用する反応ガスをCl、SiClおよびArの混合ガスとし、流量をそれぞれCl=2.5sccm、SiCl=1sccmおよびAr=15sccmとし、チャンバー内の圧力を0.7Paとし、peak-to-peak電圧Vppを400~500V前後としたことを除き実施例1と同様な方法で、発光素子を製造した。
[実施例1および比較例1の結果]
図8に、実施例1で製造した50μm角ダイスの発光素子7と、比較例で製造した同じサイズの発光素子とに、電流密度3.2A/mmで電流を流したときの発光効率を比較した結果を示す。図8から、実施例1で製造した発光素子7は、発光効率が比較例で製造した発光素子より大きくなっているのが判る。この結果から、本発明の例である実施例1は、比較例1よりも輝度低下を抑制できたことが分かる。
(実施例2)
実施例2では、peak-to-peak電圧Vppを900V前後一定とし、反応ガス200の流量をCl=30sccm,Ar=10sccmの条件とし、ICPドライエッチング中に一定に維持するエピタキシャル接合基板30の温度を20℃以上40℃以下の範囲内で変化させてICPドライエッチングを行ったことを除き実施例1と同様な条件で、50μm角ダイスの発光素子7を製造した。
(比較例2)
比較例2では、ICPドライエッチング中に一定に維持するエピタキシャル接合基板30の温度を40℃を超え200℃以下の範囲内で変化させてICPドライエッチングを行ったことを除き実施例2と同様な条件で、50μm角ダイスの発光素子7を製造した。
実施例2および比較例2では、恒温用Heガス300の温度を調整し且つ恒温用Heガス300の流量を制御することで、ICPドライエッチング中に一定に維持するエピタキシャル接合基板30の温度を変化させた。
[実施例2および比較例2の結果]
図9に、実施例2で製造した各発光素子7と、比較例2で製造した各発光素子とについて、電流密度3.2A/mmにおける発光効率を調査した結果を示す。図9に示すように、ICPエッチング加工中のエピタキシャル接合基板30を40℃を超え200℃以下とした比較例2では、ICPエッチング加工中のエピタキシャル接合基板30の温度を下げるにつれて外部量子効率(発光効率)は上昇傾向があるが、110℃程度まで効率は非常に低い水準にあり、50℃でも効率は低かった。一方、ICPエッチング加工中のエピタキシャル接合基板30の温度を40℃とすると顕著な発光効率改善傾向が確認され、ICPエッチング加工中のエピタキシャル接合基板30の温度を40℃以下とした実施例2では、おおむね良好な傾向を示した。
すなわち、ICPエッチング加工中のエピタキシャル接合基板30の温度を40℃以下とした実施例2は、比較例2よりも輝度低下を抑制できた。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1…エピタキシャル層(エピタキシャル機能層)、 2…出発基板、 3…エッチストップ層、 4…接合膜、 5…被接合ウェーハ、 6…分離溝、 7…発光素子、 8…保護膜、 8Aおよび8B…開口、 9A…n型電極、 9B…p型電極、 10…エピタキシャルウェーハ、 11…第一クラッド層、 12…活性層、 13…第二クラッド層、 14…窓層、 15…DH構造部(発光層)、 20…エピタキシャル接合基板、 30…エピタキシャル接合基板(エピタキシャル層を含む基板)、 100…ドライエッチング装置、 101…ICPチャンバー、 102…石英壁、 103…コイル、 104…ウェーハ固定台兼電極、 105…バイアス電極、 106…アンテナ電源、 107…反応ガス入口、 108…反応ガス出口、 109…恒温用He導入口、 110…He恒温用チラー、 200…反応ガス、 300…恒温用Heガス、 301…恒温用Heガスの流れ方向。

Claims (4)

  1. 発光素子の製造方法であって、
    少なくとも出発基板上に(AlGa1-xIn1-yP(0≦x<1、0.4≦y≦0.6)を活性層とする発光層を含むエピタキシャル層を成長させる工程と、
    誘導結合プラズマによるICPドライエッチング法にて該発光層に素子を形成するための分離溝を形成する工程と
    を有し、
    前記ICPドライエッチング法により分離溝を形成する加工時の前記エピタキシャル層を含む基板の温度を40℃以下とすることを特徴とする発光素子の製造方法。
  2. 前記ICPドライエッチング法により形成する前記素子の一辺を100μm以下とすることを特徴とする請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  3. 前記ICPドライエッチング法に用いる反応ガスを、ClとArとからなるガス、またはClガスとし、
    Clのガス流量をArのガス流量より多くし、かつ、peak-to-peak電圧Vppを800V以上とする条件で分離溝を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の発光素子の製造方法。
  4. 前記反応ガスの前記Arのガス流量を、0sccm以上とし且つ前記Clのガス流量の1/3以下とすることを特徴とする請求項3に記載の発光素子の製造方法。
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