JP7251435B2 - 車両の車体構造 - Google Patents
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Description
このようなアンダーカバーは、走行風の整流によって空気抵抗の増加を抑制することで、燃費の向上を図っている。さらに、アンダーカバーは、高速走行時の揚力を抑制して、操安性を向上できる。
このような車体の捩れ変形を改善するためには、車体を補強することが考えられるが、車体を補強した場合、車両の車体構造は、操安性を向上できる一方で、車両重量が増加することになる。
上記連結部は、例えば、底面部とリヤエンドパネルとを連結する略柱状、または底面部の後端から車両上方へ延設され、左右の側面部を連結する略平板状であってもよい。
具体的には、底面部、側面部、前面部、及び連結部でアンダーカバーを構成したことにより、車両の車体構造は、例えば、底面部のみで構成されたアンダーカバーに比べて、高剛性なアンダーカバーを構成することができる。
したがって、車両の車体構造は、車両重量の増加を抑えて、車両の操安性を向上することができる。
この構成によれば、車両の車体構造は、より高剛性なアンダーカバーの連結部を構成することができる。
これにより、車両の車体構造は、一方のリヤサイドフレームから他方のリヤサイドフレームに伝達される荷重を抑制できるため、車体の捩れ剛性をより向上することができる。
この構成によれば、車両の車体構造は、さらに高剛性なアンダーカバーの連結部を構成することができる。
これにより、車両の車体構造は、一方のリヤサイドフレームから他方のリヤサイドフレームに伝達される荷重をより抑制できるため、車体の捩れ剛性をさらに向上することができる。
上記前面補強部は、底面部と前面部とに跨って立設されたリブ、あるいは底面部、及び前面部とは別体で構成され、底面部と前面部とに跨って橋架された補強部材などのことをいう。
上記側面補強部は、底面部と側面部とに跨って立設されたリブ、あるいは底面部、及び側面部とは別体で構成され、底面部と側面部とに跨って橋架された補強部材などのことをいう。
この構成によれば、車両の車体構造は、アンダーカバーの剛性をさらに向上することができる。これにより、車両の車体構造は、左右のリヤサイドフレームをさらに強固に連結できるため、車体の捩れ剛性をより確実に向上することができる。
本実施形態の車両は、車両後部1の車両下方にアンダーカバーを備えたような車両である。このような車両の車両後部1における車体構造について、図1から図8を用いて詳しく説明する。
また、図中において、矢印Fr及び矢印Rrは前後方向を示しており、矢印Frは前方を示し、矢印Rrは後方を示している。さらに、矢印Rh及び矢印Lhは車幅方向を示しており、矢印Rhは右方向を示し、矢印Lhは左方向を示している。
具体的には、ロアフレーム21の下面部21aは、図2に示すように、車幅方向に沿った縦断面において、リヤサイドフレーム2の底面となる部分である。
ロアフレーム21の外壁部21cは、図2に示すように、下面部21aの車幅方向外側の縁端から車両上方へ延設されている。この外壁部21cは、内壁部21bの上端よりも車両上方の位置に、その上端が位置するように延設されている。
アッパフレーム22の上面部22bは、図2に示すように、外側フランジ部22aの下端から車幅方向内側へ延設して、ロアフレーム21の上方開口を覆う形状に形成されている。
そして、リヤサイドフレーム2は、図2に示すように、ロアフレーム21と、アッパフレーム22とが接合されることで、車両前後方向に延びる断面略矩形の閉断面を形成している。
この第1リヤクロスメンバ4は、図3に示すように、リヤフロアパネル3の斜面部3aを挟んで接合されたアッパクロスメンバ41とロアクロスメンバ42とで構成されている。
具体的には、アウタエンドパネル62の上側フランジ部62aは、図3に示すように、車両前後方向に沿った縦断面において、インナエンドパネル61の上側フランジ部61aに接合される部分として形成されている。
アウタエンドパネル62の後面部62cは、図3に示すように、上面部62bの後端から車両下方へ向けて延設されている。
アウタエンドパネル62の下面部62dは、図3に示すように、後面部62cの下端から車両前方、かつ車両下方へ向けて延設されている。
カバー本体110の面取り面部114は、図1、図7、及び図8に示すように、底面部111の面取り部分111aの縁端から車両上方へ延設され、側面部112の前端と前面部113における幅方向の縁端とを連結する略平板状に形成されている。
第3補強リブ110cは、図6及び図7に示すように、面取り面部114の後面と、底面部111の上面とに跨って立設されている。
第6補強リブ110fは、図6及び図7に示すように、底面部111の上面と、後方連結部117の後面とに跨って立設されている。
そして、上側固定部121は、図5に示すように、締結ボルトTを用いて、リヤエンドパネル6のカバー取付け部材63に締結固定される。
具体的には、柱状部122は、図6及び図9に示すように、上側固定部121から車両下方へ延設された左右一対の側面部分122aと、左右の側面部分122aの後端同士を連結する後面部分122bとで、断面略U形に形成されている。
後面部分122bは、図6及び図9に示すように、上側固定部121の縁部分における後端から下方へ延設された略平板状に形成されている。
このように、柱状部122は、上側固定部121とで上下方向に延びる略柱状の柱状部分をなすように形成されている。そして、柱状部122は、図6に示すように、側面部分122aと後面部分122bとの角部で、車両上下方向へ連続して延びる2つの稜線Rを構成している。
具体的には、底面部111、側面部112、前面部113、及び連結部材120でアンダーカバー100を構成したことにより、車両の車体構造は、例えば、底面部111のみで構成されたアンダーカバー100に比べて、高剛性なアンダーカバー100を構成することができる。
したがって、車両の車体構造は、車両重量の増加を抑えて、車両の操安性を向上することができる。
この構成によれば、車両の車体構造は、より高剛性なアンダーカバー100の連結部材120を構成することができる。
これにより、車両の車体構造は、一方のリヤサイドフレーム2から他方のリヤサイドフレーム2に伝達される荷重を抑制できるため、車体の捩れ剛性をより向上することができる。
この構成によれば、車両の車体構造は、さらに高剛性なアンダーカバー100の連結部材120を構成することができる。
これにより、車両の車体構造は、一方のリヤサイドフレーム2から他方のリヤサイドフレーム2に伝達される荷重をより抑制できるため、車体の捩れ剛性をさらに向上することができる。
この発明の幅方向連結部材は、実施形態のリヤフロアパネル3に対応し、
以下同様に、
連結部は、連結部材120に対応し、
断面略U形の部分は、柱状部122に対応し、
前面補強部は、第1補強リブ110aに対応し、
側面補強部は、第2補強リブ110bに対応し、
柱状部分は、上側固定部121、及び柱状部122に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
また、カバー本体110と連結部材120とが別体で構成されたアンダーカバー100としたが、これに限定せず、カバー本体110と連結部材120とが一体形成されたアンダーカバーであってもよい。
また、連結部材120の柱状部122を車両前方が開口した断面略U形としたが、これに限定せず、車両後方が開口した断面略U形、車幅方向の一方が開口した断面略U形であってもよい。
3…リヤフロアパネル
6…リヤエンドパネル
100…アンダーカバー
110a…第1補強リブ
110b…第2補強リブ
111…底面部
112…側面部
113…前面部
120…連結部材
121…上側固定部
122…柱状部
123…下側固定部
R…稜線
Claims (6)
- 車両前後方向に延びる左右一対のリヤサイドフレームと、
左右の前記リヤサイドフレームの後部を車幅方向に連結するリヤエンドパネルと、
該リヤエンドパネルの車両前方で、左右の前記リヤサイドフレームを車幅方向に連結する幅方向連結部材と、
左右の前記リヤサイドフレームの間を車両下方から覆うアンダーカバーとを備えた車両の車体構造であって、
前記アンダーカバーは、
前記幅方向連結部材に対して車両下方に所定間隔を隔てて対向配置された底面部と、
該底面部における車幅方向の縁端から車両上方へ延設され、前記リヤサイドフレームに固定される左右一対の側面部と、
前記底面部の前端縁から車両上方へ延設され、前記幅方向連結部材に固定される前面部と、
前記底面部に対して一体または別体で構成され、前記底面部の後端を前記リヤエンドパネルに連結する連結部とを備えた
車両の車体構造。 - 前記連結部は、
車両上下方向に連続して延びる稜線を有する形状に形成された
請求項1に記載の車両の車体構造。 - 前記連結部は、
略水平な断面において、2つの角部を有する断面略U形の部分を備えた
請求項1または請求項2に記載の車両の車体構造。 - 前記アンダーカバーは、
前記底面部と前記前面部とを連結する前面補強部を備えた
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の車両の車体構造。 - 前記アンダーカバーは、
前記底面部と前記側面部とを連結する側面補強部を備えた
請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の車両の車体構造。 - 前記アンダーカバーは、
前記底面部に対して前記連結部が別体で構成され、
前記連結部は、
車幅方向に所定間隔を隔てた位置で、車両上下方向に延びる略柱状の柱状部分と、
該柱状部分を車幅方向に連結するとともに、前記底面部に固定される略平板状の下側固定部分とで一体形成された
請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の車両の車体構造。
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WO2009001483A1 (ja) | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | 自動車用床裏被覆材、及び自動車用床裏被覆材の製造方法 |
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