JP7251166B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤであって、詳しくは、溝への石噛みを防止することができるタイヤに関する。
下記特許文献1には、クラウン主溝に石噛み防止用の隆起部が設けられたタイヤが提案されている。
特開2018-134915号公報
前記隆起部は、その体積が大きい程、優れた耐石噛み性能を発揮できる。一方、前記隆起部の体積が大きい場合、前記クラウン主溝の排水性が低下する傾向がある。このため、ウェット性能を損ねずに耐石噛み性能を向上させることについては、さらなる改善の余地があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ウェット性能を損ねずに耐石噛み性能を向上することができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部に溝が設けられたタイヤであって、前記溝は、溝底部を含み、前記溝底部には、タイヤ半径方向に突出する少なくとも1つの隆起部が形成され、前記隆起部は、前記溝底部からタイヤ半径方向外側に延びる側面と、前記側面に連なりタイヤ半径方向外側を向く外側面とを含み、前記隆起部には、前記外側面で開口する細溝部と、前記細溝部のタイヤ半径方向内側に連なり、かつ、前記細溝部よりも大きい幅を有する空洞部とが形成されている。
本発明のタイヤにおいて、前記溝は、タイヤ周方向に延びる主溝であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記溝は、タイヤ軸方向に延びる横溝であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記側面は、前記主溝の溝幅方向に延びる第1周方向端面と第2周方向端面とを含み、前記空洞部は、前記第1周方向端面又は前記第2周方向端面に開口しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記空洞部は、前記第1周方向端面から前記第2周方向端面に貫通しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記空洞部は、前記主溝と直交する横断面において空洞面積が前記主溝の長さ方向に変化しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記空洞部は、前記空洞面積が最小となるくびれ部を含み、前記空洞部は、前記くびれ部からタイヤ周方向の少なくとも一方側に向かって前記空洞面積が漸増しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記細溝部は、前記第1周方向端面又は前記第2周方向端面に開口しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記細溝部は、前記外側面を直線状に延びているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記細溝部は、前記外側面をジグザグ状に延びているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記空洞部の最大の幅は、前記隆起部の最大の幅の0.30~0.45倍であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記空洞部の最大の高さは、前記隆起部の最大の高さの0.30~0.50倍であるのが望ましい。
本発明は、トレッド部に溝が設けられたタイヤであって、前記溝は、溝底部を含み、前記溝底部には、タイヤ半径方向に突出する少なくとも1つの隆起部が形成されている。前記隆起部は、前記溝底部からタイヤ半径方向外側に延びる側面と、前記側面に連なりタイヤ半径方向外側を向く外側面とを含む。前記隆起部には、前記外側面で開口する細溝部と、前記細溝部のタイヤ半径方向内側に連なり、かつ、前記細溝部よりも大きい幅を有する空洞部とが形成されている。
前記隆起部は、溝内に石等の異物が入り込むのを抑制でき、耐石噛み性能を発揮することができる。また、前記細溝部は、前記隆起部のゴムボリューム及び剛性を維持しつつ、ウェット走行時において溝内に入った水を前記空洞部内に案内できる。さらに、前記細溝部及び前記空洞部は、前記溝の容積を維持するのに役立ち、ひいてはウェット性能を維持できる。
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の横断面図である。 図1の隆起部の拡大斜視図である。 図2の隆起部の拡大断面図である。 本発明の他の実施形態の隆起部の拡大斜視図である。 比較例のタイヤの隆起部の拡大斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の横断面図が示されている。なお、図1は、タイヤ1の正規状態におけるタイヤ回転軸を含む子午線断面図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、重荷重用の空気入りタイヤとして好適に使用される。但し、本発明のタイヤ1は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、乗用車用のタイヤとして用いられても良い。
「正規状態」とは、タイヤが正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧が充填された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、タイヤの各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
図1に示されるように、タイヤ1のトレッド部2には、溝3が設けられている。溝3の一態様として、本実施形態のトレッド部2には、タイヤ周方向に延びる複数の主溝4が配されている。主溝4は、最もトレッド端Te側に配されたショルダー主溝5と、ショルダー主溝5よりもタイヤ赤道C側に配されたクラウン主溝6とを含む。但し、本明細書において、溝3は、タイヤ周方向に延びる主溝4だけでなく、タイヤ軸方向に延びる横溝も含むものとする。
トレッド端Teは、前記正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。
「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
主溝4は、一対の溝壁4aと、溝底部4bとを有している。主溝4の溝底部4bには、タイヤ半径方向に突出する少なくとも1つのの隆起部10が形成されている。
図2には、隆起部10の拡大斜視図が示されている。図2に示されるように、隆起部10は、タイヤ半径方向外側に延びる側面12と、側面12に連なりタイヤ半径方向外側を向く外側面15とを含む。
隆起部10には、外側面15で開口する細溝部18と、細溝部18のタイヤ半径方向内側に連なり、かつ、細溝部18よりも大きい幅(主溝4と直交する方向の幅である)を有する空洞部20とが形成されている。
隆起部10は、溝内に石等の異物が入り込むのを抑制でき、耐石噛み性能を発揮することができる。とりわけ、細溝部18が配された隆起部10は、タイヤの転動に伴って適度に変形するため、隆起部10と主溝4の溝壁4aとの間に前記異物が入り込んだ場合でも、これらを容易に排出することができる。
また、細溝部18は、隆起部10のゴムボリューム及び剛性を維持しつつ、ウェット走行時において溝内に入った水を空洞部20内に案内できる。さらに、細溝部18及び空洞部20は、前記溝の容積を維持するのに役立ち、ひいてはウェット性能を維持できる。したがって、本発明のタイヤは、溝に隆起部が配されないタイヤと比較して、ウェット性能を損ねずに耐石噛み性能を向上することができる
本実施形態では、上述の隆起部10が主溝4に形成されているが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、隆起部10は、例えば、タイヤ軸方向に延びる横溝に設けられても良い。
側面12は、例えば、第1周方向端面13a及び第2周方向端面13bと、第1軸方向端面14a及び第2軸方向端面14bとを含む。第1周方向端面13a及び第2周方向端面13bは、隆起部10のタイヤ周方向の一方側又は他方側に配され、主溝4の幅方向に延びている。第1軸方向端面14a及び第2軸方向端面14bは、隆起部10のタイヤ軸方向の一方側又は他方側に配され、主溝4の長さ方向に延びている。
図3には、隆起部10の拡大断面図が示されている。図3に示されるように、隆起部10の最大の幅W2は、例えば、主溝4の溝幅W1の0.20~0.40倍であるのが望ましい。隆起部10のタイヤ半径方向の最大の高さh1は、例えば、主溝4の深さd1の0.15~0.60倍であるのが望ましい。また、主溝4の長さ方向に沿った隆起部10の長さは、例えば、5.0~30.0mmであるのが望ましい。但し、隆起部10の大きさは、このような態様に限定されるものではない。
図2に示されるように、細溝部18は、外側面15を直線状に延びている。細溝部18は、例えば、第1周方向端面13a又は第2周方向端面13bの少なくとも一方に開口しているのが望ましい。本実施形態の細溝部18は、第1周方向端面13aから第2周方向端面13bに延びている。このような細溝部18は、ウェット性能を高めるのに役立つ。
本実施形態の細溝部18は、例えば、第1軸方向端面14a及び第2軸方向端面14bには開口していない。このような細溝部18は、隆起部10の剛性を維持し、優れた耐石噛み性能を発揮するのに役立つ。但し、本発明は、このような態様に限定されるものではない。
図3に示されるように、細溝部18の幅W3は、例えば、2.0mm以下であり、望ましくは0.5~1.5mmである。細溝部18の深さd2は、例えば、隆起部10の高さh1の0.50~0.70倍であるのが望ましい。このような細溝部18は、ウェット性能と耐石噛み性能とをバランス良く高めることができる。
図2に示されるように、空洞部20は、例えば、第1周方向端面13a又は第2周方向端面13bの少なくとも一方に開口している。望ましい態様では、空洞部20は、第1周方向端面13aから第2周方向端面13bに貫通している。このような空洞部20を有する隆起部10は、溝内における水の移動を妨げず、ウェット性能を損ねずに耐石噛み性能を向上することができる。
本実施形態の空洞部20は、例えば、第1軸方向端面14a及び第2軸方向端面14bには開口していない。このような空洞部20は、隆起部10の剛性を維持し、優れた耐石噛み性能を発揮するのに役立つ。但し、本発明は、このような態様に限定されるものではない。
図3に示されるように、空洞部20は、主溝4と直交する横断面において、角部分が円弧となる矩形状であるのが望ましい。空洞部20の最大の幅W4は、例えば、隆起部10の最大の幅W2の0.30~0.45倍であるのが望ましい。空洞部20の最大の高さh2は、例えば、隆起部10の最大の高さh1の0.30~0.50倍であるのが望ましい。また、角部分の曲率半径は、例えば、0.1~2.0mmであるのが望ましい。
図2に示されるように、空洞部20は、主溝4と直交する横断面において空洞面積が主溝4の長さ方向に変化しているのが望ましい。本実施形態の空洞部20は、前記空洞面積が最小となるくびれ部22を含む。また、空洞部20は、くびれ部22からタイヤ周方向の少なくとも一方側に向かって前記空洞面積が漸増している。このような空洞部20は、ウェット走行時、隆起部10の変形に伴って空洞部20内に入った水を押し出す様に排出でき、ウェット性能をさらに高めることができる。
上述の作用をさらに高めるために、さらに望ましい態様では、空洞部20のくびれ部22は、隆起部10の主溝4に沿った長さ方向の中央部に配されている。また、空洞部20は、くびれ部22からタイヤ周方向の両側に向かって前記空洞面積が漸増している。
くびれ部22の幅は、例えば、空洞部20の最大の幅の0.50~0.80倍であるのが望ましい。くびれ部22の高さは、例えば、空洞部20の最大の高さの0.50~0.80倍であるのが望ましい。このような空洞部20は、十分な容積を確保しつつ、上述の作用を期待することができる。
図4には、本発明の他の実施形態の隆起部10の拡大斜視図が示されている。なお、上述の実施形態と共通する要素には、同じ符号が付され、ここでの説明は省略される。図4に示されるように、この実施形態において、細溝部18は、外側面15をジグザグ状に延びている。このような細溝部18は、閉じたときに隆起部10の変形を抑制し、耐石噛み性能を高めるのに役立つ。
細溝部18の振幅が小さい場合、上述の作用を期待できない場合がある。細溝部18の振幅が大きい場合、隆起部10の剛性を損ねる傾向がある。このような観点から、細溝部18の振幅は、例えば、隆起部10の幅の0.30~0.40倍であるのが望ましい。
本発明のタイヤは、少なくとも、溝が配されていないトレッド部をハンドカットすることにより実施することができる。また、上述の実施形態であれば、公知の加硫成型方法によって、隆起部10に細溝部18及び空洞部20を形成することができる。
以上、本発明の一実施形態のタイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図2又は図4に示される隆起部を有するサイズ315/80R22.5の重荷重用の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、図5に示されるように、主溝aに細溝部及び空洞部を含まない隆起部bが形成されたタイヤが試作された。比較例のタイヤは、上述の構成を除き、実施例のタイヤと実質的に同一である。各テストタイヤのウェット性能及び耐石噛み性能がテストされた。テストタイヤの共通仕様及びテスト方法は、以下の通りである。
装着リム:22.5×8.25
タイヤ内圧:720kPa
テスト車両:10t積トラック、荷台前方に標準積載量の50%の荷物を積載
タイヤ装着位置:全輪
<ウェット性能>
前記テスト車両で水深0.5~2.0mmのウェット路面を65±2kmで走行し、急制動したときの制動距離が測定された。結果は、比較例の制動距離を100とする指数であり、数値が小さい程、ウェット性能が優れていることを示す。
<耐石噛み性能>
前記テスト車両で砂利道を一定距離走行し、溝内に入り込んだ石の個数が測定された。結果は、比較例の前記石の個数を100とする指数であり、数値が小さい程、耐石噛み性能が優れていることを示す。
テスト結果が表1に示される。
Figure 0007251166000001
テストの結果、実施例のタイヤは、従来の隆起部が配された比較例のタイヤに対し、耐石噛み性能は同等であり、かつ、ウェット性能は向上していることが確認できた。
2 トレッド部
3 溝
4b 溝底部
10 隆起部
12 側面
15 外側面
18 細溝部
20 空洞部

Claims (8)

  1. トレッド部にタイヤ周方向に延びる主溝が設けられたタイヤであって、
    前記主溝は、溝底部を含み、
    前記溝底部には、タイヤ半径方向に突出する少なくとも1つの隆起部が形成され、
    前記隆起部は、前記溝底部からタイヤ半径方向外側に延びる側面と、前記側面に連なりタイヤ半径方向外側を向く外側面とを含み、
    前記側面は、前記隆起部のタイヤ周方向の一方側に配された第1周方向端面と、前記隆起部のタイヤ周方向の他方側に配された第2周方向端面と、前記隆起部のタイヤ軸方向の一方側に配された第1軸方向端面と、前記隆起部のタイヤ軸方向の他方側に配された第2軸方向端面とを含み、
    前記隆起部には、前記外側面で開口する細溝部と、前記細溝部のタイヤ半径方向内側に連なり、かつ、前記細溝部よりも大きい幅を有する空洞部とが形成されている、
    タイヤ。
  2. トレッド部にタイヤ周方向に延びる主溝が設けられたタイヤであって、
    前記主溝は、溝底部を含み、
    前記溝底部には、タイヤ半径方向に突出する少なくとも1つの隆起部が形成され、
    前記隆起部は、前記溝底部からタイヤ半径方向外側に延びる側面と、前記側面に連なりタイヤ半径方向外側を向く外側面とを含み、
    前記側面は、前記主溝の溝幅方向に延びる第1周方向端面と第2周方向端面とを含み、
    前記隆起部には、前記外側面で開口する細溝部と、前記細溝部のタイヤ半径方向内側に連なり、かつ、前記細溝部よりも大きい幅を有する空洞部とが形成されており、
    前記空洞部は、前記第1周方向端面から前記第2周方向端面に貫通しており、
    前記空洞部は、前記主溝と直交する横断面において空洞面積が前記主溝の長さ方向に変化している、
    タイヤ。
  3. 前記空洞部は、前記空洞面積が最小となるくびれ部を含み、
    前記空洞部は、前記くびれ部からタイヤ周方向の少なくとも一方側に向かって前記空洞面積が漸増している、請求項2記載のタイヤ。
  4. 前記細溝部は、前記第1周方向端面又は前記第2周方向端面に開口している、請求項2又は3に記載のタイヤ。
  5. 前記細溝部は、前記外側面を直線状に延びている、請求項1ないし4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 前記細溝部は、前記外側面をジグザグ状に延びている、請求項1ないし4のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 前記空洞部の最大の幅は、前記隆起部の最大の幅の0.30~0.45倍である、請求項1ないし6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 前記空洞部の最大の高さは、前記隆起部の最大の高さの0.30~0.50倍である、請求項1ないし7のいずれかに記載のタイヤ。
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