JP7250189B1 - 防音ドア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の厚さTを有する外枠Fと、鉄芯8がそれぞれ嵌め込まれた所定の厚さTを有する一方側の内部縦枠6及び他方側の内部縦枠7と、外枠Fの一方側の縦枠16、及び一方側の内部縦枠6に当接する所定の厚さTを有する外側遮音板材28と、外枠Fの他方側の縦枠17、及び他方側の内部縦枠7に当接する所定の厚さTを有する外側遮音板材29と、外枠Fの一方の表面側で一方側の内部縦枠6及び他方側の内部縦枠7に当接する内側遮音板材25と、外枠Fの他方の表面側で一方側の内部縦枠6及び他方側の内部縦枠7に当接する複数の横桟4及び複数の吸音材と、外枠Fの一方の表面側及び他方の表面側に設けられた第1面材41及び第2面材42とを備え、内側遮音板材25の厚さと各横桟4の厚さとの和は、所定の厚さTである。
【選択図】図8
Description
図1~図6は、本発明に係る防音ドアの第1の実施形態を示している。ここで、図1及び図2は、本実施形態の防音ドア50aの正面図及び背面図である。また、図3は、図1中のIII-III線に沿った防音ドア50aの断面図である。また、図4は、防音ドア50aを構成する戸先側内部縦枠6の横断面図である。また、図5は、防音ドア50aを構成する内枠5aの変形例として示す内枠5bの正面図である。また、図6は、防音ドア50aの遮音性能試験の結果を示す表である。なお、図1の正面図では、防音ドア50aの正面全体に設けられている表面材の図示を省略し、図2の背面図では、防音ドア50aの背面全体に設けられている裏面材の図示を省略している。
厚さ21mm及び幅29mmのLVLの角材を用いて、外寸1989mm×715mmの外枠Fを形成した。また、厚さ12mm及び幅29mmのLVLの角材を用いて、内寸1560mm×364mmの内枠5aを形成した。また、下側内部横枠11及び上側内部横枠12については、厚さ21mm及び幅29mmのLVLの角材を用いた。また、戸先側内部縦枠6及び戸尻側内部縦枠7については、厚さ21mm及び幅29mmのLVLの角材及び厚さ1mmの鉄芯8を用いて形成した。また、上側外側遮音板材26、下側外側遮音板材27、戸先側外側遮音板材28及び戸尻側外側遮音板材29については、厚さ21mmのパーティクルボードを用いた。また、内側遮音板材25については、厚さ9mmのパーティクルボードを用いた。また、吸音材30については、厚さ11mmのガラスウールを用いた。また、表面材41及び裏面材42については、厚さ7mmのMDFを用いた。以上の構成材料を用い、上述した防音ドア50aの製造方法に基づいて、実施例の防音ドア(扉重量:33.6kg)を試作した。
上記実施例において、厚さ9mmのパーティクルボードの内側遮音板材25の代わりに、厚さ9mmのグラスウールを用いて、比較例の防音ドア(扉重量:30kg)を試作した。
上記実施例及び比較例の防音ドアについて、JIS A 1416に基づいて、遮音性能を比較した。ここで、音源としては、ピンクノイズを用い、125Hz、250Hz、500Hz、1000Hz、2000Hz及び4000Hzの遮音性能(音圧レベル)を評価した。
図7及び図8は、本発明に係る防音ドアの第2の実施形態を示している。ここで、図7は、本実施形態の防音ドア50bの正面図であり、図1に相当する図である。また、図8は、図7中のVIII-VIII線に沿った防音ドア50bの断面図である。なお、以下の実施形態において、図1~図6と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記各実施形態では、互いに対向する戸先側内部縦枠及び戸尻側内部縦枠の内側又は外側に鉄芯が嵌め込まれた防音ドアを例示したが、鉄芯は、互いに対向する戸先側内部縦枠及び戸尻側内部縦枠の内側及び外側の何れかに揃って嵌め込まれていなくても、さらには、内側及び外側の両方に嵌め込まれていてもよい。
1 縦桟
2,4 横桟
5a,5b 内枠
6 戸先側内部縦枠(一方側の内部縦枠)
7 戸尻側内部縦枠(他方側の内部縦枠)
8 鉄芯
9 縦芯
11 下側内部横枠(他方側の内部横枠)
12 上側内部横枠(一方側の内部横枠)
13 下側第1横枠(他方側の横枠)
14 下側第2横枠(他方側の横枠)
15 上側横枠(一方側の横枠)
16 戸先側縦枠(一方側の縦枠)
17 戸尻側第1縦枠(他方側の縦枠)
18 戸尻側第2縦枠(他方側の縦枠)
25 内側遮音板材
26 上側外側遮音板材(第3の外側遮音板材)
27 下側外側遮音板材(第4の外側遮音板材)
28 戸先側外側遮音板材(第1の外側遮音板材)
29 戸尻側外側遮音板材(第2の外側遮音板材)
30 吸音材
41 表面材(第1面材)
42 裏面材(第2面材)
50a,50b 防音ドア
Claims (8)
- 所定の厚さを有する一方側の横枠、他方側の横枠、一方側の縦枠及び他方側の縦枠を含む矩形枠状に設けられた木質材料からなる外枠と、
上記外枠の内側において、上記所定の厚さを有し、上記一方側の縦枠と隣り合って延びるように設けられ、該一方側の縦枠に沿って延びる鉄芯が長さ方向全体に該一方側の縦枠側又は上記他方側の縦枠側に嵌め込まれた木質材料からなる一方側の内部縦枠と、
上記外枠の内側において、上記所定の厚さを有し、上記他方側の縦枠と隣り合って延びるように設けられ、該他方側の縦枠に沿って延びる鉄芯が長さ方向全体に該他方側の縦枠側又は上記一方側の縦枠側に嵌め込まれた木質材料からなる他方側の内部縦枠と、
上記一方側の縦枠及び上記一方側の内部縦枠の間において、上記所定の厚さを有し、該一方側の縦枠及び該一方側の内部縦枠に当接するように矩形状に設けられた木質材料からなる第1の外側遮音板材と、
上記他方側の縦枠及び上記他方側の内部縦枠の間において、上記所定の厚さを有し、該他方側の縦枠及び該他方側の内部縦枠に当接するように矩形状に設けられた木質材料からなる第2の外側遮音板材と、
上記一方側の内部縦枠及び上記他方側の内部縦枠の間において、該一方側の内部縦枠及び該他方側の内部縦枠に当接するように矩形状に設けられ、上記外枠の一方の表面側に配置された木質材料からなる内側遮音板材と、
上記一方側の内部縦枠及び上記他方側の内部縦枠の間において、該一方側の内部縦枠及び該他方側の内部縦枠に両端部がそれぞれ当接するように且つ互いに平行に延びるように設けられ、上記外枠の他方の表面側に配置された木質材料からなる複数の横桟と、
上記一方側の内部縦枠及び上記他方側の内部縦枠の間において、該一方側の内部縦枠及び該他方側の内部縦枠に当接するように且つ上記複数の横桟を避けるように設けられ、上記外枠の他方の表面側に配置された複数の吸音材と、
上記外枠の一方の表面側に該外枠の枠内を覆うように設けられた木質材料からなる第1面材と、
上記外枠の他方の表面側に該外枠の枠内を覆うように設けられた木質材料からなる第2面材とを備え、
上記内側遮音板材の厚さと上記各横桟の厚さとの和は、上記所定の厚さであることを特徴とする防音ドア。 - 請求項1に記載された防音ドアにおいて、
上記一方側の内部縦枠において、上記鉄芯は、上記一方側の縦枠側に嵌め込まれ、
上記他方側の内部縦枠において、上記鉄芯は、上記他方側の縦枠側に嵌め込まれ、
上記一方側の内部縦枠及び上記第1の外側遮音板材の間、並びに上記他方側の内部縦枠及び上記第2の外側遮音板材の間には、上記所定の厚さを有する木質材料からなる縦芯がそれぞれ設けられていることを特徴とする防音ドア。 - 請求項1に記載された防音ドアにおいて、
上記複数の横桟の両端部は、互いに平行に延びるように設けられて該各横桟と同じ厚さを有する木質材料からなる一対の縦桟に固定され、
上記複数の横桟及び上記一対の縦桟は、内枠を構成していることを特徴とする防音ドア。 - 請求項1~3の何れか1つに記載された防音ドアにおいて、
上記外枠の内側には、上記所定の厚さを有し、上記一方側の横枠と離間して隣り合って延びると共に、上記一方側の内部縦枠の長さ方向の一方端、及び上記他方側の内部縦枠の長さ方向の一方端に当接するように木質材料からなる一方側の内部横枠が設けられ、
上記一方側の横枠及び上記一方側の内部横枠の間には、上記所定の厚さを有し、該一方側の横枠及び該一方側の内部横枠に当接するように木質材料からなる第3の外側遮音板材が矩形状に設けられていることを特徴とする防音ドア。 - 請求項1~4の何れか1つに記載された防音ドアにおいて、
上記外枠の内側には、上記所定の厚さを有し、上記他方側の横枠と離間して隣り合って延びると共に、上記一方側の内部縦枠の長さ方向の他方端、及び上記他方側の内部縦枠の長さ方向の他方端に当接するように木質材料からなる他方側の内部横枠が設けられ、
上記他方側の横枠及び上記他方側の内部横枠の間には、上記所定の厚さを有し、該他方側の横枠及び該他方側の内部横枠に当接するように木質材料からなる第4の外側遮音板材が矩形状に設けられていることを特徴とする防音ドア。 - 請求項1~5の何れか1つに記載された防音ドアにおいて、
上記内側遮音板材の厚さと上記各横桟の厚さとの比は、1:2~2:1であることを特徴とする防音ドア。 - 請求項1~6の何れか1つに記載された防音ドアにおいて、
上記一方側の内部縦枠及び上記他方側の内部縦枠に嵌め込まれた上記各鉄芯は、コ字状の横断面を有し、
上記一方側の内部縦枠及び上記他方側の内部縦枠の上記鉄芯が嵌め込まれた側は、該鉄芯の対向する一対の面に当接する部分が切り欠かれており、
上記鉄芯における対向する一対の面の部分の外形寸法は、上記所定の厚さよりも小さくなっていることを特徴とする防音ドア。 - 請求項1~7の何れか1つに記載された防音ドアにおいて、
上記内側遮音板材と上記複数の吸音材とは、互いに接着されていないことを特徴とする防音ドア。
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