JP7245510B2 - 車載用ロッドホルダー - Google Patents
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Description
すなわち、車室内中央乃至前側の天井部分に横架されたホルダーフレームに沿って固定されるベース部と、そのベース部の長手方向先端部からその長手方向基端部側に向けて斜め下方に延設された略J字状のフック部と、上記ベース部およびフック部で囲まれた空間に充填されたウレタンフォームとで大略構成される。
かかる技術によれば、釣り竿、とりわけ1ピースや2ピースのルアーロッドのティップセクションやバットセクションの先端側(以下、これらをまとめて単に「細径側」ともいう。)をしっかりと保持することができる。
すなわち、上記従来の車載用ロッドホルダーは、上記ベース部と上記フック部とで囲まれる空間全体にウレタンフォームが密に充填されており、釣り竿の細径側をこのウレタンフォームの弾性でフック部に押し付けるようにして保持する構造である。このため、この車載用ロッドホルダーで釣り竿の細径側を保持するためには、ウレタンフォームの弾性に抗して釣り竿を出し入れしなければならず、細径となっている釣り竿の出し入れが大変であるという問題が有った。
それゆえに、本発明の主たる目的は、様々なサイズおよび種類の釣り竿の細径側を簡単に出し入れすることができると共に、しっかりとホールドすることができ、釣り竿の細径側が不所望に傷付くのを防止することができる車載用ロッドホルダーを提供することにある。
すわなち、上面側に設けられた係合部16aを介して上記ホルダーフレーム12に固定されると共に、下面側には下方へ突出する係合突起16bが設けられたベース部16を有する。また、略U字状に形成されて互いに対向する一対の側片部18a,18bの上端のうちの一方が上記ベース部16の係合突起16bの下端に連結され、その内周面で釣り竿14の細径側を保持するフック部18を有する。そして、そのフック部18の内周面に取り付けられたエラストマーからなるクッション材20であって、上記フック部18の内周面と略直交する方向に突出する複数の薄板状の突起部材20a,20b,20cが相互に接触しないように形成されたクッション材20を備える。
また、フック部18の内周面には、エラストマーからなるクッション材20であって、フック部18の内周面と略直交する方向に突出する複数の薄板状の突起部材20a,20b,20cが相互に接触しないように形成されたクッション材20が取り付けられているので、釣り竿14の出し入れが簡単であり、保持した釣り竿14が傷付くのを効果的に防止することができる。
この場合、例えば、釣り竿14が2ピースのルアーロッドの場合には、ロッドのティップセクションとバットセクションの先端側とを一緒に保持させることになるが、クッション材20の突起部材20a,20b,20cの形態を上述のようにすることで、フック部18に納めたロッドのティップセクションとバットセクションの先端側とが運転中の振動などによって暴れて傷付くのをより一層効果的に防止することができるようになる。
そして、このベース部16の係合突起16bの下端には、フック部18が一体的に連結されている。
そして、このフック部18の内周面にはクッション部材20が取り付けられる。
たとしても、釣り竿14が上記の出し入れ口から簡単に外へは飛び出せない。
また、フック部18の内周面には、エラストマーからなる所定形状のクッション材20が取り付けられているので、釣り竿14の出し入れが簡単であり、保持した釣り竿14が傷付くのを効果的に防止することができる。
さらに、係合突起16bのフック部18内側に対向する側面が、緩やかなR形状に凹設されているので、釣り竿14の細径部を、ベース部16とフック部18の側片部18b上端との間の隙間から、フック部18内部へと導き入れる際に、当該釣り竿14の細径側をスムーズに案内することができる。
Claims (2)
- 車室内中央乃至前側の天井部分に横架されたホルダーフレーム(12)に装着され、釣り竿(14)の細径側を吊持ちする車載用ロッドホルダーであって、
上面側に設けられた係合部(16a)を介して上記ホルダーフレーム(12)に固定されると共に、下面側には下方へ突出する係合突起(16b)が設けられたベース部(16)と、
略U字状に形成されて互いに対向する一対の側片部(18a,18b)の上端のうちの一方が上記ベース部(16)の係合突起(16b)の下端に連結され、その内周面で釣り竿(14)の細径側を保持するフック部(18)と、
そのフック部(18)の内周面に取り付けられたエラストマーからなるクッション材(20)であって、上記フック部(18)の内周面と略直交する方向に突出する複数の薄板状の突起部材(20a,20b,20c)が相互に接触しないように形成されたクッション材(20)とを具備する、
ことを特徴とする車載用ロッドホルダー。 - 請求項1の車載用ロッドホルダーにおいて、
前記クッション材(20)を構成する前記の突起部材(20a,20b,20c)のうち、前記フック部(18)の互いに対向する一対の側片部(18a,18b)の内周面に配設された突起部材(20a,20b)は、その突出長さが、下方に向けて漸減するように形成されると共に、上記フック部(18)における一対の側片部(18a,18b)の下端をつなぐ底片部(18c)の内周面に配設された突起部材(20c)は、その突出長さが、当該底片部(18c)の長手方向中央のものが最も長く、両サイドへ向かうほど漸減する山形に形成される、ことを特徴とする車載用ロッドホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019111137A JP7245510B2 (ja) | 2019-06-14 | 2019-06-14 | 車載用ロッドホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019111137A JP7245510B2 (ja) | 2019-06-14 | 2019-06-14 | 車載用ロッドホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020202758A JP2020202758A (ja) | 2020-12-24 |
JP7245510B2 true JP7245510B2 (ja) | 2023-03-24 |
Family
ID=73836729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019111137A Active JP7245510B2 (ja) | 2019-06-14 | 2019-06-14 | 車載用ロッドホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7245510B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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Citations (3)
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JPH0721447U (ja) * | 1993-08-04 | 1995-04-18 | 和博 野原 | ワンタッチ脱着できる車内釣りざおうけ |
JPH09183343A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Car Mate Mfg Co Ltd | 長尺物支持装置 |
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2019
- 2019-06-14 JP JP2019111137A patent/JP7245510B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018027751A (ja) | 2016-08-18 | 2018-02-22 | Piaa株式会社 | 車室内用キャリア |
Also Published As
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JP2020202758A (ja) | 2020-12-24 |
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