JP7245488B2 - キャップ - Google Patents
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Description
中栓は周囲が破断可能な弱化部で囲まれた離脱部を有し、
蓋が開栓方向へ回転された際の蓋の回転トルクが離脱部に伝えられ、この回転トルクにより弱化部が破断して、離脱部が中栓から離脱することによって、中栓に注出口が形成されるキャップであって、
蓋の外周にローレット加工領域とローレット非加工領域とが設けられ、
ローレット加工領域とローレット非加工領域とは蓋の回転方向において交互に位置し、
ローレット加工領域に複数の凹凸部が形成され、
凹凸部は、開栓方向に対向する一方の傾斜面と、閉栓方向に対向する他方の傾斜面とを有し、
一方の傾斜面は凹部の底を通る仮想の同心円から第1の角度で立ち上がり、
他方の傾斜面は上記仮想の同心円から第2の角度で立ち上がり、
第1の角度は第2の角度よりも大きく設定され、
ローレット非加工領域に、ローレット加工領域よりも平滑な平滑面が形成され、
平滑面と開栓方向において平滑面に隣接する凸部とのコーナー部は第1のアールで円弧状に形成され、
第1のアールは凹部の底に形成された円弧状の第2のアールよりも大きく設定されているものである。
また、指先を蓋の平滑面に押し付けて蓋の外周を複数本の指先で掴み、蓋を開栓方向に回す際、指先が平滑面から開栓方向において隣接する凸部に引っ掛かることにより、指先の滑り止め効果が十分に確保される。このように指先が平滑面から開栓方向において隣接する凸部に引っ掛かっても、平滑面と上記隣接する凸部とのコーナー部が円弧状に形成されているため、指先が痛くならない。
ローレット加工領域とローレット非加工領域とが外周壁と肩部とに設けられ、
凹凸部はローレット加工領域において外周壁から肩部に延設され、
平滑面はローレット非加工領域において外周壁から肩部に延設されているものである。
蓋の内部に第2の係合部が形成され、
蓋が開栓方向へ回転した際、第2の係合部が開栓方向において第1の係合部に係合するものである。
蓋は、内部に、内外二重に配設された筒状の内側および外側保持部を有し、
蓋が閉じた状態で、中栓の離脱部が蓋の内側保持部と外側保持部との間に保持され、
第1の係合部は第1の外周側係合部と第1の内周側係合部とを有し、
第1の外周側係合部は離脱部の外周に形成され、
第1の内周側係合部は離脱部の内周に形成され、
第2の係合部は第2の内周側係合部と第2の外周側係合部とを有し、
第2の内周側係合部は外側保持部の内周に形成され、
第2の外周側係合部は内側保持部の外周に形成され、
蓋が開栓方向へ回転した際、第2の内周側係合部が開栓方向において第1の外周側係合部に係合するとともに、第2の外周側係合部が開栓方向において第1の内周側係合部に係合するものである。
第1の実施の形態では、図1~図3に示すように、1はジュース等の飲み物を入れた紙製の箱形状の容器(液体用紙容器)である。容器1の上部にはキャップ2が設けられている。尚、キャップ2を装着するための取付孔3が容器1の上部に形成されている。
先述した第1の実施の形態では、図1,図6,図7に示すように、蓋7の外周壁27の外周および肩部28に、ローレット加工領域41とローレット非加工領域42とを設け、ローレット加工領域41に凹凸部45,46を形成し、ローレット非加工領域42に平滑面52を形成しているが、下記第2の実施の形態で示すように、肩部28にローレット加工領域41とローレット非加工領域42とを設けなくてもよい。
2 キャップ
6 中栓
7 蓋
13 弱化部
14 離脱部
21 第1の係合突起(第1の係合部)
21a 第1の外周側係合突起(第1の外周側係合部)
21b 第1の内周側係合突起(第1の内周側係合部)
26 蓋板
27 外周壁
28 肩部
29 内側保持筒(内側保持部)
30 外側保持筒(外側保持部)
37 第2の係合突起(第2の係合部)
37a 第2の内周側係合突起(第2の内周側係合部)
37b 第2の外周側係合突起(第2の外周側係合部)
41 ローレット加工領域
42 ローレット非加工領域
43 回転方向
45 凹部
46 凸部
52 平滑面
57 指先
O 開栓方向
R1 第1のアール
R2 第2のアール
W 平滑面の幅
Claims (5)
- 容器に取り付けられる中栓と、回転されることにより中栓に着脱自在なねじ式の蓋とを有し、
中栓は周囲が破断可能な弱化部で囲まれた離脱部を有し、
蓋が開栓方向へ回転された際の蓋の回転トルクが離脱部に伝えられ、この回転トルクにより弱化部が破断して、離脱部が中栓から離脱することによって、中栓に注出口が形成されるキャップであって、
蓋の外周にローレット加工領域とローレット非加工領域とが設けられ、
ローレット加工領域とローレット非加工領域とは蓋の回転方向において交互に位置し、
ローレット加工領域に複数の凹凸部が形成され、
凹凸部は、開栓方向に対向する一方の傾斜面と、閉栓方向に対向する他方の傾斜面とを有し、
一方の傾斜面は凹部の底を通る仮想の同心円から第1の角度で立ち上がり、
他方の傾斜面は上記仮想の同心円から第2の角度で立ち上がり、
第1の角度は第2の角度よりも大きく設定され、
ローレット非加工領域に、ローレット加工領域よりも平滑な平滑面が形成され、
平滑面と開栓方向において平滑面に隣接する凸部とのコーナー部は第1のアールで円弧状に形成され、
第1のアールは凹部の底に形成された円弧状の第2のアールよりも大きく設定されていることを特徴とするキャップ。 - 蓋は、蓋板と、蓋板の外周縁から垂下された筒状の外周壁と、蓋板と外周壁とのコーナー部に傾斜して形成された肩部とを有し、
ローレット加工領域とローレット非加工領域とが外周壁と肩部とに設けられ、
凹凸部はローレット加工領域において外周壁から肩部に延設され、
平滑面はローレット非加工領域において外周壁から肩部に延設されていることを特徴とする請求項1記載のキャップ。 - 平滑面は、蓋の回転方向において、指先が平滑面から隣接する凹凸部にはみ出る幅を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキャップ。
- 離脱部に第1の係合部が形成され、
蓋の内部に第2の係合部が形成され、
蓋が開栓方向へ回転した際、第2の係合部が開栓方向において第1の係合部に係合することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のキャップ。 - 離脱部は筒状であり、
蓋は、内部に、内外二重に配設された筒状の内側および外側保持部を有し、
蓋が閉じた状態で、中栓の離脱部が蓋の内側保持部と外側保持部との間に保持され、
第1の係合部は第1の外周側係合部と第1の内周側係合部とを有し、
第1の外周側係合部は離脱部の外周に形成され、
第1の内周側係合部は離脱部の内周に形成され、
第2の係合部は第2の内周側係合部と第2の外周側係合部とを有し、
第2の内周側係合部は外側保持部の内周に形成され、
第2の外周側係合部は内側保持部の外周に形成され、
蓋が開栓方向へ回転した際、第2の内周側係合部が開栓方向において第1の外周側係合部に係合するとともに、第2の外周側係合部が開栓方向において第1の内周側係合部に係合することを特徴とする請求項4に記載のキャップ。
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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- 2018-03-26 JP JP2018057353A patent/JP7245488B2/ja active Active
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