JP7244911B2 - 光モジュール - Google Patents
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Description
このような光通信用送受信モジュールにおいて、ファイバスタブの先端にゴミや汚れなどの異物が付着すると、光伝送品質に大きな影響を与える。
特許文献1の光レセプタクルは、シェルを取り外すことができるので、シェルと、そのなかに配置されたスリーブとを取り外すことにより、ファイバスタブの先端を露出させることができ、これにより、ファイバスタブの先端を清掃して異物を除去することができる。
また、このようにファイバスタブの先端を露出させることができない場合は、例えば特許文献2に記載された清掃具を使用して、ファイバスタブの先端を清掃してもよい。
また、特許文献1に記載されたスリーブは、前記光レセプタクルに接続される光コネクタのフェルールを前記ファイバスタブと位置合わせするためのものである。前記スリーブの内側に異物が付着すると、前記フェルールを正しく位置合わせできなくなり、挿入損失が大きくなるため、前記スリーブの内側も清掃する必要がある。しかし、前記スリーブを清掃する場合にも、前記ファイバスタブを清掃する場合と同様の課題がある。
本発明は、一般消費者などがファイバスタブなどの導光部材やスリーブなどの整列部材を現場で清掃する必要をなくすことを目的とする。
前記係合部は、中心軸が前記導光部材の中心軸と一致している円筒状凸部を有してもよい。前記本体組立体は、中心軸が前記光素子の光軸と一致し、前記円筒状凸部と係合する円筒状凹部を有してもよい。
前記導光部材は、前記円筒状凸部の先端から突出してもよい。前記本体組立体は、更に、前記円筒状凹部の底面から更に凹設され、前記導光部材と係合する係合凹部を有してもよい。
前記係止部は、前記導光部材の中心軸に対して略垂直な平板状のレセプタクル翼部を有してもよい。前記レセプタクル翼部は、前記中心軸を中心とする円弧状に湾曲した係合溝を有してもよい。前記本体組立体は、更に、前記光素子の光軸に対して略垂直な平板状であり、前記レセプタクル翼部に当接する本体翼部を有してもよい。前記本体組立体は、更に、前記本体翼部から前記光軸と略平行な方向へ向けて突出し、前記係合溝と係合して前記レセプタクル翼部が軸方向に移動するのを阻止する係合凸部を有してもよい。
前記本体組立体は、更に、前記中心軸に対して前記係合凸部と略対称に配置された第二の係合凸部を有してもよい。
前記本体翼部は、貫通穴を有してもよい。前記係合凸部は、前記貫通穴を貫通し、前記本体組立体を固定するための止めねじによって構成されていてもよい。
円筒状凹部に円筒状凸部が係合すれば、前記導光部材の中心軸を前記光素子の光軸に容易に一致させることができる。円筒状凸部の先端から突出した導光部材に係合凹部が係合すれば、前記導光部材の中心軸を前記光素子の光軸に更に容易に一致させることができる。
係合溝に係合凸部が係合すれば、前記レセプタクル組立体を容易に着脱自在に係止できる。中心軸に対して対称に係合凸部を設ければ、前記レセプタクル組立体が安定して固定される。
止めねじを係合凸部として利用すれば、製造コストを抑えることができる。
前記収容部21には、内部に光素子26が設けられている。前記光素子26は、例えば、電気信号を光に変換して所定の光軸に沿った方向へ放射する発光素子や、所定の光軸に沿った方向から入射した光を電気信号に変換する受光素子である。前記収容部21は、例えば前記光軸を中心とする円筒状である。
前記係合凸部23a,23bは、前記光軸に対して対称に配置されている。前記係合凸部23a,23bは、それぞれ、円柱部231と、円板部232とを有する。前記円柱部231は、例えば前記光軸と平行な軸を中心とする円柱状であり、前記本体翼部22に対して、前記収容部21とは反対側に突出している。前記円板部232は、例えば前記光軸と平行な軸を中心とする円板状であり、前記円柱部231の先端に位置し、前記円柱部231よりも径が大きい。
なお、係合凸部は、二つに限らず、一つだけであってもよいし、三つ以上であってもよい。
前記円筒状凹部24は、例えば前記光軸を中心とする円筒状である。
前記係合凹部25は、例えば前記光軸を中心とする円筒状であり、前記円筒状凹部24よりも径が小さい。
前記光素子26は、光軸が前記円筒状凹部24及び前記係合凹部25の中心軸に一致するよう、あらかじめ精密に位置決めされ前記収容部21に固定されている。
前記接続部31は、接続される光コネクタの形状に対応する形状を有し、前記光コネクタと係合して所定の位置に保持する。
前記導光部材36は、外径が前記係合凹部25の内径よりわずかに小さく、前記係合凹部25と係合することにより、前記中心軸が前記光軸に一致する。また、前記導光部材36が前記円筒状凸部34から突出した長さは、前記係合凹部25の深さとほぼ等しい。
前記整列部材35は、例えば円筒状であり、内径が前記導光部材36の外径とほぼ等しく、前記導光部材36と嵌合して固定されている。また、前記整列部材35の内径は、前記光モジュールに接続される光コネクタのフェルールの外径ともほぼ等しい。
前記円筒状凸部34は、例えば前記中心軸を中心とする円筒状であり、先端に前記フランジ部37と係合する凹部を有する。前記凹部に前記フランジ部37が嵌合することにより、前記導光部材36は、前記円筒状凸部34に対して固定される。
前記円筒状凸部34は、外径が前記円筒状凹部24の内径よりわずかに小さく、前記円筒状凹部24に係合する。これにより、前記レセプタクル組立体13は、前記中心軸が前記光軸に一致した状態を保ちつつ、前記中心軸を中心として回転させることができる。
前記レセプタクル翼部32は、前記中心軸を中心とする円弧状の係合溝321a,321bを有する。前記係合溝321a,321bの幅は、前記係合凸部23a,23bの前記円柱部231の径とほぼ等しく、前記円板部232の径より小さい。前記中心軸を中心として前記レセプタクル組立体13を回転させることにより、前記係合溝321a,321bを前記係合凸部23a,23bに係合させることができ、これにより、前記レセプタクル組立体13が軸方向に移動しないようにすることができる。
前記レセプタクル翼部32が前記本体翼部22に当接する位置まで挿入したら、前記中心軸を中心として前記レセプタクル組立体13を回転し、図7及び8に示すように、前記係合溝321a,321bを前記係合凸部23a,23bに係合させる。
前記導光部材36の先端は、前記円筒状凸部34に対して所定の位置に固定されているので、前記レセプタクル組立体13を前記本体組立体12に取り付けると、前記光素子に対して、あらかじめ定められた損失が最も小さくなる位置に配置される。
前記光コネクタのフェルールは、軸方向に付勢されているので、前記フェルールの先端が前記導光部材36に当接して、小さい損失で光結合する。前記導光部材36と前記光素子26との間も、小さい損失で光結合されているので、全体として挿入損失が小さくなる。
しかし、一般の消費者が清掃をすると、必ずしもきれいに清掃できるとは限らず、事態を悪化させる可能性がある。
交換した古いレセプタクル組立体13を、製造者など専門の作業員のいるところへ送付し、専門の作業員が導光部材36や整列部材35を清掃することによりリサイクルしてもよい。
また、専門の作業員が作業する場合であっても、現場で清掃するよりも設備が整った場所で清掃するほうが、作業効率が高く、確実に清掃できる。したがって、導光部材36をその場で清掃するのではなく、一般の消費者が作業する場合と同様、新しいものと交換してもよい。
そこで、何らかの理由で前記光モジュール10に光コネクタをしばらく接続しない場合は、前記本体組立体12から前記レセプタクル組立体13を取り外し、異物が付着しないよう保管しておいてもよい。そして、光コネクタを前記光モジュール10に接続する必要が生じたときに、保管しておいた前記レセプタクル組立体13を取り出して前記本体組立体12に取り付ける。これにより、前記導光部材36や前記整列部材35に異物が付着するのを防ぐことができ、前記導光部材36や前記整列部材35を清掃する必要がなくなる。
なお、前記本体組立体12から前記レセプタクル組立体13を取り外しておくと、今度は、前記本体組立体12のなかに埃などの異物が付着する可能性がある。そこで、前記レセプタクル組立体13の代わりに、ダミーのレセプタクル組立体などの蓋を前記本体組立体12に取り付けて、前記本体組立体12のなかに異物が付着するのを防いでもよい。
前記止めねじ28a,28bは、それぞれ、先端に雄ねじが切られた円柱部281と、前記円柱部281の反対側の先端に設けられた円板部282と、前記円柱部281の中間に設けられた円板部283とを有する。
前記円柱部281のうち前記円板部282と前記円板部283との間の部分は、前記円柱部231に対応し、前記円板部282は、前記円板部232に対応する。前記円板部283は、前記円板部282と前記本体翼部22との間の距離を一定に保つために設けられている。
前記本体翼部22には、前記止めねじ28a,28bが挿通される貫通穴221a,221bが設けられている。また、前記貫通穴221a,221bの周りには、前記円板部283と係合する凹部が設けられている。
Claims (6)
- 光素子を有する本体組立体と、
光コネクタが接続されるレセプタクル組立体と
を備え、
前記レセプタクル組立体は、
円柱状の導光部材と、
前記光コネクタのフェルールと係合することにより、前記フェルールの中心軸を前記導光部材の中心軸に対して位置合わせする整列部材と、
前記本体組立体と係合することにより、前記導光部材の中心軸を前記光素子の光軸に対して位置合わせする係合部と、
前記レセプタクル組立体を前記本体組立体に着脱自在に係止する係止部と
を有し、
前記係合部は、
中心軸が前記導光部材の中心軸と一致している円筒状凸部を有し、
前記導光部材は、前記円筒状凸部の先端から突出し、
前記本体組立体は、
中心軸が前記光素子の光軸と一致し、前記円筒状凸部と係合する円筒状凹部と、
前記円筒状凹部の底面から更に凹設され、前記導光部材と係合する係合凹部と
を有する、光モジュール。 - 光素子を有する本体組立体と、
光コネクタが接続されるレセプタクル組立体と
を備え、
前記レセプタクル組立体は、
円柱状の導光部材と、
前記光コネクタのフェルールと係合することにより、前記フェルールの中心軸を前記導光部材の中心軸に対して位置合わせする整列部材と、
前記本体組立体と係合することにより、前記導光部材の中心軸を前記光素子の光軸に対して位置合わせする係合部と、
前記レセプタクル組立体を前記本体組立体に着脱自在に係止する係止部と
を有し、
前記係止部は、
前記導光部材の中心軸に対して略垂直な平板状のレセプタクル翼部を有し、
前記レセプタクル翼部は、
前記中心軸を中心とする円弧状に湾曲した係合溝を有し、
前記本体組立体は、更に、
前記光素子の光軸に対して略垂直な平板状であり、前記レセプタクル翼部に当接する本体翼部と、
前記本体翼部から前記光軸と略平行な方向へ向けて突出し、前記係合溝と係合して前記レセプタクル翼部が軸方向に移動するのを阻止する係合凸部と
を有する、光モジュール。 - 前記係合部は、
中心軸が前記導光部材の中心軸と一致している円筒状凸部を有し、
前記本体組立体は、
中心軸が前記光素子の光軸と一致し、前記円筒状凸部と係合する円筒状凹部を有する、請求項2の光モジュール。 - 前記導光部材は、前記円筒状凸部の先端から突出し、
前記本体組立体は、更に、
前記円筒状凹部の底面から更に凹設され、前記導光部材と係合する係合凹部を有する、請求項3の光モジュール。 - 前記本体組立体は、更に、
前記中心軸に対して前記係合凸部と略対称に配置された第二の係合凸部を有する、
請求項2乃至4いずれかの光モジュール。 - 前記本体翼部は、貫通穴を有し、
前記係合凸部は、
前記貫通穴を貫通し、前記本体組立体を固定するための止めねじによって構成されている、
請求項2乃至5いずれかの光モジュール。
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