JP7243463B2 - 運転支援制御装置、運転支援制御方法、運転支援制御プログラム - Google Patents

運転支援制御装置、運転支援制御方法、運転支援制御プログラム Download PDF

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本発明は、例えば、駐車場等における駐停車スペースの確保のための運転を支援する運転支援制御装置、運転支援制御方法、運転支援制御プログラムに関する。
ショッピングセンターやレジャー施設等において、車両は駐車場内を徐行しながら、運転者の目視による判断、或いは、自動運転であれば自動運転のスペース検索制御による判断で、駐停車可能なスペースを探すことになる。
なお、これから駐停車する車両に対しては、駐車場側のサービスとして、駐車場の入口に、「満車」又は「空車」の案内報知を行ったり、立体駐車情報の場合には、各階の混雑状況を報知することはなされている。
このような案内報知は、車両の出入りによって刻一刻と変化する駐車スペースの変化に対応することは困難であり、結局は、車両(運転者)個々の判断に委ねられることになる。
特許文献1には、駐車場において、車両が駐車スペースを探している際に、空き駐車スペースが生じた場合に、そこへ迅速に案内する駐車案内ナビゲーションシステムが記載されている。
特許文献1では、駐車場内において、発車しようとする駐車車両の車両用ナビゲーション装置、又は発車しようとする駐車車両を検知する駐車場に設けられた駐車スペース情報提供装置により、駐車車両が発車するという情報及びその車両(又は駐車スペース)の位置情報を、駐車スペースを探して駐車場内を巡回中の車両へ送信する構成となっており、駐車場内で駐車スペースを探して巡回中の車両の車両用ナビゲーション装置は、車両が発車する情報と、その位置情報を受信して、空く駐車場スペースの案内を行う。
特開2006-209439号公報
しかしながら、特許文献1等の従来技術では、駐車場内の様子を常に監視する監視システムを構築しなければならない。また、的確に特定の車両に対して、駐車スペースの位置情報等を送信するためには、駐車場内を巡回している各車両の位置情報も認識する必要がある。
この結果、車両には、当該監視システムの監視下に置かれた(登録された)車両用ナビゲーションシステムが必須となる。
言い換えれば、車両の種類として、運転者が手動で運転する一般車両、及び、人工知能等を有する自動運転車両、或いは、車両に搭載され顧客サービスセンター等との通信が可能なコンテンツが搭載されたコネクティッドカー等、異なる機能が装備された車両が混在している場合に、駐車スペース情報等を公平に提供することができない場合がある。
本発明は、異なる機能が装備された車両が混在している場合であっても、公平に駐停車位置を提供することができる運転支援制御装置、運転支援制御方法、運転支援制御プログラムを得ることが目的である。
本発明に係る運転支援制御装置は、複数の駐停車位置が設けられた運転支援領域において、前記運転支援領域内の特定駐停車位置から発進車両が発進する場合に、前記特定駐停車位置に接近する接近車両の動向に基づいて、前記発進車両の発進を支援する運転支援制御装置であって、前記接近車両が、前記運転支援領域内に設けられた前記複数の駐停車位置の何れかへ駐停車する確度を予測する予測部と、前記予測部で予測した確度に基づいて、前記接近車両が駐停車位置へ駐停車する可能性がある高確度車両かを判定する判定部と、前記判定部において、前記接近車両が駐停車位置へ駐停車する可能性が有る高確度車両と判定された場合に、前記発進車両に対して、予め定めた挙動による発進を支援する支援部と、を有している。
本発明において、前記予測部が、前記接近車両に乗車している乗員の視線を含む乗員挙動情報に基づいて駐停車する確度を予測する。
本発明において、前記予測部が、前記接近車両の速度及び速度変化を含む動作情報に基づいて駐停車する確度を予測する。
本発明において、前記予測部が、前記接近車両に乗車している乗員から発声される車内の会話情報に基づいて駐停車する確度を予測する。
本発明において、前記予測部が、接近車両から発信される走行ルート計画情報又は駐停車要求情報に基づいて駐停車する確度を予測する。
本発明において、前記支援部が支援する予め定めた挙動が、発進車両の灯火類の点灯制御、又は前記接近車両の乗員から発進動作が認識可能な必要最小限の発進動作である。
本発明に係る運転支援制御方法は、複数の駐停車位置が設けられた運転支援領域において、前記運転支援領域内の特定駐停車位置から発進車両が発進する場合に、前記特定駐停車位置に接近する接近車両の動向に基づいて、前記発進車両の発進を支援する運転支援制御装置による運転支援制御方法であって、前記運転支援制御装置が、前記接近車両が、前記運転支援領域内に設けられた前記複数の駐停車位置の何れかへ駐停車する確度を予測し、予測した確度に基づいて、前記接近車両が駐停車位置へ駐停車する可能性がある高確度車両かを判定し、前記接近車両が駐停車位置へ駐停車する可能性が有る高確度車両と判定された場合に、前記発進車両に対して、予め定めた挙動による発進を支援する、ことを特徴としている。
本発明に係る運転支援制御プログラムは、コンピュータを、上記の運転支援制御装置の各部として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、異なる機能が装備された車両が混在している場合であっても、公平に駐停車位置を提供することができる。
また、上記効果に加え、発進車両が適切な時期に発進の挙動を実行することで、駐停車する可能性がある確度が高い接近車両は、速やかに駐車可能な場所を見つけることができる。一方、発進車両の不適切な時期の挙動が無くなることで、駐停車する可能性がある確度が低い接近車両が減速するといった、走行の妨げを抑制することができる。
第1の実施の形態に係る車両14に搭載された車両誘導支援制御が実行可能な環境としての駐車場の平面図である。 駐車場の駐車領域に駐車され、かつ、これから発進しようとする車両が備える車両誘導支援制御装置としての発進車両制御実行部の機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る車両が備える車両誘導支援制御装置としての発進車両制御実行部で実行される誘導支援の流れを示す制御フローチャートである。 図3のステップ104における駐車確度算出処理サーブルーチンを示す制御フローチャートである。 第2の実施の形態に係る車両運転支援制御装置の機能ブロック図である。 図5に示すインフラ制御実行部、発進車両制御実行部、接近車両制御実行部、及び、周辺車両制御実行部を構成する機能及びデバイスをブロック化して示した制御ブロック図である。 第2の実施の形態に係り、接近車両制御実行部で実行される誘導支援の流れを示す制御フローチャートである。 図7のステップ150における駐停車位置の決定処理の詳細の流れを示す制御フローチャートである。 第2の実施の形態に係り、周辺車両制御実行部で実行される誘導支援の流れを示す制御フローチャートである。 第2の実施の形態に係り、インフラ制御実行部で実行される誘導支援の流れを示す制御フローチャートである。 変形例1に係り、図1に示す駐車場に代えて、ロータリー式の駐停車領域を示す平面図である。 変形例2に係り、図1に示す駐車場に代えて、乗降場(主として乗降を目的とする停車場)を示す平面図である。 変形例3に係り、図1に示す駐車場に代えて、縦列駐車場を示す平面図である。 変形例4に係り、図1に示す駐車場に代えて、ロータリー式の駐停車領域を示す平面図である。 変形例5に係り、図1に示す駐車場において、走行路に停車して、駐車領域の空きを待っている高確度車両が存在する場合の発進車両の運転支援を説明する平面図である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る車両14に搭載された車両誘導支援制御が実行可能な環境としての駐車場12の平面図が示されている。なお、第1の実施の形態の車両誘導支援制御では、駐車に加え、車両14を一時的に停車させる停車場(一例として、駅をロータリー等)でも適用可能であるため、厳密には駐停車が対象となるが、以下では、駐車場12における駐車を例にとり説明する。
駐車場12は、入庫ゲート12A及び出庫ゲート12Bを備え、駐車場12内には、車両14が走行する走行路16、及び境界線18によって仕切られた複数の駐車領域18A(一部のみ指し示す)が設けられている。
なお、図1に示す駐車場12の外形は矩形であるが、駐車場12の外形や内部のレイアウト(走行路16の幅寸法、及び駐車領域18Aの数等)については、特に限定されるものではない。
第1の実施の形態の駐車場12には、駐車場12内の車両14の状況を監視するためのカメラ20が設けられている。
カメラ20には、駐車場12内の車両14の走行履歴を取得する機能を有している。
カメラ20は、駐車場12内の走行路16や駐車領域18Aを撮影する情報検出デバイスであり、撮影は動画であってもよいし、一定時間毎に静止画を撮影するようにしてもよい。
例えば、図1の駐車場12では、3台のカメラ20が設置され、全ての走行路16及び駐車領域18Aが、何れかのカメラ20の撮影範囲(監視対象)とされている。
なお、駐車場12を監視するデバイスとしては、カメラ20以外に、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)、及びミリ波レーダ等が適用可能である。
LIDARは、例えば、赤外線のレーザ光をパルス状に照射して、物体(ここでは、駐車場12内の車両14)に反射されて返ってくるまでの時間から距離を計測する情報検出デバイスである。
ミリ波レーダは、非常に波長の短い電波を照射し、物体(ここでは、駐車場12内の車両14)に反射されて返ってくる電波を検出し、距離、方向を検出する情報検出デバイスである。
なお、以下において、カメラ20、LIDAR、及びミリ波を総称する場合に、インフラという場合がある。インフラとして適用可能な情報検出デバイスは、上記カメラ20、LIDAR、及びミリ波レーダに限定されるものではない。
(車両14の分類)
第1の実施の形態において、駐車場12を利用する車両14は、以下の状況下の何れかに置かれることになる。
(状況1) 駐車場12内の走行路16を移動している車両(以下、車両14Xという)
(状況2) 駐車場12内の駐車領域18Aに駐車している車両(以下、車両14Yという)
車両14Xにおいては、例えば、カメラ20による撮影情報による走行履歴によって、駐車領域を探すために移動している確率(駐車確度)が予め定めたしきい値よりも高い高確度車両14XAと、駐車確度が予め定めたしきい値よりも低く出庫しようとして移動している低確度車両14XBとに区別することができる。
すなわち、例えば、走行履歴の起点が駐車場12の入口である場合は高確度車両14XAに分類され、走行履歴の起点が駐車場12内の駐車領域18Aである場合は低確度車両14XBに分類される。
また、車両14Yにおいては、直ちに駐車領域18Aから出て出庫しようとする発進車両14YAと、駐車領域18Aへの駐車を継続する周辺車両14YBとに分類される。
以下の表1に、車両14の種別の一覧表を示す。
Figure 0007243463000001
ここで、第1の実施の形態は、発進車両14YAを制御対象主体として捉え、当該発進車両14YAに対して、発進タイミングを支援することが特徴である。
この発進タイミング支援において、同一の駐車領域18Aに駐車しようとする高確度車両14XAを特定することが必須となる。
そこで、第1の実施の形態では、駐車場12内に存在する車両14から、高確度車両14XAを認識し、かつ、発進車両14YAとの距離に基づいて、発進車両14YAへの発進タイミングの指示を行う一連の車両誘導支援制御ロジックを確立した。
ところで、車両14は、駐車場12内において、車両14X(高確度車両14XA及び低確度車両14XB)になり得る場合もあるし、或いは、車両14Y(発進車両14YA及び周辺車両14YB)になり得る場合もある。
このため、車両14は、車両14Xとしての機能、及び車両14Yとして機能の全てを備える、所謂オールマイティな車両(例えば、図5示す万能車両14XY)であることが好ましい。
言い換えれば、図5に示される如く、自動運転機能を搭載し、車両14Xとしての機能し、かつ車両14Yとして機能する万能車両14XYであれば、相互に自車両の状況を送受信し合うことで、運転誘導支援が可能である(詳細は、第2の実施の形態として説明)。
しかし、現状では、自動運転機能を搭載した車両、非自動運転の車両、並びに、通信機能を搭載した車両(コネクティッドカー)、通信機能を搭載しない車両等、機能の異なる車両14が混在する状況となっている。
そこで、第1の実施の形態では、現状の状況(機能の異なる車両14が混在する状況)下においても、車両14に対して、必要最小限の機能(発進車両14YAとしての機能)を付与することで、本発明の車両誘導支援制御を実現した。
(発進車両14YAとしての機能)
図2は、駐車場12の駐車領域18A(図1参照)に駐車され、かつ、これから発進しようとする車両14(発進車両14YA)が備える車両誘導支援制御装置としての発進車両制御実行部22の機能ブロックである。図2の各ブロックは、機能別に分類したものであり、発進車両制御実行部22のハード構成を限定するものではない。
発進車両制御実行部22は、周辺監視部24、駐停車可能性算出部26、及び車両制御部28を備える。
駐停車可能性算出部26は、自車が駐車している駐車領域18A(図1参照)に接近してくる車両14Xを対象として、接近車両情報を取得する。接近車両情報としては、幾つかの種類がある。一例として、図2では、車両挙動情報24A、経路履歴情報24B、乗員挙動情報24C、会話内容情報24D、停車予定位置情報24E、目的地入力情報24F、駐停車要求情報24Gを列挙しているが、これらの一部の情報、又はこれら以外の情報を含むものとする。
車両挙動情報24Aの発信源は、自車(発進車両14YA)が備える周辺監視部24、駐車場12に設置されたインフラ、及び発進車両14YAに接近してくる車両14Xからの発信情報が挙げられる。
言い換えれば、駐停車可能性算出部26で駐停車の可能性が算出される前の時点では、発進車両14YAに接近してくる車両14Xは、高確度車両14XAであるのか、低確度車両14XBであるのかが不明である。
さらには、車両14Xが有する機能も不明である(自動運転か否か、コネクティッドカーか否か、ナビゲーションシステムにより駐車の意思情報を発信しているのか否か等)。
発進車両14YAに接近してくる車両14Xの種類を判別するためには、少なくとも、車両挙動情報26A、経路履歴情報26B、及び乗員挙動情報26Cがあればよい。なお接近車両情報の種類や情報量が増えることで、高確度車両14XAであるのか、低確度車両14XBであるのかの判別の精度を挙げることができる。
車両挙動情報24Aは、自車が備える周辺監視部24からの監視情報、駐車場12に設置されたカメラ20の撮影に基づく走行履歴情報、及び接近車両14からの発信情報の何れかからの発信も受信可能となっている。
自車(発進車両14YA)が備える周辺監視部24は、カメラ24A、LIDAR24B、及びミリ波24Cの少なくとも1つを備えており、車両挙動情報26A、経路履歴情報26B、及び乗員挙動情報26Cを取得可能である。言い換えれば、必要最小限の接近車両情報を得ることができる。
インフラは、図1に示すように、駐車場12に設置されたカメラ20で撮影した画像情報であり、車両挙動情報26A及び経路履歴情報26Bを取得可能である。
発進車両14YAに接近してくる車両14Xからの情報(接近車両からの情報)は、当該車両14Xの機能の種類に依存する。
例えば、発進車両14YAに接近してくる車両14Xが自動運転車両であれば、全ての接近車両情報を取得可能である。
発進車両14YAに接近してくる車両14Xがコネクティッドカーであれば、乗員挙動情報26C及び会話内容情報26Dを取得可能である。例えば、コネクティッドカーがナビゲーション搭載車両であれば、経路履歴情報26B、停車予定位置情報26E、及び乗員目的地入力情報26Fが取得可能である。なお、各機能種による情報の取得例は、一例であり、これに限られるものではない。
駐停車可能性算出部26では、取得した接近車両情報を解析して、発進車両14YAに接近してくる車両14Xが高確度車両14XAであるか、低確度車両14XBであるかを判別し、当該判別した情報(高確度車両14XA又は低確度車両14XBの判別情報)を車両制御部28へ送出する。
車両制御部28は、発進車両14YAが有する車両本来としての機能を制御するものであり、制御対象としては、スロットル28A、ブレーキ28B、ステアリング28C、及び灯火類28Dが挙げられる。
車両制御部28では、発進車両14YAに接近してくる車両14Xが高確度車両14XAである情報を受け付けた場合には、高確度車両14XAとの間合い(距離や走行速度等)を見極めて、制御対象を制御して、発進車両14YAが駐車領域18Aから出るための動作を指示する。
この動作は、所謂頭出し動作であり、発進挙動である。言い換えれば、高確度車両14XAに対して、今から駐車領域18Aを出る旨の合図動作ということができる。なお、頭出し動作の距離は、高確度車両14XAの走行速度や距離によって変動するものであり、数値として限定されるものではない。
これにより、高確度車両14XAから言えば、例えば、発進車両14YAの挙動を確認すること(乗員の目視又はカメラによる監視)によって減速し、駐車領域18Aの手前で発進車両14YAが駐車領域18Aを出るのを待つことができる。
一方、発進車両14YAでは、高確度車両14XAが減速し、待機していることを確認した時点で、駐車領域18Aから出る動作を行うことになる。
図1に示した制御対象は、自動運転車両を考慮したものである。
例えば、発進車両14YAが、乗員(運転者)の意思によって運転が制御される一般車両の場合は、車両制御部28では、灯火類28Dを制御する。すなわち、灯火類28Dの内、インストルメントパネル等に設けられたモニタの表示を制御し、発進時期を促すようにしてもよい。また、音声ガイダンスによって、発進時期を報知するようにしてもよい。何れにしても、運転者が意思で、発進車両14YAを動かすことになるため、その反応時間等も考慮することが好ましい。
以下に、本実施の形態の作用を、図3及び図4のフローチャートに従い説明する。
図3は、第1の実施の形態に係る車両14(発進車両14YA)が備える車両誘導支援制御装置としての発進車両制御実行部22で実行される誘導支援の流れを示す制御フローチャートである。図3の制御対象の発進車両14YAは自動運転車両であることを前提としている。
ステップ100では、駐車領域18Aに駐車している状態から発進する動作モードであるか否かを判断する。このステップ100で肯定判定されると、発進車両14YAとなり、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、発進車両14YAに接近してくる車両14Xが存在するか否かを判断する。このステップ102で否定判定された場合は、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、発進する意思を外部の受信デバイスに伝えるための発進情報を送信し、次いで、ステップ128へ移行して、自動運転に基づく発進動作制御を実行し、このルーチンは終了する。
また、ステップ102で肯定判定された場合は、ステップ104へ移行して、発進車両14YAに接近してくる車両14が、高確度車両14XAであるのか、低確度車両14XBであるのかを見極めるべく、駐車確度算出処理(図4を用いて後述)を行い、ステップ106へ移行する。
ステップ106では、ステップ104で算出した駐車確度がしきい値以上か否かを判断する。
このステップ106で肯定判定されると、駐車領域18Aを探すために移動している高確度車両14XAであると判断し、ステップ108へ移行する。
ステップ108では、自車(発進車両14YA)以外から発進情報を受信したか否かを判断する。このステップ108で肯定判定されると、ステップ110へ移行して、送信元の車両が自車(発進車両14YA)と接近してくる車両14Xとの間に存在するか否かを判断する。このステップ110で肯定判定されると、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、発進する意思を外部の受信デバイスに伝えるための発進情報を送信し、次いで、ステップ128へ移行して、自動運転に基づく発進動作制御を実行し、このルーチンは終了する。
また、ステップ108で否定判定、又はステップ110で否定判定された場合は、ステップ112へ移行する。
ステップ112では、発進車両14YAに接近してくる高確度車両14XAを認識するよりも早い時期から駐車領域18Aを探している高確度車両14XA(先行車両)が存在するか否かを判断する。このステップ112で肯定判定された場合は、先行車両に駐車領域18Aを譲るべく、ステップ114へ移行して、駐車領域18Aでの駐停車状態を継続して、後行の高確度車両14XAの通過を待ち、ステップ102へ戻る。
一方、ステップ106で否定判定された場合は、出庫しようとして移動している低確度車両14XBであると判断し、ステップ114へ移行する。ステップ114では、発進車両14YAは駐車状態を継続して低確度車両14YBの通過を待ち、ステップ102へ戻る。
また、ステップ112で否定判定された場合は、ステップ116へ移行する。ステップ116では、発進車両14YAに接近してくる高確度車両14XAに駐車領域18Aを譲るべく、発進の挙動を実行する(頭出し動作)。
次のステップ118では、この頭出し動作によって、発進車両14YAに接近してくる高確度車両14XAが、予め定めたしきい値以上で減速したか否かを判断する。
このステップ118で肯定判定された場合は、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、発進する意思を外部の受信デバイスに伝えるための発進情報を送信し、次いで、ステップ128へ移行して、自動運転に基づく発進動作制御を実行し、このルーチンは終了する。この結果、高確度車両14XAは、空いた駐車領域18Aに駐車することができる。
また、ステップ118で否定判定された場合は、ステップ120へ移行して、発進の挙動を中止し、次いで、ステップ122へ移行して、発進車両14YAに接近してくる高確度車両14XAが停車したか否かを判断する。
このステップ122で否定判定された場合は、ステップ124へ移行して、発進車両14YAに接近してくる高確度車両14XAが通過したか否かを判断する。
このステップ124で否定判定された場合は、ステップ118へ戻り、上記工程を繰り返す。また、ステップ124で肯定判定された場合は、ステップ102へ戻る。
一方、ステップ122で肯定判定された場合は、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、発進する意思を外部の受信デバイスに伝えるための発進情報を送信し、次いで、ステップ128へ移行して、自動運転に基づく発進動作制御を実行し、このルーチンは終了する。この結果、高確度車両14XAは、空いた駐車領域18Aに駐車することができる。
図4は、図3のステップ104における駐車確度算出処理サーブルーチンを示す制御フローチャートである。
ステップ130では、発進車両に接近してくる車両14X(接近車両)と通信が可能か否かを判断する。
このステップ130で肯定判定された場合は、ステップ132へ移行して接近車両と発進車両14YAとの間で車車間通信を行い接近車両情報を取得し、ステップ134へ移行する。また、ステップ130で否定判定された場合は、ステップ134へ移行する。
ステップ134では、インフラとの通信(第1の実施の形態では、カメラ20の撮影に基づく走行履歴情報の取得)が可能か否かを判断する。
このステップ134で肯定判定された場合は、ステップ136へ移行してインフラと発進車両14YAとの間で路車間通信を行い接近車両情報を取得し、ステップ138へ移行する。また、ステップ134で否定判定された場合は、ステップ138へ移行する。
ステップ138では、例えば、駐車場12に、当該駐車場12内の車両14に関する接近車両情報を集約するセンターが存在するか否かを判断する。
このステップ138で肯定判定された場合は、ステップ140へ移行して自車(発進車両14YA)の周辺(予め定めた半径寸法以内の領域)に存在する車両14の接近車両情報を取得し、ステップ142へ移行する。また、ステップ138で否定判定された場合は、ステップ142へ移行する。なお、図4のフローチャートでは、ステップ130、ステップ134、及びステップ138の何れでも否定判定する処理の流れが存在するが、実際には、少なくとも車車間通信の一環として、発進車両14YAが備える周辺監視部24(図2参照)によって、接近してくる車両14Xに必要最小限の車両接近情報を取得することができる。
ステップ142では、取得した接近車両情報を解析し、次いで、ステップ144へ移行して、発進車両14YAに接近してくる車両14Xの駐車確度を算出し、このルーチンは終了する。
(第2の実施の形態)
以下に本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付し構成の説明を省略する。なお、第2の実施の形態では、図1に示す駐車場12での車両運転支援制御として説明する。
第2の実施の形態の特徴は、全ての車両14が、表1に示した種別の車両(高確度車両14XA、低確度車両14XB、発進車両14YA、周辺車両14YBになり得る機能を搭載した万能車両14XYを用いた車両誘導支援制御である。
図5に示される如く、万能車両14XYは、車両運転支援制御装置30を備えている。なお、図5に示す車両運転支援制御装置30の各ブロックは、機能別に分類したものであり、車両運転支援制御装置30のハードウェア構成を限定するものではない。
車両運転支援制御装置30は、ステータス認識部32を備えており、運転履歴情報に基づいて、当該車両14XYの位置付けが実行される。ステータス認識部32では、この位置付けにより、現在の万能車両14XYが、何れの種別の車両(高確度車両14XA、低確度車両14XB、発進車両14YA、周辺車両14YB)であるのかが認識される。
ステータス認識部32は、実行制御機能選択部34に接続されている。実行制御機能選択部34には、発進車両制御実行部22、接近車両制御実行部36、周辺車両制御実行部38が接続されている。
実行制御機能選択部34では、ステータス認識部32から受信した車両の種別認識情報に基づき、発進車両制御実行部22、接近車両制御実行部36、周辺車両制御実行部38の中から実行制御機能を選択し、実行を指示する。
発進車両制御実行部22は、駐車領域に駐車しており、これから発進しようとする車両(発進車両14YA)に対して実行される制御である。発進車両制御実行部22は、周辺監視部24、駐停車可能性算出部26、及び車両制御部28を備えている。
接近車両制御実行部36は、高確度車両14XA又は低確度車両14XBになり得る車両に対して実行される制御である。接近車両制御実行部36は、乗員監視部40及び駐停車位置決定部42を備えている。
周辺車両制御実行部38は、駐車領域18Aに駐車を継続する車両(周辺車両14YB)に対して実行される制御である。周辺車両制御実行部38は、駐停車位置空き情報取得部44を備えている。
発進車両制御実行部22、接近車両制御実行部36、周辺車両制御実行部38は、それぞれ通信部46に接続され、複数の万能車両14XY間で相互に通信が可能となっている。
また、駐車場12(図1参照)には、カメラ2を管理するインフラ制御実行部48を有している。インフラ制御実行部48は、通信部50と経路履歴取得部52とを備えており、例えば、カメラ20(図1参照)で撮影した情報に基づいて、各車両14の経路履歴情報を、通信部50を介して、万能車両14XYの通信部46へ送信する。
図6は、図5に示すインフラ制御実行部48、発進車両制御実行部22、接近車両制御実行部36、及び、周辺車両制御実行部38を構成する機能及びデバイスをブロック化して示した制御ブロック図である。
インフラとして機能するインフラ制御実行部48の経路履歴取得部52としては、カメラ20、LIDAR52A、及びミリ波52Bが適用可能である(第1の実施の形態では、カメラ20を適用)。
発進車両制御実行部22は、図2(第1の実施の形態)と同一であるため、同一の符号を付して、構成の説明を省略する。なお、第2の実施の形態の発進車両制御実行部22では、通信部46と連携することで、他の車両14XYやインフラ制御実行部48との通信により情報交換が可能となっている。
接近車両制御実行部36の乗員監視部40は、DSM(Driver Status Monitor)40A及びマイクロフォン40Bを備えており、乗員の挙動を監視し、監視情報を,通信部46を介して、発進車両14YAの駐停車可能性算出部26へ送信する。
また、接近車両制御実行部36の駐停車位置決定部42は、目的地情報42A、駐停車位置空き情報42B(位置、広さ、足場の長さ、屋根の有無等)、及び乗員の嗜好情報42Cに基づき駐停車位置の要求情報を決定し、要求情報を、通信部46を介して、発進車両14YAの駐停車可能性算出部26へ送信する。なお、足場の長さとは、ぬかるみや水たまり等、路面の状態(例えば、数値化された足場の良否の状態)を総称するものであり、駐車位置決定の優先度を下げる要素となり得る。
周辺車両制御実行部38の駐停車位置空き情報取得部44は、カメラ44A、LIDAR44B、及びミリ波44Cから情報、及び入力部44Dを用いたユーザからの入力情報に基づいて、駐停車位置の空き情報を取得し、空き情報を,通信部46を介して、接近車両14Xの駐停車位置決定部42へ送信する。
なお、車両14XY間で情報の交換を行うが、例えば、管理センターを設置して、各車両14XYからの情報を集約し、かつ、適宜、車両14XYへ送信する構成としてもよい。
以下に第2の実施の形態の作用を、図7~図10のフローチャートに従い説明する。
なお、発進車両14YAに関しては、第1の実施の形態で説明した発進車両制御実行部22で実行される誘導支援の流れ(図3及び図4参照)と同一であるため、ここでの説明は省略する。
(接近車両制御実行部36で実行される誘導支援の流れ)
図7に示される如く、ステップ150では、駐停車位置の決定処理を実行し、ステップ152へ移行する。なお、ステップ150の駐停車位置の決定処理の詳細は、図8に基づき後述する。
ステップ152では、決定位置よりも近い駐車領域18Aは、条件が良いか否かを判断する。
このステップ152で肯定判定された場合は、ステップ154へ移行して駐停車要求を発信し、次いでステップ156へ移行して、決定位置よりも近い駐車領域18Aが空いたか否かを判断する。このステップ156で否定判定された場合は、ステップ152へ戻る。
また、ステップ156で肯定判定されると、ステップ158へ移行して、駐車領域18Aを変更し、次いで、ステップ160へ移行して駐停車要求を停止して、ステップ162へ移行する。
一方、ステップ152において否定判定された場合は、決定位置よりも近い駐車領域18Aは条件が悪いと判断し、ステップ164へ移行して、決定位置に到着したか否かを判断する。このステップ164で否定判定された場合はステップ152へ戻り、肯定判定された場合はステップ162へ移行する。
ステップ162では、駐停車を実行し、このルーチンは終了する。
次に、図7のステップ150における駐停車位置の決定処理の詳細を、図8に基づき説明する。
ステップ170では、目的地を入力し、次いで、ステップ172へ移行して駐停車位置空き情報を取得し、ステップ174へ移行する。ステップ174では、乗員の嗜好を入力し、次いで、ステップ176で駐停車位置の候補を提示し、ステップ178へ移行して、駐停車位置を選択し、決定することで、このルーチンは終了する。
(周辺車両制御実行部38で実行される誘導支援の流れ)
図9に示される如く、ステップ180では駐停車位置空き情報を取得し、次いで、ステップ182へ移行して乗員からのレビューを入力し、ステップ184へ移行して、取得(入力)した情報を送信することで、このルーチンは終了する。
(インフラ制御実行部48で実行される誘導支援の流れ)
図10に示される如く、ステップ186では、インフラの検知範囲(監視範囲)に車両14が進入したか否かを判断する。
このステップ186で肯定判定されると、ステップ188へ移行して、トラッキング(走行経路のトレース)を開始する。
次のステップ190では、トラッキング情報を送信し、ステップ192へ移行する。
ステップ192では、発進車両14YAで実行される駐車確度をインフラにおいても実行する。
次のステップ194では、ステップ192で算出された駐車確度が予め定めたしきい値以上か否かを判断する。このステップ194で肯定判定されると、ステップ196へ移行して、検知範囲に進入してきた車両14が高確度車両14XAであると認識し、他の車両14XYに駐車要求を送信し、ステップ194へ戻る。すなわち、検知範囲にいるかぎり、駐車確度が変動するため、駐車確度を逐次判断する。
また、ステップ194で否定判定された場合は、ステップ198へ移行して、駐車要求を停止して、このルーチンは終了する。
(駐停車領域の変形例)
(変形例1)
図11は、変形例1に係り、図1に示す駐車場12に代えて、ロータリー式の駐停車領域60を示している。例えば、駅の構内における、車寄せスペースとして利用される。
発進車両14YAの横を最初に通過する車両14は、駐車領域18Aから発進した直後であり、低確度車両14YBと判定されるため、発進車両14YAは、頭出し等の挙動は行わない。
次に、駐停車領域60に進入してきた車両14は、駐車領域18Aを探している高確度車両14XAと判定されるため、発進車両14YAは、頭出し等の挙動を実行する。
(変形例2)
図12は、変形例2に係り、図1に示す駐車場12に代えて、乗降場62(主として乗降を目的とする停車場)を示している。例えば、ホテル等の車寄せスペースとして利用される。
発進車両14YAの横を最初に通過する車両14は、停車領域18B(駐車領域18Aと同等)から発進した直後であり、低確度車両14YBと判定されるため、発進車両14YAは、頭出し等の挙動は行わない。
次に、乗降場62に進入してきた車両14は、停車領域18Bを探している高確度車両14XAと判定されるため、発進車両14YAは、頭出し等の挙動を実行する。
(変形例3)
図13は、変形例3に係り、図1に示す駐車場12に代えて、縦列駐車場64を示している。例えば、公園の周辺道路での駐車スペースとして利用される。
発進車両14YAの横を最初に通過する車両14は、駐車領域18Aから発進した直後であり、低確度車両14YAと判定されるため、発進車両14YAは、頭出し等の挙動は行わない。
次に、縦列駐車場64に進入してきた車両14は、駐車領域18Aを探している高確度車両14XAと判定されるものの、予め、目的地66に近い駐車予定位置68がある旨を申告しているため、発進車両14YAは、頭出し等の挙動は行わない。当該高確度車両14XAとの距離にもよるが、高確度車両14XAが通過する前に発進してもよいし、通過してから発進してもよい。
高確度車両14XAは、乗員の希望に応じた駐車予定位置68に駐停車することができる。
(変形例4)
図14は、変形例4に係り、図1に示す駐車場12に代えて、ロータリー式の駐停車領域70を示している。例えば、駅の構内における、車寄せスペースとして利用される。
この駐停車領域70において、主体となる発進車両14YAに接近してくる高確度車両14XAがいるが、他に発進車両14YA’が存在し、高確度車両14XAと発進車両14YAとの間に、発進車両14YA’がいる場合は、高確度車両14XAは、発進車両14YA’が出た後の駐車領域18Aに駐車するため、発進車両14YAは発進しても構わない。必要以上に待機することなく、速やかに駐車場12を出庫することができる。
(変形例5)
図15は、変形例5に係り、図1に示す駐車場12において、走行路16に停車して、駐車領域18Aの空きを待っている高確度車両14XAが存在する場合の発進車両14YAの運転支援に関する。
停車している高確度車両14XAとは別に、発進車両14YAに接近してくる高確度車両14XA’が存在しても、頭出し等の挙動を行わない。或いは、停車している高確度車両14XAの存在を条件として、判定を低確度車両14XBに変更することで、頭出し等の挙動を行わない。
後からきた高確度車両14XA’よりも、先に来ていた高確度車両14XAに駐車領域18Aを譲ることができる。
なお、第1の実施の形態及び第2の実施の形態(変形例1から変形例5を含む)では、車両14として、四輪車を例としたが、自動二輪車、原動機付き自転車、及び自転車であってもよい。
(第1の実施の形態)
12 駐車場
12A 入庫ゲート
12B 出庫ゲート
14 車両
14XA 高確度車両
14XB 低確度車両
14YA 発進車両
14YB 周辺車両
16 走行路
18 境界線
18A 駐車領域
20 カメラ
22 発進車両制御実行部
24 周辺監視部
24A カメラ
24B LIDAR
24C ミリ波
26 駐停車可能性算出部
26A 車両挙動情報
26B 経路履歴情報
26C 乗員挙動情報
26D 会話内容情報
26E 停車予定位置情報
26F 目的地入力情報
26G 駐停車要求情報
28 車両制御部
28A スロットル
28B ブレーキ
28C ステアリング
28D 灯火類
(第2の実施の形態)
14XY 万能車両
30 車両運転支援制御装置
32 ステータス認識部
34 実行制御機能選択部
36 接近車両制御実行部
38 周辺車両制御実行部
40 乗員監視部
40A DSM
40B マイクロフォン
42 駐停車位置決定部
42A 目的地情報
42B 駐停車位置空き情報
42C 嗜好情報
44 駐停車位置空き情報取得部
44A カメラ
44B LIDAR
44C ミリ波
46 通信部
48 インフラ制御実行部
50 通信部
52 経路履歴取得部
52A LIDAR
52B ミリ波

Claims (8)

  1. 複数の駐停車位置が設けられた運転支援領域において、前記運転支援領域内の特定駐停車位置から発進車両が発進する場合に、前記特定駐停車位置に接近する接近車両の動向に基づいて、前記発進車両の発進を支援する運転支援制御装置であって、
    前記接近車両が、前記運転支援領域内に設けられた前記複数の駐停車位置の何れかへ駐停車する確度を予測する予測部と、
    前記予測部で予測した確度に基づいて、前記接近車両が駐停車位置へ駐停車する可能性がある高確度車両かを判定する判定部と、
    前記判定部において、前記接近車両が駐停車位置へ駐停車する可能性が有る高確度車両と判定された場合に、前記発進車両に対して、予め定めた挙動による発進を支援する支援部と、
    を有する運転支援制御装置。
  2. 前記予測部が、前記接近車両に乗車している乗員の視線を含む乗員挙動情報に基づいて駐停車する確度を予測する請求項1記載の運転支援制御装置。
  3. 前記予測部が、前記接近車両の速度及び速度変化を含む動作情報に基づいて駐停車する確度を予測する請求項1記載の運転支援制御装置。
  4. 前記予測部が、前記接近車両に乗車している乗員から発声される車内の会話情報に基づいて駐停車する確度を予測する請求項1記載の運転支援制御装置。
  5. 前記予測部が、接近車両から発信される走行ルート計画情報又は駐停車要求情報に基づいて駐停車する確度を予測する請求項1記載の運転支援制御装置。
  6. 前記支援部が支援する予め定めた挙動が、発進車両の灯火類の点灯制御、又は前記接近車両の乗員から発進動作が認識可能な必要最小限の発進動作である請求項1~請求項5の何れか1項記載の運転支援制御装置。
  7. 複数の駐停車位置が設けられた運転支援領域において、前記運転支援領域内の特定駐停車位置から発進車両が発進する場合に、前記特定駐停車位置に接近する接近車両の動向に基づいて、前記発進車両の発進を支援する運転支援制御装置による運転支援制御方法であって、
    前記運転支援制御装置が、
    前記接近車両が、前記運転支援領域内に設けられた前記複数の駐停車位置の何れかへ駐停車する確度を予測し、
    予測した確度に基づいて、前記接近車両が駐停車位置へ駐停車する可能性がある高確度車両かを判定し、
    前記接近車両が駐停車位置へ駐停車する可能性が有る高確度車両と判定された場合に、前記発進車両に対して、予め定めた挙動による発進を支援する、
    運転支援制御方法。
  8. コンピュータを、
    請求項1~請求項6の何れか1項記載の運転支援制御装置の各部として機能させるための、
    運転支援制御プログラム。
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