JP7243089B2 - 易開封性紙容器 - Google Patents

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Description

本願発明は、紙基材を含む基材層の両面に熱可塑性樹脂層を積層してなる胴ブランクを胴巻き状に丸めて、前記胴ブランクの一方の面の側辺と、前記胴ブランクの他方の面の側辺との重なり合う領域を帯状にシールしてなる胴巻きの上方開口縁と下方開口縁を、別部材で封鎖してなる紙容器である。
前記紙容器の開封作業時には、前記帯状シール部を容易に剥がすことができ、把手となるバー付きの食品、例えば菓子、冷菓に好適な紙容器に関する。
従来から、冷菓の1つの形態として、把手となるバー付き冷菓1が上市されている。そのバー付き冷菓1の1つの形態として、図1のように、底部付きバー4と、胴部3と、蓋材8からなる冷菓用の紙容器2がある。図1(a)は前記バー付き冷菓1の斜視図、図1(b)は断面図である。
底部付きバー4はプラスチック製の射出成形品であり、蓋材8は枚葉のシートである。胴部3は1枚の胴ブランクを曲げて筒状にした胴巻きと、前記胴巻きの上方開口縁には外向きのトップカール5が、下方開口縁には内向きの折り返し部6が備えられている。
前記胴ブランクは、紙基材層の両面にポリエチレン樹脂がラミネートされた3層の積層体であり、前記積層体を抜いて製作した胴ブランクの一方の面の側辺と、前記胴ブランクの他方の面の側辺との重なり合う領域を帯状シールしている前記帯状シールの領域を帯状シール部7と称し、前記帯状シール部7は、内容物の冷菓に対して充分なシール性を有し、かつ冷菓を喫食する際には、容易に剥がすことができるような加工が施されている。
すなわち喫食する際の手順として、まずは前記胴巻きの上方開口縁にシールされた蓋材8を剥がしてから、次に前記胴巻きの帯状シール部7を剥がすことで、バー付き冷菓1が露出する。
前記帯状シール部7に要求される性能としては、内容物の漏れを防止することと、喫食の際には容易に剥離できて、剥離時の美観性にも優れることである。一般的には、内容物の漏れを防止するためにシールの条件を強くすると、容易に剥離ができなくなることが多い。
また、美観性が劣る剥離状態としては、紙剥け状態がある。前記紙剥け状態とは、所定の位置で帯状シール部7の剥離が行われずに、例えば図5のように、破断が紙基材層の層間で発生してしまい、紙容器2の表面に紙基材層の層間面が露出した破片が残ることになり、美観性が劣る。
上記の問題の解決策として、特許文献1では、図2及び図3のように、胴ブランク21の帯状にシールされた際に内側となる第1側辺24の近傍の基材層11と帯状にシールされる側の熱可塑性樹脂層12Aの間に易剥離層14を設けている。さらに、半切れ線15を3本設ける提案がなされている。前記半切れ線15の位置は、前記第1側辺24の近傍に、かつ前記第1側辺24に各々平行に設けられている。前記第1側辺24から最も近い第1半切れ線15Aと、2番目に近い第2半切れ線15Bの間に帯状シール部7があり、前記帯状シール部7は、前記の第2半切れ線15Bを含まないが、前記第1側辺24より遠い側の前記帯状シール部7の辺が、前記第2半切れ線15Bに近接する位置である。第3半切れ線15Cは、前記第1側辺24から最も遠い位置に存在する。
特許第3440337号公報
特許文献1の発明を実施した場合、前記発明以前と比較すれば、帯状シール部7の剥離について改善されており、剥離不良の削減には効果があった。
しかし、それでもなお、剥離不良の1つである紙剥け不良が発生している。本願発明は、さらなる改良を加えて、帯状シール部7を剥離する際に、紙剥けによる剥離不良が減少する紙容器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本願発明の紙容器は、
表面の熱可塑性樹脂層と紙基材を含む基材層と裏面の熱可塑性樹脂層、この順序で積層してなる胴ブランクを前記表面の熱可塑性樹脂層を外側にして胴巻き状に丸めて、前記胴ブランクの一方の面の側辺と、前記胴ブランクの他方の面の側辺との重なり合う領域内に帯状シールしてなる胴部を有する紙容器において、
前記帯状シール部は前記胴ブランクの上辺に至っており、
前記紙基材の坪量は120g/m 2 ~350g/m 2 であり、
前記帯状シールされる際に内側となる前記胴ブランクの第1側辺の近傍の前記基材層と前記帯状シールされる前記表面の熱可塑性樹脂層の間に、前記胴ブランクの上辺に至る易剥離層を備え、
前記重なり合う領域内であって、前記帯状シールされる際に内側となる前記胴ブランクの前記第1側辺の近傍の前記基材層及び前記帯状シールされる前記面の熱可塑性樹脂層に、前記表面の熱可塑性樹脂層の側から基材層の途中まで切り込みを入れた半切れ線が破線状に、かつ前記帯状シールの長手方向に沿って設けられ、
前記破線状の半切れ線のアンカット部の長さUとカット部の長さCの比率であるC/Uの値が2より大きく10以下であり、
前記半切れ線の上端の開始位置が、前記胴ブランクの上辺から1mm以上~4mm未満の距離であり、
前記半切れ線の深さが、前記胴ブランクの厚さの25%以上75%以下であることを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために本願発明の紙容器は、
紙基材を含む基材層の両面に熱可塑性樹脂層を積層してなる胴ブランクを胴巻き状に丸めて、前記胴ブランクの一方の面の側辺と、前記胴ブランクの他方の面の側辺との重なり合う領域内に帯状シールしてなる胴部を有する紙容器において、
前記基材層と前記帯状シールされる側の熱可塑性樹脂層の間に易剥離層を備え、
前記重なり合う領域内であって、前記基材層、及び前記帯状シールされる側の熱可塑性樹脂層に、前記熱可塑性樹脂層の側から基材層の途中まで切り込みを入れた半切れ線が破線状に、かつ前記帯状シールの長手方向に沿って設けられ、
前記半切れ線の上端の開始位置が、胴ブランクの上辺から1mm以上~4mm未満の距離であることを特徴としている。
本願発明によれば、喫食の際に胴部の帯状シール部7を剥離して内容物を取り出す紙容器において、前記胴部の易剥離部に工夫があるために、帯状シール部7の剥離不良、特に紙剥け不良の発生を削減できる紙容器を提供することができる。
バー付き冷菓の一例の説明図である。 紙容器の胴ブランクの説明図である。 図2の断面D-Dの拡大図である。 帯状シール部の剥離作業の際の良好な剥離状態の説明図である。 帯状シール部の剥離作業の際の不良な剥離状態の説明図である。 図2のE部の拡大図であり、易剥離部の上部の拡大図である。
以下、本願発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、本願発明はこれら具体的に例示された形態や、各種の具体的に記載された構造に限定されるものではない。
なお、各図においては、分かり易くする為に、部材の大きさや比率を変更または誇張して記載することがある。また、見やすさの為に説明上不要な部分や繰り返しとなる符号は省略することがある。
図1は、本願発明の紙容器2の一例であり、底部付きバー4と、胴部3と、蓋材8からなる紙容器である。内容物としては、菓子、冷菓などの食品用に用いられることが多いが、非食品の用途であっても構わない。図1(a)は本願発明の紙容器2を使用したバー付き冷菓1の斜視図、図1(b)は断面図である。本願発明を実施するための形態についての説明については、本願発明の紙容器の用途としては冷菓が多いことから、冷菓用の紙容器として説明する。
図2は、本願発明の胴ブランク21の平面図であり、略扇形状である。図2表面が紙容器の外面となり、裏面が紙容器の内面となる。胴ブランク21を中空状に折り曲げて、帯状にシールした際に内側となる第1側辺24の近傍の基材層11の面には易剥離層14が形成されているとともに、胴ブランク21の両面には熱可塑性樹脂層が積層されている。そして、前記第1側辺24の近傍の表面と、帯状のシールをした際に外側となる第2側辺25の近傍の裏面は重ね合わされ、上記の重なり合う領域内にて対向する熱可塑性樹脂層が斜線で示す帯状シール部7でシールされる。胴ブランク21は図1に示すように逆円錐台状の胴部3となり、前記胴部3の上方開口縁は外側に向かってトップカール5を形成し、前記胴部3の下方開口縁は内側に折り返されて、折り返し部6が形成される。前記底部付きバー4の底板の外縁部が前記折り返し部6の端面と当接して、前記底部付きバー4が前記胴部3の下側外方に逸脱しないようにしている。上記文章に記述された、側辺の近傍とは、側辺は含まずその近くの領域である。なお、紙容器の形状を円筒状にしてもよく、その場合は胴ブランク21の形状は矩形となる。
本願発明の紙容器は、内容物を包んで保護するのに充分な容器強度を具備し、冷菓内容物9を充填後に蓋材8で前記紙容器の上方開口縁をシールされて冷凍され、低温流通される。内容物を取り出す時には、蓋材8を剥がした後に、摘み片26を把持して帯状シール部7を引き剥がすことにより、帯状シール部7を適切な力で容易にかつ綺麗に剥離することができる。
図2に示すように、胴ブランク21の第2側辺25には開封時の引張りが容易なように摘み片26が、第1側辺24の近傍には易剥離部27が設けられている。易剥離部27には、斜線で示す帯状シール部7とその左側には第2半切れ線15Bが帯状シール部7に接近して、第3半切れ線15Cは前記第2半切れ線15Bに平行して、かつ帯状シール部7とは反対側の位置に存在する。また前記帯状シール部7の右側には一本の第1半切れ線15Aが帯状シール部7より若干離れて設けられている。
図3は、図2における第1側辺24の近傍のD-D断面を表したものである。基材層11と、前記基材層11の両面に熱可塑性樹脂層12及び13を備え、易剥離層14が基材層11と胴ブランク21の表面の熱可塑性樹脂層12の間に設けられている。基材層11は必ずしも板紙単体である必要は無く、基材に各種フィルムをラミネートしてもよい。上記のフィルムは要求仕様により適宜選定される。水蒸気、酸素、臭気などの遮断性が必要であれば、要求仕様に応じたフィルムが適宜選択される。上記のフィルムとしては、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニリデンフィルム(PVDC)、ポリビニルアルコールフィルム(PVA)、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム(EVOH)、ガスバリア性ナイロンフィルム、ガスバリア性ポリエチレンテレフタレートフィルム等のガスバリア性フィルムや、ポリエチレンテレフタレートフィルム等に酸化アルミニウムや酸化珪素等の無機酸化物を蒸着させた無機酸化物蒸着フィルム、あるいは、ポリ塩化ビニリデンコーティング、水溶性樹脂と無機層状化合物を含有する被膜や金属アルコキシドあるいはその加水分解物とイソシアネート化合物を反応させた被膜からなる樹脂層などのガスバリアコーティング層を用いてもよい。また、前記フィルムは、前記基材層11の表面側、裏面側、及び両面にラミネートしてもよく、前記フィルムの層は、1層又は多層でもよい。
また、容器の外観において、金属光沢感が必要であれば、基材層11の表面側にアルミニウム箔や、アルミニウム蒸着など金属蒸着を施したフィルムをラミネートしてもよい。
前記熱可塑性樹脂層12及び13は、結露などの外部環境由来の水分や、内容物由来の水分から基材層11を防湿する機能を持ち、また内容物が漏れないように必要箇所に施されるシールや、容器の形成のために必要箇所に施されるシールを行うために備えられる。熱可塑性樹脂としてはポリエチレン系樹脂が好ましく、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、アイオノマ-樹脂、エチレン-アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン-アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン-メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、ポリエチレン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などが例示でき、必要に応じて、適宜添加剤を加えても良い。又はLDPE/MDPE/LDPE、LDPE/HDPE/LDPEからなる多層構成のものが使用されてもよい。
本願発明で使用される胴部3の基材層11としては、前記胴部3の上方開口縁にトップカール5を施すことから、カール加工適性があること、即ち延展性があるカップ原紙を使用することが望ましく、坪量は120g/m2~350g/m2が望ましい。
半切れ線15は胴ブランク21の表面の熱可塑性樹脂層12を切断していて、帯状シール部7の易剥離性を一層高めるためのものである。前記半切れ線15は実線であってもよいが、破線であることがより望ましい。前記半切れ線15が実線の場合は、前記半切れ線15に意図しない外力が掛かった場合に、胴ブランク21が前記半切れ線15にて破断する虞れがあり、特に胴ブランク21に半切れ線加工を行った際に、深めの切れ目になった場合に発生しやすくなる。前記半切れ線15が破線の場合は、切れ目がなく繋がった部分があることで、適切な強度が保たれて、前記胴ブランク21の破断のリスクが低減する。
ここで重要なのは第2半切れ線15Bと帯状シール部7との位置関係である。図4は、この位置関係が良好な関係にある状態で、帯状シール部7を剥離作業する際に、良好に剥離できている例を示している。すなわち前記帯状シール部7の左端の直左方に前記第2半切れ線15Bがあり、前記胴ブランク21の第1側辺24側の第2半切れ線15Bと第1半切れ線15Aの間の胴ブランク21の表面の熱可塑性樹脂層12Aは、対向する第2側辺25側の胴ブランク21の裏面の熱可塑性樹脂層13側に綺麗に移行している。ここで前記第1半切れ線15Aは剥離を綺麗に終了させるためのものであり、もし前記第1半切れ線15Aが無いと第1側辺24に接する胴ブランク21の表面の熱可塑性樹脂層12を無理に切断することとなり汚い剥離状態を呈する。
前記帯状シール部7の左端は、図4のように、第2半切れ線15Bに近い位置にあれば理想的であるが、帯状シール部7の位置の胴部円周方向のバラツキは、胴巻きの製造時には避けられない。前記帯状シール部7の左端が、前記第2半切れ線15Bより第1半切れ線15Aの方向にずれて、前記帯状シール部7の左端と前記第2半切れ線15Bの間隔が大きくなること、すなわち帯状シール部7の位置が胴巻きの位置と比べて相対的に図4において左側に移動した場合を考える。実際には、帯状シール部7を形成する紙容器加工機の胴ヒーターバーは位置が変わらないので、胴巻きの位置がずれることである。
上記の場合、前記易剥離層14での綺麗な剥離ができずに、図5のように、前記胴ブランク21の第2側辺25の近傍の裏面の熱可塑性樹脂層13、及び基材層11が破壊されてしまい、開封不良となることがある。これは、第2側辺25の近傍を開封する力が、胴ブランク21の前記第1側辺24の近傍の表面の熱可塑性樹脂層12を上方に引き上げる作用に大きく割かれるようになり、前記第1半切れ線15Aと第2半切れ線15Bの間に存在する易剥離層14Aを、前記第2半切れ線15Bを起点として引き剥がす力が小さくなるため、所望の剥離状態を得ることができないためである。
上記では、前記帯状シール部7の左端と前記第2半切れ線15Bの間隔が大きくなる場合を説明したが、逆に前記帯状シール部7が、図4において右側に移動した場合は、前記第2半切れ線15Bを含むことになり、前記第2半切れ線15Bの位置で、前記胴ブランク21の第1側辺24の近傍の熱可塑性樹脂層12Aを切断できなくなる。
上記の状況となっても、第3半切れ線15Cが、前記第2半切れ線15Bの左側2mm離れた位置に並行に存在するために、前記帯状シール部7の左端と前記第3半切れ線15Cの距離は2mm未満となるので、その距離は充分に小さいとみなせる。また、前記第3半切れ線15Cの位置にも前記易剥離層14が設けられているので、前記第3半切れ線15Cを起点として、前記胴ブランク21の第1側辺24の近傍の熱可塑性樹脂層12を切断できる。
また、別の剥離不良の発生状況として、前記第2半切れ線15Bの機能が不完全であるために、胴ブランク21の前記第1側辺24の近傍の表面の熱可塑性樹脂層12Aを切断できないことがある。つまり、前記第2側辺25の近傍を開封する力が、前記第1側辺24の近傍の表面の熱可塑性樹脂層12を持ち上げはするが切断できない状態である。即ち前記第2半切れ線15Bと、前記第1半切れ線15Aと第2半切れ線15Bの間に位置に存在する易剥離層14Aの交差する部分に、引き剥がす力を有効にかけることができないので、前記易剥離層14での剥離が困難になってしまう。その状態では、前記第2側辺25の近傍を開封する力は、前記胴ブランク21の第2側辺25の近傍の裏面の熱可塑性樹脂層13を破壊して、その後に前記第2側辺25の近傍の基材層11も破壊してしまい、剥離不良となることがある。
前記第2半切れ線15Bが機能不全となり、前記胴ブランク21の第1側辺24の近傍の表面の熱可塑性樹脂層12が切断できない理由としては、前記半切れ線15の破線のアンカット部の長さUとカット部の長さCSの比率(=C/U)が小さすぎることがある。前記破線のアンカット部の割合が大きい場合に、破線のアンカット部分の前記胴ブランク21の表面の熱可塑性樹脂層12が切れずに連続した状況となることがある。
また、前記胴ブランク21の表面の熱可塑性樹脂層12の融点以上の高温である胴シールバーを前記胴ブランク21に押し当てて帯状シール部7を形成するが、前記胴シールバーの余熱で、前記第2半切れ線15Bの切断部が不完全ながらも再溶着してしまい、切断部が連続になってしまう場合に、前記胴ブランク21の第1側辺24の近傍の表面の熱可塑性樹脂層12の切断が不能になることもある。
本願発明では、前記第2半切れ線15Bの形状を適切に設定することで、前記胴ブランク21の第1側辺24の近傍の表面の熱可塑性樹脂層12が確実に切断できて、かつ前記胴ブランク21は切断されないようにしている。
前記半切れ線15は、前記胴ブランク21の第1側辺24側の近傍の表面の熱可塑性樹脂層12を切断し、基材層11は途中まで切断し、胴ブランク21の裏面の熱可塑性樹脂層13には到達していない。前記胴ブランク21の厚さは約0.25mmであり、半切れ線の深さは約0.15mmである。この深さは、前記胴ブランク21の表面の熱可塑性樹脂層12の半切れ加工時の伸びを考慮しても、完全に切断するには充分な深さであり、基材層11の厚さの約半分を切断している。半切れ線の深さは、望ましくはブランクの厚さの25%から75%である。
また、本願発明では、アンカット部の長さUとカット部の長さCの比率であるC/Uの値が2より大きく10以下とすることで、上記の課題を解決している。C/Uの値が10より大きいと前記胴ブランク21の積層体が切断される虞れ大きくなり、2より小さいとアンカットの部分が大きくなり、前記胴ブランク21の第1側辺24の近傍の熱可塑性樹脂層12が前記第2半切れ線15Bにて切断できなくなる虞れが高くなる。
また、本願発明では、前記の破線のアンカット部の長さを0.5mm、カット部を4.5mm、ピッチを5.0mmにすることにより、上記の課題を解決している。
また、本願発明では図6で示したように、前記半切れ線15の上端の開始位置と胴ブランク21の上辺22の距離bが、1mm以上4mm未満の距離であることを特徴としている。前記距離bが1mm未満であると、前記胴ブランク21を輸送や加工する際に、想定外の力がかかった際に、前記胴ブランク21の上辺22と前記半切れ線15が貫通してしまい、前記胴ブランク21に損傷が生じることがある。
また、前記距離bが4mm以上であると、半切れ線が不存在の距離が長くなり、前記胴ブランク21の第1側辺24の近傍の表面の熱可塑性樹脂層12を所定位置で切断できなくなることから、剥離不良が発生しやすくなる。
また、本願発明では、前記半切れ線15の幅を0.05mm~0.15mmであることを特徴としている。前記半切れ線15の幅が0.05mmより細いと抜き刃の強度が弱くなり刃の破損のリスクが増え、0.15mmを超えると胴ブランク21の損傷が大きくなり、胴ブランク21の破断のリスクが高まる。
(実施例1)
以下、本願発明の紙容器の実施例について説明する。基材層として140g/m2のカップ原紙(王子特殊紙製)を準備して、先ず、グラビア多色印刷機を用いて図柄の印刷と、図2で示す易剥離層の印刷をインラインで行った。つぎに、熱可塑性樹脂として低密度ポリエチレン(P-204 東ソー製)を溶融押出加工により表面に15μm、裏面に20μmの厚みでコートした。
上記の作業で製作した積層体の側端面をスリット加工して、巻き上げて、所定の幅の原反ロールが完成した。
前記原反ロールを打ち抜き工程に移送し、枚葉シートにするためにシート断ちを行った。前記枚葉シートの印刷絵柄と抜き型の位置を合わせた上で、図2で示すような略扇形状の胴ブランクに打ち抜いた。この時に、第1半切れ線15A、第2半切れ線15B、第3半切れ線15Cを同時に加工した。
この際、各々の半切れ線15は、アンカット部の長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線とした。
また、半切れ線の上端の開始位置を胴ブランクの上辺から2mmとして、前記半切れ線の幅は0.1mmとした。
さらに、第2半切れ線15B-第3半切れ線15C間は2mm、第1半切れ線15A-第2半切れ線15B間は3mmとした。
打ち抜き時に図6で示すように、前記第1側辺24上部の切欠きの段差aを3mmとした。この切欠きは、帯状シール部7のトップカール加工を容易にする加工であり、同じ理由により第2側辺25上部にも4mmの切欠きの段差を備えている。
できあがった胴ブランク21を紙容器加工機によって図1のように逆円錐台状に成型した。
まずは前記、胴ブランク21の第1側辺24の近傍の表面と、第2側辺25の近傍の裏面を重ね合わせて、前記第2側辺25の近傍の表面に約300℃加熱した金属製の胴シールバーを押し当てて、帯状シール部7を熱溶着した。胴シールバーの幅は2mmのものを使用し、溶着時間は約0.3秒とした。
帯状シール部7され中空状になった胴巻きは次工程に送られて、前記胴巻きの下方開口縁は、内向きに折り曲げ加工が施された。
さらに、次工程に送られた前記胴巻きは、摘み片26を前記胴巻きの表面に点付溶着される。この加工は、前記摘み片26が、この後の容器製造・輸送工程、冷菓製造工程で、想定外の引き剥がし防止のためであり、消費者が開封する際には、容易に摘み片26を引き剥がすことができる。
さらに、次工程に送られた前記胴巻きは、その上方開口縁に外向きにトップカール加工を施されて、紙容器の胴部3が完成する。その後、前記胴部3は紙容器加工機の機外へ排出されて、保管される。
前記胴部3の上方開口縁から、底部付きバーを把手側から挿入して、前記胴部3の折り返し部6に装着する。その後、上方開口縁から冷菓内容物9を充填し、蓋材8をトップカールにシールして、密閉されたバー付き冷菓1が完成する。
(実施例2)
各々の半切れ線15は、半切れ線の15B-15C間は1.5mm、半切れ線の15A-15B間は3.5mmとしたこと以外は、実施例1と同じ材料を用い、同じ加工を行っている。
(実施例3)
各々の半切れ線15は、アンカット部の長さ1.0mm、カット部の長さ2.0mmで、ピッチが3.0mmからなる破線としたこと以外は、実施例1と同じ材料を用い、同じ加工を行っている。
(実施例4)
各々の半切れ線15は、アンカット部の長さ1.0mm、カット部の長さ2.0mmで、ピッチが3.0mmからなる破線としたこと、及び半切れ線の15B-15C間は1.5mm、半切れ線の15A-15B間は3.5mmとしたこと以外は、実施例1と同じ材料を用い、同じ加工を行っている。
(比較例)
各々の半切れ線15は、アンカット部の長さ1.0mm、カット部の長さ2.0mmで、ピッチが3.0mmからなる破線としたこと、及び半切れ線の15B-15C間は1.5mm、半切れ線の15A-15B間は3.5mmとしたこと、さらに、前記半切れ線15の上端の開始位置を前記胴ブランク21の上端から2mmとしたこと以外は、実施例1と同じ材料を用い、同じ加工を行っている。
各種実施例及び比較例の紙容器のサンプルを準備して、品質管理担当者が、手作業にて帯状シール部の開封テストを実施した。なお、サンプル製作中に、意図しない前記半切れ線15の切断や、前記半切れ線15の胴ブランク21の上辺22への貫通などの不具合は発生しなかった。
その結果を表1にまとめた。表1には、各種実施例及び比較例の半切れ線の形状の特徴を併記している。
Figure 0007243089000001
この結果を考察すると、半切れ線15を、アンカット部の長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線とすることで、不良率が減少している。
また、半切れ線15の上端の開始位置を胴ブランク21の上辺22から2mmにすることで、不良率が減少している。
さらに、第2半切れ線15B-第3半切れ線15C間は2mm、第1半切れ線15A-第2半切れ線15B間は3mmとすることで、不良率が減少している。
得られた結果を、さらに詳しく検討した。実施例1と実施例3を比較したところ、実施例1は半切れ線15のアンカット部の長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線であり、実施例3は半切れ線15のアンカット部の長さ1.0mm、カット部の長さ2.0mmで、ピッチが3.0mmからなる破線であり、その他の半切れ線15の形状、胴ブランク21の形状・材質、加工方法は両者とも同一である。
実施例3に比較して実施例1の方の不良率が減少していることから、半切れ線15のアンカット部繋ぎの長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線とすることの効果を確認できた。
実施例2と実施例4を比較したところ、実施例2は半切れ線15のアンカット部の長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線であり、実施例4は半切れ線15のアンカット部の長さ1.0mm、カット部の長さ2.0mmで、ピッチが3.0mmからなる破線であり、その他の半切れ線15の形状、胴ブランク21の形状・材質、加工方法は両者とも同一である。
実施例4に比較して実施例2の方の不良率が減少していることから、半切れ線15のアンカット部の長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線とすることの効果を確認できた。この効果は前段落で説明した内容と同じ効果である。
実施例4と比較例を比較したところ、実施例4は半切れ線15の上端の開始位置が胴ブランク21の上辺22から2mmであり、比較例は4mmである。その他の半切れ線15の形状、胴ブランク21の形状・材質、加工方法は両者とも同一である。
比較例に比較して実施例4の方の不良率が減少していることから、半切れ線15の上端の開始位置が胴ブランク21の上辺22から2mmとすることの効果を確認できた。
実施例2と比較例を比較したところ、実施例2は半切れ線15のアンカット部の長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線であり、かつ半切れ線15の上端の開始位置が胴ブランク21の上辺22から2mmであり、比較例は半切れ線15の繋ぎアンカット部の長さ1.0mm、カット部の長さ2.0mmで、ピッチが3.0mmからなる破線であり、かつ半切れ線15の上端の開始位置が胴ブランク21の上辺22から4mmであり、その他の半切れ線15の形状、胴ブランク21の形状・材質、加工方法は両者とも同一である。
比較例に比較して実施例2の方の不良率が減少していることから、半切れ線15のアンカット部の長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線であり、かつ半切れ線15の上端の開始位置が胴ブランク21の上辺から2mmにすることの効果を確認できた。
実施例1と比較例を比較したところ、実施例1は半切れ線15のアンカット部の長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線であり、かつ半切れ線15の上端の開始位置が胴ブランク21の上辺22から2mmであり、かつ第2半切れ線15B-第3半切れ線15C間は2mm、第1半切れ線15A-第2半切れ線15B間は3mmである。一方比較例は、半切れ線15のアンカット部繋ぎの長さ1.0mm、カット部の長さ2.0mmで、ピッチが3.0mmからなる破線であり、かつ半切れ線15の上端の開始位置が胴ブランク21の上辺22から4mmであり、かつ第2半切れ線15B-第3半切れ線15C間は1.5mm、第1半切れ線15A-第2半切れ線15B間は3.5mmである。その他の半切れ線15の形状、胴ブランク21の形状・材質、加工方法は両者とも同一である。
比較例に比較して実施例1の方の不良率が大幅に減少していることから、半切れ線15のアンカット部の長さ0.5mm、カット部の長さ4.5mmで、ピッチが5.0mmからなる破線であり、かつ半切れ線15の上端の開始位置が胴ブランクの上辺22から2mmであり、かつ第2半切れ線15B-第3半切れ線15C間は2mm、第1半切れ線15A-第2半切れ線15B間は3mmにすることの効果を確認できた。
なお、半切れ線15の破線については、そのアンカット部の長さUとカット部の長さCが重要であり、前述したとおり、C/Uが2よりも大きく10以下であれば、紙容器の製造工程での当該箇所起因の不良発生を防止できて、また喫食における剥離作業の不良率の低下に寄与することができる。
また、半切れ線15の上端の開始位置は、前述したとおり、胴ブランク21の上辺22から1mm以上で4mm未満であれば、紙容器の製造工程での当該箇所起因の不良発生を防止できて、また喫食における剥離作業の不良率の低下に寄与することができる。
本願発明は、喫食の際に胴部の帯状シール部を剥離して内容物を取り出す紙容器において、容易にかつ美麗に剥離作業を行うことができる紙容器を提供することができる。
1 バー付き冷菓
2 紙容器
3 胴部
4 底部付きバー
5 トップカール
6 折り返し部
7 帯状シール部
8 蓋材
9 冷菓内容物
11 基材層
12 胴ブランク表面の熱可塑性樹脂層
12A 易剥離層の上面の熱可塑性樹脂層
13 胴ブランク裏面の熱可塑性樹脂層
14 易剥離層
14A 第1半切れ線と第2半切れ線の間に位置に存在する易剥離層
15 半切れ線
15A 第1半切れ線
15B 第2半切れ線
15C 第3半切れ線
21 胴ブランク
22 胴ブランクの上辺
23 胴ブランクの下辺
24 帯状シールの際に内側となる胴ブランクの第1側辺
25 帯状シールの際に外側となる胴ブランクの第2側辺
26 摘み片
27 易剥離部
28 トップカールの巻き込み代
U 半切れ線の破線のアンカット部の長さ
C 半切れ線の破線のカット部の長さ
D-D 易剥離部の断面
E 易剥離部の上部
a 胴シールの際に内側となる胴ブランクの第1側辺の上部の切欠きの段差の大きさ
b 胴ブランクの上辺から、半切れ線の上端の開始位置までの距離

Claims (4)

  1. 表面の熱可塑性樹脂層と紙基材を含む基材層と裏面の熱可塑性樹脂層、この順序で積層してなる胴ブランクを前記表面の熱可塑性樹脂層を外側にして胴巻き状に丸めて、前記胴ブランクの一方の面の側辺と、前記胴ブランクの他方の面の側辺との重なり合う領域内に熱溶着にて帯状シールしてなる胴部を有する紙容器において、
    前記帯状シール部は前記胴ブランクの上辺に至っており、
    前記紙基材の坪量は120g/m2~350g/m2であり、
    前記帯状シールされる際に内側となる前記胴ブランクの第1側辺の近傍の前記基材層と前記帯状シールされる前記表面の熱可塑性樹脂層の間に、前記胴ブランクの上辺に至る易剥離層を備え、
    前記重なり合う領域内であって、前記帯状シールされる際に内側となる前記胴ブランクの前記第1側辺の近傍の前記基材層及び前記帯状シールされる前記面の熱可塑性樹脂層に、前記表面の熱可塑性樹脂層の側から前記基材層の途中まで切り込みを入れた半切れ線が破線状に、かつ前記帯状シールの長手方向に沿って設けられ、
    前記破線状の半切れ線のアンカット部の長さUとカット部の長さCの比率であるC/Uの値が2より大きく10以下であり、
    前記半切れ線の上端の開始位置が、前記胴ブランクの上辺から1mm以上~4mm未満の距離であり、
    前記半切れ線の深さが、前記胴ブランクの厚さの25%以上75%以下であることを特徴とする紙容器。
  2. 前記半切れ線のアンカット部の長さが0.5mm、カット部の長さが4.5mm、ピッチの長さ5.0mmであることを特徴とする請求項1の紙容器。
  3. 前記半切れ線のアンカット部の長さが1mm、カット部の長さが2mm、ピッチの長さ3.0mmであることを特徴とする請求項1の紙容器。
  4. 前記半切れ線が3本の平行な半切れ線であり、
    前記側辺に最も近い第1半切れ線と2番目に近い第2半切れ線との間隔が3mmであり、前記側辺に2番目に近い第2半切れ線と最も遠い第3半切れ線の間隔が2mmであることを特徴とした請求項1からまでのいずれか1項に記載の紙容器。
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