JP7241641B2 - 隊列走行システム及び隊列走行方法 - Google Patents

隊列走行システム及び隊列走行方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7241641B2
JP7241641B2 JP2019147298A JP2019147298A JP7241641B2 JP 7241641 B2 JP7241641 B2 JP 7241641B2 JP 2019147298 A JP2019147298 A JP 2019147298A JP 2019147298 A JP2019147298 A JP 2019147298A JP 7241641 B2 JP7241641 B2 JP 7241641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
recommended
lead
leading
follow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019147298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021028743A (ja
Inventor
智之 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019147298A priority Critical patent/JP7241641B2/ja
Priority to CN202010782258.7A priority patent/CN112428996B/zh
Publication of JP2021028743A publication Critical patent/JP2021028743A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7241641B2 publication Critical patent/JP7241641B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
    • B60W30/14Adaptive cruise control
    • B60W30/16Control of distance between vehicles, e.g. keeping a distance to preceding vehicle
    • B60W30/165Automatically following the path of a preceding lead vehicle, e.g. "electronic tow-bar"

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

本発明は、複数の車両を隊列走行させるための隊列走行システム及び隊列走行方法に関する。
運転者による車両の運転が困難になった場合に、その車両を他の周辺に存在する車両に追従走行させ、所定の目的地まで移動させる車両制御方法が公知である(例えば、特許文献1)。特許文献1に係る車両制御方法では、運転者が緊急スイッチを押したとき、又はカメラによって撮像された運転者の画像から運転者が運転不能状態であると車両の制御装置が判定したときに、車両の制御装置は周辺の車両に緊急事態情報を送信する。そして、緊急事態情報を受信した周辺の車両は、運転が困難な車両を先導するために合流地点に自動運転で走行する。
特許6042794号明細書
ある車両を他の先導車に追従走行させる場合、先導車との合流に要する時間や、先導車に対して追従走行が可能な距離、目的地等を考慮して適切な先導車を選択することが好ましい。
本発明は、以上の背景を鑑み、隊列走行システムおいて、追従走行を要求する車両に適切な先導車を設定することができる隊列走行システム及び隊列走行方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の一態様は、複数の車両を隊列走行させるための隊列走行システム(1)であって、管理サーバ(4)と、前記管理サーバと通信可能な車両制御ユニット(3)を備えた複数の車両(2)とを有し、前記車両制御ユニットのそれぞれは、ユーザに対する入出力装置(11)と、自車両の現在位置、及び予定経路を前記管理サーバに送信する通信装置(15)と、先行する車両に対して前記自車両を追従走行させる追従走行制御を実行する走行制御装置(17A)とを有し、前記管理サーバは、所定の時間間隔毎に、前記車両のそれぞれの現在位置と、予定経路とに基づいて前記車両のそれぞれが追従走行すべき推奨先導車を決定し、前記推奨先導車に関する情報を前記車両制御ユニットのそれぞれに送信する。
この態様によれば、管理サーバが各車両の現在位置及び予定経路に基づいて各車両が追従すべき推奨先導車を決定するため、各車両が先導車に合流し易くなると共に、各車両が追従走行する距離を長くすることができる。管理サーバは、所定の時間間隔毎に各車両に適した推奨先導車を決定するため、各車両に適した先導車を推奨することができる。
また、上記の態様において、前記管理サーバは、前記車両が走行する各道路の渋滞度を取得し、前記渋滞度が高いほど、前記車両の現在位置と前記推奨先導車と現在位置との距離が短くなるように前記推奨先導車を設定するとよい。
この態様によれば、道路が混雑し、車両の走行が制限されるような状況においても、追従走行したい車両と先導車とを合流し易くすることができる。
また、上記の態様において、前記管理サーバは、前記渋滞度が所定の渋滞閾値以上である場合に、前記車両の前走車を前記推奨先導車に設定するとよい。
この態様によれば、道路が混雑し、車両の走行が制限されるような状況において、各車両に確実に合流することができる先導車を設定することができる。
また、上記の態様において、前記走行制御装置は、前記管理サーバから受信した前記推奨先導車に関する情報に基づいて前記推奨先導車を特定し、前記推奨先導車が自車両に対して所定の範囲内に入ったときに前記推奨先導車に対して前記追従走行制御を開始するとよい。
この態様によれば、運転者は車両を推奨先導車に対して所定の範囲に進入することによって、車両を推奨先導車に対して追従走行を開始させることができる。
また、上記の態様において、前記車両制御ユニットは、自車両が追従走行する先導車の走行動作を取得する先導車情報取得装置を有し、前記走行制御装置は、前記先導車の走行動作が自車両の予定経路から逸脱しようとする逸脱動作に一致するか否かを監視し、前記先導車の走行動作が前記逸脱動作に一致するときに前記入出力装置に前記逸脱動作を検出したことを報知させるとよい。
この態様によれば、先導車が追従車の予定経路から逸脱しようとするときには、走行制御装置が入出力装置によって運転者に報知を行なうため、運転者は先導車に対する追従走行を終了させるべく車両を操作することができる。
また、上記の態様において、前記走行制御装置は、前記先導車の走行動作が前記逸脱動作に一致するときに前記追従走行制御を終了するとよい。
この態様によれば、先導車が追従車の予定経路から逸脱しようとするときには、走行制御装置が先導車に対する追従走行を終了するため、車両が先導車に追従して予定経路から逸脱することを防止することができる。
また、上記の態様において、前記入出力装置のそれぞれは、前記自車両が追従走行すべき前記推奨先導車をユーザに報知するとよい。
この態様によれば、ユーザは追従走行すべき推奨先導車を認識することができる。
本発明の他の態様は、複数の車両を隊列走行させるための隊列走行方法であって、各車両に設けられた車両制御ユニットが、自車両の現在位置及び予定経路を管理サーバに送信するステップと、前記管理サーバが、所定の時間間隔毎に、前記車両のそれぞれの現在位置と、予定経路とに基づいて前記車両のそれぞれが追従走行すべき推奨先導車を決定し、前記推奨先導車に関する情報を前記車両制御ユニットのそれぞれに送信するステップと、各車両に設けられた入出力装置のそれぞれが、前記自車両が追従走行すべき前記推奨先導車をユーザに報知するステップとを有する。
以上の構成によれば、隊列走行システムおいて、追従走行を要求する車両に適切な先導車を設定することができる。
実施形態に係る隊列走行システムの構成図 管理サーバが実行する推奨先導車設定処理のフロー図 縦横変更処理における車両の移動の態様を説明するための説明図
以下、図面を参照して、本発明に係る隊列走行システム1の実施形態について説明する。図1に示すように、隊列走行システム1は、予め登録された複数の車両2と、複数の車両2のそれぞれに設けられた車両制御ユニット3と、管理サーバ4とを有する。管理サーバ4は、インターネット6を介した通信によって車両制御ユニット3と通信する。隊列走行システム1は、複数の車両2を隊列走行させるためのシステムである。
車両制御ユニット3は、HMI11(Human Machine Interface)と、車両センサ12と、ナビゲーション装置13と、外界認識装置14と、通信装置15と、信号情報受信機16と、制御装置17とを備えている。HMI11、車両センサ12、ナビゲーション装置13、外界認識装置14、信号情報受信機16、及び通信装置15は、CAN(Controller Area Network)等の通信手段によって制御装置17に接続されている。
HMI11は、ユーザに対する入出力装置である。HMI11は、車両2の車室内に設けられ、ユーザに対して表示や音声によって各種情報を報知するとともに、ユーザによる入力操作を受け付ける。HMI11は例えばタッチパネルディスプレイである。
ナビゲーション装置13は、位置取得部13Aと、経路生成部13Bとを有する。位置取得部13Aは、自車両2の現在位置(緯度、経度で表示される絶対座標値)を取得する装置であり、例えばGPS信号に基づいて自車両2の現在位置を取得する。経路生成部13Bは、ユーザの操作によってHMI11に入力された目的地情報と現在位置とに基づいて現在位置から目的地に到る予定経路を作成する。経路生成部13Bは、公知のダイクストラ法等を用いて予定経路を作成するとよい。ナビゲーション装置13は、取得した現在位置、及び作成した予定経路を制御装置17に出力する。
外界認識装置14は、自車両2の周辺に存在する物体を認識するための装置であり、例えばカメラや、レーダ、ライダ、ソナー等を含む。自車両2の周辺に存在する物体には、他の車両2が含まれる。また、外界認識装置14に含まれるカメラは、他の車両2の外面に付された識別コードや車両登録番号(ナンバープレートに表示された番号)を認識する。
車両センサ12は、自車両2の走行状態を検知するセンサである。車両センサ12は、例えば自車両2の速度を検出する車速センサ、自車両2の加速度を検出する加速度センサ、自車両2の3軸の角速度を検出する角速度センサ、アクセルペダルセンサ、ブレーキペダルセンサ、操舵角センサを含む。
通信装置15は、車々間通信装置15Aと、移動体通信装置15Bとを含む。車々間通信装置15Aは異なる車両2間の制御装置17を無線通信によって接続する。移動体通信装置15Bは、移動体通信システムの基地局と無線通信し、インターネット6を介して制御装置17を管理サーバ4に接続する。移動体通信装置15Bは、例えば、第4又は第5世代移動通信システムに基づくものであるとよい。制御装置17は、移動体通信装置15Bによって、所定の時間間隔で位置取得部13Aによって取得された自車両2の現在位置と、経路生成部13Bが作成した予定経路とを管理サーバ4に送信する。
信号情報受信機16は、道路に設けられた信号情報通信装置から送信された信号を受信して、信号情報を取得する。信号情報受信機16は、例えば光ビーコンの受信機であってよい。
制御装置17は、CPU、ROM、及びRAM等を含むコンピュータによって構成された電子制御装置(ECU)である。制御装置17は、走行制御部17Aと、追従要求生成部17Bとを有する。
制御装置17の走行制御部17AはCPUでプログラムに沿った演算処理を実行し、自車両2の操舵装置、エンジンやモータ等の駆動装置、及びディスクブレーキ等の制動装置を制御することによって、車両2の走行制御を実行する。詳細には、制御装置17は、操舵装置を制御することによって車両2の舵角を調節し、駆動装置及び制動装置を制御することによって車両2の加速度及び減速度、速度を調節する。
走行制御部17Aは、先行する車両2に対して自車両2を追従走行させる追従走行制御を実行する。走行制御部17Aは、追従走行制御において、最初に先行する車両2を自車両2が追従すべき先導車として設定する。例えば、車両2に乗車したユーザが追従走行開始ボタン21を操作したときに、制御装置17は自車両2の前方の所定範囲内に存在する前走車を先導車に設定してもよい。また、制御装置17は、管理サーバ4から受信した推奨先導車に関する情報に基づいて、位置情報や画像情報から推奨先導車を特定し、推奨先導車を先導車に設定してもよい。
制御装置17は、追従走行制御において、先導車を特定すると、自車両2(追従車)が先導車に対して所定の相対位置を維持するように、操舵装置、駆動装置及び制動装置を制御する。先導車に対する追従車の相対位置は、追従車の外界認識装置14によって取得されるとよい。また、追従車及び先導車が車両制御ユニット3を有し、互いに車々間通信が可能である場合には、追従車の制御装置17は車々間通信によって先導車の制御装置17から先導車の現在位置を取得し、追従車の現在位置と比較することによって先導車に対する追従車の相対位置を取得してもよい。また、追従車及び先導車が車両制御ユニット3を有し、車々間通信が可能である場合には、追従車の制御装置17は車々間通信によって先導車の駆動装置、制動装置、及び操舵装置の制御量を取得し、これらの制御量に基づいて操舵装置、駆動装置及び制動装置を制御してもよい。
先導車に対して追従車が追従走行している状態を、各車両2が隊列走行しているという。ユーザが追従走行終了ボタン22を操作したときに、走行制御部17Aは追従走行制御を終了するとよい。また、制御装置17は、先導車が予定経路から逸脱する等の所定の条件が成立したときに追従走行制御を終了してもよい。
制御装置17の追従要求生成部17Bは、追従走行要求ボタン23へのユーザの操作によって、追従要求信号を生成する。追従走行を希望するユーザが追従走行要求ボタン23を操作すると、追従要求生成部17Bは、追従要求信号を生成する。通信装置15は、インターネット6を介して追従要求信号を管理サーバ4に送信する。
追従走行開始ボタン21、追従走行終了ボタン22、及び追従走行要求ボタン23は、車両2のインストルメントパネルやハンドルに設けられた物理的なボタンや、HMI11に表示されたコマンドボタンであってよい。
管理サーバ4は、CPU、メモリ、記憶装置、及び通信装置を含むコンピュータである。管理サーバ4は、追従要求受付信部31、推奨先導車設定部32、先導車情報作成部33、渋滞度設定部34、及びデータ記憶部36を有する。
データ記憶部36は、処理データテーブル、登録車両テーブル、及び渋滞度テーブルを記憶している。処理データテーブルには、各車両2に対して作成された処理データが記憶されている。処理データは、車両2の車両識別番号、現在位置、予定経路、追従走行要求の有無、渋滞度、推奨先導車に関する情報を含む。処理データの現在位置及び予定経路は、各車両2から所定の時間間隔で受信する現在位置及び予定経路に基づいて更新される。
登録車両テーブルは、各車両2に対して作成された車両データが記憶されている。車両データは、車両2の車両識別番号、自動車登録番号(ナンバープレートに表示された番号)、車名、及び車体色を少なくとも含む。車両データは、車両2の隊列走行システム1への登録時に作成される。
追従要求受付信部31は、各車両2から追従要求信号を受信し、対応する処理データの追従走行の有無の欄を「有り」に書き換える。
渋滞度設定部34は、インターネット6を介した通信や無線通信によって、例えばVICS(登録商標)等の道路交通情報を取得し、道路交通情報に基づいて各道路の渋滞度を設定する。渋滞度は、例えば、レベル1、2、3のように複数のレベルを含むとよい。レベルは数値が大きいほど、道路がより混雑していることを表す。渋滞度は、道路交通情報に含まれる渋滞情報をそのまま使用してもよく、現在の渋滞情報を過去の渋滞情報の実績に基づいて補正した値を使用してもよい。また、渋滞度は、現在の渋滞情報を日付や時間帯に基づいて補正した値を使用してもよい。また、渋滞度は、道路交通情報が各道路の車両密度に関する情報を含む場合には、車両密度を渋滞度として使用してもよい。渋滞度設定部34は、各道路に対応させて設定した渋滞度を渋滞度テーブルに記憶する。渋滞度設定部34は、所定時間毎に渋滞度を設定し、渋滞度テーブルを更新する。
推奨先導車設定部32は、所定の時間間隔毎に、追従要求信号を発生した車両2(処理データの追従走行要求が「有り」の車両2)のそれぞれに対して、図2に示す推奨先導車設定処理を実行する。所定の時間間隔は、例えば1~10分等の数分間隔であるとよい。推奨先導車設定部32は、対象となる車両2毎、すなわち処理データ毎に推奨先導車設定処理を実行する。
推奨先導車設定部32は、推奨先導車設定処理において、最初に、処理データの現在位置と、現在位置に対応する道路の渋滞度とに基づいて、現在位置に対応する道路の渋滞度が所定の渋滞閾値未満であるか否かを判定する(S1)。渋滞閾値は、例えば、車両2の追い越しが困難になる渋滞度に対して設定されているとよい。例えば、渋滞度が1-10の10段階である場合、渋滞閾値は8~10に設定されているとよい。
推奨先導車設定部32は、渋滞度が渋滞閾値未満である場合(S1の判定結果がYes)、現在位置に対応した道路の渋滞度に基づいて検索距離を設定する(S2)。検索距離は、推奨先導車の検索範囲を制限する値であり、対象となる車両2からの距離をいう。渋滞度が高いほど、検索距離は小さな値に設定される。すなわち、対象となる車両2の現在位置における道路が混雑するほど、検索距離が短く設定される。
次に、推奨先導車設定部32は、処理データの各車両2の現在位置に基づいて対象となる車両2と他の車両2のそれぞれとの距離を現在地間距離として算出する(S3)。続いて、推奨先導車設定部32は、現在地間距離が検索距離以下である他の車両2を候補車両として抽出する(S4)。すなわち、対象となる車両2から検索距離以内に存在する他の車両2を抽出する。
次に、推奨先導車設定部32は、候補車両が1以上存在するか否かを判定する(S5)。候補車両が1以上存在する場合(S5の判定結果がYes)、推奨先導車設定部32は、処理データの予定経路に基づいて、各候補車両の予定経路と対象となる車両2の予定経路との重複距離を演算する(S6)。重複距離は、2つの予定経路の内で、互いに重なる範囲の長さをいう。重複距離が長いほど、候補車両は対象となる車両2の予定経路に沿って走行する距離が長くなる。
次に、推奨先導車設定部32は、対象となる車両2と各候補車両との距離、及び各重複距離の少なくとも1つに基づいて候補車両の1つを推奨先導車として設定する(S7)。推奨先導車設定部32は、重複距離が長く、かつ現在地間距離が短い候補車両を推奨先導車に設定することが好ましい。例えば、推奨先導車設定部32は、各候補車両に対して、重複距離が長いほど値が大きくなる第1スコアを付し、現在地間距離が短いほど値が大きくなる第2スコアを付し、第1スコアと第2スコアとを加算又は乗算することによって第3スコアを算出し、第3スコアが最も大きい候補車両を推奨先導車にするとよい。推奨先導車設定部32は、設定した推奨先導車に対応する車両識別番号を処理データの推奨先導車の欄に記憶する。
ステップS1において渋滞度が渋滞閾値以上の場合(S1の判定結果がNo)、推奨先導車設定部32は、対象となる車両2の前方を走行する不特定の前走車を推奨先導車に設定する(S8)。推奨先導車に設定される前走車は、隊列走行システム1に登録された車両2である必要はなく、車両制御ユニット3を有する必要もない。推奨先導車設定部32は、不特定の前走車に対応して設定された所定の車両識別番号を処理データの推奨先導車の欄に記憶する。
また、ステップS5において候補車両が0である場合(S5の判定結果がNo)、推奨先導車設定部32は対象となる車両2の前方を走行する前走車を推奨先導車に設定する(S8)。
推奨先導車設定部32は、推奨先導車設定処理を実行し、1つの車両2に対して推奨先導車を設定した後、他の車両2についても同様に推奨先導車設定処理を実行し、推奨先導車を設定する。このようにして、推奨先導車設定部32は、追従要求信号を発生した全ての車両2に対して推奨先導車を設定する。
先導車情報作成部33は、推奨先導車が設定された処理データ及び登録車両データに基づいて、各車両2に送信する推奨先導車データを作成する。推奨先導車データは、推奨先導車の車両識別番号、自動車登録番号、予定経路、車名、及び車体色を少なくとも含む。先導車情報作成部33は、推奨先導車データを対応する車両2に送信する。また、先導車情報作成部33は、推奨先導車の現在位置データを所定の間隔で対応する車両2に送信する。
各車両制御ユニット3の制御装置17は、受信した推奨先導車データ及び推奨先導車の現在位置データに基づいて、HMI11に推奨先導車に関する情報を報知させる。HMI11は、例えば、推奨先導車に関する情報として、自動車登録番号、車名、車体色、現在位置、予定経路を表示するとよい。また、HMI11は、例えばナビゲーションの地図画像上に推奨先導車の現在位置及び予定経路を表示するとよい。また、HMI11は、推奨先導車に関する情報を音声によってユーザに報知してもよい。
HMI11から推奨先導車に関する情報を取得したユーザは、自車両2を推奨先導車に追従走行させるか否か判断する。ユーザが自車両2を推奨先導車に追従走行させると判断した場合には、ユーザは自車両2を自ら運転し、推奨先導車の後方に移動させる。そして、ユーザが追従走行開始ボタン21を操作すると、自車両2の走行制御装置は推奨先導車を先導車に設定して、追従走行を開始する。他の実施形態では、外界認識装置14によって取得した画像データに基づいて自車両2の走行制御装置が推奨先導車を特定し、自車両2が推奨先導車の後方の所定の範囲に進入したときに追従走行を開始してもよい。また、自車両2の車々間通信装置15Aが推奨先導車の車々間通信装置15Aと通信することによって推奨先導車を特定し、自車両2が推奨先導車の後方の所定の範囲に進入したときに追従走行を開始してもよい。
ある車両2(追従車)が他の車両2(先導車)に対して所定の相対位置を維持して隊列走行(追従走行)する状態を、互いに電子連結された状態という。隊列走行する車両2群を隊列走行グループという。隊列走行グループは、1つの先導車と、少なくとも1つの追従車とを含む。隊列走行グループは、例えば各車両2が縦方向(車線方向)に一列に並んだ縦編隊(図3(A)参照)や、縦方向と直交する横方向に広がった横編隊(図3(D)参照)等の隊形を取り得る。
走行制御部17Aは、追従走行制御を実行中に、追従走行終了ボタン22が操作されると追従走行制御を終了する。走行制御部17Aは、追従走行制御を終了するときに、先導車との車間距離が所定の距離になるまで駆動装置及び制動装置を制御して減速してもよい。
走行制御部17Aは、先導車の走行動作が自車両2の予定経路から逸脱しようとする逸脱動作に一致するか否かを監視し、先導車の走行動作が逸脱動作に一致するときにHMI11に逸脱動作を検出したことを報知させる。HMI11は、警告画像や警告文を表示することによって、或は音声や警告音を発生することによって、逸脱動作を検出したことを報知するとよい。
外界認識装置14は、先導車の走行動作を取得する先導車情報取得装置として機能する。外界認識装置14は、先導車の後部の画像を取得し、取得した画像を解析することによって先導車の方向指示器の作動を検出する。走行制御部17Aは、外界認識装置14が検出した方向指示器の作動と予定経路とに基づいて、先導車の方向指示器の作動が逸脱動作に該当するか否かを判定する。例えば、交差点の手前において方向指示器の動作を検出し、かつ予定経路が交差点を直進する経路を示す場合、先導車の走行動作が逸脱動作に一致するとして、HMI11に逸脱動作を検出したことを報知させる。また、走行制御部17Aは、外界認識装置14に代えて車々間通信装置15Aによって、先導車の方向指示器の作動状態を取得してもよい。この態様では、先導車は、方向指示器の動作状態を車々間通信によって追従車に送信するとよい。
追従車の走行制御部17Aは、追従車の現在位置又は先導車の現在位置と、地図情報とに基づいて追従車又は先導車が存在する車線を検出し、検出した車線が予定経路に沿って走行するために走行すべき車線と一致しない場合に先導車の走行動作が逸脱動作に一致すると判定してもよい。例えば、予定経路が交差点を直進する経路を示し、かつ追従車又は先導車が右折レーン又は左折レーンに存在するときに、先導車の走行動作が逸脱動作に一致すると判定するとよい。追従車の走行制御部17Aは、車々間通信装置15Aによって、先導車から先導車の現在位置を取得してもよい。また、追従車の走行制御部17Aは、外界認識装置14と地図情報とに基づいて、先導車が存在する車線を検出してもよい。
追従車の走行制御部17Aは、追従走行制御の実行中において先導車の走行動作が逸脱動作に一致するときに、追従走行制御を終了してもよい。追従車の走行制御部17Aは、HMI11による逸脱動作を検出したことの報知と同時、或はHMI11による報知から所定期間経過した後に追従走行制御を終了するとよい。
以上のように構成した隊列走行システム1の作用について説明する。隊列走行システム1に登録された各車両2の車両制御ユニット3は、所定の時間間隔で自車両2の現在位置及び予定経路を管理サーバ4に送信する。管理サーバ4は、各車両2から送信されるデータに基づいて、処理データテーブルに記憶された各車両2の現在位置及び予定経路を所定の時間間隔で更新する。
各車両2の車両制御ユニット3は、追従走行要求ボタン23がユーザによって操作されたときに、追従要求信号を管理サーバ4に送信する。追従走行要求ボタン23は、車両2の走行中又は停車中のいずれにおいて操作されてもよい。管理サーバ4は、追従要求信号を受けたときに、対応する処理データの追従走行要求の欄を「有り」に書き換える。
管理サーバ4は、所定の時間間隔毎に、推奨先導車設定処理を実行し、追従走行要求が「有り」の処理データのそれぞれに対して推奨先導車を設定する。管理サーバ4は、車両2のそれぞれの現在位置と、予定経路とに基づいて推奨先導車を決定する。管理サーバ4は、対象となる車両2からの距離が近く、かつ予定経路の重なりが大きい車両2を推奨先導車に決定する。また、管理サーバ4は、各車両2が走行する各道路の渋滞度を取得し、渋滞度が高いほど、車両2の現在位置と推奨先導車と現在位置との距離が短くなるように推奨先導車を設定する。また、管理サーバ4は、渋滞度が渋滞閾値以上である場合に、車両2の前走車を推奨先導車に設定する。管理サーバ4は、決定した推奨先導車に関する情報を対応する車両2の車両制御ユニット3のそれぞれに送信する。
各車両2の車両制御ユニット3は管理サーバ4から推奨先導車に関する情報を受信したときに、HMI11に推奨先導車に関する情報を表示や音声によりユーザに報知させる。ユーザは、HMI11から推奨先導車に関する情報を取得し、自車両2を推奨先導車に追従走行させるか否かを判断する。ユーザが推奨先導車に自車両2を追従走行させるか否かは任意である。ユーザが自車両2を推奨先導車に追従走行させると判断したときには、ユーザは自車両2を推奨先導車の後方に移動させる。
自車両2が他の車両2の後方の所定の範囲にあるときに、ユーザによって追従走行開始ボタン21が操作されると、走行制御部17Aは追従走行制御を実行し、前方を走行する他の車両2に自車両2を追従走行させる。他の実施形態では、走行制御装置が、管理サーバ4から受信した推奨先導車に関する情報に基づいて推奨先導車を特定し、推奨先導車が自車両2に対して所定の範囲内に入ったときに推奨先導車に対して追従走行制御を開始してもよい。この態様によれば、ユーザが追従走行開始ボタン21を操作することなく、追従走行を開始することができる。
管理サーバ4は所定の時間間隔毎に推奨先導車設定処理を実行し、推奨先導車を各車両2に送信する。そのため、各車両2は、既に他の車両2に追従走行している場合にも推奨先導車情報を受信する。これにより、既に先導車に追従走行しているときに、目的地への追従走行に適した先導車が存在する場合、ユーザの判断により先導車を変更することができる。管理サーバ4は、例えば、既に追従走行している先導車よりも重複距離が長い車両2を推奨先導車として推奨する。
自車両2の先導車に対する追従走行制御は、ユーザの追従走行終了ボタン22の操作によって終了する。また、自車両2の走行制御部17Aは、先導車の走行動作が自車両2の予定経路から逸脱しようとする逸脱動作に一致するか否かを監視し、先導車の走行動作が前記逸脱動作に一致するときにHMI11に逸脱動作を検出したことを報知させる。報知を受けたユーザは、追従走行終了ボタン22を操作することによって先導車に対する自車両2の追従走行制御を終了させることができる。また、走行制御部17Aは、先導車の走行動作が逸脱動作に一致するときに追従走行制御を終了してもよい。これにより、車両2が先導車に追従して予定経路から逸脱することを防止することができる。
以上の実施形態によれば、管理サーバ4が各車両2の現在位置及び予定経路に基づいて各車両2が追従すべき推奨先導車を決定するため、各車両2が先導車に合流し易くなると共に、各車両2が追従走行する距離を長くすることができる。管理サーバ4は、所定の時間間隔毎に各車両2に適した推奨先導車を決定するため、各車両2に適した先導車を推奨することができる。
また、管理サーバ4は、渋滞度が高いほど車両2の現在位置と推奨先導車と現在位置との距離が短くなるように推奨先導車を設定するため、道路が混雑し、車両2の走行が制限されるような状況においても、追従走行したい車両2と先導車とを合流し易くすることができる。
また、管理サーバ4は、渋滞度が渋滞閾値以上である場合に、自車両2の前走車を推奨先導車に設定するため、道路が混雑し、車両2の追い越しが困難な状況においても、各車両2に確実に合流することができる先導車を設定することができる。渋滞時に各車両2が追従走行することによって道路の車両密度を上昇させることができる。また、各車両2が追従走行することによって、車両どうしの接近に伴う車両2の減速が減少するため、車両密度が高い状態でも各車両2は円滑に走行することができる。すなわち、渋滞が緩和される。本実施形態に係る隊列走行システムは、渋滞時に追従走行を実行する車両2を増加させることができるため、渋滞を緩和することができる。
また、走行制御部17Aは、管理サーバ4から受信した推奨先導車に関する情報に基づいて推奨先導車を特定し、推奨先導車が自車両2に対して所定の範囲内に入ったときに推奨先導車に対して追従走行制御を開始する。そのため、追従車のユーザが追従走行開始ボタン21を操作しなくても走行制御部17Aは追従走行制御を開始することができる。
追従車が先導車に追従走行することによって構成される隊形の態様には互いに全長の異なる2つ以上の形態が含まれる。隊形は、上述したように縦編隊及び横編隊を含む。先導車に設定された車両2のHMI11には、隊形を変更するための隊列変更ボタンが表示される。隊列変更ボタンがユーザによって操作されると、先導車及び追従車の車両制御ユニット3は隊形変更処理を実行する。先導車の車両制御ユニット3は、先導車の外界認識装置14や地図情報に基づいて取得される道路の車線数や、信号情報通信装置から受信した信号情報に基づいて隊列変更ボタンを表示するとよい。
本実施形態では、隊形変更処理は縦編隊から横編隊に変更する縦横変更処理を含む。図3には縦横変更処理において、隊列の態様が縦編隊から横編隊に変更されるときの追従車の移動態様が示されている。以下では、縦横変更処理において、縦編隊を隊列数Nの横編隊に変更すると仮定して説明を行う。
図3(A)に示すように、縦横変更処理において、まず、先頭から2台目からN台目にまでに位置する追従車をそれぞれ先導車の走行車線とは異なり、且つ、互いに異なる車線に移動させる。その後、図3(B)に示すように、先頭からN+1台目に位置する車両2を先頭から1台目に位置する車両2(先導車)の走行車線に移動させる。同時に、先頭からN+2台目に位置する車両2を先頭から2台目に位置する追従車の走行車線に移動させる。このような移動を繰り返すことによって、図3(C)に示すように、隊列を構成する全ての車両2が列それぞれに可能な限り均等に割り振られる。その後、図3(D)に示すように追従車の車両制御ユニット3は前走車との車間距離を詰めるべく、自車両2の速度を上昇させる。
隊形変更処理は、隊列の態様を横編隊から縦編隊に変更する横縦変更処理を含む。本実施形態では、横縦変更処理では縦横変更処理の手順が逆の順番で行われる。これにより、隊列の変更によって縦編隊における車両2の順番が変更されることが防止できる。
縦編隊及び横編隊を含む各隊形において、先導車に対する追従車の相対位置が予め設定されている。追従車の車両制御ユニット3は、各編隊において予め設定された先導車に対する相対位置を維持するように走行軌道を作成し、自車両2がその走行軌道に沿って走行するように駆動装置、制動装置、及び操舵装置を制御する。
以下に、車両制御ユニット3が隊列変更ボタンを表示する場合の一例を示す。先導車が交差点の直前に到達すると、先導車の車両制御ユニット3は、隊列を構成する全車両2が交差点を通過可能であるかを判定する。このとき、先導車の車両制御ユニット3は、信号情報受信機16からの信号と、車々間通信を介して取得した追従車の位置と、車両センサ12によって取得された自車両2の車速とに基づいて、現在の隊形で最後尾の追従車が、信号が赤に変わる前に交差点を通過することができるか否かを判定する。そして、判定結果がNoの場合、変更可能な他の隊形に変更した場合に最後尾の追従車が、信号が赤に変わる前に交差点を通過することができるか否かを判定する。その結果、車両制御ユニット3は、他の隊列に変更することによって最後尾の追従車が、信号が赤に変わる前に交差点を通過することができると判定した場合に、先導車のHMI11に隊列変更ボタンを表示するとよい。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、推奨先導車設定処理のステップS7において、候補車両の内から1つの推奨先導車を設定する手法は、様々な手法を採用することができる。例えば、候補車両の内から1つの推奨先導車を設定する際に、各車両を運転するユーザの評価点を考慮してもよい。ユーザの評価点は、運転技能や、過去の交通違反の実績等に設定されるとよい。
また、実施形態では、各車両2が所定の時間間隔で現在位置及び予定経路を管理サーバ4に送信する構成としたが、予定経路はユーザが設定したとき、及び変更したときのみ管理サーバ4に送信する構成としてもよい。また、各車両2は、予定経路に代えて目的地を管理サーバ4に送信してもよい。この場合、管理サーバ4は受信した目的地と現在位置とに基づいて予定経路を作成するとよい。
1 :隊列走行システム
2 :車両
3 :車両制御ユニット
4 :管理サーバ
6 :インターネット
12 :車両センサ
13 :ナビゲーション装置
13A :位置取得部
13B :経路生成部
14 :外界認識装置
15 :通信装置
15A :車々間通信装置
15B :移動体通信装置
16 :信号情報受信機
17 :制御装置
17A :走行制御部
17B :追従要求生成部
21 :追従走行開始ボタン
22 :追従走行終了ボタン
23 :追従走行要求ボタン
31 :追従要求受付信部
32 :推奨先導車設定部
33 :先導車情報作成部
34 :渋滞度設定部
36 :データ記憶部

Claims (7)

  1. 複数の車両を隊列走行させるための隊列走行システムであって、
    管理サーバと、
    前記管理サーバと通信可能な車両制御ユニットを備えた複数の車両とを有し、
    前記車両制御ユニットのそれぞれは、ユーザに対する入出力装置と、自車両の現在位置、及び予定経路を前記管理サーバに送信する通信装置と、先行する車両に対して前記自車両を追従走行させる追従走行制御を実行する走行制御装置とを有し、
    前記管理サーバは、所定の時間間隔毎に、前記車両のそれぞれの現在位置と、予定経路とに基づいて前記車両のそれぞれが追従走行すべき推奨先導車を決定し、前記推奨先導車に関する情報を前記車両制御ユニットのそれぞれに送信し、かつ前記車両が走行する各道路の渋滞度を取得し、前記渋滞度が高いほど、前記車両の現在位置と前記推奨先導車と現在位置との距離が短くなるように前記推奨先導車を設定する隊列走行システム。
  2. 前記管理サーバは、前記渋滞度が所定の渋滞閾値以上である場合に、前記車両の前走車を前記推奨先導車に設定する請求項1に記載の隊列走行システム。
  3. 前記走行制御装置は、前記管理サーバから受信した前記推奨先導車に関する情報に基づいて前記推奨先導車を特定し、前記推奨先導車が自車両に対して所定の範囲内に入ったときに前記推奨先導車に対して前記追従走行制御を開始する請求項1又は請求項2に記載の隊列走行システム。
  4. 前記車両制御ユニットは、自車両が追従走行する先導車の走行動作を取得する先導車情報取得装置を有し、
    前記走行制御装置は、前記先導車の走行動作が自車両の予定経路から逸脱しようとする逸脱動作に一致するか否かを監視し、前記先導車の走行動作が前記逸脱動作に一致するときに前記入出力装置に前記逸脱動作を検出したことを報知させる請求項1~請求項3のいずれか1つの項に記載の隊列走行システム。
  5. 前記走行制御装置は、前記先導車の走行動作が前記逸脱動作に一致するときに前記追従走行制御を終了する請求項4に記載の隊列走行システム。
  6. 前記入出力装置のそれぞれは、前記自車両が追従走行すべき前記推奨先導車をユーザに報知する請求項1に記載の隊列走行システム。
  7. 複数の車両を隊列走行させるための隊列走行方法であって、
    各車両に設けられた車両制御ユニットが、自車両の現在位置及び予定経路を管理サーバに送信するステップと、
    前記管理サーバが、所定の時間間隔毎に、前記車両のそれぞれの現在位置と、予定経路とに基づいて前記車両のそれぞれが追従走行すべき推奨先導車を決定し、前記推奨先導車に関する情報を前記車両制御ユニットのそれぞれに送信するステップと、
    各車両に設けられた入出力装置のそれぞれが、前記自車両が追従走行すべき前記推奨先導車をユーザに報知するステップと、
    前記車両が走行する各道路の渋滞度を取得し、前記渋滞度が高いほど、前記車両の現在位置と前記推奨先導車と現在位置との距離が短くなるように前記推奨先導車を設定するステップとを有する隊列走行方法。
JP2019147298A 2019-08-09 2019-08-09 隊列走行システム及び隊列走行方法 Active JP7241641B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019147298A JP7241641B2 (ja) 2019-08-09 2019-08-09 隊列走行システム及び隊列走行方法
CN202010782258.7A CN112428996B (zh) 2019-08-09 2020-08-06 队列行驶系统和队列行驶方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019147298A JP7241641B2 (ja) 2019-08-09 2019-08-09 隊列走行システム及び隊列走行方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021028743A JP2021028743A (ja) 2021-02-25
JP7241641B2 true JP7241641B2 (ja) 2023-03-17

Family

ID=74667065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019147298A Active JP7241641B2 (ja) 2019-08-09 2019-08-09 隊列走行システム及び隊列走行方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7241641B2 (ja)
CN (1) CN112428996B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114677833B (zh) * 2022-03-28 2023-10-31 广州小鹏汽车科技有限公司 车辆队列的控制方法、车辆队列和存储介质
CN114670831B (zh) * 2022-05-18 2023-05-09 厦门金龙联合汽车工业有限公司 一种车辆编队控制方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016045709A (ja) 2014-08-22 2016-04-04 株式会社アドヴィックス 車両制御装置
WO2016113891A1 (ja) 2015-01-16 2016-07-21 三菱電機株式会社 走行計画作成装置および走行計画作成方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5195929B2 (ja) * 2009-01-20 2013-05-15 トヨタ自動車株式会社 隊列走行制御システム及び車両
JP6954052B2 (ja) * 2017-11-27 2021-10-27 トヨタ自動車株式会社 車群制御装置
JP6822386B2 (ja) * 2017-11-30 2021-01-27 トヨタ自動車株式会社 隊列走行システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016045709A (ja) 2014-08-22 2016-04-04 株式会社アドヴィックス 車両制御装置
WO2016113891A1 (ja) 2015-01-16 2016-07-21 三菱電機株式会社 走行計画作成装置および走行計画作成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021028743A (ja) 2021-02-25
CN112428996B (zh) 2024-05-03
CN112428996A (zh) 2021-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106064626B (zh) 车辆行驶控制装置
US11414080B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
US11498563B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
JP6308233B2 (ja) 車両制御装置及び車両制御方法
US10943133B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
US11130492B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
JP6729220B2 (ja) 車両用運転支援装置
CN107614346B (zh) 驾驶辅助装置
KR20190030199A (ko) 차량들의 감독 제어
US11584375B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
JP2019182305A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7039940B2 (ja) 車両制御装置
JP2018100009A (ja) 車両制御装置
JP7152339B2 (ja) 走行制御装置、走行制御方法、およびプログラム
CN110271547B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法以及存储介质
US20200094875A1 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
EP3627110B1 (en) Method for planning trajectory of vehicle
JP2019159611A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN114763166A (zh) 车辆控制系统
JP7241641B2 (ja) 隊列走行システム及び隊列走行方法
JP7379033B2 (ja) 運転支援方法及び運転支援装置
JP2019148850A (ja) 車両制御装置
JP2021109576A (ja) 車両の走行支援方法および走行支援装置
JPWO2020136893A1 (ja) 通信システム、通信端末、制御方法、プログラム、およびプログラムを記憶する記憶媒体
WO2023149003A1 (ja) 車両制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7241641

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150