JP7239857B1 - 空気調和機 - Google Patents

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    • F28F19/00Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers

Abstract

【課題】部品点数を少なくする。【解決手段】アルミニウム製の冷媒配管26a、26bがステンレス製の分流器12の第1接続部と接続されている。アルミニウムよりも電位が高い銅製の冷媒配管19aが分流器12の第2接続部と接続されている。冷媒配管26a、26bから分流器12を介して冷媒配管19aまでの冷媒流路が形成されている。【選択図】 図4

Description

本開示は、空気調和機に関する。
空気調和機の冷媒配管の材料としては、銅又は銅合金を用いることが一般的である。しかし、近年では軽量化やコストダウンを図るために冷媒配管の一部をアルミニウム又はアルミニウム合金製とすることが行われている。しかし、アルミニウムは銅よりもイオン化傾向が大きく、両者を接触させるとアルミニウムに腐食(電位差腐食)が発生することがある。特許文献1では、冷媒配管に付着した結露水によってアルミニウムが腐食しないように、アルミニウム製冷媒管と銅製冷媒管との接合部分に、ステンレス製の接合冷媒管を配設している。そして、ステンレス製の接合冷媒管を、伝熱管同士を接続する複数の接続管のうち最も送風機が設けられている側に位置する接続管よりも送風機が設けられている側に配設している。こうすることで、他の接続管に結露した水滴が接合冷媒管に滴下することを低減させている。
国際公開第2016/038865号
しかしながら、特許文献1の技術によると、ステンレス製の接合冷媒管を新たな部品として追加する必要があり、部品点数が増加してしまう。
本開示の目的は、部品点数が少ない空気調和機を提供することである。
本開示に係る空気調和機は、第1金属管と、第1金属管よりも電位が高い第2金属管と、第1接続部及び第2接続部を含むステンレス製の第1部品と、を備えている。そして、前記第1金属管が前記第1部品の前記第1接続部と接続され、前記第2金属管が前記第1部品の前記第2接続部と接続され、前記第1金属管から前記第1部品を介して前記第2金属管までの冷媒流路が形成されており、前記第1部品が、フィルタ、マフラ、減圧装置、冷媒貯蔵器及び分流器のいずれかである。
本開示によると、フィルタ等の機能部品をステンレス製として第1金属と第2金属との間に接続することによって、電位差腐食の抑制のために部品を増やす必要がなくなり、製造コストが抑えられる。
前記第1接続部が前記第2接続部よりも上方にあることが好ましい。これにより、第2金属管の金属イオンを含む結露水の落下による第1金属管の腐食を抑制できる。
前記第1接続部の端部が前記第1金属管に挿入されていることが好ましい。これにより、ろう付け後の冷却による剥離が生じにくい。
前記第1金属管の前記第1部品とは反対側に接続された第2部品と、前記第2金属管の前記第1部品とは反対側に接続された第3部品とをさらに備えており、前記第2部品及び前記第3部品が、熱交換器、フィルタ、マフラ、減圧装置、冷媒貯蔵器、閉鎖弁及び分流器のいずれかであって、前記第1金属管はアルミニウム製の冷媒配管であり、前記第2金属管は銅製の冷媒配管であり、前記第2部品と前記第3部品との間において、前記第1金属管の曲げ加工個所が前記第2金属管の曲げ加工個所よりも少ないことが好ましい。これにより、加工性に劣るアルミの曲げ加工個所が少なく、製造面で有利となる。
前記第1部品がフィルタであり、前記第1金属管は、前記フィルタの熱交換器側の接続部に接続された冷媒配管であって、前記フィルタの前記第1接続部につながって前記第1接続部から上方に延びる第1区間と、前記第1区間の上端部分につながって前記上端部分から上方に延びてから方向を変えて下方に延びる第2区間と、前記第2区間の下端部分につながって下方に延びる第3区間とを備えていることが好ましい。これにより、第2金属管の金属イオンを含む結露水の落下による第1金属管の腐食を抑制できる。
前記第1部品が減圧装置であり、前記第1金属管がアルミ製、前記第2金属管が銅製であってよい。これにより、空気調和機の電気配線を短くするために減圧装置をできるだけ上方に位置させることが好ましい場合において、アルミ配管を長く取ることができてコスト面で有利となる。
前記第1部品が分流器であり、前記第1金属管は室外熱交換器に接続されたアルミニウム製の冷媒配管であり、前記分流器に対して前記室外熱交換器とは反対側に減圧装置と閉鎖弁とが設けられており、前記分流器と前記減圧装置との間の配管、及び、前記減圧装置と前記閉鎖弁との間の配管が共に銅製であることが好ましい。これにより、分流器から減圧装置を経て閉鎖弁までの長い冷媒流路を加工性に優れた銅にすることで、製造面で有利となる。
本開示の第1実施形態に係る空気調和機の概略構成図である。 図1に示す空気調和機に含まれる室外熱交換器及び一部の冷媒配管の斜視図並びにフィルタ付近の拡大図である。 図2に示す室外熱交換器及び一部の冷媒配管の正面図である。 図2に示す室外熱交換器及び一部の冷媒配管の部分側面図である。 ステンレス製のフィルタとアルミニウム製の冷媒配管との接合個所の拡大断面図である。 本開示の第2実施形態に係る空気調和機に含まれる室外熱交換器及び一部の冷媒配管の部分側面図である。 本開示の第3実施形態に係る空気調和機に含まれる室外熱交換器及び一部の冷媒配管の部分側面図である。 本開示の第4実施形態に係る空気調和機に含まれる室外熱交換器及び一部の冷媒配管の部分側面図である。 本開示の第5実施形態に係る空気調和機に含まれる室外熱交換器及び一部の冷媒配管の部分側面図である。 本開示の第6実施形態に係る空気調和機に含まれるマフラ付近の側面図である。 本開示の第7実施形態に係る空気調和機に含まれるアキュムレータ付近の側面図である。
<第1実施形態>
以下、本開示の第1実施形態に係る空気調和機1について説明する。図1に示す空気調和機1は、室内に設置される室内機2と、室外に設置される室外機3とを含んでいる。室内機2と室外機3とは、冷媒配管19によって互いに接続されている。
室外機3内には、冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒を生成する圧縮機5、フィルタ14、20、受液器(本開示における冷媒貯蔵器の一種)13、冷媒を減圧する電動膨張弁7、室外熱交換器8、アキュムレータ(本開示における冷媒貯蔵器の一種)11、マフラ15、四路切換弁16、ガス閉鎖弁17、及び、液閉鎖弁18が配置されている。室内機2内には、室内熱交換器6が配置されている。これら複数の要素部品が冷媒配管19によって接続されて、冷媒回路4を構成している。電動膨張弁7には、第1接続管7aと第2接続管7bとが設けられている。第1接続管7a及び第2接続管7bは、電動膨張弁7の本体部(第1接続管7a及び第2接続管7bを除く部分)にろう付けによって取り付けられている。
室内熱交換器6は、冷媒と室内空気との間で熱交換を行う。室内熱交換器6の近傍には、室内空気を室内熱交換器6へ送風し、調和空気を室内に送るための室内ファン9が配置されている。圧縮機5は、低圧ガス冷媒を圧縮して高圧ガス冷媒を吐出する。圧縮機5は、吸入部5aと吐出部5bとを有する。吸入部5aから低圧ガス冷媒が吸入され、吐出部5bから高圧ガス冷媒が矢印Dの方向に吐出される。電動膨張弁7は、冷媒回路4の冷媒配管19において室外熱交換器8と室内熱交換器6との間に配置され、流入した冷媒を膨張及び減圧させる。フィルタ14、20は、冷媒から微小な塵埃を除去し且つ気泡を細泡化すると共に、冷媒の流れの乱れを整える整流部材でもある。気泡が細泡化することによって、電動膨張弁7で発生する音を低減させることができる。受液器13は、熱負荷の変動によって余剰になった冷媒を貯留する。室外熱交換器8は、冷媒と室外空気との間で熱交換を行う。室外熱交換器8の近傍には、室外空気を室外熱交換器8へ送風するための室外ファン10が設けられている。
室外熱交換器8の電動膨張弁7側の端部には、分流器12(本実施形態における第1部品)が配置されている。分流器12は、内部に分岐流路が設けられた機能部品である。分流器12には、室外熱交換器8から延びた2本の冷媒配管26a、26b(本実施形態における第1金属管)(図2及び図4参照)と、フィルタ14に接続された1本の冷媒配管19a(本実施形態における第2金属管)とが接続されている。フィルタ14と電動膨張弁7の第1接続管7aは、冷媒配管19bによって接続されている。電動膨張弁7の第2接続管7bと受液器13は、冷媒配管19cによって接続されている。また、受液器13、フィルタ20及び液閉鎖弁18も、冷媒配管19cによって接続されている。また、圧縮機5の吸入側の冷媒配管19dには、液体に優先してガスを圧縮機5に送るためのアキュムレータ11が接続されている。圧縮機5の吐出側の冷媒配管19eには、圧縮機5から吐出された冷媒の圧力脈動を低減させるためのマフラ15が接続されている。
冷媒配管19には、冷媒流路を切り換えるための四路切換弁16、ガス閉鎖弁17、及び液閉鎖弁18が接続されている。四路切換弁16を切り換えることによって冷媒の流れを反転させ、圧縮機5から吐出される冷媒を室外熱交換器8と室内熱交換器6のいずれかに供給し、冷房運転と暖房運転とを切り換えることが可能となっている。ガス閉鎖弁17及び液閉鎖弁18は、真鍮製であって、冷媒の経路を開放又は閉鎖するためのものである。
空気調和機1の暖房運転時には、図1に示す実線のように四路切換弁16を切り換えることによって、冷媒を実線の矢印で示す方向に流す。これにより、圧縮機5から矢印Dの方向に吐出された高圧ガス冷媒は、マフラ15及び四路切換弁16を通過した後、ガス閉鎖弁17を通過して、室内熱交換器6に入る。高圧ガス冷媒は、室内熱交換器6で高圧液冷媒になる過程で放熱する。高圧液冷媒は、開放された液閉鎖弁18を経て電動膨張弁7に達し、電動膨張弁7で減圧される。減圧された冷媒は、室外熱交換器8に到達し、室外熱交換器8で吸熱し、低圧ガス冷媒になる。低圧ガス冷媒は、四路切換弁16及びアキュムレータ11を経て圧縮機5に吸入される。暖房運転時には、室内熱交換器6は放熱器として機能し、室外熱交換器8は吸熱機として機能する。
一方、冷房運転時には、図1に示す点線のように四路切換弁16を切り換えることによって冷媒の流れを反転させ、点線の矢印で示す方向に冷媒を流す。これにより、圧縮機5から矢印Dの方向に吐出された高圧ガス冷媒は、マフラ15及び四路切換弁16を通過した後、室外熱交換器8に入る。高圧ガス冷媒は、室外熱交換器8で高圧液冷媒になる過程で放熱する。高圧液冷媒は、電動膨張弁7に達し、電動膨張弁7で減圧される。減圧された冷媒は、開放された液閉鎖弁18を経て室内熱交換器6に到達し、室内熱交換器6で吸熱し、低圧ガス冷媒になる。低圧ガス冷媒は、ガス閉鎖弁17、四路切換弁16及びアキュムレータ11を経て圧縮機5に吸入される。冷房運転時には、室内熱交換器6は吸熱器として機能し、室外熱交換器8は放熱機として機能する。
図2及び図3に示すように、室外熱交換器8は、所定の間隔で積層された平板状の複数のフィン21と、各フィン21に設けられた複数の貫通孔に挿入された複数本の伝熱管22(図3に1本だけを破線で示す)とを含んでいる。各伝熱管22は、L字型形状となるように曲がっており、室外熱交換器8は、上面視でほぼL字型形状を有している。室外熱交換器8への冷媒の入口及び出口(それぞれ2個所)となる端部を除き、伝熱管22の開口が設けられた端部は、Uベンド23によって、別の伝熱管22の開口が設けられた端部と接続されている。これによって、本実施形態の室外熱交換器8には、冷媒が通過する2つの流路が構成されている。フィン21、伝熱管22及びUベンド23は、アルミニウムまたはアルミニウム合金製(これらをまとめて本開示においては単に「アルミニウム製」と記載する)である。なお、伝熱管としては、ヘアピンチューブを用いてもよい。
最も外側のフィン21のさらに外側には、鋼板等で構成された端板25が配置されている。端板25には伝熱管22が貫通しており、伝熱管22は端板25の外側でUベンド23に接続されている。Uベンド23が接続されていない伝熱管22の端部には、上述した室外熱交換器8に構成された2つの流路につながる冷媒配管がそれぞれ接続されている。図2及び図4には、そのうちの分流器12に接続された2本の冷媒配管26a、26bが示されている。なお、以下の説明において、図4を基準として上下関係を説明する。
本実施形態において、冷媒配管26a、26bはアルミニウム製であり、分流器12はステンレス製である。そして、分流器12よりも先の冷媒配管19a、19b、19cは、アルミニウムよりも電位が高い銅または銅合金製(これらをまとめて本開示においては単に「銅製」と記載する)である。また、フィルタ14、受液器13、フィルタ20も銅製であり、電動膨張弁7は本体部がステンレス製であり、第1接続管7a及び第2接続管7bが銅製である。図2を参照すると、分流器12は、2つの第1接続部12a、12bと、1つの第2接続部12cとを含んでいる。第1接続部12a、12bは、それぞれ、冷媒配管26a、26bにろう付けによって接合されている。第2接続部12cは冷媒配管19aにろう付けによって接合されている。これによって、冷媒配管26a、26bから分流器12を介して冷媒配管19aまでの冷媒流路が形成されている。分流器12内には、第1接続部12a、12bと第2接続部12cとを結ぶ分流流路が形成されている。本実施形態において、第1接続部12a、12bは、第2接続部12cよりも上方にある。
このように、本実施形態に係る空気調和機1では、機能部品としての分流器12がステンレス製であって、アルミニウム製の冷媒配管26a、26bと、銅製の冷媒配管19aとが分流器12に接合されている。これにより、アルミニウム製の冷媒配管26a、26bと銅製の冷媒配管19aとが直接接合されず、冷媒配管26a、26bが電位差腐食するのを抑制することができる。また、既存の機能部品としての分流器12をステンレス製として冷媒配管26a、26bと冷媒配管19aとの間に介在させることで、冷媒配管26a、26bの電位差腐食抑制のために新たな部品を増やす必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。しかも、第1接続部12a、12bが第2接続部12cよりも上方にあるので、たとえ結露により銅製の冷媒配管19aの表面に銅イオンを含む結露水が付着及び落下したとしても、その結露水がアルミニウム製の冷媒配管26a、26bに付着することがない。したがって、冷媒配管26a、26bの電位差腐食をより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態に係る空気調和機1では、分流器12と室外熱交換器8との間の冷媒配管26a、26bがアルミニウム製であるが、分流器12から電動膨張弁7を経て液閉鎖弁18までの長い冷媒配管19a、19b、19cが銅製となっている。このように、本実施形態においては、室外熱交換器8から液閉鎖弁18までの冷媒配管のほとんどを加工性に優れた銅製としているので、製造面で有利となる。
ここで、図5を参照しつつ、分流器12と冷媒配管との接合の詳細について説明する。以下においては第1接続部12aと冷媒配管26aとの接合を例に説明するが、第1接続部12bと冷媒配管26bとの接合個所も同様である。図5に示すように、冷媒配管26aの下端部(図5では右端部)付近は、拡径されている。その内径は第1接続部12aの外径よりもやや大きい。第1接続部12aの外径及び内径は、冷媒配管26aの拡径されていない区間の外径及び内径とそれぞれ同じである。そして、第1接続部12aの上端部(図5では左端部)付近が、冷媒配管26aの拡径された下端部付近に挿入されている。第1接続部12aの上端部付近と冷媒配管26aの拡径された下端部付近とは、上述のようにろう付けによって接合されており、両者の間にはろう材28が介在している。
アルミニウムはステンレスに比べて線膨張係数が大きい。ろう付け工程でのろう材28の凝固温度は580℃程度の高温である。この凝固温度から常温までアルミニウム製の冷媒配管26a及びステンレス製の第1接続部12aが冷却していく過程における、冷媒配管26aの内側への収縮量は第1接続部12aの内側への収縮量よりも大きい。本実施形態では、第1接続部12aの上端部付近が冷媒配管26aの下端部付近に挿入されているので、ろう付け工程後の冷却過程において、内側に向かって大きく収縮しようとする冷媒配管26aの下端部付近と、内側に向かう収縮量が小さい第1接続部12aの上端部付近との間に挟まれたろう材28には、ろう材28を径方向に収縮させる応力がかかることになる。したがって、冷媒配管26aの下端部付近が第1接続部12aの上端部付近に挿入されている場合と比較して、ろう付け個所での剥離が生じにくく、接合の信頼性を高めることができる。
なお、銅は多くのステンレス材に比べて線膨張係数が大きいが、一部のステンレス材に比べて線膨張係数が小さい。そのため、分流器12のステンレス材の線膨張係数が冷媒配管19aの銅材の線膨張係数よりも大きい場合には、冷媒配管26aが第1接続部12aに挿入されることが好ましく、逆の場合には、第1接続部12aが冷媒配管26aに挿入されることが好ましい。なお、以下に説明する実施形態においても、ステンレス製の機能部品とアルミニウム製の冷媒配管とのろう付け接合個所、及び、ステンレス製の機能部品と銅製の冷媒配管とのろう付け接合個所は、本実施形態と同様の構造となっている。
<第2実施形態>
次に、本開示の第2実施形態に係る空気調和機について説明する。本実施形態に係る空気調和機は、分流器からこれに隣接したフィルタまでに関する構成を除いて第1実施形態と同じである。そこで、以下では、主として第1実施形態との相違点について説明する。
図6において、分流器32(本実施形態における第2部品)はアルミニウム製であり、フィルタ34(本実施形態における第1部品)はステンレス製である。分流器32とフィルタ34との間の冷媒配管39a(本実施形態における第1金属管)はアルミニウム製である。フィルタ34と電動膨張弁7(本実施形態における第3部品)との間の冷媒配管19b(本実施形態における第2金属管)は、第1実施形態と同じく銅製である。フィルタ34は、下端にある1つの第1接続部34aと、上端にある1つの第2接続部34bとを含んでいる。第1接続部34aは、冷媒配管39aにろう付けによって接合されている。第2接続部34bは冷媒配管19bにろう付けによって接合されている。これによって、冷媒配管39aからフィルタ34を介して冷媒配管19bまでの冷媒流路が形成されている。フィルタ34内には、微細な孔が多数形成されたメッシュ部材が配置されている。
このように、本実施形態に係る空気調和機では、機能部品としてのフィルタ34がステンレス製であって、アルミニウム製の冷媒配管39aと、銅製の冷媒配管19bとがフィルタ34に接合されている。これにより、アルミニウム製の冷媒配管39aと銅製の冷媒配管19bとが直接接合されず、冷媒配管39aが電位差腐食するのを抑制することができる。また、既存の機能部品としてのフィルタ34をステンレス製として冷媒配管39aと冷媒配管19bとの間に介在させることで、冷媒配管39aの電位差腐食抑制のために新たな部品を増やす必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。
また、本実施形態に係る空気調和機において、分流器32とフィルタ34との間のアルミニウム製の冷媒配管39aは、ほぼU字形状であり、曲げ加工個所は1個所だけである。これに対して、フィルタ34と電動膨張弁7との間の冷媒配管19bは、図6からも分かるように、フィルタ34の直上にある鉛直区間と、斜めに延びた区間と、電動膨張弁7の直下にある鉛直区間とが接続された形状を有しており、曲げ加工個所は2個所である。このように、本実施形態では、分流器32と電動膨張弁7との間において、加工性に劣るアルミニウム製の冷媒配管39aの加工個所が少ないために、製造がしやすいという利点がある。また、室外熱交換器8と液閉鎖弁18との間においても、フィルタ34と室外熱交換器8との間のアルミニウム製の冷媒配管26a、26b、39aの曲げ加工個所がフィルタ34と液閉鎖弁18との間の銅製の冷媒配管19b、19cの曲げ加工個所よりも少ないため、製造がしやすくなっている。また、本実施形態によっても、上述した第1実施形態において説明した効果の少なくとも一部を得ることができる。
<第3実施形態>
次に、本開示の第3実施形態に係る空気調和機について説明する。本実施形態に係る空気調和機は、フィルタから電動膨張弁までに関する構成を除いて第2実施形態と同じである。そこで、以下では、主として第2実施形態との相違点について説明する。
図7において、フィルタ35(本実施形態における第2部品)はアルミニウム製であり、電動膨張弁37(本実施形態における第1部品)は本体部がステンレス製であるが、第1接続管37aはアルミニウム製であり、第2接続管37bは銅製である。フィルタ35と電動膨張弁37との間の冷媒配管39b(本実施形態における第1金属管)はアルミニウム製である。電動膨張弁37と受液器13(本実施形態における第3部品)との間の冷媒配管19c(本実施形態における第2金属管)は、第1実施形態と同じく銅製である。電動膨張弁37の第1接続部37aは、冷媒配管39bにろう付けによって接合されている。第2接続部37bは冷媒配管19cにろう付けによって接合されている。これによって、冷媒配管39bから電動膨張弁37を介して冷媒配管19cまでの冷媒流路が形成されている。電動膨張弁37内には、ほぼ無段階に開閉度を調整できるステッピングモータが配置されている。
このように、本実施形態に係る空気調和機では、機能部品としての電動膨張弁37の本体部がステンレス製であって、アルミニウム製の冷媒配管39b及び銅製の冷媒配管19cがそれぞれ電動膨張弁37のアルミニウム製の第1接続管37a及び銅製の第2接続管37bに接合されている。これにより、アルミニウム製の冷媒配管39bと銅製の冷媒配管19cとが直接接合されず、冷媒配管39bが電位差腐食するのを抑制することができる。また、既存の機能部品としての電動膨張弁37の本体部をステンレス製として冷媒配管39bと冷媒配管19cとの間に介在させることで、冷媒配管39aの電位差腐食抑制のために新たな部品を増やす必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。
また、本実施形態に係る空気調和機では、減圧装置である電動膨張弁37が、図7に描かれた室外熱交換器8と液閉鎖弁18との間にある機能部品(分流器32、フィルタ35、受液器13、フィルタ20)よりも高い位置に配置されている。電動膨張弁37と電気配線を介して接続された電子基板(図示せず)は、室外機3内の比較的高い位置に配置されていることが多い。そのため、電動膨張弁37をステンレス製として、室外熱交換器8と第1接続管37aとの間の冷媒配管39a、39bをアルミニウム製とすることで、電子基板と電動膨張弁37との間の電気配線を短くすることができてコスト面で有利となる。
さらに、本実施形態に係る空気調和機において、フィルタ35と電動膨張弁37との間のアルミニウム製の冷媒配管39bは、図7からも分かるように、フィルタ35の直上にある鉛直区間と、斜めに延びた区間と、電動膨張弁37の直下にある鉛直区間とが接続された形状を有しており、曲げ加工個所は2個所である。これに対して、電動膨張弁37と受液器13との間の銅製の冷媒配管19cは、第2接続管37bの直下にある鉛直区間と、前方斜め下に延びた区間と、後方斜め下に延びた区間と、受液器13の直上にある鉛直区間とが接続された形状を有しており(図3参照)、曲げ加工個所は3個所である。このように、本実施形態では、フィルタ35と受液器13との間において、加工性に劣るアルミニウム製の冷媒配管39bの加工個所が少ないために、製造がしやすいという利点がある。また、室外熱交換器8と液閉鎖弁18との間においても、電動膨張弁37と室外熱交換器8との間のアルミニウム製の冷媒配管26a、26b、39a、39bの曲げ加工個所が電動膨張弁37と液閉鎖弁18との間の銅製の冷媒配管19cの曲げ加工個所よりも少ないため、製造がしやすくなっている。また、本実施形態によっても、上述した第1及び第2実施形態において説明した効果の少なくとも一部を得ることができる。
<第4実施形態>
次に、本開示の第4実施形態に係る空気調和機について説明する。本実施形態に係る空気調和機は、電動膨張弁に関する構成を除いて第3実施形態と同じである。そこで、以下では、主として第3実施形態との相違点について説明する。
図8において、フィルタ35(本実施形態における第2部品)はアルミニウム製であり、電動膨張弁38(本実施形態における第1部品)は本体部、第1接続管38a及び第2接続管38bがステンレス製である。フィルタ35と電動膨張弁38との間の冷媒配管39b(本実施形態における第1金属管)はアルミニウム製である。電動膨張弁38と受液器13(本実施形態における第3部品)との間の冷媒配管19c(本実施形態における第2金属管)は、第1実施形態と同じく銅製である。電動膨張弁38の第1接続部38aは、冷媒配管39bにろう付けによって接合されている。第2接続部38bは冷媒配管19cにろう付けによって接合されている。これによって、冷媒配管39bから電動膨張弁38を介して冷媒配管19cまでの冷媒流路が形成されている。
本実施形態においても、機能部品としての電動膨張弁38の本体部がステンレス製であって、アルミニウム製の冷媒配管39b及び銅製の冷媒配管19cがそれぞれ電動膨張弁37のステンレス製の第1接続管38a及びステンレス製の第2接続管38bに接合されている。これにより、冷媒配管39bが電位差腐食するのを抑制することができる。しかも、冷媒配管39aの電位差腐食抑制のために新たな部品を増やす必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。
また、本実施形態では、電動膨張弁38の本体部がステンレス製であって、そこに本体部と同じステンレス製の第1接続管38a及び第2接続管38bをろう付けによって接合しているので、両方のろう付け処理を同時に行うことができて電動膨張弁38の製造工程を簡略化することができる。また、第2接続管38bが銅製ではなくステンレス製であることによって、第2接続管38bの表面に付着した結露水がアルミニウム製の冷媒配管39b等に付着したとしても、この結露水が銅イオンを含まないために冷媒配管39b等に電位差腐食が生じにくい。また、本実施形態によっても、上述した第1~第3実施形態において説明した効果の少なくとも一部を得ることができる。
<第5実施形態>
次に、本開示の第5実施形態に係る空気調和機について説明する。本実施形態に係る空気調和機は、分流器から電動膨張弁までに関する構成を除いて第2実施形態と同じである。そこで、以下では、主として第2実施形態との相違点について説明する。
図9において、フィルタ45(本実施形態における第1部品)はステンレス製である。フィルタ45と分流器32(本実施形態における第2部品)との間の冷媒配管49a(本実施形態における第1金属管)はアルミニウム製である。フィルタ45と電動膨張弁7(本実施形態における第3部品)との間の冷媒配管49b(本実施形態における第2金属管)は、第1実施形態と同じく銅製である。フィルタ45は、上端にある1つの第1接続部45aと、下端にある1つの第2接続部45bとを含んでいる。第1接続部45aは、冷媒配管49aにろう付けによって接合されている。第2接続部45bは冷媒配管49bにろう付けによって接合されている。これによって、冷媒配管49aからフィルタ45を介して冷媒配管49bまでの冷媒流路が形成されている。
このように、本実施形態に係る空気調和機では、機能部品としてのフィルタ45がステンレス製であって、アルミニウム製の冷媒配管49aと、銅製の冷媒配管49bとがフィルタ45に接合されている。これにより、アルミニウム製の冷媒配管49aと銅製の冷媒配管49bとが直接接合されず、冷媒配管49aが電位差腐食するのを抑制することができる。また、既存の機能部品としてのフィルタ45をステンレス製として冷媒配管49aと冷媒配管49bとの間に介在させることで、冷媒配管49aの電位差腐食抑制のために新たな部品を増やす必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。
また、本実施形態において、フィルタ45の室外熱交換器8側にあって、第1接続管45aに接続された冷媒配管49aは、以下に説明する3つの区間を含んでいる。第1区間PAは、フィルタ45の第1接続部45aにつながって第1接続部45aから上方に延びている。第2区間PBは、第1区間PAの上端部分につながって前記上端部分から上方に延びてから方向を変えて下方に延びており、U字型形状を有している。第3区間PCは、第2区間PBの下端部分につながって下方に延びている。このように冷媒配管49aが上記のような3つの区間PA、PB、PCを含む構成とすることによって、冷媒配管26a、26b及び分流器32が室外熱交換器8の下端近くに配置されている場合であっても、アルミニウム製の冷媒配管49aとの接続個所をフィルタ45の上端とし、銅製の冷媒配管49bとの接続個所をフィルタ45の下端とすることができる。これにより、冷媒配管49bの銅イオンを含む結露水の落下による冷媒配管49aの腐食を抑制できる。なお、図9に示した例では第1区間PA及び第3区間PCが鉛直方向に延びているが、第1区間PA及び第3区間PCは必ずしも鉛直方向に延びている必要は無く、鉛直方向に対して傾斜していてもよい。また、本実施形態によっても、上述した第1~第4実施形態において説明した効果の少なくとも一部を得ることができる。
<第6実施形態>
次に、本開示の第6実施形態に係る空気調和機について説明する。本実施形態に係る空気調和機は、室外熱交換器8からマフラ(図1に示すマフラ15に相当する)までに関する構成を除いて第1実施形態と同じである。そこで、以下では、主として第1実施形態との相違点について説明する。
図10において、マフラ55(本実施形態における第1部品)はステンレス製である。マフラ55は、上端にある1つの第1接続部55aと、下端にある1つの第2接続部55bとを含んでいる。第1接続部55aは、冷媒配管59e(本実施形態における第1金属管)にろう付けによって接合されている。第2接続部55bは冷媒配管57(本実施形態における第2金属管)にろう付けによって接合されている。冷媒配管59eは、アルミニウム製であって、四路切換弁16を介して室外熱交換器8に接続されている。四路切換弁16はステンレス製である。冷媒配管57は、銅製であって、圧縮機5に接続されている。これによって、冷媒配管59eからマフラ55を介して冷媒配管57までの冷媒流路が形成されている。
このように、本実施形態に係る空気調和機では、機能部品としてのマフラ55がステンレス製であって、アルミニウム製の冷媒配管59eと、銅製の冷媒配管57とがマフラ55に接合されている。これにより、アルミニウム製の冷媒配管59eと銅製の冷媒配管57とが直接接合されず、冷媒配管59eが電位差腐食するのを抑制することができる。また、既存の機能部品としてのマフラ55をステンレス製として冷媒配管59eと冷媒配管57との間に介在させることで、冷媒配管59eの電位差腐食抑制のために新たな部品を増やす必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。また、本実施形態によっても、上述した第1~第5実施形態において説明した効果の少なくとも一部を得ることができる。
<第7実施形態>
次に、本開示の第7実施形態に係る空気調和機について説明する。本実施形態に係る空気調和機は、室外熱交換器8からアキュムレータ(図1に示すアキュムレータ11に相当する)までに関する構成を除いて第1実施形態と同じである。そこで、以下では、主として第1実施形態との相違点について説明する。
図11において、アキュムレータ61(本実施形態における第1部品)はステンレス製である。アキュムレータ61は、上端にある1つの第1接続部61aと、上端にある1つの第2接続部61bとを含んでいる。第1接続部61aは、冷媒配管69d(本実施形態における第1金属管)にろう付けによって接合されている。第2接続部61bは冷媒配管67(本実施形態における第2金属管)にろう付けによって接合されている。冷媒配管69dは、アルミニウム製であって、圧縮機5、マフラ15、四路切換弁16を介して室外熱交換器8に接続されている。圧縮機5、マフラ15はアルミニウム製でもよいし、ステンレス製でもよい。四路切換弁16はステンレス製である。冷媒配管67は、銅製であって、四路切換弁16に接続されている。これによって、冷媒配管69dからアキュムレータ61を介して冷媒配管67までの冷媒流路が形成されている。
このように、本実施形態に係る空気調和機では、機能部品としてのアキュムレータ61がステンレス製であって、アルミニウム製の冷媒配管69dと、銅製の冷媒配管67とがアキュムレータ61に接合されている。これにより、アルミニウム製の冷媒配管69dと銅製の冷媒配管67とが直接接合されず、冷媒配管69dが電位差腐食するのを抑制することができる。また、既存の機能部品としてのアキュムレータ61をステンレス製として冷媒配管69dと冷媒配管67との間に介在させることで、冷媒配管69dの電位差腐食抑制のために新たな部品を増やす必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。また、本実施形態によっても、上述した第1~第6実施形態において説明した効果の少なくとも一部を得ることができる。
<変形例>
第1~5実施形態において、受液器13をステンレス製とし、受液器13と室外熱交換器8との間の冷媒配管をアルミニウム製とし、受液器13と液閉鎖弁18との間の冷媒配管を銅製としてもよい。また、第1~5実施形態において、フィルタ20をステンレス製とし、フィルタ20と室外熱交換器8との間の冷媒配管をアルミニウム製とし、フィルタ20と液閉鎖弁18との間の冷媒配管を銅製としてもよい。上述した実施形態では、第1金属管をアルミニウム製とし、第2金属管を銅製としたが、第2金属管の材料が第1金属管の材料よりも電位が高ければ、第1金属管の材料としてアルミニウム以外の金属を用い、第2金属管の材料として銅以外の金属を用いてもよい。
上述した実施形態は、室外熱交換器内の機能部品及び冷媒配管に関するものであるが、本開示は室内熱交換器内の機能部品及び冷媒配管にも適用可能である。たとえば、室内機において前側熱交換器の伝熱管及びこれに接続された冷媒配管がアルミニウム製で、後側熱交換器の伝熱管及びこれに接続された冷媒配管が銅製であり、その間にステンレス製の再熱除湿弁(減圧弁)が接続されてもよい。
第1~5実施形態において、室外熱交換器8と液閉鎖弁18との間にある電動膨張弁7以外の任意の1つ以上の部品を省略することができる。また、室外熱交換器8と液閉鎖弁18との間にマフラが配置されていてもよく、室外熱交換器8とガス閉鎖弁17との間にフィルタが配置されていてもよい。上述した実施形態においてろう付けによって接合されていると説明した個所が、溶接などのろう付け以外の方法で接合されていてもよい。第1部品は全てステンレスで構成されていてもよいし、一部だけがステンレスで構成されていてもよい。例えば、第1接続部が第1金属管と同じ金属で構成され、第2接続部が第2金属管と同じ金属で構成され、第1接続部と第2接続部とを接続する部分がステンレスで構成されてもよい。
以上、実施形態を説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 空気調和機
2 室内機
3 室外機
6 室内熱交換器
7 電動膨張弁
7a 第1接続管
7b 第2接続管
8 室外熱交換器
11 アキュムレータ
12 分流器
12a、12b 第1接続部
12c 第2接続部
13 受液器
14、20 フィルタ
15 マフラ
16 四路切換弁
17 ガス閉鎖弁
18 液閉鎖弁
19(19a、19b、19c) 冷媒配管
26a、26b 冷媒配管

Claims (7)

  1. 第1金属管と、
    第1金属管よりも電位が高い第2金属管と、
    第1接続部及び第2接続部を含むステンレス製の第1部品と、を備えており、
    前記第1金属管が前記第1部品の前記第1接続部と接続され、前記第2金属管が前記第1部品の前記第2接続部と接続され、前記第1金属管から前記第1部品を介して前記第2金属管までの冷媒流路が形成されており、
    前記第1部品が、フィルタ、マフラ、減圧装置、冷媒貯蔵器及び分流器のいずれかである空気調和機。
  2. 前記第1接続部が前記第2接続部よりも上方にある請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記第1接続部の端部が前記第1金属管に挿入されている請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. 前記第1金属管の前記第1部品とは反対側に接続された第2部品と、前記第2金属管の前記第1部品とは反対側に接続された第3部品とをさらに備えており、
    前記第2部品及び前記第3部品が、熱交換器、フィルタ、マフラ、減圧装置、冷媒貯蔵器、閉鎖弁及び分流器のいずれかであって、
    前記第1金属管はアルミニウム製の冷媒配管であり、前記第2金属管は銅製の冷媒配管であり、
    前記第2部品と前記第3部品との間において、前記第1金属管の曲げ加工個所が前記第2金属管の曲げ加工個所よりも少ない請求項1~3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記第1部品がフィルタであり、
    前記第1金属管は、
    前記フィルタの熱交換器側の接続部に接続された冷媒配管であって、
    前記フィルタの前記第1接続部につながって前記第1接続部から上方に延びる第1区間と、前記第1区間の上端部分につながって前記上端部分から上方に延びてから方向を変えて下方に延びる第2区間と、前記第2区間の下端部分につながって下方に延びる第3区間とを備えている請求項1~4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 前記第1部品が減圧装置であり、前記第1金属管がアルミ製、前記第2金属管が銅製である請求項1~4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  7. 前記第1部品が分流器であり、前記第1金属管は室外熱交換器に接続されたアルミニウム製の冷媒配管であり、前記分流器に対して前記室外熱交換器とは反対側に減圧装置と閉鎖弁とが設けられており、
    前記分流器と前記減圧装置との間の配管、及び、前記減圧装置と前記閉鎖弁との間の配管が共に銅製である請求項1~4のいずれか1項に記載の空気調和機。
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